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akane kun destiny
pixivでずっと追いかけていて、コミックス化されたら買おうと思っていた作品。阿賀さん×yoshiさんがタッグを組んだ作品はシリアスなものも多いイメージがありますが、今作品はもうとにかく可愛いの一言。
ネタバレ含んでいます。ご注意ください。
主人公は保育士の京二。
彼には息子のように溺愛している男の子がいる。隣人のDK、あかねだ。
あかねの母親は人気女優、ということで、彼女のDNAをいかんなく受け継いだあかねもまた超イケメンな男の子。が、その素性に関わらず、京二はあかねを溺愛している。
ところが青天の霹靂、ともいえる出来事が、京二を襲う。
あかねが18歳になったその日、あかねから愛の告白を受けてしまい…?
息子同然に可愛がってきた年下男子に求愛されるオッサン。
BL作品としてはまあさほど珍しいストーリーではありません。王道と言えるストーリー展開のお話です。が、その王道さが非常に良い意味で生きている、そんな作品でした。
あかねの友人たち、京二の元カノ、あかねの母親。
奇をてらったキャラでもストーリーでもなく既視感ありありでありながら、時にコミカルに、時にしんみりとさせられる。「愛」とは何ぞや、という壮大なテーマを描き切った良作です。
愛しているから傍にいたい。
愛しているから、身体に触れたい。
恋して、エッチして、という流れのお話ではなく、どんな形であったとしても常に特別な存在であり傍にいたい相手なのだと。そういうストーリーのお話なので濡れ場はかなり少ないです。少ないというか、挿入まで至っていません。濡れ場がなければBLではないと思う方には若干不向きな作品かもしれませんが、エロなどなくても萌え満載。むしろそれが良い。
そんなほのぼの温かなストーリーがyoshiさんの美麗絵柄で紡がれていくので、どのページを切り取っても眼福。優しいストーリーと、目に美味しい絵柄で、とっても萌える1冊でした。彼らのその後も読んでみたいな。あかねくんのお友達たちがみんないい子で、そこもとっても良かったです。
yoshi先生初読みです。
絵がきれいですね。
冒頭すぐ、あかねが京二を好きなことがわかり、告白してキスして、おお、スピーディーだわ、と思うと同時に、てことはくっつくまでの過程がつづられるのねと察しました。
京二が戸惑うのはわかります。
テンションの上がり下がりに、少々めんどくさいなと思ったりもしましたがw
モノローグがおもしろいし。
(あかねとのエロい夢を見て)「変態です 禁忌です 罪人です‼︎!」に笑ってしまいました。
それくらいの道徳心であり、あかねを息子だと思っているということですもんね。
回想で、夏祭りに一緒に行きたいとだだをこねるあかね(6)が京二にぎゅうと抱きつくシーンがとてもいい。
気持ちと、くっつく感じがよく表れていて好きです。
京二はあかねが赤ちゃんの時から息子のように思い、あかねは物心ついた時から京二が大好きで、あかねにそんな風に懐かれ京二が溺愛するのもわかる。
この回想の場面がより説得力を持たせていると思います。
夏祭りではっきり待ち合わせ場所を指定しないのは、人混みの中であかねが光って見えることを描写するためだったのか、とわかり。
さすが、伏線と回収がしっかりしていていいですね。
柔道黒帯のくだりも。
その後の告白しあいっこもおもしろい。
お互い相手のことを思って、最初の頃より変化、成長した気持ちを打ち明け合うのがいい。
京二の気持ちを知り、あかねがすぐにキスしちゃうのは変わらないけどw
大人っぽく見えるあかねだけど、時々年相応に幼く見えるところが、先生の画力、センスだなと思います。
京二に甘える時、京二のことを思う時、夏祭りで京二を見つけた時など。
で、タイトル回収でお後がよろしいようで。
よく出来ていますね。
そして、描き下ろし。
その時のために念のため準備をする京二。えらい。
てか、あかねはまだ手を出していなかったのね?!
