潮風メロウ

shiokaze mellow

潮風メロウ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神59
  • 萌×210
  • 萌3
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

89

レビュー数
15
得点
347
評価数
76
平均
4.6 / 5
神率
77.6%
著者
高見乙 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
ジーオーティー
レーベル
picn comics
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784823606892

あらすじ

人魚、それは各地に残る言い伝えの中で耳にする伝説の生き物─のはずだった。
ある日、海でカヤック釣りを楽しんでいた真尋の前に”その子”は姿を現す。
言葉を発することもなく、ただ人懐っこく真尋の手をひいてにっこりと笑って見せる少年のような彼の下半身は魚…。
初めて目にする未知との出会いと意思疎通の難しさに戸惑いながらも、無邪気で無垢な姿に心惹かれた真尋は彼にワタと名付けて一緒に過ごすことに。
しかし、この出会いは後に二人のこれからを大きく揺さぶるものになっていって…。

表題作潮風メロウ

真尋、大学生
ワタ、人魚

レビュー投稿数15

物語と画力で魅せる2人がどこまでもエモーショナル

ちょっと気になっていながらもなかなか読めずにいたこちらの作品
夏の間に是非読みたい…!と思いいざ拝読!!

先ず、、、離島の海に行きたーーーい!
と一瞬で思わせてくれる画力で魅せる空気感に一気に魅了されました

島の人の空気感、悠久の時を感じさせる海の描写、、、すごく上手いです‼プロの先生に上手いって失礼な言い方で恐縮ですが、語彙力ないのでご了承下さい…(>ㅅ<)

1ページ目からの展開の早さにもグイっと引き込まれます
特に後にワタと名付けられる人魚の彼の登場で一気にこの物語の虜になりました
登場から序盤は全くセリフはないのですが、とにかく行動と表情が無条件でかわいい!!
あんなに無邪気に懐かれたら放っておけないよね…可愛すぎる…!

実際真尋も彼に名前を与え時間が許す限り一緒に居る事になります
最初はきっと懐かれたから、そして次に感じたのはワタを守らなければ…という責任感、この責任感故に下した決断を覆した後からはもう真尋の欲による行動
心配から一緒に居るのでも、責任感から一緒にいるのでもない、、、
真尋自身がワタと一緒に居たいと思っているのが伝わるのが良かったです
一緒に居たいというより「手放せない」という強い欲にも感じるのが好みでした

真尋が移動の度にワタをヒョイっとお姫様抱っこしたりする仕草とかもなんかすごく画的に萌えてしまう♡
大事に思う気持ちと可愛いと思う気持ちが伝わる真尋の行動
そしてつたない言葉で、そして精一杯の行動で真尋の側に居たいと伝えるワタ
文句なく見守りたいし幸せを願って止まない2人でした(♡´∀`♡)

そして離島に旅行に行きたくなりました…‼

2

幸せになって欲しいなって思える2人のお話しでした

人魚BLは初めてです
思っていた人魚像よりもずーーーっと可愛らしくてビックリ!
人懐っこさがたまらない可愛らしさでそれだけでほんわかします

ほんわかするだけではなく「人魚」ならではの胸がギュッとするようなお話しもあってすごくストーリーに惹き込まれます

人魚のワタを保護?庇護?する真尋
この釣り好き青年がまた大変好青年!
人として信頼出来るタイプの青年

お互いが自然と惹かれていく感じがとても穏やかに描かれていながらも、ワタの過去にまつわるお話しではシリアスに、、、
すごくドキドキしながらも目が離せない展開にどんどん引き込まれます

とてもファンタジーとしての設定が活かされたお話しでした
異世界の中のファンタジーというよりもリアルな現代の中に生きる伝説や言い伝えが溶け込む中で「もしかしたら…!?」と思えるようなお話しでした

