STEP WISE STEP

STEP WISE STEP

STEP WISE STEP
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神23
  • 萌×235
  • 萌24
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
16
得点
329
評価数
84
平均
3.9 / 5
神率
27.4%
著者
会川フゥ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
価格
¥629(税抜)  
ISBN
9784799725733

あらすじ

周囲がウザがるほどいつもべったり一緒の若林と喜多見。
いつまでもこんな距離感でいられることが幸せだと思っていたワカは、きぃの突然の「友達やめていい?」発言にパニックになる。
悩むワカにきぃは…!?

2人の良き相談相手、赤坂くんの密かな恋、ほか 男子高校生の日常ラブvライフ!!
描き下ろしは修学旅行の定番夜の恋バナv

表題作STEP WISE STEP

喜多見(きぃ),高2,いつもべったり一緒の友達
若林秋廣(ワカ),高校2年生

同時収録作品sweet (dead) day 前編 / 後編

賢次,リーマン,受の姉の夫の弟
赤坂要,高校2年生,攻の兄嫁の弟

同時収録作品36.7℃

その他の収録作品

  • ボーイズトーク+1(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)
  • カバー下:イラスト

レビュー投稿数16

ギャグ系。

特にきぃが魅力的です。

"STEP WISE STEP"の意味を知ろうとこちらのサイトに来ました。
どうやら「一段ずつ進む」という意味のようです。

おすすめです。

2

STEP WISE STEP

明るくてテンポが良い。

0

きみと一段ずつ。

会川フゥさん待望の新刊は、
男子高生たちの甘酸っぱい恋がギュギュッと詰まった
萌えある素敵な一冊です。

表題作を含め、3つの男子高生の恋物語が収録されていて
男の子たちが友だち同士という点で、物語がリンクしています。

○STEP WISE STEP(表題作)
自他ともに認めるほど気の合うニコイチなふたり、
ちょっぴり策士家のきぃくんと、天然で素直なワカくんの
友だちからstep wise stepする(一段ずつ進む)恋の話。

このお話、このCP、すっごく可愛いです!
元々”恋”という意味でワカくんを好きだったきぃくんが
言葉巧みにワカくんを誘導し、友達から恋人に持っていくところが
可愛い策士家!という感じがして面白かったし、
ワカくんも、『きぃが嬉しそうだからまぁいっか☆』と
天然系の可愛いさが炸裂しており、お似合いのふたりです。

勿論”可愛い”だけで終わらないのが会川さんの腕の見せ所。
はじめワカくんは、きぃくんに流されているだけだったけれど
少しずつ、確実に
恋へとステップアップしていく変化が巧く描かれているし、
きぃくんと同様に
まわりの友達をとても大切に想っているワカくんの姿には
きゅんきゅんしながらの見応えを覚えました。

又、きぃくんについては”策士家”と表現しましたが
ワカくんが本気で悩んだり、泣いたりする様子を見て
自分より彼の気持ちを優先したり
彼が不安にならないように考えたりと
好きな子を想う純粋な気持ちが表れていて、すごく良かった。
(あと、きぃくんの猫っぽい口元が可愛くて好きです!)

このニコイチカップルの可愛さ、一段ずつ進んでいく姿は必見です♡

○sweet(dead)day
上記ニコイチカップルの大切な友人・あっくんの
切ないけど、一緒に堕ちてくれる人がいる恋の話。
あっくんのお姉さんの旦那さんにほのかな恋心を寄せながら
彼の弟・賢次さんに強引に関係を迫られたあっくんだけど、
でもそれ以上に切ないのが、賢次さんだったという展開...
ラストシーンが秀逸。好きです、このお話。

○36.7℃
短い物語ですが、こちらもすごく良かったです。
友達以上恋未満の優しいあたたかさが
触れた手から伝わってくるようで
『36.7℃』という人肌温度がぴったりな物語でした。


描き下ろしも、とても楽しくて(+1が最高!先生の+1も面白い)
本編と同じくらい気に入っています。
男子高生の恋の行方をきゅんきゅんしながら読むことができ
はじめからおわりまで、満足度の高い一冊でした!

9

思春期の悲喜こもごも

いろんな経験をして強く真っ直ぐ育つんだ、男子高校生!

