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kishukusha no kuroneko wa yoru wo shiranai
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
吸血鬼とか式神とか、和洋中問わず鬼関係には食指が動きます。
寄宿舎ということで、ノーブルな雰囲気。
日本からの転入組で超優等生、でも友人ナシwの
ユキ。
生徒会長で誰にとっても憧れの対象であるジーン。
表紙から見てもこのジーンが吸血鬼なんだろうなと
予想しつつ、中盤でついに吸血行為が!
ジーンのキバには催淫効果があり、、、
とまどいつつも、ジーンのことを理解しようと努力するユキ。
最後には学園の秘密も出てきました。
これは全然予想外でびっくり。
ユキ
※上下巻読破済
少女漫画やラノベ、乙女ゲームで吸血鬼が登場する作品を多く読んできましたが、この作品を読んでその概念をひっくり返されました。今まで私の中では吸血鬼とは人間の上にあぐらをかいているようなカースト制や貴族制のイメージでした。BLでいうオメガバのαのような、人より優れている支配や捕食する側のイメージです。しかし、この作品を読んでその概念を覆されました。
最初は、とある男子生徒の首筋に2つの血痕が残っていたということから、この全寮制の学校で吸血鬼が出たのでは?!吸血鬼は誰だ?!という小さなミステリーから始まりますが、徐々に物語が進み、5話の終わりから手が止まらなくなり一気に読破してしまいました。上手い、の一言に尽きます。良い意味で騙されたというか思い込まされていたと言いますか…、そういうことかぁと謎が明らかになるにつれて腑に落ちました。設定の裏付け等もしっかりしていて、置いてけぼりになることがなくストレスなく楽しめました。そして、メインCPではないCPの話に涙が出ました。そのCPも読み返すと伏線がしっかり描かれていて、作者様に拍手を送りたくなりました。
寄宿学校、身分差、すれ違い、シリアストーンなどが好きな方にはおすすめしたいなと思いました。
学園内に流れる吸血鬼の噂と事件の謎を追いながら、少しづつ真相がわかっていくミステリー要素もあるお話で、ストーリーに引き込まれました。
『星の鱗粉』と吸血鬼の吸血衝動、吸血の型……の設定が切ないです。
表紙と別CPのお話も切なくて幸せになってくれ……と願いながら読んでいました。
覚え書きの手紙には泣きます。
吸血鬼あるあるの催淫もあって、さすが鯛野先生なえちぃシーンも最高です。黒髪受けいいですね!
星の鱗粉を出しながらのえちシーンがとにかくきれいでした♡♡
海外の寄宿学校の荘厳な雰囲気もミステリー要素、ファンタジー要素も味わえる、豪華な作品ですね。吸血鬼関連のBLは久々に読むので、楽しかったです。日本人であるユキの実直な性格は一貫していて、読者にも好意的に映ると思います。ただ世俗を知らないが故に物事に対して鈍感で可愛らしく映る、というタイプではなく、自分の考えをしっかり持っていて、相手が誰であろうと意思をはっきり口にするタイプなんですよね。生まれ持ったもののせいで辛い思いをしてきたジーンの不安定な部分を、ユキの揺るがない強さが包み込んでくれるだろうと期待しています。
(上下巻読んでのレビューだお)
こういうの、こういうの待ってた。本来のBLとは純愛であって然るべきなのだよ分かるかね若人たちよ。
久方ぶりにガチで泣いてしまったよね。
eroはその先にあるんだから。1話1エロってなんだよ誰だよそんなルール作ったやつ滅されよ
ストーリー→完璧
画力→美しすぎる
読者心→掴んで離さず引きずり込んで下巻に続く
=タイトル
おあとがよろしいようで。
2つのカップル(まだカップルではない)が出てきます。
寄宿舎が舞台の吸血鬼と人間の恋模様ということで、とてもドキドキしながら読みました。
ジーンもユキも綺麗な顔をしていて、アウラは愛着が湧くかわいい顔をしていて大好きです、、!
