クソアンチ・ラブデストロイ

kuso anchi love deathtoroy

クソアンチ・ラブデストロイ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神107
  • 萌×234
  • 萌24
  • 中立6
  • しゅみじゃない12

--

レビュー数
20
得点
749
評価数
183
平均
4.2 / 5
神率
58.5%
著者
さきしたせんむ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人uno!
発売日
電子発売日
価格
¥700(税抜)  
ISBN
9784801972681

あらすじ

田中浩平は激怒した。
かの邪知暴虐たる作家・氷室達臣を除かねばならぬと決意した。
包丁をたずさえ、自宅を襲撃し、そして見事に返り討ちにあった。
読書とアンチ活動程度が趣味の貧弱な田中の体躯は
ジム通いで鍛えられた氷室の健やかな肉体を前にして
羽虫も同然に叩き潰された。
殺人未遂、侮辱、名誉棄損、数多の蛮行は
夢にも思わぬ方法を持って贖われた。
僅かな尊厳を暴力と快楽によって奪われた田中は
本心を吐露し、氷室の興味の対象になる。
---田中は、実は氷室が大好きだったのだ。

粘着アンチに絆されるイケメン作家のクソアンチシリーズの他、
ネオ東京で出会った殺し屋同士のラブ&セックス、
仲良しリア充大学生たちのヤリ友解禁エピソード、
長く付き合う恋人同士のラブラブエスカレートプレイ
などを収録した、
描き下ろしつき★さきしたせんむ短編集!!


【収録作品】
クソアンチ・オフパコ炎上
クソアンチ・ラブデストロイ
クソアンチ・バイオレンス
東京Mメスハードボイルド
モラトリアム・アクシデント
射精管理どうでしょう
サドマゾコミュニケーション(描き下ろし)

表題作クソアンチ・ラブデストロイ

氷室達臣,36歳,人気小説家
田中浩平,派遣社員,氷室のアンチ

同時収録作品東京Mメスハードボイルド

シン,元軍人で殺し屋
キース,殺し屋

同時収録作品モラトリアム・アクシデント

三井優,大学生
佐山,大学生

同時収録作品射精管理どうでしょう

花村晃,20歳,大学生
荒木雪,20歳,大学生

レビュー投稿数20

大好きすぎてアンチにww

攻めの氷室達臣(小説家)を大好きすぎるあまりアンチになってしまった受けの田中浩平。
襲撃したら逆襲された、というところまで小説(文章)捕捉があってのスタート。
受けの天邪鬼具合がなかなかのもので、『素直になりたいのに、なれない』んだけれど、この受け、ふり幅がひどくて、もう全然素直になれない(笑)
受けなりに頑張って耐えてみるけど、氷室との明らかなスペックの差に気づいて焦るのもなんか可愛い。だいぶ取り扱い面倒なんだけども、私は好きです

0

ちんちんむらむら

 自分を殺害予告してきた自己中心的な粘着受けを「わからせ」るために、暴力みがあるレイプまがいのセックスするのがエロい。
 首絞めて謝らせるところが性癖です。ハート乱舞させて泣きじゃくりながら謝る受けが激エロ。
 そんなことをされても、家に通うようになる受け。ニートやらクズやら悪態をつくが、実は素直になれないだけで、攻めのことが好きで家事までしちゃう。
 攻めの顔が近づくだけで真っ赤になって照れる(ツンツンだが)受けが可愛い。
 受けが攻めを軽〜く小突くと、5倍で暴力が返ってくる関係性めちゃくちゃ好きです。攻めに振り回される受け最高……。

 表題作以外もえっろいです。
 二作目の黒髪褐色×金髪白肌が面白エロい。駅弁します。
 三作目はガタイいい方が受けで、ローター仕込んだケツをローアングルで描かれてるのが30禁並にえろかった。
 四作目は絶倫×特殊プレイ好きのカップル。貞操帯で射精管理。

 好きなセリフ「泣くまで殴ってレイプして種付けしたあと、顔面に小便ぶっかけてやりたい」

1

バイオレンス&バイオレンス

作家買い。かなりのバイオレンスに寄った作品集です。4カプ入ってます。

1カプ目は作家×作家のアンチ。殴り殴られから始まるサディスティックエロス。鼻血、根性焼き、首締めなど、痛めの描写は人を選ぶ癖(ヘキ)でしょう。ご注意を。2話目からはわりとラブい感じです。

