僕は君だけのもの

boku wa kimidakeno mono

僕は君だけのもの
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神116
  • 萌×273
  • 萌23
  • 中立9
  • しゅみじゃない7

--

レビュー数
22
得点
950
評価数
228
平均
4.2 / 5
神率
50.9%
著者
薄井いろは 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
発売日
電子発売日
価格
¥690(税抜)  
ISBN
9784801975057

あらすじ

嫉妬を知ったプレイボーイ攻×抱かれるほどやらしくなる優等生。『俺しか知らないカラダ』待望の続編!!! セフレ、恋人、その先もずっと…想いと距離が深まるカップルストーリー。

「言おうか? 俺の恋人だって」付き合いだして半年、高橋は石黒をもう手放せはしないと感じていた。自分とは何もかも正反対で、一途に想いを向け続ける石黒が可愛く思えてたまらない。
そんな石黒にいつのまにか、かなり親しい男の友人が出来ていたようで…? 好意に慢心していた高橋は、なんだか面白くないと感じる自分に戸惑い…。嫉妬と執着に甘く痺れるコイツは、俺しか知らないままでいい―…。

表題作僕は君だけのもの

高橋良平,バンドマン
石黒悠馬,大学生

その他の収録作品

  • 君の好きなところ(Bonus Track)
  • カバー下イラスト

レビュー投稿数22

昭和歌謡と演歌な世界…?

先に謝罪…とてつもなく長くなってしまいました
言いたい事が上手く簡潔にまとまりませんでしたが書いておきたい熱が抑えられず(;゚Д゚)良かったらお付き合いクダサイ…!


耐え忍ぶ恋?言葉は少なく態度で示す愛?何だろ⁇
上手く言えないし的外れなのかも知れないけど何か「昭和歌謡?演歌?」の世界の2人を現代版にアレンジ!みたいに悠馬と良平が見える(;´・ω・)

なので夜明け属性の私にとったらこういう何か壁を乗り越えながらメッタメタに攻めに溺愛されちゃってやっと幸せになったね~‼な受けちゃんも、一途な硬派な攻めも大好物!で普段ならノリノリでレビューを書くのだけれど。。。

そう!すっごい甘々で好きな世界観でエロもラブも満足度高いんすよ!

…なのに、、、なぜか「神」に振り切れなかった、、、
なんでなのかなぁ~ってずっと思っててなかなかレビューが進まなかったのですがこの演歌な世界観の強い悠馬くんに多分引っかかってしまっていたんだな、ってふと自分なりの解に到達

そんなに自分を殺して耐え忍びまくらなくても…
良平を試してる訳じゃないのは分かるんだけど何だろ?良平が良平じゃなかったら悠馬は忍びの道を極め過ぎててその内「ニンニン」って言い出しちゃうんじゃない?なんて要らぬ心配さえしてしまうwww

たぶん、この極度の耐え忍び感が依存に見えちゃってダメだったのかも知れない…
私、共依存はズブズブ感があって大っっ好物なんですけど片方だけの依存は嫌いじゃないけど萌え難いんですよね、これはもう好みの問題デスネェ…

良平がどんどんイイ男になればなる程悠馬がカマってくんに見えてしまう、、、
キャラ的に悠馬は全然カマってくんじゃないのにそう見えちゃうから余計にダメだった( ;∀;)

良平が完全に振り向き切る前の、徐々に悠馬に落ちていく迄を描いた既刊『俺しか知らないカラダ』はその均衡が抜群に良かったし過程が素晴らしかった!!!
この印象が強過ぎたが故の私の感情が追い付かなかったんだろうな…
(薄井先生が好きなのは変わらないデス‼)言い訳みたいでアレですが…そこは伝えておきたくて(>_<)‼

多分、悠馬が仕事とかで活躍なりなんなりして自立してる所が見えていればどんなに良平に甘やかされてもニマニマ見れて、普段の疲れを存分に癒されてね~って見守れて神を連打したくなったんだと思う!
まだ学生で彼が頑張ってるのは結局試験=自分事だけだったから余計依存に見えちゃったんだろうな~

