パパセクスキャラメリゼ

papa sex caramelize

パパセクスキャラメリゼ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神24
  • 萌×231
  • 萌19
  • 中立5
  • しゅみじゃない10

--

レビュー数
15
得点
306
評価数
89
平均
3.6 / 5
神率
27%
著者
楔ケリ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
価格
¥720(税抜)  
ISBN
9784403667688

あらすじ

シングルファーザーの栗栖は、取材先で年下の新進気鋭パティシエ・新稲と出会う。ずっと見ぬふりをしてきた「本当の自分」を新稲によって暴かれ、欲望と快感を体に教え込まれていきーー。

表題作パパセクスキャラメリゼ

新稲遥果,26歳,新鋭パティシエ
栗栖実,32歳,WEB情報誌の編集チーフ

その他の収録作品

  • pralineープラリネー
  • あとがき

レビュー投稿数15

なぁなぁには出来なかった

読みたいものがわからずいつもの本屋を彷徨けばいつも目の前にあるんです 棚替えされてもなお目の高さにバッチリくるように配置されてる

気になる作家さまではあったんで買ってはみたんですが そこは物欲の鬼 手にした瞬間興味は薄れ… 本棚整理で発掘 ← ダメだろコレ

せっかくですし 子持ちパパのお話にもだいぶ慣れてきたので満を持して丁寧に読みたいところではあったんですが


親のことを思うとクローゼットのままでいい
仕事に託つけて過ごした日々は あるべき姿を壊していった


離婚の原因なんて夫婦の数だけあるのはわかるし どっちが親権とろうが養育者になろうがかまわないんだけど

んんんん…… ほぼ他人に子ども任せっきりで 口では拒みながらもってのが

子どもにも仕事にも一生懸命 妥協を許さず自分消耗して弱ってたところに
て訳じゃない なぁなぁで流されて落ちてハマって 遊びなのか本気なのかよくわかんない攻めにいいように弄ばれ ヨガって求めて 濡れ場見せたいだけ? みたいにみえてくる

そのくせ変なところ 父親 っていう体裁だしてくるからモヤっとしたややっこしい話になっちゃって


散々ヤっといて急に賢父感だしてみたり 靡かない風な顔されて今までにない感覚に戸惑ったり 子どもを介して変わっていく二人の関係とか 自分の不埒な思い優先で子どもの不安を感じ取れなかった自責とか まぁいろいろモリッと詰め込まれているはいるんですが

大好きはずっとダダ漏れ

なんかちょっと違ったな
本の厚みに深いお話を期待しすぎちゃった

悪くはないんですが ごめんなさい ほんッとごめんなさい
攻めにも受けにも魅力を感じられなかった

この敗北感はなんだ? Orz
設定自体はキライじゃない むしろ好きな方 なのに なのに……

あぁぁ ごめんなさいッ
余計な部分が目につきすぎたのが敗因なのかな? いっそ子持ちじゃない方がすっきりした?
拒み逃げようとするものへの執着とか はじめて知る欲 ってのはすんごいいいんだけどな

1

こんな作品を読みたかった!

電子書籍284ページ。
とても、読み応えがありました。

何が良いって、栗栖が〜親に心配をさせたくないからゲイを隠し、結婚して子供まで作っているって所。
ここ数年で、多様性が認知されて来たけど、現実にあることだと思う。
元嫁が普通に登場して来て〜子供預けるとか、ゲイを隠していた事を離婚してから打ち明けてとか。。。
元嫁には、同情する〜これは、辛い。
再婚して、幸せになってくれぇ〜。

そして、新稲くん〜なかなかの遊び人、モテ男で腹黒!
グイグイいくねぉ〜!www
ムキになって落とそうと思ったけど、逆にハマっちゃったね。

何より、1番偉大だったのが〜栗栖の母。
カミングアウトをして、新稲くんと付き合っている事を報告。
母は、いつも通りな態度。
母強しだわ。

楔ケリ先生の描くストーリーは、丁寧で無理なく進むので大好きです!
これからも、応援しています。

0

ン~~~狙いは最高なのにっ!

