キミが獣になれるまで

kimi ga kemono ni nareru made

キミが獣になれるまで
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神95
  • 萌×253
  • 萌19
  • 中立6
  • しゅみじゃない4

147

レビュー数
25
得点
750
評価数
177
平均
4.3 / 5
神率
53.7%
著者
紫能了 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784801982161

あらすじ

性に奔放な大学生のSub・昂は、
プレイ中に正体不明の強い視線を感じる。
それはSubを跪かせ支配するDom特有の“獣の目”。
以来、昂はその目が忘れられずにいた。

そんな昂の年下の幼馴染でNormalの充は
「SubとNormalとでは釣り合わない」と分かっていても
ずっと昂に想いを寄せていた。

大学の授業料を工面するため
抑制剤の治験バイトをすることにした昂は
2ヶ月間自分と共同生活をしてくれるDomを探すことに。
それを知った充に引き留められるが、
その目は忘れられないあの“獣の目”をしていて…!?

「…言ったよな?“おまえを従わせてやる”って」


【収録作品】
キミが獣になれるまで1~6
bonus track(描き下ろし)

表題作キミが獣になれるまで

陰下充 大学1年生 医学部 Normal/変異Dom 19歳
陽木昂 大学3年生 法学部 Sub 21歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし:「bonus track」
  • カバー下:キャラクター紹介

レビュー投稿数25

プレイの描写が綺麗でした

Xのタイムラインで試し読みを見かけたので、気になって買ってみました。

表紙がとっても綺麗ですよね!!
漫画もとぅるとぅるな印象を抱く、ちょっとなまめかしい感じの絵で、作品のイメージによく合っていると感じました。
言葉責めをしたり、ろうそくのプレイをしたり、少し痛そうな描写が個人的に苦手でしたが、意外に抵抗なく読めたので良かったです!
受けの泣き顔がめっちゃ刺さりました…。やっぱりチャラ男が一途な攻めに修正されるっていいですよね…!!

0

いろんな意味で高度なDom/Sub

 読み始めた時はすごく期待値が高かったのですが、なんとなくずっと燻っている感じで萌えきれないというか、すごく惜しいなぁというのが正直な感想です。ハードなSMプレイにもまったく抵抗はないですし、Dom/Subにもそこそこ慣れてきたつもりです。ただ、充という攻めが自分が萌えるにはかなり難しいキャラだったなぁと思います。

 ノーマルとDom性の間で揺れ、葛藤し続けていた充。Dom/Subでは性が変わるキャラはまだ珍しいですよね。常にSubを支配し続ける強いDomではなく、不安定で頼りなさを見せるDom性を秘めたキャラが攻めというのが、この作品の1つの魅力。でも、ノーマルとDomの充があまりにも乖離していて、もはや私には同一人物と認識するのが困難でした。多重人格という病気は実際ありますし、充がほぼそれに近くなった理由も納得できるものでした。ただ、やはり人格が違うと私にはどうしても違う人に見えてしまって。

 成長と共に気質が変わっただとか、表の顔と裏の顔にかなり差があるけれど本人に自覚がありコントロールしているとかであれば、普通に萌えられたと思います。でもそうなるとこの作品の魅力が消えるので、あとは読者の好みの問題でしょうね。ノーマルの充は私好みの攻めではなく、かと言ってDomの充にも何かが物足りず。2つの性格が混ざった中間の充を受け入れるには、Domの時の性格は一体どのように育っていたのか、もう少し彼についての背景が必要でした。これだけのプレイをどこで覚えたのか、とかも。

 医学的・科学的な下地もしっかり作り込まれているところや、簡単にSubを甘やかさないプレイは良かったです。ストーリー展開に不満はありません。2人の先生も気になりますが、巻末のプロフィールを読むとDom/Subと攻め受けが逆転していてこちらもまたややこしいようで(笑)。猪狩先生の受けが見たいと思いましたが、攻めでSubというのも食べてみたら案外美味しいかもしれませんね。

0

あきくんのDom

シチューBLから随分絵柄が変わられましたね。凄い画力はそのままで大学生の主人公の可愛さとセクシーさに合ってて楽しめました。
この作品は古典的なドムサブのコマンドがなく、かといって命令も無いように見えるのと、S/D性が満足する(斑紋が出ない)ところがいまいちハッキリ分かりませんでした。昴がMで加虐プレイにとろんとしているようにしか見えないような…
昴のSub性はとても可愛いのだけどサブスペースにどう言う時入るのか、充の不安定なDom性じゃ満足出来てないから斑紋が出来たのだろうけどじゃああのプレイらは一体など、私の読み込みが悪いのかもしれませんが雰囲気で流れた感じが否めませんでした。あとメンヘラっぽいギャグ顔すぐ挟んでくるの苦手過ぎでした。

でもピュアな充の必死さはめちゃめちゃ好きだし初エッチがプレイじゃないのは良かった。あの充で甘々のドムサブ、他のドムに威圧する時だけ別人格とかが良かったな。

0

サブキャラが良過ぎて…

なんでしょう…サブキャラの医師2人が良過ぎて良過ぎてそっちばっかり印象に残ってしまいました。それくらいあの2人がいいんですよ笑
スピンオフ出たら泣いて喜びます!

