「撮影が終わるまででいいから 付き合ってください」

その目でしっかり抱いておけ 下

sono me de shikkari daite oke

その目でしっかり抱いておけ 下
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神47
  • 萌×215
  • 萌10
  • 中立3
  • しゅみじゃない2

187

レビュー数
9
得点
328
評価数
77
平均
4.3 / 5
神率
61%
著者
yoshi 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

原作
阿賀直己 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ブライト出版
レーベル
Tulle Comics
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784867870341

あらすじ

フォトグラファーの正午は新人モデルの逢介から良い表情を引き出すためにセックスを利用していた。
しかし本気になった逢介からのアプローチはとどまるところを知らない。
全身全力の逢介に、余裕綽々で「好きにならない」と返答しつづけた正午だったが、
元来のキラめきを取り戻しモデルとして成長していく逢介の姿を見続けていた正午の顔には翳りが見え始め…

暴かれるのはどちらの心か、切なくて焦ったい業界ラブ。

表題作その目でしっかり抱いておけ 下

新人モデル
人気フォトグラファー

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数9

瞳の力強さに惹きこまれた。

大ボリューム大満足の上下巻でした。

上巻の序盤の外面ばっかりよくて何事にも熱くなれない逢介くんからは一変、素直で一生懸命な猛攻わんこへと変貌を遂げました。
そしてそんな真っすぐな逢介くんに心揺さぶられ一瞬だけでも写真を撮る手を止めてしまうほど魅入させられた正午さん。
逢介くんがこんな風になったのは間違いなく正午さんと出会ったからだし、正午さんが昔カメラとちゃんと向き合えたのも、そして誰かを好きという気持ちを認められたのも、まっすぐな逢介くんの影響だと思うと…高め合える存在である恋人ってすごくいいなと思える作品でした。

迷いがあるのも、苦悩しているのも、決意したのも、誰かを想っていることも、すべて瞳に映っているのではないかと思うほど力強く意思をもった瞳が印象的でした。

2

ピュアでロマンチックだった

上巻は完全に尻で抱かれていた攻め様。今回も前半そんな感じです笑
が!少しずつ変わっていきます。
下巻で正午の過去が明らかに。これがもう…言葉が出てこない。
あと野分の可愛さ倍増してます!追い詰められて涙目なのかわいいんだが!
そして野分のいい所は自分がやったことに気づいて後悔してる所。好きな人に振り向いてもらえない辛さを学んでまた成長したなと。
正午が過去に言われた言葉を野分がこうも超えて塗り替えてくるとは。そして正午の後悔。そうすることでという部分が切なかった。当時は何とも思ってなかったとしても今後悔していることに涙。
とてもピュアでロマンチックなお話でした。

1

良かった〜!

一本のドラマでも見たような気持ちにさせてもらいました!
下巻も勿論えろありきかつ二人の仲が深まっていき更には中々受け側が自分の気持ちを言葉にしなかったことから最後のいったんお別れのところは涙腺が緩みました。
それから再会までにもっと時間がかかると思いきやその一年後に再会。別れる際に気持ちを口にした2人はまさにその一年恋焦がれて尚且ついろんな葛藤があったんだろうと。そして、その一年で本当は顔を見せる予定のなかった場所で訪れた受けと再会。
攻めが他の女性に言い寄られ嫉妬心をあらわにしたところはまさにギュンときました!

1

受けザマァが感動を呼ぶ

逢介×野分


明らかになっていく野分の過去や内面が必見。
野分の背景と逢介への執着の原因がはっきりしてくるのが全体の繋ぎが見事で、
余裕ぶっている彼が受けザマァ!に堕ちるという展開に引き込まれた。