2カプ目は殺し屋×殺し屋。2人がコンビとして依頼を受け、お互いのヤリ方に好意をもち、ビッチ系ドM誘い受けでエロがスタートするバイオレンスエロス。二人はこれからも相方兼恋人として末永く活躍することでしょう。

3カプ目は仲良しヤリチン四人組のうち二人がくっついたので、もう二人もくっつく話。スピンオフですね。攻めが一人称僕なのに、オラオラ系の責め言葉で激しいエッチが始まるオラつき言葉責めエロス。まぁ、あれだね。アナニーにハマっちゃったからには仕方ないね。

4カプ目はムッツリドスケベな受けが射精管理を願い出て、一週間の禁欲生活を送るムラムラ溜め込みからの解放エロス。ラブラブカップルなので安心して見てられます。焦らし責めが好きな人にはオススメ。

さきした先生は元々わりと執着系S責めが受けを泣かして興奮する性癖が多い感じしますよね(笑)この一冊はそれがバイオレンスに振り切った感じの作品傾向です。正直、初読なら読み手を選ぶとは思います。試し読み必須です。

0

表題作についてのレビューです。↓

麗人らしい肉感のあるエッチと某アニメ味のあるタッチで描かれるギャグが良かったです。
倫理観や整合性を気にせず頭を空っぽにして読むと、エッチで面白い、いい話だと思いました。

シリアスだったりいい雰囲気だったりするようなシーンでも、がっつりビンタするわ、「え、きもちわる」と はっきりツッこんでいるわ、で、そのようなところが面白くて好きです。

某アニメみたいじゃん(笑)と思ったのですが、某アニメの原作漫画も竹書房とのことで、竹書房のそういうところ本当に好きだなぁと思いました。

暴力的な行為が多いなか、いかつい拘束具など使わないただの紐(細い縄?)だけの拘束だったのがすごく萌えました。

1

可愛い愛しのクソアンチ

タイトルの語感が良い、そしてストーリーのテンポも良い!

自分にとって、さきした先生の作品は行きつけのお店で食べるお気に入りの料理のようです。大将、いつもの!みたいな...求めているものが提供される安心感と信頼感、そして読後の満足感...流石です。

タイトルのCP以外にも三本短編が収録されていますが、どれもラブラブかつエロ特盛です!

修正ありでも衰えないエロの威力を感じましょう、とても元気が出ます。
(この作品がお好きだった方、過去作品もオススメですよ)

1

エロが強い!!!!

エッロォ……_(:3 」∠)_
神です。シンプルに神です。

表題作、こんなに勢いのある?エロはなかなか無いんじゃないかと思います。めちゃくちゃセックスしてるんですけど、全然飽きずに「もっとくれ!」精神で読める神テンポの神なエロ本です(エロ本ではない)。

暴力もアリアリなので、賛否両論あると思いますが、ハマるひとにはたまらない一冊。

同時収録作品もとっても濃厚で、たまにある「表題作はいいけどあとはオマケだったなあ」なんてことにも絶対なりません!

強めの表現がお嫌いでなければぜひ!

1

ミザリーになり損ねたクソアンチ(狂信者)とのラブラブSM生活♡

熱烈な狂信者が作家先生を襲って恐怖の共同生活が始まるホラー映画はミザリーですが、本作はミザリーになり損ねたクソアンチ(狂信者)が作家先生にグズグズにされて、いつの間にやらSM同棲生活が始まっちゃうお話です。

悪態つきまくってる癖にグズグズにされるクソアンチ君のトロ泣き顔が最高に可愛い!!!

浩平の一方通行かと思いきや、次第に作家先生も浩平に執着していくと言う最高に萌える展開に。
浩平が他作家の本を読んでるだけで拗ねる先生、端的に言って最高ですね…!!!!
面倒臭いキャラは受けだけかと思いきや、攻めも充分に面倒臭い!愛情表現が拗れた者同士の似た者カップルだったと言う事で納得です!末永くお幸せに!!!!

プレイ内容は過激でSM要素強めです。
縛られたり、殴られたり、首を絞められたり、色々と酷い事をされちゃってますが、浩平くんが生意気なので全く胸糞悪さはありません(当社比)
寧ろ、粘着アンチ活動家の癖に、ぐずぐずのトロットロにされちゃう姿にスカッ(ムラッ)とします。

無理矢理姦から始まりますが、終始テンション高めで悲壮感は無く、ギャーギャー言いながら、グズグズにされる受けが好きなら刺さる事、間違いなし!

