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ookami he no yome iri ~ ishu konin tan ~

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5作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
 正反対の2人の行方
                    正反対の2人の行方
                人の縁は切れたり繋がったり様々だけれど、ぶつかり合いながらも精一杯できることをする、してゆく二人は周囲の人から愛される存在なんだろうなぁと思った。
不器用で無愛想、不器用で愛嬌たっぷり、そんな二人が戸惑いながらも環境の変化に振り回されながら、仲を深めてゆくのは夫婦関係の理想の形だと思う。
狼にはならずに生きてゆける、気持ちの区切りをつけたシーンは何とも言えない気持ちになった。二人にこれからも幸せがありますように。
 心象風景の描き方がすごい!
                    心象風景の描き方がすごい!
                練と楓のお悩み編、解決にて完結です。二人の間に出来上がっている信頼関係が、たまに練側からちらっと見えるのがたまりません!
練の糸もそうですが、楓の内面や、練の過去とのリンクなど、心象風景の描き方がすごいです。特に楓に明るい光が差したときの描写はどれも泣いてしまいそう。電灯に向かって駆け出していく後ろ姿とか、練に追いつき二人並び立つ後ろ姿とか。
ラストはこういう終わり方するんだ、と正直ちょっと驚きましたが、あとがきを読んで納得。とはいえ、あとがきを読まなければ自分の中で神作品でした。
 圧倒されました
                    圧倒されました
                某ピッコ○……で見付け、特典等も欲しくて紙媒体で手に入れました。
1巻はもうただただ『大当たり♡!』久々に「キターッッ」って感じで読んで。
しかも本来はこれで終わりだった……。
デビュー作だったし、な感じで。
えーーー!!!
本当に続きが出て良かった\(^o^)/
それも先生の実力!
そしてそれに逸早く気付いたファンの皆さま、それをサッと商機と見逃さなかった編集サマ達、大勢の奇跡でしたね。 
やはりこの物語の1番の魅力は可愛い可愛い受けの楓ちゃんにありますが、『感情を推し殺すしか生きる道がない 練』それも『生きたくも無いのに無理やり生かされている 練』で、一層のことお互いがお互いを必要とし、愛し輝かされている(´。✪ω✪。`)✧*。
ちょっとタマランっ。
夢中で3巻まで来ました。
文明開化の音がするエレクトリックライト
天才の練
それに負けないとする楓
どうしようもなく心が揺さぶられます。
当然素晴らしいハッピーエンドなのですが、途中こら作者の犬居先生の感情が一体何処に向かわれいるのか???
最後の後書きでほんの少し垣間見え、あぁ、デビューが鮮烈過ぎて、ご自身での深掘りが過ぎて、
実に1読者の勝手な見解ですが、これから向かう苦しみやら葛藤やらと、物凄く戦って居られたのだな……と思いました。
そして既に次巻『鳴潮怪談』が発売されているとか!
コレも、絶対に買わねばなりませぬな。
色々あった二人ですが、練の楓を想う気持ち、楓の練へ想う気持ち。
このベースに乗って物語は進みます。
要所 要所に感情を現しにくい練の、飛んでもない位『楓への愛』が爆発したり、垣間見られたり、二人の愛を見守っている我らの心をキュンキュンさせて頂きまする。
素晴らしいご本です。
やっぱBLは二人の愛よ、愛よね。
 超可爱…
                    超可爱…
                犬居老师这本用“线”来表示练的情感纽带特别巧妙…感觉跟随者练的视角在慢慢学会所谓“人”TAT,和是一部感觉还是变成野兽更轻松的练前后呼应这一点特别巧妙dT-Tb犬居老师的笔触一如既往的美妙…感觉每一帧都有喷涌的感情,读起来真的很感动…♥(。→v←。)♥看老师的作品从1的稚嫩到3的细腻,真的好像也看着枫和练一步步成长www枫和练的颜艺真的太赞了…怎么长得这么可爱呢两个宝宝…!!当然,真的很感谢犬居老师可以创作出这么完美的作品,很感谢老师把枫和练的故事带到我们面前(❀」╹□╹)」*・枫和练的故事告一段落了,但是他们的故事永远未完待续(笑)
 楓ちゃん!