ジーンに絡まれ、迷惑そうにするユキ という構図ですが、だんだんジーンに惹かれていく様子が描かれています。
事件の真相は下巻で分かるので楽しみです!
ユキとジーンが愛を信じ向き合えますように…!
上巻の終わり方は続きがとても気になりました…
吸血鬼ではなく、吸血人類。
狩られるものと、狩るもの。
過ぎた恐怖は、迫害を正当化する。
歴史のファクトを混ぜ込んだ上質ファンタジーです。ただのエッチな人外モノだと思って読むと、全く違う。吸血後のヒトの反応に多様な型があるという設定がすごく面白いです。
上下巻なので、もう1冊で完結なんですよね・・・こんなに物語が広がってるのに、どうやってまとまるんだろう・・・でも1巻のストーリー展開の巧みさを考えると、綺麗にまとまりそうな予感・・・!
ジーンのビジュアルが好みでない(長髪・・・!)けど、そんな理由で神をつけないわけにはいきませんね。
久しぶりに先が読めないワクワクな本!
これは1つの物語として良かったです。
愛すること、愛されることに哀しさがあって、吸血鬼ってテーマの作品でもだんとつで切なかったかな。
キャラとして、受け様は凛としていて素敵な方でした。あの受け様から愛があふれる様子をみれるなんて攻め様は幸せですね。
反対に攻め様はとても優しくて悲しい方でした。受け様と出会えてホントに良かった!(;_;)
このメインCPの他にもう一組いるのですが、そのCPの恋が本当にめちゃくちゃ切なかった!幸せになってほしい!
愛してるから、大事にしたいから愛せないとか読んでて苦しかったです。こんなロマンチックな作品読めて良かった!
エロは少ないです。 やはりエロより内容をしっかり読ませる作品だからかな?
催淫効果の良さをもっと発揮してほしいと下衆な気持ちがありましたが、これはこれで良きです。
買ってよかった1冊になりました。
サブカップルのパベルXアウラがめちゃめちゃエモい!
作者買いで上下同時購入でした。よかったです!
海外風の寄宿学校という萌え萌えシチュエーション+学園/吸血鬼モノです。
上下セットで一気読みド安定、絶対一度は目頭を熱くしてくれる作者様ですね、エモエモ&エロエロ
メインカップルのジーンXユキは華のあるヘッドボーイX真面目優等生という美味しいカップルさんです
吸血鬼の設定がとても美味しくて
・噛んだ吸血鬼によって噛まれた相手にいろんな効果を及ぼす(催淫効果とか忘却効果とか)
この設定だけでご飯が美味しいってなるやつなんですが
・自分に愛を向けてきた相手が星の鱗粉(オメガバのフェロモンみたいなのイメージするとわかりやすい)を発する→強い吸血衝動で吸ってしまう
これがとても美味しいとても!天才!
この本の読者のほとんどの方がまず世界観を気に入ると思います。言うなれば、ハリー〇ッターのような雰囲気の学校を舞台としていて最高です。
攻めのジーンも受けのユキもタイプの違ったほんとに綺麗な顔をしています。ジーンはまつ毛バサバサでユキは名前の通り冷酷そうな綺麗な顔です。また、お話中に登場するキャラクターもひとりひとりタイプの違う顔立ちをしていてアウラはとても可愛くてふわっとした顔をしていたりキャラクターのビジュも凄く良いのでポイント高いです。
上巻では、謎を提示されているだけであり下巻ではその真相が分かると思うので期待しています。ジーンとユキの関係性の変化も気になることはもちろんですが、ミステリーという面でも楽しむことの出来る作品です。
パブリックスクール+吸血鬼って萌えますね。
わりとあっさりと吸血鬼の正体は明らかになりましたが、吸血人類の辛さが伝わってきて胸が痛みました。自分では止められない吸血行動、そして後悔と飲みたくなかった血の味。
この美しい人は綺麗な笑顔の裏でこんな辛い思いをしていたのかと思うと。
星の鱗粉は、他の人たちは見たことないみたいでしたね。ジーンが頻繁に星の鱗粉で苦い思いしているのに。これが、真実の愛の場合のみ発動、とかだったらドラマチックだったんですけどね。ジーンはそれだけ魅力的、ということでしょうか。
パベルたちは、どうなるんでしょう?