で、そういうこと自分からしたいと思ったことないって京二マジ? 彼女と付き合ってた時も? だから、あかねを意識してエロい夢を見たことがレアってことか。
で「ただ、くっついて寝たい」てあかねは京二の気持ちを尊重したってことかな。
エロ優先ではなく「恋人として」が大事なんでしょうね。好きですよ、こういうの。
で「キスしてもいい?」いきなりしちゃうのではなく、やっと聞けました。
あかねくん成長したw
ここから先の流れ、絵が萌え萌えでした。
今のところあかねの方が少し背が低いみたいだけど、すぐに京二を抜かして、できれば短髪にしてますますイケメンな大人になったあかね(攻)と京二のらぶらぶ続編が見たいです。
脇役も皆、キャラが立っていて好きです。
テンション高いな〜と思うこともありましたがw
いつもクールな充希がお気に入りです。
ファンの方には申し訳ないんですが、yoshi先生の絵は大好きなんですが、阿賀直己先生のお話がどうも苦手なんです。
今回のお話は試し読みの時点で面白いと思って購入しました。実際に凄く面白かったです。
自称「おとうさん」の京ニが実はただの幼馴染みだとか、あかねの家に居候として住んでるだの予想外のお話が楽しかったんです。
あかねの友人達の存在もあかねの母親も凄く好みでした。
ところが、あかねの足の傷が出て来てからなんですが、私の大嫌いな展開になって来て…京ニの元カノが出しゃばる出しゃばる…まだ未成年のあかねに対して言っちゃいけない事まで言ってて、しかも最後の最後に実はバツイチで地元に戻って来たと明かされるのです。京ニは知ってたかもしれませんが、読者とあかねは置いてけぼりです。
結局はあかねと京ニは上手く行きましたが、この元カノって必要でしたでしょうか?
ファンじゃないのでどうしてyoshi先生が阿賀先生とコンビを組み続けるのか知りません。大人気コンビだから?
「あがってたんせ」とか「毒にもならないプロポーズ」とか、yoshi先生名義だけのお話だって面白いのにと思ってしまいました。
それから、たまには他の作家さまとのコラボも読んでみたいと思いました。
29歳で18歳の息子が⁉︎と思ったら、そういう事でしたか〜。
赤ちゃんの時から父のように、時には母のように見守ってきた子からいきなり好きだと言われて…というストーリー。
12歳の差はありますが、あかねくんは高校生離れした大人っぽいお顔立ちだし、京二は童顔なので外見に違和感はありません。
性格や行動にギャップがあって、そこが良かったです。
あかねくんクールで強引そうに見えますが、ちょっとポヤポヤしたおっとり系な部分があり、可愛かったです。
かと思えばいきなりキスしてくる強引さもあって…良き!
京二も流されるままじゃないところが良かったです。
2人とも奥手気味なので、最後まで行かなかったなぁ。
そういうのあまり期待しない作品もあるのですが、正直この作品では見たかったな、なんて。
あかねくんのキレーなお顔が余裕なく歪むのが見たかったのです〜。
①作内の設定やモノローグ:
「私、鳩羽京二の大事な息子」「父親代わり」
というのにものすごく違和感があります。
歳もそんなに離れてないし(たったの12歳差)、母親と恋人同士でもないし、これはただの「兄代わり」では?
(同意見のレビュワーさんいらっしゃいますね。シー○アでも数多くあり。)
英語版ではここの翻訳がローカライズされていなくてそのまんまなので、とある海外のサイトでは
「血がつながった父親?!近親相姦は無理!」
と勘違いして早期脱落する人が続出でした。
まぁ兄でも近親相姦なので、ちゃんと序盤で「世話を焼いてくれる近所のお兄ちゃん、つまり幼馴染」であることが分かるようになってれば上記は防げたかと思います。
以上を踏まえると、申し訳ありませんがこの部分はミス設定としか言いようがないです。
②あと女装子が
「彼女がいるのに男友達Aと腕組んだり、男友達Bのほっぺにチューする」のも、ありえないと思いました。
彼女さんが可哀そう。
「帰国子女だから」ってのもおかしいですw
帰国子女をなんだと思ってるんだw
欧米でも(男だろうと女だろうと)友達のほっぺにチューするのは普通ではありません。
同意がなければセクハラです。
「LGBTの人、特に欧米では挨拶代わりに友達のほっぺにチューするんでしょ?」みたいな
