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raise no kimi ni kuchizuke wo
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
まず、表紙のふたり(広人と洸)を見れば違うのはわかるのですが、はじめに登場した早乙女が主人公感のあるカッコ良さだったので、受けなのかな?と勘違いしてしまいました。
幼馴染かと問われて、少し含みのある返答だったこともあり。
転生前ミカ→早乙女、みたいに実は中身入れ替わっちゃってて、見た目ミカ(中身ブライアン)が現れたとしても騙されずに真の見る目を問われる攻め、みたいな展開かと変な予測をして、三角関係になるのかもと、自分の中で複雑化しすぎました。
全然もっとまっすぐなお話です。
攻めの広人は前世ではルーク(由緒ある家の嫡男)
早乙女はブライアン(従者)
幼い頃高熱を出したときに、ふたりとも転生前の記憶を取り戻したのでした。
そして広人が探し続けるのが最愛の人、ミカ(配達人)
ようやく同じ大学でミカだったであろう洸を見つけます。雰囲気そのまま、儚げで可愛くてキラキラ。
ただ、洸は前世の記憶はありません。
広人の想いはあふれ洸に急接近しますが、あまりにも洸のなかにミカを見すぎていて暴走に近いものがあり、広人の気持ちが見えてきません。
また、洸も優しくてかっこいい広人に惹かれ、時折よぎるルークの記憶とも重なり、ドキドキ意識するようになります。
一気に身体を重ねますが、このスピード感、これはもう、お互いが運命だとしかいいようがないのですよね。
ただ、冒頭に匂わせられていた通り、前世でのふたりの別れはつらいものでした。
身分の違うふたりが恋仲であったために、スパイの濡れ衣を着せられ、斬首されるという苦しい最期を迎えたミカ。そしてそれを救えなかったルーク。
ルークの立場を考え、斬首を止めに行かせなかったブライアン。
洸もついに高熱を出し、全てを思い出します。
つらい記憶が去来し、洸は混乱し、広人を振り払ってしまいます。
そして前世でミカを救えなかったことを激しく攻める広人。
前世と今が混乱し、どうしていいか分からない広人の背中を押したのは、早乙女の「いまは王子じゃない、広人だ」というひとことでした。
あまりにも前世を追いすぎていた広人。
洸を見つけ出し、ルークであり広人である自分で、ミカであり洸を、すべてをひっくるめて愛していることを告げます。
洸も、最期はつらかったけれど、幸せだったこともルークの幸せを願い続けていたことも思い出し、ようやくまた巡り会えたことで、好きだと伝えられました。
広人(ルーク)は正直、いまいちビシっとしきれない感じはします。
でもその頼りなさを、洸(ミカ)の健気さが支えていく感じのふたりなんだと思います。
洸のために、広人にはもっともっと強くなって欲しい!
早乙女は、斬首を止めに行かせなかった負い目があったから、純粋にふたりの幸せを願っていたんだろうけど、淡い恋心もなかったのかな?
従者モノも好きなので、ちょっと勝手に感情移入してしまいました。
ごめんなさいm(_ _)m
最初のうちから中二病感?でぐぬぬとなって。
頑張って続きを読んだけど、いきなり部屋で始まっちゃうところでドロップアウトでした。
トーンを見ると甘々執着みたいで大好物なんですが。
前世の悲恋の記憶を持って高熱で覚醒して、生まれ変わった仲間も恋人もこーんな近くにいて。
いきなり髪や頬を触ってベロチューとか、ムリムリムリ!
なのにその先まで進もうとしてて。
いくら前世で恋人でも今生じゃ他人だってば!