それこそ、アウラは星の鱗粉を好きだから出したんでしょうけど、パベルを忘れてしまうなんて。
好きになればなるほど、星の鱗粉を出して、吸われる、そして忘れられる。
なんて辛い巡り合わせなんでしょう。
上巻ではあまり雪の活躍がなかったので、下巻に期待です。
吸血行動に興味ある少年や、クロネコたち。どう事件に絡んでくるのか。
楽しみです。
鯛野ニッケさんはなんとなくあんまり読まないのですが、刺さりますよね。
寄宿舎もの。小説では読みますがマンガでは珍しいのかな?描き込まれてますね。
孤高の奨学生ユキとユキを口説く生徒会長ジーン。ユキをスノードロップと呼びスキンシップ過多で。誰もが憧れるジーンなのにユキはとても素っ気なくて。
しかしその素っ気なくてジーンを好きにならないところがいいらしい。
それは…。
愛される苦しみ、ジーンは恐怖と自己嫌悪に苛まれてきて。ユキになら愛されてみたい…。
学園の秘密もまさかので。一人じゃなかったんだ!というか学園の存在がそもそも!
美しい絵と先が気になる物語。
ジーンはユキの愛を得られるか?
ユキが特にトラウマや差別やポリシーもなく一人を選んで、正直者なのだとしたら良いですね。
舞台は、世界中の良家の子息が集う寄宿舎学校『ブラン・カレッジハイスクール』、幼稚舎からあるこのカレッジでシニア編入組でありながら学年トップの奨学生の長谷川雪。
カレッジの皆が孤高のcool beautyと噂する。
そんな雪に物怖じせず話しかけてくるヘッドボーイを務めるジーン。
生徒たちの憧れの的で絶対的な存在。
そんな、ある日同級生のアウラが襲われたと、しかも首筋に噛み跡が、、、
閉鎖的なカレッジにある秘密とは、、、
とにかく、寄宿舎と言う響きが背徳的で、しかも雪もジーンも美形で美人さん、ジーンの歯の浮く様なセリフもジーンだから似合い許される!!そんなジーンのセリフにもクールな対応をする雪がまるで懐かない黒猫の様で美しい!!
表紙は上下で対になり、カバー下も何やらあるので見てみて!!
NGカットもあり!
↑いい意味で!
表紙で既にジーンが吸血人類であることは
ネタバレしているのですが、
メインカプのジーンと雪が
簡単には出来上がってしまわないのが切ない!
『星の鱗粉』と吸血の作用。
それと小さな誤解からすれ違っていく気持ち。
総てが切ない。
ジーンの苦しみと雪の心情の変化。
そして物語のキーとなるアウラ。
とにかく切ないの洪水!
頑な雪は少しずつジーンに惹かれていき、
ジーンは愛することに怯えている。
そんな二人がどうやって歩み寄るのか。
一つの謎が明かされるところで、
次巻に続く!
上下巻一緒に買っておいて良かった‼
切なさてんこ盛りで、
評価は「神」!
絵が綺麗でお話もしっかりしていてキャラクターの感情も伝わってきてこれは正によいBLです。
吸血鬼モノということで吸血衝動とかの設定もストーリーの中で回収出来るので難しくなくするっと読めます
出てくるキャラクター全部好きだなぁーと思えるくらいキャラクターの描写も魅力的でまだ下巻読んでないんですけど2巻で終わっちゃうの???という気持ちです。
寄宿舎もので、吸血鬼ものということで、何となく自分の中で物語を想像してたんですが、見事に裏切られました。
面白かったし、切なかったし、うん。よかった!
詳しく書くとネタバレ書きそうなので、上手く言えないんだけどw
キャラクターや設定、ストーリーも良かったです。
メインのカプだけでなく、周りのキャラ達もよくて、それぞれいい味だしてました!すき!