                    楓ちゃん!
                 1〜3巻通しての感想になります。
とにかく楓ちゃんがかわいい、かわいい、かわいい。みなさん、きっと満場一致でしょう!
 まず、あの華奢な体、ドロップのお耳、器用でパワフルな足。村のため、見知らぬ街、見知らぬ相手に嫁いできたのに、自らの居場所をつくっていこうと頑張る姿。楓ちゃんのお陰で練さんは、だんだん感情、というか情動を取り戻し、楓ちゃんだけでなく、様々な人との関わりの中で生きていることに気づき、相手のことを考えるようになっていきます。足で壁ドン?楓ちゃん、オトコマエ!
 ここからは楓くんって書いた方が合うような。えるくたりっとらいと、を機に、練さんの仕事に敬意と関心を持ち、自分も何かしら携わっていきたいと強く思うようになります。そこで、内助の功的な関わり方ではなくて、自ら勉強、制作、と頑張るところがすっごく好きです。共に同じ理想をもち、これからもずっと進んでいくんだろうな、ステキです。
 楓くんは「練さん」って呼んでるけど、練さんは「楓」って呼んでるけど、二人は番であり、同志でもあるんだと思います。
 温泉への出張も最高でした。できれば番外編、もっとください。よろしくお願いします。
 ダウナー狼が恋を自覚する時
                    ダウナー狼が恋を自覚する時
                混乱に次ぐ混乱。
動揺に次ぐ動揺。
兎に角とっ散らかっていた。
先ずはお前が落ち着けと。
3巻は先祖返りしてしまっていた練が
ヒトとして成長していくお話し。
練の情緒が育つ上での楓の存在の大きさよ。
楓を嫁にもらった練は本当に幸運な幸せ者だね。
イチャイチャは少なかったけど
楓に対する自分の気持ちに混乱する練の
あからさまな好き避けが凄い!
楓の顔を直視できずキスしちゃうという
顔見るのは恥ずかしいのに人前でのキスはいいの?!と
感情が成長途中でとっ散らかっている練の行動の混乱具合はクーデレどころでは無かった…
それに巻き込まれる楓とのやり取りも最初の頃から随分形勢逆転してる感じ。
練が楓を頼ってるのもよかったなあ。
超ドライ狼からヘタレ狼へ。
そうそうおませなゆりちゃんと振り回される練もよい。
それにやっぱり絵がとても魅力的で一コマ一コマじっくり楽しめるし
作者の描くケモ耳は見るたびフカフカしていて触りたくなってしまう。
しっぽパタパタは可愛すぎ
狼は社会性が高く群れで生活する性質がある動物
うさぎは狼よりは社会性は低いだろうし狼より規律的にも緩そうだから
それが狼族社会と兎族社会との発展の差になったのかしらとか
狼族より兎族の方が奔放なのかな?などと想像するのも楽しかった。
 面白かったです
                    面白かったです
                2巻からのライト話、それぞれの得意不得意というかチームとかコミュニケーションの話の続編。
感覚がバラバラで苦しいってところからの糸、とても興味深かかったです!