野分へ想いのおかげで、
仕事も恋も人生、全部本気で挑むになった逢介、
やんちゃなワンコアプローチが、
「好き」という気持ちをすっごく伝えてくる。

そんな逢介の交際告白に対して、
野分が「気持ちが通じ合わないなら」と、
2人が共同の写真企画期間内だけの限定の嘘の恋人関係になる。

とにかく野分のことが好きで、
好きになってもらいたいと必死な逢介。
逢介のことが好きなのに、
自信がなくて愛想を尽かされるのが怖くて逃げようとする野分。

逢介への気持ちが少しずつ変化していく野分、
恋心が揺さぶられる中、
恋したくないという強がりの裏に隠れた虚しい過去が切ない。
逢介の熱い気持ちと、
これまでのいろんな人との体だけの関係に対する疑念が重なり合ってしまう、
その心情が重苦しく胸に迫る。

好きだら一緒いたい逢介。
好きだら一緒にいたくない野分。

野分から発掘されたモデルとしての資質と、
真の愛情の信念で、難攻不落でも諦めず、
野分を感化する逢介の姿が眩しい。

顕在化するお互いの気持ちとともに、
エッチも次第に変遷して、
だんだんと愛が見えてくるし、
逢介に責められて感度がこみ上げる野分のトロ顔が悶絶もの!

ほのぼのとした愛情が溢れるラストが感動必至。

順番に翻弄され合って、
それぞれの恋を知るまでと知ってからの心理が繊細に描かれて
悩んだり戸惑ったりする中で、
感情の濃密さが切なくて共感してしまう。

恋の感覚が理解できなかった
逢介の野分に引き出された勢い込む愛情が、
酸辛も虚無感も味わってきた
野分の空虚な心を触発していくのが最高で、
お互いに影響を与え合う関係性が本当に素晴らしい。
読後の感動が大きいです。

3

何度つれなくされても頑張る年下ワンコ攻めが健気

(こちらは下巻のみのレビューです)

冒頭、だいぶ過去の二人の出会いが描かれる。実はこんな邂逅があったのね。まだバスケをやっている逢介がキラキラしてて、正午が惹かれる気持ちわかるな。

下巻でも正午に振り回される逢介。相変わらず一途で健気なワンコくん。
上巻ラストでフラれたのに、エッチに誘われちゃって断れなくて、濡れ場でも翻弄されて、なんかもう可哀想(泣)

とはいえ逢介、全然挫けず。今度は仕事のために期間限定の恋人になることをお願いする。何度つれなくされても、諦めずグイグイいく姿勢がすごいな〜。正午も折れて、キスNGの期間限定の恋人に。

中盤に、ようやく正午の気持ちにも変化の兆しが。どこまでも一途で真っ直ぐな逢介に、とうとう絆されてきます。こんな健気なイケメンワンコに何度も迫られたら、さすがに絆されるね。

下巻もモデルとしての逢介が、キラキラしていてすごく魅力的です。そんな逢介を撮影する正午が辛そうに。
正午はとうとう逢介に惹かれていることを自覚するけど、逢介を利用した自分はふさわしくないという気持ちになってしまう。まだまだ焦れもだ展開だな〜。

最後は二人が離れたと思ったら、割と早めに再会したので、ちょっと肩透かし感が。もうちょっと期間あけてもよかったんじゃ。
でも最後は逢介の粘り勝ち。長かったな〜、がんばった〜!

下巻も濡れ場が数回。受け上位で尻で抱く感じがほとんどだったけど、ラストの恋人エッチは、煽られた逢介がちょっと頑張ってて、正午もやっと可愛くなってました。

上下巻通して、逢介は初めはヤリチンだったけどすぐに一途なワンコになって、正午に翻弄されて、時々涙まで見せます。正午はビッチな誘い受けで、尻抱きエッチが多かったです。

キャラとか濡れ場が、ちょっと読み手を選ぶかもと思いました。私の好みからは少し外れました。
でも絵が美しくて、逢介のモデルシーンがかっこよかったし、ストーリーもさすがよく作り込まれてるなと思いました。
刺さる方にはすごく刺さる作品ではないかなと思います。

電子 白抜き修正(でも濡れ感はすごくてエッチです)

5

読後に残った感情は…「壬生さん…?」でした(¯―¯٥)ウーーーン…ナンカ…チガウゥ……

下巻も、、、逢介くんのビジュアル・かわいさ・健気ワンコが炸裂でゴザイマシタ♡
作画での魅力はやっぱり申し分ないし堪能出来ました!
ただ、、、上下巻で読めた・読んだからこそ思う事は結構あったかも、、、