表題作は、周囲がウザがるほどべったり一緒の若林(ワカ)と喜多見(きぃ)のお話。
大の仲良しで、一緒にいることが当たり前で、彼女できたらどーすんの?と聞かれても、いらないもーんなんて答えちゃうくらいウザい2人。
でも、好きの意味がワカときぃでは違っていて、恋人同士になるまではワカのバカな勘違いもあったりでわちゃくちゃしますが、いざくっつくとますますのウザさ(笑)
"今までこんなに仲良くしてたのに、まだまだ仲良くなれる方法があったなんて驚きだ"
とか本気で言っちゃうワカがアホでほんま可愛い☆
変に独占欲が出て来て、他の友達と仲良くするきぃにワカが嫉妬したり忙しい2人ですが、お互いを思いやれる微笑ましい2人であります☆
ま、バカップルだけどね(笑)

で、そんな2人の共通の友人である赤坂くん(あっくん)がメインになるのが2つ目のお話。
表題作を読んでる時から、やけにクールで色っぽい友達がいるなぁと思ってたんですが、このあっくん、すごく切ない恋をしていて。。
私、あっくんに感情移入し過ぎてエライこっちゃでした(苦笑)
姉の旦那様である義兄に恋をしているあっくん、眠ってる義兄にキスしているところを義兄の弟(賢次)に見られてしまい、強引に体の関係を持たされてしまいます。
その後も体の関係は続くんですが、賢次に義兄を重ねては妄想して興奮する自分を卑下するあっくんが哀しいやら切ないやら、やるせない気持ちでいっぱいになりました。
"諦めるってどーすればいいの?"なんて泣かれたら、こっちの涙腺も完全崩壊しちゃいまして…ヤバかった。。
でも、最後にあっくんを救ってくれたのは下衆野郎だったはずの賢次でした。
あんな関係でも徐々に心を通わせつつあった2人、あっくんに幸あれと思わずにはいられない、そんなお話でした。
ぶっちゃけ、このお話が一番好きです☆

3つ目はワカ&きぃにアテられまくってるクラスメイトの板橋くんと戸越くんのお話。
クラスのモテ男、高津に興味津々の板橋は、その高津のことをずっと見つめている戸越に気づきます。
健気に高津を思い続ける様子の戸越…そんな戸越のことを板橋は応援したいと思いますが、その気持ちは徐々に。。
まだ何も始まっていない2人ですが、いつも一緒にいるところを見るとねぇ、な感じです(笑)

その3つのお話のその後的な書き下ろしも必見!
バカップルはますますバカだし、あっくんも幸せになれそうだし☆
思春期の悲喜こもごもを楽しんでください♪





6

親友~恋人

大親友の高校生、若林(ワカ)と喜多見(きぃ)の2人が
親友の域を脱して恋人になるまで、そして
その2人をとりまく同級生の恋のお話も・・

ワカときぃは大のつく親友。
いつもどんな時も一緒にいるのが当たり前で
ずっとこのまま、いい友達でいられると思っていたけど
その関係を最初に否定したのはきぃ。
親友から恋人へ・・・好きの意味が違う。
仲良しで大好きだったけど、今までそういう対象としてきぃを見てこなかったワカ。
だけど、意識すればするほどきぃが気になってしまい・・・
自分でも気づかないうちに、きぃのことばかり考えたり
変な嫉妬をしてやきもちやいたり・・
きぃなしではいられないのは、ワカのほうで
自然な気持ちの流れや、真っ直ぐな気持ちに共感できるお話です。

その二人の友達でいい相談相手の赤坂くんことあっくん。
彼の秘密の恋も切なくて辛くて泣けてきます。
むしろ私は赤坂くんのお話の方が好きかも・・・
自分の姉と結婚し義兄となった人に恋をするあっくん。
そのことが義兄の弟に知れてしまい、脅迫まがいなことを強要され・・・
しかし、その弟との関係が少しづつ変わっていき・・
友達思いでクールな印象のあっくんの知られざる真実。
描き下ろしのボーイズトーク+1は笑えてきゅんとなりますよ。

クラスメイトの板橋くんと戸越くんのお話もじわっときます。
友達のことをよく見ているからこそわかる気持ち。
短いけど、じんわりくるストーリーでした。
この2人も描き下ろしに登場します。

フゥ先生の絵はギャグっぽく描いたところがたまらなく可愛いのです。
もちろんそうでない絵はみんなカッコいいんだけど
そのカッコいい登場人物が、突然あの笑顔になるのは反則です。
小学生が描いたような、ニコニコマークみたいな笑顔大好きです。

