黄昏アウトフォーカス long take 2

tasogare outfocus long take

黄昏アウトフォーカス long take 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神74
  • 萌×213
  • 萌5
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

29

レビュー数
17
得点
437
評価数
92
平均
4.8 / 5
神率
80.4%
著者
じゃのめ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
講談社キャラクターズライツ
シリーズ
黄昏アウトフォーカス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784065346754

あらすじ

TVアニメ化決定!!!!『黄昏アウトフォーカス』シリーズ第5弾が終幕!
ファン必携の描き下ろし漫画を含む16ページ小冊子付き特別仕立て!

映画部の真央と演劇部の寿は、ルームメイトで恋人どうし。
ステージに立つ寿をカメラに収め、愛しさが溢れ出した真央。
「俺の家族に会ってほしい――家においでよ」
舞台袖の誘いに、寿はなぜか浮かない顔で!?
期待と裏腹の現実に、まだまだ子供なんだと気づかされる。
未来の話は不透明で難しいけど、2人で一歩ずつ不安も問題も乗り越えたい。
前を向いていざ、高2の一大イベント、修学旅行へ!
さらに市川を追いかけ、京都に3年の”あの人”もやってきた!?

君が背中を押してくれるからーー自慢の彼氏になりたい。
2人きりの自由行動、寿にも変化が起きて…。
新たな約束を紡ぐ真央と寿の、きらめく青春恋愛譚!

表題作黄昏アウトフォーカス long take 2

大友寿、高校2年生、演劇部
土屋真央、高校2年生、映画部、新副部長

レビュー投稿数17

二人らしい答えの出し方……!!

進路やこれからのことで悩み、真央の家族に会いに行くことを保留にする寿。
この後急に修学旅行編が入ってくるのですが、学生らしさが垣間見れるシーンがたくさんあってニコニコしました。
好きな人と一緒に居たいのになかなか二人きりになれないところや、二人だけの思い出を作るところなど、甘酸っぱい気持ちになります。
帰りのバスの中のLINEのやり取りからの寮へ駆け出すシーンは映画のワンシーンを観ているよう!

やっぱり、黄昏といえば『寮の同室』なのでここで大事な事が全て起きているな…と感じます!ラスト二人の出した答えが、とても二人らしくて幸せな気持ちになりました。
寿と真央って自分より相手の事を大切に思う故に悩むんだけど、最後はちゃんと話あって前に進んで行けるカップルでとても素敵だなと思います!

2

No Title

I'm so happy that I can continue to read about Mao and Hisashi, about their ambitions, their love, their growth together. Jyanome-sensei's artstyle makes the manga 3000 times better. I can't wait for the anime coming out this July, hope that I can read and watch more about Mao and Hisashi. Wish Jyanome-sensei the best!

2

修学旅行編、楽しいだけじゃない。

二年生は修学旅行に行きます。奈良、京都。四泊五日。長いようで短いようで、、寿と真央にとってはほとんど二人きりになれないので、普段感じたことのない寂しさ、離れる事への不安等が心に湧いてきます。そして、クラスで浮いた存在の寿が1人になる事を心配する真央。
それに、修学旅行前に寿を実家に招待したいと言う真央の誘いを断られてしまいます。
今回、修学旅行という特別イベントで、寿と真央には離れていても、LINEでやり取りしたりを新鮮に感じたり、寿には本條と友達関係を築けたり、仁と義一の恋愛模様だったりから、今までやってこなかった人との関わりの大切さみたいなものに気づいたのが、どのエピソードでも感じられて、相変わらずの映画部わちゃわちゃしている話の中でも、ちゃんと心が成長して行っているのを感じられて嬉しかった。(もうお母さん目線です)
そういう1つ1つの今まで感じたことがなかった感情のその先にあるものは、確実に二人がこの先に起きる事、進路で別の道を選んだ時に、どんな気持ちが起きるんだろう?そういった漠然とした不安を修学旅行で少しお互いを離れて眺める事で、考えたり感じたりして、そしてラストには、やっぱり二人で一緒に居られる大切さに気づいた所が、とても良かった。
二人の前には、仁と義一の二人が差し迫った進路の分かれ道の問題で喧嘩しているを目の当たりにして、じゃのめ先生のお話作りが上手いなぁとおもいました。
今回真央が寿を守ってあげたい気持ちになっているシーンがあって。二人の口に出した未来はどんな風景なんだろう?やっぱりこの二人大好き。この先も見ていたい。っておもいました。

