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あの展開に驚いたのは自分だけじゃないはず、!




この作品を手にとった理由はほぼ作家買いです。リョウさんの作品ってほんとにビジュ最高でかっこよくて美しくて気づいたら買ってしまうんです。腐揃いの教室が初めてのリョウさん作品購入で本作が2冊目なのですが期待を絶対裏切らない顔の良さでした。

内容に関してはストーリー序盤でのキャラ設定(転生的な)だけで見ると苦手な方もいるかもしれません。ファンタジー系を普段読まれない方にも最後まで読めば必ず大丈夫になるので途中でやめずに読んでほしいなと思います泣


試し読みをされた方はわかると思いますが受けの高校生時代の片思い相手だった人が家に凸ってきて、、という始まり方です。きっと転生系が無理だと思っている方はここであぁ、と思うかもしれません。しかし!どうか2人の恋路を見届けてあげてください泣
あまり細かいことを言うと面白みがなくなるのですが、この物語は決して転生系やタイムリープ系、召喚系ではありません。序盤ではあたかも転生してきたかのような感じ(本人もそう言ってる)ですが物語が進んでいくにつれて本当はちゃんと同じ次元で生きてる人間であるということがバレていきます。これがバレることによって1悶着ありますがこの1悶着が作品の1番の山なのでしょう!

自分は一読後、驚きもありキャラデザにも癒され面白い作品だったなと思いました。(自分は明かされるまで転生系であると信じてました)作家買いの方も表紙買いの方もあらすじを読んだ上で購入した方も序盤で苦手を感じても最後まで読んでほしいです泣
とても面白い作品でした。




2人の出会い


本作では2人の出会いが細かく描かれてました。
1~3巻でも描かれてはいたものの4巻ではそれをさらに細かく、羽山さんのゆきくんを好きになっていく過程だったり家族の問題だったりをすごく丁寧に理解しやすく描いていてストーリーが自然と頭に入ってくる感じがさすが夏野先生だなと感じました。

1~3巻を読んでる中で、ゆきくんの一言で羽山さんはゆきくんを好きになったと認識していましたが羽山さんの過去からきているあまりよくない思い出があり悪く言えばデリカシーがなく言葉がキツいと捉えられるかもしれないけど真っ直ぐで素直で芯があるゆきくんだからこそ羽山さんはゆきくんのことを段々と好きになっていったんだなと思いました。

そして終盤でゆきくんの誕プレに羽山さんは香水を贈ります。さすが羽山さん泣って感じでした。アクセサリーなどの装飾品も身につけることはできますが、それを香水にするとはマーキングという意味でもすごくかっこよくて後押しできるようにという思いも素敵すぎました。

今回は3巻に続きさらにゆきくんへの愛が深まっていく羽山さんが見られ、最高でした涙
ゆきくんから攻めるのも可愛かったですし、我慢に耐えれない羽山さんも素敵でした。


愛はどんどん増していく



3巻はサンウに思いを寄せているサンウの後輩の女の子がずっと出てきます。サンウの表の顔が見せる優しいところだったりカッコイイところに惹かれ、距離を詰めいってる風の2人の場面は結構あります。

しかもガッツリサンウと女の子はウジンの前でヤっちゃいます。ちょっと写す程度ならまだしも数ページ使ってるんで勿体ないとは思いますがそんな最中でも何度もウジンと目を合わせたり手を繋いじゃうサンウは良かったです。ウジンもそんなサンウの手に最中、噛み付いたりウジンらしいことしてます。

そんな愛がチラつくシーンを終えたかと思えば思った通り女の子は地下室へ送られます。このシーンでウジンの障害からくる学生時代の過去が少し出てきます。その過去を思い出してしまったため夢中でウジンはサンウに言われた通りに女の子をあの世に送ってしまいますが泣き顔のウジンは可愛いのできっとそこまでグロく感じることはありません。悲惨な状態になった女の子も黒く隠してくれているので安心です。

ここからどうなっていくのか不穏さは付き物の2人から目が離せません。

最高の歪んだ愛



2巻も最高でした。
1巻に続いてサンウの素晴らしい狂気っぷりと1巻に比べてウジンが生死を彷徨う場面が多々ありますが結局は死に際でやめてあげてそのあまりにも辛そうで今にも死んでしまいしうな姿に興奮して1人でそのまま致しちゃうんですけど、さすがな狂いっぷりだなと思いました。

