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大学生の甥っ子×ライターの伯父 再同居から始まる家庭内・年の差恋愛事情
tamayura no hibi
19歳年の差、血の繋がらない甥と伯父の関係性。
2人の関係性がまず切ない。
主人公充の弟が20歳の時に連れ子のいる年上の女性と結婚、割とすぐに女性が亡くなり血の繋がらない親子プラス伯父の3人暮らしをする事に。
甥っ子の和泉くん15歳の時には、更に義理父である弟まで亡くなって、血の繋がらない伯父と甥の二人暮らしに。
何とも複雑なステップファミリー。
でも、不幸な感じはないんですよ、切なさはあるけど。
18歳で大学入学時に、愛の告白と共に家を出た和泉くんが20歳を前にまた充の住む家に戻ってきます。突然キスされたり、気持ちを冷静に伝えてきたり。
早くに自立を強いられたからか和泉くん、冷静で大人びてます。むしろ、アラフォーの充の方が心乱されてます。
私が伯父の立場だったらやっぱり、すんなりカップルにはなれないからこの主人公みたいに悩んじゃうよなと共感しながら読みました。親子同然に過ごしてきた相手から求められるのって、別のとある作品では拒否反応がでましたが、これはセーフでした。
ちびっこの時のエピソード可愛いし、20歳の和泉はイケメン。子どもだと思ってたらいい男に成長してたらドキッとするよな。
しかし、主人公が二次元限定美おじさんでした。40歳で長髪美人は奇跡です。
シーモアで購入
修正がいらない仕様
作者さんの作品で初めて読んだ作品ですが、すっかりハマって、ほとんど制覇しました(笑)
今は40代でもカッコいい人います!なので自然に読めました。
甥っ子くんの積極性にあたふたして、意識しまくるオジサンみっちゃん。小さい頃からの関係や、運動会でカッコよくて自慢のみっちゃん。お父さんとも血は繋がってないけど、みっちゃんの方を好きになったんだね。微笑ましくて、切なくて、キュンキュンしまくりです。展開も速くて、2人が結ばれるところはもうドキドキ。最高でした!
血のつながっていない伯父と甥の二人暮らしのお話。
幼いころからずっと一緒に過ごしてきた相手への「好き」の感情を考える話だから、これも、幼なじみ両片思いのバリエーションになるのかな。
二人は、伯父甥と言っても血縁関係はないし、甥の泉水の方は作中で二十歳の誕生日を迎えるしで、その辺がちゃんと2020年の倫理観なんだろうなって感じる。
伯父の充も、40歳にしては小ぎれいなところも、泉水の目には美化されているってのもあるだろうけど、実際最近の40歳・独身のライターだったらそんなにオヤジオヤジしないだろうと思うし、この辺もやっぱり今の作品って感じです。
そして、二人はこのまま、しれっと二人で平穏に暮らしていっちゃいそうなところも、やっぱり今の作品って感じです。
地雷というほどではないのですが、長髪受けにあまり萌えられない私に珍しく刺さった作品でした。母親の連れ子として血の繋がらない父親の元で育ったものの、早くに母を亡くした後、成人するまでに父も亡くしてしまった泉水。唯一の救いは両親とも彼を心から愛していて温かい家庭だったことですが、だからこそたくさんの思い出があって、突然襲ってくる孤独が身に沁みて辛い。それは、泉水の父の兄である、充も同じ。
ただ、この作品ではその辛さが強調されて描かれてはおらず、あくまで泉水と充の日常の中に時折湧き出るものとして描かれます。大切な人を亡くしても、1人ではなく、2人での生活は続いている。血の繋がりがないことなど微塵も感じさせない家族として、2人は穏やかな日々を築いています。その描写が微笑ましく、温かい。そして、成長と共に、昔から充への好意を募らせてきた泉水が動く。家族という絆の上に、恋人という関係性を優しく重ね合わせる2人。いろんな意味で難しい題材だったと思いますが、とても自然に、違和感なく読めた物語でした。
波真田かもめ先生の作品、『スモークブルーの雨のち晴れ』が好きで紙も電子も揃えています。
こちらも先生の作品だと知り読んでみました。
しっとり、穏やかな日常を描きつつストーリーが進んでいきます。
甥っ子からの突然の告白に困惑し、「ないない」としながらも段々と惹かれていってしまう過程も丁寧に描かれていて、年下ワンコ攻めも文句なく可愛い。
『スモークブルー』には翻訳のあれこれが出てきますが、こちらの作品も受けがライターとあって、色々な文学作品が出てきて本好きとしては萌えました。
三島由紀夫の『仮面の告白』(←三島由紀夫自身の性志向をもとにしていると言われる、自伝的作品)がメタファーとして出てきてました。
あっあと、あと、初めて体を重ねるシーンが最高にえっちです。。
我慢できなくてぐぐっと持ち上がったパンツ越しの攻めの攻めに、グッときた。
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なんとなく100%自分には刺さりきらず…となったのは、以下の理由からかなあと思います。
・淡々としている(良くも悪くも)
胸が締め付けられるようにぎゅーっとなった後、ほっと安心したりぐっと喜びが込み上げてくる…のような、波のような感情の起伏はなかったなあと。大きな山場的なシーンはなく、少しずつ変化していく二人の関係にフォーカスされていて、そこが好みの分かれるところなのかなと思います。
・39歳(→作中で40歳になります)伯父(血は繋がってません)が美しすぎる!!!
