きっと、一目見たときから“恋”だった――

運命に見える

unmei ni mieru

運命に見える
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神76
  • 萌×245
  • 萌11
  • 中立4
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
19
得点
597
評価数
136
平均
4.4 / 5
神率
55.9%
著者
まさお三月 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784796415255

あらすじ

この恋は運命? それとも必然――?
大学生の守生は、同じ講義を受ける雪成に運命的な何かを感じて声を掛ける。自分とは正反対な達観系男子の雪成と仲良くなりたい一心で、積極的に絡みに行く守生。うざがる雪成の態度にもめげずにアタックした結果距離を縮めることに成功したが、実はこの感情が友情ではなく恋だったと気づく。戸惑いながらも必死に欲望を抑えようとする守生だが、突然雪成からキスをされ――!?

表題作運命に見える

大学生
大学生

その他の収録作品

  • その後の腕枕(描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数19

どこまでも可愛くって温かなお話。

まさおさんの新刊!
ということで発売日を心待ちにしていました。まさおさん作品、すごくお久しぶりな気がしますが、あとがきを拝見してもしかして体調を崩されていたりしたのかな…、とちょっと心配になりました。もしそうならお大事になさって欲しいです。

ということでレビューを。





大学生の守生くん。
明るく友人も多い彼だが、ある日同じ講座をとっている雪成という同級生に声をかける。いつも一人でいる雪成のことが気になる守生だったが、とある出来事をきっかけに二人の距離が少しずつ近づいていって…。

という、まあ王道と言えばあまりに王道のお話。
が、その王道さに、まさおさんのエッセンスが加わることでこうも独特なストーリーになるのかといっそ感心しました。

友人としてぐいぐい雪成のテリトリーに踏み込んでいく守生が、自分の雪成への恋心を自覚してモダモダ…、というストーリー。なんだと、途中まで読める。さらに雪成が、守生とセックスしても付き合わない、という展開が加わることでシリアスベースなお話?と思いつつ読み進めたのですが。

もう、悶絶。
この二人が可愛すぎて堪らない。
王道のストーリー、キャラ、でありながらこんなにも一捻り二捻りあるお話だとは。さすがまさお先生です。

序盤は守生視点。
そして終盤に雪成視点のお話が描かれていることで、時系列をそれぞれの角度から見せてくれます。その魅せ方が実に秀逸です。

まさお作品は背景が真っ白なんですよね。あまり書き込まれている作画ではありません。ややもすればあっさりし過ぎてしまう。が、それがむしろ作品の味になるところがまた素晴らしい。あっさりしつつ、でも甘々。それがあっさりした絵柄であるが故にバランスが絶妙なのです。

彼らを取り巻く先輩たちがまた良い。
めっちゃ優しい世界です。温かいです。心がじんわりきます。
先輩たちと恋バナをしたり恋の相談をする守生&雪成がめちゃめちゃ可愛い…。

やっぱりまさおさんて最高だな…、としみじみ感じ入ってしまう、そんな素敵な1冊でした。

14

うまいっ!

作家買いです!ネタバレ感想〜
やっぱりまさお先生最高ですね。
久々の新刊ですが
まんががうめ〜っ!!とはこの事ですかね
ほんとめちゃ良かったです。
本当にまさお三月先生の作品には
はずれがないなって思います。
今回DKモノですが
ちょっと変わった受け君なのかな〜?って
読み進めると最後の方がね
ねたばれ過去編な章だったんですよ
あああそういう訳だったのね〜って
うん確かに運命って思うし
この過去の部分で受けのゆき君が
まあお話の超ネタバレなんですが
守生に以前会っていて実はベタ惚れだったてやつで
色々事実が判明?して
めちゃ萌えましたよね。
この雪成視点がギャップ?すごくよくて
変な先輩かと思ってたけどゆき君の先輩達も
めちゃナイスアシストで面白かったし良いキャラ。
守生の初恋のお話かと思いきや
ばりばり雪成が奮闘?して恋を成就させる
お話でした。
大変面白くて大満足でこれは神つけるしかないかなと。
超おすすめ大プッシュです。