高評価が多いのにごめんなさいm(_ _)m
初めて読む作家さんでしたが、物語のブツ切れ感がどうしても気になってしまいました。
2人の距離の詰め方があまりに急すぎて、あっさりとしていたためにそう感じたのだと思います。
いくら過去があったとしても、受けは記憶を取り戻す前ですから...そんないきなり?!とかなり驚きました。
前半に比べると後半で描かれる過去の出来事と、そこから繋がる今に関しては丁寧でした。
ただやはり時間経過が細切れに感じて、物語の流れを感じることができません。
他の作品を読んだことがないのでわかりませんが、こういう作風の作家さんなのでしょうか。
ドラマチックな設定だっただけに、もう少し隙間を丁寧に描かれていたら良かったなと思いました。
癖のある絵柄ではありますが、受けの丸いお目目と愛らしいお顔は好みでした。
前世で悲恋に終わってしまった二人が生まれ変わってまた出会い、前世の恋をやり直すお話です。
絵の繊細なタッチとストーリーがピッタリで、心を揺さぶられるラブストーリーでした。
広人くんの一途さと洸くんのピュアなところがすごく良かったです。
途中切なくなったりする所もありましたが現世で2人が結ばれることが出来て良かったです。
広人くんと洸が幸せになってくれて本当に良かったぁー!!
すごくロマンチックでステキな物語でした。
身分差!からの生まれ変わり!溺愛萌え!で人気の"来世の君にくちづけを"。
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輪廻転生もので、前世が王子×新聞配達員?
でルーク(攻)とミカ(受)は身分は違えど愛し合う恋人同士。けれど、新聞配達員のミカは理不尽な理由で処刑されてしまう。そんな2人が来世で運命的出会いを果たす物語。
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ナナコ先生の画はハマる人はめっちゃハマるはず。自分は2000年代の少女漫画のタッチが大好きだからどちゃくそタイプだった。
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表紙の青い薔薇の背景すごく良くないか〜、
青い薔薇の花言葉は『夢叶う』『神への祝福』。前世では祝福されずに引き裂かれたふたりが、来世で転生し、出会い・結ばれる。『夢叶う、神からの祝福』まさしく青い薔薇!
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前世では広人(攻)が王子だったという設定なので普通の男子なら言えないようなキザなセリフが沢山あり、紳士でthe王子様!って感じの広人に萌え萌え
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洸(受)のモフモフの小動物のようなあどけなさはノンケでも恋してしまうレベルの容姿・人柄だと思う。
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そんな尊きふたりが来世で結ばれ添い遂げる、はじまりは悲しいけど、超超ロマンチックでハッピーエンドな作品で◎
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ナナコ先生はエロシーンも素晴らしくて、前世で辛い思いをした分の感情もあいまって、より切なさと幸福度・感動の大きい作品に感じた。オススメです
前世の記憶があり、その遠い前世で想い合っていたミカを現世でずっと探している大学生の広人と
記憶はないけれどミカの生まれ変わりの洸のお話でした。
前世でのふたりの別れはあまりに悲しいもので
その記憶を保ったまま広人が現世を生きていたことも残酷に思えてしまったけれど。