また、同時収録作の殺し屋BL「東京Mメスハードボイルド」もかなり癖が強いです。
ハメながら銃乱射してヒャッハーしてるシーンが最高♡♡
色んな意味でイッちゃってる受けが完全に好みでした。

さきした先生の癖強ワールドを存分に堪能できる一冊。お勧めです!!

2

おそらく人生で一番読んだ本になりました

作者さんの人生計画オブジエンドにハマり、新刊が出るとのことで発売日当日に買いに行きました。完全にドストライクすぎて書店別特典を速攻全コンプし、作者さんの配信やtwitterになにか情報はないかと四六時中張り付き、この本を読まないと眠れなくなってしまいました。
一話はかなりバイオレンスな感じですが、一度通して読んでしまうと何回でも読み返してしまう中毒性があります。二話と三話はとってもラブラブで微笑ましいです。
イケメン天才作家のスパダリ攻めくんと生意気クソ雑魚で攻めくんのアンチ(大ファン)な受けちゃんのお話です。一話だけだと攻めくんが冷徹サイコパスな感じがするのですが、最後まで読むと受けちゃんが大好きなのがすごく伝わってきて、ウッ!!ってなってしまいました。受けちゃんはファンを拗らせてアンチになり(?)攻めくんの家を襲撃するも返り討ちに遭うなどのザコっぷりが愛おしく、めちゃくちゃかわいい受けちゃんです。受けちゃんに絆される攻めくんもとても可愛いです。
痛いシーンもありますが、かなりコミカルに描かれているので、痛すぎる!可哀想!読めない!となる人は少ないかな〜と思いました。受けちゃんの泣き顔や殴り愛もこの本の大きな魅力の一つだと思いました。
エッチシーンは東京都の不健全図書に指定されるほど濃厚です。さきしたせんむ先生が描かれているのでエロがとってもすごいです。
私は発売してからずっとクソアンチ沼から出られません。誰か助けて…

4

読みながらのメモ

■氷室さんの「かわいい」コメントまとめ
24「黙って尻で善がってろよ 可愛くねぇな」
31「素直だと可愛いな♡」
41「チッほんと可愛くないな」
44「…かわい」
53「いつもの調子出てきたな でもほんとそれ可愛くない」
58「なに可愛い顔して」
63「可愛いなぁ浩平君」「浩平君ほんとかわい」
66「いいんだけどさあすっごい可愛いし…」
210「俺に必死で可愛いとこ」

■気づいたこと
・「オフパコ炎上」「ラブデストロイ」までは頻繁に言っているが「バイオレンス」「サドマゾコミニケーション」ではほぼ言ってない。→恒常的な口癖ではなく、相手に聞かせるために意識的に言っている?
・言うタイミングが分かりやすい(素直or「好き好き」言う→可愛い判定、抵抗or罵倒→可愛くない)
浩平さんが「なぜ俺は素直になれば氷室と付き合えると思ってしまったのか」とひとりごちていたが、絶対に「素直が可愛い」「つっぱねるのは可愛くない」という価値観をコンスタントに言葉で刷り込まれたからだと思います。
ちなみに氷室さんは上記のように好きなタイプがわかりやすいが、浩平さんの好きなタイプは「首締めが好き」「氷室が好き」くらいしか分からなかった。

3

これは癖(ヘキ)です

暴力はあります。一方的にではなく、お互いに殴ります。というかそもそも受けは攻めを殺すつもりで家に訪問するのですが…返り討ちとしてぼこぼこにエロい目に遭います。
この段階でダメになる人も居るでしょうが、迷ってる方は是非読んで欲しい…!
最終的に最高で最強のカップルになります…
どうして短編でしか存在しないのかが理解出来ない…何故!!(この作品を好きになる人は強火ファンになりがちです)(それを踏まえると更に面白いかも)
唯一無二の作品だと思います。さきした先生だから描ける!!
あと裏設定が色々あってそういう意味でもめちゃめちゃ楽しいです。(裏設定は先生の配信等で話してます)是非この沼にハマってほしい。

7

アンチには何をしてもいい?

