ウルフハウンド

wolf hound

ウルフハウンド
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神40
  • 萌×218
  • 萌15
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
17
得点
319
評価数
76
平均
4.2 / 5
神率
52.6%
著者
芽玖いろは 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
シリーズ
赤くて甘い
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784829686690

あらすじ

手懐けたい。
No.1ホストと忠犬の黒服、その主従関係は下剋上なるか──

No.1ホストの邑は、自分の価値も他人からの好意もすべて金に換算する。
黒服バイトの弥勒は、そんな邑に忠実だ。
底知れない執着をあらわす彼を扱いにくく思い、邑が躾けたのだ。
だが思いもよらず〝弱み〟を知られてしまう。
気をそらそうと弥勒を煽ると、その瞳に欲望が灯り──

「俺のこと、何したって噛みつかない従順な犬だと思ってません?」

飴と鞭で躾けられた。
でも──この人は俺が変えてみせる。

表題作ウルフハウンド

弥勒,黒服のバイト, 邑の従順な犬
天王寺 邑,No.1ホスト

その他の収録作品

  • a new chapter
  • カバー下あとがき

レビュー投稿数17

続編希望

シリーズ他作品読んでいませんが、とても楽しめました(読んだらもっと楽しめるのかもしれませんが)

お金が大好きな過去トラウマ持ち、No. 1ホスト邑さんと、そんな邑さんに従順な犬、攻・弥勒とのお話。

イケメンがイケメンを侍らせてます。圧倒的ビジュ美。

弥勒の、どうしてそこまで??という献身っぷりが最高で、いじらしいというか、可愛いというか、眩しいというか。
一方の邑さんが、さすがNo. 1という感じ。何人の女の子泣かしてきたんだろ。って感じで。

太客もそれぞれキャラが濃くて、好きな女の子キャラクター達でした。

時間軸が最近のシーンで、ボディピアスを外している弥勒の描写がありましたが、塞がってないってことは、今もつけてる…??
邑さんとは、一緒にいるよね???
と少し不安になりました。

全編を通して、色気ムンムンなムードで、めちゃくちゃよかったです。
もっとみたい!!!

今の二人、どうなってるのかめちゃくちゃ気になります。
続編!!!どうか!!!お願いします!!!

0

蓮との絡みがもっとあっても良かった

 邑の飼い犬になかなか餌を与えてやらない感じがいいなぁと思いました。弥勒の忠犬っぷりは見事で、こんなに尽くされても簡単に絆されないところは天性のホスト気質だなと思うと同時に、邑の母親との関係性を知って歪な家庭環境から形成されたものでもあったんだなと。ホストに貢ぐ女性が悪者っぽく描かれるBLは多いですが、私は夜の商売というのは客に自分たちが何を買っているのかきちんと分からせた上で、支払った金額に見合う楽しみを提供するのがプロだと思っているので、ホストに同情はしません(殺傷は許容できないけれど)。だから、女性へ複雑な感情を抱えて仕事をしていた邑が経営側に回ってくれた結末にほっとしました。2人で客を大事にするクラブを運営していって欲しいですね。

1

天王寺受けはいい

スピン元での天王寺はどうもピンとこなかったのですが、彼が主役となる本作ではどう描かれるのか楽しみにしていました。
スピン元での脇キャラが主役になり、こんな素直でかわいい奴だったの?と印象が変わることがよくあるので。
で、本作読みましたら…天王寺の印象変わらず。
なんだか、しれっと気取って周囲を噛むに巻くような。何がしたいのかな〜なんて見てしまいました。すみません。
母のトラウマがあるからなんですね。
その母やヒナの女性キャラの描き方もなんだか悲しかったです。もうちょっと救いやユーモアがあると個人的には見やすかったかなと。

スピン元では攻めだった天王寺が受けになったのはよかったです。
こういうのは攻めザマァとは言わないのかなw
あとがきで書かれていたように、天王寺を受けとして描くのに苦労されたのがなんとなくわかりました。