真尋とワタがその後どうしてるのか?をとても知りたくなるお話しです
そして絶対に仲良く暮らしてると信じてますが勝手に幸せでいて欲しいな~って願いたくなっちゃう2人でした

1点だけ私の理解力が低くてよく分からなかったのが、過去のお話しの際に名前の部分が伏字になっていた理由が分かりません、、、
あれはなぜなんでしょうか、、、
そこだけが理解できずに少しもやっとします(自分自身に、、、)
多分自分の問題なので評価には反映していません
でも、なんでなのかはやっぱり知りたい…読解力が欲しい……。。。

2

可愛くて、心温まる作品

美しい島で出会った、釣り好きの青年・真尋と人魚のワタ(名付けたのは真尋)の、優しくて心温まるストーリー。
美しい自然描写と、ずっと一緒にいる為に、ワタの辛い過去と向き合っていく2人の姿に、物語の世界にどんどん引き込まれていきました。
真尋とワタが感情豊かで可愛いし、ワタの笑顔がとっても愛らしい。
2人を取り巻く島の人々も優しくて温かくて、穏やかに暮らすの2人の姿に嬉しくなりました。
お気に入りの一冊になりました。

2

可愛すぎる♡

人魚という設定にどうなるのかなぁと読み進めていくうちに悲しい過去も相まって一気に読んじゃいました✨
2人とも可愛すぎる♡
大切にしたい一冊になりました✨その後の2人も見てみたい✨✨

2

まごうことなき神

好き・・・・・・・・・・!!!
もう読んでいる途中から神を押したくて推したくて、
でも、最後まで読んでみないとわからないし…
だけど、読み終えてもやはりまごうことなき神でした!
発売前までは単話でも未読だったので、
本作をおすすめして下さった方にただただ感謝です!

あらすじは簡単に申し上げると、
釣り好き青年と人魚(♂)のボーイ・ミーツ・人魚です。

釣り好きが高じて毎年島にやってきて釣りを楽しむ青年・真尋は
ある日、海で下半身が“尾びれ”の青年と出会います。
海に行くたびに姿を現し、懐いてくる彼を真尋は“ワタ”と名付けます。

人魚と言えば“美しい”イメージを抱きがちですが、
このワタ、人懐こく笑顔がめちゃくちゃ愛らしいんです!
天真爛漫な笑顔で懐いてくる姿になにこの愛おしい生き物~!と
メロメロになってしまう読者続出です♪

そんなワタに逢瀬を重ねるうち絆されてゆく真尋でしたが、
あるとき目にしたワタの力に彼が異形であることを
改めて思い知らされ、ワタのために別れを決断してしまいます。

けれど、真尋から別れを告げられたときのボロボロと真珠の涙を落とし、
尾びれを引きずって追い縋るワタの姿に胸が張り裂けそうでした…。

そして、記憶を失っていたワタには悲しい過去もあり…。

可愛い一人と一匹の和やかな交流に癒される前半と、
切なさで胸が締め付けられずにはいられない後半。
終始情緒が翻弄されっぱなしでした。
人魚伝説という決して珍しくはない設定も
ストーリーとキャラクター次第でこんなにも瑞々しく、
切なく、ときめかせてくれるものなのか!とのめり込んで読みました。

切ないながらも可愛さが炸裂していて目が離せないワタと
そんなワタを甲斐甲斐しく世話を焼くスパダリ・真尋のイチャ甘も
たっぷりと堪能できる1冊でした♡

2

みずみずしい表情と繊細な感情描写に、強く惹き付けられました…!!

読み応えがあり、考えさせてくれる、心に響くお話でした!!
1ページ1ページを捲るたびに感じる透明感が印象的で、拝読させて頂いた後、美しい海や空を見た時のような、澄んだ気持ちになりました!
初めての体験で、胸が熱いです!!

優しくてカッコいい真尋くん・同じく優しくて可愛いワタくん、大好きです!!
互いへの思いやりに、胸がじんとしました…!

