不器用なリーマン×囚われの烏天狗

明烏夢恋唄

akegarasu yume koiuta

明烏夢恋唄
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神113
  • 萌×256
  • 萌22
  • 中立6
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
24
得点
861
評価数
198
平均
4.4 / 5
神率
57.1%
著者
朔ヒロ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
マージナルコミックス
シリーズ
明烏夢恋唄
発売日
電子発売日
価格
¥720(税抜)  
ISBN
9784575380699

あらすじ

あんた俺を買ったんだから 好きに触れたらいいよーー…」

会社員の暁人が豆腐小僧に連れられ、足を踏み入れた妖怪専用の遊郭。そこで出会ったのは、黒髪褐色の烏天狗・翠蓮という美しい男娼で――…。
絢爛豪華な「遊郭」を舞台に繰り広げられる、男娼と客の純愛絵巻。

コミックス描き下ろしも収録!

表題作明烏夢恋唄

金沢暁人,サラリーマン
御岳山太郎坊翠蓮,200歳,烏天狗の男娼

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下・本編その後、設定裏話

レビュー投稿数24

問題を抱えたあやかしと人間が出会ってゆっくり恋を温めるお話

どの作品を先に読んでも後に読んでも違和感がなく世界観に浸れるシリーズです。
それぞれスピンオフ、ではなくシリーズだから、なのでしょうか。
こういう作品たちの場合、どれが先だっけ?読む順番は?となりがちですが、このシリーズに関してはそれがないです。ひとつひとつが完結していて、それでいて、大きな世界でつながています。
何周目かの読み返しで、改めてこの素晴らしい世界に浸ることができました。

あやかしと人間、という組み合わせのシリーズですが、他2作はメイン2人が割と力や本人のスペックが高めなのに対して、今作はあやかしも人間も弱めです。

烏天狗は過去のあやまち(事故みたいなものだけど)のために、力を貯めて使って約束を成し遂げるまで遊郭に縛り付けられています。
人間はごく普通のサラリーマンですが、公私ともにうまくいっていないときに、浦島太郎と亀的な出会いがあり、あやかしの世界、妖怪専用の遊郭に足を踏み入れます。

出会った烏天狗との交流は、遊郭という場所であったにも関わらず、すぐに性的な関係にはなりません。
これきりのはずだったのに烏天狗が気になってしまい、命を削りかけながらも会いに通う人間。
すぐに肉体関係にならないからこその心の動き、表情、言葉のかけあいがとてもきれいです。

また、他の2作と違ってメインの2人に弱さがあるのがこの物語の麗しいところだと思いました。
あやかしと人間、それぞれの弱さが醸し出す危うさ、のような空気感がすごく素敵でした。

0

美しい烏天狗と、幻想的な妖の世界をたっぷり楽しめる

何度も女性に騙されて、仕事は上手くいかなくて人生疲れてるリーマン暁人。たまたま手にした割符で妖怪の遊郭かすみ楼に行き、烏天狗の翠蓮と出会います。翠蓮は黒髪、褐色肌に緑色の美しい瞳を持っています。しかし、かすみ楼での翠蓮の男娼としての仕事ではあまり大切に扱われていない事に気づいた暁人はまた変なことに首を突っ込む、、、と思いながらも翠蓮を指名します。
翠蓮の和風の男娼姿がとても美しいです。そして、翠蓮と寝るつもりはないと言う暁人に見せるビジネスでは無い翠蓮の表情が可愛らしいです。そして、事情があって明け方に蓮池の上を飛ぶことしか出来ない翠蓮は、朝日に大きな羽が照らされた姿は美しくもあり、切なくもありました。
暁人はかすみ楼に縛られている翠蓮をほっとけないし、翠蓮も、男娼としての自分ではなく本当の自分を見てくれる暁人を気に入ってしまいます。
しかし、普通の人間と、妖の男娼では思うように逢うことは出来ません。暁人は翠蓮に逢う為に体を張って努力したのですが、結局は翠蓮とは会えなくて。しかし、そんな暁人の姿を知って、翠蓮は命懸けで暁人のいる現世に姿を現します。
現代風の翠蓮の姿がまた素敵で読んでいて、デートしている二人が普通にたのしそうで幸せで。しかし、、現世では夕方が別れの時間になるんです。かすみ楼は明け方が別れの時間だったのですが、朝焼けと夕焼けという夜と昼の狭間で別れの時間が来るところがエモいと思いました。このお話、朝焼けや夕焼けのシーンの絵はとても感傷的な気持ちになります。そして夜に提灯で張りめぐらされた結界の様子はとても幻想的な雰囲気があって、とても美しい世界に浸れます。
無理して現世に来てくれた翠蓮には必ず罰が与えられると知った暁人は、、ラストは直接読んで欲しいです。
暁人は無鉄砲な所があるけど、お節介で突っ込んだ首を最後まで諦めずに翠蓮に向けた所が良かったし、翠蓮は真剣に恋した事がなくて、ビジネスから離れると、途端に少年のような初恋に目覚めた可愛らしい姿に何度も見惚れてしまいました。
二人でタバコを吸うシーンはとっても良いですよ!
絵の美しさや世界観、設定がとても面白く、登場する妖はどれも個性的で見ていて楽しくて、萌えだけでなくストーリーがとても楽しかったです。