バシュン!って楓ちゃんからのやつ、無茶苦茶好きv
おしむらくは見えるようになってどうなった?がちょっと大円団ぽくないところ。
余韻といえばそうなんだろうけど結局感覚がつながったのかなどうなのかな??みたいなのがフワッとしてるので「はぁ良かったーー!!」ってため息ついて閉じる感じには至らなかったかなぁって。
 ラストの遺伝子のくだり
                    ラストの遺伝子のくだり
                本当に面白くて満足するシリーズでした。番外編2篇も読ませていただいておりますし、物語としてのオチもとても良いと思いました。個人的にここに感想を書くことがあまりなく、ただ、ここにしか思いをぶつけられないと思い、ここに描かせていただいております。
線が見えるようになった展開は、賛否あるようですが、視覚的にわかりやすくて私はそこまで嫌いじゃないのですが、一番「ん?」と思ったのが、ラストの遺伝子のくだりなのですが、遺伝子配列が違う、そもそも別の種だった、というオチは、それは結局どう言うことだったのかなと思ってずっと考えているのですがなかなか難しいです。
そもそも番外編の2番目、ちょっとホラーっぽいお話で、空白期の話が出てきますが、それが人間が滅んだ、ということの示唆なのかなと思っていて、その後に出てきた幽霊はチャック懐いた服を着て耳も人間の耳に見えましたし。人間が消えた世界で、狼や兎が人になった世界。そこにある先祖返りとゆー存在。作者が事実は書くけど真実は書かないこと。目指して書いた、というニュアンスのことを言っていて、むむむっと悩む感じです。最近は読んだ話でここってどーゆー意味なんだろうと思うと、YouTubeで考察動画とか見れるけどBLってなかなかそーゆーのないからフラストレーション溜まりますけど、これが読書の醍醐味なんだろうかと思ったり。
BL的にはラストの「好きだ」のシーンで五年ぶり、って言ってたのが衝撃で「五年?!??!」となりましたが、作者の後書きであそこも自由に考えてくださいとのことだったので、考えてみようかなと思います。
とても面白くよくできたシリーズだったと思います。
誰か考察して私に教えてください。
別の種だったことについて、上手く言えるかわかりませんが…練さんは投薬は終えたものの、ヒトの中で暮らしていくことにしんどさを感じることが度々あって、2巻の最後でもそのことを(ケモノのほうが楽だったと)呟く一コマがありましたが、自分のなかにはまだケモノとしての自分というものもあって、そこに逃避したくなっていたんだと思います。でも遺伝子配列が違う、別の種である。という事実を知った時、それまで心のどこかで思っていたことは間違っていたんだと。ヒトとしてのこの自分で生きていくしかない、覚悟を決めたという言葉はそれを指してるのかと。もしかしたら、この自分でいいんだと肯定された気持ちや、今の自分の事を悪くないと思い出したのかもしれないのかな、とも思いました。それは、別の種だからだけではなく、その覚悟が出来たのは、楓や家族、仲間たちとの繋がりを絶たずに頑張ってきた練さんだから辿り着いた答えだったのではないのかな、と思います。
それに、以前の自分をケモノと自称していましたが、元から練さんはヒトなのかもしれないですよね。(一度、先祖返りしたアレは練さんの場合は、一時的なものだったのかなー)すみません、長文になりました。
 今回もまたまた
                    今回もまたまた
                はあああーー!!!なんと今作が最終回だったんですね!びっくり!みなさんの投稿を見て知りました。そうかーなんだか感慨深いものがありますね。今までBLにおいて人外ものを食わず嫌いしていましたがこの、作品に出会って考えが180度かわらされた作品です。こんなに奥深くて愛に満ちてるのかーと。最終回、とても寂しいです。
けどこの2人なら大丈夫でしょう。練も楓もお互いに大事なのがひしひしと伝わってきます。そんな心温まる作品に出会えて感謝です。
 終わっちゃった…
                    終わっちゃった…
                勝ち気で負けず嫌いな楓が可愛くて可愛くて夢中になった作品でしたが、まさかの3巻で終わってしまいとても残念ですが完結まで読めた僥倖に犬居葉菜先生には感謝しかありません。素敵な作品ありがとうございました。
2巻での楓の家出から2人の距離は更に近付いて、どちらも成長して頼もしくなったと感動しながら読みました。そして目の表情が凄く魅力的なんですよね。多くのことを読者に語りかけて来ます。
練と並び立つ為に頑張って来た楓ですが、暴走してるようで真理を突いてくるのは天性の感なのか、最後には練に進むべき道を示していました。
電灯開発部とのやり取りも面白くて、若者の柔軟さに掛けることの出来る練の父親の親としての信頼も素敵だと思ったんです。