ワタくんの秘密に、とても切なくなりました。

細やかな南国の風景の数々にグッと引き込まれ、沖縄の離島にいるような気持ちになりました!!

高見乙先生がお描きになられる人魚の表現に、すごく魅了されました…!!

Hシーン、愛情とエロさのバランスが良かったです!!
表情の色っぽさに、くらくらしました…!
めちゃくちゃドキドキしました ( 特にキスシーンが好きです )!!

普段は、どちらかというとリアル系?(学生ものなど)を拝読させて頂いておりますが、ファンタジー系?も良いな…と思わせてくれた作品でした!
語彙力がなくて申し訳ございません(汗)。

カバー裏の4コマ漫画4作品、とても面白かったです!!

2人の続きが、すごく気になります!!
大切に読み返させて頂きます!

カラーのワタくんの目が、とっても綺麗で美しくて、吸い込まれそうです…!!
詳しくは、コミコミスタジオさんのアクリルコースターとメロンブックスさんのイラストカードで拝見できます!

高見乙先生のpixivに掲載されている「【商業BL】コミックス特典一覧 」のページにある2人のイラストも、とても素敵なので、是非拝見してみて下さいませ!

7月13日現在、comic picn(ピクン)編集部さんが、BOOTHにて、「『潮風メロウ』高見乙先生発売記念特別限定セット」の受注受付をされています。
受注期間は、8月1日(月)18:59までです。
気になる方は、是非!
→8月8日追記
重版を記念して、受注期間が8月19日(月)12:00までに延長されました!
重版、おめでとうございます!!

1

哀しい、愛しい、あいの想い

高見乙先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
可愛い 5
しんみり3
ほんわか 3
エロ 1
な感じだと思います。

真尋くん×ワタくんのカプです。

海でカヤック釣りをしていた真尋くんの前に人魚が現れる。少年の姿をした、好奇心旺盛で人懐っこいその人魚にワタと名前を付けて一緒に過ごすようになる。しかし、ワタくんが持つ不思議な力を知り、それが誰かに悪用されるかもしれないと、ワタくんの為に真尋くんは会うことを止めようとするが…。

毎年島を訪れ、釣りを楽しんでいる大学生の真尋くん。そこで出会った少年の姿をした人魚、ワタくんのほんわか交流とワタくんが存在しているしんみり理由に、心が揺さぶられます。

まず、とにかくワタくんが可愛い。好奇心旺盛で人懐っこく、溢れる笑顔に癒されます。
そんなワタくんと一緒に過ごす真尋くんですが、ワタくんの為に一度離れようとするが、ワタくんがそれを拒み、まさかの足が生え、人間の姿になります。しかし完全な人間になった訳ではないので、色々と生き辛さはありそうで…。そこで、一緒に過ごす為にワタくんのこと、人魚のことを調べる真尋くん。そこで明らかになることは…。

ワタくんの過去など、しんみりする描写はありますが、ワタくん達に身の危険を及ぼすような悪い人は一応登場しないので、ワタくんの力を狙って危ない目や実験に…みたいなことにはならないのでご安心を。

ワタくんの過去や記憶から、少しずつ明らかになる、ワタくんが存在している理由が哀しいもので、でも愛しさもあって、絶妙なバランスで描かれているので、しんみりさもありますが、ワタくんが前に進んで行こうと、歩き出す姿に心が温まるので、是非とも読んでほしいです。

2

ありそうな「人魚」のお話。

作者様の書籍は3冊目
商業誌は全て読ませて頂いております。
新刊は電子でチラ読みして気になり購入しました。

読んで→面白かったです。
とても素敵なお話で、書映を裏切らないキレイなお話。
読了感良いなー。と余韻良好でした。
「あらすじ」~で、ファンタジーです。
苦手な方は御注意を。