1

男娼とリーマン

ファンタジーBLですが、どちらかというと二人の恋物語がメインなので、それほどあやかし感はないかも。

彼女に振られて落ち込んでいるリーマン暁人。助けた豆腐小僧に例としてなにかのおふだをもらう。
これが、公園の奥地に隠された怪しの楼閣で、誰でも指名できるという札だった。。
という設定。

そこで出会った、翠蓮という烏の妖怪。朝黒黒毛のかわいらしい妖怪さんです。
二人は男娼と客という関係を超えて惹かれ合うが、しがらみもあり。
それをどう乗り越えてゆくのか、というお話でした。

絵がきれいで、Hもしっかりあります。
仕事柄擦れているかと思いきや純情な翠蓮。一方、チャラくみえるリーマンの暁人も恋愛や人間関係には真摯で。。
大きなどんでん返しはないけど、二人が晴れて恋人になるまでのストーリーを楽しめます。

1

絵と世界観がマッチ

きれいな絵と世界観がマッチしたドラマチックなラブストーリーだなと思いました。
妖怪モノってよくわからなくて、妖怪にも性欲があったり遊郭があったりするんだな〜と思いながら読んでいました。

明烏は…夜明けは一夜の終わりの意味で遊郭では烏は嫌われると翠蓮は言っていたけど
暁人が夜明けの大空を飛ぶ翠蓮を見て
─「夢の終わり」は一日(げんじつ)の始まり
─こんな始まりなら 少しは現実も 楽しいかも知れない
のシーンがよかったです。
そちらの世界で烏はそういう存在でも、暁人にとって翠蓮はきれいで飛ぶ姿にワクワクする恋する相手だというのがよく伝わる。暁人のポジティブな人柄も。

ただ、きゅんポイントの照れた表情とか、ここ萌えですよ〜とわかりやすく示されているようで正直なところ少し恥ずかしいなと思う場面がいくつかありました。

暁人のスタイルの良さ、翠蓮の腰を抱く絵が好きです。

壺に憑いていた犬神と暁人が盟友になっていたのは笑いました。どこまでいい奴〜。そしてポチ太郎ってw
番頭さんの妖怪、公園にいた妖怪の子どもたちがかわいらしかったです。

noe67ではアンドロイドの設定がしっかりしていて読み応えあり、本作では妖怪の世界…あとがきの陰陽五行のエピソードがおもしろかったです(私は詳しくないですが)
ファンタジーでもこういう裏設定、マンガの中の理(ことわり)がしっかりしていると、どういうこと?と変なところで疑問が沸かずストレスなく読めるのでありがたいです。こういう作家さま好きです。

1

クリティカルヒットやわ

遊郭モノ、和風ファンタジー、黒髪褐色美人お兄さんと一途でイイ人すぎる攻めの、切ない純愛、だと…?

わしの大好きなワードばっかりじゃん。
えっ、コレ、間違いなく「神」でしょ?

もうね、すべてが自分の好みに命中しすぎて客観的にレビューが書けない。すみません (^^;)

『恋染龍雨衣』が良かったので、次にシリーズ1作目のこちらを読ませていただきました。相変わらずの絵の美しさと伏線回収の凄さに圧倒されました!特にクライマックスのシーン、先がもう絶望しか見えなくて泣きそうになりました。

朔ヒロ先生の作品はどれも本当に素晴らしい。いつか先生の上下巻マンガとか読んでみたいです!

2

読むのが逆になっちゃったけど

「明烏夢恋唄」「羅城恋月夜」「恋染龍雨衣」の中では1番切なかったと思いました。

それは暁人が1番平凡な人間でお人好し故に、危ういと思ったからです。実際に翠蓮と出会ってなくても真っ直ぐで無鉄砲な生き方は長生き出来ないと思いました。

でも、そんな暁人だからこそ翠蓮は禁忌を犯してまで彼を危険から遠ざけようとするんですよ。それが逆に暁人を危険な目に合わすとは思ってないんです。

誰にも理解されずに年季が明けるまでを淡々と過ごしていた翠蓮の元に届いた光が暁人なんです。このお互いを思う気持ちにジンっと来ました。

やはりこのシリーズ大好きです。もっと人気が出てその後の3CPのお話が読んでみたいです。続巻希望します。

個人的に暁人が買った壺に入ってた犬の妖怪が好きでした♡

3

作画が天才

遊郭モノ。ストーリーは、男娼の足抜けを攻くんが(結果的に)サポートするというあるあるなんですが、受ちゃんが妖怪(烏天狗)で攻くんが人間なので、ちょっと勝手が違います。

まず、作画がめちゃくちゃ綺麗!受ちゃんが黒髪褐色という大優勝設定。長髪キャラってそんなに好みでないんですが、そんなの蹴散らされるくらいに美しいです・・・お顔だけではなく身体も美しいのが、本当に天才!