久々によきエロ作家さんに遭遇でございますな(n*´ω`*n)
もちろんピュアでストーリー綺麗なのも好きなんだけど
やっぱりエロスありきだよね。ねっ!?

さて、今回は小説家攻のアンチ受でございます。
カチコミよろしく突撃してきたアンチを犯すというミラクルな展開から
の怒涛の展開なのでございます。
口車に乗せられて~ななんやかんやちょっとアホな受もよき。

少々受が雌くさすぎる気はするものの
他の作品も読んでみようかなと思える1冊でした。

3

テンションド派手なラブとエロ

さきしたせんむ先生の凄さが詰まった作品集。
好きな人には刺さるけど、ついていけない人も多かろうと思われる。
ぶっ飛んだ設定を、綺麗系な絵で、これでもか!とギッチリ描き込む。
そのぶっ飛びは、もちろんエロもだけど、特に暴力が目立つ。

「クソアンチ♡オフパコ炎上」
「クソアンチ♡ラブデストロイ」
「クソアンチ♡バイオレンス」
好きが高じすぎてアンチストーカーになってしまった男を性的に嬲るお話に始まり、2人がなぜかセフレ的になってラブ加速、痴話喧嘩までするようになって今度は攻めの方が執着…
振り幅デカいよ…
ジェットコースターみたいな展開にプラスして、どエロ行為と身も蓋もないおっぴろげな股間描写、また首絞めとか失禁とかスパンキングとか顔平手打ちとか鼻血とか。
で、ラブいハッピーエンド?で終わるってのが。読んでてゼーゼーしたyo。

「東京Mメスハードボイルド」
近未来のヤクザと殺し屋のカップルが、性欲に呑み込まれてガッツガツの駅弁フ◯ック、挿れてる時に勃発するドンパチ…殺しと射精のエクスタシー。
ラストシーンは爆発物でターゲットをド派手に爆破をバックにキッスの2人。
ドラマチックですね〜。

「モラトリアム・アクシデント」
勘違いから始まるドタバタエロといえる。
アナニーにハマってるお友達にハメる。というお話。
涙顔アヘ顔お汁しり穴が続々と出て来るよ。

「射精管理どうでしょう」
ラブラブなカップルの、一見朴訥そうな受けが実はド変態な願望まみれ。
自称ノーマル性癖な攻めが、受けの願望を受け止めています。そして今回「射精管理用貞操帯」をやりたい、というおねだりが。
そして外す日。そりゃあもう凄い怒涛のHですよ。これでもか!と4時間15回イキのプレイでした。

「サドマゾコミュニケーション」
クソアンチの描き下ろし。
なんかすっかりラブい。けど相変わらず?


何がすごいって、1冊読み進めてどんどんエロが激しいよ、という部分。全くダレる事なくテンションが持続してる。
まあ、内容的にはガツガツの挿入と受けのアヘ涙が中心でバリエーションには欠けるかもしれない。
今後エロはエロでも別のアプローチも魅せてくれると最強だと思う。

6

アンチ転じて

いや〜、濃いです。
エロがそれはもうエロい。それに表題作はデストロイなだけに痛いが加わります。
冒頭から攻めが受けを拘束してボッコボコ、鼻血は出るわ根性焼きするわ、がっつり首絞めするわ…、となかなかな暴力描写でひゃあ〜、となり、あまりに痛さがハードなものは個人的に得意ではないはずだったのですが、だいぶとイカれてしまっているふたりの怒涛のテンションにこちらも飲み込まれてしまったためか、不思議とセーフ。
その描写も一話のみ(最終話でややソフトなものはあり)で、後はさきした先生の真骨頂の激重な溺愛ぶりを楽しむことができました。
アンチ転じて愛となる、なお話しでした。

同時収録3編も短編ながら内容が濃密でした。
『東京Mメスハードボイルド』
・褐色攻め(最高)、ブッ飛んだ受け。初めて見たセックスシーンにびっくり。いやもう、ほんとにハードボイルド。
『モラトリアム・アクシデント』
・先生の既刊『友達だけど美味しそう』に収録の『デッド・オア・ダーリン』に出ていたヤリチン大学生の三井と佐山。
・佐山の乱れっぷりがすごい。
『射精管理どうでしょう』
・同棲中のラブラブカップルが貞操帯でじれじれ射精管理にチャレンジ。存分に焦らした後のプレイは…言わずもがな、です。

