カリギュラの恋 サイドマスター

Caligula no koi side master

カリギュラの恋 サイドマスター
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神91
  • 萌×249
  • 萌9
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
15
得点
678
評価数
149
平均
4.6 / 5
神率
61.1%
著者
みちのくアタミ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784344851559

あらすじ

Sの愛と執着は、かくも激し――。
大人気「カリギュラの恋」、ご主人様視点の続編!
SMクラブ「ベースメント」のご主人様として気まぐれに客の相手をしていたS気質の高校生・堂山。常連客の成瀬誠と“教師と生徒”という立場で再会し、禁断の関係に溺れた二人は、唯一無二のSとMとして恋を実らせたのだった。大学生になった堂山は最愛の犬・誠に惜しみない愛をそそぐ日々だが、忙しくて会えないことに苛立ったりと、“らしくない”自分に戸惑い始める。そんなある日、成瀬に別の男の影がちらついて…!? 堂山の叔父貴のスピンオフも同時収録。

表題作カリギュラの恋 サイドマスター

大学生でSMクラブ『ベースメント』のS役のスタッフ
高校教師

同時収録作品カオスの縁

SMクラブ・ベースメントの会員,22歳
清高の叔父で,ベースメントのオーナー

その他の収録作品

  • この恋は伯仲の間
  • あとがき

レビュー投稿数15

悩める主人様

すっごく面白かったー
絵がすごく綺麗で見惚れちゃいました。


この続編はヤキモチ・嫉妬編。
清高が成瀬に振り回されて(成瀬は無自覚)、なかなか会えないもどかしさにモヤってる姿に萌えました!
2人のときはご清高に主導権あるけど、普通の時は成瀬に主導権があるような感じでしたね。成瀬中心に清高が動くのが可愛らしいというか、ルンルン気分になってるのが良い。顔はクールなのにね。
教育実習で成瀬が忙しくなってなかなか会えない2人。実習生が成瀬にロックオンする…というストーリーです。

当て馬の小野田がひどく掻き回すって程じゃないけど、良い感じで嫉妬感を煽ってました。清高の成瀬への深い愛を引き出したのは当て馬として良い仕事したんじゃないでしょうか。

この小野田がまさか清高の叔父さんと♡フォッフォッフォ♡な関係になるとは微塵も感じてませんでした。小野田×堂山のサイドストーリーがめっちゃ良かった。小野田がすごい男前でした。彼のストレートな愛情表現に、トゥンク浴びまくりました。

当て馬脇役ポジからメインに引き上げてくれてありがとうございます(*´∀`*)
若さ溢れるパワーで堂山を翻弄していくの最高でした。


読後感良くて楽しかったです。
脇役キャラたちの存在感も良いですね。メインキャラを引き立たせていました。
もっとドロドロに甘ったるくても良かったかな。下の名前で呼び合う清高と成瀬をたくさん見たかったです(*´︶`*)♡

9

カリギュラの恋 サイドマスター

めちゃめちゃ良かったです
性癖ぐさぐさと刺さります
SとMの性がシンプルに描かれてます
だからこその葛藤やままならない感情が、ストレートに描かれてます
きゅんきゅんします

二人の続編はとても恋人らしい二人が見られて良かったです

そして、伯父さんのターンがとにかく最高でした
そういう展開、想像してませんでした
めちゃめちゃ良かった
二人とも可愛くてカッコよかったです
もっと読みたいと思ってしまいました

道具を使う清高たちのプレイと対照的なのも興味深かったです
大満足です

4

嫉妬の先にあるモノ

清高と成瀬のその後が気になっていたのですごく楽しみにしていた続編。
清高目線ということで前作とはまた違う印象になり、新鮮な気持ちで読むことができました。

嫉妬をして自分が自分ではなくなる感覚に戸惑う清高の憂いを帯びた色気たっぷりな表情がもう最高で…!
わりといつも余裕そうにしている彼の素の部分が見えた気がして、「ご主人様と犬」という関係ではないふたりの部分にすごく萌えました。
お互いを想い合っているのが表情から伝わってきたのも本当に素敵でした。

叔父の光高と小野田のカップルもすごく良かったです。
人生経験豊富っぽい光高が小野田に向けて話す言葉たちがツボだったし、抱かれる側のSのエロさを知ることができたりして。
突っ走ってしまいがちな小野田を適当にあしらうことなく、きちんと向き合う大人な光高のカッコ良さをたくさん見ることができて幸せでした。

2組とも本当に良いカップルで、個人的にすごく美味しい一冊でした〜!