1

修学旅行っていいな…

青春の煌めきが凝縮してるDK映画部シリーズ!
ラメも箔も入ってないモノクロ刷りからしっかり伝わるキラッキラ、高校生活という儚くて短い時間(後から思えば…)の美しさを感じさせてくれる、シリーズ重ねても瑞々しさが失われてませんでした✨

思いのままに突っ走り気味な真央と、思いはあるけど踏み出すまでに慎重な寿、この対照的な性格が一緒にいるからいいバランスなんだけど、そんな真央からの家族に紹介したい発言に、ちょっと引き気味な寿…冒頭少しハラハラさせられました。

が!ゆらぐふたりが修学旅行で少し距離をおいて、やっぱり一緒がいいな~と再認識するの可愛いなと思いました。京都や奈良の名所めぐりが楽し気で嬉し気で…ちょっと離れたところで改めてキラキラな彼氏を眺めて、”俺の彼氏モテるから心配”という、周囲にとっては惚気でしかないイベントと、可愛い鹿と真央に癒されました。

シリーズ中、何気に気になってる存在・本條くんと寿との友情に、やや胸キュンでした。麗しのアルカイックスマイル、めちゃくちゃいい奴なんですよね。そうそう、修学旅行って学校生活だけじゃ見えない人となりが見えてくるっていうのが、その意義のひとつだったんだな~と改めて思いました。

スパダリになりきれない菊地原仁(←フルネームがしっくりくる)と義一コンビの迷走や、実は安定感ピカ一な礼と詩音、オールスターズ出演、キャラは渋滞気味なんですけど、寿と真央が関係性をじっくり深めているというのがあくまでもメインで、ラストカットがめちゃくちゃいいと思ったんですが、ちょっとどきどきしながら見守る気分で深めの余韻が残ります。

1

long take、これにて完結!

その昔、某勇者シリーズの作品によって、DKアオハルものの良さに目覚めたまりあげは。

こちらのシリーズは、まさにアオハルを一生懸命に生きる宝石の原石のようなDKたちが、良くも悪くも周囲と摩擦を起こしながらキラキラ輝いていく、とにかく胸アツなお話です。(と、まりあげはは思っている)

そして、この作品の主人公CPである演劇部の寿と、映画部の真央。
前巻で、真央から「家においでよ」と誘われ、なんと寿は断ってしまいます。

ど、どうなっちゃうの?!!

な、展開から始まる今巻でしたが、2人とも本当に相手のことが大切なんだなあと思うくらいに、そのことについて大いに悩み、考え、結果、未来のことまで検討します。
大切な相手なんだなあと、改めて実感。

そして、終盤で寿が真央に話した2つのこと。

グッと来なかった人はいないでしょう。

真剣な寿の想いに、胸打たれますね。

まさにlong takeだからこそ描けた部分であり、その先も続くであろう2人で寄り添って生きていく覚悟? のようなものも、ぼやっとさせずにきちんと描かれたことで、高まるものがありました。


あと、修学旅行エピなどもあり、からの「二人でどこかに」の流れは、読んで本当に良かったと思いました。
間違いなく、そこで真央たちが生きている! と感動の息吹を感じました。


7月からはアニメも始まるとのことで、声もつき立体的になる真央たちに逢えるのが、とても楽しみです。


そしていつか、あわよくば、手を繋ぎながらその先を歩く2人にも逢いたいです。
そのときは、ラストのラストシーンである「ただいま」のあとの、妄想答え合わせをしたいです(キモイ、まりあげは)。

最高でした!

2

ほんっとキラキラ

 じゃのめ先生の絵のキラ☆キラ透明な感じがそのまま物語の雰囲気になってるなあって、このシリーズ、ほんとに好きです。
 真央の、けして器用ではないけれど、誠実に戸惑いながらも寿を大切に大事にしていく姿、かわいくて。そんな真央のおかげで少しずつ変わっていく寿。この本では、学校を出て、修学旅行が舞台に。二人のメールのやり取り、素直でかわいくて。映画部のいつものメンバー、プラス仁と礼、演劇部の本條、みんなキラキラ、青春してる!
 きっと寿は、長く負ってきた傷も少しずつ癒えて、真央と温かい日々をずっと重ねていくんだろうなって確信します。残像スローモーションの続編もすっごく楽しみです。義一の泣き顔可愛すぎ。
 爽やかな読後感、明るく前向きになれます!じゃのめ先生、本当にありがとうございます!!

1

この2人をずっと見守りたい!