さきした先生の『好き』がたっぷりと詰まったエロエロな一冊でした。

2

田中浩平は、ひどく赤面した。

【死んだら棺桶に入れて欲しい】という熱の入った記事とあらすじで既に笑っちゃったので即ポチ。

さきしたせんむ先生は初購入。
内容はあらすじのまんまw

謎の疾走感とB級映画みたいなノリでかっ飛ばすハイテンションジェットコースターBL。
読後は一時的にIQが下がった気がする(誉めてます)バイオレンス&ブラッディな部分があるので苦手な人は前もってIQ下げてから挑めば大丈夫かもしれない。

以下は一言感想。

クソアンチシリーズ
田中の鼻血顔に(私が)一目惚れ。

東京Mメスハードボイルド
B級映画みたいなオチで気分爽快。

モラトリアム・アクシデント
tnkのパワーワード炸裂。

射精管理どうでしょう
そのルーティン毎朝やってんの!?!!!

田中の鼻血に引かなければ、そのまま頭カラッポにして楽しめると思います。

折り返しに「好きなように描かせていただきました!」
あとがきにも「好きなこと全部できた」 と勢いのある筆致で描いてあり、作者さまのハピネスが伝わってきます。

ついでにいうと奥付で竹書房だったのねからの電子描き下ろしのぐにゃあで爆笑した。

想像以上に楽しかったし、DV、流血は作者さまの画力を考慮するとライトに仕上げてあると思うので神評価です。

2

相性の問題!

念の為、ネタバレにしています。

まず第一に、かなりエロメインの本です。
暴力表現が、ガッツリ入るので苦手な方は注意。

美しい表紙に惹かれ購入。

以前も読んだことのある作家さんでした。
これは、私の問題ですが、この作家さんとの相性が悪いみたいです。悲しい。

イラストが本当に上手なんですが、ストーリーはかなりギャグなんですよ!!
そのギャップに萌えられなくて、、。

そして、登場人物の性格もかなり癖が強いです。
まともな性格の人は、ほぼ居ません。なので、共感がしづらいのが難点。
ですが、攻めのちょっとした嫉妬など、萌え要素はあるのですが、、!!

相性で評価が分かれるお話かなと思います!!

1

暴力部分、合わない方はキツイと思う

さきしたせんむ先生、最近読み始めまして、コミカルで甘い所とか迫力満点のエロシーンとか、ガッチリムッチリした肉体美とか、すごく好きなんですよ。
で、今回もすごく面白そうなお話だぞと期待大で購入して、実際にとんでもないしかなり飛ばしたお話ばかりだけど、すごく面白かったんですよ。

ただこれ、表題作の第一話の暴力描写がかなり凄くてですね・・・。
こう、攻めが受けを殴る殴る殴る。そして蹴る。

えーと、元々作家である攻めへの愛を拗らせた受けが、包丁を持って彼を殺り(やり)に来たってお話なんですよ。
で、アッサリ反撃されてボコボコにされた挙げ句、反対に自分が犯ら(やら)れちゃうと言う。

まぁなので、殴られて蹴られるとかは特に仕方ないと思うんですよね。
攻め、正当防衛だし。
コミカルに描かれてるので、そこまで痛々しくないですし。
私もこの時点では、普通に笑って読んでた。
ただこれ、エッチに突入しても暴力描写が凄いんですよね。
特にダメだったのが、背中にタバコの火を押し付けるヤツ。
受け、気持ち良さそうだけど、でもタバコの火だよ。
普通にめちゃくちゃ痛いよ・・・。
その上、鼻血で顔が血まみれの状態で、首を絞められて絶頂。
プレイの一環として楽しく読めれば良かったけど、もう完全に震え上がっちゃって。
まだね、愛が感じられれば萌えるのは無理でも普通に読めたと思うんですけど、攻め、愛がどうこうより自分の好き放題にやってるようにしか感じられん。
だって、タバコを押し付けた際のセリフが「皮膚が焼ける匂いってこんな感じか」ですよ。
真顔の所もめちゃくちゃ怖い。
サイコに見える。
プレイで多少痛い事するのはアリだけど、受けの身体に傷痕が残るようなのはダメなのよ。
受けの、受けの身体、大切じゃないの!?
床に頭を打ち付けるのも止めてあげてよ。
だって、まだ鼻血すら止まってないのよ!?

