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nekoni naritai tamagawa kun
飼い猫ポジションから恋人になり甘々な蜜月が見られると思ったら、突然の遠距離恋愛、双方にそれぞれ近づく当て馬と、波乱と試練とすれ違いのオンパレード。
長期出張の激務と淋しさに耐えてようやく帰還した受けに対するあの仕打ちはあんまりだ。
少々の波乱ならスパイスになるけどこんな胸糞悪い展開見たくなかった。可哀想は可愛いだけど可哀想すぎると腹が立って萌えられない。攻めざまぁへの序曲だと思っても無理。
受け贔屓なのでキツい言い方になりますがご容赦ください。
以下ネタバレ。
受けのタマさん不在の間に攻めのライくんは自分に好意を寄せる小悪魔系当て馬を家に泊まらせ朝まで同じベッドでイチャイチャ寝てるし、サプライズで早く帰ってきたタマさんに目撃された当て馬は寝取ったかのような勝ち誇ったドヤ顔。タマさんがショックを受けてもライくんはちっとも悪びれる様子なし。
何故かライくんは居座る気満々の当て馬をなかなか帰さず、調子に乗った当て馬はこのままここに住むと言い出す。その上「ライくんより仕事を優先するなんてあなたは猫失格。これからは自分が代わりになる」とタマさんに略奪宣言。
泥棒猫のあまりに図々しい言い草はまるで少女マンガの性悪ライバル女のようで腹立たしさMAX。
ライくんこそ飼い主失格じゃないの?
泥棒猫をつけ上がらせてタマさんをないがしろにする不誠実さが許せない。溺愛キャラだと思ってたから裏切られた感が半端ない。
可愛いほのぼの甘々路線だったのにどうしてこんなドロドロのキャットファイトに…
タマさんは出張先の当て馬をきっぱり断ってきたのに不平等だ。いっそダンディーで大人な当て馬とくっつけばいいのに。ちゃんと仕事頑張ってるのを見てくれている人はいるよ。
ライくんはそんなにずっと側にいてくれる子のほうがいいのならどうぞ泥棒猫とお幸せに。
ピュアで頑張り屋のタマさんが自分だけを可愛がってくれる新しい飼い主に拾われて幸せになるのを願っています。
物語は進みましたが2人のいちゃいちゃ少なく、萌えも少ない4巻でした。
田万川さん、1巻の始めとはまったく別人のような表情豊かで人間味あふれる人になりました。
職場上司にもそれは伝わっていて転勤要請を断り、ヘルプで1か月だけ名古屋に派遣することになりました。
真堂くんが普段はタマさん呼びで、ベッドの中ではちーよびなの、どっちも愛称なのですが、より愛情を感じさせる呼び分けで萌えます。
田万川さんもすっかり來生くん呼びが定着して、頼ってほしいと発言するなど、恋人としての絆も自覚も深まっています。
新登場のホテル副支配人のターナーさんもこの作品の登場人物らしく(独断と偏見)なかなかぶっ飛んでいます。サムライニンジャ呼びしかり、ヤマトナデシコ呼びしかり、田万川さんを軽くスカウトして、その後あっさり、恋人いなってと申し出たり、登場してすぐ仕事をささっと片づけて田万川さんとデートする時間を作れちゃったり。
カタコトなのに、日本語に妙に詳しかったり、若者言葉を使ったり、作者さんの言葉選びのセンスが光るキャラクターです。
保護猫カフェの店長さんと会って話しているところが見てみたい!
そして2人の間をひきさくかもしれない?田万川さんのライバルが登場します。
いまのところはかわいいアピールの腹黒そうなかわいげのない若者です。
4巻まで読んできて初の感じ悪いキャラ登場です。
困難を乗り越えてより深まる愛、という展開になることを信じつつ、田万川さんが傷つかないといいなと心配になるラストでした。
1巻から読んでいるので、新刊が出ると手に取っています。年下小説家と猫から恋人に昇格したホテルマンの、癒やされ猫生活のラブコメ第4巻です。
やっと恋人同士のイチャイチャが見れて、さぞや甘々なんだろうと期待したのですが。
まさかの出張で1ヶ月離れ離れになるわ、その間に第二の猫を狙う当て馬君が現れるわ…で、甘々どころか切ない展開が待っていてガッカリ感が半端なかったのです。
一番イヤだったのは、当て馬君を拒否しない來生ですね。田万川くんがいない時に自宅に泊めるとか(それもパジャマ持参で!)、あり得ないと思いましたから。田万川くんは、上司でもちゃんとお断りしてるのに。
なので、來生と展開にかなりモヤモヤして、残念な読後でした。次で完結とのことで、最終巻に期待したいと思います。