待宵ぬくもり奇譚

matsuyoi nukumori kitan

待宵ぬくもり奇譚
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×23
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
32
評価数
7
平均
4.6 / 5
神率
57.1%
著者
さがのひを 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
メディアソフト
レーベル
Charles Comics
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

遊郭で男娼として夜な夜な男たちの慰み者にされる美しい青年・紅(こう)。
そんな彼の唯一の心の拠り所が、金と青に輝く瞳を持った雄猫のりんねだった。
人間に変化(へんげ)できる不思議な力を宿すりんねは、紅の傷ついた心と体を癒やすべく、人目を忍んで彼との逢瀬を重ねている。

「ずっと傍にいる」と無邪気に微笑みかけるりんねに対して、紅はいつか必ず訪れるであろう別離の日のことを考えてしまい――。

さがのひをが描く、あたたかな幸福に満ちた愛の奇跡の物語。

※こちらは、WEB雑誌『Charles Mag』に収録されている作品の単話配信です。重複購入にご注意ください。

表題作待宵ぬくもり奇譚

りんね
紅(こう)

レビュー投稿数5

2人の愛

ひを先生の人外!
耳と尻尾の愛おしさよ∩(´∀`)∩
紅とりんねのお互い想い合ってる姿にぎゅんってくるんですけど、紅が安心しきって全て包みこむりんねの姿が更に素敵です!
尻尾も紅のこと大事大事に包んでて愛おしい!
動物だから人間よりも早くに寿命がきちゃうしお別れがくるとしても、紅ともう一度一緒に暮らせるように人間になるようお願いしたって明るくいうりんね。
可愛くて格好良くて紅のこと大好きなりんねにきゅんってしました!
りんねとお別れがきて再出発する前にりんねと出逢った場所で再会出来たときの感動!!!
良かった(´;ω;`)
紅がこれからもっとりんねと幸せに過ごせるかと思うと涙涙でした!
もう少し読みたい気持ちでいっぱいです

0

短編なのに秀逸

短い中に、きちんとキャラクターの背景と攻め受けの性格や二人と繋がり方がすごくいい。
短いのにストーリーがしっかり長く感じられた。
絵もきれいで全て良し。
だからこそしっかり長編で読みたいお話です。

0

朝から泣いた。

人になれる猫のりんね(攻)と貧しい家に生まれたが故、遊郭に売られてしまった紅(受)の短編。


タイトル通り、ぬくもりを感じられた優しくも切ない、けれど愛がたっぷりつまった物語でした。

猫と人間。

猫好きで実際に飼っていらっしゃるひを先生だからこそ、描くことのできた作品なのかなあと思いました。
一瞬、メリバを予感したりもしましたが、そこはひを先生です。ステキなハピエンに収まります。


個人的には、りんねくんの最初のビジュアルがめちゃくちゃ好きでした。オッドアイという猫的特徴を捉えつつも、めちゃくちゃイケメン攻め様のビジュアルに、りんねしか勝たん!! ってなりました。


ということで、遊廓×ケモ耳×不憫受けが好物の腐女さんはぜひ電子でポチして一緒に泣きましょう!(お誘いパターン)


0

かわいくてかっこいいケモ耳攻め

ひを先生、初のファンタジー&ケモ耳ではないでしょうか?
ミニキャラとかでケモ耳のイラストあったかもしれませんが、とてもかわいく、かっこいい猫の人外攻めです。

幼い頃から遊郭で男娼として働く紅。いじめられていた仔猫を助けたら、人間に変化できる不思議な猫でした。
金と青のオッドアイりんねに毎夜、客が居なくなった後に抱かれるのが紅のただひとつの幸福でした。
ただりんねは猫の人生を生きているので、人間とは成長が違います。
ずっと一緒にいようと言い合ってもそれが無理だと思う紅に、猫は神様に9回生まれ変わらせてもらえて今は2度目と伝えます。
年月が経ち、紅は年貢が明けました。その時に側に既にりんねはいません。
紅はりんねと出会った神社で年貢明けにお参りしていると、そこに駆けつけてくる見知らぬ男性が…。

単話、34ページ。あっという間ですが、とてもよくまとまっていました。辛い男娼時代もりんねがいたからやってこられたんだな、とよくわかります。
ぜひ長編で読みたいです。

0

2人の幸せを願わずにはいられない

暖かくて幻想的な表紙!
秋らしく、今の季節にピッタリな感じで素敵です。
本編ではもう読んでいて切なく、胸がキュッ…と苦しくなりました。
辛い環境のなかでりんねくんと紅くんの愛とぬくもりを感じることができる素敵なお話でした。
りんねくんが「紅!」と無邪気な笑顔で駆け寄ってくるシーン大好きです。
2人の幸せを願わずにはいられません。
すごく素敵なお話を読ませていただき、ありがとうございました!と思える作品でした。

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