今回も変わらずホラーな要素はたっぷりとあり、ラブシーン紛いなものもあることにはあります。不穏すぎてラブシーン見てるのになぜか恐ろしく思えてきますが、考えなければ可愛いです。普通に萌えます。急にサンウは優しくなるしもう不安と恐怖しか感じないの
で安心なんて読んでる間1度もできません。

そんな急に優しくなったサンウが外出すると言って結構な時間をウジンに与えます。ウジンも一応軟禁からは解かれたいと思ってるので幻覚に苛まれながらも脱出を試みますがドア開けた瞬間サンウのカッコイイ後ろ姿の登場です。そこからは優しいサンウなんてどこにもなくて普段の恐ろしい人に戻ります。ほんの一時の不穏さ漂う優しい時間でした。優しくされて嬉しいはずなのに怪しすぎてずっと怖がってるウジンは可哀想で幻覚見てる時点で既に神経やられてるなって思います。無理もないです。軟禁生活に戻ったかと思えばいきなりおじさん連れてきてカードゲームやって結局最後はあの世へ送るために共犯者にならされるなんて神経がやられてない方がおかしいです。

でもウジンがゲームに負けたのに共犯者にするところとかを見ると歪みまくってますが愛を感じます。

警察官が家に訪問するシーンもありウジンはお利口に隠れちゃいます。警察官も去った後サンウもさすがにウジンがいると思った場所にいないのに焦り相当探し回るのですが見つからず、焦りに焦りまくってました。ここでサンウは逃げたとみられるウジンが自分のやっている事を警察に言うのではないかという心配からの焦りなのか単純に大切なウジンがいなくなったという焦りなのかわかりませんが(自分は後者であると信じてます♪)パニックになった末、見つけてもあの世に送ればいいと自己解決した後に家へ帰ります。でもそこにはなぜかウジンがいてサンウもですが読者もハテナです。本当にどこに隠れていたのか疑問ですが、サンウは見つかってホッとしたのかウジンを抱きしめます。個人的にはここが1番好きなシーンでした。共依存が始まってる気配が漂うので最高でした!

2巻も1巻に続き歪んだ愛が見れる最高な物語でした。

最高の闇♡


この作品はどの場面でもグロかったり違和感半端なかったり常に不穏さが付きまとってきます。

普段ハピエンを多く読んでる方でこの作品を読むのならとりあえず頭空っぽにして読んだ方がいいです。

キャラの大体の説明をすると、ある障害をかかえどこからがアウトでどこまでがいいのかっていう境界線がわからずサンウを好きになって家に不法侵入しちゃうウジンと普段は優しくてイケメンで人気者だけど何故か周りの人をギタギタにしてからあの世に送ったりしちゃってるサンウとの闇100%の物語です。

キャラ紹介でわかる通り、この2人に普通は通じません。サンウの本性を知ってからウジンは好きじゃなくなるっていうか目を覚ます?感じになって、サンウの方がやばい人みたいに思うんですど全然そんなことないです。ウジンも愛ゆえにいざという時のサンウへの言葉が頭おかしいです笑


他のレビューに2人が愛し合う場面とか可愛らしい場面はないって書いてありますが、それは本当です。どこかに萌え要素があると思って読んではいけません。でもサンウがウジンをあの世に送らず足だけ不能にさせたりする場面とか一応胃に何かは入れてあげようとしてる場面で個人的には十分萌えてます。この作品は見方読み方ひとつでどんな場面でもウジンへの愛を感じることができる作品なので心配ありません!!
大切なのは普段自分が読んでるハピエンの物語とか美しい愛を描いた作品とかと同じ読み方をしないことです!前提として、2人が愛し合っている未来なんて無いと思った方がいいです。もちろん2人が心からの笑顔を見せることなんて作中には訪れないと思います。

この作品はバドエンらしいですが、2人とも仲良くあの世に行ってくれればもはやハピエンなので!共依存の行く末が楽しみです。

個人的にはこの作品に巡り会えて良かったと思ってますし、もちろん後悔なんてありません!でも本当に好き嫌いが別れると思いますし、普通とはなにかなんて考えて一々ドン引きしてたらキリないと思うので作品にどっぷり浸かりながら読むのをオススメします!


ド執着攻め!!!!


