緑土なす 1

ryokudonasu

緑土なす 1
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神10
  • 萌×22
  • 萌2
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

91

レビュー数
3
得点
66
評価数
17
平均
4.1 / 5
神率
58.8%
著者
user 

作家さんの新作発表
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原作
みやしろちうこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
シリーズ
緑土なす 黄金の王と杖と灰色狼
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784799766521

あらすじ

「よいですよね、わたしが兄上を抱いても」  
 
山奥で野人のごとく暮らしていた“足弱”は、  
一定の男性を対象とした召集令のもと王都に上り、国を統べる今世王に拝謁する。  
謁見直後、すぐさま王宮に連れられた足弱は今世王レシェイヌに「兄上」と呼ばれ、  
苛烈な愛情と奉仕を浴びることになり…?  
WEB発BL小説屈指の傑作、待望のコミカライズ!  

表題作緑土なす 1

今世王(レシェイヌ)、26歳、異能を持つ最後の王
足弱(ラフォスエヌ)、36歳、今世王の腹違いの兄

その他の収録作品

  • 理解しがたい男

レビュー投稿数3

鈍器BL小説のコミカライズ

とても人気のあるBL小説だというのは認識していたのですが、如何せんファンタジーが苦手でなかなか挑戦できず...
今回コミカライズされたので、「漫画ならいけるのでは?」と思い切って読んでみました。

いま考えると意味不明ですが、『緑土なす』というタイトルの意味すら、緑土にナスが実る?みたいな感じだと思っていたのです。
枯れた大地を異能によって生まれ変わらせ、緑土を成すという意味だというのを知って、BL小説である以前にとても夢のある壮大な作品なんだなと思いました。

コミカライズも続くのかな?
だとしたら続きもとても気になっているので是非拝読したいと思います。
小説の方はまだ読めるかわかりませんが、挑戦してみたい気持ちが湧いてきました。

0

あああもう既に2巻が待ち遠しい

二日前に小説の1巻を読み、面白すぎてどうしても発売されたコミック版も読みたくなり、購入。

もーーーー最高だった…!!!✨内容も原作小説に忠実で、世界観そのまま・:*+.
小説の挿絵を担当されていたuser先生がコミック版の先生なので、小説を読んでいたときのイメージそのままに、美麗な今世王・レシェイヌが堪能できます。。美しいよー…

兄である足弱を求めるその表情がね、もう…!!
原作小説では自分の頭の中で想像するしかなかったものですが、切ない目で見つめてくるレシェイヌを美麗絵で見ることができて、眼福すぎる。

市場に出て小豆団子を食べた足弱の口を拭って、その指をぺろっと舐めるレシェイヌがすごく好き…❤︎

<灰色狼>それぞれのキャラも一人一人が絵になっていると具体的にイメージしやすくて、原作小説を思い出しながら思いっきり楽しめました。
<黎明>が思ったよりもっとどどんっとした体でびっくり。そして大きいけど可愛くて癒されます。

ストーリーの壮大さやキャラクターの多さ(灰色狼のメンバーとか)から、おそらく原作小説を読んでいた方が世界観には入り込みやすいかな、と思います。
原作でじっくり描かれていた部分が、やはりコミカライズ版だとサッと進んでいく感じはするので…

こちらのコミカライズ版で興味を持たれた方、ぜひぜひ小説の方も…!
めちゃくちゃ面白くて、徹夜で読みました。そして3巻を今日も徹夜して読む予定…

カバー下にuser先生の「緑土なす」との出会いが描かれているのですが、user先生も徹夜で読んだんだ…!と嬉しくなりました。
兄上♡兄上♡と足弱をなでなでしてるレシェイヌの姿もありますよ❤︎可愛いー!!

2

小説が気になって気になって…

「緑土なす」は前から気になっていた小説で、ずっと購入を迷っていました。
聞くところによると、壮大な世界観が素晴らしいファンタジー作品だと…。面白そうだけど、自分にハマるかどうかグジグジと考え、気になるだけなって購入にはなかなか至らずでしたが、コミカライズ版の発売を知ったとき、小説に入るキッカケになれば良いなと思って購入しました。

小説のイラストを担当されている作家さんが作画されているということで、小説との一体感が溢れていて良かったと思います。私も小説の表紙くらいは見たことあったので、今後小説を読むことになっても頭の中に描く世界観はコミカライズ版のイメージのまま引き継げそう。少し陰のある絵の雰囲気が作品にぴったりです。
表紙のレシェイヌが、兄の足弱をきつく抱きしめながらこちらにガン飛ばししてる姿がやたらと本屋さんでも目立ってました。この男…どれほどの執着攻めなんだろうと思っていたら、これが想像以上で期待以上じゃねぇかよ、と。王族は同じ血族しかも愛せないという設定が、すごいパンチを効かせてきます。

レシェイヌが足弱を愛すれば愛するほど、国土を緑で潤わせ、国の存続に繋がっていく設定がなんとも言えない世界観を作り出しているのは言うまでもありません。
異能持ちのレシェイヌの成せる特殊能力と足弱への想いの強さが比例するがゆえに、足弱の決断と選択によって国の命運が左右されるところは、まさに自己犠牲の強制。足弱の望むこととレシェイヌの望みが合致しなくて、切なくなる一幕もありました。


物語前半は、足弱への執着から無理やり身体を奪ったりするなど、あまりいい展開ではありませんが、共に過ごす時間の中で徐々に気持ちを通わせていくところは見どころです。レシェイヌとの行為の甘さもだんだんと……ですし、終盤は心穏やかに見届けられるようになってきますよ^ ^


ウェイト的には切ないシーンが多かったですが、わたし的にはレシェイヌの激しい執着心にゾクゾクやられちゃいまして、この男の足弱への情欲はどれほど苛烈なものか見たい気持ちの方が増しました。(足弱…ごめんよ)
小説の方もぜひ読んでみたいなと思ったので、じっくり時間がとれる日を狙ってチャレンジしてみようかなと思います。

2

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