これね、すごくコミカルに描かれてるんですよね。
でも、私は笑うの無理だよと。
萌えるのも無理だよと。
ここで引っ掛かってる私の方がズレてるんだろうとは思うものの、丸々一日たってもタバコのエピソードが頭から離れなくて。

えーと、ここからすごく甘さが増すし萌えも増し増しの展開なんですよね。
他の短編もぶっ飛んでるけど、すごく面白いんですよ。
でも、この暴力部分があまりに強烈すぎてダメージを受けたので、評価は「萌」で。
繰り返しになりますが、プレイの一環として萌える描写だと思います。
ただ、中には私と同じようにダメージを受ける方もおられるんじゃないかと思うので、このへんが苦手な方は気を付けて下さい。

14

痛くてエロい

さきしたせんむ先生の”羽賀くんは嚙まれたい”を読んでハマってしまい、今回も作者買いをしました。
単行本化されていない短編を纏めた短編集になるのでしょうか?
表題作3話と単話が3編で、それぞれ突き抜けていて楽しめました。

今回、結構痛いプレイが多くて、ちょっと痛いプレイは苦手だったのですが、この本はぎりぎり楽しめました。本人が楽しんでそうな雰囲気がそうさせるのか、コミカルな作風のせいなのか分かりませんが、これはこれでいいのかな?と思わせてくれました。
殴られて鼻血が顔についたままのプレイ、根性焼き、首絞めなどありました。
うへえ痛そう…と思いながら読んでました。そういったプレイが苦手な方はお勧めしません。

その他にも、手を縛る、尻を叩く、小スカ、エッチの最中銃をぶっ放す(これプレイなんですかね?)、道具を使う、貞操帯で射精管理など、様々なエロが楽しめます(???)。
さきしたせんむ先生の性癖が詰まったやり切った感のあるエロに脱帽です。

3

神エロ作品がキた!

さきしたせんむ先生の作品、好きです。
だいたい読んでいますが…コレは…久々にキました!
ものすごく突き抜けた、非常にエロいBL✨

表題作は傲慢作家×アンチを拗らせたファン。
殺すつもりで家まで乗り込んでいったのはいいけど、結果的にはアンアン(笑)言わされる受。可愛いというか可哀想というか…うんまあ可愛いww
殴る蹴る縛るのやりたい放題される受。
攻が飄々としていてやってるコトは非道ですが、根底に愛がある(筈)のでそんなに痛くない。
なんなら受も喜んでるしww

他の短編もほぼ即イタしてるし、だいたいがエロなんですけど、それぞれ面白かった。イヤなコトも鬱々とした気持ちも吹き飛ばすくらいに楽しめる!
エロはさすがの麗人Uno!さんだよねえww
素晴らしいレーベル♥

来年度のアワードエロ部門に大プッシュしたいです!

2

玩具に暴力に小スカに

様々なエロが詰まりまくっており、個人的にはとても好きな作品なのですが、
暴力表現がやわらかくあり、血なども出てくるので苦手な方は苦手かもしれません。
根性焼きもマイルドに出てきます。
また、首絞め、小スカもあります。
せんむ先生の作品で小スカは初めてな気がしてとても興奮しました。

表題作以外の作品も3作入っており、それぞれ楽しめるかと思います。
なんといっても表題作が最高なのでとりあえず読んで欲しいです。
せんむ先生の作品の中で一番ドSな攻めかと思います。
一言で言って最高です。

射精管理のお話も最高でした。
今回もありがとうございましたの気持ちでいっぱいの最高の作品です。

7

エロと、愛と、笑いと。

作家買い。
さきしたさん作品は綺麗な身体に美しビジュアル、そしてこってり濃厚な濡れ場が大きな魅力の一つだと常々思っていますが、今作品はその魅力が最大限に生かされた、そんな1冊でした。

表題作と、短編が3話収録された短編集。
短編集ってページ数が少ない分どうしても読み足りないと感じることもありますが、今作品の短編集は短いページ数にぎっちりと愛とエロがぶっこまれていて非常に読みごたえがありました。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。




表題作『クソアンチ・ラブデストロイ』
主人公は派遣社員の浩平。
彼には殺さなければと思う人物がいる。人気作家の氷室だ。
その思いに駆られ、浩平は氷室のもとに赴くが―。

