新宿69ヘヴン 下

Shinjuku 69 hevean

新宿69ヘヴン 下
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神98
  • 萌×241
  • 萌11
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

32

レビュー数
24
得点
688
評価数
151
平均
4.6 / 5
神率
64.9%
著者
ウノハナ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
シュークリーム
レーベル
from RED
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784910526539

あらすじ

ゲイ風俗ルポのため人気ウリ専ボーイ・ヒロムを指名し一夜限りのセックスを楽しんだ、
風俗ルポライターの九谷慶太。

一度セックスした相手とは二度と寝ないと決めていたにも関わらず、
ヒロムとのセックスを忘れられなかった九谷の元に、
期間限定ルームシェアのパートナーとしてヒロムが現れた。

仕事中の愛想の良さはみる影もなく…普段のヒロムは素っ気なくて生活能力は皆無。
どことなく目が離せない危うさを持ち、九谷を翻弄してくる。

そんなヒロムが時折見せる可愛らしい一面や自身の過去について吐露する素直さに
いつの間にか惹かれてしまっていた九谷だったが、
気がつけば二人のルームシェア企画も残り1週間。

ヒロムに厄介な客がついていることを知りながら、
自分自身も客としてヒロムを買うことでしか愛を伝えられない九谷だったが、
強がってばかりで本音を見せないヒロムを救うため動き出しーー…。

ノンケポルノライター×蠱惑的なウリ専ボーイ
欲望渦巻く夜の街、抗えない恋の駆け引き。

表題作新宿69ヘヴン 下

九谷慶太、風俗ルポライター、33歳
佐久間博六、人気No.1ウリ専ボーイ(ヒロム)、29歳

同時収録作品新宿69ヘヴン 下

沢木、ヒロムの客、官僚
佐久間博六、ウリ専ボーイ(ヒロム)、29歳

その他の収録作品

  • Bonus track(描きおろし)
  • あとがき

レビュー投稿数24

好きを自覚してからの受が可愛すぎた

あんなにツンツンしていた受が、自分の気持ちを自覚して泣いたりデレデレしたりくっついたりしてくるところがマジで可愛かった。何だこの生き物は。
ちょっと設定に無理ない…?!と思ったりもしたけど、なんとか丸く収まったし?総合的には美味しかったです。
結構エロ度も高めな気がします。
不穏な始まり方だけど最終的にはかなり甘々になるので安心して読んで欲しいなと思います。
これは上下巻でゆっくりやって正解の作品ですね!

0

良かった…!

ゲイ風俗の客とボーイとして出会った二人の、雑誌企画初対面ルームシェア

下巻の感想。


相変わらず、普通にルームシェアしつつ仲良し動画配信と風俗店経由の逢瀬。
慶太はわりと直球だけど、ヒロムは演技に本心が見え隠れ。

オーナーのヨシさんに彼氏だと思われてる慶太面白いな。
ヒロムが借金返し終わってるのはビックリした。そっか、ゾンビかぁ。なるほどな~。ずっと自暴自棄なゾンビだったんだな…。


ルームシェア最後の日の、お断りする慶太かっこ良かったな。かっこつけてるけど。
それで結局誘いに乗るところも好き。やせ我慢で虚勢はらないの良い。


「ヤバい太客」沢木さんは怖かった…
異常だけど理性的ではあって、なげやり無気力ぎみだけど自棄を起こすまではいかない。
このバランスが崩れたらどうなっちゃうのかと…ジリジリジワジワ怖い。
希望を持って屈しなかったヒロムえらい。沢木さんの理想からズレたことで執着が揺らいだのは幸いだった。


最後、ちゃんと家の鍵をかけるようになったヒロム。良かった、自暴自棄のゾンビはもうおしまいだ。


描き下ろし、ちょっと借りてきた猫みたいになってるヒロム可愛かったな。
嘘と演技にまみれてた反動だけど、いずれ安心して我が物顔で闊歩できるようになるでしょう。慶太と一緒なら大丈夫。幸せになれ。

0

読み応えたっぷり

ゲイ風俗ルポのため人気ウリ専ボーイ・ヒロムを指名し一夜限りのセックスを楽しんだ、風俗ルポライターの九谷慶太。
そんな2人が企画で期間限定のルームシェアをすることになり関係が深まっていきます。

