スキとキラキラ

suki to kirakira

スキとキラキラ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神43
  • 萌×211
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
13
得点
262
評価数
55
平均
4.8 / 5
神率
78.2%
著者
会川フゥ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
ジーオーティー
レーベル
picn comics
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784823605680

あらすじ

人気インフルエンサーのイベントに参加した井口は、隣にいた美人な女子がなぜか気になる。 見れば見るほど、顔が中性的な同級生の宮内が頭をよぎり、 追いかけてその正体をつきとめると、頭をよぎっていた本人である宮内だった。 驚きつつも、同じ可愛いものが好きな友達ができた井口はそっけない宮内に懐き、学校でも積極的に絡んでいく。 宮内と話す機会が増え、女装姿の宮内と一緒にデート(?)に行ったり、誕生日を祝ったりして徐々に距離を詰めるが、宮内に対して純粋に”可愛い”と思う気持ちや、自分以外の人が女装の秘密を知っていることにモヤモヤする気持ちは、友達としての「好き」じゃないかもと悩み始めーー?

表題作スキとキラキラ

宮内蒼,女装趣味の高校生
井口博之,かわいいものが好きな高校生

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数13

ほんとキラキラしてた…DKいいなってなりますよ❤︎


久しぶりに、DKカプの話を読んで
最近まで読んでいた、大人の恋愛ものとは違う
混じりだけなし、真性ピュアっピュアな光に
洗われた気持ちになったのをきっかけに
個人的に、DKのブームがきてる今日このごろ。

今月は2冊目になるDKもの。
初読み作家さんでしたが、やー良かった❤︎

もう毎日が新鮮で、何かある度に
気持ちが揺れて壊れやすいようにみえて
簡単に希望とか信じられちゃう
なんか、無謀で無敵で、
二度と来ないのも知らずに無防備で。

そんな日々を、そのまんま描かれていて
2人のやりとりに意味を求めるより
そのアオハルを存分に味わって萌える
贅沢な感じ。
若さって正義だよなぁ…なんかそんな言葉
あったようなーを思い出してました笑。

学校とは違う場所で出会う2人。
それだけでも、特別な感じがするんですよね。

また、ハッとさせられる瞬間が
日常の中から切り取られるように
描かれていて、すごく良かったです。

好きかどうかを確かめるキスが止まらないとか
初めて女装しないでデートした水族館で
手が触った時の2人のカオとか
複雑な感情が滲み出ててグッときました。

ここでまた、レビュータイトルに戻るんですけど、
ほんとピュアでキラキラしてて、いいなぁ

DKモノのこちらの作品、おすすめです❤︎

0

可愛い〜

会川先生の描く受け毎回ドンピシャなんですよね〜。
けどこの作品は最後の大人になったところの情事前後を見ないと、あんまり明確には受け攻め分からなかったです。
それになんだか本当に最後の最後まであれ?女装くん受けか?と思ってたので井口くん受けでホッとしました〜
二人のえちが見たいと思うもきっとこの一冊で完結っぽいので、また新作楽しみにしてます(=^・^=)
それと会川先生の作品と言えばストーリー重視なイメージがあり今回もそうだったので、毎回いろんなお話を楽しみにさせてもらってます

0

自然体のキラキラ

カワイイが大好きな男の子たちの自然体なキラキラに心があったかくなるような素敵な作品でした。

あんまり意識したことがない同級生と、”推し”を通じて仲良くなって、相手を知れば知るほど、もっと仲良くなりたくなっちゃうっていう、いたってシンプルでありふれた成り行きに見えるんですけど、そこにたくさんの”尊い”が溢れていました。愛だ恋だのと露骨に騒ぎたてずに、一緒にいると”嬉しい”から好きなんだなっていういう素朴さにキュンとしてしまいました。

好きなものにまっすぐで素直なキラキラくんたちに加えて、周辺キャラたちの人間性の良さが印象的で、What a wonderful world♪なのでした。こんなに穏やかで優しいコミュニティがあったらみんな生きやすいんでしょうねぇ…。

描き下ろしで描かれる社会人になった彼らの日常は、読者にとってご褒美みたいな内容だな〜と思いました。短いし地味なんですけどw、変わらず好きなことを続けながら仲良くしている姿をみて幸せな気分になれるので…。

