ラブネスト 2nd 下

love nest

ラブネスト 2nd 下
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神189
  • 萌×247
  • 萌13
  • 中立2
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
19
得点
1174
評価数
256
平均
4.6 / 5
神率
73.8%
著者
南月ゆう 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
サヨナラゲーム
発売日
電子発売日
価格
¥720(税抜)  
ISBN
9784403667626

あらすじ

女手ひとつで自分を育ててくれた母に自身がゲイであると言えない匡人と、
全てを知った上で旭を受け入れた匡人の母。
二人の想いを聞いた旭は……。

表題作ラブネスト 2nd 下

八島 旭,38歳,建築士でバツイチ
穂積匡人,30歳,システムエンジニア

その他の収録作品

  • 好奇心は猫を転がす
  • カバー下(追加の登場人物)

レビュー投稿数19

セリフ1つ1つが沁みる読み応え。絵もストーリーも最高のクオリティ

今更ながらだけど、ラブネスト作品の表紙4つとも全て家の中なんですよね。
ラブネスト…すなわち"愛の巣"を意味するがごとく、旭と匡人が2人だけの生活空間で過ごすひとときが微笑ましいです。
リラックスした雰囲気と自然体で飾らない2人が素敵。特別なことをしなくても、こんな風にいつもの日常のやりとりを見せてくれるだけ満たされます。住み心地の良い部屋、匡人の美味しい料理、旭にたまにちょっかいをかけられながら、イチャついて…と。家族のように呼吸ができる2人が最高でした!

ラブネスト2ndは、家族がテーマになってるなという印象です。
親と子として向き合う旭と匡人に焦点が当たり、2人のこれまで生きてきた過去にも必然的に関心が向かう今巻。どんな家族関係だったのかとか、どんな思いで過ごしてきたのかとか、家族の思い出にも触れ、旭と匡人それぞれのバックボーンに深く切り込んだ内容が展開されていきます。
過去のトラウマだったり、元カレの残像に囚われていたりと、苦しみ悩む時期もあったし、今もまだトラウマから払拭できてない状態だけど、でもそんな過去でもちゃんと現在に繋がる意味があるんですよね。
旭と匡人が出会えたのはまさにそんな意味。それぞれが抱える暗い過去がなければ、そもそも出会うことがなかった。奇跡なのか運命なのか分からないけど、暗い過去も明るい未来に上書きできるほど、今すごく幸せそうな旭と匡人の姿を見て嬉しくなりました^ ^


色んな人たちに見守られ、応援されながら、今を幸せに生きる恋人たちの姿に酔いしれました。複雑な心理描写を始めとする、心の傷、家族との関係などなど、難しい案件を盛り盛りに盛り込みながら進むストーリーは圧巻。イチャつきターンもたっぷりだし、見応えしかない作品。もー…めっちゃ良かったぁぁ…(〃ω〃)
旭と匡人のストーリーは、郁央&要祐、ナルのどっちも登場するから楽しいです♪
たまに読み返しては癒されてます。今後も楽しみます!

0

幸せ最上級

いやー、甘々でした。

旭の心の闇が1つ癒されましたね。
旭ってガサツに見えるけど、辛い過去があって実は繊細なんでしょうね。
相手や自分が傷つくのが怖くて、欲しがらないようにしたんじゃないかな。自分が欠陥品だと思いながら生きていくのは辛かったと思います。
匡人が大きな愛情をかけてくれたり、言葉一つ一つに救われたり。
旭にとって匡人は運命の人だったなと思います。
出会えて本当に良かった。
匡人も言ってたけど、旭と匡人が出会うための布石だと思えば失恋も不妊症なのも、良かったんじゃないかな。
そういう考え方に導いてくれる匡人が素晴らしい。
こういう考え方が出来るようになったのは旭のおかげなんでしょうけど。
お互いを思い合える成長させられる素敵なカップルだと思います。
お父さんに直接挨拶出来なかったのは残念だけど、それもそれで良かったのかもしれません。
匡人が少しづつ旭との関係を告白してますね。傷つくこともあるかもしれないけど、旭と一緒なら乗り越えられると思います。

1

やっぱり下巻はすごい!