いよいよアニメが始まりますね。7月が待ちきれないです。そして「残像スローモーション」の新章スタートとの事で、ますます楽しみが増えました。今作でも登場してた仁と義一の恋の行方も気になるところです。

前巻のレビューでも描きましたが、じゃのめ先生の瞬間を切り取った感じのキラキラした登場人物の表情が今巻でも生き生きと描かれてました。何度寿の表情に釘付けになったことか。

そして今巻では寿と真央がお互いを思い合う気持ちに成長したなと、彼等がすれ違った瞬間に軌道修正しようと足掻く様子に思ったんです。
これから一緒にいる為には絶対に必要な事で、彼等にこれから起こり得るだろう問題を乗り越える為には経験しておいて良かったと思いました。

今作で「long take 」は一応の完結らしいのですが、修学旅行で映画部の面々が揃うことでファンにはお楽しみ要素が強かったと思います。
意外にもクラスに溶け込む寿を見てモヤつく真央とか、他学校の修学旅行のJKにモテモテでも無視する寿とか、そこに映画部の面々がワチャワチャしてて凄く楽しさが伝わって来ました。

そしてなんと言っても修学旅行から帰って来た2人のイチャイチャが堪りませんでした。同室だからこそ旅行中は離れ離れになって寂しいとか、キュンキュンしっぱなしでした。

出来れば進学した真央と就職した寿のお話も読んでみたいです。

1

本條が愛おしい

 真央の家に行くことを断った寿。ここから2巻の後半辺りまですれ違ってしまうのかなぁと危惧しましたが、その日のうちに寿が真央に理由をきちんと伝えたところはとても良かったですね。喧嘩したいわけでもないし、そもそもどちらにも非がないことで、相手を好きな気持ちに変わりはない。ただ、家庭環境が異なれば「家族」の考え方もまったく異なってきます。真央が察せなかったことは別に何も悪くないけれど、自分の家庭が当たり前ではないということを学ぶ良い機会になったのではないでしょうか。

 そして、舞台は修学旅行へ。4泊5日なんて豪華で羨ましい。時々大人びて見える彼らもやはりまだ子供なのだな、と感じるシーンが多かったです。寿と2人きりになりたい真央。真央と同じ気持ちを持ちながらも、当初乗り気ではなかったイベントで新しい世界に触れていく寿。どちらも青春だなぁと思いました。寿が真央以外の同級生たちとの交流に楽しさを見出したことは嬉しいですね。恋人も友達も大切にしてほしい。学校を巣立つ日が近づいてきますが、今の2人ならお互いどんな道に進んでも上手くやっていけそうです。

2

ま、眩しいぃ……

真央の家族には会えない…という亀裂で終わった前作。
本作はそこを引きずりながらも、高校生らしい日常がキラキラと輝いている巻でした。

考え無しに持ちかけてしまった…と悔やむ真央。
自分のせいで真央と家族が悲しんだら…と恐れる寿。
そこが通奏低音。
でも学校生活は、花の修学旅行〜!というイベント。
内容はね、もう可愛いです。
2人きりになりたいなれないもう‼︎みたいな。でも友達とだって楽しくて。
そして背景とか描き込みが素晴らしいです。
京都を巡る修学旅行。ザ・‼︎って感じの王道がいい。
2人のラブラブぶりは加速して、でも心配なのは閉じすぎていること。
寮では同室で、一つの繭の中にいるみたい。
これは素敵だけど危険よ。
修学旅行で本條くんとか他の友達の存在に気づいたことが何かの伏線/転機になって、良い方向で風穴が開けばいいなと思う。
仁と義一、礼と詩音も可愛らしい恋をしています。
とにかくキラキラと眩しい若さが押し寄せてくる。「萌x2」で。

2

全キャラに幸あれ。

黄昏アウトフォーカスシリーズはどの巻も面白いし、出てくるキャラクターがみんな個性があるし全員好きになるくらい魅力的です。

今回の巻では寿と真央がすれ違ってしまうところからスタートしますが、心理描写やキャラクター達の悩みが繊細にしっかり描かれている為モダモダしてもモダモダ感が無いというかテンポもたるまず最初から最後までしっかり楽しめます。
というのも、この作品はコマ割りだったり絵のアングルや光の入り方などの表現が本当に素晴らしい。さすが映画部、演劇部を描いているだけあるなと毎回感動させられています。

今年アニメ化も決定していますので是非予習がてら1巻から読んで見てほしいです!後悔は絶対にしません!とっても面白いので!

2

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