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kono te wo hanasanaide
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
大学生編です…!まだ続きます…!!!
いや~~~~、もぅね、終始悶えてたんですけど、
雅が可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて×∞尊い。
精一杯頑張って生きてるとこも含めて全て可愛い。
不憫な育ちの子が幸せになるお話に弱いので、
ふぐふぐ泣きながら読みました(;////;)
前巻では『持てる者×持たざる者』と書かれてたけど、
今巻では対等を築き上げていく過程が描かれてます。
これがもぅ!グッと涙が込み上げる…!!!
まだまだ若くて未熟な彼等が一緒に愛を育てていく姿がとても良かったです。
さてさて。
大学に入り同棲生活を始めて順調な日々から始まります。
一緒に暮らしているけれどすれ違いも多く、
淋しさを抱えながらも出来ることを頑張る雅。
一方の晴斗は雅を大切に想うあまりにーーー。
あらすじにも書いてありますが、
・雅の為ならなんでもしてあげたい晴斗
・少しでも対等になりたくて思い悩む雅
というすれ違いがめっちゃ切ない…ッ!!!!
食事ひとつ取ってもそうです。
雅は高校時代は晴斗の料理を食べるだけでしたが、
今は雅も晴斗に作ってあげたいし喜ぶ顔がみたい。
不器用な手つきで料理をする姿がとてもいじらしいです。
でも晴斗はずっと"俺がしてあげる"なんですね。
"雅はなにもしなくていいよ、俺がやるから"って。
この言葉に思い悩む雅の姿に泣けました。
自分は『普通』を知らないから。
晴斗の言うことがきっと正しい。
でも本当にこのままでいいのか。わからない。
普通じゃない育ちをしたという自覚が迷いを生んで…。
雅は晴斗に愛情に包まれて満たされつつも
ふとした瞬間に育ちの不安が滲んで切ないんですよ…。
だからこそ自立しようと頑張ってて堪りませんでした。
晴斗は……。
番Ωへの執着はαの本能だと私は思ってるのでね。
守りたい・大好きって気持ちが暴走しちゃうのは
(エゴで囲おうとしたのはアカンけど)仕方ないのかな…。
スパダリっぽいけど年相応なんですよね。
変に大人びてなくて等身大の大学生なとこも、
この作品の魅力のひとつだな~と実感しました。
(名前呼びされたときの反応がめっちゃ好きー!!!)
(DTみたいな反応しててめっちゃ可愛かったし、)
(雅のウブさもすっごい甘酸っぱくてキュンときた!)
あと個人的にカレーに注視しちゃうんですが、
雅が好きな食べ物にカレーを上げててもぅね!!!
(前巻の時からずっとカレーの効かせ方が上手くて)
(深読みしては唸っちゃうぜ!情緒に刺さるぜ!!)
3巻の予告は……弟登場?ですか…?
これまた号泣必須な展開がきそうで怖いです;;
でも1巻のアレで終わりだとは思ってなかったので、
雅にとっては試練だろうけど全力で応援するぞー!
いやーー……幸せと切なさの狭間で泣いてしまう一冊でした。2人の幸せなイチャつきを見ては涙、気持ちのすれ違いを見ても涙…。胸打つシーンばかりで困りました。すごく良かったです!
一条と北原が番になったその後、大学生編です。
同じ大学に進学し、そして同棲。無敵のイチャラブ番生活を送っているのかと思いきや、そこに孕む問題に向き合う2人の姿が描かれていました。
前巻ではドラマチックに結ばれた2人。
番うには若過ぎる年齢だったかも知れませんが、あの瞬間・あの場面において番うには1番相応しかった。だから番になった一条と北原ですが、お互いのことを尊重し理解し合うにはまだまだの状態です。
今巻は未熟な番2人の試練のストーリーがメインになっています。
番になり甘い生活を堪能する一条と北原の姿が冒頭にババーン!とありまして、何だよこの尊みは…っ!と暴れ回りたい欲望を押し殺して、ニヤニヤの洪水に溺れました。蜜月期ってまさにこのこと…蜜の糖度は120%です。
そんな素敵な番生活の一方で、大学生になり開けた世界に飛び込んだ一条と北原のそれぞれが抱く嫉妬がすれ違いを引き起こしてしまう。あああ…この切ないすれ違いに胸が痛みました。
オメガバース作品の「番」というと、色んな経験をし問題を乗り越えて、もうこの人しかいない!この人だけなんだーってなって、うなじを噛む儀式を交わすと思うんです。一条と北原はお互いが唯一無二という気持ちはあれど、お互いを知り理解する経験値が圧倒的に少ないまま番になってしまったことが、すれ違いを生んだのかも知れません。
一条も北原もお互いの交友関係に嫉妬し心穏やかじゃない。嫉妬と独占欲剥き出しの一条と、一条の気持ちに不安を抱く北原は、心と言葉のコミュニケーションが不足していて、お互いのことを深く分かり合えていない不安定さが露わになりました。
番関係に心と行動が追いついていない感じで、2人はまだ発展途上の未熟な"番"なワケです。
「番」はゴールじゃなくてスタート。
前巻はゴールとして描かれていましたが、今巻ではスタートとして描かれています。
番になった2人の姿を色んな角度で楽しむことが出来る今作は、ストーリーに深みが増し奥行きある内容に仕上がっていたような気がしました。
外部の声がうるさいときはスルースキルで。むしろ、番って良いもんだよって周囲に見せつけて欲しい!