今から深刻な話はじまるなあ、、ってとこで終わった上巻。身構えてページを捲る、と!すぐ目に飛び込んでくるカラーページのマサトのtkb、、!たまらん、、カラー強いぃぃ(*´◒`*)

このカットだけ見るとめちゃくちゃ攻め顔なのにtkbがぷるんぷるんでなんかもうたまらん、、

「今年初チューだ」って喜ぶ30オトコ、めちゃくちゃ可愛いなっ

ラブネストは全巻にわたってナルさん大活躍だよなあ。ものすごく周りが見えている。この人がいるのといないことじゃ、拗れ方が全然違う

「これまで辛いと思ったこと全部あんたに繋がってる」
泣くしか、、!!!!

からの!
「悪いけどコイツ、俺のオトコだから」
!!!!!(声にならない叫び

マサトくん、どんだけこちらを萌えさせれば気が済むのか、、やっぱり下巻はすごい(1stもそう思った)
上巻が神評価じゃなくても、下巻も読むことをオススメします

1

セリフが多い

セリフばっかり。。読みづらかった。。
問題が起こたら外野が助言して解決っていうのが続いてます。いつも都合よく外野が動いてくれるので、ストーリーはスムーズに進みます。
助言するためだけのキャラいすぎ。
漫画ですが都合よすぎて。。

キャラの性格も外野の長いセリフで説明されてる感じ。

最初は男らしかった匡人も要祐も両思いになったら、うじうじした乙女になっていて受け入れられませんでした。
サヨナラゲームは好きだったので残念です。

絵は綺麗です。

3

恋のその先へ

読み終えました〜。
これは"BがLするお話"では収まりません。
2人だけがイチャイチャしてラブラブ甘々なお話も大好きですが、1人の人間として、家族や社会の一員として悩んだり、成長したり、かけがえのない人と出会って愛し合って…そんな「人生」のお話と言ってもいいんじゃないかなぁと思います。

旭の心の奥にある澱を匡人に話せて良かったです。
離れる事なんてもう出来ないだろう2人なので、これからはもうなんでも話し合って乗り超えて欲しいなぁ。

とっても内容的に濃厚で、エッチも濃厚でした。

シリーズまだ続くそうで、南月先生の頭の中には4人(いや、もっと?)の着地点のビジョンがあるそう…。
幸せな着地点だといいな。

1

私の神本!

ゆう先生の作品は言葉や台詞ひとつひとつが心に響きます。人間関係やキャラの心情がとても丁寧に描かれていてめちゃくちゃ感情移入してしまいます。
今回は旭さんの過去やトラウマが細かく描かれていて
最後めちゃくちゃ泣きました( ;∀;)
前作と合わせてかなりのボリュームなのにまだまだ読みたいと思う素晴らしい作品です!
シリアスあり笑いありwそして何といっても絵がめっちゃ迫力あって超綺麗!背景や料理も細かく描かれて毎回楽しみです!

1

旭が穂積に抱える罪悪感・・・

今作は旭にスポットがあたったお話でした。
さらに、穂積のお母さん、旭のお父さんも登場し、男同士が愛し合い、一緒に暮らしていく過程で立ちはだかる親へのカミングアウトや、旭が穂積に抱える罪悪感が募って行き・・・なお話でした。

旭は子どもが作れない体で、奥さんは悪気はないが他の男との間に子どもができ、家を出て行きました。
そんな傷心の頃に出会い穂積と結ばれたのですが、欠陥のある自分が穂積を選んだのはそのことを意識しないで済むからではないかと自分を責めます。
決して穂積を愛していないわけではないのにどこか引っかかり思い悩む旭。
そんな旭を穂積はどう支えるのか。上下巻なので2人の行く末を堪能できます!

そして、サヨナラゲームシリーズはまだ続くとのこと!!やったー(*^ω^*)
スピンオフもあるかもとのことで、ぜひナルに真実の愛を教えてあげてください!!!!