彼等のこれからを想像させる描き下ろしの後日譚も凄く良かったです。それと成鳥になって巨大化したライデンたちに爆笑しました。www
 余白を咀嚼して楽しめるかどうか
                    余白を咀嚼して楽しめるかどうか
                練も楓の物語もついに完結かあ…と、少々寂しい気持ちになりつつ読み終えたこちらの作品。
萌えたか萌えなかったかで言うと、萌え要素はちょっぴり薄かったです。
全3巻の中であれば、私は1巻が1番好みだったかも。
ただ、番としての…そして個人の成長物語だと思って読むとまた味わいが異なるかもしれません。
うーん、なんと言ったらいいのだろう。
あえて描かない余白の部分を読み手が想像をしながら楽しむ作品かなと思います。
分かりやすくこうだよ!と導きながら描いてくれているわけではないので、そこを自分でじっくりと咀嚼することを楽しめるか楽しめないかで読み心地が変わるかなと。
最終巻でこの2人の何が、どんな姿を見たいかによっても評価が分かれそう。
萌えどころとしては、糸という形で見える今まで知らなかったなにかと、初めての感情だらけの状況に戸惑う人間1年目の赤ちゃんのような練の姿がなんだかとっても微笑ましくて。
楓を意識するたびに、わたわたと忙しなくなる自分自身の思考と心臓に振り回される様は非常にかわいらしく感じました。
…と、少しずつ心が育つ攻めをゆっくりと追いかけられる作りと世界観は好みだったのですが、いかんせん2巻から続く電灯開発の話が長く、最終巻の内容としてはややインパクトに欠けるものだった気がします。
彼ら番ならではの、グッと萌えられる要素が詰まったお話が読みたかったのかもしれません。
ぽっと灯った光が、この先ももっと明るくなっていくのだろうなと想像したくなる結びはすごく素敵だったのです。
でも、どちらかというとほんの少しだけ描かれている先祖返りしてしまった彼らの方に目がいってしまった自分もいます。
これはまた別のお話になってしまうのでしょうけれど、ここにも深いドラマがありそうですよね。
野暮だとは思いながらも、あとがきに書かれていた内容をもう少しだけ見せてほしかったな、2人の恋や愛をもっと分かりやすく読みたかったなと、評価に迷いながら星3寄りのこちらの評価になりました。
 う〜ん
                    う〜ん
                正直書きますと、??と思いながら読みました。一巻がよかったからものすごく残念
2巻であったライトの開発を3巻もずっとやっています。むしろ3巻はこれが本編です。この話必要だったのかなぁ
人とあまり繋がりを持たなかった練が、楓をきっかけにどんどん人と繋がっていくということを描きたかったと思うのですが、糸が見える〜というのは突然どういう設定になったの?と混乱。
登場人物が多くなったせいかコマがすごく小さくて読みづらい、絵もクセが強くなったように感じたが魅力的な絵を描かれているのでそこは惹かれます
 余韻に浸る素敵な作品
                    余韻に浸る素敵な作品
                全てを説明するのでは無く間を読みとる、読み応えのある作品でした。
練が見えるようになった糸。あらすじを読んだときは新たな能力?とも思ったのですが、共感覚的な、実際に練が感じた思いが言葉の代わりに出てきた表現なのだろうなと思うとぐっときました。
1巻の練が楓に対してしばらく無関心よりマイナスな態度にもやもやしていたのですが、今回の楓の心情で納得できてスッキリしました。
感情を無くすのでは無く潰してきたんだなあ練は。切なくなると同時に楓と出会えて縁を紡いでこれたのがなんて尊いのだろうとじーんときます。
最後に出てきた森の舎での話。一匹のバンダナをつけた狼と看守がひとりになった後の呟きに切なくなり。きっと彼らにもストーリーはあるのでしょうけど暴くのは野暮ってものでしょう。
やさしいファンタジーの世界では無いけれどこの世界観が好きだったなあと最終巻でより感じました。
 完結
                    完結
                1巻発売後から本誌で追っていました。
練さんと楓のお話は完結しちゃったんだなという寂しさと
こんな素敵なお話を生み出してくれて本当にありがとうございました
という気持ちでいっぱいです。
練が見えるようになった、人と人とをつなぐ糸
色んな見え方ができるし、とらえ方もできて想像力もかきたてられました。
3巻では糸が見えるようになり照れる練さんがとてもかわいかったです。
楓も笑顔も見られて本当に大好きな作品に。
書き下ろし、先生のあとがきを読んで考えさせられ、
もう一度最初から読もうとなりました。
まだ未読の方には是非読んでもらいたいです!