ケリ先生大好きで。
特にスーツを描かせたらもう天才的にカッコよくて。
ただ今回は……
もしかして「子供」を描かれるのが余り得意では無い???で。
まぁ今回の物語に子供は必要ではあったのでしょうが、蛇足が多すぎた様な。
むしろ奥さんが引き取っていて、それが攻め受け二人の良いアクセントになっていた方が良かったのでは…と。
特に子供が迷子になるくだり………、いやいや、こんな小さな子はそう簡単に自分の意思で遠くへは行かないし、警察ではなく攻めに電話する下りもおかしいし、大事な面接受けてる攻めが駆け付けるのもおかしいし、とかBLはファンタジーと思ってる癖に、ちょいちょい納得出来ない部分が多すぎて、凄い勿体ない本になってしまったと思うのが正直な感想です。
表紙の子供もこんなに小さい訳ないし、このサイズはお人形でしょ…とか、ごめんなさい、色んな事がぐるぐると。

せっかく《遊び人の攻め》《クソ真面目でゲイを認めたくない受け》で、結婚までしていた受け
なプロットが余りに勿体なく思います。
もう一度新たな物語として、描いては下さらないか、とか思ってしまっています。
いや、是非このプロットで描いて欲しい!!
受けのスペシャルなスーツ姿も見たいぃぃぃ。
とものすごく厚かましい願いを持っております。

1

隠しておきたいこと

 ウェブ情報誌で編集者として働いている栗栖実は、娘を育てていているシングルファーザーです。ウェブ情報誌の取材でスイーツ店に勤める新稲と出会いますが、新稲には出会って早々、栗栖がゲイであることを見抜きます。栗栖は、自分の性的指向がゲイであることを分かった上で、母親を安心させたいために女性と結婚したのです。
 新稲は、栗栖との関係は遊びで「落とす」だけだったのに、いつの間にか本気になってしまいます。
 私は、栗栖の生きづらさや、シングルファーザーとして娘を育てることが大変だと感じました。だけど、子どものために栗栖の人生を捧げる気持ちは素敵ですね。

0

ほっときゃいいじゃん!

分厚い本ですね。表紙もきれいで。
子持ちパパとイケメンパティシエ。
二人とも名前がクリスとニイナでオシャレですね。

なんというか、まず来栖が悲壮感ありすぎて。
もう離婚しちゃったんだから、娘を大事にしていけばそれでよくないかな?

攻めの新稲はパティシエとしては優秀なのに、軽すぎない?そんな簡単に手を出しちゃって。
いつ人がくるかわからないリビングやお店のトイレとか。

別に本人がゲイを認めず生きていたってほっときゃいいじゃん。気になるんならあんな手を使わずに普通に話せばいいのに。

ごめんなさい、半分でギブアップです。
愛のないエッチや、性癖を無理矢理暴いたりする攻めは苦手でした。

あとケーキ落としすぎ。

0

うぅーん

ケリ先生の作品といえば大体苦しみながら読むのですが
今作はそんなこともなく読み終えることができました。
まさかケリ先生の作品から家族モノのお話が出てくるなんて…!


個人的に読み終えて思ったのが、
今は新稲さんは栗栖のこと好きだからいいけど
この先もちゃんと好きでいるのかが不安だなぁと…。
どの作品を読んでも一番最後はわからないとは思うのですが
でも、新稲さんは過去の経験を含め
ほんとにずっと栗栖のこと好きでいるのかなぁ…と
私の中では信用のない男のまま終わっちゃいました。

溺愛攻めが好きなのでもっともっと溺愛している新稲が見たいです。

1

理性と本能

とてもとても良かったです。栗栖はゲイである事で、離婚し家族に悲しい思いをさせた負い目がある。元々真面目なのもあって、一生懸命に父親してるのが応援したくなるけど痛ましくもあった。父親であろうとする理性と好きっていう本能に自問自答してる栗栖は苦しかった。新稲は遊びから始まってたので、栗栖の真剣さを考えると腹が立って。別れを選んだ所は悲しかったけどホッとしたかな。
それでも向き合って想いが通じた2人は良かったと思う。新稲も本気で大好きな人に出会えたのは幸せな事だし、栗栖の肩の力が抜けて笑えるようになって良かった。
ほなみがまた良い子で‥3人で笑顔で過ごしてほしい。あとお母さんへのカミングアウトは泣きました。お母さん素晴らしい。とても幸せになれる作品でした
( •ˆ-ˆ•)♡

