放課後のエチュード 3

houkago no etude

放課後のエチュード 3
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神48
  • 萌×240
  • 萌10
  • 中立2
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
20
得点
432
評価数
103
平均
4.2 / 5
神率
46.6%
著者
昼寝シアン 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784799764077

あらすじ

芸術高校のバレエ科で日々練習に励む見延は圧倒的な才能を持つ先輩・一宮と順調に交際中。
二人で踊ったパドドゥの動画を友人の宝井がSNSに投稿したことでアメリカのバレエ団から連絡がきて…!?
NY留学編スタートの第3章!!
描き下ろしはラブラブお買い物デートを収録!

新たな出会いと環境の中でさらに愛情を深める二人。
恋人同士でお互いを大事に想っているけどダンサーとしては甘い関係ではいられない…?

表題作放課後のエチュード 3

高校1年,バレエ学科専攻
高校2年,コンテンポラリーダンス科専攻,元バレエ学科

その他の収録作品

  • extra sweet(描き下ろし)
  • イチさんの放課後レッスン

レビュー投稿数20

宝井の積み重ねと気持ちの切り替えを称えたい

 見た目や才能、将来性をシビアに評価される世界で、同じ10代の仲間と切磋琢磨し合う彼らの一喜一憂する姿がリアルで、読み応えのある巻でした。宝井の葛藤には非常に共感しました。ただでさえ仲間だけにスカウトの声がかかって悔しいのに、それが自分のSNS投稿がきっかけで、そこには自分の動画も上げていたとなればより複雑な想いだったでしょう。SNSに投稿し続けるというのも本業ではないのだから根気のある人しかできないことです。それでも最後は見延に伝え、頑張ってこいと背中を押した彼は立派でした。

 渡米直後の2人は、これからお世話になる学校の人たちに初対面でも礼を欠いた態度で、せっかく英語を学んでいったのに初歩的な会話でも翻訳アプリを使っていたのが気になりましたが、一宮が挨拶で堂々と踊りを見せつけたシーンは良かったです。見延は一宮を遠すぎる存在として、嫉妬の対象にもならないと自分たちを客観視していたけれど、次巻ではやっと本気で競い合う2人が見れそうでわくわくしました。ライバル関係と恋人関係を両立させるのは描く方も当人たちも大変でしょうけれど、スポーツや芸能を扱うBLの醍醐味ですから期待しています。

0

No Title

ヒーパラが最高だったので遅ればせながらこちらも読んでみたら、やはり面白すぎて一気読み。

芸術系高校でバレエ学科所属の千裕は、性格が悪いと評判の先輩一宮の踊りを目にしその衝撃的なダンスセンスに一目惚れ。2人はくじ引きでペア練の相手となり放課後のレッスンが始まり…。
恵まれた体躯を持ちながら表現力が乏しい千裕と、天才的な才能を持ちながら体の小ささから挫折しかけたイチ。踊りへの想いと2人の気持ちが、どんどん高まって一つになっていくところに魅了される。
素直に想いをぶつけてくる忠犬ワンコな千裕の可愛さと、ぶっきらぼうでも色気がダダ漏れのイチのエロさがたまらない〜。
共に進もうとする2人に横槍を入れる、クズ教師二見は怖くて哀れ。3巻で完結かと思ってたらまだまだ全然続いていた。
2人は夢を叶える事が出来るのか、続きがすごく読みたい!4巻はいつですか〜??

0

高校生らしい青春を感じた

一巻、二巻ではバレエのお話はとても楽しかったのですが、恋愛に関しては少しドロドロした部分が苦手でした。
しかし、三巻ではバレエのお話が中心になり、それに伴って見延とイチのバレエと恋愛へのひたむきな様子が爽やかな青春を感じる様になって、とても好感が持てました。
バレエやってる人が遊園地に行くと、こんな出来事もあるのか~と、微笑ましいストーリーが好きです。この辺りは本当に高校生っぽくかんじました。
アメリカに行くまでの二人の様子も丁寧に描かれていたのがリアルな感じがして。バレエ漬けの二人とも、そんなスラスラと英語出来ないのも、だよねーって思いながら読みました。
今の所見延はイチに対して、バレエの嫉妬とか対抗心など感じてないみたいだけど、アメリカ留学でこれから、恋愛感情と、ライバルとしての対抗心が湧き起こり葛藤する場面など見られるのでしょうかね?そして、新しいキャラ達も全員ライバルだと思うと、なかなかな修羅場展開が今後くるのでしょうか?これからも楽しみです。