ちなみに、スケベはないんですけど、こちらの作品情報にはしっかりと私の印象と同じ左右並びだったので、なんだか嬉しくなってしまいました。

3

キラキラの青春

コスメ(メイク)をきっかけに急接近する、男子高校生2人のピュアな青春ラブストーリーです。

女装やメイクが好きな学生...というキャラクターは今までの他の作品にも登場していると思いますが、今作は一味違います。
何より、女装やコスメを趣味とする男子高校生:宮内が自信を持ち堂々としており、周りの人達(親や友人)もそれを咎めたり否定したりしません。

不器用だけれど優しい人達に囲まれて、2人が自分たちの気持ちに気付いていく過程に胸があたたかくなります。

ちるちるでは受け攻め表記がありますが、作品を読む限りではどちらとも取れるような表現で、それもまた良いなあと思いました。女性装に女性役割を付随させない気遣いを感じます。

また、2人が選んだ職業も良かったです。昔の...平成の作品ならモデルとメイクアップアーティストになっていただろうな〜と思いますが、この等身大さが、自分が学生の頃に出会いたかった本かもしれないなあとなんだか寂しいような嬉しいような気持ちになりました。読んで良かったです。

0

好きなことに正直な少年たちが眩しすぎる

メイクやコスメが好きな井口くんと女の子のカッコが好きな宮内くん。好きなモデルのイベントで偶然出会った同級生の2人が好きなことに向き合いつつ距離を縮めていく姿があまりにも眩しくてすごく良い。

とりあえず井口くんの彼氏力が高すぎる。純粋にこういう人と付き合いたいな?とBL読んでて思ったの初めてかもというレベルでめちゃめちゃ良い人。これは世間に見つかったらモテるぞ〜〜

そして宮内くんは宮内くんで男装女装関係なく見惚れてしまうくらい美人。そして標準装備でデレ多めのツンなのが良い。褒められると素直に嬉しそうなのも、人のこと信用したらオープンなのもとても可愛い。

拗れることなく順当に距離を縮めてすごく自然体で心を通わせた関係性になったのもよかった。
描き下ろしで大人になった2人を見ることができたのも最高でした!!井口くんBAになったのも相変わらずコスメ趣味にしてる宮内くんもとても良い。何より受け攻め明確にしないのが想像広がって大満足なラストでした!

4

スキがキラキラ溢れ出す

井口がモデルのトークイベントに行き、そこで女装している同級生の宮内に出会うところから始まります。

可愛いものが好きな井口と女装が趣味の宮内が徐々に仲良くなっていく過程が微笑ましいです。
特にお互いの好きを尊重する姿勢には胸を打たれました。

好きの気持ちが分からず悩む井口と宮内が両想いになったところにはとてもキュンときました…!
最後は友達にカミングアウトして幸せなハッピーエンドです!

描き下ろしは社会人になってからの二人です。
二人とも裸でベッドで寝ている事後っぽい描写はありますがえっちな描写はありません。
しかし、仲睦まじい様子が窺えてこちらまで幸せな気分になりました!

2

共有する喜びを

同じ高校の同級生だけどこれまで喋ったことはあまりなくて、でも中性的な宮内のことをなんとなく目で追ってしまっていた井口。
そんなふたりがインフルエンサーのイベントで会ったことをキッカケに仲良くなって、それぞれの気持ちが動いていく日常を描いたお話でした。

自分とは違うタイプだと思っていた宮内と好きなものが同じだったと判明した井口が
嬉しさからグイグイ距離を詰めて懐いてしまうのがめちゃくちゃ微笑ましくて、そんな井口に最初は引き気味だった宮内もどんどん心を開いていく様子にほっこり。
自分の中で大切にしていた「好きなこと」を共有したふたりが無理なく同じ気持ちになっていく、その自然さが彼ららしくてものすごくキュンとしました。

もしもイベントで会っていなければ交わることがなかったのだなーと思うと、冒頭シーンでふたりともバタバタ会場に入ったことすら運命的に思えたし
宮内が真っ直ぐに井口を信じているところが本当に素敵で、付き合っていることを迷うことなく報告した理由になんだかジーンとしてしまったのでした。

男子高校生がメイクに興味があったり女装が趣味だったりということを後ろめたく思う作品は数あれど、こんな風に自分が好きなものを胸を張って好きだと伝えてくれるお話に初めて出会った気がして純粋に感動。数年後のふたりも描き下ろしで見ることができて大満足でした。

難しいテーマだなと思ったのですが
それを重たい雰囲気にせず、でもそれぞれの感情はしっかりと見せてくれてものすごく読み応えのある作品でした!