2

多様な愛のかたち

 1つの作品に実はいろいろ詰め込まれている、今の時勢もよく反映された物語だったなと感じました。ゲイである自分を受け入れられずに女性であるほのかと結婚し、娘ほなみが生まれたけれど、妻に対する愛情不足で離婚。シングルファザーとなった栗栖が、行き着けのケーキ屋でパティシエの新稲と仲を深めていく。

 LGBTQに対する理解も特に若者世代では広まり、彼らを否定するような政治家は糾弾される時代。一方で、実際に彼らが身近な家族や友人達に気軽にカミングアウトできるかというと、そこまで理解は追いついてないのが現状。そもそも自らの性別や恋愛対象を受け入れることに抵抗があり、メジャーな異性愛者として過ごせないか流されてみる人がいることを、私は責められません。

 もちろん、相手に恋愛的な好意を持たないまま結婚し出産させた栗栖に、1ミリも非がないとは思わない。でも、愛情の形は様々。栗栖とほのかの間には性愛はなくともきっと親愛はあったように感じます。2人のほなみへの接し方でよく分かる。悲しくも離婚する時、母親が引き取らねばならない決まりはない。父親が引き取って母親が時折会いに来る形もまた多様性を反映しているようで素敵でした。父母の間で自然とそういう形に落ち着いたんだろうなぁとすんなり受け入れられました。結婚したら相手の見えなかったところが見えてきて離婚する人が多数いるなかで、離婚後も両親共に子供に愛情を注ぎ、親友のような関係を築けているならば、この結婚は失敗ではなかったんじゃないでしょうか。2人が結婚したからこそほのかが生まれた。私はこれも、他人がとやかく言う必要のない1つの人生の形だと思います。

 そして、そんな父子家庭を見て、最初は好奇心だけで手を出していた新稲が、徐々に惹かれていくのも自然に感じました。子持ちだから好きになったわけではないだろうけど、ほのかがいることで初期から栗栖の飾らない性格、悩む姿を見ることになり、今までより相手の本質に触れる恋愛ができたんじゃないでしょうか。愛し合う2人の元に育つ子供は、親が男同士だろうと女同士だろうと幸せに暮らせると思います。楔先生作品らしく、濃い濡れ場も楽しめ、多様な可能性を感じられる作品でした。

1

んー。

作家買い。
あとがきで楔先生も書かれていますが、シリアスベースが多い楔さん作品の中ではある意味異色ともいえる甘々でほのぼのなお話でした。

ゲイであることに葛藤を抱き、結婚して子を成したけれど結婚生活は破綻しバツイチで娘を育てているシングルファーザーの栗栖。
そんな栗栖に興味を惹かれちょっかいを出すイケメンパティシエ・新稲。
この二人の恋のお話。

栗栖はもともと新稲のお店(ケーキ店)の常連客だったという繋がりがあって、そこから仕事がらみで絡むようになっていく、という展開なのですけれども。

新稲、という男性はちょいクソ男なんですよ。
何をやらせても完璧で、男女問わずモテモテ。
だから執着するものも持たず、栗栖にちょっかいを出したのもほんの出来心。

栗栖を半ば強引に抱き、しかもお初のエッチの場所がキッチン。
しかもその理由が「後片付けが楽だから」ときたもんだ。

そういったエピソードを絡めて新稲という男性の中身を描き、そこから、栗栖に惚れて彼を手に入れるために奮闘する、という展開に持っていく。そんなクソ男・新稲という男性の人物像が、きちんと描かれているところはさすがというべきか。

なんですけれども。
何がツボらなかったか、というと栗栖の存在。

んー。
彼が結婚した理由。
妻との結婚生活。
そして、肝心の新稲との恋。

彼の意思がまったく見えてこない。
優柔不断、というのとはちょっと違うかな。彼の男気が見えてこないんですよ。
そもそも栗栖が新稲に惹かれた、その理由もわからない。

イケメンで、グイグイ迫ってくる男ならだれでもよかったんだろうか。

で、これ、子育てものなんですよね。
でも、子育てものであった必要があっただろうか。

娘を溺愛し、娘のために新稲との関係を断とうとする栗栖ではありますが、娘がいても新稲に抱かれるとか、「娘が望んでいるから」ということを免罪符にして新稲との付き合いを仕方なく続けていく、という言い訳を自分にしているように見えてしまった。なので、そんなんでいいのかい?と突っ込みたくなることしばしば。