それでもまたふたりが再会できたのは感動的だったし、悲しい記憶ごと一緒に生きていくことを決めたふたりはとても美しいなと感じました。
ただ、洸はミカの記憶がないのに広人の恋愛的な好意をすんなり受け入れたのは少し上手くいきすぎかな、と。
本能的に求めたということなのだとしても、キスからエッチまでの流れが早すぎてちょっぴり戸惑いました。
ミカの最期が斬首刑だったというのも重すぎて、その記憶を思い出した洸の苦しみを思うとなんとも言えない気持ちになりましたが
その苦しみを乗り越えようと思えるくらい、広人への愛は深いものなのだろうな、としみじみ。
これからは平和な世界で前世のぶんまで、ふたり一緒に幸せになってほしいなと思いました。
ちるちるさんで〈攻めの甘ーい口説きセリフ集〉にて紹介されていたのを見て、俄然読みたくなり購入。
見たかったシーンを眺める事ができました(≧▽≦)
受け様は、大学生の洸。
攻め様は王子だった前世の記憶を持つ広人。
王子だった自分の従者の記憶を持つ、今は親友の早乙女と共に、前世では助けることができなかった最愛の恋人“ミカ”を探し続けている。
出会うことは出来たけども、洸には“ミカ”であった記憶はなく。
「記憶がないならこれから作ればいい」とキッパリ言い切るのが潔い。
加えて前世じゃなく今を大事にしているのが感じられていいねぇ、です(^.^)
2人が初めて抱き合った後に(案外早い)「順番が前後したが」と言って、あの甘い甘〜〜い口説き集のワンシーンが。
片膝立ちで、王子様の求愛シーンそのもの(#^^#)
緊張気味の真剣な表情での「君が好きだ」も、ストレートでよろしいです。
ミカだった前世の記憶を思い出した洸から拒絶されたの事に怯んでしまった広人。
早乙女から背中を押され、過去ではなく今の気持ちを大事にするんだった、と洸と向き合う。
優しいハピエンによかったねぇ、でした。
早乙女はずっと隣りにいて、ラブな気持ちはならんかったのかしら。
ひっそりと失恋して隣で笑う早乙女ってのもいいわ~なんて思ったりもしたのですが、早乙女は純粋に2人を応援する親友でした(^^ゞ
初めましての作家さんです。
転生ものが好きなのでBLに限らずいろいろチェックしているんですけど、流れ的には王道でしたね。記憶の有無や取り戻した後の行動がポイント。そして王道なので展開としてはとても早い。前世での出来事よりそれを乗り越えて今世で幸せになることに重きを置いている感じなのでもうちょっと前世での出来事の深掘りが欲しいなー、とは思いました。そうすると話が重くなっちゃうかな。
気楽にさらっと楽しめる作品でした。
「僕を悪い子にして」既読です。「僕を〜」も少女漫画のようにキラキラしてロマンティックだなと思いましたが、こちらもそんな雰囲気。BLというより文脈は少女漫画に近い気がしました。素敵な王子様に溺愛されるお姫様の図。また、今作は本当に攻めが元王子様なので、灰田先生ご自身もあとがきで「元王子なので〜」と書いてある通り、洸に対する振る舞いが完全に王子のそれです。やや強引なところも含め。
悲恋がいい感じにまぶしてある恋愛ドラマを読みたいときに良いかと思います。癖がある作品の気分だと、まぁまぁ一本道なのでちょっと物足りないかも。オリバー卿の生まれ変わりも登場するかと思いきや、そういったこともなかった。まぁそれも予想出来るテンプレ展開だけど。
文武両道、才色兼備なイケメン大学生×可憐な男子大学生のお話です。
転生モノです。
現代の日本が舞台で攻の広人が前世の記憶を持ち恋心を胸に愛しい人を探します。
攻の広人が洸に出会って前世で叶わなかった二人の関係を取り戻そうとアプローチしていきます。
いや、この方アレです。スパダリです。
そりゃそりゃ迫られる方はたまらないと思います。洸が可愛くて仕方ないのはわかりますが迫りかたがエロいし、強引だし、イケメンだしエロいし!
