保坂さんと三好くん 上

hosakasan to miyoshikun

保坂さんと三好くん 上
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神85
  • 萌×245
  • 萌17
  • 中立2
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
16
得点
658
評価数
152
平均
4.4 / 5
神率
55.9%
著者
スカーレット・ベリ子 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
ジャッカス!
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784403668388

あらすじ

付き合う直前までいったのにうまくいかなかった恋ーー。再会した保坂さんはあいかわらず自信にあふれていてカッコよくてーー悩める受験生と鈍感デザイナーのラブ・ダイアリー、開幕!!

表題作保坂さんと三好くん 上

保坂幸次郎,39歳,デザイナー
三好晴臣,19歳,予備校生

レビュー投稿数16

安定のおもしろさ!

ジャッカスのスピンオフ作品ということで、もう大好きすぎる作品なので本当に楽しみにしておりました!一言でいうと相変わらず本当におもしろい!!!スカーレットベリ子先生の美しすぎるイラストの美線と美麗な保坂さんは相性抜群ですね。ジャッカスの時からミステリアスな人だなぁと、めちゃくちゃ気になっていた保坂さんですが、やはり読めないような食えないやつなような、、、浮世離れしたイメージがほんとにぴったりです。下巻はますます濃い内容になりそう!

0

あの三好かあ!

表紙がいいですね!
飛び込む三好と受け止めようとする保坂。
表紙だけで良い予感満載です!と思ったら…。

あれ?あれ?何かの続編?あ、ジャッカスのスピンオフ?出てたっけこんな人、あの嫌な絡みしてきた三好か。あれ?この保坂さんは?と気になりながら読了。
やっぱりすっきりせずジャッカスを引っ張り出して三好の部分だけ読み返して…。

保坂のアプローチがふわっとしてたのに、クリスマスに急にあんなん!
あ〜も〜焦れったい。のと保坂の想いに痺れるのと。

三好が自意識過剰なのとクレクレビッチなのとでモダモダ。まあ受験に失敗して予備校生だしなあ…。

ジャッカスでの三好は学級委員長だったくらいなのに、あんなに絡んでたのに、こちらではなんかでもでもだってなウザ可愛いキャラになっちゃって。

うーん、相手は20歳も年上の売れっ子デザイナーだもんなあ。気持ちに応えるのに自分に納得の行く自信をつけたいのもわかるけど…。

とにかくまずは盗撮を止めなさい!
保坂さん、三好はまだ子供だからもう少し諦めないで待っててあげて!

0

こじらせてるなぁ

愛のカタチは色々。
スカーレット・ベリ子先生の子達は
どこか歪んでて捻くれてて
それでも素直で自分に正直にいようとする
読んでてイライラするのに、、いやイライラじゃないです
もどかしい感じか。
でも、必ず応援している自分がいるんです。笑

今回は、自分に自信がない三好くん(受け)
自信がないから大きな愛を受け止めきれなくって
悩んで、もがいて話は進んでいく
なんでも受け入れてくれる保坂さん(攻め)
大人ないい人というよりは、愛するものには全力な人
そんな、真っ直ぐな人がぶつかってきたら
悩める男の子は引いちゃいよね。
そこが、また可愛かったです。
結構、中立な立場で漫画読むことが多いいけど
スカベリ先生の作品は、攻め目線で読んでいることが多くて
なので今回は、三好くんが可愛かったです
自信ないいくせにすっっっごい可愛いいこと言ってきて
たまに積極的になって
人たらしへの成長が恐ろし作品でした。

下巻も読みます!!!

0

不安に共感する

 スピンオフ元の『ジャッカス』は既読ながらあまり細かい内容は覚えていないのですが、それでも問題なくこの作品を楽しめました。ベリ子先生にしては珍しく、終始明るくからっとした雰囲気のカップルです。三好が保坂の部屋を盗撮することについては、衝動的で危なっかしい子だなぁと思いつつ、まあラブコメだし悪用目的ではないから許容範囲かとも思いました(現実ではどんな関係性であっても許容できませんが)。大学入学前後の子供なんて、顔や頭脳など何かしらに余程自信がない限り、皆三好と変わらないくらい不安を抱えているでしょう。下巻で彼が保坂や人生にどう向き合っていくのか、楽しみです。

0

と、盗撮…??

