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あいつはもう番犬じゃない
saezurutori wa habatakanai
ひたひたと低温で進んでいるように見えて、実のところ計り知れないほどの熱量のなにかが胸の奥に潜んでいる。
なんて厄介で、なんて不器用な2人なんだろうか。
骨太なストーリーで読ませてくれる囀る鳥は羽ばたかないシリーズ。
本当に毎巻あっという間に読み終えてしまうほどおもしろいのです。
ところが、2人の恋愛面に関してだけいうのなら、正直なところまどろっこしいなと思ってしまっている自分がいます。
9巻の発売を機に再び読み始めたのですが…あまりにも恋愛面が進まなさすぎるものですから、もう完結するまで追うのをやめようかと考えることもしばしばありました。
でも、おそらく最後まで2人を追いかけることになるでしょうし、このレビューを投稿したあとに9巻まで一気に読んでしまうことでしょう。
それくらい、8巻で2人が見せたどんなに環境や立場が変化しようと、どうしようもなくお互いに心を乱されている様がたまらなく良かった。良すぎました。
矢代にとって禁断の果実だった百目鬼をかじってしまってからというもの、力技で抑え込んでどうにか凪いでいた矢代の世界がグラつき始め、これ以上乱されないように思い切って追い出してみたものの、忘れることが出来ない不安定さだけが残っている。
矢代視点が多いので百目鬼の心情はわからないままではありますが、複雑にこんがらがった男2人の関係性が切なく、すれ違い続ける心の描き方が本当に苦しくて。
8巻は既刊を読み返すとより効いてくるセリフが多かったですね。
続く9巻ではいったいどうなるのか。
もっと2人の関係が大きく動き出してくれることを期待したいです。
大好きな作品。新刊9巻を購入したので、7巻から再読中です。(以下ネタバレあります)
矢代と百目鬼、7巻で4年ぶりに再会。
序盤から風呂場で色気がだだ漏れる二人にドキドキ。神谷のせいでキスできず、残念!
百目鬼を思い出して自慰する矢代。「よねん…」。4年経ち、変わってしまった百目鬼に思いを馳せているのか…。
矢代、七原、百目鬼、神谷の4人で組み、行動を共にすることに。七原と神谷のコンビ、面白いなw
ヤクザ絡みの案件は、過去の綱川の娘の誘拐騒ぎも絡んで、なかなか込み入った展開に。
矢代は手を引くよう言われるが拒否。矢代がまだ百目鬼と離れたくない気持ちもあるのだろうか…。
あの暴力刑事、井波が再登場。
井波の車へ向かう矢代を、力ずくで引き戻す百目鬼。百目鬼の執着が感じられてキュンとします。
井波の代わりに相手をするという百目鬼。
とうとう二人の濡れ場!と思ったら百目鬼は抱かず、無表情でイかせるのみ。
百目鬼の気持ちがわからず、ちょっとモヤモヤした気持ちになります。
百目鬼は最後までドライな態度のまま去る。
矢代が無表情ながらも傷ついた様子で、切ない濡れ場だった…。
百目鬼がクラブのママの部屋へ入る描写がありドキリ!周りも女がいると思っている。
でも多分付き合ってるわけではないんじゃないかな。どんな事情があるのか…。
矢代は井波とも関係を保持。しかし勃たない体なっている。でも百目鬼に触られた時には勃っていて、百目鬼にしか感じない体に!
「どこかでわかっていた 知らなければ 失くすこともなかった」
これはちょっと難しいモノローグ。
百目鬼への気持ちをはっきり自覚したということかな。そして百目鬼はもう自分への気持ちは無いと知ってしまったということだろうか…。
(こんなふうに時々難しいモノローグが出てきて、それについて考えるのも本作の魅了の一つ)
それにしても、ヤクザの貫禄が出てきた百目鬼の、ふとした時に見せる色気がたまらない。
矢代の色気も以前より増していて(髪型がまたいい!)、二人の艶っぽさには始終当てられっぱなし♡
終盤にまた二人の距離が少し近づいて…。
(百目鬼を「お前でいい」と引っ張るシーン、好き!)
色っぽい展開にはなるけど、心の距離は離れたまま。百目鬼の冷めたセリフと表情に、読んでいて切ない気持ちにさせられる…。
ラスト、百目鬼とクラブのママができていると聞いた矢代が、もやもやを抱えて城戸に抱かれようとする。そこに百目鬼が現れたところで8巻は終わり。城戸に抱かれようとする矢代に、怒り心頭な百目鬼にゾクゾクします。
わー、なんて気になる終わり方!