0

表紙の表情は別人格

Dom/Sub系にあまり興味がなく、普段積極的に摂取するタイプの作品ではありません。読んだことはある。程度です。
なのでプレイ内容やコマンドの需要性も私には無関係かな?と思い読み進めました。

Domの目に秘められたパワーが凄いですね、威嚇したりマーキングしたり…。
また、ふとしたキッカケで性格がガラッと変わる展開も面白かったです。二重人格的な感じで。

主人公CPの葛藤も良いですが、個人的には先生方2人が魅力的過ぎました。妄想がはかどるっていうか…♡
スピンオフを(勝手に)考えながら読めるくらい2人のキャラは立ちまくってました!
なので…スピンオフあるよね?|ω・` )チラット

0

一般的なD/Sが好きな人には向いてないかも

試し読みをしてめちゃくちゃ気になっていたので読みましたが、新感覚Dom/Subというかもはやこれは新しいジャンルなのでは...??と。
独自の設定など新しく追加されていて新感覚なのは分かりますが、じゃあDom/Subではなく新しい○○バースとしてお話を進めた方がすんなり読めたかなと思います。
レビュータイトルにもあるんですけど...コマンドやDom性・Sub性などD/Sの性質を重視してお話を読む方にはあまり向いてない作品かなぁとは思います。
自分の頭が固いせいなのかもしれませんが...初期設定から派生するものを受け入れるのに時間がかかります(汗)

お話としてはテンポも良く所々コミカルな絵が入りつつ内容はしっかりあるので最後まで読めました。
攻めがちゃんとしたDomになる編もあるんですかね?続きがないのであれば、彼らのその後は読者の想像にお任せスタイルな終わり方だなぁと思います。

1

絵がとても美しい

毎度ながら先生の絵柄はとても美しいうえに漫画も読みやすくて、全体的に高評価です。ただ、今回受け攻めが少しタイプからかけ離れており、メインの二人よりも先生たち二人に目がいっちゃいました。うしろのページで先生たちの軽いプロフありましたがもしスピンオフあるなら、(コミック派なので雑誌みてなくて情報常に遅いです)年下先生×年上先生っぽい感じがします。ただ、ビジュアル的に反対の方が私は好きなんですが、やはり世間は年下大型犬みたいな攻めが人気だから、スピンオフあるならそうなる予感が今からあります。次も楽しみです(=^・^=)♪

1

盛り込まれた設定に引き込まれる一味違うDom/Subユニバース

紫能了先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
SM 4
エロ 4
コミカル 3
シリアス 2
な感じだと思います。

Normalの充くん× Subの昴くんのカプです。

性に奔放な大学生の昴くん。大学の授業料を工面する為に抑制剤の治験バイトをしようとするが、その為には共同生活をするDomを探さなくてはならなくて。そんな時、昴くんに片想いをしている、年下の幼馴染でNormalの充くんが、Dom探しに口出ししてきて、更にはDom特有の「獣の目」をしていて…。

Dom/Subユニバースですが、本編前の設定ページで書かれていますが、今作オリジナルの追加設定が盛り込まれています。

まず根本的に、コマンドがありません。充くんと昴くん以外、他のキャラの絡み描写が殆どないので、一概には言えませんが、DomとSubの支配欲と従属欲を満たす為に絡み描写はSMの様なプレイが多く描かれています。

他にも、Dom特有の身体的特徴である「獣の目」という瞳孔が縦に細長く、他のDomに対して威嚇してり、惹きつけたいSubに対してマーキングすることが出来る目を持っています。更には欲求不満になると、誘惑性フェロモンを出したり、斑紋が身体に浮かび上がったりします。
追加設定とは別で、Normalの筈の充くんが後天的にDomに変異したりと、様々な設定が絡み合ってかなり読み応えがあります。