例えば……
逢介くんがバスケを止めた事は怪我が原因なだけだったの?なんか触れて欲しくない・知られたくなかった感満載なピリついたニュアンス描写あったけどアレは何だったんだ?
とか、、、
正午さんは逢介くんを拒否り姿を消す迄したのになんで再会後はあんなにもスピーディーに素直になっちゃったんだ??
とか、、、
最大の「???」は壬生さん!!
結局壬生さんと正午さんの繋がりって何なのぉーーー???
など、、、

結構なんかスッキリしない上下巻、、、
上巻で感じたキャラを理解する為の匂わせかな?と思っていたエピなどが意外にもスルーされがちで、下巻はモノローグでの説明ベースが多かったように感じます
上下巻で折角読んでいるのに「ニコイチ感・CP感」が増して来ない、、、

ただ1点、逢介くんの一途な恋心だけがブレずに伝わってくる
それもロマンティックでいいと思うし素敵だとは思うけれど、、、

正午さんの昔の男達やセフレ、逢介くんのセフレやそれぞれ2人の身内(母親や姉)などのワンタイム出演っぽいのに、そんな彼らに2人の背景や変化を伝えるのに結構重要な役割を持たせてるのも何だかしっくり来なかったです
そこに壬生さんが絡まないのはなぜなの、、、???と、、、
ぃや、ほんと、、、壬生さんって何だったの???単なる「イイ男枠」だっただけ?!

と、、、もぉ私、最終的に読み終わったら頭の中に「壬生さん」の存在が1番残ってるっぽいwww
いやいや、笑ってる場合じゃない…違う…そうじゃないんだょ……私が求めていた読後感と違うんだぁーー。゚(゚´Д`゚)゚。
という何ともスッキリしなさ加減、、、

フリと回収の数が合ってないような印象が残りました

そして正午さんにハマれなかったのが痛かった、、、
あんなに逢介が一途に恋焦がれる魅力が、、、私には分からんかった… (*´д`)
その上終盤でまさかのヘアスタイルチェンジ…!!??← (。゚ω゚) エ?

妖艶さも控えめになっちゃったりして、、、そこで「新生正午さん」の可愛さを表現したい意図も分からなくはないけれど、、、上下巻で読んで来てこの終盤で急に内面も見た目もWでキャラ変は、、、。。。脳が追いつけませんでした

逢介くん視点からだけで、ただただ視界に入りたい!と、気になる人に出会いそのお陰で今までの中途半端だった自分を省みる事が出来て、必死になる事で恋も仕事も順調になる、、、という大変夢あるストーリーを純粋に楽しめたらいいのかも知れないけれど、、、それにしては「芯」が弱かったかな、、、と言うのが素直な感想です

上下巻でたっぷり素敵な作画は堪能させていただきました!これに尽きる‼
最終的にはとっても幸せそうな2人を見れたのも嬉しい気持ちになれました♡
でも、、、誰かにおススメするか?という点に関しては躊躇してしまう上下巻ではありました、、、

上巻で「神」を付けて下巻でこの評価になるとは、、、
ちょっぴり予想外ではありました、、、

修正|白抜き(シーモア)

2

壬生さんは一体なんなんだよ!

ビジュアルが好みすぎる壬生さん…
しかし彼は一体何なのか。

上巻だけだとどうなるか全然予想できず、最終的にはまとまってハピエンだったので良かったです。
絵も綺麗だしかなりエッチでした。同作家さんの漫画、何冊か読みましたが今まで読んだ中で一番エッチだった気がする…全部読んだわけではないのでそれ以上があるのかもしれないが。