二人が距離は近づいてきたけど、百目鬼の心情は語られず、始終ドライな態度で、やきもきした気持ちになる8巻でした。
一方矢代は、自己嫌悪しながらも百目鬼に惹かれる自分を止められない様子なのが、また切なかった…。
新刊の9巻、一度読みましたが再読します。ドキドキの展開です!
紙本 トーン+白線修正
desde el momento que lo encontre y lo lei me atrape en la historia, es muy buena de hecho es una de mis favoritas, esta muy bien hecho, tanto la historia como la trama te hace meterte en la historia de los personajes, lo vengo siguiendo desde mucho y la verdad es muy bueno
このシリーズって熱狂的なファンの方がたくさんいらっしゃいますよね。私もその熱の根源を知りたくて読み始めた1人。7年前くらいに初めて読んだ時は魅力が分からず2巻辺りで離脱しましたが、そこから2年経って改めて読んでみたら最初の頃と感覚が変わったのか、萌える余裕も出てきて毎巻結構楽しんで読んでいました。
ただ、今回は前巻を読んでから間が空いたせいもあるかもしれませんが、あまり萌えは感じられませんでした。前巻から第2章に入ったとも言えるわけですが、矢代のこの頑なな壁は一体何のために築かれているのでしょうか。今百目鬼を受け入れることで生じるデメリットが私には分からないし、人が壁をつくるのは何かを守りたいからだけど、矢代がこの壁によって守っているものが何なのかが分からない。あなたの内に今、そこまでして守るべきものがあるの?
百目鬼のことをのらりくらりと躱しながら、完全にシャットアウトするのかと思いきや、家に上げたりする。こんな世界でこんな環境で長く生きてきた男だから仕方ないんだ、というのは分かるけれど、この堂々巡りを娯楽として楽しむにはちょっとハードルが高いかな。雰囲気に頼りすぎな気もします。ラストは百目鬼が痺れを切らしたようなので、次巻で大きく動くといいなと思います。
私は中国から来たファンです。「囀る鳥は羽になってしまったかな?」という漫画が好きで、わざわざリンク先を探して先生に投票しました。これは私のたくさんのbl漫画の中で一番好きなtop1です! !(๑>◡<๑)
私の生活の一部。
矢代という人間が気になって心配で、かっこいい、かわいいと愛でる。
百目鬼を心配する、応援する。もっと応援する。
これ、私の毎日(笑)
そんなふうになってしまった。
それくらい大切な作品。
非常に危険な世界の真ん中で、開いた傷から血を流しながらも心を共有する二人の男の緊張と官能性。 あらゆる賞に値する、衝撃的で悲痛な一冊
美しく、力強く、そしてメランコリックな物語、第 8 巻は私たちを矢代さんの中心へと導き、その旅の途中であなたの感覚を破壊します.百目鬼という光が現れると、あなたの心は立て直されます.
スペルが間違っていたらごめんなさい。
矢代さんと百目鬼の行く末がわからない所が
歯がゆいけれど、やくざの抗争に巻き込まれる二人。巻き込まれると言うのか、矢代さんが
居るだけで抗争になってる感ごある。と私は思うんです。
矢代さん、しあわせになって欲しい方です。
勿論、百目鬼と二人で
7巻と対になった美しい表紙。7巻は百目鬼で黒。8巻は矢代さんでグレー。並べるとより素敵なので、7巻8巻と並べて飾っています。番犬じゃなくなった百目鬼に、翻弄される矢代さん。変わりつつある関係とふたりのよねん。ヒリヒリしますが、このヒリヒリが次のドキドキにつながると信じています。
たびたびの休載を挟み、産みの苦しみが並大抵ではなかったのではと想像するほかない8巻は、矢代の内面が次々と明かされていく神巻。でも、傷つき、苦しんでいたのは、矢代ひとりではない。百目鬼もまた、苛立ち、傷ついていたということを、次第に我々は知ることになる。9巻が出る頃には、8巻の見え方もまた、変わっているに違いない。この作品を読む面白さは、巻を追うごとに、それまで読んできた世界が次第に違う姿を見せ始めるところにある。だから、何度読んでも楽しめる。磨き込まれたダイヤモンドのように硬質で、透き通っていて、闇を照らす光を秘めた作品。