4

全方位やさしい素敵な世界観

ゆらゆらと揺れるイヤリング。指元にはツヤツヤのネイル。
目元を彩るアイシャドウ。つけまつ毛をつけて仕上げにはお気に入りのリップを。
かわいい服に着替えてウィッグを被ったら出来上がり。

メイクもレディースファッションも女の子だけのものではないし、男の子が好きだって良いじゃないか。
そんな気持ちになる1冊です。
全方位やさしい世界ですごく良かったなあ。登場人物もストーリー展開も自然体で柔らかな雰囲気で大好きです。
好きなものへの気持ちを丁寧に描いた、読んでいて非常に気持ちの良い作品でした。

女装が趣味の宮内と、かわいいものが好きな井口。
同じ高校に通う、今まで特に接点のなかった2人の高校生が休日に偶然出逢って以来、共通の好きなものを介して交流を深めていく…と、描かれているのはとてもシンプルです。
山あり谷ありではないですし、大きな事件も出来事も起きませんが、決して誰も傷付きません。ここが素敵。
2人とも相手のことをよく知らない状態からスタートするのですが、どんなものが好きなのか?どんな友達がいるのか?今度あれに一緒に行かないか?なんて、ごく自然に少しずつ距離が縮まっていくのがなんとも良い味わいです。

お互いの好きなものも、お互いの人間性も当たり前のように認め合える関係性が本当に素敵なんですよ。
どの登場人物も好ましかったのですけれど、特に井口の嫌味のない真っ直ぐでさっぱりとした性格が好きでした。
彼の性格が良いからこそ周りの友人たちも気の良い子たちばかりだったのではないかな。

友人から恋愛へ。そして描き下ろしの少し未来の話へ。
この流れがこれまた良くて、1冊読み終えた頃にはスキとキラキラが広がっていきます。
濃いめのBL色をお求めだとちょっと違うかもしれませんが、彼らと共に好きなことに対してのわくわく感が味わえる素敵な作品ですよ。

1

優しくて可愛い

とても面白かった。
メイクやキラキラしたコスメのパッケージや可愛いパンケーキなどが好きな井口と、女装が好きな宮内。

推しモデルのイベントに参加したら女装した宮内がいて、推し語りが一緒にしたい!とオタクのテンションで強引に友達になりに行く井口。逆に宮内はイツメンの友達以外とはあんまり交流しないタイプで井口にも最初は塩対応め。一緒に遊んだり推し活してちょっとずつ仲良くなっていく二人の様子が良い。

井口は自分の好きなことを貫いている宮内をかっこいいとリスペクトしているんだけど、それに対して宮内が好きなことを大切にできてるのは俺の力だけじゃないって答えるシーンがとても印象的で好き。可愛いって言ってくれる井口の言葉も力になってると言ってくれる。寝る前に井口が言ってくれた嬉しい言葉を噛み締めている宮内が可愛かった。

デート中に手がぶつかってそのまま手を握って、お互いに照れて無言になる空気感とかも甘酸っぱくて良かった。

あと描き下ろしが最高すぎた。社会人になった二人の話。

6

最高でした

会川フゥ先生の作品が大好きで、今回もとても楽しみにしておりました。
かなり期待値高めで読み始めたのですが、遥かに超えてきました...

好きなことを自らの気持ちに嘘をつかず貫き通せる強さや、好きなことを共有できる存在の大切さが、丁寧に丁寧に描かれています。
お互いに自分の気持ちは誤魔化さないのが素敵。

みんないい子だし、ひたすらに穏やか。
久しぶりにじっくりと癒されました!


激推しです。
ぜひ読んでいただきたいです!

7

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