ダメではないのだが、どうにも相性が…全体の尺が足りないのかな…?
やはり私はyoshiさん単体での漫画が読みたいなぁと思ってしまいます。

1

束の間の恋人同士、そして別離と再会。

ぎゅぎゅっとたくさんの要素が凝縮された下巻。

冒頭は、受けが攻めを好きだと再認識しながら、攻めとの過去回想するシーンから始まります。

なるほど、、
そうやって受けは、攻めを知り、さらに撮りたいと思わせたわけなんですね。

偶然が重なったとはいえ、この出会いは、受けに強烈なインパクトを残すものでした。


このときの攻めを好きだとしたら、たしかに上巻の冒頭での攻めは、撮りたくないと思ってしまいますね。

けれど、人生色々なことが起きて、摩擦を受けて成長していきますが、擦れてしまった攻めが、再びモデルとカメラマンというカタチで、受けと出逢うことができてよかったなあと思えた瞬間でした。

今回、物語のなかで一度受けと攻めは、離れ離れになってしまいますが、また最後に再会をします。
わりとあっさり再会だったので、ちょっぴり拍子抜けしましたが、受けが攻めと恋人ととして向き合う覚悟を持ってくれて、本当によかったなあと思いました。



そう言えば、受けっておいくつだったのでしょうか??


あと、壬生さんが気になるキャラすぎて、またいつかどこかでメインキャラとしてお話読みたいと思いました!(ビジュアルが1番好みだった…♡)

0

なぜ読めぬのか?

なんかすんごい久々にエッチな yoshiさんをみたなと
指の隙間から見なきゃいけないような 薄目で見なきゃいけないような気恥ずかしさに苛まれた上巻

読みやすかったんです
ふたりの表情から拾える情報が多かったのがよかったのか 読む手を止められなかった
なのでこの勢いで最後までいきたいところではありますが諸事情ございますので


上巻同様 近づきたくて必死な逢介と 求められただけ距離を保とうとする野分を繰り返し見せられはするんだけど 触れられた野分の過去にその一線を引く理由が見れたわけじゃなかったのがもどかしい
仕事と割りきるくせに何処かでは求められたいと願っているように見えるのに その一線を引く理由が見つけられなかったのが ただただ悔しい  

んんん やはり読解力のなさが問題なんだろうか?
確かにチラチラ見え隠れするものはあるんです ただ ゆるふわ手練れビッチがなぜ出来あがったのかにはたどり着けず 

互いの再生や再成って部分を引っ張りすぎたのかな?
自分を物のように扱った世界で何かを失い削られ続けていったものと 同じく物のように扱われて輝きはじめるもの
その先に進むきっかけや吹っ切るためにおこすアクションに 自分だけを見てくれる存在 ってことろはほんとによく描かれているんだけど ふたりが感じ知っていく 好きに はじめての恋 ってのがのっかる前に うーーーーん

いや なんでこんなにビッチなんだろ? すべてをセックスでごまかすような
今までそうして生きてきたし そういう風にしか生きられないにしてもさぁ もぉさ
愛情表現へたくそかッ!で終わらせたくないんだよ こちとら ←八つ当たりです 

ハァァァ そこが読みたかっただけに根深いところに抱える何かを読みきれない自分がほんっっと恨めしい


猪突猛進で一途な彼に押し切られ自覚した想いはわかっても お別れに素直になれない大人のズルさしが見えちゃったからなのかな?
離れたところから流れる月日のなかに野分側の「もしまた会えたなら」の自分勝手で傲慢なエゴもないまま 逢介の頑張りは認めたいけどあっさり再会を果たしちゃって 最後も想いは通じ合ったけど結局身体にいっちゃったのが

ぶっちゃけ yoshiさんの絵でこんだけえっちが見れたってのには大感激ですよ?
なんだけどね

個人的には壬生との関係もめちゃくちゃ気になるし 上下の間に1冊(中)があれば野分のなかに燻り続けたものや 一途にほだされていく過程もいい感じに見えてスッキリできたのかな?
なんて 萌え散らかせなかった言い訳をグダグダ考えてみたりして

いやでも ただ息をしているだけだった逢介に表情がついていくのはよかったし
お話自体はほんとよかったんですよ なので読解力と理解力鍛えなおしてなぜかどハマった【lie cry like】から出直してきます ←だいすきらしい

2

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