こちらが受けにこう攻めて欲しいという行動を全部叶えてくれます。そして洸もちゃんと受けてくれるので満足感がすごいです。
あれ?洸はノンケなのでは??と、ふと思っても気にしません。これでいいのです。
洸は可憐な男子大学生なのでいいのです。
読み進めていくと前世の二人がどのようになっていたのかがわかりますが、それがこの作品の根本の部分で二人の心の繋がりがどれだけ深いモノなのかがわかってきます。時代を超えても変わらないもののお話なんですね。
灰田先生の作品のキャラクターはとにかく男前で立ち振舞いがスマートで素敵です。
なおかつストーリー全体がドラマティックです。
そして、エロがエロくて甘くてたまらないです。
難しいことは考えないで読める二人の甘くて強い恋の絆のお話です。
ナナコ先生の作品は好きなのですが、転生モノに惹かれずだったので迷っていましたが読んで良かったです。(ほかの転生作品も読んでみたくなりました)
片方だけに前世の記憶があって今世こそ、、!と(キザですが)相手を思う愛のチカラで結ばれる、とても心に刺さりました。欲を言えば、記憶を取り戻してからのふたりをもう少し見てみたい気もします。
洸が、前世の自分がその寸前どう思っていたかを思い出したときは涙が止まりませんでした;_;(そして思わず最初のページに、、)
甘えたですぐ赤くなっちゃう洸がすごくかわいくて最高でした。
ふたりで幸せ空間日々を過ごせますように、、
記憶を取り戻してからのふたりというのは早乙女と広人のことです
初めて読んだ灰田ナナコ先生の作品です。
大学3年生 高峰 広人と大学2年生 夏目 洸のお話。
7歳だった広人は高熱で前世の記憶を取り戻しました。
自分が代々続くウィルソン家の王位継承第1位 ルーク王子だったことを。
そして、前世で失った最愛の人 ミカも生まれ変わっていると信じる広人は、その日から探し続けいています。
14年経った現在も――。
イケメンで法学部の中でもスーパー頭脳を持つの広人。
ルークの執事だった記憶を取り戻した幼馴染 早乙女も同じ法学部に通っています。
一方、環境生物学部に通う洸は前世の記憶がありません。
前世の記憶がある広人と記憶がない洸。
そんな2人は大学の構内で出会います。
教授に呼ばれて普段は通らない南棟を歩いていた広人はある香りに気が付きました。
――その瞬間、信じられない光景を目することに。
「見つけた…!」
灰田ナナコ先生の丁寧で可愛い絵柄が作品の甘くてロマンチックな雰囲気にマッチしており、ドキドキしながら読み進められました。
ストーリー構成もお上手なので、最初から最後まで綺麗にまとまっています。
ただ、現世に生まれ変わる「転生」は難しい設定だと感じました。
同年代に生まれ、同じ国で育ち、同じ大学に通う…それは、ほとんど不可能に近い。
だからこそ、ルークが何度も転生して「ミカ」を探し続けるエピソードがあったら良かったなと思いました。
このお話には、当て馬は登場しません。
…が、前世では、元凶となる貴族が登場しますよ。
脇キャラとしては、ルークの執事であり親友だったブライアン、そのブライアンの生まれ変わり早乙女くんが登場します。
うーん、彼の今後がとても気になる…。
Hシーンは、本編に2回あります。
洸が前世の記憶を取り戻す前と後の対比が楽しめます。
どちらも、エロくて可愛いのでもっと見たかったな。
恍惚とした表情の広人のアップは必見ですよ♡
描き下ろしは、本編のその後のお話です。
仲睦まじい2人を見て感動する早乙女。
その早乙女が語った昔の広人の話とは…。
王族と平民…あまりにも異なる身分のために引き裂かれた純粋な恋心。
その想いが運命を手繰り寄せる転生BL。
しかし、王子であるルークが背負う前世での罪とは?