絵柄は、表紙の通りで、期待を裏切りませんよ!
Twitterなどで活躍してる!?ミニキャラのゆきにゃん、可愛くて好きです!
下巻までの内容でレビューします。ネタバレというほどではありませんが、ほんの少し結末に触れています。ハピエンかそうじゃないかまで知りたくないという方はご注意下さい。
どこを切り取っても素晴らしいの一言。BLの枠に収まらないクオリティです。ネタバレなしで読んでいただきたいのであまり詳しく語れないのですが、深く美しい愛の物語。主人公達のCPの他にもう一組のCP(パベル×アウラ)が深く物語に絡んで来ますが、この二人の関係性は涙なしには語れない...下巻は何度も感涙必至ですのでティッシュ箱のご用意をお忘れなく!でも最終的には愛に溢れた素晴らしい結末。決して暗い気持ちになるようなことはないのでご安心ください。
BLの枠に収まらない…と書きましたが、この作品の素晴らしい所はストーリーがとてもしっかりしていながらも、ちゃんとBLだという所です。少年達の切なくも瑞々しい恋心がしっかり描かれていますよ。そうした意味でも完璧です。
美しい絵柄、情感に溢れ詩的とも言える台詞の数々、BL的萌え、ミステリーとしての面白さ、ファンタジーとしての魅力的世界観…全てがここにありました。
本当にストーリーが素敵すぎる!もちろん一人一人のキャラクターも素敵なんですが、ストーリーが涙なしでは読めません!!でも最後はハッピーエンドなので、それにむかって是非ネタバレなしで最初から順を追って読んでほしいです!
ひとまず上巻のみ読み終えましたが、めっちゃ引き込まれました。
あらすじを確認せず読み始めるタイプなので
寄宿舎ね、吸血鬼モノかぁ〜、誰が吸血鬼なんだろう…、どゆこと?、そう来たか!、なんと⁉︎
てな感じに予想外の展開を楽しめました。
前半はコメディな部分も織り交ぜつつ軽快なテンポで展開し、後半は結構シリアスに切ない展開となってきます。
その辺りも引き込まれた要因かなと思います。
ラストも非常に気になるところで終わっていて、上下巻で買って正解な作品だと思います。
そしてクスリと笑えるNGカットも良かったです。
カバー裏の裏設定の部分も余す所なく楽しみました。
下巻早く読みたい!
くっっっそ良かった!!!
絶対読むリストには勿論入れてあったのに読めたのがこんなに遅くなってしまい取り返しのつかない後悔もいくつかあるけども(動画とか)とにかく作品が良すぎて胸がギュンギュンする!!
途中で明かされる事実に驚きつつ物語のスケールをわたしは見誤っていたなと己の未熟さに打ちのめされながら上巻の後半から下巻に関しては何かしらずっと泣きながら読んでた
上下巻共に頁数的にはボリューミーだけども体感的にはあっという間で(面白いからって意味で内容的にはめちゃくちゃ満足だしそれ以上だけども)まだまだ読みたい!!!!