今作はDom/Subユニバースですが、コマンドプレイが無く、絡み描写がSM色が強めです。プレイ内容はスパンキングや低温ローソク、緊縛などがしっかり描かれているので、見ていてとてもドキドキしました。DomとSubのプレイではあるからか、昴くんが痛がったり熱がったりしますが、そこまで可哀想と思わないので、悲観せず読むことが出来ました。

個人的に、先生達の関係性がめちゃくちゃ気になるので、スピンオフが読みたいですね。
あと、充くんと昴くんの今後の将来などが気になるので、やっぱり2人の続編も読みたいです。

ダイナミクスはNormalとプレイしても欲求が満たされることはない。想い合っていても、それはお互いに辛いことだから、最初から結ばれることはない。お互いを想い、すれ違ったりする充くんと昴くん。
SM色強めだったり暗く重い展開になりがちですが、所々で描かれてるコミカルな描写にクスッと笑ってしまうので、シリアス度合いは程良くて、刺激的な絡み描写に目が離せなくて、盛り込まれた設定と引き込まれる展開に読み応え充分なので、是非とも読んでほしいです。

3

健気ドムにやられました

ドムサブ作品興味はあったもののピーンとくるものが今までなくサンプル止まりだったのですが今回、サンプル読んでとても気になったので買いました。痛いのとか抵抗あるのですがドムサブの本能だったり、2人の関係性で260ページすらすら読めました。チャラ受けもふだん刺さらないけど昂くんが充のこと大事にしていたり、かわいいって思ってたりして時々見せる年上の包容力がたまらん。鼻水垂らして泣く姿も可愛かったです。
ほんでもって、充くん!!!
めっちゃ良い攻めだった!!!!
年下ー!不安定!健気!受けのこと好きすぎて暴走しちゃう執着!
表紙でもどちゃくそインパクトのある獣の目の美丈夫。
ところどころ、いいところで入る獣の目の破壊力がすごいです。あーほんといい攻めでした。
まだ、やっとお付き合いするというところまでですし、まだこれからも大変なことが2人には問題として残っていそうですし続きが欲しいーと思ったり。
あと、昂くんのお尻がずっといい形しててそこも好きです。

5

読み応えあり!変異Domに萌える♡独特なD/Sユニバース

先生の「絶望に啼け」が既読で印象深い作品です。
本作は連載中に1話を試し読みして、単行本化を楽しみにしていました。全284Pでボリュームあります。

まず本のそでに先生のコメント「SM色強めのDom/Subです」との記載が!俄然ワクワクします♪

本作はいくつかの独自設定がとても特徴的で、ストーリーに上手く組み込まれていて面白かったです。
特にD/Sの大きな特徴であるコマンドの概念が、本作にはありません。攻めてますね!
世界観がよく作り込まれているなぁと感じました。

攻めの充は、受けの昴(あき)を一途に想う可愛いNormalなんですが、あることをきっかけにドSなDomに変異します。このシーン、可愛い充が急に雄みと色気のある男に変貌して、昴を激しく責めたてる(ちなみにスパンキング)もんですから、そのギャップにズキューーーンときました!

前半は2回、充の変異シーンがあるんですが、完全に別人格が出てきて、なかなかに激しく昴を責めたてます。でも時々優しくて、プレイの緩急がすごくいい!
コマンドがないのでD/SというよりSMプレイといった趣ですが、とにかくドSな充の責めっぷりにドキドキさせられました!

その後も数回プレイシーンが出てきて、蝋燭を使ったり、緊縛、水責めなど、色んな種類のプレイが楽しめます。(苦手な方はご注意ください)

ストーリーも、NormalがDomに変異する難しさや、二人の気持ちの行き違いなど、一筋縄ではいかない展開が面白いです。
ちょっとストーリー展開が複雑で難しいなと感じる部分もありますが、読み応えあります。

充のNormalからDomへの変異は簡単にはいかず、そのため健気で可愛いNormal充と、ドSなDom充を行ったり来たりするので、一粒で二度美味しいというか、どちらのキャラも楽しめるのが大変良きでした♡

終盤の気持ちの通いあった後の二人の初めてのセッは、じっくり丁寧に描かれて、愛に溢れていて、すごく素敵です。前半は可愛い充、後半は雄みの出た充、とここでも充の変化を楽しめます♡

最後は真に気持ちの通いあった二人に、明るい未来を予感させる、素敵なラストシーンでした。

書き下ろしでもエロエロでドSなプレイを堪能できて満足です♪

最後のキャラ紹介を読んだら、脇役の鷲目先生、猪狩先生がすごく気になりました!魅力的なキャラなので、ぜひスピンオフも描いていただきたいです♡

シーモア購入 白抜き修正
電子限定特典漫画は2P(ちょっとファンタジックでコミカルw)

5

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