まずこの作品を読み終わった時に思ったのが、いいところで終わりすぎってことです。これは12巻同時発売じゃないときついです笑
まだ自分は2巻を購入出来ていないのですが、2巻のレビューを拝見したところ2巻もこれからってところで終わるらしく3巻がまだ出ないようなので気になってどうしようもない方は3巻まで出てから読み始めることをオススメします泣

個人的に本作品は瀬乃ちゃんが可哀想で読むの中断しながら読み進めました笑 まずまず瀬乃ちゃんの執事脳すぎることが最大の壁だと思うんですけど、多分そこら辺は瀬乃ちゃんの家族が絡んでそうだなと思います。だから仕方ないとは思うんですけど、執事脳でもどうにか自分のものにしようと凌介半いじめ状態にしてる感じがします。物語の最後の方で凌介がいかに瀬乃ちゃんにド執着してて自分のものにしようとしてるかがわかるんですけど、それが伝わらずに自分の前で凌介とΩがヤってるところとかを見させられてる瀬乃ちゃんが可哀想に思えてきます笑
ただガッチガチの執事脳の瀬乃ちゃんは自分の気持ちに素直になれてないのでまた凌介が頑張る形になります。本当に素晴らしい程のド執着には雄叫びをあげるほどです。

自分が本作品を購入される方に言いたいのは1巻だけ買ってみるとかではなく!まず12巻同時購入してください!おすすめは3巻まで一気に購入することですが、ド執着攻めが好きな方や表紙がどストライクな方は耐えられませんよね!その場合は最低でも12巻は同時に購入してください!絶対気になって夜しか眠れませんから!!

本当にこの作品はおすすめです!

健気受けは神。

「人気AV俳優×健気なリーマン・男優見習い」

なんらかの出来事があり、莫大な借金を抱えてしまいそれを返済するために同僚から教えてもらったバイト(AVスタッフ・裏仕事)に挑戦するも失敗してしまいさらに200万の借金を負うなんとも可哀想な受けが受けのバ先の人気NO.1AV男優の攻めの提案により借金を男優になってAVで返そう!→そのために攻めが受けにテスト&レッスンしてあげる!ところから始まるストーリーです

まず初めに借金かかえすぎて可哀想な受けくんはとっても健気で言われたことにはあんまり疑わずに従っちゃう純粋無垢で従順なかわいいかわいい子です。
ガチムチ系+最中には涙浮かべちゃう系=エロかわ
になる訳です。ガチムチって苦手な方もいますが、個人的にはエロくて大袈裟すぎないくらいのガチムチなので刺さりました。また、受けといえば最中に目に浮かべる垂れるか垂れないかギリギリの涙ですよね。この受けくんは9割の最中カットで涙浮かべてます。それで顔を赤らめて唾液もたまに垂れてます。まじでエロいし可愛いし最高です。自分の推測ですが、AVの裏仕事を失敗する時にビデオ撮影中の攻めに目が合っちゃってそれが原因で仕事を失敗しちゃうんですよ、てことは無意識に絶対一目惚れしちゃってない!?ってずっと思ってました。受けが攻めでしかイけないってわかるシーンとかほんとに良かったし惚れてんだなって思いました。こんな可愛い受けくんが攻めにまじで従順なんでほんと犬状態なんでまじ可愛いです。

ちなみに攻めくんは結構序盤の方から受けくんのことを気に入っていて、受けが攻めのことを好きだって気づく前にもう好きなんじゃないかな?って思います。
でも人気ナンバーワンのAV男優なんで一応他の男優とも撮影してる描写があります。その現場に受けくんが見学として登場する展開です。攻めに好意を寄せているネコ役の男優なんかに目もくれず受けの元に走っていくシーンなんかはとっても良かったです。受けしか見えてないって感じがたまんないですよね。中盤は受けに愛が伝わってないなーって感じる場面があったのですが、終盤では真っ直ぐに自分の気持ちを伝えていて好感度爆上がりになりました。また、最後にはAV男優もやめてくれてほんとスッキリです。やっぱり受けに一直線な攻めって最高です。

同僚もいい人だし、ネコ役男優も顔綺麗だし監督はまぁ受けと攻めが結ばれるまではあんまいい印象は抱きませんでしたが監督もやっぱ商売なんで受けの可愛さを褒めてくれるところもあり完全に悪い人って訳でもないので良しって感じです。

この作品はまじで悪人って人は出てきませんし、いい人が多いです。借金の問題もほぼほぼ解決しましたしこれから幸せな2人の生活が待ってるってところで終わりました。個人的には最高な終わり方です。なんと言っても受けがえろかわなところが魅力なんでぜひ呼んでください!