「LGBTの人たちは性に奔放なイメージ」を広げるのホントやめてほしいです。めちゃくちゃモヤります。
阿賀さんとYoshiさんのタッグ作はいろいろ読んできましたが、いつもどこかが惜しい。
本作もこういうところの認識が一般的読者とズレているのが非常に惜しいです。
でも絵は最高に美麗だし、あかねくんはカッコいいしで、上記3点と「えろがほぼなし」という点以外は満足です。
yoshi先生、画力がすごいから買っちゃいます。
今回も全頁”美”でした…さすが。
エロが書き下ろしでちょっとだけなので、のっほほ~んと楽しめる1冊です。個人的には、顔面偏差値カンスト、国宝級イケメンなDKが色っぽいので、もっとエロほしかったな…。
お父さんと息子って?と思ってたのですが、なるほどそういうことなんですね、ハイハイ。背徳感は低めです。
このお父さん(京二)、内面がとても賑やかで、一人で盛り上がって、落ち込んで、自己完結するタイプで、それに対してDKが泰然自若でわかりにくいタイプ、なんとなく、小説なんですが月村先生の作品を彷彿とさせるものがあって好きなんですけど、いろんな設定でもうちょっと細かい説明がほしかったな~(京二が引っ越してしょんぼりの背景?とか、見た目によらず黒帯保有者?とか、あかねの生物学的なおとんは?とか、高校卒業したらどうすんの?一般人だと顔面もてあますよね?とか)というところはありました。でも、あったら1冊でまとまらないでしょうし、別になくても支障はありませんねw!(妄想で補完します)
夏祭りの浴衣の二人が眼福で、過去エピのちびキャラも反則な可愛さ、葛藤を越えてラブに至る過程も自然な流れで読み易かったです。
このふたりのコンビは、相変わらず絵もお話も綺麗ですきです。サラサラしている。
18年間育ててきた息子に、ある日突然告白をされた父親の話。大丈夫、血縁関係はありません安心してください。
掴み取るものでも出会うものでもなくて、自分が選んだそれを「運命」と呼ぶ勇気…。
暖かくて素敵なお話でした。
あかねくん(攻め様)が美しくて良かったです。が!どうしても、どうしても違和感しかなかったのが父親設定の幼なじみ。いやいや、ただの隣人で幼なじみなんです。子供の頃から面倒をみてきたのは理解できるし、物語を読む中で保護者として気持ちがすごく溢れているので、文句ではないのですが、年齢差が12歳で父親とは。。
せめて保護者気分とか、後継人なら全然理解できるのですが、おじでもなんでもない、本当にただの隣の家のお兄さんなのですよ…。おままごとみてるみたいな気持ちになってしまって、最後までこの設定は受け入れられずでした。一番の肝なのに。
絵はきれいで好きでした!
あ、でも友達が実は男って部分は、少し無理矢理感があって歪だったかな…
攻め様はとってもかわいいDKでした。
素直な良い子でキャラ的に好きでした!
受け様に対して変な目で見てしまう気持ちがあったので入り込みきれず、少し残念でした。
始まりとかすっごい期待とワクワクあったんだけど、あんまり盛り上がれずに終わった感じかな。しかもエッチなし…。あの雰囲気はあっても良さそうだったのに残念。
絵が綺麗すぎて、ベッドシーンもさぞキレイだろうなと期待していたので(笑)
ページ数的にはボリュームあったのに、焦れもだが多かったですね。おとなしめ?もっとガンガンいったれーー!と思っていたけど、2人ともウブなのかヘタレなのかよく分からなかった。
あかねくん、もうちょい髪が短い方が好みです^ ^
高校生のあかねと、保育士であかねの父親代わりを務めている京二のお話です。京二は、あかねのことを溺愛しているのですが、ある日を境にあかねが父親代わりの京二へ「好き」アピールをしてくるようになるのです。
京二もあかねも家族、親代わり以外の付き合い方で悩むのですが、改めて「家族の形」を問われている感じがしました。家族って、名前がない関係なのかもしれません。
京二が、昔付き合っていた百華から、「制服着たらまだ高校生でいけるんじゃない」は、共感です。京二が童顔なので、あかねと並んでいても違和感がありません。
あかねの母親であるるりさんは、京二に「どれだけ人がたくさんいても、遠くにいても、その人のまわりだけがぱーっと光って見える」「ああわたしはこの人に恋をしているだって気がつくのよ」と言う場面がありますが、いい言葉だなって感心しました。