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BARBARITIES
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
約3年半ぶりということで、前巻よりも大分厚みのある1冊でした。
ストーリーも恋に陰謀に、大きく展開しております!
事件的要素が強く、ジョエルとアダムの仲は進展なしにも見えますが、
今回はジョエルから!→アダムに!キスをしているんですよ~!
しかも、せがまれたわけでもなく、自分から、自然に!
個人的にはめちゃくちゃ萌え要素でした♡
まずは、小さなロライン王クリスとタンセの王子ルカの別れ。
兄ルイスから国への帰還を命じられたルカ。
大好きなルカと離れたくないクリスは司法卿であるジョエルに
「おとこどうしでけっこんできるほーりをつくって!」と懇願します(笑)
無茶ぶりだけど、クリスの純粋な恋心にキュンとなりました。
落ち込むクリスにアダムはルカのためのお別れパーティーを提案します。
同じく同性のジョエルに恋するアダムにはクリスの気持ちが
痛い程にわかってしまうんでしょうね…
恋の相談にのったり、励まされたり、想い人の話に
花を咲かせる二人がいいコンビで微笑ましかったです。
そして、クリスとルカの将来が楽しみです。
一方、国内では何者かによりジョエルの政治的な立場を
揺るがす悪評が広がり、不穏な空気が流れていました。
そのことに胸騒ぎを覚え、ジョエルに改めて心からの忠誠を誓うアダム。
ジョエルは照れながらも「わかっている」と答え、
そんな二人の強固な信頼関係にニマニマしてしまいます。
けれど、アダムの不安は的中し、ある日、
ジョエルと交流のあった書記官の遺体が発見されます。
国の信仰に反発する異端の者か、ジョエルを恨む
王の叔父サイモン一派による犯行か。
遂に殺人まで起きたことで、アダムと新たに加わった
旅団メンバーは犯人逮捕のために動き出します。
けれど、時を同じくして、サイモンもまた罠を張り巡らしていました。
タンセの次期国王ルイスとその従者ジルを巻き込んで謀反を企み、
大悪党級のゲスっぷりを発揮するサイモンですが、ルイスとの会話の
強者に媚び、弱者を虐げる的な小者感に少し拍子抜けでした。
こんな奴でも謀反できちゃうんだ…
義弟のルカを人質にとられ、身動きのとれない
ルイスは一芝居を打ってジルを逃がします。
元は奴隷で、裏切られてもおかしくないこの局面で全てをジルに託したルイス。
主人と従者という関係を超越した彼らの絆が感じられます。
ただ一つ気がかりなのは、ルイスの撃った銃弾が
ジルの胸を貫通しているように見えること。
逃亡のためとはわかっていても…大丈夫かな?
企みを知るジルに彼らの命運がかかっているだけに逃げ切ってほしい!
そんな中、謀略に嵌められ、囚われの身となってしまったジョエル。
陥れられても尚、正しく、他者を気にかける姿に人としての高潔さを感じました。
だけど、暗い牢の中で心細くなったとき、頭に浮かんだのはアダムでした。
こんなの実質もう両想いですよね(確信)
そして、ヒーローは遅れてやってくる!
味方に裏切られ、孤立したジョエルの元に駆け付けたアダム。
先の「いかなるときも常にあなたの味方」という誓いがここで生きてきます。
助けに来たアダムを前に感極まるジョエル。
来てくれたぁ…っと何とも言えない表情をしています。
それに釣られて泣き出しちゃうアダムも格好いいのに可愛い…
ジョエルを救い出すため、自らを囮にしたアダム。
ラストの綺麗な笑顔がフラグっぽくて怖すぎる!
他にも誘拐されたルカの安否や逃亡したジルの消息は…?
見事なまでの八方塞がりで、クリフハンガー的結末に
今から続きが気になって仕方ありません!
あとがきで鈴木ツタ先生が書かれていた通り、大幅に増えてしまったそうでⅣ巻まで続くそうです。
少年王クリスの叔父のサイモンの根回しが効いて、今回はジョエルが捉えられた所で終わっていました。
ルイスとの会話で如何にサイモンが破綻した人物なのかが読み取れます。
サイモンの失敗はルイスに取ってルカがどれ程大事だったか知らない事でしょう。
そしてルイスとジルの従僕を超えた絆です。
まさか善良そうなレオネルがサイモン側だと思いませんでしたが、彼が寝返る可能性が無いとは言い切れないと思いました。
アダムとジョエルにまだ進展はありませんが、ジョエルのアダムに対する気持ちはかなり変化したと思います。
むしろこのままの関係でも萌えます。
個人的に好きなロッチ枢機卿とアダムが気が合ってたシーンがお気に入りです。
Ⅳ巻で終わらなくても良いし、なんならⅤ巻まで読みたい気持ちです。
早く続き読みたーい!