作中で色々気を遣っている、という説明はあったのですが、普通に20代、いってても30代前半に見えるぞ‥
そういう39歳男性も探せばいるのでしょうが、なんとなく現実味というか真実みに欠けると言うか…(いやそもそもファンタジーなんですけれども;)
うーん、一回読み終わっての感想を書きましたが、これは何度も味わうほどに、なんかいいな、という気持ちが深くなっていく作品のような気がする。
…ので、折を見て読み返してみたいと思います。
歳の差・ワンコ攻め・美人受けがお好きな方、日常系のストーリーがお好きな方にはきっと刺さる作品です◎
作者様買いでしたが、今回もはまらず…。
私はどうしても「おはようとおやすみとそのあとに」のような作品を期待してしまうみたいです。すいません。
年齢差はかなりあるものの、和泉が淡々として大人っぽいのもあってわちゃわちゃ感は皆無でした。
それでも何か萌える所があれははまったのでしょうが。
充が39歳なので性欲処理も馴染みのデリヘルボーイがいたりするけど、当て馬にもならず静かに2人の生活が進んでました。
デリヘルボーイが良いヤツってどうなのよ!
てっきり絡んで来ると思った充の大学時代の先輩もちょっとだけの登場で肩透かしでした。
そして2人の関係は淡々と深まる印象でした。
欲を言えば切なさが断然足りませんでした。
もっとジレジレモダモダして欲しかった!
そして受けが歳上の場合は、年齢差はせいぜい一回りくらいが自分の許容範囲だと判明してしまいました。>_<
家族同然に暮らしてきてからの…。
甥と伯父。叔父だったらまだ年齢差少なかったのに…。
泉水もねえ。身近にきれいでゲイで親代わりのお兄さんがいたら、そうなっちゃうかもなあ。
謎のお仕事してて、部屋には本だらけで。
泉水用の本までこっそり入れといてくれて。
と設定とBLを否定してるわけじゃないんですが。
泉水が充に対して照れたり頑張ったり何とか自然に振る舞おうとしたりは愛しいです。
充もねえ。我が子同然で40才と20才ですもんね。
泉水への願いが本当に泉水の幸せを願っててジーンときます。
うーん、充が40であの容姿髪型体型なのが、自分が田舎者だからかピンとこなくて。
色々あったんですが、あんまり心を動かされることもなく。
波真田先生作品好きなんですが、たまに個人的な好みとしてハマらない作品があり本作もそうでした。すみません。
「恋かもしれない」系と言いますかもだもだ系なのかな。
ライター業キャラ好きですし、郡司もよかった。
ですが、泉水がどうも落ち着きはらってかわいげなく感じてしまって。
充は20歳も年上で小説家を目指したような人なのに余裕がない。
焦って郡司といるところを泉水に見せようとするとか、なんだかな〜と。
共感も萌えも盛り上がりも特に感じられなかったです。
客観的には絵、キャラ、ストーリーどれもステキだと思います。