このシリーズではキャラ名がJR西日本環状線シリーズだったのが、ゆめ咲線、片町線まで派生していたのが楽しかったです。渋いw
個人的には願わくば本編ももう少し笑いがあったらうれしかったかな。
このシリーズ「赤くて甘い」がいちばん萌えとほっこり笑いがあって好きでした。

1

邑像を作りすぎてしまった人のレビュー

BL漫画に数多くあるホスト作品で『青くて苦い』が一番好きな自分は、否応なしに期待してしまったこの作品。生きるために邑の言いなりだったミヤが、とはいえ邑を好きだった(だったが重要)ミヤが、根っからに明るいタマを好きになるミヤが、すごく好きなんですよ!ホストへの女性の絡ませ方も絶妙!
さて今作、『青くて苦い』では色気と魅力溢れる下衆をやりきってくれた邑なのに、どうも自分にはパッとせず…あれ?弥勒にはそんな甘いの?っていう。ミヤは谷に突き落としまくってたのに…まぁ弥勒は衣食住完全バックアップではないけれど。もっと邑のドス黒さを見せつけて欲しかったけど、結局ヒナさんが闇&病みでしたってオチになっちゃうのか〜
確かにやり過ぎると邑を主役に据えるのは難しくなるのかもしれませんが、邑にはホスト界の狂気の中心にいて欲しかった。

萌〜萌2

3

面白い!

ホスト3部作の中では1番好きかもです!芽玖いろは先生の画力が上がったのも大きな要因だと思いました。

「青くて苦い」で気になっていたオーナーの邑がまだNo.1ホストだった時のお話でした。お話の冒頭で邑の部屋に住んでいた、ミヤこと蓮が街の雑踏の中に邑の忠犬である弥勒を見つけるところからお話が始まります。この辺りがすんごく上手いと思いました。
この時点のミヤとタマが既にホストを辞めた後なのかが凄く気になりました。

そして、蓮とはまた違った関係を築いて行く、弥勒と邑の駆け引きに凄く萌えました。
ただの尊敬から独占欲を伴った恋愛感情に変化する弥勒が凄く格好良いし、弥勒を手懐けて手駒にする筈が彼から真っ直ぐな感情を向けられて絆されて行く邑の表情がまた色っぽいのです。

邑のNo.1であるヒナの暴走とか、なんでもお見通しな謎の美女であるユリの魅力とか、ホスト物の面白さもギュッと詰め込んだ内容でした。

今作では邑の幼少期を描くことにより、彼が何を捨ててあの地位まで這い上がって来たのかが分かります。それに対して弥勒が何に苦しみ、邑に出会ってたことで救われた話を追加する事で、このお話に深みが出たように思いました。

今作では邑が経営側に周り、弥勒が片腕となるべく大学に復学していました。なので個人的にはまだまだこれからだと思っています。

出来るならば大学を卒業して本格的に邑を手伝い始めた弥勒のお話とか読んでみたいと思いました。そしてミヤに断られた時の邑の本音を知りたいと思ったので、続編を希望します。

2

絡みあう関係

赤/青のスピンオフ。

前作でかなり印象が悪かった邑と、その忠犬・弥勒の話。邑も邑で、辛い生い立ちがあるんだなあ、、というか、この作者さんのホストシリーズの登場人物って過去が薄暗いキャラが多くないですか?過去ってもう救えないから光属性にはつらい。

ツンデレ受と忠犬攻、好みの組み合わせではあるんですが、前作の印象もあり、萌えるには邑さんがちょっと強すぎるかも。えちもラブなシーンもほぼないです。途中、ミヤ(蓮)もちょこちょこ出てきます。