良平を愛でる!と振り切って、こんな良平を引き出した悠馬の今後を期待して、そして薄井先生がたくさん描いて下さったエロいキスに…!萌2デス

0

良平の彼氏力

良平の嫉妬がますます加速してる冒頭。
悠馬にデロゲロ甘い一冊になってます♪
いつも恥ずかしそうに困り顔の悠馬…恋人同士になっても初々しいのう^ ^

同棲の話も出てきて、少しずつ2人の未来が前に進んでいるようで嬉しいですね。良平から言い出して悠馬嬉しそう♪良平の悠馬ラブがすごいし、愛されまくってる。
同棲生活は悠馬に刺激が強くてちょっと良平を避けたりもするけど(←セックスあんなにしてるのに?笑)、やはり一緒に生活することでお互いの体温を感じられる生活は幸せなようです。

作品全体がピンクに包まれたあまあま幸せモード。セックスも相変わらず濃&厚!

2人の幸せがずっと続きますように。

1

好きだけど

ノンケ攻めがだんだん受けに執着するストーリーは大好きです。

個人的には、…の多用が気になってしまい、そこまで世界観に引き込まれませんでした。

2

受けの眉毛がずっとハの字

気がついたらすんごく人気ですね。
薄井いろは先生はすごく色気があって好きなんですが
私はこのカプが実はは一番はまらないの、、、
溺愛攻めのジャンル?
いやいや受けのいつまでもカマトトぶった感じがあ
りえなくて、、
同棲してもキス拒否て??
こちら人気作の続編で
途中3話くらいまで購入して読んでたん
ですが
やっぱり受けの感じがじと〜っとしてて
全く好みじゃなくて読むのをやめていました。
レビュー一位にもなって
評判良いから最後まで読んでみたほうがと
単行本を購入してみましたが
やっぱりもじもじした受け君のずっとハの字の
眉毛が気に入らなくてダメでした。
攻め厨の私から見た俺様良平も
なんか馬鹿みたいで好きになれず、、
評価を下げてしまいますが
受けに拒否反応。
好みの問題ではありますが
薄井先生の作品なら
私は他のものをおススメします。

3

試し読みで期待した

 なんか中身がないように感じた。
 試し読みの時点では良さそうだったんだけど……。

2

甘々、エロス

どこからどうみても俺様攻めで遊び人だったはずの高橋が一途に臆病な愛を伝える石黒が可愛くて仕方ない様子。
前作では、お前にはハマらない、って言ってた高橋だがいつのまにか石黒の沼にはまってる様子が初恋にあたふた、好きすぎる故に嫉妬に束縛心まで見せてくるのが、とても可愛く魅せられました。
互いに互いを好き過ぎていつでも触れていたい、触れたら離れられないそんなふたりのめくるめくエロス!!
未だに恥じらいながらも大胆なエロスに育った石黒を堪能あれ。

14

薄井先生天才

渋い、甘い、エロい、なんか色々凄い、こんなすごい先生がいたなんて無知な私はつい最近まで知りませんでした、心臓を撃ち抜かれてどハマりしています。このカップル、ベストカップルエバーなんじゃないでしょうか?属性的にはよくいるカップルなんでしょうが今まで見たことない!と思わせてくれる。話もテンプレなようで初めて読むよこんな話、と思わせてくれる。甘いのに渋い感じがする。不思議なオリジナルな魅力を持った作品だなと思いました。で、どうやったらこんなキスが描けるの?天才的に濡れ場を描くのがうまい。というか絵がうますぎる。少し昔の日本映画のような妖艶さ?凄みがある、そんなに特殊なことはしていないのに息を止めて読んでしまいます。これぞエロス。攻めの良平くんのこの眉、前巻で初めて見たときからただ者ではないと思っていたけどかっこいい。性格も一周回ってシンプルで気持ちが追いやすい。受けの悠馬くんの魅力が破壊的、うじうじ健気な子ってあまり好きじゃないけどもここまでくればあっぱれというかちゃんと芯の強さが伝わるから嫌じゃない、で良平くんが好きな気持ちが全身からダダ漏れでめちゃくちゃ可愛い、ベッドの上でもベッド外でも可愛い、抱きしめたくなる。薄井先生、是非是非続きを読ませてください。

18

前作よりもハマります

前作「俺しか知らないカラダ」の軽い遊び人の俺様攻め×寡黙で健気な優等生受けは最高でした!
1巻で終わってしまうなんてもったいない!ふたりの話をもっと読みたいと願っていました。特に受けの石黒に攻めの高橋の愛をめいっぱい浴びてほしいと思っていたので、続編の「僕は君だけのもの」がコミックス化するのを楽しみに待っていました。