続きでも番外編でも出てくるキャラクターみんな大好きだから誰の話でもちょっとした話でもとにかく供給してほしいいいいいいみんなみんな幸せになってほしいいいいい
とにかく本当に面白かった!!鯛野先生の御本は全て拝読済だけどもこれからももれなく拝読していくなかでジーンとユキとその周りのみんなの物語を読める時が来ることを願っております
あと因みに鯛野先生のあとがきブログ見ても色々感極まって泣いてた
作品を作り上げるって本当に凄いことなんだなぁと素晴らしい作品を生み出してくれて本当にありがとうございますとしか云えないけども本当に色々尊くてつらい(語彙力なくてつらい)
誰もが憧れるヘッドボーイのジーンと学年トップで孤高のユキ。
この表紙の美しい二人に興味を惹かれる人も多いんじゃないかなと思います。そういう方にはまずはとにかく読んで欲しいです。恋と学園ミステリー要素の両方のドキドキを味わいながら、上下巻でたっぷり物語の世界に浸れます。
一つまたひとつと落とされていく様々な秘密のかけらを拾いながら読み進めるのが楽しかったです。
そして上巻では特に、ジーンとユキの気持ちの近づき方にときめきました。ユキの表情や態度の変化に説得力があって一緒になってドキドキしていました。
ユキに限らず、キャラクターの言動に繋がりや含蓄があって、そこから生まれる物語の奥行きがとても好きです。
大きな出来事からの下巻への引きもすごかったです。一気に読みたいけど一呼吸欲しくなるような…もう完全に物語に引き込まれていました。
パブリックスクールものの様な。エリートが多く集う寄宿学校を舞台に繰り広げられる、思春期の「揺らぎ」を、ヴァンパイアの苦しみと切なさを織り込んで綴った物語。
切ない。とーっても切ない。何が切ないって。そりゃ「吸血人類」たる宿命を背負った、ジーンたち主人公組はもちろん。際立つのは、寧ろ最初の被害者、アウラと、彼の記憶に残る事の叶わないパベルだろう。彼等はほんの脇役だと思っていたのに。最初から読み返すと、そこここに伏線は散りばめられていて、その事に涙。パベルが過保護なまでにアウラをかまっているのも。アウラが何処か虚ろげなのも。
最後のページ、パベルの切ない表情に、涙。
後半には、「吸血人類」である学生たちの血塗られた歴史と、彼等が人間社会での生き方を身につける為、この寄宿学校に集められたことが明らかになる。ヴァンパイアは一人では無かったのだ。
そして。美しく眉目を集めるジーンは、その宿命に抗いたくて、自分に興味が無いというユキに執着している。自分の、主に見た目だけに群がる媚態や好意は、むせ返る様な匂いと共に、「吸血人類」としての本能を呼び起こしてしまう。血なんて、吸いたく無いのに。
自分に浴びせられて来たそれを「星の鱗粉」と表現するのが、ロマンティックで美しいのに恐ろしい。ジーンは寄せられる好意に胸苦しさを覚え、恋というものをまだ知らない。
硬い色気を持つユキもまた、恋を知らない。自分に媚態を見せないユキだからこそ、心の安寧を持てるジーンは、ユキと恋に落ちることは出来るのか。
アウラに何度も忘れられては、一目惚れされているパベルには、ハッピーエンドが訪れるのか。どうか。恋人達に幸せを。
寄宿学校を舞台にした吸血鬼もの。いろんなこだわりや描きたいものが詰め込まれてる印象は受けるんですが、私がそこに上手くハマれてない自覚はあるので、ズレた感想になってるかもです。キャラはみんな好きでした。
主役は優等生のユキ。相手役は生徒会長のジーンで、ユキは自分のことが好きじゃないから好きだと迫ります。理由は上巻後半で分かるんですが、切ない悲恋の予感がしてとても良かったです。ただこの設定だと、どう決着を付けてもモヤモヤが残ってしまいそうで、すっきりしたハピエンの図が見えません。楽しみなような怖いような…。
ユキは絆される気配を見せつつも、とあるきっかけからジーンが吸血鬼じゃないかと疑い始めます。最初にひっかかったのはこの点で、この仮説に辿り着くための条件が足りていないので、少々強引に感じました。この世界観の中で、吸血鬼の存在がヒトにとってどういう認識なのかが曖昧で、7話でさらに分からなくなっていくんです…。なのでユキがなんでそう考えるの?と不思議に思うところがありました。
過去の事件や吸血人類の詳細などの謎を残したまま、ラストは別カプにメインカプが喰われた形で下巻へ。6話ラストで、おー!となったので、ここで上巻が終わりなら引きとして完璧だったのに、7話で盛り下がってしまいました。
もっとふわっと読むべきだったかなあと思いました。
上巻最後数ページ、読者に一気に物語を理解させるような情報の落とし方、最後の一撃まで見事すぎませんか?