上下巻読んでの感想になりますが、読み応えたっぷりー!上下あるので出会いからその後、過去もちゃんと描かれています。
下巻はヒロムについている危ないお客さんの話が後半のメインになるのですが、めちゃくちゃな人だけど先生の描き方かな、嫌いにはなれなかったなぁ。
ヒロムくんのツンデレ、デレの部分がとにかく可愛いです。
2人の年の差、実はそんなにないんだけど九谷さんは大人の男って感じで包容力たっぷり。

2人が結ばれるハッピーエンドなのですが、その後のお付き合い編もぜひ読みたいです。
上下巻、読み応えたっぷりながらも飽きさせない、バーっと読みたくなる作品です。
先生の絵柄はいつみても素敵だー!

2

上下巻で読み応えたっぷり

とにかく久谷ことキューさん博六ことムーさん二人が幸せ指標に向かって進んでいってくれて良かったです。スッキリハピエンで読んだ後気持ち良かったです。
個人的には沢木の人となりをもっと知りたかったのでスピンオフを是非…。あとお隣の大学生もメッチャ可愛かったです。ムーさんと仲良くなれて何よりですね。
全然モブなところでヒロムの勤め先のBOSSのYOSHIさんが何気に商才のある方で大阪にもお店展開しちゃうだなんて!と尊敬の眼差しで読んでましたw

4

恋人編が欲しくなる

雑誌の企画を通じてルームシェアをすることになった九谷とヒロム。

はじめは「一度セックスした相手とは二度と寝ない」と言っていた
九谷ですが、いつしか何度も身体を重ねる仲に。

そのときだけは甘く素直になれるも、
いつもの日常に戻ると元に戻ってしまうヒロム。

もう仕事なんてのは口実でしかなく、
どこからどう見ても両想いにしか見えないんですが…!!!

そんな中、遂に企画も終了を迎えルームシェアも終わりが近づき…
「家ではしない」という当初の約束も破って、同居の最後の夜に
身体を重ねる二人。

もはや言い逃れなんてできない程に九谷への気持ちを
自覚してしまったヒロムですが、それでも彼を引きとめることもできず、
ボロボロと涙を流す姿に切なさが溢れます。

その後九谷と再会し、独占欲を自覚したヒロムは
遂にウリ専を辞める決心をしますが…。

以前から登場していたヒロムの背中にひどい傷をつけていた常連客。
ヒロムがウリ専を引退することを察した彼に誘拐されてしまいます。

ライターとしての手腕を生かしてヒロムを探す九谷がかっこよかった…!
そんな彼を信じて待ち続けるヒロムも二人の絆を感じれてぐっときました。

その後、ウリ専を引退し、九谷の家で暮らし始めたヒロム。
狭いながらも二人だけのささやかな日々に多幸感でいっぱいになりました。

最後はこれまでの分のデレを総動員したかのようなヒロムのデレっぷりに
キュンキュンが止まりませんでした///
まさかこんなにも甘えたで健気だったなんて…!
恋人になった二人のその後をもっと見たくなってしまいました♡

4

ヒロムのデレがかわゆすぎる

期待通り素直になったヒロムがかわゆすぎました。
同居終了前にさみしくて慶太を煽って誘うところ。この時は表面上はまだ素直じゃないけどそれもいい。
慶太と離れてからなかなか指名がこないとすねちゃうのもかわいい。
いちばん好きだったのは、慶太とやっと会えて言葉はツンなのに慶太にベターっとくっつくところ!!めちゃくちゃかわいい。激萌えです。
慶太が「態度と台詞がだいぶ違うなー」と真顔なのもおもしろい。
慶太が大きい手でヒロムの頭を抱いたり背中をポンポンするのも好きです。
ヒロムのかわゆさと慶太の無愛想ながら愛情深いコントラストが気まジャガの新と椎名を思い出しました。あの2人大好きで、椎名の新大好きすぎる甘え方と無表情ながら椎名に愛情深い新がすごくよかったんですよね。

ボーナストラックの
ヒロム「慶太さんのこと好きすぎて死んでもいいと思ってる」がこれまたかわゆすぎました。
こんなん言われたら慶太でなくてもたまらんたまらんですね。
ゾンビみたいになって自分のことを空っぽで帰るところがないと思っていたヒロムがここまで変わったこと、慶太がヒロムにハマることを覚悟した甲斐があったってものですね。
出会って好きになって救われて変わることができる…好きなBLです。