前作で「お前にハマる気はねーけど」と言いながら、今作ではいつしかずぶずぶにハマっている高橋。男と付き合うのも1年も付き合うのも嫉妬するのもはじめて。
少しずつ余裕がなくなって嫉妬と溺愛をする攻め×付き合っているのに自信が持てない無自覚な受け…
好きの矢印が少しずつ変化していくふたりの両想いで付き合っているはずなのに両片想いのようなすれ違いにキュンキュンします。

また、ふたりの気持ちが溢れてくるモノローグも最高です。
それを口に出したらいいのに!と焦れてしまいます。

アダルトな雰囲気の絵柄のせいか、顔の表情から気持ちが読みにくいなぁと思う人もいるかもしれません。でも読んでいくうちにだんだんとふたりの感情がちゃんとわかってくるんですよ。
特に目が物を言います。視線にエロさが溢れます。
ザ・優等生で面白味もなさそうだった受けがどんどんエロく、そして可愛くなっていくのを見るのも楽しいです。

自分の気持ちがよく分からないままただ身体を重ねている前作とは違って、思いをぶつけ合って気持ちが寄り添ったエッチでふたりの心が満たされていくのを見て嬉しくなります。
一緒にいるのが当たり前になったふたり。これからもずっと幸せでいてくれ!と願うばかりです。

タイトルの意味も読む前と読んだ後で違う意味になります。

15

僕は君だけのもの

素敵な続編
二人の関係がますます深まっていくのに、悠馬の遠慮とか一歩引いた感じとかちょっと切ない
なのに、エッチはあんなに積極的なんともアンバランス
それがすごく魅力的でした
良平はめちゃめちゃ好きになっちゃったのね
めちゃめちゃ可愛いかった!
カッコイイのに、悠馬のことになるとすごく可愛いくなるの、こんなの見られるのすごく好き

お互いがお互いのこと好きすぎて、けどちょっと伝えきれてなくて、それがすごくリアルでドキドキしました

9

良質な溺愛彼氏

1巻を全く知らない状態で読んだのですが、だいたいは問題なく読むことができます。
少し疑問に思うこともあったのですが、1巻を後から読むとそこに全てが描かれていたので納得できました。
やはり時系列順に読むべきですね。

内容としてはエロが多めですが、攻めの溺愛っぷりが非常に良くて、受けが満たされている様子に萌えに萌えました。

全く正反対な2人が、良い形に納まっているのも魅力的です。
攻めの溺愛は良いですね...
包み込むような溺愛ではなく、対等できちんと恋愛しているように見えます。

1巻を読んでから見ると、もう少し受けは攻めに愛されている自覚をしてもいいのでは...と思わないでもないですが。
彼の生まれ育った環境や親のことを思うと、簡単には変えられないのかもしれません。

でも攻めは、そんな受けでも愛おしいといった様子なので無問題。

始まりがそうなので、エロ多めでも物語の中に落とし込まれていて良かったです。

6

徹底的な甘さ!!

相手の事が大好きなんだなぁ〜って表情を描くのがピカイチに上手い作家さん(だと思ってる)、今回は続編でしたがいやぁ、ここまでかというくらい甘くて非常に良かったです!

前作では良平を想う悠馬のあのポヤーッとした顔が可愛すぎてドハマりし、どんどん悠馬にのめり込んで行く良平に、それ見たことか!こんなに好きになってくれる子いないぞ!と勝手に思ってフガフガしていました。

今作は前作の流れそのまま、という感じだったので自然にお話に入っていけました。
好きすぎて緊張しまくってる悠馬が可愛すぎます…
でもどちらかと言えば振り回されてるのは良平の方で、最初の頃の態度を知っているだけに悠馬への愛しさに満たされていく様は感慨深かったです。
そして、とにかくイチャイチャが濃厚で甘い!
本心を言動に出していく悠馬にデレデレの良平、最後の方は「そんなキャラじゃなかったよね?」と突っ込みたくなるくらい高めの糖度でした♥