現世を舞台にして上手に前世を絡めており、序盤から惹き込まれること間違いなし。
元王子の広人が醸し出す甘さと前世を思い出した洸の切なさのバランスも◎です。
個人的には、2人の手に注目していただきたい。
それぞれの繊細な心の動きが手や指からも感じられますよ。
2人には、現世も来世もその先も…何度だって結ばれて欲しい♡
転生BLがお好きな方にも、ラブロマンスがお好きな方にもおすすめの作品です。
薔薇のお話しや王子と執事の交友関係は絆を感じて微笑ましかったのですがメインカップルに少し思うところありました。
まずふたりが出会ってからが急展開に感じました。
記憶がある広人はやっと会えたから急いでしまったのか告白より身体の関係を先にもちます。
普通だったら驚くと思うのですが洸の受け入れ体制が整いすぎていて驚きました。
髪触っていい?は許すとしてもそこからいきなり最後まで…。
そして前世でスパイ容疑をかけられ斬首されてしまった過去ですが、実は窓があり抜け出せて止めることも出来た設定だったのを知って一気に冷めてしまいました。
来世で頑張るんじゃなくて現世で助けて欲しかった。
本当にどうしてもなくて救いだせない状況だったらしょうがないと思うのですが、見捨てた感が辛くて、、。
それをすんなりと許してしまう洸も人間が出来すぎているように感じました。
絵は綺麗ですし転生ものも面白いのですがちょっとしたところが気になってしまいました。
前世で高貴な身分だったルークの記憶を持つ大学生の広人は最愛の人だったミカを探し続けていて、とうとう洸という青年を見つけるものの洸には前世の記憶がない状態で…。
生まれ変わり、身分差、前世での悲恋。
せつなさもありながら前世関係なく無意識に広人に惹かれていく洸だったり、ミカを含めて洸を想う広人の間には強い結びつきを感じさせられました。
ただ、前世でも現世でも身体を繋げるのが若干性急に感じたりはしましたが…。
そこはまあさておき、ふたりが心残りだったことを現世で伝え合えて、前世の分を取り戻すかのようにたくさん口づけをかわすふたりを見てああ、よかった…。とこちらも幸せな気持ちになりました。
広人は前世も現世も切れ長の瞳がかっこよくてサラッとすごいセリフを言っちゃうのもさすがだし、洸もミカの時から変わらずに愛らしい。
エッチシーンも肌色多めで絵の艶度が増していて、洸の赤面顔がかわいいです。
灰田先生の描かれる手とキスシーンが好きなのですが、今回は涙の描写も改めて素敵だなあと思いました。
お話しもすごく綺麗に纏まっていて、読後感の良い作品でした。
実は灰田ナナコ先生の絵柄があんまり好きじゃなかったのですが、とてつもなく好みの設定だったので、近くのアニメイトでラスト1冊だった小冊子付きを思わず購入してしまいました(笑)以前読んだ時よりクセが軽くなった?意外と読みやすかったです。そして想像していた500倍くらい好きなお話でした。買ってよかったです!
前世で王子ルークだった広人は、前世で恋人だったミカ・洸をようやく見つけた。でも洸には前世の記憶が無かった。無ければ1から作ればいいと、時間さえあれば洸と一緒に過ごす広人。それが結び、2人は現世でも恋人同士に。しかしそれを期に、洸の記憶が蘇り始める。記憶が戻る事を望んでいたはずなのに、恐れ始める広人。もし洸が前世の記憶を思い出したら、自分は憎まれてしまうのではないか…。広人には洸に前世の事を言えない理由があった。実はミカは、ルークに近寄ったスパイとして疑われ、処刑されていたのだったー…。
いやー、切ない。切なさのオンパレードでした。みなさんがご指摘されているよう、突然2人はヤッてお付き合いを始めますが、記憶は無いものの本能で惹かれている感じは出てたので、洸も広人に抱かれたくなっちゃたんでしょうね。広人の方は、ミカとして近づいているので言わずもがな。その後きちんと広人が交際を申し込んでおりますし、急だなとは思いましたが、そこまで私は気になりませんでした。それよりミカの事しか考えてなかった広人はもしや大学3年にして童貞⁉って想像して読んだほうがテンション上がりました!!!!でも前世の記憶があるから色々スムーズ(笑)なんて便利(笑)
ほんとに前世ありきの話なので、現世の事だけ考えちゃうと不満も残る作品なのかなと思いますが、記憶が戻った今は、両方込みで!って考えると、とても素敵な話だと思いました。広人でありルークの「君は、俺の全てだった」のセリフには、何度読んでも泣かされました。場面の見せ方もとっても魅力的です。恋人の命より王子としての立場を優先してしまった負い目は、これからも一生残るんでしょうけど、その代わり現世で最後まで幸せになって欲しいです。
最後に。ミカは自分の死を受け入れてました。ルークに悲しい思いをして欲しくなくて、自分の事を忘れて欲しかった。それゆえルークは自分の事を忘れているはずだからと、ミカの前世の記憶は戻っていなかったのだと思います。でもミカの想いに反してルークは、ミカを忘れられなかった。だから広人になっても記憶が戻った。そして再会して、ルークに記憶が残ってることが分れば、ミカが忘れている必要もないわけで。
ぜひ冒頭のシーンとセリフを頭に入れて読んでみてください。きっと見方が変わると思います。
あとがきの作者の言葉もキャッチーなこちらは、もう!表紙の2人の表情とタイトルで、盛大なネタバレとなっております。
そして、盛大にロマンティック!先生の、愛情漲る「溺愛萌え!」の連打です!