慶太の仕事がストーリーに活かされていたし、歌舞伎町という場所で生きる2人というのもよかったです。

ただ沢木のことはよくわからなかったです。
ストーリー上の役割としてはいいんですが、ヒロムを監禁しておいてあっさり解放したのは、初めからそう長く監禁するつもりはなかったってことですかね。一時的にウサを晴らしたかった? 慶太が助けに来たらヒロムを渡すつもりたった? この辺が私にはよくわからなかったですが。まあ、深刻なことになるほどではなくてよかったです。

4

続きをお願いします!

下巻は少しだけ評価に迷いましたが、色々と考えてやはり神しかないと思って評価させて頂きました。
何故なら九谷とヒロムの関係の変化に激萌えしたからです。ありのままのヒロムを受け入れる九谷が格好良かった…

共同生活の企画が終わりに近づいた時に九谷が起こす行動にヒロムへの思いを感じました。また、本音をなかなか明かさないヒロムの為に、わざわざ予約を取って部屋の外で会う2人の様子にギュンと来ました。抱き合う2人のシーンから思い合う気持ちが伝わって来るんです。それが堪らなかった。

下巻のレビューでヒロムに固執する客が気になると書きましたが、彼が悪役になり切れてなかったのが残念に思いました。

もし、続きがあるのなら九谷が敏腕ルポライターとして、彼の一族を社会的に抹殺するお話が読みたいです。その時はヒロムがバーのマスターとして活躍して欲しいな。。。

5

息つく暇もないほど夢中になれた

上巻以上に本音が見えて、そして上巻以上に緊迫感のある下巻でした。

ヒロムが慶太に心を許し始めているように見えるシーンが増えてきた一方で、どうしても演技なのか本音なのかを正確に読み切ることはできず、だからこそ余計にヒロムが苦しんでいるように見えて切なくてたまらなかったです。

特に客としてではない慶太と交わったときに最後まで意地でも好きを言わなかったことでどうにか本心を隠そうとしていることが見えてしまってもう…
また慶太と別々に暮らすようになって慶太と会える機会を得たときの嬉しそうな顔!!
1人の時の顔を見たら存外わかりやすいからこそ、慶太の前ではどれほど作っていたのだろうと。

でもヒロムのそういうところも分かった上で全部受け止めてくれる慶太だからこそきっとヒロムは慶太を好きになったし、2人ならきっと幸せになれるだろうと思えるラストでした。
どうか、できるだけ永く幸せでいられますように。

6

もっと読みたかったりなど、、、な下巻。

下巻は、ルームシェア企画もあと僅かというところから始まります。

そして別れの前夜。
ヒロムがとうとう九谷に対して、好きという感情を隠さず、バックハグをします。
バックハグからの致そうとしますが、そこは九谷が一線を引こうとします。

この作品のいいところは、最初に作ったプラベと店とのルールをきちんと九谷が守っているところです。

がしかし、その夜だけは結果九谷もヒロムを受け入れました。(ここのシーン、めちゃ良きでした。こういうダメだけど、でも今日だけは……! っていう展開がものすごく好きです!)

その後、九谷は風俗ライターを辞め、普通のライターに。


ヒロムはというと、九谷からの連絡がないことを淋しく思いながらウリセンの仕事を続けていました。
例の官僚からの仕事も受けております。

が、ある日家に帰宅したヒロムは、例の官僚に後をつけられていたのか、スタンガンでやられてしまいます。
次に目覚めたときは、例の官僚の家でした。

なんとヒロムがウリセンを辞めることを聞きつけ、送別会をやろうと一方的に自らの家へ監〇したのです。


この先、どうなるの、、、とドキドキハラハラしたのですが、わりとあっさり九谷がヒロムを救出しにやって来ます。
というのも、この官僚がどうしてそこまでヒロムに執着するのかがあまり見えて来ずで、結局、官僚の家族たちに迷惑かけたかったが故の犯行でもあった?? のかなあと思えました。


結果、2人が収まるところに収まったので良きでしたが♡

あとがきで作者様たちが、69とタイトルにありますが、69な体位がなかったと触れましたが、内容的には新宿歌舞伎町を舞台にした、2人のロックな生き様を描いた作品だったなあと個人的に思いました。


最後になりましたが、九谷のポルノライターのペンネームから「マラ」さんと呼ばれていて、マラドーナ長竿って、どちらを略してもえちよな~と当たり前のことにニヤニヤしてしまったまりあげはでした!笑



0

ムーさん(6)とキューさん(9)で「69」ってコトで合ってますか???