4

男子高校生のソレゾレ

好みにハマる1冊でした♪
わちゃわちゃしてる男子高校生好きには堪らんです(∩´///`∩)
表題作の「親友以上恋人未満」のニアからカップルへの移り変わり。
表題作カップルのお友達①が学校の外で抱えてるほろ苦く切ない片思い。
表題作カップルのお友達②が同性に片思いしてるのをお友達③が純粋な友情で影から見守ってる姿。
いろんな角度から恋する男子高校生が見られて大満足!
会川さんらしい可愛さと明るさがあり、ニヤニヤと楽しみました( ´艸`)

◆STEP WISE STEP

"親友以上恋人未満"なニコイチ高校生。
受けの明るさとアホっぷりが可愛い!好きの恋愛観がお子様レベルだけど、アホっ子受け大好きなので萌えツボです( ´艸`)
攻めは恋愛面が未発達な受けを言葉巧みに流していき、恋人関係までにこじつける手管がお見事!受けが大好きで傷つけたり無理矢理なことはしないんだけど、如何せんアホっ子受けなのでキレイに流されておりましたw
はー…可愛い男子高校生って癒される+゚。*(*´∀`*)*。゚+

◆sweet(dead)day

表紙の前髪短くてジュース飲んでる子のお話。
ニコイチカップルに挟まれクールなしっかり者といった感じですが、学校外では許されない片思いを抱え、それをネタに好きでもない男に抱かれてて……(´•̥ ω •̥` )しかも抱かれてるのは片思い相手の家という。可愛い絵柄でサラっと描いてるけど、意外と重くてエグいシチュだよなぁ…。
そんな彼が表題作カップルを嬉しくも羨ましくも思いながら見てる姿が切ないです。
そして片思いに終止符を打とうと涙を流す姿に涙腺が緩む。。。

最初は憂さ晴らしで抱いてた攻めが好きになれなかったけど、泣いてる受けを慰める言葉は良かったです。始まりは歪んでたけど、その後は幸せそうで何より(﹡´◡`﹡ )

◆36.7℃

友達が同性に片思いしてるのに気付いた子のお話。
好きな子をじーっと見てる姿を見て密かに応援し、遠回しに協力しようとしたりフォローしたり。
その優しさに心がホンワカする。。。
表題作では男同士の付き合いにピンと来ないようだったけど、友達の片思いを見守るうちにミイラ取りがミイラ状態になり胸キュンでした!良い子達だから幸せになって欲しい〜!


3

「萌」っていうか「笑」っていうか

カバーデザインがいつも微妙だなと思うのだけれど、それもらしさなのです。会川さんのノリが大好きで、読むたびに妄想力とその表現力に笑ってしまう。

メインカップルの年代を問わず、お話にすっと入れちゃう。大方、男のアホな部分を全面に出して描いてくれているからでしょうか。それでいて、純でシリアスな部分もちょっと入れ込んでみちゃったり。でもそれは表題作、ワカときぃの場合。他、三つの作品が収録されていますが、「sweet (dead) day」の要くんの話になると、心の黒い部分がチョイ描かれていたりするから油断なりません。「36.7℃」はクラスメイト・戸越の視線の追う先に気づいちゃった優しい板橋くんのお話です。

若林(ワカ)と喜多見(きぃ)は仲のいい高校生。きぃはワカに友情じゃない方の「好き」という気持ちを抱いている。お約束として、友情から恋人?発展パターンだと、たとえノンケであっても好意を持たれた方になぜかコペルニクス的転回が起こり、お互い両思いになってめでたしめでたし。なんだけど、若林は「恋人になった」と自覚していても、終始目覚めてないんですよね~。どこまでもワカがあほ全開で突っ走ったまま、「好き」っていう気持ちの次元においてズレまくっていても、彼ときぃはハッピー!ってところが会川風、ズレ漫才。きぃも毎度がっかりさせられながら楽しんでる余裕が見えて、そこも作家さんらしい演出です。

これら三つの作品は、制服からわかるように同じ高校の生徒が主人公。呼び名は違えど要くんは実は…。最後に収録されている「ボーイズトーク+1」をお楽しみに!気軽にBLを読みたいな、っていう時にオススメです。