4

大層なすけべブックでした

今回、清高くんのおじさんであるSMクラブオーナーのお話だと思い込んでました。
前編後編で前半は清高くん・成瀬先生カプのお話、後半は成瀬先生とこの教育実習生だった小野田くん・オーナーのお話でした。

今回は攻めの清高くん視点。2人の馴れ初めも描かれてます。
前作で、清高くん高校生なのになんでSMクラブのキャストしてるの?って思ったら基本はデータ入力なんかの事務のバイトしてたんだね。
何度か、キャストしてたっぽいけど(オイ!)お客に満足できなくて裏方仕事ばっかしてたのに、成瀬を見かけてロックオン俄然興味を、持っちゃって〜からの1巻の内容だったんだね。
成瀬もキャストチェンジばっか繰り返して満足できなくてだったのに、清高ご主人様と出逢ってメロメロに。お互い好みのタイプだったんだよねー。
今までクールなご主人様風情だった清高くんが初めての感情[嫉妬]に振り回されてしんどっ!ってなる、雨降って地固まるなお話でした。

後半、オーナーのお相手は前半に出てきた当て馬くん。成瀬の学校の教育実習生小野田くん。目元に二つホクロのある美青年です。実はこのSMクラブの会員様で成瀬と同じくキャストに満足せずチェンジ繰り返す厄介なお客さん。
満を持して登場したオーナー。
実はオーナー狙いで、チェンジ繰り返してましたよ、この子は。割と悪巧みする狡賢いタイプかと思いきや、感情露わにするし、素直なのよ。
それに絆されちゃって可愛いなーなんて思って抱かせてくれちゃうんだわ、オーナー。
わー、アタミ先生が好きそうなカプやーんって思わず。
みんなの想像と受け攻め逆のカップリング。
私は好きです♡

受けなんだけど精神的にはSで攻めを翻弄してる。尻抱き系作品です。

すみません、勝手にもうドラマCDのキャストで想像して読んでしまいました。お相手の小野田くんは誰になるんだろうと。今から CD化発表もされてないのに楽しみにしています。

今回は2カプ分のお話が収録されているのですごいボリュームの一冊でとても美味しい内容でした。

嫉妬で成瀬をおもちゃで一方的に虐めてしまって、自己嫌悪する清高くんとか、2人の馴れ初めの初めて出会ったSMクラブでのプレイ、オーナーの尻の穴見せつけるところとかえっちで素晴らしい眺めでした。
アタミ先生は攻めの乳首もしっかり描いてくれるから福利厚生効いててよいですわー。

紙本で購入。
引っ掻き修正。

4

好きすぎる〜

堂山の年齢の割にあの達観した雰囲気が好きだったんですが、今回の堂山視点のお話では彼の感情が成瀬によって揺さぶられる様子に、だいぶ人間っぽくなって来たと感じました。

今回はどうして成瀬のご主人様に堂山がなったかの経緯まで描かれていたので、最初から両想いだったのかと納得しました。

そして謎だった堂山父の登場で堂山がちゃんと愛情を持って育てられた事が分かって安心しました。ただ、堂山父も母も両親というよりはお互いがパートナーという要素が強いと思うので、堂山があんな風に育ったのではないかと想像しました。でも、叔父にしても家族には大事にされてきた事は分かりました。