前世王子のルークと、その執事・ブライアンは、幼馴染として前世の記憶を持って出逢う。
惜しい。凄く惜しい。「身分差!からの生まれ変わり!幼馴染萌え!」でも全然可能なのに。この2人には因縁はあるが、恋人同士では無い。ちょっと残念。次は描いて欲しい!と、どうしても思ってしまう。王子だった頃の前世の記憶そのままに。イケメンに育つ広人。7歳の頃に、急激に前世の記憶が甦るのが可笑しい。最愛の恋人・ミカとのラブシーンの記憶…。7歳の子供には刺激強過ぎないか⁈ とにかく。非業の別れを経験していた広人は、いつか必ず逢えると信じてミカの再来を探していた。14年間も‼︎ 相当の執着です。
心移りしないのも凄いが、大学で法学を学んでいるというのも、国政に興味があったからなのか。そうして広人は大学の敷地内で、運命の人に生き写しの洸と出逢う。
洸はどういうわけか、前世の記憶が無い様だ。それでも広人は、優しくて美しい笑顔の洸に魅かれて行く。結構早めにガンガン洸を抱いてしまうのには驚かされます。抱いてしまってからの「恋人にしてほしい。」も笑えます。
そりゃ、広人にとっては探し求めてた恋人かも知れないですけど。広人が結構エッチぃので、驚かされます。そして前世の記憶無いのに、満更でも無い洸。君、流され過ぎ。
途中には、前世に何があったのかも明かされますし、洸にも前世の記憶が甦ります。
王子であったルークと、庶民であるミカとの許されない恋、というよりは、ルークの政策に反発する貴族の悪人に、ミカは間諜であると濡れ衣を着せられ、反逆罪で処刑されるというもの。えええー⁈
その前に、身分差とか、男同士とかの許されざる恋、にフォーカスしないんかい⁈ というまぁまぁの驚き。
最高権力を保ちながら、ミカ1人救けられなかった王子の不甲斐なさ。
そして、そんな王子の地位を保つ為に、ミカの処刑を見過ごした執事・ブライアン。
ブライアンは贖罪もあって、現世で、ルークの恋人探しに付き合ってたんです、という因縁も明かされます。んー。そしたらあの悪人貴族にも当て馬として出現して頂いても良かった様な。
とにかく。恋人を見殺しにしてしまったルークの後悔の念よりも、殺されてしまって尚、ルークの幸せだけを願っていたミカの、大きな愛情が2人をまた引き合わせてくれたのでしょう。
「前世で叶わなかった分まで」愛し合う2人にめでたし!です。
丸っと表題作なのですが、読後感はショートストーリーっぽく感じられました。
ほぼ2人の世界だったからかな。
広人の溺愛っぷりをエチ以外でも見たかったな。
生まれ変わりモノ好きなので、私は途中ウルウルしました!