2

DKの恋、詰め合わせヽ(´▽`)/

作家買いしてる会川フゥ先生の作品です。
恋人未満のカプも合わせて3組のカップルのお話が収録されていますが、みんな同じ高校で同クラのよう。

表題作はめちゃくちゃ仲の良いワカとキィのお話で、ある日キィにキスされて「一生友達でいいとは思ってない」と言われて…なワカ目線のお話です。
ワカがいい感じに鈍感おバカ男子で、勘違いするのが面白い話でした。
半ばキィに上手く流された感じで付き合うことになり、色々あって少々拗れたりもするのですがワカも自分の気持ちに気づいてめでたしめでたし。
可愛い2人でした。

次のお話はワカとキィの友人、あっくんこと赤坂要のお話です。
表題作の最後で要は「好きな人がいる」と言ってましたが、そうだったのね〜。
なかなか切なくて、シリアス寄りなお話です。
賢次が泣いてる要を追いかけてきて、抱きしめてくれたのにはキュンとしました♡
脅されて身体のカンケイが始まってしまった2人でしたが、丸く収まりそうでホッとしました。

最後のお話も表題作のワカにトンチンカンなアドバイスをしていた、板橋目線のお話です。
愛せるただのバカだと思ってたけど、めちゃいい奴な板橋。
恋愛未満ですが、何かが芽生える予感バシバシな2人でした。

描き下ろしは、修学旅行でのボーイズトーク。
要の事がすごく好きになっちゃってる賢次目線パートもとても良かった!

0

まだまだこれからの彼ら

読み手はLOVEを得にくいところもあるけれど、男子高生たちの可愛いさを満喫できる一冊。でもこの可愛さは人によってはちょっと鬱陶しいかもしれません...背徳感や恥じらいを感じにくく、わりと同じテンションなので。

同じ高校に通う男子たちの、3つのストーリー(少しずつ繋がっています)
①【表題】親友のイチャイチャ攻撃から恋を自覚...?その後のSTEPへ
②友人らの相談には大人っぽく応えてみるが、自分の恋はうまくいかない
③クラスメイトの恋を密かに見守る男気男子、このあとどうなるのかなぁ
・描き下ろしは、3つの作品から主人公らが勢揃いで修学旅行お布団トーク

上記③ラストの『36.7℃』、これすごくよかった!でも18ページなんです。
この本の中では、これが一番最初の作品のようです(初出:MAGAZINE BE×BOY 2013年1月号)。
短い中にドラマが完成していて、気持ちよく読めました。
あと、単純に見た目の可愛い男気男子はやっぱり好き。

タイトルの『STEP WISE STEP』
この一冊ではまだ最初のSTEPの、STEぐらいまでかなー(おかしな説明ですが)という感じもする。日常がラブラブな彼らにとって、まだ恋は始まったばかりです。ファンゆえの物足りなさもなんとなくあるのですが、それも含めて楽しめる作品でした。

最初のカラー画(口絵)が思いきりハッピーそうです。
大きく伸ばして額に入れたいほど好き。

6

BLカフェテリアのランチコース

「STEP WISE STEP」
まずはサラダ!それも、さっぱりしつつ思ったよりボリュームのあるシーフードサラダみたいな一編。
いつも一緒いつも仲良しのきぃとワカ。きぃからキスや触りっこされて好きと言われて、結構呆気なく受け入れて恋人に。ワカって素直すぎるというか…ちょっとおバカ?
でもこんな明るくてライトなBLも悪くない。

「sweet(dead)day」
メイン。あらビックリ、こってりな肉料理でしたわ!
きぃとワカの友達、あっくん(赤坂要)のシリアスな恋物語。
要は姉さんの夫の聡さんに報われない恋をしていて、それを聡さんの弟に知られてしまい、半ば脅迫的に関係を迫られるが……
その弟賢次も辛い恋をしていて、要とは傷を舐め合う暗い関係と思いきや、意外と前を向いた展開に。読み応えがありました。

「36.7℃」
デザートはあっさり目のレモンソルベ。
きぃ+ワカ+あっくんの友達、板橋くんの気になるクラスメイトのお話。
友達以上ですらないよ。ジャスト、友達。恋人未満BL未満。でも何かがはじまりそうな。

「ボーイズトーク+1」
お土産のアソートクッキー?修学旅行でのおしゃべりを覗き見感覚。
きぃとワカはヤっちゃってるっぽいし、あっくんは賢次を憎からず、板橋は男同士の恋愛に真面目に興味を示してて、というお話。

友達全員ホモの罠、だけど、面白かったです。

3

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