10

予想通りではあったけども

「俺しか知らないカラダ」の続編です。
2人のその後が読みたい!と前作のレビューに書きましたが、願いが叶い嬉しいです。

俺様攻めの良平が溺愛彼氏になりそう…これも前レビューに書きましたが、その通りでした。
でも溺愛ったって、悠馬のただの友人に嫉妬したり自分の方から悠馬の家に引っ越そうかな〜なんて言ってみたり、甘い言葉をかけてみたり…あの俺様リア充が⁉︎ってくらい悠馬一筋になってる辺りが予想以上でした。

付き合って1年が経過してる2人なんですが、悠馬の態度がまだ初々しいというか、遠慮がちなのがちょっともどかしいというか少し苛立ちを感じる部分もありました。
こんな恋人じゃあ喧嘩になりそう…って場面も何度かありましたが、良平がいい彼氏になってるもんで危機って程には拗れません。

最終話の良平の"悠馬は自分を好き過ぎるくせに自分を欲しがらないのが嫌なんだ"っていう自覚や、悠馬の"これ以上好きにならないように触るの我慢してた"とかいう告白がすごく良かったです。
お互いを好きで好きで…っていう感情も最終話で爆発する感じで、それを読んでるこちらも幸せな感情に息も絶え絶えという感じでした。
2人がお熱過ぎてもう…♡ご馳走様しか言えない。

9

薄井先生、この二人を一生描いてください

私、このシリーズの攻めがすんごく好きなんです。というか、この攻めの眉毛が好き。
前作、「俺しか知らないカラダ」未読の方、ぜひ本作と合わせて読んでほしいです。もう攻めが出てくるシーンでは、眉毛にしか目がいかなくなるから…。ていうか、こんなにBLの攻めのキャラデザで、眉毛の造形に気合いが入ってるキャラって他にいないのでは。唯一無二の個性的な攻め、最高。

受けは相変わらずエロいです。というか、予想の10倍エロくなってて、なんだか遠い目になりました。おばちゃん、君がこんなことやあんなことまでするなんて思ってなかったよ…。もう終始トロ顔しかしてないじゃん。
壁になりたいとか天井になりたいとか言ってる場合じゃない! もう私は攻めになりたい。攻めの眉毛の一本でもいいから。

薄井先生、次回作はリーマン編でひとつどうですか。新婚生活編でも構いません。

22

受けの破壊力!

待望の続編!発売日に買いに行きました。
受けの石黒くんが純粋すぎるのに、高橋が嫉妬してるのにはすぐ気付いて、嫉妬から始まるすれ違いを防いでくれてる…。えちシーンでは石黒くんの大胆さに攻めがひたすら参ってます。
二人の日常をいっぱい見れて大満足の作品でした。

8

甘いです

待ちに待った「俺しかしらないカラダ」の続編です!!
前作は俺さまだった良平が手玉に取られる展開が多いです(’-’*)♪
大学で出来たであろう友人奥村くんの名前が出るたび嫉妬をしてしまう良平…前作での彼なら気にも止めないであろうに、対抗意識ビンビンです。
今だに自分には遠慮がちな悠馬にもイラッとしながらもどんどん愛しく手放せない存在に!!!甘い甘々です。
試験終わりの久し振りの再会では体調が悪い事を隠してる事に苛立った良平に対して「別れたくない」と涙を流しながら訴えるシーンでは読んでるこちらも悲しくなるほどです。
薄井先生の描くエッチシーンは相変わらず素晴らしく顔はニヤケっぱなし間違いなしです。
ホテルでの泡まみれのシーンは最高です!!
是非、社会人になった二人も見たいです。

7

あまあま

こんなに甘い攻めになるとは!
受けよりも攻め本人が驚いているのでは??
書き下ろしの最後の攻めのセリフが可愛すぎてにやにやしちゃいました。

3

情事シーンが官能的

私自身は薄井先生の作品すべて拝見してますが、あまりピンとこなかったです。
友達が薄井先生が大好きで、勧められて前作を拝見しましたので、続きということで今回も購入しました。

体だけの関係から始まり恋人になったふたりのお話。
楽しそうに友達のお話をする受けに初めて嫉妬を覚えた攻め。
前作今作もキャラクター設定自体がドンピシャのはずだが、他の方ほど萌えなかったです。
ちょっとした出来事があるが、不完全燃焼のままエッチの流れに持っていきそれで終わり、という印象でした。
もし「当て馬の活躍を見たい!」「嫉妬に狂う攻めをみたい!」のであれば、やや物足りないかもしれません。
その嫉妬する気持ちを激しく相手にぶつけるより、攻めが自分の中で解決していく感じでした。
そういった気持ちの変化や描写が丁寧に描かれるが、私的にあまり響いてこなかったでした。