サクラゴシップ コミック

屋号 

この後が読みたい続編希望


腹黒ヤリサー会長×天然おバカなカモ の2人が大学(サークル)を舞台に物語が進んでいきます。

他のレビューでも書いてる方が多いですが、この作品は続編が無ければちょっと、、って感じです
先に言ってしまうと普通にハッピーエンドなんで結ばれます。となると会長である攻めのヤリサーに残るか抜けるかって話だったり、ワンシーンにだけ電話で登場した攻の家庭問題、こちらもワンシーンだけ写った受けの悲しい?過去、これを放置したまま終わっているので普通だったら2巻で2人のいちゃラブとともに2人の過去・現在の問題が取り上げられるシーンがあるはずなんです。なので、この作品は1巻完結+番外編で終わると諸々放置状態なんでちょっと微妙って感じになります。代わってもし続編があり、謎な点などを回収して下さるのであれば良い作品になると思います!

ただ!続編があるとして考え、この作品を1巻として考えた場合!攻めと受けの出会いから結ばれるところまで忠実に描かれていて萌えました

少し疑問な点をあげるとすれば、攻めが受けのことを独占欲丸出しとも受け取れるシーンがラストの方にあるのですが、仮に攻めが独占欲強めだったとして最初はカモにしか思っていなかった受けのことを結構短い時間で本気に変わったっぽいのですがどこでそんなに独占欲丸出しにするほど本気になったの?って思いました。愛が強くなるには攻めの心情変化が描かれる場面が割と少なく最初に読んだ時にはラストで急に本気になったという風に捉えたのですが、2回目に読むとあれ、もうここからスイッチ入ってる?みたいな。受けはもちろんバカで健気で超かわいいんです!でも結構冷めきってる攻めの心を変えるほどまでの存在に受けがなった理由がいまいち自分には理解できませんでした。(自分の読解力の問題なのかも知れません汗)

ほんとに続編あるかないかで評価が変わる作品だと思います。そしてこの2人のいちゃラブが本当に見たい。1巻では全然描かれません。頼むから受けの意識がちゃんとしてる時に愛を伝えてくれ!!!


デレ甘最高。


1巻で結ばれ、2巻ではさらに2人の愛が深まっていくって感じで最高でした。

2巻では大きくわけて受けの友達の尾行シーン・受けの姉登場シーンの2つのシーンが目立ちました。

友達の尾行シーンに関してはニコニコして読めます笑
個人的には登場してくる女の子たちが結構好きなのでそれを彼女だと勘違いして憶測が飛び交うシーンはとても面白く微笑ましかったです。

姉の登場シーンは深見がまたいいことをしてくれたなぁと思いました笑(深見がいてこそ1巻も2巻も物語が進んだんじゃないかと思うほど深見っていい役を受け持ってると思ってます笑)
姉が攻めを受け入れてくれるのか少しドキドキもしましたが深見のお陰で良い関係になれました。

姉の登場シーンを経て、2人はもっと愛が深まりもう幸せオーラが受けくんから溢れ出しててなんかこっちまで幸せになります。
本当に2人には結婚して欲しいです。もう年の差なんてほんと関係無いんでとりあえず幸せが続いて欲しいです。

最後の方はいきなり数年後のお話がすこーしだけ描かれていて、特に何も変わった感じはなかったのですが多分受けくんが大学生になったので2人が「同棲しよう」⇒「同棲してる!幸せ!」みたいな流れで2巻が終了してます。

2巻は1巻とは違い、ほんとに2人の関係が甘々になっていっていつでもこの2人の周りにはハートが飛んでるんじゃないかって思うくらい幸せになってくれました泣

1巻読んだ方には必ず読んで欲しいです。

関係の変化が萌える


この作品は読む人によってはハテナばかり浮かんであまり気に入らない場合もあると思います。

受けくんが姉に従順ってとこまでは良かったんですけど、従順すぎるが故にレイプをすんなり受け入れて毎度呼び出される度に疑いも持たずにヤられてる部分は正直疑問でした笑
普通に考えると、おかしくない?みたいな
でも物語が進んでいく上で必要な要素だったのではないかと思うので、それが受け入れられない方はこの作品を読むにはあまり向いてないかもしれません。

ただ、受けの可愛さだったり攻めが実は受けのことをただのオキニではなくそれ以上の感情が芽生えていて受けに対してだけ優しかったりその他のキャラも魅力的なキャラばかりで、そういった部分に関しては最高だったと言えます。
2人の関係の変化もすごく見どころです。
(ただのセフレ的なやつだったのがデレ甘な関係になっていく)

この作品は読む人を選ぶってだけで、それを除けば萌えがたくさん詰まった作品だと思います。