0

二人の新たな門出✨

大好きで、紙でも電子でも集めているシリーズです。
1巻から3巻まで通して久しぶりに読み直し、やっぱり好きだなあ…としみじみ思いました。

序盤のシーンは友人たちも一緒にランドへ行き、はしゃぐ見延とイチさん。
ツンデレお兄さんのイチさんが、女の子にパレードのダンスを教えてあげるところが好きです。優しいお兄さんの一面に、私が女の子だったらきっと恋してる(笑)

中盤以降は、個人的に宝井にシンパシーを感じてしまい、辛い気持ちになりました。
自分のSNSに何気なく上げた、見延とイチさんの動画。
アメリカの有名バレエ団から連絡が来て、てっきり自分が注目されたのだと思いきや、友人に連絡を取ってほしいと…。

私が宝井でもきっと嫉妬で苦しむだろうなと思い、漫画の主人公ではないけどこれから見返して欲しい、頑張って欲しい、と応援する気持ちで読みました。

この巻はセッッは少なめ。甘い甘い二人を求めている方にはちょっと物足りないかもしれません。
でも、バレエに情熱を捧げる若者の姿にフォーカスされた内容はとても読み応えがあり、やっぱり大好きだなあと思いました◎

ちょっと久しぶりに”イチさんのバレエ解説”もあり、各国の細かなバレエスタイルの違いなども知ることができて嬉し楽し♪でした・:*+.

0

世界へとはばたいて

狭い日本から広い世界へ。
そんな印象を受けた、より成長するための助走をつける1冊だったように思います。
前作でちらりと見えていた伏線がするっと回収されると共に、仲の良い友人や恋人と競わなければならない厳しい世界だということもしっかりと描かれている今作。
バレエに関しては明るくないのですが、ちゃんと現実味があるというか、生半可な気持ちでは続けられない狭き門なんだなと思わせるエピソードの数々に好印象でした。
そして、合間に入るバレエ解説が毎回楽しみだったりします。分かりやすくて面白い。

日本では恵まれた体躯だとしても、日本では評価されていた才能だとしても、一歩踏み出して外の世界へ行けばきっともっとすごい人はごろごろいるはず。
なんていったって、世界中から同じ夢を見て集まっている傑物ばかりですから。
手を取り合ってアメリカへと旅立った2人。
2人の信頼関係には揺るがないものがあるので安心して読める中、バレエ描写がより濃厚になってきてうれしい。
新たな環境で刺激を受けながら、2人は一体どんな成長を遂げるのか?
これは長尺でじっくり読みたい作品になって来ました。
リブレさん、長編で出してくれないかなあ。

バレエ以外のところだと、やっぱりイチさん。
巻数が増えるごとにかわいらしくなっていて、初めはあんなに近寄り難そうな人物なのはどこへやら。
千裕の友人たちとも自然と溶け込んで、その無意識な愛らしさで魅了していく姿に撃ち抜かれてしまいますね…かわいい…
1番グッと来たのは、ぼろぼろのあのシューズを大切にしているところ。
うれしかったんだろうな。大事にしているんだなあ…と思うとたまらない気持ちになりました。

0

求む長期連載

3巻目もとってもよかった〜〜〜
そして腰を据えて長期連載をしてくれるリブレに感謝。リブレってそういうケースが多い印象があって信頼を寄せています。

デビューから絵がお上手でしたが、また絵が一層お上手になられたなという。ダンスシーンももちろんなんですけど、ブランコをネジネジしてるイチさんにそう思う。思い通りの絵が描ければ描けるほど絵で表現したいことに制約がなくなって楽しいだろうなぁ。

バレエの描写も濃厚なのがこの作品の魅力!といっても自分はバレエの知識が全くないので、この状態がどれ程現実的なのか分からない。あり得ない話ではないけれど、まぁあり得ない…ぐらいの感じなのか…?どうなの?