しかし、攻めの逞しい体やちょうどいい感じの筋肉の描き方や、愛撫描写など本当に最高で、さすが薄井先生です。
表紙の受けの透け乳首もたまらないです。
情事シーンの描写がとにかく官能的で、凄く楽しかったです。

紙コミックスとアニメイト限定の小冊子の修正、色薄くなっていて白刻み海苔が入ってなかったので、それもまたとてもエッチでした。
とらのあなの小冊子修正、色はそのままで白刻み海苔が入ります。

アニメイト小冊子→寝落ちた受けを襲う攻め(ア○ル舐めなどの前戯描写が多い)
とらのあな小冊子→受けが目隠したまま、ひとりのときはどうやって触るかを攻めに見せる

5

【元クズ男攻め×健気受け】続編で二人の関係性が

前作『俺しか知らないカラダ』(電子書籍のみ通常版と18禁版も販売中)の続編。


前作では、真面目で静かなタイプの石黒(受け)が高校卒業式の日にクラスで男女からカリスマ的な人気のある高橋(攻め)にずっと好きだったから僕とセッ●スして欲しいとお願いし、卒業後もセフレとして関係を続け恋人になるまでの過程が描かれています。


今作は、付き合って半年後の2人の話。前作では受けの石黒以外にも何人かのセフレ(女)とも関係を続けていた高橋は石黒と付き合っていくうちに石黒をどんどん好きになり、たまに自分でも思ってもみなかった甘い言葉まで飛び出す始末。

好きだからこそ大切にしたいし一緒にいたい高橋と高橋の事が好きだからこそ彼の隣にいるのが自分でいいのか悩む石黒。

高橋も高橋で石黒と大学で仲の良い奥村に嫉妬したりと、好きだからこそ生まれるすれ違いに正面からぶつかり、またより深い愛を育むという感じでした。

正直、前作の高橋を知っているからこそ”高橋こんなセリフ言うの!?素直すぎない!?”と高橋の素直なデレが全開になり、糖度高めの1冊となっています。

まさか攻めがここまで受けをドロドロに甘やかす攻めになるなんて……
糖度高めでエロいBLが好きな方におすすめ◎

3

2人でしあわせ…BLの醍醐味

前作がいい所で終わって続きが読みたかったのでうれしいです。
お付き合いする2人が関係性を深めて、いちゃいちゃしあわせな場面を見たい長編好きなので。
(1巻完結ものって、出会い→意識→自覚→くっつく、というパターンが多いと思うので、こういう続編が特に好き)

やっぱり薄井先生の絵が好き。
2人の体格差とか、絡みの時の手の位置(相手の頭や顔や耳や体に触れている)、絡みのシーンで引きの絵が入るところが特に好みだわ〜と改めて思いました。

各話の扉絵の次のページのキスしている絵だけできゅんきゅんです。

順調にお付き合いしている2人。
久々に見て、良平の眉毛が健在で立派だわね〜と思っていたら、奥村くんに嫉妬して「…はぁ?…」の目元アップのコマが太眉くっきり際立っていて笑いましたw

お互い好きすぎてますますエロい2人。
電話中の悠馬を良平が攻めるシーンもエロい。2人ともマジメにエロいですもんね。思っていることも(モノローグありがとうございます)。

良平を尊重するあまり自分を抑える悠馬だけど、良平はそんなこと望んでいないわけで。
その辺をちゃんと伝えて、悠馬も理解して自分の気持ちを言えるようになるのがよかった。

良平と悠馬の視点が交互にきて、どちらの心情にも共感でき話に入っていけたなと。
薄井先生、こういう2人の心理描写お上手ですよね。

悠馬は良平のことをまだまだ好きになるし、良平はそんな悠馬がかわいくて仕方がない。

これだけ思えて思われたらしあわせだろうなぁ…とめちゃくちゃ伝わりました(私的BLの醍醐味)。

ぎゅ〜っとして離れたくないとか、くっついて眠るとか、好きなとこにキスしてとか。
甘い!!下手したらバカップルw
でもいいんです。こういうのが見たいのです。もう〜先生ありがとうございます!!と拝みたい気持ちになりました。