 たとえるならば、、、
                    たとえるならば、、、
                読了後、ふと思ったのが、小さい頃家の本棚に並んでいた伝記シリーズのお話のなかの1冊にありそうだという感覚でした。
(もしくは、新プロジェ○クトX的なドキュメンタリー番組)
一族のために、狼族の練のもとへ嫁がされた兎族の楓。
その楓が、怒った表情をした訳の分からない練と番になり、あれこれ災難に見舞われつつも奮闘しながら仲を深めていく。
そして練は練で、今回「糸」が見えるようになったり、携わっていた電灯の事業が転換期を迎えようとしていたり、、、
分かりやすくBがLしているお話ではないですが、
練という種が、
楓という種が、
それぞれ仕事や周囲の環境という名の荒波に揉まれながら成長し、愛も育んでいく姿が、とても激アツでした。
なので、しっかりとしたストーリーのBL(でも、えち少ない)
また結末も、まだまだ続くよね?? でも、そうじゃないかもしれない、、、的な、物語の延長線上を想像し、楽しむことができました。
BL好き以外の方にも読んでほしいなあと、力強く思う、二人の軌跡のお話です。
 練の成長物語
                    練の成長物語
                2巻に続き、面白いしストーリーも巧み、なのですが、BLではない?かも??_(:3 」∠)_
練さんの人生が、楓という番を通して大きく変わっていく様を見るのは、感慨深いし、感情表現がすごくて、今回出てきた糸のくだりとかもとてもいいんですが、個人的にBLに求めているものと照らし合わせてしまうとコレジャナイ感。たぶん、BLだと思って読むのが間違っているんだろうな、と思います。
最後の先祖返りしてしまった狼たちのシーンとか、解釈し切れた気がしないですし・・・。もう少し時間をおいて改めて読んでみようと思います。2巻のテイストがお好きな方はきっと好きです。
 唯一無二の最高夫婦
                    唯一無二の最高夫婦
                やっぱ絵が好きぃ〜〜
手書き感のあるぬくもりある絵柄がどこかノスタルジーで癒されますね。
空気感や温度感が伝わる作画がめっちゃ好きです。
ええーーー…!もう終わりですかーー…そんなぁ。。。
完結と聞いて嬉しい思いもあるけど、寂しさの方が強いです。2人のイチャもだけど、ホッコリする夫婦漫才もっと見たかったです。
冷静で淡々としている練と、明るく元気いっぱいな楓の相性はこの完結巻でもやはり最高でした。
この作品は、話の核心の部分が深いですよね。
好きとか愛とか信頼とか誇りや尊敬、慈愛…などなど、練の心や身体や行動やセリフを通して訴えるテーマの導きに魅了されました。
先祖返りの薬のせいで失われてきた練の感情取り戻しミッション的なストーリーにムフフ…( ´∀`)感情に向き合い戸惑ってる練のワタワタしてる姿がオモローでした!