10

好きだなぁ

まさお三月先生の作品を読むのは久しぶりで、多分ですが「それでも構わない」以来だと思います。

登場人物たちの軽妙なやり取りにクスッと笑えて、恋愛の切なさにキュンと来るんですよ。
とてもまさお三月先生らしい作品でした。

守生の言動に対する雪成の表情に凄くウケました。あんな表情をしてるのに身体の関係がサクサク進んで、なのに守生と付き合う事には躊躇するので雪成が何を考えているのかが全然分からないんです。

そのうちに守生の雪成への執着が強くなっていって…となります。

最後の最後に雪成がどうして身体の関係を直ぐに持ったのかとか、作中にたびたび現れる違和感がどこから来ているのかが明かされるんです。
それが上手くってですね、雪成の周りの人物たちにホッコリくるんですよ。

まさお三月先生の作品の良い点がギュッと詰まった作お話だと思いました。つくづく好きだなぁと思いました。
多くの方に読んで欲しいと思いました。

10

蓋を開けてみれば恋の暗殺計画

あぁー。
このじわりと沁みわたる感じのもだもだしさ、好きだわぁ。

内容はこれといって目新しさはない大学生の恋。
出会いから恋が実るまでが描かれ、決してドラマチックでもなければ、
派手さもないけれど、読み終えた後には二人の小さな「運命」に
そっと幸せを噛みしめました。

大学生の守生はある日、同じ講義を受けていた岩室に声をかけます。
そっけない態度ながらもどこか芯の強さを感じさせ、
自分とは正反対のタイプの岩室に惹かれてしまいます。

言葉を交わし、岩室の意外な一面に触れるなかで好奇心は
いつしか愛おしさに変わってゆきー。

無自覚のうちに肥大した恋心を自覚して戸惑う守生でしたが、
突如岩室からキスをされてしまい…。

突然の急展開!
守生ではないけれど、一体何が起きたの!?
ちっともそんな素振り見せなかったくせに、すんなり守生を受け容れる岩室。

しかも、エッチはOKだけど、お付き合いはしたくないってどういうこと?
表情も乏しければ、言葉も少なく、だけど、行動は大胆で、
岩室が何を考えているのかちっともわかりませんでした。

その後、岩室に受け容れられたことを喜びはするものの、
恋人になることは拒まれてしまい、ぐるぐると思い悩む守生が
ちょっぴり不憫でした。

だけど、視点が岩室に切り替わるとその心の内が赤裸々に明かされ、
その謎めいた発言と行動が明らかになり、ストーリーがじわじわと
どんでん返っていくのでした!

まさかまさかの真相にページをめくる手がスピードアップしてしまいました。
だって、全くそんな風には見えなかった!
でも、雪室視点になってようやくタイトルの「運命に見える」に合点がいった。
なるほどなぁ。。。

同時にそれまでの守生の目を通した雪室のイメージが塗り替えられてゆき、
そっけないミステリーな受けから愛が深くて重い、一途な乙女受けへと
変わってしまいました(笑)

一見とっつきにくそうで独特な価値観はもっているけれど、
恋愛に関してはまっすぐでまっとうで、すごく可愛らしい子でした。
このギャップ、やばいなぁ。。。
守生じゃなくてもキュン死にしかけてしまいました///

実はサークルの先輩たちに全て二人の恋愛事情が筒抜けで、
守生のあずかり知らぬところで囲い込み状態だったのも面白かったです♪

9

受けが可愛かった

大学一年生。
性格も所属しているグループも違う二人が仲良くなって両思いになる話。

講義で隣の席になって初めて会話した時のちぐはぐさが面白かった。ハッキリした物言いをする受けが新鮮で笑っちゃう攻めと何が面白いのかわからない受けの未知との遭遇感が好き。

攻めの気持ちはサークルの先輩達にモロバレで相談に乗ってもらったり協力してもらったりするんだけど、先輩とのおバカで無為な大学生達の会話感が楽しかった。先輩とウインクでバレバレの合図を送り合うシーンが特に好き。受けにウインク下手すぎって突っ込まれる攻めがホンマに下手くそで可愛かった。