なんとなく、番の神秘性や特別感を大学の同級生たちの意見からは感じなかったので、この作品の世界観的にそうなのか、若い世代特有の感覚なのか分からないけど、一条と北原には特別の象徴であって欲しいものです。
今巻は2人の絆を固め合う過程が主軸。甘さやしょっぱさが入り混じったストーリーでしたが、問題をぎこちなくも一生懸命に向き合う2人がとっても良かったです。繊細な絵が儚げでストーリー性とマッチしてるのもGOOD。
読後感最高…(*´︶`*)
気になるのは続編。ちょっとだけ予告めいたものがありましたが、これはめちゃ読みたい!
まだまだこの作品から目が離せません。
1巻で幸せになれたと思えた2人だったけど、それぞれの環境が変わり、一緒に過ごす時間が減っちゃうとだんだんと不安になる。
寂しくて晴斗の服を抱きしめて、晴斗のベッドで横になっている雅を見て、なんとも言えないぐらい可愛くてにやにやしちゃいました。
相手を想う想いが強くなると独占欲が強くなっちゃうんですよね。だからどうしても自分の目の届く場所に置いておきたい。苦労をかけたくない。ずっと笑っていて欲しい。だから何もしなくていいよ。俺が全てするから、ってなってる晴斗に対して
なんで俺は何もしなくていいの?2人でするんじゃなかったの?僕は、、要らないの??俺の考えが間違ってる、?でも晴斗が間違ってた事あったっけ…?ってだんだんとたくさん色んな疑問が出てきて、不安になって爆発しちゃう雅。
愛あるからこそ行き違って、だけど時間がないから上手く話し合う事ができず、ずるずる引きずって最後には言い合いになって晴斗の傍を離れちゃう雅。
読んでる側からしたらほんとにお互いの考えてる事ってわかるんだけど(当たり前)、当人は話し合わなきゃ何を考えてるのかってほんとに分かんないし、話し合ったからって本音を言わなきゃ相手には伝わらないから、恐がらずに本音を伝えるってかなり勇気がいるんだなって思うし、見てるこっちもハラハラドキドキしてどうなるんだろうってなりました。
あとここだけ言いたい!!