ストーリーの中心は「人魚」。
過去にも同じような「人魚」登場の作品は読んだことがありますが、基本「人魚」がいて!と人魚の存在ありきな物しか読んだ事はなくて、コチラの作品はちょっと違った。
私の中で「人魚」=「架空の生き物」UMA的認識なのですが、何故かちょっとこれは何処かであるかも!?あったかも!?なんて思ってしまうような自然な流れの物語。
謎の解る古文書でも読んでいるような気分でした。
ファンタジーなのに違和感ないストーリー展開。
世界観に入り込み易く読み進め易かったです。

で、私のオシ!推し!
「わた」のかわいさ。
絵柄もですが、行動やセリフ。
幼い感じもあるのですが、ショタ感は感じなくて「かわいい」読みながら何度、独り言を…。
見て欲しい、皆様に。
リアルの、その年代(正確な年齢は不明ですが見目的に…)にそんなクリアな男子は存在しないんでしょうが、イヤ、かわいかった。
私、好きでした!

「人魚」と「かわいさ」レビューになってますが、ちゃんと「B」が「L」してます。
控えめですが、身体も最後までしてます。
ラストはハピエンです。
2人で幸せ&仲良しまでみれます。
何かあるなら、もうちょっと後、どうなる?
が見たかったかな。
どこかで、2人が幸せに暮らしている…と思えるラスト。
良かったです。
でも、いつも思う!しっかり幸せになって欲しい!
また2人を見れたら、幸。
ただの、欲です。ごめんなさい。

素敵なお話で何度も読み返したいと思う作品でした。
作者様、素敵なお話ありがとうございます。
気になっておられる方いかがでしょうか?

3

あたたかさが沁みる

人魚が登場するのでファンタジーな展開ではあるけども、設定に無理がなくとても読みやすかったです。
海での風景の美しさと真尋とワタの温かいやり取りがすごく心に沁みました。

突然目の前に人魚が現れたら?
きっとものすごく驚いて、もしかしたら拒絶したり恐怖したりするかもしれません。
でも。真尋は全く動じず、目の前にいる存在をありのまま受け入れてしまえるんですよね。
そんな器の大きさとにじみ出る優しさを感じ取れたからこそ、ワタは真尋のもとへやってきたのではないかなと感じました。

真尋も無邪気で素直なワタにどこか惹かれるところがあって、一緒に居たいと思うようになっていって。
恋愛感情ではなかったとしてもそうなる流れはとても自然で、海から出て始まっていくふたりの生活に新鮮なときめきが満ちていたのも素敵でした。

ワタにとって過去を紐解いていくのは苦しいことだったけれど、そばにはずっと真尋が居たので読み手としても救われた部分があります。
そして島民の優しさにも触れることができて、ずーっと温かい気持ちのままでいられたのがすごく嬉しかったです。

これからは同じ時を一緒に紡いでいけるようになったふたり。
ずっと幸せでいてほしいなー。と、自然と笑顔になってしまえるようなお話でした。

3

号泣必須のファンタジーBL

綺麗な表紙に惹かれ購入。
1つの島の中で完結する切なく美しく温かいファンタジーBLに涙が止まりませんでした。

まずもうとにかくワタが可愛い!!!可愛い絵柄と相まって動物的な行動や表情をするワタは嬉しいも楽しいも寂しいも悲しいも本当にど直球に表現するのですが、読んでるこちらはそれに引っ張られまくるのでもう終始心動かされまくりでした!!

そして自分が残酷なことをしているかもしれないと思いながらワタから離れることもできず、逆にワタのためならどこまでも一生懸命になれる面倒見のいいまひろ。話が進むにつれどんどんかっこよくなるし、雄味見せてるまひろめちゃくちゃかっこよかった…

人魚と人間、どうやって話を収束させるんだろうとドキドキしながら読んでいましたが、島に伝わる伝説と絡め切なくもすごくしっくりくる結末で大満足でした。

ものすごく読み応えのある1冊です。おすすめ!!

4

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う