決定打になったのが娘失踪事件。
いやいやいや。
その場にいない新稲に助けを求める理由がわからんぜよ…。

都合よく「娘」の存在を使っているように見えてしまったのも萎えポイントでした。

あともう一点。
新稲はパティシエ。ということで美味しそうなスイーツやらなんやら描かれていますが、食べ物を粗末にするシーンもちょいちょいあってですね。子を持つ親としても、新稲はスイーツを作る職人という点からしても、おいおい、と思ったりしました。

楔さんらしいエロは堪能できますし、イケメンたちの絡みは眼福でしたがストーリー自体心に響いてこなかったのが残念。楔さんて作家買いするくらい好きな作家さまなのでハードルが上がってしまっていたこともあるかと思いますが、ごめんなさい、評価は「趣味じゃない」にしようと思います。

次回作に期待。

2

ごめんなさい。ムリでした。

自信に満ち溢れた新稲。遊びで手を出すのはいいけれど、いくら好意を抱かれてるといっても、子育てでがんぱってるパパが相手っていうのがちょっとダメだったかな。遊び相手は選んでほしかった。
それに新稲が娘ちゃんのことを利用してるふうにしか見えなかったのもマイナスなイメージ。
栗栖や娘ちゃんに対して愛しいと想ってるようには、最後まで見受けられなかった。
新稲の気持ちが、遊びから本気に変わる過程がよくわからなかったし、読み終わってもいつか栗栖が捨てられるんじゃないかという不安が残ってしまった。
これ、強烈な攻様ザマァ展開でコテンパンにやられてからの溺愛だったら、評価は萌2以上つけてた。

病的なほどの執着攻が好みなので、趣味に合いませんでした。

4

自信満々のイケメンパティシエ

本当は男が恋愛対象、でも家族を守るために自分に嘘をつき続けてきたクリス。そんな彼に迫る、年下のイケメンパティシエ

嘘の用事で呼び出して、いきなり唇を奪うと「味見したそうな目でみてたのに、俺のこと」と、、!どんな目だよ、と焦るクリスとどう攻略してやろうかとほくそ笑むニーナ

その後も、仕事と娘のお願い(ニーナの店のスイーツが大好き)によって、クリスがなかなか距離を置けないのをイイことに、エッチな悪戯を仕掛けてくる

毎回Sっ気を漂わせてくるニーナですが、会食のトイレでナカ出しして、「ねぇお父さん」「こんなことされてどんな気分?」と聞いてきたときは!発狂しそうでした!めちゃくちゃにエッチ、、めちゃくちゃに好み

ただ全体を通して、弱っているとはいえクリスさんがちょっとチョロすぎるのと、百戦錬磨でギラギラした男が好きなニーナくんがなぜクリスさんにここまでハマったのかはちょっと不思議!初めてのタイプだったからかな??

それと、完全に好みの問題ですが、パパの髪型が好きになれなかった

0

珍しい…

オメガバースの世界じゃなくて主人公が子持ちって久しぶりに読んだ!子供がお父さん側に引き取られたのも珍しい気がする…。金銭的な問題なのかな…?致す時はどこでやってるんだろう…娘ちゃんはばーばのところにいるのか…。サラッと読んだから読み飛ばしてしまったかも。。
ヒーローが遊びで手を出したけど、だんだん本気になっていく過程はすごくよかったんだけど、やっぱり気になる娘の存在…。悪いわけではないんだけど!
あんなにちいちゃい子がいる中で恋愛するのってどうなの?と現実的なことを考えちゃって世界観に没入できなかったかなぁ。

1

堕ちたのはどちらだったのか

絆ケリ先生の作品はシリーズのオメガバ物が大好きだったのと、こちらの作品は雑誌で最終話だけ読んでいて気になっていたので購入しました。

こちら単にシングルファザーと歳下パティシエの恋物語じゃなかったのがとても面白かったです。

自分の本質を隠しつつ娘を愛し育てている栗栖と、彼の本質を見破って初めは興味本位から手を出して来たパティシエの新稲。彼の手慣れた恋愛の駆け引きに翻弄される栗栖がとても色っぽいです。
(しかしクリスとニイナって苗字が名前みたいでもの凄いセンスです)