旅行当日に雅を迎えに行った晴斗の前で号泣している描写はすっごいずっと眺めてしまうぐらい素敵でした。言葉で伝える事が難しいので、是非読んでみて、この感情の意味を汲み取ってほしいです。
このはな続編、番になって大学生になった二人の同棲生活編です。
もう本当に感想を書くのが烏滸がましいくらいの作品でこのはなには単純なBLを超えた何かがあると思いました。
この作品には「愛しい」「切ない」「苦しい」「哀しい」「辛い」「嬉しい」「楽しい」そして「幸福」がぎゅっと詰まっています。
ストーリーの組み立てもですがキャラの感情描写と動かし方が本当に素敵だと思います。
特にはるみやの感情と心の機微が繊細且つ細やかに描かれていて読んでいて引っ張られる心地がします。
晴斗の強い想いに読者感情引っ張られるし雅の健気さにもやっぱり読者感情を引っ張られます(笑)
そして二人の幸せの姿には心が満たされた心地になるし不穏な空気が漂ったり剣呑な雰囲気になると読んでる方も苦しくなってきます。
その様に作中の彼らの状況が読者感情にダイレクトにリンクするような読み心地と言うんでしょうか(あくまで個人的意見ですが)
この大学生編はそれが更に強くなっていて晴斗の雅に対する深すぎる想い…
大学生になり雅の世界がどんどん広がって行く事に喜ばしいことなのに相反する感情に見舞われる晴斗。
大切な存在だから尊重したい、けどだからこそ誰にも触れさせたくない想い…晴斗の独占欲にも似た仄暗い感情と健気に頑張る雅がだんだんすれ違って衝突して大喧嘩…。
でも二人の根幹はやっぱりお互いを深く愛してるからなんですよね。
ぶつかって転んで、時に傷付いてそして成長していく二人を見ている気持ちになりました。
そして甘い所ではとことん甘くて幸せいっぱいでめちゃくちゃラブラブで最高です。
それこそ幸せ成分の上澄みを凝縮したかの様な…本編は勿論描き下ろしや小冊子までそれが味わえました。
シーズン3もスタートしますしこのはな、はるみやがどんな風に更に成長して行くか楽しみです。
ただ、シーズン3は一波乱ありそうな…本作の一番最後にそんな匂わせがありました(笑)
本作の総評としては本当に繊細で儚げで、でも酷く優しくて美しく、そして素晴らしい作品だと思います。
晴斗(α)×雅(Ω)
2人の成長をもっと見ることができると思うと、
ワクワクしながら待ち望んでいた
2巻では、
彼らがお互いを思いやる関係に成長するために、
一生懸命頑張る姿が迫ってきて、
大学生活や将来の展望も見えてくる
甘くて苦悩に満ちた感情が胸を満たしてくるのです。
哀愁漂う1巻から一気に変わって、
夏の浴衣姿で2人の幸せな笑顔が広がる表紙に、
心はもう安堵感でいっぱいです。
番になってから大学生になった2人。
夢のような同棲生活が始まるけど、
晴斗の愛情が強すぎて雅の自立心がちょっぴり抑えられる。
そんな2人の関係がどう進展していくのか注目している。
今回の見どころはこちら:
雅の
ーー 成長や変化
ーー 晴斗と同じ立場になりたいという葛藤
晴斗の
ー ー全身全霊で愛したい気持ち
ー ーその守り神みたいな愛情の表現から生じるすれ違い
晴斗はずっと愛されている家庭に育ち、
自然と愛情を注ぐことが得意。
でも一方の雅は愛のわからない家庭で育ったから、
愛情を受け入れることが難しい。
だから晴斗の愛情の対応に戸惑ってしまうこともある。
そのせいで2人の間で愛情の受け取り方が違ってしまっている。
晴斗は、雅を守りたいという思いがとっても強くて、
雅の幸せのためなら何だってやる。
その溺愛は言葉では表現しきれないほど重たくて、
雅が自分自身を見つけたり自立したりするのに、
晴斗の過保護は雅にとって束縛になっている。
雅がまだまだツンツンだけど、
ネガティブな考え方に悩まされつつも、
行動的で積極的な一面や、
感情や欲望に素直になって、
少しずつ成長していく姿を見せてくれるのが最高。
その自信がまだ足りなくて、
自己肯定感がなかなか芽生えなくて、
晴斗に認められるために奮闘している。
時には意地を張ったり、
逃げたりすることもあるけど、
それが純粋さで
そんな姿が健気さ全開で、
彼の愛らしさが引き立ってくる。
雅が、晴斗の優しさや愛情に頼りたい気持ちと、
自立したい気持ちがせめぎ合っていて、
甘えん坊な自分に情けなくも、
結局晴斗に甘えることができることや、
晴斗の前で泣けることは、
雅にとってはそれ以上の幸せはないことだと思うの!
そして、酔っ払った雅がいいね!
普段の彼とは一味違う、
意外な大胆な一面が見られるときはドキドキが止まらない!
晴斗のぬくもりに包まれる雅。
新たな生活、新たな関係。
愛の受け取り方や表現の仕方が違う
2人の心の壁を乗り越えた愛の成長の過程は、
不安や嫉妬、独占欲・・・複雑な感情が絡み合っているけど、
お互いにいないと生きられないくらい、
めちゃくちゃ愛し合っている!
そのふわっと溢れていている愛しさに
大大大感動してしまいました!
ずっと2人の未来を応援し続けたいです!
今更、私が何をレビューする事があろうかという感じですが。。。笑
1巻を初めて読んだ時の衝撃は忘れられません。
こんな作家様がデビューとはと感動しました。
そして本当に待望の2巻!