が、ストーリー展開は本当に早いです。
早々にヤッちゃうので、最初は指だけで丁寧にして欲しかったなぁ…と思う反面、チョロいんも好きなのでとっとヤッちゃうのもまぁ好きなのですが。
サラッと読める(前世の記憶は暗いですが)生まれ変わりモノな感じですね。現世の二人はサクサクーとラブラブで可愛かったです。
前世も現世にもいる、幼馴染みくんが良い人で幸せになってほしいです。
紙本購入
修正は、トーンと白抜きです。
前世で辛い別れを経験した二人が出会ってまた関係を結ぶお話。現世の相手に恋に落ちる描写がほぼ無くて、前世ありきというか、前世での恋人関係を現世で取り戻す形になってました。
ストーリーは展開がめちゃくちゃ早いです。二人がヤっちゃうのもすごく早い。広人は前世の記憶があるといっても別人だよね?と戸惑います。洸は流されっぷりが心配になるレベル。
ページ数の関係なのか、ストーリーを進めることに注力しすぎて、キャラの感情をストーリーに寄せて都合良く描いているように見えました。ちゃんと現世の相手のことを好きか分からないので、ハピエンだけどこの先が不安です。
タイトルが「来世の君にくちづけを」なので、前世の二人が主役ってことならこれでいいのかな。とても可愛かったんだけど、恋愛的な部分がすとんと腑に落ちる物語ではなかったです。
一番気になるのは早乙女。前世でも現世でもサポート役オンリー。広人の前世問題も片付いたことだし、彼もそろそろ自分のことを考えて欲しいです。正直一番幸せになって欲しいと思ったキャラでした。
灰田ナナコ先生の作品は「僕を悪い子にして」から読み始めたのですが、今作が一番好きだと思いました。
広人と洸の仲がサクサク進むのは、二人が恋人同士になってからが肝だからだったんです。
洸が前世で策略に巻き込まれる形で亡くなってるんですが、洸が記憶を思い出した事によって憎まれるのでは無いかと広人は怯えるんですね。だから洸が記憶の断片を思い出しても、広人は打ち明けようとしないんです。
彼等の前世の悲恋を読んでて、ジワっと来てしまいました。
立場故に洸の前世であるミカを見捨てる事になってしまった後悔は、今生でも広人を苦しめるんです。でも同じく前世の記憶を持つ友人の早乙女の一言で、広人は前に踏み出します。
この広人が格好良くてとても好みでした。そして洸もとても天然で可愛らしかった。
出来れば洸が前世の記憶が無いのに、どうして今の学部を選んで研究しているのかを掘り下げて欲しかったと思いました。
それから灰田先生は現代物でスタイリッシュな服装はお上手なんですが、時代物の服装は得意では無いと思ってしまいました。ルークの服装がちょっとコレじゃない感が強かったです。
作家様買いです。
ナナコ先生の転生モノが読めるなんて
思っていなかったのですごく嬉しかったです。
お話としては前世で平民である受けと、
貴族である攻めが愛し合っていたのですが
ある日スパイ容疑をかけられて処刑されます。
攻めが、幼い頃にその記憶を取り戻してから
現世でもずっと受けを探していたところ二人は出会うのですが
受けには前世の記憶がなくてー。
前世の記憶が幸せだけどすごく切なくて泣いてしまいました。
身分差ということもあり悲しい結末の前世ですが、
現世ではきちんと二人は結ばれることが出来てほんとに良かったです。
輪廻転生を主題に選ぶと、どうしても内容が薄く感じる足早ストーリーになる。現世と過去の設定をそれぞれに説明が必要だからです。だからこの作品もそうした輪廻転生ネタが元々好きなのかで満足度が変わるとは思います。
私にとって青い薔薇も、初めてこの世に登場した時の新聞記事を読み、創業者の夢物語が実現したという素敵な実話に感激した思い出がある。
輪廻転生と青い薔薇、そしてヨーロッパ中世史のコラボレーション。私の大好きなものてんこ盛りです。嬉しい楽しい大好きに決まっています。
こちらの作家さんは数冊読んでいます!
安定の画力です!
少し癖がありますが、喜怒哀楽がはっきりしていて、キャラクターが生き生きしています!
さて、あらすじの通り、今回は輪廻転生ものです。
私、敵キャラがモブで出てくる?!とか期待したんですけど、そんなことなかったです。ごめんなさい!!