特に楓への感情には、尋常じゃないくらい心穏やかでいられないようで、ますますムッフフ…( ´∀`)( ´∀`)目が合わせられないってウブすぎ。なんと可愛い行動かと、ニヤニヤ止まりませんでした。
不思議な糸が練にだけ見える謎現象の秘密に迫りつつ、練以外のみんなはその理由知ってますよーな作品全体の雰囲気がすごく楽しかったです。
"好き"が可視化できるなんて素敵。自分で言ってて気付かない?気付かないかぁ〜…はよ気付けっ!…てな感じの鈍感旦那様に焦らされっぱなしでした。
焦ったいけど、練の行動の理由は皆には筒抜けなのでそれがめちゃ笑っちゃう。感情分からないとか言うけど、しっかり育ってるじゃないですか。
楓と結婚して練は色んな感情が揺さぶられたと思います。
他人との付き合い方に悩むようになったのも大きな成長ではないでしょうか。
素敵な婚姻と、素敵な結婚生活と、素敵な夫婦の姿に胸がアツくなりました^ ^
この2人の未来にはまだまだ先があるっていう、多少物足りなさを感じる余韻があってこそ、この作品の完成形かも知れません。私たち読者の想像の中で未だなお生きるストーリー性は終わりなき物語です。
唯一無二の最高の夫婦と、最高の家族や仲間たち。素敵な物語に出会えて最高に満足でした!
 祝・完結
                    祝・完結
                インタビュー記事より本編読んだので後書きで完結、ということをしりました。
先生お疲れ様でした。
後書きで先生が真実は描かずに事実をたくさん描いて〜とおっしゃっていました。
おそらくそれぞれの視点からの事象をたくさん描き説明をしない、ってことかなぁと。
何やら突然 練が糸が見えるようになりますが、それが何なのかはハッキリと説明されません。
縁だったり、信頼だったり、興味、思慕、おそらくいろんな思いのカタチなのかなぁと。
それは読者がなんとなくこうなのかな?と思えばいいということかなぁと勝手に思っています。
こうなのかな、あぁなのかな、と考えさせられるので考察や哲学がお好きな方はハマると思います。
先生もたくさん考えて描いてるって感じがします。説明しちゃったほうが楽に伝わるのに、それをしないわけなのでとても労力かかったのでは。
がっつりエチシーンはないです。
夫婦として、家として、仕事仲間との関係、産業に寄与することなど発展していく過程が読めて面白かったです。
 獣人ファンタジー好きには堪らない
                    獣人ファンタジー好きには堪らない
                獣人ファンタジーのBL作品は多々あれど、これだけ精密な世界設定をしている作品はなかなかない。ファンタジー好きはBL以外の部分もファンタジーの良さをたっぷり堪能できる作品だと思う。
描きたいカップリングがまずあり、それにあわせて設定を付け足していったというより、先にこの世界の設計をがっつり作り上げ、その中で暮らし生きている様々な獣人たちがいて、さらにその中の一部(練と楓)にフォーカスして物語を作ったというような印象。例えばGoogle Earthのように俯瞰から見た地球ずーーっとズームインしていくとそこに生活している練と楓がいる…みたいなイメージ。
感情が育ってくることによって感情に振り回されて苦しんでいた2巻の練はとってもしんどそうでせつなかったけれど、辛いことだけではなく他者とのつながりを育んでいく練の成長物語を見届けた感じ。そのつながりを糸で表現していたのがとても素敵だった。
さらに楓への恋心を自覚したときの練が、初心を通り越して自分の感情に振り回せれているのが微笑ましい。自覚する前の方がスキンシップが多くて自覚してからは意識してダメダメにへたれてしまう攻め良いなあ。
個人的には練が妄想で見たちっちゃい練の前に楓が現れるシーンがお気に入り。子供の頃の攻めの前に現れ救済する受けというシチュが大好物なので。あとうずくまってる小さい練がめちゃめちゃせつなくて可愛い。
これで完結と言っていたけどもっとこの世界の実態を知りたいと思ったし、同じ世界で生きる別の獣人たちのストーリーも知りたいな。