カップルになってからの2人が読めるとは本当に本当に感動です。
相変わらず先生の絵柄は繊細で美しく、見惚れます。
絵柄と同じく繊細な心理描写で、引き込まれます。
お互いを思うからこその葛藤や悩みだったりが緻密に描かれていて、だからこんなに人気作品になるんだなと改めて実感しました。
一条と雅の同棲編になります。
大学とバイトで忙しく過ごす2人は同棲しているにも関わらず、すれ違っていきます。
雅の世話を焼きたい一条と対等な関係でいたい雅が些細なキッカケで喧嘩してしまうところが切なかったです。
特に雅が自分が正しいのか分からないと自分の気持ちに蓋をしてしまうところには胸が痛みました。
しかし、ちゃんと話し合って仲直り出来たので一安心です!
Season3には不安しかありませんが、何があっても二人で乗り越えていけると信じています!
DMMは白抜き修正でした。
仲直りえっちの雅の可愛さが半端なかったです!
えっちを途中でやめられる一条に拗ねる雅が可愛過ぎました…!!
楽しみにしていた2巻。
一言で「最高」
大学生になった2人の関係性、お互いへの不安や嫉妬。よく描かれるものではあるけど、咲本先生の丁寧な描き方がより私の心にキて、読んでいる途中に何度も閉じては「はあ」と声に出していました。
そして楽しみにしていたえちちシーン。もう「美」という一言に尽きます。先生、ありがとうございます。
大好きだ〜!!!!
無事同じ大学に進学し、同棲を始めた晴斗と雅の日々が描かれていた2巻。
前作にあったような苦しくなるほどの激しい差別表現はなく、甘めな彼らを見ることができました。
大学生活が始まり、少しずつ周りに心を開くことができるようになった雅。
まだぎこちなさはあるもののすべてを取り繕っていた高校時代の姿よりもずっと自然で柔らかい笑顔に、晴斗もさぞ安心しているのだろうなと思いきや…
雅のことを好きすぎるがゆえの過保護が発動したり全方向に嫉妬したりと、なかなか素直に喜べない葛藤を抱えていて。
雅は雅で過去の強いトラウマ体験のせいで自分の気持ちをうまく表現できずに爆発するまで溜め込んで、ついには大喧嘩して家出してしまって…
この展開にはものすごくハラハラしました。
お互いに相手がものすごく大事で、αとかΩとか関係なく存在自体を愛おしく思っているはずなのに。
どんなに想い合っていてもその気持ちを伝えるのって難しいし上手くいかないもんだなぁ…と切なくなってしまったけれど。
こんな風にぶつかり合うことで彼らは成長しながら愛を深めていくんだろうなぁ…と、しみじみ。
何はともあれ大きく拗れずに解決してくれて安心したし、なんだかんだ素直なふたりが素敵でした。
心配事もこれからたくさん出てくるだろうし、価値観の違いも見えてくるかもしれない。
それでも"番だから"という部分を抜きにして乗り越えていけるふたりなんだなというのがわかって本当に良かったです。
次巻は雅の家族絡みで何か波乱が起きそうな予感ですが。続きも楽しみに待ちたいと思います。
予想外な話の展開でしたが、かなり好きな続編でした。
無事に結ばれた2人が幸せに暮らしているかと思いきや、やっぱりまだまだ試練はあって、それが丁寧に描かれているので読み応えがあります。
2巻では、オメガバース作品において基本の、番になるならないという話ではなくαとΩの根底の精神性の違い的なものが浮き彫りになる話だったなと思います。オメガバースであることが最大限に生かされていていいなと思いました。
雅は1巻に比べて、一条に対して自分の弱さを見せられるようになっていて成長を感じました。子どもの頃からずっと虐げられてきて、一条に出会えた今、やっと人に甘えることが出来るようになったと思うと感動します。
一条は1巻の時よりも強くα性が強く出ていると思います。番を幸せにしてあげたい、甘やかしてあげたい、自分のものにしたいなどの少し上からの独占欲は産まれ持った性質や、世界の仕組みから生じるものだと思いますがその擦り合わせが出来て良かったです。
現状、一条や一条の両親に支えられている所も大きいですがそれに恐縮しすぎることなく自分の出来ることでお互い支えあっていって欲しいなと思いました。αとΩの関係において、心情的な面において劣等感や優越感が肥大し過ぎないようにするのは大事だなと感じるお話です。
また、最後の最後にあった3シーズン目の予告にすごくわくわくしました。弟は1巻でも少し出てきましたが、少し気になる言動をしていたので今後何かがわかっていくと思うと楽しみです。