栗栖の子育てのスタンスも無理が無くて好感が持てたし、父娘の間に無理矢理入って来ない新稲の距離感にもリアリティがありました。

初めて男に抱かれる新稲がとても色っぽくて眼福でした。身体から堕ちたのは新稲ですが、本気の恋に堕ちたのは栗栖だったと思います。

1

また子育てホイホイに…。

初読み作家さんですが新刊紹介ページで知り、子育てに惹かれて手に取りました。離婚し、一人娘を育てるシングルファーザーのお話です。

ゲイなのを隠して母親と一緒に、一生懸命に娘ちゃんに愛情を注げるパパさん、かなり好感度高かったです。攻めの新稲が、いつもの遊びの延長で手を出したのに、徐々に本気になって意地になっていく様子も好きです。もちろん、お子ちゃまも可愛いし。

ですが、なぜ新稲が、今回は本気になったのかがよく分からなくて。なかなか自分の思い通りにならなかったから?子供を可愛がる様子に絆されて?
そこが気になって、モヤモヤしました。おまけに、しょっちゅうケーキを食べてる描写が、美味しそうと思うよりも糖尿病大丈夫?と余計なことを考えて集中できませんでした。

…絵はとっても綺麗で、セクシーな表情や体はとっても好みでした。

6

ケリ先生の表紙が華やかで好き

作家買いしている作家さんのひとり。
連載を追ってなかったが、気になっていた作品です。
勝手なイメージではあるが、先生が子育てモノ(内容的に子育て中心というわけではない気がするが)を描かれるのが意外でした。
本気に誰かを好きになったことがない攻めと娘が一番のシングルファザー受け。
娘の登場と活躍もあるが、いい父でいたいと恋に溺れそうになる受けの感情描写中心。
そしてエロが多くて個人的に嬉しいです。
ケリ先生の描かれるエロ描写は、すごく性癖にささります。
子どもが登場する漫画で、こんなにエロが多くていいの?とちょっと動揺するぐらいうれしい悲鳴。
絵が相変わらずとてもきれいで、娘のほなみがかわいい、きれいなケーキがたくさん出てくるので食べたくなる、そして表紙が華やかで飾りたいぐらい好きです



ネタバレがある感想です↓
子育てモノと言っていいかどうか悩んでましたが、ちるちるさんの新刊紹介ページでは子育てラバストと紹介されているので素直に子育てやを使います。
しかし内容に関して、当然だがシングルファザー受けの気持ちにフォーカスしています。
今まで読んできた子育てモノだと割とシングルファザーがひとりで子どもを育てる描写が多かったが、
こちらの作品は受けのお母さんも一緒に孫の世話を見てます。
なので、わかりやすく子育てする上での悩みや困難、そう言った描写が割と少なめです。
もし攻め受けが力合わせて子育てする・子どもの大活躍に期待すると「違うな…」ってなるかもしれません。
前半、攻めが受けを口説き落とそうとする場面が多々あります。
ケーキで受けを釣るが箱を持ったまま抱き寄せたり迫ってたりするシーンに、「せっかくのケーキが……あああ」と内心ヒヤヒヤしました。
娘の存在やケーキのことを気にしだすとちょっと気が散りました。
細かいところまでリアルな表現というか、リアリティ(?)を求める方にはもしかしたら集中できないかもしれません。

子育てモノでよく見かけるパターン(個人調べ)は、受けの相手はだいたい溺愛攻めの印象が強かったが、
こちらの作品では攻めの新稲はプレイボーイタイプな男。誰にも本気しない、求められると冷めちゃう人。受けのことも、シングルファザーとしての殻を壊してみたいという理由で落とそうとする。
ここは個人的に、かなりの萌えポイントでした。
そして細かいところかもしれませんが、攻めが口でゴムを開けるあの絵が、格好良くて震えました
攻めの自分の人生を振り返るとき、一コマしかないがモブ女とのエロ描写、あの一コマに結構萌えました(その後のモブ男とのも!)

5

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