もっとエロ強めかなと思いきや純愛でした。

禿の豆腐小僧?も可愛い。最新作まで3冊購入してるので、続きも楽しみです!

1

妖怪と遊郭なんて2倍美味しい

妖怪いいし、黒髪褐色肌美人もいいし、遊郭もいい。
良いところたくさんの設定で、面白く読めました。

翠蓮が暁人に会いたくて、遊郭の結界を破ったシーン。そして現世で暁人とデートするシーンが好きです。たった半日の自由。好きな人と過ごすという、翠蓮にとっては夢みたいな世界。
暁人を危険な目に合わせたくないから、もう会うのはやめようとする、そういう健気な姿に私はとても弱いんです。
暁人がちゃんと翠蓮を迎えに行ってくれて良かった。

もしかしたら、このまま妖怪の世界に住んじゃうのかなと思ったら、2人とも現世で生きていくんですね。妖怪が見える時点で、ちょっと特殊な能力がありそうな暁人なので、妖怪の世界でも生きていけそうな気がするんですよね。

寿命の長さが違いそうな2人。これから問題山積みですが、翠蓮を幸せにしてほしいです。

2

明烏夢恋唄

いつか読みたいと思いながら、あまりファンタジーは選ばないのでずっと積んでました

読んだ感想はレビュー通り、素敵なお話でした
サラリーマンと妖怪のお話
線が細い絵にぴったりの世界観で不思議な雰囲気がとても心地よかったです

人と妖怪のままならない気持ちや、会いたいだけで会えない距離
ファンタジーなのにすごく切なくて美しかったです

設定も面白かった
まだシリーズでお話があるのでそちらと合わせて読むのも大変お薦めです

ファンタジーあまり好きでは無かったですが、こちらはがっつり人外ですが心情が繊細なのでとても好きです

1

正統派ラブストーリー

モノノケ系作品自分から選ばないジャンルだけど、オススメされてるのを見て興味持って買ってみました。

遊郭モノは好きなジャンル。
妖怪専用の遊郭にうっかり迷い込んだ暁人と
そこで男娼として働く烏天狗の翠蓮。

妖怪たちがたくさん出てきて楽しい。なんか知ってるような知らんような妖怪たち。(水木しげる妖怪大百科みたいなのを子供の時によく見てた)

妖怪と出会ってもうろたえず平然としてる暁人。小6まではよく見てたって、すげーな。
割と順応性がある。ギャーギャー騒がず現実を受け止めるタイプ。(そーゆーヤツ好き)

だからといってノンケの暁人は、美しく妖艶な翠蓮が抱いてもいいよと言えども流されないまともな好青年。
最近読んでた本とは違うなー。ノンケなのに誘われたらすんなり寝ちゃう奴ばっかりだった。

このお話に出てくる子たちとても真っ当で意地悪な事もないし、ひねくれてたりもしない。
お話も山場は勿論ありますが、突拍子ない事は起こらないので、素直に読める作品。

だから、重版かかって第四版になるくらい人気なんだろうなー。

ただ、私はついついヒリつく展開を期待しがちなので、遊郭なら翠蓮がお客と寝てるシーン(ひどい事されているなら、なお良い)があると、甘いシーンとの比較でより萌えられるのになーなんてゲスいこと考えてしまいました。

[個人的に良かった点]

烏天狗の羽が生えているので、羽の部分が工夫されたエッチな和装

翠蓮が無防備にちびっこみたいな顔でスヤァーしてるのかわええ

暁人、ダサT着て近所ぶらぶらしてるのに、翠蓮が自分の元にやってきた時に、そのダサTを翠蓮が着て喜んでる(いいなぁと、思ってそうな顔してる)時に恥ずかしがってるトコ。(好きな子の前ではカッコよくいたいんよね)

街ブラデート中腰をガッチリホールドしてるトコ

気合の入った作画のシガーキス♡

2人共がヨくなれる方法としての69
「…ほら、口動かひて」
って
攻めが普通言うセリフを翠蓮に言われちゃってる暁人

1

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う