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ryokudonasu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
「緑土なす」は前から気になっていた小説で、ずっと購入を迷っていました。
聞くところによると、壮大な世界観が素晴らしいファンタジー作品だと…。面白そうだけど、自分にハマるかどうかグジグジと考え、気になるだけなって購入にはなかなか至らずでしたが、コミカライズ版の発売を知ったとき、小説に入るキッカケになれば良いなと思って購入しました。
小説のイラストを担当されている作家さんが作画されているということで、小説との一体感が溢れていて良かったと思います。私も小説の表紙くらいは見たことあったので、今後小説を読むことになっても頭の中に描く世界観はコミカライズ版のイメージのまま引き継げそう。少し陰のある絵の雰囲気が作品にぴったりです。
表紙のレシェイヌが、兄の足弱をきつく抱きしめながらこちらにガン飛ばししてる姿がやたらと本屋さんでも目立ってました。この男…どれほどの執着攻めなんだろうと思っていたら、これが想像以上で期待以上じゃねぇかよ、と。王族は同じ血族しかも愛せないという設定が、すごいパンチを効かせてきます。
レシェイヌが足弱を愛すれば愛するほど、国土を緑で潤わせ、国の存続に繋がっていく設定がなんとも言えない世界観を作り出しているのは言うまでもありません。
異能持ちのレシェイヌの成せる特殊能力と足弱への想いの強さが比例するがゆえに、足弱の決断と選択によって国の命運が左右されるところは、まさに自己犠牲の強制。足弱の望むこととレシェイヌの望みが合致しなくて、切なくなる一幕もありました。
物語前半は、足弱への執着から無理やり身体を奪ったりするなど、あまりいい展開ではありませんが、共に過ごす時間の中で徐々に気持ちを通わせていくところは見どころです。レシェイヌとの行為の甘さもだんだんと……ですし、終盤は心穏やかに見届けられるようになってきますよ^ ^
ウェイト的には切ないシーンが多かったですが、わたし的にはレシェイヌの激しい執着心にゾクゾクやられちゃいまして、この男の足弱への情欲はどれほど苛烈なものか見たい気持ちの方が増しました。(足弱…ごめんよ)
小説の方もぜひ読んでみたいなと思ったので、じっくり時間がとれる日を狙ってチャレンジしてみようかなと思います。
二日前に小説の1巻を読み、面白すぎてどうしても発売されたコミック版も読みたくなり、購入。
もーーーー最高だった…!!!✨内容も原作小説に忠実で、世界観そのまま・:*+.
小説の挿絵を担当されていたuser先生がコミック版の先生なので、小説を読んでいたときのイメージそのままに、美麗な今世王・レシェイヌが堪能できます。。美しいよー…
兄である足弱を求めるその表情がね、もう…!!
原作小説では自分の頭の中で想像するしかなかったものですが、切ない目で見つめてくるレシェイヌを美麗絵で見ることができて、眼福すぎる。
市場に出て小豆団子を食べた足弱の口を拭って、その指をぺろっと舐めるレシェイヌがすごく好き…❤︎
<灰色狼>それぞれのキャラも一人一人が絵になっていると具体的にイメージしやすくて、原作小説を思い出しながら思いっきり楽しめました。
<黎明>が思ったよりもっとどどんっとした体でびっくり。そして大きいけど可愛くて癒されます。
ストーリーの壮大さやキャラクターの多さ(灰色狼のメンバーとか)から、おそらく原作小説を読んでいた方が世界観には入り込みやすいかな、と思います。
原作でじっくり描かれていた部分が、やはりコミカライズ版だとサッと進んでいく感じはするので…
こちらのコミカライズ版で興味を持たれた方、ぜひぜひ小説の方も…!
めちゃくちゃ面白くて、徹夜で読みました。そして3巻を今日も徹夜して読む予定…
カバー下にuser先生の「緑土なす」との出会いが描かれているのですが、user先生も徹夜で読んだんだ…!と嬉しくなりました。
兄上♡兄上♡と足弱をなでなでしてるレシェイヌの姿もありますよ❤︎可愛いー!!
とても人気のあるBL小説だというのは認識していたのですが、如何せんファンタジーが苦手でなかなか挑戦できず...