ここでお話が一気に動き出します。
正義の人ジョエル。その正しさ故に取り立てられるも、それをよく思わない輩、王子の弟サイモンに恨みを買っているようです。
ジョエルはサイモンの陰謀に巻き込まれて、盗賊されますが、ジェエルを信頼する協会、そして絶対的に彼を支える存在、アダムが彼を救います。
口には出さずともただ信じて待っていたジョエルが、本当に自分を救いにきてくれたアダムを見たときの表情が、泣かせます。
幼い王と、ルイスの弟ルカの友情&恋情を脇に添えつつ、メインカプの絆がより一層深まるIIIです。
あの髪にあの髭のジョエルを口説くアダムを見てもお笑いにはならないところがすごいなぁと。ツタ先生の絵が綺麗だからか。ジョエルご本人は喜劇と言っているが。
この類の作品は、やはり完結後に読むのが自分向きだと確信。広げた風呂敷が読者に歓迎される形で完結している安心感が欲しいのです…
この作品のお色気担当ルイスとジルもお色気的な意味では静かだったので、濡場のない1冊ですが、ジョエルとアダムはいちゃいちゃしてます。2人の距離は正直1巻で既に詰まりきっていた気もしますけれど。特にジョエルに大義名分が必要なだけで。
ボーイズのラブではない側面が盛り上がってます。政治のうんちゃら。ジョエルが捕まる展開は面白いですね!謀略が深すぎる作品ではないところがまたとっつき易いのかな〜とも思ったり。
それぞれの想いや企みが交錯する第三巻。
国家の情勢が不安視される中。結構シリアスな場面の筈なんだが、アダムとポールの冗漫なやり取りや、意外にもルイスとサイモンのやり取りですら洒脱で。緊張感はそれ程感じられ無い。いや、国家の危機なんだよね⁈大丈夫なの⁈っていう。実際は全然大丈夫では無くて。
ルイスは、故意的にか、漏らした言葉によってジルを手放す事になるし。サイモンの、嫉妬と独占欲を哀れに思ったのかルイスはみすみすサイモンに手を貸してしまうのか。
モンタギュー卿は、アダムの知らないところで囚われの身となり幽閉され。王位を望むサイモンに幼ない陛下と王妃も隔離されてしまう。アダムはモンタギュー卿を救うことが出来るのか⁈ 国民はこのままサイモン達が計った様に踊らされ、モンタギュー卿に濡れ衣を着せたまま処刑へと盛り上がってしまうのか。いや、もちろんそうはさせないと思うのだが。不穏過ぎてハラハラする。フランス革命前夜みたいなのである。
ただ一つ。幼ないクリス陛下がルカに想いをよせる様子が可愛いらしい。クリス陛下はもうルカを女の子だとは思って無いけれど、結婚を申し込む位には慕っている。もしかして、この小さな恋が両国の架け橋になる、というような展開でも良いな。
待ちに待った3巻目。
「II」のラストで、サイモンの冷酷に震撼したのですが…
「Ⅲ」の冒頭は可愛らしい幼王・クリスと隣国王子・ルカの仲良し〜なエピソードから始まり、ホッとする。
しかし、この2人の可愛らしさもしっかり陰謀暴きの舞台に関連してきます。
ルイスはサイモンの魔の手からルカを遠ざけるためにルカをタンセに帰国させる、そのお別れパーティーを仕切るのがジョエル/アダムの腹心・リスト。当然諜報の舞台という事に。
このように、モンタギューへの脅迫から始まった王宮の権力争いを絡めての宗教覇権争い、またサイモンの陰謀は未だ渦巻いて…
ついにジョエルが陥れられる!
裏切り者は誰だ‼︎私は驚きました!
陰謀との闘いはますます佳境に入ってハラハラ。
しかしBL的には、うーー…ん、まだまだといったところだし、エロ担当ジルxルイコンビの方もヤバい展開に。(ここはルイスがわざとジルを野に放ったんだと解釈してるんだけど…)
あとね、個人的にはサイモンの株が下がっちゃった。
「II」ラストでの冷酷さ、悪の枢軸、最恐ヒール、そんなイメージだったのに、実はなんとも底の浅いいじけ野郎。いつも2番手/それ以下というのには訳がある、思慮なし野郎、頭の回転遅い野郎。
敵の質が下がれば抗争の質も下がっちゃう。そこが残念のタネ。
次巻待ってます。
約4年ぶりの続きということで、忘れている内容も多かったのですが、そこまで念入りに復習しなくても案外理解できて良かったです。国同士の関係性が大まかに頭に入っていれば大丈夫かも。今回もBLとしての進展は薄め。ジョエルからアダムにキスを仕掛けるシーンには驚きましたが、そこから濡れ場に発展することもなく、2人の関係性はまだまだ穏やかで健全なものです。ただ、そこかしこにアダムの熱量は散りばめられていて、ジョエルへの想いの強さは十分伝わってきます。クリスとルカの子供コンビも可愛らしく、癒されました。今後の情勢も気になりますが、できればBL要素も濃くなっていって欲しいですね。
鈴木ツタさん “もッ!” お名前みるとつい買ってしまう
作家買いを超え 買わずにいられない 自分の中では もはや作家害な作家さん
お年いくつなのかしら?って思うくらい 地味に変なツボを押してくるんですよね
もぅ やだわ………
ぶっちゃけ ツタさんが書かれる ゆるふわ大型優男がね 好きですッ! すきッ!