と、書いてしまうとすんごくダークな内容かなと思われるかもしれませんが、中身は意外なほどコミカル。

浩平のちょっとドジっ子でアホな子のところ。
氷室がドSであること。
そして、浩平が氷室を殺さなければと思う、その理由。

そういったバックボーンが、シリアス展開ではなく終始コミカルに描かれているからです。

読者と氷室には、浩平が氷室のアンチでありそして殺したいと思うほどの憎しみを持つ、その「理由」が早々に見えてくるのですが、当の浩平が自分で自分の感情に気づかないところも良き。

そして、殺しに行ったはずの氷室に返り討ちに遭い、あんなことやこんなことを致されてしまう浩平くんですが、氷室が浩平くんに執着するその理由に氷室が気付いていないのも良き。

傍から見たらバレバレな恋心に気づかず、ぐるぐるする二人の恋心がめっちゃ可愛いのです。めっちゃ萌えるのです。エロが素晴らしいのでそちらに目が向きがちではありますが、二人の恋心に胸打ちぬかれました。

さきした作品はワンコな攻めくんが多く登場しますが、今作品の攻めさんはちょっとダーク。浩平くんを縛ってみたり殴ってみたり(流血注意です)、道具を使ってみたり、タバコの火を少し近づけてみたり。個人的にさきしたさんの描くワンコ攻めが大好物なのですが、こんなドSな攻めも良い…。新たな扉が開かされた、そんなCPでした。

『東京Mメスハードボイルド』
二人の殺し屋のお話。
んー、これもちょっとえぐいっていうのかな。主人公が殺し屋なので若干ですがグロい表現が描かれています。
なので、もしかしたら苦手な方もいらっしゃるかも。

けれど、そこはさきした作品なので、ベースはコミカルでエロエロです。
めっちゃエロいです。
個人的にはセックス中にほかの殺し屋に踏み込まれたシーンがめっちゃ好き。〇〇の体位で(ネタ場r寧なっちゃうので伏字にします。ぜひとも手に取って確認してみてください)、銃をぶっ放すいかれっぷりとエロの融合が素晴らしいです。

『モラトリアム・アクシデント』
大学生の三井くん。
彼にはいつもつるんでいる友人たちがいるが、最近構ってくれず暇。
暇を持て余し、友人の一人である佐山くんの家に突撃するが―。

実は佐山くん、アナニ―にドはまり中。
アナルにローターを入れっぱなしにしているのを見てしまった三井くんは、そのまま佐山くんを抱いてしまうけれど。

エロに振り切った内容なんです。
お道具あり、若干無理やりあり。
けれどエロ一辺倒にならないのは、三井くんの無自覚な佐山くんへの想い。短編なので彼らの恋心の行方、というよりはエッチに重点が置かれてはいますが、そんな恋心もチラッと魅せる。その描き方が秀逸でした。

ちなみにこの二人はさきした作品の『友達だけど美味しそう』に収録されている「デッド・オア・ダーリン」のスピンオフ。『デッド~』が未読でも問題なく読めますが、そちらも読んでいるとより面白く読めるかなと思いますので興味のある方は是非。

『射精管理どうでしょう』
大学生CPの晃×雪、のお話。
高校生の時に恋人になり、そこからずっとラブラブな恋人の2人。

が、見た目がクールで飄々としている受けの雪ちゃん、実はかなりの性欲大魔神。
あれやこれやといろいろなエロを堪能してきた二人ですが、雪のリクエストにより今回チャレンジするのは「貞操帯をつけて、晃に射精管理してもらうこと」で―?

はじめは雪に頼まれてしぶしぶ、といった体で始める晃が、少しずつノリノリになってくのが笑いを誘います。

麗人だから、でしょうか。
それともさきした作品だから?

収録されている作品、すべてとにかくエッチぃです。
エロてんこ盛りです。
さきしたさんの描かれる、美ボディ持ちのイケメンさんたちのイチャコラがたまりません。

けれどそこにきちんと愛が存在しているためにエロに終始した内容ではなく萌えが詰まってるのが素晴らしい。そして、笑いがあるのも。

これぞさきした作品といった1冊で、めちゃめちゃドツボに突き刺さりました。
文句なく神評価。
できれば彼らの「その後」が読みたいなーと思うので、ぜひとも続編を描いていただきたいと切望しています。

12

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