 新しい視点、新しい考えを吸収して
                    新しい視点、新しい考えを吸収して
                練が兎族の村で見つけたものはとても大きい、価値のあるものだったようですね。人やものとの繋がりが糸として見える、斬新な描き方だなぁと。なかなか他人の機微を理解しづらい練には、これくらいはっきりと目に見えるものが必要だったのかもしれません。ものにはそれを時間をかけて思いを込めて作った人がいることを想像する。それをするかしないかで、かける言葉も変わってくる。人としての考え方は楓が練に与える機会がこれからもたくさんあるでしょう。練の心は抑圧されていただけで、人並みのものを持っていないわけではない。言葉や行動と上手く噛み合っていくように祈ります。仕事面や精神的成長が本格的に描かれている分、全体的にBL面での萌えは少ないかなと思いました。いずれお互いに甘えられる時もあるようなパートナーになっていけるといいですね。
 思った以上の胸熱なストーリー❤︎
                    思った以上の胸熱なストーリー❤︎
                2巻の後半から、練さんメインの話に。
先祖返りをしないよう、
小さな頃から感情を抑える薬を飲んでいた練さん。
投薬が終わって、少しずつ感情が再生するように漏れ出してく訳ですけど
辛いことはつらく、他人の感情にも反応するようになると
それはそれでしんどい。
2巻からその展開を読んでいて、
抱えきれない感情の量に
なにより一番は、そんな自分のことを
周りと違ってしまっていると
持て余して涙する練さんに泣きそうになってしまいました。
3巻では、どうなるのかと思っていましたが
ここにきて、糸という心象の可視化!
ファンタジーを逆手に取っての、この展開は
思ってもみなくてやべぇとなりました。
赤い糸じゃないですが、人との信頼関係の表れとして糸が登場するんですけど、
これは相手の気持ちが見えるものとかではなく
練さんの相手に対して認識しているものの可視化で
もしかしたら、練さん自身が
混乱しそうな自分の内面をどうにかしようとした結果、無意識に作り出したものなのかもしれません。
でもこの演出、独特の感性を持つ練さんらしい展開で、ほんと良かったです。
今思えば、獣化をしない為に感情を抑えていたんですけど、
先祖返りからヒトに戻ってこれたのは
楓という感情が動いたからなんですよね。
はーBL絡み合う素敵な流れにときめく❤︎
話が脱線してしまいましたが、
あとがきに、「事実を山ほど描く、しかし真実は描かない」と決めて描いていたというのを読んで、まためちゃくちゃアガりました。
本当にそれは見事に形にされていたし、
正しく真実だな、と益々読み応えを感じてしまいました。
最後に、この感情を可視化した糸が
クライマックスのエチでは
もはや糸が溶けて2人も溶かして粘着させるがごとく変態していくという、最高の演出となります。それまで目覚めた本当の恋心から楓を真正面から見えなくなっていた練さんでしたが、
身も心も一緒になりたい的な衝動に駆られ
モノローグでは、ばかになる。となってましたけど笑(キャー)
それまで理性的であれと努めていた自分のリミッターを外すことができたんですよね❤︎
もう感情に溺れても大丈夫になったんです。
いや、少しずつなっていったのかな。。
なんにしろ、胸熱でめちゃくちゃときめいたし
良かったねー!と幸せにもなり、いわゆる多幸感でいっぱいになりました。
最初は可愛くて楽しい大好きなファンタジーものだと読み出していたんですけど、
こんなに深いお話だとは…もぅたくさんの人に読んでもらいたい。
長々と書いてしまって
また頭が冷えたところで
このレビュー、整理するかもしれないんですけど、
ぜひぜひ堪能してもらいたいです〜❤︎
 2人の成長は心に染みるもの
                    2人の成長は心に染みるもの
                練×楓
楓のおかげで、人としても楓の番としても成熟していく練には感心でいっぱい!