そして受けが可愛い。攻めに優しいって言われて照れ隠しに攻めのえび天食べるシーンが可愛くて好き。心を許し始めてからの笑顔が可愛い。後半は受け視点になってことの真相が明らかになっていくんだけど、受けが攻めにベタ惚れなのが可愛かった。

6

分かってもらえる

久しぶりのまさお先生、やはり読んで良かったです。自分を分かってもらえる相手に出会えて、そして想ってもらえるようになれたら、、、運命と思わずにいられないかも。
周りのみんなも微笑ましい人が多く、この先、大人になる2人を続けて描いて欲しいと思ってしまいます。

2

もーねvも〜ねvvv

まさお三月さん好きです!

今回も作者買いでしたが、
充分楽しませていただきました!v

前半読んで、
うんうんイイねvBLだねv
と思っいたのですが、
後半さらに可愛くてらぶで、
やられたなぁもう〜vvv
という感じになってしまいました!

前半の伏線回収……とまでは言いませんが、
岩室くんのあの表情とか、
あのセリフの理由が
次々と明かされていくのが……可愛いっっっv

前半は守生くん一生懸命で可愛いvで、
後半はとにかく岩室くん可愛いvなのですv

こういう展開のお話(構成的に)、
私初めてのような気がするのですが、
なかなか面白かったです!

やはりまさおさん好きですv
読んだあともによによしてます!

なので評価は、好きですの「神」で!

1

ワンコ大学生✕健気同級生

大学生になったばかりの守生と雪成のお話です。

初めての講義で守生が雪成の隣の席に座ったことがキッカケで段々と仲良くなっていきます。
前半は守生視点で話が進みます。
守生が少しずつ雪成を友達以上だと認識していく過程に大変萌えました…!

後半は雪成視点で話が進みます。
雪成が守生を好きになった理由が明かされ、守生にベタ惚れの雪成が可愛過ぎて悶えるしかありません…!!
読み終わってからもう一度読むと雪成がいかに外堀を埋めているのかが分かり楽しくて仕方ないです!

修正が必要ない構図で描かれているので修正はないです。

0

初読み→すぐにもう一回読み直しも面白いし萌えました!

こちらの大好きなレビューアーさんが絶賛していた作品だったので購入。

1話目から最終話までずっと繊細で美しい線で描かれる守生くんと岩室くんに見惚れました。
岩室くんのリアクションもセリフにも笑ったり萌えたり^_^

丁寧なストーリー運びにぐっと引き込まれて、読み進めると、、、

終盤にタネ明かし!伏線回収!

展開が面白い!
すぐに、最初から読み返すと、美味しいご飯をおかわりして、よくよく噛み締めながら美味しさを味わう様な幸せ感を抱きながら一気読み!

守生くんと岩室くんの気持ちの描き方に感服しました。

それぞれの人物の表情や目のあたたかみのある美しさにも感動しました。

ネタバレなしで読んで良かったです。

0

そうだったんだ!

大学の教室で1人で講義を受ける雪成に、吸い寄せられるように声をかける守生。
最初は素っ気ない雪成でしたが、サークルを通じて少しずつ距離を縮めていく2人。
ふんわりマイペースな守生は雪成の事が気になって仕方なくなり、周りに恋してると言われて自覚していき…。

大学生の恋のお話なのですが
何といいますか、ネタバレせずに読まれる方が良いかな、と思うので詳しくは書かないでおきます。
ですが、大学生2人の初めての本気の恋愛のお話で優しい気持ちになりました。

攻めの守生視点から進んでいくのですが、ふんわり天然っぽい守生が恋に悩む姿は微笑ましかったです。
何か拗らせてる感のある雪成は、最初はそこまで魅力を感じなかったのですが
雪成視点になった時、めちゃめちゃ好きになりました。
大学で出逢って本気の恋に落ちるお話はよくある展開かもしれないですが、ストーリー展開で印象に残るように描かれておられたな、と感じました。
全て読み終えたあとに、運命を信じたくなる。すっきり穏やかになるとても良いお話でした。

8

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