「新宿」というアンダーグラウンドな街で生きる人だからの感覚が満載だったお話しだったな…と上下巻を読んで自分なりの読み方が分かった気がしました
段階を踏むような丁寧さはないかも知れないけれど繊細さは感じられるお話しだったなぁ~と、読後に2人を反芻したくなりました

丁寧じゃないって言うのは悪い意味ではなくって、、、
上巻を読んで私自身、なんで九谷さんがヒロムくんに惚れたんだ?って所がイマイチ分からない…と書いたんですが、結局人を好きになる理由なんて様々だし、気付いたら好きになってる事だってたくさん
現に九谷さんは自分でその辺自覚して沼ってましたもんね、ヒロムくんに…♡
という訳で、ココで好きになったんだね!とかあの時があったから惹かれたんだね!という分かり易い丁寧さは無いかも知れないけれど、上下巻で読んでみた時には確実に2人の間にはちゃんと「好き」が在る事が伝わってるんですよね
少なくとも上巻では分からなかった私はこの下巻を読むことで九谷さんの「好き」がしっかり感じ取れました(*˘︶˘*).。.:*♡ 

新宿という生き馬の目を抜くような時間軸で生きる人と、ただ惰性で繰り返す日常の中にすら自分の居場所の居心地を見つけてしまえるような不安定な人が「夜」を通して接点を持ってしまうような場所
その一瞬、そのひと時で十分分かり合えてしまうような時間を「新宿」という街で生きて来て知っている2人だからこそ、お互いに自分に取っての相手がもたらす意味を本能的に嗅ぎ取れていたんでしょうね

そう思うとすごく刹那的に恋に落ちていた2人の繊細さに一気に惹き込まれます

ON/OFFを難なく切り替えられているからって決して器用じゃない
むしろ自分を保つ事に必死だからこそ他人と関われないヒロム

そんなヒロムの不器用で繊細さと必死さに魅せられた九谷

新宿という街で出会った2人
めちゃくちゃ良かったな…
すごく好みな上下巻だった(ღ˘͈︶˘͈ღ)

傷付くことも傷付けてしまう事も多い街だと思う反面、そこでしか癒されない人も居る街「新宿」
誰かにとって地獄に映る街でも誰と居るか?で天国にもなるよ♡って事が込められたタイトルだったりするのかなぁ~なんて…思ったりしました

お互いが特に呼び合ってなかったのもあってあんまり正直最後まで慣れなかった九谷さん=キューさん、ヒロム=ムーさん、、、これからイメージして「69」だったのかな???
あとがきで「69」ってタイトルに付いてるのに体位としての「69」描けなかった…と仰ってましたが、、、ぃや、ホントそう…!!!(笑)
絶対アル!と思ってたのになかったからwww
何かそれで一体なんで「69」なんだ???って考えだしたらココ(ムーさん・キューさん)に辿り着きました
合ってるのか違ってるのかは分からいし、左右的には逆なのもチョコット気になるんだけど…ま、自分なりに納得したんで…まぁいっか( ´3`)~♪

沢木さんもホントは癒されたかったんだろうね…
分かり合えていた…!と思えていた相手が自分の手元をすり抜けてしまう恐怖を上手く伝えられなかったんだろうね…哀しさは感じるけどね…同じ哀しみを持っている同士では結局相手を通して見ているのは自分なんだろうなぁ
それじゃ2人でする恋愛は始められないよね
沢木さんをぶん回すような誰かに出会えるといいね~。。。
どうにも嫌いになり切れないヒールさんだったな、沢木さん

と、いう訳で、、、♪
沢木さんでスピオフ+その後の2人でワンモアヘブン!!
そして2人の「69」も…♡見たいですヾ(〃∀〃)ノ

修正|白抜き(シーモア)

3

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