それに比べて成瀬の鈍感な事よ…。でも完璧だと思っていた堂山がまだ若い発展途上の青年だとは理解してくれた事は良かったと思いました。

今回はその成瀬を狙ってた教育実習生が、堂山の叔父に一目惚れするお話も入っていました。
堂山叔父のエロさがヤバかったです。
会員とオーナーという関係を崩さないつもりが、自分しか見えてない姿に堕ちてましたね。

堂山と成瀬の恋人同士になってもご主人様と犬の関係なのに愛が深まってる点が最高でした。

自分は堂山の長髪と酷薄そうな目付きが大好物なのですが、堂山の社会人編も是非とも読みたいので続編をお願い致します。

4

続きもの

前作のカリギュラの攻め視点での続きと、オーナー堂山叔父のスピンオフでした。
こちらのみでも読めますが、前作も読まれた方が楽しめると思います。(半分以上前作カプなので)

攻め視点の続きも堂山家が色々見れて、さらに嫉妬も見れてとても良かったのですが…スピンオフのオーナーがめっちゃ良くて。
新キャラの攻めも可愛いですし、オーナーも可愛い。オーナーは尻で抱く感じですかね。かっこいいです。

さらにまた、続編も読んでみたいです。

















紙本購入
修正は白斜線沢山です。

3

No Title

面白かった!そして同時収録のカオスの縁が私に刺さりまくって!!!光高さんかっっこよすぎるんですが…痺れちゃった…!S×Sどうなるかと思ったけど小野田がまっすぐで可愛かった。好きだーこのふたり!

1

エロ良し、甘さ良し、キャラ良し。

作家買い。

2021年に刊行された、みちのくさん作品の『カリギュラの恋』の続編。
高校生だった攻めさんが大学生になって、という時系列のお話です。前作ありきの作品なので、前作未読の方はそちらから読まれることをお勧めします。

続編でもあるのですが、前作が受けさんの成瀬視点だったのに対し、今作品は攻め・清高視点で描かれています。タイトルの「サイドマスター」はそういう意味なのね、と思いつつ読み進めました。前作のネタバレも含めてのレビューになります。




SMクラブ「ベースメント」の客とスタッフ、という形で出会った二人。
が、その後彼らは教師である成瀬と生徒の清高、という形で再会し―?

というのが前作「カリギュラの恋」で描かれていた部分。

Mという性癖を持て余し、でも恋もしたかった成瀬と、成瀬の性癖を知り尽くし願望を叶えるご主人さまである清高。紆余曲折を経て恋人になった二人。そして時は経ち、清高は大学生になり、けれど二人の間に流れる恋心は確実に育っていて…。

という、甘々な序盤で、今作品はスタート。

みちのくさんの描かれる美麗絵柄と、圧倒的な画力で紡がれる濡れ場はさすがのエロさ。そして綺麗さを見せます。もう、一気に萌えを鷲掴みにされてしまいました。

成瀬先生の方はですね、もう安定の可愛さ。
清高のことが好きで好きで、というのが滲み出てる感じ。それは前巻から一貫して描かれている部分ですが、今巻のキモは清高の心情の流れかと思われます。

イケメンでモテる彼は、常に「選ぶ側」だった。
その彼が成瀬と出会い、本当の恋を知り、そしてー。

という成長物語です。
くっついた後の二人、ということでBLではテッパンと言える存在。そう、当て馬くん。今巻もイケメンの当て馬くん登場です。教師をしている成瀬のもとにやってきたのは教育実習生の小野田くん。

この小野田くんという男の子は、実は…、
という展開です。

そして後半はもう1CP登場してきます。
清高の叔父で、SMクラブ「ベースメント」のオーナー・堂山。
そして、彼のお相手は、

と、あまり書きすぎてしまうとネタバレになりすぎちゃうので、ここまでで。

この二人のお話もめっちゃ良かった…!
堂山さんが、とにかくカッコいい。大人の余裕を醸し出しながら見せる色香が、ヤバいです。雄味たっぷりの彼が受けさんというのも良い。Sなのに、受け。カッコよ!