ここまで綺麗にオチをつけて、なおかつ下巻への期待を高める演出は流石の一言です。
上下巻もののレビューは普段は下巻にまとめてするのですが、ちょっとあまりにも綺麗すぎたので、とりあえずこれだけここで言いたくなりました笑
さすが鯛野先生。
個人的には下巻まで読んでストーリー重視の神評価です。
気になっている方、あらすじや作品情報大丈夫そうであれば是非ネタバレなしで読み始めてみてください。
上下巻のお話で、上巻ではラブラブには程遠いです。
切ないミステリーよりのお話なので、上下巻一緒に読まれることをオススメします。
でもラブラブには、程遠いのですが…オナニーシーンはエロいです。
強制的に発情するのって、めっちゃエッチですよね!可愛いです。
吸血シーンは痛そうでしたが…。
メインカプ以外に、気になる二人が登場しているので下巻でどうなるか楽しみです。
6話最後の展開とか、私は好きでした!
紙本購入
修正は見えない描写です。
鯛野ニッケ先生の上下巻同時発売の作品という事で購入しました。
上下巻読みましたがこちらの評価は上巻だけになります。
「毎日、ふたり日和」とか「キスしてシュガーくん!」が好きなのですが、こちらの作品はその二つのテイストとは違ってて私的にはなんか合わないって思ってしまいました。
雑誌で何回か読んだ時は鯛野先生の作品と知らずにいて、興味がわかなかったんです。
上巻は恋愛要素は少なくて謎が多い感じでした。
そしてユキの性格があまり好きになれなかったのと、ジーンの性格があまり良く分かりませんでした。
それと何より吸血鬼と騒ぐ同級生がガチャガチャしてて、作品自体に統一感が無かったように思いました。
上下巻ものなので鯛野先生にとっては思い入れの強い作品なのだと思いますが、ヨーロッパのお話よりは日本を舞台にした作品の方が似合うと思ってしまいました。
何度か黒髪受で購入したことのある作者様です。
絵柄は最近の感じでとてもお上手です。
容姿端麗で人を魅了する軽薄を装った代表監督生攻×クールで他人と関わらない学年トップの奨学生受というカプです。
お話は世界中の良家の子息が集う寄宿学校。
ユキ(受)は高校編入組で学年トップの奨学生。
誰とも関わりを持たずに常に孤高の存在だった。
そのユキに物怖じせずに話し掛けてくるのは容姿端麗な代表監督生のジーン(攻)だけだった。
ジーンは生徒達の憧れで絶対的な存在で……という感じでお話が始まります。
こちらの作品上下で完結していますので上だけでお話は完結しません。
設定は凄い魅力が詰まってるんですよね。
良家の子息
外界から隔離された寄宿舎
吸血鬼
生徒会
萌えられる魅力はもりもりなんですが……うーん…個人的にはいまいち。
上ではユキが吸血鬼騒動を聞きジーンが吸血鬼なのでは?と思い自分なりに検証していきとある出来事でジーンの本性を見てしまうんですが展開が速すぎるわけでも遅すぎるわけでもないんですが……淡々と読んでいってしまってあ。終わってしまった。という感じで終わってしまいました。
ハマる人にはハマる作品だと思います。
上はとても気になるところで終わるので下巻も一緒に購入しておくことをおすすめします。
鯛野ニッケ先生が好きで作者買いしました。
寄宿学校内で起きている事件を追いながら、少しずつ恋愛色が強くなっていく話です。
事件を追っていくワクワクが半減しちゃうので、ネタばれなし推奨します。
好きだったポイントだけ書いてみます。
世界観の設定が好きでした。ヨーロッパっぽい寄宿学校で、謎の吸血鬼的な掴みも大好きな設定で、それを鯛野ニッケ先生が描くと本当に生き生きと紡がれるというか、引き込まれました。
上下巻なので寄宿学校内を、色んなキャラが動く動く!