4

読めて良かった〜

上巻から続いて匡人の実家での、匡人の母親と旭の会話がとても素敵でした。

そして旭の仕事の苦境を食事面から支える匡人が既に嫁なんです。

友人のナルに指摘されても自分の殻に閉じこもったままの旭に、そっと寄り添う匡人の愛情がまた良いのです。

旭を労う為の旅行を計画したり、旭の父親が亡くなった時も黙って側で手伝う匡人がいました。

遺品によって父親の密かな思いを知る事が出来た旭はようやく殻を捨てる事が出来ます。そして匡人の言葉には旭の過去を違うものと変える力がありました。

2人のお互いを思う愛情がとても素敵でした。

南月先生によれば長編になりそうだったので、プロットから変更したとあとがきにありました。

こんなに充実したお話を読む事が出来て感謝しかありません。

そしてシリーズがまだ続くそうなので楽しみにしたいと思います。

2

ラブなネストなんだよ

母親のことを話しながらや、初日の出を見に行く途中や、旭の甘い一言一言にきゅんきゅんする匡人が相変わらずかわいい。
やさしいこと言ってあげる旭もいい男だし。
この2人は、甘々とやいやい言い合うおかしさのバランスがとても良くて好きです。

匡人の母親と旭の会話もいいですね。旭の率直で誠意ある言葉に人柄が表れていて、母親も納得してくれて。いいお母さんだ。

これまでも思ったけど、旭ほんと人間力高い。営業が苦手というけどコミュ力高いよね。

匡人の誕生日の話をきっかけに、お互い守り合っているとわかって良かった。そこよね!

父親のお葬式の時、旭が匡人を目で追って確認して安心していた、というのすごくわかる。そういう時、大切な人に身近にいてほしいものですよね。匡人がそういう存在になり隣にいてくれて良かった。

ネストは、巣、入れ子という意味らしく、タイトルは愛の巣、愛の入れ子てことですよね。
入れ子は、継手にもかかっているのだと思います。
継手は、手をつないでいるみたい、愛と絆。
旭の父親が作った継手の木材は虫食い、でも父は穴の一つや二つは勲章みたいなもの、虫食いだって芯が強ければ大事なものを守れる、といいこと言う!
虫食い=欠陥品とも言えるわけで。
しかもその継手には「旭 恒生 自分に負けるなよ」との文字が。それを見て初めて涙を流す旭がまたいいですよね。父親に対する複雑な思いがたくさんあっただろうし。
母親の「欠陥だらけ」の呪いも、匡人に話して、匡人の言葉でとけたようで良かった。
匡人が旭の過去に意味をくれた、いい言葉。

桜の下での旭の愛の告白がいいし、匡人の反応がかわいくて最高のラストですね。

ナルが言う、旭の過去を変えられちゃった、過去に起こった出来事は変えられないけど心象を変えることは可能、は同感。自分の中の過去に対する印象は記憶なので自分次第で変えられますもんね。

描き下ろしでは、奥まで…ごちそうさまでしたw

郁央×要祐、旭×匡人のお話はまだ続くんですね。うれしい。

そして、スピンオフの可能性 ← ナルですよね。番外編に嫌と言うほどナルのストーリーの伏線が詰まっていた。
正直、ナルは狂言回し的な役割として必要だと思いますが、なんでもわかっていそうな感じ(実際、人のことをよく見てわかるんだろうけど)いつも上機嫌で愉快そうに人を弄ぶところ、が好きではないです。
でもそんなキャラがスピンオフで主役になると、本気の恋愛をして悩み傷つきかわいらしくなるのもBLあるあるなので、その点では期待したいところです。

4

上下読みました。

こちらの上下を読む前にチェンジワールドから読み返しました。
郁、伊藤くんカップルは安定のラブラブっぷりですね
伊藤くんの愛情表現にはくすくすっと笑ってしまうほど

旭、匡人くんカップルは匡人くんの素直さというか旭さんのことを大切にしている気持ちが痛いほど伝わってきてどうにか最高にハッピーな結末を迎えてほしいとただ祈るばかりでした
今回はそれぞれの家族も登場し、丁寧に心情が描かれたストーリーは小説を読んでいるような気持ちになるほど。

次はスピンオフでぜひナルさんヒロインの1冊、いや2冊(何冊でも!)をお願いします!

4

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う