前巻レビューで期待していた通り宝井くんという人物にやや掘り下げがあったことも嬉しい。もっと!もっとお願いします!もちろん主役2人も!というわけで10巻を超える長期連載を望んでおります。何卒。

1

バレエ沼から抜け出せない.ᐟ‪.ᐟ‪

1巻、2巻は2人にいちゃらぶが中心でした。
でも、3巻にハマったら、もうこの作品の沼からは抜け出せない!!圧倒的なバレエの世界に魅了されること間違いなし!

〝この世界では今日の友達や恋人が、明日のライバル〟

相変わらずラブラブな2人ですが、宝井が撮った2人のパドドゥがきっかけで、アメリカに6週間留学することになります!!宝井が言ってる通り、舞台に出れる人、つまりスポットライトを浴びる人の数は決まっている。だからこそこの世界では、仲のいい友達でも恋人でも明日のライバル…。
シビアな世界だな( ;ᯅ; )競走の激しい世界だからこその切なさもあって、今作はいちゃらぶは割と少なめだったかな?でも、2人で新しい世界へ飛びさせて、より愛が深まったと思います♡見延が留学先で焦って不安になっていることを伝えなくても、イチさんには全てお見通し!心から通じあっている2人にちょっぴり感動しました♡♡
個人的きゅんと来たのは、イチさんが使い古したシューズを大事にしているところと、見延の手をイチさんの胸にあてるところかな〜!あと、イチさん、2巻の時よりたくさん猫化している気が…♡イラストもどんどんレベルアップしていって、素晴らしいです!なんと言っても〝肉体美〟…。えろすぎです。

イチさんと見延は、天才×平凡で圧倒的な差があるから、これからどうなっちゃんだろう…という心配していたけど、3巻を読んでこのふたりは大丈夫だと確信出来ました!これからも2人で色んな壁を乗り越えていってほしい…
新しい登場人物、エイダン(留学先での同居人)も出てきて、これから物語がどう動いていくか楽しみです!4巻早く〜っ!

2

ロシアからアメリカへ

第2巻で、ロシア行きを断ったイチさん。
今作はアメリカのバレエ界です。

イチさんのバレエを活かすには、型にこだわらないアメリカのバレエが良いのでは、という伏線があるところに、二人で踊ったパドドゥの動画が先方の目に止まってレッスンへの招待を受けるという展開。
まず自力でのステップというのと、二人で行けるのがポイント。

バレエの知識や解説なども出てきて楽しいですね。踊ってるときの線がきれい。
てっきり3巻で完結かと思っていたら、なんと二人のバレエの物語はここから始まるぐらいの雰囲気。
長編の香りが漂ってきました。

正直リブレさんではかなりクオリティ高い良作になりそう。

0

次が待ち遠しすぎる

完結まで積んでおこうと思っていたのに読んでしまいました。
3冊、あっという間に読んでしまうほど話に引き込まれました。
バレエとは全く縁のない人生ですが、おまけページで解説して下さっているのでそこも楽しく読みました。
そしてBがLする展開やバレエに関する葛藤や夢のお話にもまして私の心を掴んだのはイチのふとした時の可愛さとバレエに関するときの強さ!カッコカワイイ男の子大好きです。
一緒にアメリカにきたのに2人もライバル関係に!?これからどうなるの??というところで終わってしまい、コミックス派としては次巻までの1年あまり悶えながら待たせていただきます。

2

バレエ関係メインの巻

ランドにイツメンと遊びに行く話に、アメリカへ2人で留学する話。友だちや恋人でもバレエを通すとライバルになる。ちなみに続きが気になるところで次巻!なので読むと次巻を楽しみに待たないといけません。

今巻はバレエを通しての葛藤等がメインで、2人のいちゃいちゃは少ないのですが、心許してるイチさんやイチさん命な見延くんや2人の日常での自然で甘いやりとりが見られたので大満足です!

個人的には「みんながシュンって呼ぶから、イチさんって呼ぶのは俺の特権」な見延くんにキュンとしました。そりゃイチさんも可愛いヤツ…ってなりますよねー。

2

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う