今回コミカライズされたので、「漫画ならいけるのでは?」と思い切って読んでみました。
いま考えると意味不明ですが、『緑土なす』というタイトルの意味すら、緑土にナスが実る?みたいな感じだと思っていたのです。
枯れた大地を異能によって生まれ変わらせ、緑土を成すという意味だというのを知って、BL小説である以前にとても夢のある壮大な作品なんだなと思いました。
コミカライズも続くのかな?
だとしたら続きもとても気になっているので是非拝読したいと思います。
小説の方はまだ読めるかわかりませんが、挑戦してみたい気持ちが湧いてきました。
小説既読です。挿絵担当のuser先生がそのままコミックで描かれているので、絶対に紙本で読みたい!と、思っていた作品。
異世界、そして王族の衣装の再現など、コミックにするにはかなりのご苦労があったと思います。感謝しかありません。
レシェイヌがまだ足弱を見ても確信が持てていなかった時の玉座の様子と、血族を得た後の玉座に座る様子などは、描き分けがとても上手かったです。灰色狼もこれからですが、それでも、青嵐や黎明も既に出てきて、これからの展開に注目したいと思います。
小説だと、アシがとにかく歩くのが困難で何か行動する時の描写がとても長く感じていたのですが(それはそれでアシの困難な状況を理解する上ではとても良いのですが)コミックでは、その辺の事がさほど重い表現はされていなかったので、サクサクと読めて、これはこれで、手軽に読むには良かったと思います。
今回、小さい頃のアシが見られてとても嬉しかったのと、小豆団子のお話は大好きなエピソードなので、読めてとても幸せでした。アシは最初は頑迷な老人に育てられただけはあるな、という頑なな態度でしたが、話しが進むにつれ、レシェイヌの孤独や寂しさに共感して絆されていく様子が、表情も柔らかくなっていました。レシェイヌも幸せな顔をたくさん見ることが出来て、とても嬉しかったです。
小説の挿絵作家先生がコミカライズということで、小説の印象そのままです。
ただ、やはり挿絵と違い漫画は動きのある感じとか、文章とはまた違う間合いや、背景、それらが多分に作品に影響があるため全体的に少し固く感じます。
原作小説で印象深いシーンはできれば見開きくらいの大きさで、華やかにかつ衝撃を感じるくらいの迫力が欲しかったです。
原作小説が大好きなので勝手に頭の中で補完されるので、ここはこういう流れだったな、ここはこんな雰囲気だったな、とか色々足してました。
小説挿絵のときから思ってましたが、文章表現よりもラフォスの足がおもったより曲がってないのはリアルに描くと痛々しいからなんですかね。
コミカライズだと足弱のイメージ印象薄い感じです。
馬も、すごく立派な感じに文章ではなっているのに馬のコマ小さくてなんか残念に感じてしまいました。
毛並とか立派な馬体、優しげな顔立ち味わいたかったです。馬の。
ファンタジーものはかなりの画力が必要なのだと改めて感じました。冠とか細かいし、着てる衣服の動きどないだし、描く方も気が抜けなくて大変だったろうと思います。
灰色狼の一族は完璧でした。当たり前ですが小説そのまま。これぞです。
コミカライズにつきものの、色んなものが端折られてしまう仕方なさはあるものの、変にモノローグばかりではないので漫画としても違和感はないのではと思います。
user先生も原作小説の大ファンとのことで、ご自身が描写するプレッシャーもあるのではと思います。
どこまでコミカライズするかわかりませんが、旅、船での出来事や母の墓参り、王室病に誘拐事件などこのあとも事件もりだくさんなので、楽しみです。
原作の大ファンです。
表情や動きのあるレシェや兄上さまや灰色狼たち、小説とは違うアングルの表紙に心躍りました。
ただ内容はダイジェスト版という印象が強く、分かりにくいと思いました。
もしそういった方がいたとしたら、原作を読まれることをおすめします。
小説はかなり丁寧に書かれているので、コミカライズを補ってあまりある内容です。
もちろん、コミカライズにはコミカライズの良さがあります。
私は屋根瓦の獅子の彫刻が増えるエピソードが好きなので、その時の灰色狼たちのリアクションが絵で見られて嬉しかったです。
何かと起こる微笑ましい僥倖に笑ってしまうというか、ほっこりするんですよね。
長いのでどこまで続くか分かりませんが、2巻以降も楽しみにしています。
できたら、「緑土なす きみ抱きて大地に還る」まで読みたいです。