輪廻転生ものですが、流れ的には王道。ただ、記憶を取り戻すか、その後の行動の部分が鍵になるので、結ばれるのは激早です。
まぁ、運命なんで、そこは仕方ないかなと!!
ほんわかしたお話が読みたい時にオススメです!
転生物のお話でした。
前世では王子様だった広人は、その前世で恋人だったミカを現世で探している。
ミカはスパイ容疑をかけられて処刑されたのだ。
広人の通う大学で見つけたミカの生まれ変わりの洸は、前世の記憶がなかった。
ありがちな転生物の展開ですが、掴みは面白かったです。
過去に何が起こったのか分かりやすかったですし、何故洸は前世の記憶がないのか?と謎もあったりして読む手は止まりませんでした。
広人と洸が恋に落ちるのが早すぎて戸惑いました。
過去恋人だったからそこら辺はすっ飛ばしてもいいのか?
でも洸は記憶ない筈なのに、あんなに早く手を出されていいのか?
と、ちょっとモヤモヤしました。
前世と現世の話を1冊にまとめるのでちょっと駆け足でしたが、前世の2人に何があったのか判明していくあたりからの話は面白かったです。
エッチシーンの時の洸が凄く可愛くて、煽られまくりです。
流石灰田ナナコ先生だなぁと思いました。
輪廻転生もので前世が王子×配達夫。
現世が同じ大学の法学部生×生物学部生。
基本的にあるある設定で、余計な付属物がなくあっさりです。
いやでもかわいい。
攻めの一途さと受けのピュアさにこの絵柄がすごくあってて、涙の描き方がキレイでもらい泣きしました。
前世で受けが亡くなった理由付けも、前世の記憶を思い出すこともご都合でありがちはありがちなんですが、王道です。
これぞ、って感じです。
ほかの余計な人物が登場しないので二人のお伽話的な恋愛模様を一冊で楽しめます。
前世の名前と今世の名前になにか紐付けあるかな?と思いましたがなきゃないでも、無理に寄せる必要なないですもんね。
でもほんとはあるのかも…
受けがすぐ恋に落ちたり攻めがすぐ受けに手を出したりちょっと展開早くないか?とも思いますがサクサク進むのでノーストレスです。じっくり描いてもいいくらいのお話です。
ぎゅっと一冊に積めた感じでしょうか。
買ってよかったです。
初読みの作家さま。
あらすじに惹かれて手に取りました。
タイトルやあらすじからも推測できるように、今作品は転生もの。
生まれ変わっても、いつでも、どこでも、君に恋するー。
そういうお話。
大学生の広人には前世の記憶があった。
次期国王となる王子という身分だったルークという自分。その自分が恋をした、ミカという平民の男の子。
けれど、ミカは無実の罪で処刑されてしまったこと―。
現世で逢えたら、今度こそミカを幸せにしたい。
子どもの時に記憶が戻り、以来ずっとミカを探し続けていた広人だったが、彼は彼の通う大学で、ミカの生まれ変わりの洸を見つける。けれど洸には前世の記憶はなく…。
二人が出会った前世の時。
そして、生まれ変わり現世で再会した二人。
1巻完結のお話ですが、過不足なく、その二人の物語が描かれているところが素晴らしい。さらに、二人をサポートする人物が登場していて、その人物の描き方も良い。
が、個人的にはもう一声ほしかったなあ、という感想も。
広人と洸が恋に堕ちる、そのタイミングが急すぎた気がしました。
前世で二人が引き裂かれたときのことを鑑みると、今世でもう少しゴタゴタがあっても良かったかな。前世の想いを引きずっている様にも、見えるので。「今」の君が好きという展開にするにはちょっぴり無理があるような感じ。
が、この辺りは完全に好みの問題で、痛い展開になることもほぼほぼなく終始ほっこりムードで展開していくので、こういう書き方が正しいかどう変わりませんが、万人受けする展開だったと思います。