練と一緒にいるからこそ楓も慎ましやかな一面を見せるようになって、
お互いを補完し合いながら、完結に向かう展開が素晴らしい!
種族間の文化の違いや、
電灯開発などの深刻さがきっちりと流れ込みつつも、
可愛らしさの中にも真剣さが感じられる
2人の成長は心に染みるもの!
細部に至る世界観の中で、
視点に寄り添う描写や、
生き生きとした表情や動きから、
2人を見ているだけではなく、
2人が見ている世界まで一緒に覗いているような気分に!
読んで、本当に幸せ!満足感の高い作品でした!
 堂々完結!
                    堂々完結!
                1巻で解決したと思われた先祖返りの心配もなくなったものの、先祖返りを抑制するために飲んでいた感情を抑えていた薬のせいでつっけんどんな物言いをしてしまう練。2巻では電灯開発部の代表になることで、楓以外の人や部下とうまくコミュニケーションが取れずに悩んでいました。そんな時に楓とも言い争いになりそのまま帰られてしまいます。無事に楓を見つけ、そのままふたりで楓の村に行き、数日過ごすことになりました。
2巻の終わりで練が感情を爆発して涙を流し倒れます。3巻では練の目が覚めた時からはじまります。
3巻はある意味、練の再生や生まれ変わりのものがたりであり、そして成長がテーマになっていると思いました。
練が相手の気持ちをおもんぱかろうとしてから、いろんな人の胸や目から糸が見えるようになります。それは人との繋がりであったり好意であったりするようで、ちゃんと練もそれを「大切にしたい」と理解しています。でも楓からの糸は強くて直視をするのも辛くて、目を合わせられません。
自分を変えようとしてなにかをしようとした結果に見えた糸。それによって自分の情緒が不安定になって練にはやりにくく感じつつも、それってある意味みんなが思春期に経験してきたことなのかもしれません。大人になって結婚してから自分が変わっていくのは、きっと何倍も恥ずかしいんでしょうね。
そして2巻で練が代表になることに躊躇した原因となった言葉を言ってきた西の天才発明家で電灯制作の指導者であるチャーリー・ウィンストンから手紙がきます。自分の研究所の助手にならないかと。チャーリーは遠慮なく練を自分の元に来るように話を進めていきます。理にかなっているけれども計算ずくで、練もその方が会社のためであり元の自分のままでいられるからと、心が傾きかけます。
でも練には楓がいます。楓が理由になります。みんなと繋がる糸もそう悪くないと思えます。
そして最後にちゃんと自分が怒っていた理由も目を合わせられない理由も理解します。その時の楓の糸と練の顔がすごくいいです。すごい表現力!無表情だった練がぐちゃぐちゃになっていく様子がめちゃくちゃよかったです。
3巻で完結なんですが、もうちょっと続いてもよかったのではないかな、まだ描き足りないところがあったんじゃないかな、と勝手に続きを期待してしまうほどです。でもきっとここで終わって、読者それぞれが物語の中のことや描かれなかった未来のことを想像するのも楽しいですね。
1巻でまずいったん終了した物語を2巻3巻と続けて、練と楓だけでなく家族・部族・会社そして世界まで物語が広がっていきました。ただかわいい兎とかっこいい狼のケモ耳が不本意ながら結婚することになってから互いを想いやって好きになっていくだけでなく、番になって暮らしていく様子が丁寧に描かれているとても素晴らしい作品になっています。
BLらしいイチャイチャはあまりないです。でも大満足で何度も1巻から読み返したくなります。
これからも練と楓とみんなが幸せに暮らしているといいな。