読み始めてからすぐにスピンオフだと分かりました。前作にあったシーンが何回か回想として繰り返されるので、読んでおけばもっとストーリーがすんなり入ってくるかもしれないです。

歳の差カップルが好きで買ったのですが、、、


受けの盗撮にドン引きして、それから熟読する気が失せてしまった…。一回ならまだしも、日常的にしていて、いくら攻めの事をもっと知りたいとはいえ、やり過ぎだと言うのが私の意見です。弱みを見つける為に…?!(前作でもしてたみたいですね。)

その人の事をもっと知りたいなら、一緒に出掛けてみるとか方法は他にもあるのに、いくら若くて恋愛経験値足りないからといって、盗撮って…。

一巻では明らかになってませんが、これは多分、、、攻めは盗撮に気づいていて、受けが満足するまで好きにさせて、あとでネタバレする展開かなと予想します。年上で、受け大好きな攻めの包容力が表れてるのかもしれませんが…。

ヤンデレ系の攻めとか受けが盗撮する話なら、割り切って普通に読めますが、そうではない。

攻めが、ご馳走してあげるから皆で食事に行こうと誘ってくれたけども、受けは断ってしまう。2人きりではない、カジュアルな食事会で、弱みでも他の事でも、お互いを知る絶好の機会だったのに…。

断った理由は、受けが「やらなきゃいけないリスト」の一つを実行する為、ですよね。貯めたお金で焼肉に行くというもの。今まで学生だったので、こういう小さい夢を叶えていくというのも分からなくもないですが、これは、皆とご飯を食べた後とかでも出来たのでは、と疑問に思いました。

攻めがオナラする盗撮シーンとか、見たくなかったかな…。攻めはビジュアル的にとても若く見えるが、39歳との事。この漫画の世界で外見が受けと同年代に見えるのに、わざわざそこまで年上にする必要があったのか、どんな理由があったのか気になりました。かなり歳が上の人、しかも同性にあんだけ好意を寄せられたら、確かに、19歳も戸惑うだろうなとは思いました。

まとめると、、
盗撮、受けのもだもだしすぎな所、更に言うと絵柄も含めて、私の趣味ではなかったです。私の理解が至らず、申し訳ないと思います。理解したかった…。しかし、攻めの包容力、受けの一生懸命さは伝わってきました。二巻は…将来気が向いたら手に取ってみたいです。

1

拗らせ受け

帯でジャッカスなのを知りました。
私は、ジャッカスを読んでいなかったので導入部分で大分で“???”となりましたが、読んでいくと分かっていくので読まなくても一応大丈夫かと思います。
というのも、1話目がなかなかな事を受けくんしているので…合鍵もっているとはいえ盗撮仕掛けるとこが1話目。

そして、読んでいくとどんどん拗らせを加速していく。妄想エロは最高にエロいです!
表紙も二人を表していて面白いですね。

上巻では、両片想いのまま終わっているので上下揃えて読まれるのがオススメです。















紙本購入
修正は白短冊です。

1

安定の拗らせ乙女炸裂

『ジャッカス』から幾数年を経てのスピンオフ作品と聞いて。

内容はタイトルまんまですが、前作『ジャッカス』で
克己への恋心を拗らせまくった末に大失恋した三好と、
傷心の三好を慰めてくれた保坂のその後のお話です。

とりあえず、保坂と三好ってどんな感じだったっけ?と
スピン元(ジャッカス)を読み直してみる。
   
・・・・・

…あー、そうだ、そうでした。
このシリーズって啓介にしろ正行にしろ荒巻にしろ、
唯一克己を除き、みんな拗らせ系でしたね!
そして、そんな拗らせボーイズたちのトップに
君臨するのが今作の主役である三好なのです!

そんな三好が一回り以上も年上の保坂に溺愛されてしまったら…?

・・・・・

三好、やっぱりめんどくせーーー!
今回も絶賛拗らせてたーーー!

高すぎる自意識が!ピュアゆえの意固地さが!
本来ならとっくに両想いの恋を阻みまくってしまうのです!

克己のときもそうだったけれど、
なんで三好は好きな相手に対してこうも不器用なんでしょう。
お友達とか先輩とかそれ以外の人に対してはとてもいい子なのに。
ここまで保坂から溺愛されて、同棲のお誘いまでされて、
あとは可愛くOKすればいいだけなのに…復讐ってどういうこと!?
どうしてそうなっちゃうんだろう?拗らせるにも程があるよ…
両想いお膳立て状態でここまで拗れるの 逆にすごすぎない?