「カリギュラの恋 サイドマスター」しかり、「カオスの縁」しかり、ストーリーとしては王道っていうんですかね。良くあるお話、ではあるんです。あるのですが、素敵すぎるキャラたちと、美麗でエロ過ぎる絵柄がそれらを凌駕しひれ伏してしまう。そんな迫力のある1冊でした。

「カリギュラの恋」はSMがバックボーンとしてあるので、緊縛とかお道具とかの描写があります。もしかしたら苦手な方もいらっしゃるかな?けれど、ベースとしては甘々でほのぼのな恋心を描いているので、甘さもたっぷり。

みちのくさんらしいエロ良し、甘さ良し、キャラ良し、に満ち溢れた、そんな良作でした。

4

マスターだってめろめろ

「カリギュラの恋」の続編キタッ!

前作は、絵柄やエロは良いけど人物設定の背景が見えないところが残念ポイントだったんだけど、本作ではその辺も描かれていましたね。
何より。
SMクラブ運営の「叔父貴」登場〜!
正直…叔父貴に美味しいとこ、持ってかれちゃったかもね〜…?

堂山は大学生になり、成瀬と続いている。しかも順調。
ただ。
成瀬の学校では教育実習が始まり、指導係となった成瀬は仕事優先モードで堂山は二の次。その上、担当実習生が何やら成瀬に対して不穏な雰囲気!
そう。狭い世界でSMお仲間登場〜!ってツッコミはともかく、実習生の小野田はクラブ「ベースメント」に出入りしていたS。
送り狼を狙っていたけど、堂山と鉢合わせて…

…と、ここで当て馬展開とはならないのが「ご主人様と愛犬」の関係性。
2人の閉じた世界に、割り込み男なんて入れるわけないっしょ!
とはいえ、ご主人様の方はガルルルル〜が凄い。独占欲と所有権誇示。
しかし、やりすぎ/ロストコントロールを自覚した堂山がちょっとdrop。
ここに、支配的な堂山の年相応な若さというか可愛らしさが見えてよかった。
堂山も成瀬との恋に悩むのね。みたいな。
なにしろ、当の成瀬が堂山しか見えないわけだからこの2人は何も問題なし。
ならば、弾かれた当て馬くん・小野田はどこへ行く?
これが…!
なんと「叔父貴」とくっつくというミラクル…
後半の「カオスの縁」で、「ベースメント」のオーナーである堂山の叔父・光高に惚れ抜いてしまった小野田の頑張りが読めます。
頑張りと言っても…ドSですからね。強気ですよ〜。
そんな若きSを手のひらで遊ばせて、その本気に自分も飛び込んでいく。
ケンカップルとはまた一味違う強気同士のガチHの読み応え!
絵柄良し、エロ良し、ストーリー良し。
とっても面白かったです。

4

叔父貴のお話も

カリギュラの恋の続編です。
前作は受けの成瀬視点だったけど今回は攻めの堂山サイドのお話で、とてもクールであまり感情が表に出ない堂山だけど、成瀬のこと好きすぎてモヤモヤしたり、嫉妬したり色んな表情が見られる本作。
前半は堂山視点のお話で、後半はSMクラブのオーナーの叔父貴編。
成瀬のところに教育実習に来た小野田は実はSMクラブの会員で。
成瀬が熱心に指導していたせいで、堂山をやきもきさせた相手がSMクラブで成瀬、堂山、叔父とバッティング。
何故か小野田に惚れられた叔父こと光高は、客をとらないといいつつ一回限りのつもりで小野田の相手をすることに。
小野田は何だかまっすぐすぎるところが気に入ったのか、お店で毎回光高をご指名。最初は面白がっていた光高だけど、だんだん絆されていくところが良かったです。
2人ともSなのに光高はまさにケツで抱くみたいなところ。男前好きとしては大好きなシチュエーションでした。
SMといっても痛い描写はないので、おススメです。

4

この作品が収納されている本棚

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