しあわせいっぱいな2人を見られて大満足です。

ツボは「俺がキス…させてもらえないだと?」の良平ですw

3

色っぽさ満点

待ってましたぁ‼︎の続編登場!
前作「俺しか知らないカラダ」で、ストレートでオレ様の男が地味で卑屈な「男」にオちてハマって…というお話だったわけだけど、この続編はオレ様はすっかり溺愛を秘めたスパダリ候補生みたいになってる。
一方卑屈くんはまだ卑屈なまま自分は動かず欲さず、男の中から湧く愛も欲望もひたすら受け取るだけ…

でもとにかく甘いのだ!
良平は表立っては自分を欲して来ない悠馬に苛立ちや嫉妬や、なんと寂しさまでも感じ始めてる。
そしてそれを悠馬に伝えていく。カラダでも言葉でも行動でも。
そこが前作との大きな違いであり、良平の変容なのだと思う。
悠馬は相変わらず臆病で自己肯定感も低いんだけど、良平によって、まさに良平の「愛」の行為/言葉/態度によって、「実感」していくんです。
2人が今正にしている「恋愛」がもうなんともいえずくすぐったい…読んでて身悶え。
遂に悠馬に『愛してる』と囁く良平に愛の奇跡を見ました。

ただし…
エロシーンが「普通に」激しくなっててここはちょっと期待と違った。
私は先生の描くHシーンの、他とは違う静けさに惹かれています。今回はその個性が出てなかったかも。

3

甘くてエロい

続編読めて嬉しい。
今回は良平がひたすら悠馬を甘やかす感じで溺愛してる。
今まで良平は付き合った相手にそこまでのめり込んだ事はなかったけど悠馬には嫉妬したりと色んな感情が出てきてるのが良いです。
悠馬は良平になかなか本心を言えなかったりしたけど最後に「愛してる」って言われて良かった。
友達に恋人として紹介されたり同棲したり甘々な生活が続く感じです。

話の内容は特に盛り上がる感じはないけどエロさと溺愛が良いです。
優馬がすぐ赤くなって可愛いです。

2

甘くって、エロい。

『俺しか知らないカラダ』の続編。
前作未読でも読めないことはない気もしますが、でも前作ありきの作品なので前作未読の方はそちらから読まれることをお勧めします。

個人的にゲス男代表と言える高橋。
彼が…、可愛い…!

男女問わず人気者でいつも人に囲まれている高橋。
来るもの拒まず、去る者追わずの高橋が、高校の卒業式の日に「一度だけでいいからセックスして欲しい」と石黒くんに頼まれて―。

というのが前作のお話でしたが、今作品は高橋が石黒くんと付き合い始めて半年後、という時系列のお話。あのヤリチン高橋がすっかり石黒くんに骨抜きにされています。無自覚愛され受けって個人的にドツボなのでこの甘さをたっぷり堪能しました。

『俺しか~』は高橋視点で描かれていまして、それが非常に良かったのです。振り回しているはずの攻めが、実は受けさんにどんどん惹かれていく、という描き方が斬新でもあり秀逸でもありました。今作品も高橋視点が多いんです。多いのですが、そこに石黒くん視点が加わる展開。『俺しか~』の時は、石黒くんは高橋の言いなり。言いなりと言うと語弊があるかな?でも、高橋に触れてもらえるだけで幸せ、という状態だったのが、今巻は石黒くん視点が入ることでお互いの立場が、恋心のベクトルが、イーブンになったのだと著しているような気がしました。

ストーリーとしては王道と言えるその展開ですが、表現の仕方がお上手なので読んでいて引き込まれる感じ。

男女の駆け引きなら百戦錬磨な高橋が、どんどん石黒くんの魅力にはまっていく様が痛快でもあり萌えポイントでもあり、けれど石黒くんと言えば高橋に一途なのでエロ度は高いのに純愛の様相を呈しているのにも萌える。

今巻もエロエロでしたが、ベースとしてはくっついた二人の蜜月の甘々なストーリーなのでエロ甘てんこ盛り。読後は「ごちそうさま」という気分になりました。

『俺しか~』のシリアスさというか高橋のクズさがツボだった方にはちょっぴり物足りないかも。でも、甘くって優しい1冊。読後気持ちがほっこりと温かくなる、そんな1冊でした。

6

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