思わせぶりなことをしては突き放して、そのくせ自分勝手に不安になって
しまいには保坂の部屋の盗撮行為にまで及び(※立派な犯罪です)、
あまりのクレクレビッチ(克己の言)っぷりに終始焦れイラしっぱなしでした。

こんな年下に振り回されて一喜一憂しちゃう保坂さんも懐が深すぎでは?
ふつう同棲の申し込みをスルーされて半年以上連絡がとれなければ、
終わりだと思いません?いや、思うはず!
にもかかわらず、その後も待ち続けていたなんて健気すぎやしませんか!

上巻ラストでは保坂の元カレの登場でようやく危機感を覚え、
保坂のドでかい愛情に包まれていたことに気付き愛を自覚した三好。
こうなったら下巻では今までの献身分を巻き返すくらいのデレ甘を
期待しております!

また、作中では前作のキャラたちもところどころで出てきておりました。
啓介は三好と同じバイト先の良き先輩のようですが、正行は三好の
妄想の中でのみ登場。
克己は今でも交友関係が続いているようで恋の良き相談相手でした。
ただ、おもっくそエッチの真っ最中に電話相談ってどうなんだろう(笑)

1

保坂さんの愛

作家様買い。

『ジャッカス!』のスピンオフ作品になりますので、
先に『ジャッカス!』を読んでおくことをオススメします。

『ジャッカス!』で良い役回りをしていた保坂さんと三好。
ほんのりフラグが立っていた二人が今回の主役です。

三好って『ジャッカス!』の時も少し、
気持ち悪い部分を持ち合わせてるなぁと思ってたんですけど、
やっぱり気持ち悪かったです。(いい意味で)

マイノリティーに悩みながらも成長していく三好を
ほのぼのと観察できるこの一冊。
そして相変わらずの克巳を堪能できます。


保坂さんの「いつかこの先、三好くんが俺を捨てる日が来るとして…」のお話に、保坂さんの三好への愛が詰まってるんですよね。
この年齢差だから、いつか捨てられることを想定してて
それでも三好の希望になりたくてって
そこには保坂さんの愛しかなくて
この部分読みながら涙が止まりませんでした。

こんなに深く三好を愛してくれる人なんて
きっと保坂さんぐらいなんだから
早く保坂さんの胸に抱かれて欲しいです。
克巳が言った「保坂さんの方が傷ついてるんだからな!」が全てです。

三好〜!早く腹くくりな〜!

5

拗らせすぎ

「ジャッカス」での拗らせ具合もかなりなものでしたが、こちらでも相変わらずな三好くんで驚きました。

読んでて何で!どうしてそうなった!と克巳じゃないけど呆れてしまって、でもちゃんと理由を知れば不器用でピュアだからと納得でした。

自分に自信がないからと自信を付ける為に取る行動とか、保坂さんの部屋を盗撮しようと考える斜め上の発想とか突っ込みどころ満載なんです。

可愛くて可哀想で愚かな三好くんが一生懸命で、愛おしく思えてくる不思議なお話でした。

おおらかな保坂さんだから何でも話して相談してみれば良いと思ってしまうんですがそう上手くも行かず、保坂さんの元カレとか登場して彼の三好くんを見る視線がとても意味深で気になりました。

それにしてもこちらでも克巳は個性的で良い性格してて、強いなぁとつくづく感心しました。
まだまた恋は前進してないけど下巻に期待して、三好くんが笑顔になる結末だったら良いなと思いました。

2

面倒くさいけど愛おしい

「ジャッカス」のスピンオフとのことで前作を読み返してから読み始めました。

ジャッカスの時は自分がゲイだというのを受け止めきれず、克巳のことが好きなのに小学生男子みたいなイジり方をしてしまっていた三好。
そんなちょっと面倒くさいところが憎めなくて好きだったのですが、今度は違う意味で面倒くさくなっちゃったな、と。
素直になれないだけでなく、自分の中での縛り?こだわり?が強すぎて全然前に進めていないんですよね…。
それが大人の保坂に対等に向き合うためのステップだというのもわかるので余計に面倒くさくて(笑)でもそんなところも愛おしかったです。

ただ他人のPCをいじって盗撮するのはちょっとやりすぎな気がしました。
保坂のことだからバレても怒りはしないかもしれませんが、それは人間としてどうなのかな?と思ってしまった。

何やら当て馬的な保坂の元カレも登場し、またも拗れそうな予感。下巻でどのようにまとまるのか楽しみです。

2

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