物語がひとつだけでなく色々絡み合って進んでいきます。
正直上巻は恋愛の物語よりも、事件の真相を解き明かしていく流れの方に惹かれました。
上巻だけだと中途半端な所で終わりますので、上下巻揃えて読む事をお薦めします。
上巻のみしかまだ読んでいない時点での感想です。
上巻ではまだそんなに恋愛色が少ないのですが
吸血鬼×人間のお話ですごく切ないシーンがありました。
また、まだ上巻だけなので謎もあります。
何故1巻の最後にアウルはパベルのことを忘れたのか?
パベルが吸血鬼なのか?という謎があります。
ニッケ先生のその世の何処かシリーズもそうでしたが
こちらも独特の世界観がひろがっており
まるで映画を見ているような気持ちになります。
下巻ではジーンが報われてほしいなぁ…。
作家買い。
鯛野さんの新刊は寄宿学校(国名が出てこないのでパブリックスクールとは違うんかな?)が舞台。そして、表紙の彼の口元にご注目。
牙があるんですねえ。
ん?この牙ってもしかして…?
設定からして美味しすぎるお話だなあ、とテンション高く読み始めました。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。
由緒正しい寄宿学校・ブラン・カレッジハイスクールが舞台。
この学校の1年生のユキは見目麗しく、成績も優秀、そして誰とも慣れあわない孤高の存在として認知されている。
声をかけづらい雰囲気を纏うユキに、唯一声をかける人物がいる。代表監督制のジーンだ。イケメンでみんなの憧れの君でもあるジーンはベッドを共にする学生に事欠かないと噂されているが、そんな噂が立ってしまうのもうなづけるハイスペック男子。
そして、そんなジーンに声を掛けられユキが向かう先はジーンのベッド、ではなく生徒会の仕事のお手伝いだった。親しげに声をかけるジーンと、ジーンに依頼された仕事をこなしつつもジーンをそっけなくいなすユキ、という構図は日常化していた。
そんな彼らが通う学校には、実はとある噂がある。
それは吸血鬼がいる、というもの。
そんな噂を裏付けるように、一人の生徒が吸血鬼に噛まれたような痕跡を残し倒れているという出来事が起こり―?
というお話。
実は読み始め時、なんていうんですかね、バッサリ言ってしまうと陳腐なお話だなー、と思ったんですよ。いや、失礼な感想で申し訳ない。
見目麗しい受けさんに、スパダリでイケメンの攻めさん。
で、この表紙から推測するに、攻めさんが吸血鬼なんですね?
吸血鬼である攻めくんに血を吸われて、催淫効果があるとか?吸血鬼あるあるですね?
と。
が。
いやいやいや。
今作品は上下巻同日発売になりました。2巻で完結するお話です。で、その分量に見合った内容が、この作品には詰まっています。
閉ざされた山奥にある寄宿学校が舞台であること。
吸血鬼に襲われたのではないかと思われる友人の存在。
20年前に起こったという、吸血鬼によるものと推測される事件。
それらを、魅力的で個性的な彼らの友人や学校の先生たちをも巻き込んで、解き明かしていく。
今作品が他の吸血鬼ものと一線を画すのは、吸血鬼、という名ではなく「吸血人類」と呼ばれる存在であることかと思われる。
彼らの苦悩、葛藤、そして絶望。
そういったものがきちんと描かれていて、なので、彼らと人間との恋の行方にシリアス度が一気に増す。
吸血人類は人に害をなす存在ではなく、むしろ救いが必要な存在として描かれていて、なんとも切ない。
そこに、ジーンとユキの恋、という恋愛軸が絡んできます。
軽薄にユキに声をかけるジーンと、少しずつジーンに惹かれ、そんな自分に葛藤を抱くユキ。少しずつ心を通わせ始めた彼らを、とある出来事が襲ったことで二人の間に溝ができてしまう。
吸血人類の謎、ジーンとユキの恋、ブラン・ガレッジの秘密。
それらが少しずつ見え始めたところで上巻は終わり。下巻へと続きます。
これ、上下巻まとめて買われることをお勧めします。
とんでもない寸止めプレイになること必至です。