好評価のなか、微妙な評価で申し訳ないんですが、個人的な好みからすると、ちょっと殺伐すぎました。

2

ずるい大人の男

こちらは赤くて甘い、青くて苦いのシリーズをよんでおくとより楽しめると思いますが単体でも楽しめます。
青くて苦いではかなり悪い感じで登場する邑さんが現役ホスト時代のお話。
正直青くて苦いのミヤ好きとしては、ちょっとイメージ良くなかった邑さんだけど、お気に入りの弥勒には優しい。
見た目どちらも攻めなビジュアルだけど今作では邑さん受け。
夜の世界に生きていると本音を隠して虚勢を張ってるところもあったんだろうな。
ミヤのこともそれなりにかわいがっていただろうけど、弥勒の方に惹かれるのもわかる気がします。自分に従順な男が時折見せる雄みがたまらないかも。
弥勒はもう邑さんの為なら多分死ねるくらい慕っているから、その関係性も好き。
芽玖いろは先生の描く男性は本当かっこいいです。
ウルフハウンド読むと邑さんのこと好きになれました。悪い男だけど優しいところ沢山あったの知れたの良かった。

4

忠犬と飼い主の攻防戦。

ホストの悪行が巷の一部で話題の昨今ですが、本作のホストは極太客にガッツリ貢がせる、伝統的? なタイプのホストなので安心して読めるかと思います。

ホストに貢ぐ姫達が竜虎相搏つ場面も若干ありますが、富豪VS富豪の頂上決戦なので、庶民にはなんかすげー! ってだけで脅威にはなりません。一生手の届かない世界なので。

ホスト三部作の3作目です。私はまだ他の2作品は長めの試し読み程度しか読めていないのですが、それでも本作品単体で楽しんで読めました。

主従BLというか、従主BLでした。待てが出来かねる忠犬×圧倒的キングな歌舞伎町No.1ホストのカップリングです。

ラグジュアリーで緊張感のあるストーリーと絵柄がマッチしていてよきです。

受けの邑さんがなかなか落ちてくれないのと、忠犬攻め弥勒がめげない・打たれ強いのがよかったです。

従×主……だけど、下剋上にはならないこの感じ……素敵……。

ピリッと引き締まっていて、とにかくカッコいいカプです。

辛口のBLが読みたい方におすすめです。

3

ウルフハンド

カッコよかった。絵柄がすごく合っていてめちゃめちゃきれいでした。ホストカッコイイ。邑さんの幼少期が切なかったです。けれどしっかり救われてましたね。飄々としていてつかみどころがない感じなのに、絆されてるのがおかしかった。なんとも言えない関係性が素敵でした。ハッキリさせたわけじゃないのに気持ちがダダ漏れなのいいですね。お互いにわかっているのに一線を超えないようにしてるのが焦ったくて好きです。
気持ちが見えているので二人の攻防が好きです。

4

痛さにゾクゾク

赤くて甘い、青くて苦いは読了済み。
あの、人を人とも思わない邑さんのお話ということで楽しみにしてました!!

弥勒の忠犬っぷりも、従わせようとする邑さんも、攻防にゾクゾク!!

邑さん!!ひっどい男!!
ずるくて、ずるくて、でも従いたくなる魅力よ!!!寂しさを押し殺して強さを得てる人の放つものってなんでか囚われてしまいます。


弥勒の盲信っぷりが恐いくらいなんだけど、喉にピアスなんて見てる方が痛い!!その気持ちが重い!!!(好き)
弥勒の忠犬っぷりに可愛さ楽しさを見出す邑がヤバい。
手懐けてるつもりで、懐に入り込まれて噛まれるのたまらん!!
犬だった弥勒がワンコになってくの可愛かった!!

「青くて苦い」の時から酷い人とは思いつつ、嫌いではなかったので、邑さんの魔性を堪能できたのも楽しかった!
色気がとんでもない。美!で許されるとこありますね。徹底したNo.1俺様っぷりのゲスさがとても良い…
そんな人が!!向き合うの面倒くせぇって言いながら「そばにいさせてやるよ」って!「ついてこいよ」って!!
「好き」のようにストレートではないけど、求めるような言葉をかけるのがグッときました!!!
かわいい……強気であればあるほど美しさ惹きたってかわいいも光る。

今の邑×弥勒も見てみたいです!!!


女達の弱さには辟易ですが、ユリさんは昔からカッコよくて、痛いとこも含めて、グサグサきました!!

5

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