(大型って言ってる時点で優男か?ってなりますが そこはほら 言葉のあやって事で)
で【BARBARITIES】ですが 超個人的に言って お話自体読むのは若干めんどくさいです
小さな国をめぐる 政治・宗教・野望 そこに絡まる 欲望 希望
どこをメインに読むかで視点がかわる あの苦手なやつなんですよ
小難しい話になればなっただけ 思うんです 読み方が他人さまと違うからな って
いや 視点を『小さな国の内政』に定めてしまえば面白いんですよ でもメインで読みたいのが 時世や様相じゃなく 色恋沙汰の方だと めんどくさいもんてんこ盛りで『ままならない恋』ってところを探すには なかなか込み入ってるお話なんだもん
こちとら アダムの 恋に一途すぎてトンチキなとこ ジルが寝首を掻くことを望みながら愛欲に溺れるとこ を見たいがために読んでるからね
そんな言い訳けをダラダラしながら
前の終わりが凄惨だっただけに 入念にお復習はしたつもりです ← ほんとは似たようなじいさんばっかで どこのじいさんが殺されたのかよくわかってない
余興は『純心なお子さま陛下をたぶらかす 色ボケ子爵』って感じ?
まぁ アダムの色ボケを諭す 子ども陛下がね 聡いです
本題は しれっと現れ非道を見せつけたサイモンとの確執 枢機卿の存在意義をさらっと盛り込み 前半部分が 幼い恋心 と 2巻で曖昧だった部分の補足 後半ではサイモンの策略から露呈するジルの思いを
つまらないプライドだけの王位奪取
先に1歩すすんだ ルイスとジル
お話の切り替わりに入る アダムの色ボケ
多様の限りを突っ込まれ 各々の思惑がわからないまま 反逆の火蓋が切られる
またね 気になるところで終わるの
王位に関わる謀反や反逆に軸をおいて読まされ 勝手に盛り上がったもんだから尚更
「えーーーーーーーーッ ここでおわる???????」と
大人たちの色恋ほぼすすまず かわいい恋のはなしが唯一の癒し
いやぁ アダムの最後の笑顔がね
まぁ 彼のことだから またトンチキな感じで躱すんだろうけど 恋は一向にすすまないな…
続きはいつ出るのだろう?と非常に楽しみにしていた1冊です。
これまでの1,2巻と比べると分厚い…!と、紙本の厚みにワクワクとしながら読みました。
アダムとジョエルのひたすらにもどかしい恋の行方がどうなっていくのか?ジルとルイスは?など、大人組のあれこれが気になっていたはずなのですが…
3巻でBL的に萌えたか?というと、うーん?と首を傾げてしまったのが正直なところです。
というのも、作品全体に舞台となる架空の国の政治や、それぞれの陰謀・宗教・その他もろもろがぐるぐると渦巻いているので、恋愛的な要素よりもそちらの描写の方が印象に残るのですよね。もちろんこちらも面白いです。
合間に挟まれるコミカルなエピソードにクスりと笑いつつ、ちょっと私にはお話の内容が少々難しくなってきてしまいました。
展開は面白いと思うのです。
でも、もうちょっと萌えもほしかったななんて。
なので、今作では幼いクリスとルカのやりとりに終始心奪われるばかりでした。
なんだかもう、この2人のピュアすぎる姿が可愛くて仕方がなくて、22話で完全に心身ともに浄化されるかのようでした…可愛すぎる…
クリスがジョエルからの言葉をふと思い返すシーン。モノクロなのにページがキラキラとしていてすごく好きです。
そして、物語はこれまた気になるところで次巻へと。
途中途中で躓きそうになりながらも、中盤からの流れがグッと惹き込まれる面白さでした。
次こそ結びの部分が読めることを期待して、今回はこちらの評価で。
BLと言うよりはブロマンスに近い歴史漫画という印象。そんな目線で読んでいるのでBL的萌え評価は置いといて中立にしときました。
大国に囲まれた小国ロラインを舞台に様々な思惑が交差してアダムとジュエルは今後4巻でちゃんと結ばれるの?不安になってきた笑
幼き国王クリスと隣の大国の国王の息子のルカのちびちゃんコンビがかわいくてにやけます。
プロポーズかわいかった〜。
これはスピンオフで将来大人になった時の2人を描いてくだい!伏線ですよね?
ただし、ジル✖︎ルイスの元奴隷攻め次期国王受けは全腐女子が刺さるのではないでしょうか。。。