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yoake no uta
絵がきれいで読み始めましたが、話もしっかりしていて引き込まれていきました。
アルトが忠犬で覡様大好き!きれい!可愛い!好き!でなんとかエルヴァを役目から解放させてあげたい、好きだからずっと一緒にいたいって思っているところ、エルヴァはエルヴァでアルトのことは大切だけど自分にばかり構ってしまうアルトの足枷になりたくなくて悶々としてしまうところもまた良くて、二人の関係がこれからどのように進んでいくのか楽しみで仕方ありません。
コミックではレアなフォークロア系ファンタジー。現在、いいところでお預け食らっております……
めちゃくちゃ作画が素晴らしく、コマ運び、負担のないセリフ量などから、マンガを描き慣れていらっしゃる印象を受けました。またまた新しい作家様のコミックにのめり込んでしまった感じです。息もつかせぬストーリー展開に、結末まで絶対に見届けねば!と強烈に惹きつけられました。
とある時代のとある島。海辺の村では、いつぞやから成長とともに髪が白くなり、「花付き」の模様が額に浮き出る子供たちを覡様(かんなぎさま)として村から隔離し、村を守るお役目を負ってもらう習わしが続いている。覡様は浜近くの小屋に一人住まい、夜ごと海から上がってくる得体の知れない存在を駆逐する。そのお陰で村は平和を保たれているため、覡様は表向き村人に敬われてはいるものの、裏ではその特異な見た目から疫病神のように敬遠されていた。
幼い頃に孤児になってしまったアルト。母親の妹家族に身を寄せて天真爛漫に育った彼は、10才(12才?)になると島の南を守る覡・エルヴァと出会う。エルヴァは一見、アルトより少し年上のように見えるけれど、まだまだ少年といったところ。なのに毎夜黒い海と孤独に戦い続けることで短命にならざるをえない覡の宿命を知ったアルトは、エルヴァに仕え、できるだけ身の回りの世話をすることを心に決め——
主従ロマンスです!アルトの激ワンコぶりを愛でつつ、孤高の美少年・覡エルヴァ様(と二人)がどのような最後を迎えるのか、ハラハラドキッキドキ。ハッピーなのかバッドなのかメリバなのか…エンディングが全く予測できないところが、期待と緊張感を上手いこと引っ張ってくれますね笑
完結までわからないけれど、今のところ神です!!
連載当初からとにかく読む人を惹きつけるストーリーに毎回続きをドキドキしながら待っています。
ユノ先生の描かれるキャラクターや言葉はもちろん、美麗で魅力あるイラストが目を引きます。
「夜明けの唄」は呪いで体を蝕まれながらも、村の人々を守るために一人で闘い、覡としての使命を果たすエルヴァ様と、覡として生きるエルヴァ様と出会い孤独に生きる彼を守りたいと決意する心優しい少年アルトとのお話。
人々から恐れられ、孤独なエルヴァ様と一緒に過ごすうちに魅力を感じていくアルト、真っ直ぐで温かい言葉や表情をみせるアルトの存在に安心感を覚えるエルヴァ様。2人がお互いに大切な存在となっていく過程がとても丁寧に描かれています。
エルヴァ様は幼少期のアルトを一生懸命に懐いてくるかわいい子犬のように思っていましたが、成長するにつれてアルトが見せる表情や向けられる感情が大人びいていきます。そんなアルトに戸惑いながらも意識していくアルト様がとても人らしくかわいく思えました。
覡の宿命、謎に迫り今後どのような展開になっていくのか毎回ハラハラしながら読んでいます。
どの回もボリュームがあり、読み応えたっぷりです。ストーリーはもちろんアルト、エルヴァ様の周りの登場人物も魅力があります。ユノ先生の人を惹きつける物語の構成やキャラクターが本当に大好きです。
8月6日には単行本の発売もあり、ぜひたくさんの人に読んで欲しい作品です。
人気が高いの作品で、「予約殺到につき発売前の重版が決定」にびっくり。
早速、分冊版の1,2,5、7を購読。
分冊版を短期レンタルして、描きおろし付の単行本を買う予定。
第1話 覡様
アルトと、エルヴァの出会い。
独特な神話世界。ケルト神話のような、日本神話のような、不思議な黒い海。
子供の髪が白髪化したら、島の為に連れ去られて戦巫に使われる風習を持つ地域。
夜の海から沸き出る魔物を粛正するために戦う、短命の戦巫は孤独。
アルトは不思議な存在で、黒い海に触れても平気。
第2話 恋
アルトは、エルヴァを助けたいと思う。無自覚な恋心。
覡になった年から成長が止まる。墨痣が全身に広がり死ぬ日まで覡の役職から解放されない。
でもエルヴァは、アルトと出会ってから墨痣が消えていく。
第5話 西の覡
アルトがエルヴァを助ける方法を探る旅にでて、海辺で倒れたアルトを西の覡マニエリが助ける。
修道院の秘密に気づいたアルト。覡と黒い海は、島民を海に出さないための集団催眠かもしれない。
運命を諦めないアルトは「偉い犬」。
第7話 告白
子供を覡として奪われた老女が「あなたは幸せになって」とエルヴァに告げる。
エルヴァがアルトにいう「俺の世界をこじ開けてくれ」、この言葉がきっとエルヴァを救う鍵なんだろうなー。
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中国の北辰信仰の男巫や、イザナギがモデルではないかと思う、洋風仕立ての「カンナギ」。
▶気になった、カンナギの文字について。
カンナギについて資料が少ないので仕方ないけど、紹介文の字「戦巫女」は違う。
★巫(ふ、かんなぎ):神との交信をする行為を務める人を表し「夜を司る男性の巫」が「カンナギ」。男性の巫は、巫女とは書かない。
女の巫は、「巫女」「めかんなぎ」。
男の巫は、「男巫」「おかんなぎ(覡/神薙)」。
・・北辰信仰が由来の、夜を司る「天皇(天皇大帝)」も「男巫」。
昼を司る巫女と、夜を司る男巫のペアが、昔、皇室神事を行っていて、「男巫」が担当する神事は夜、眠れないキツイもの。
「さばえなす夜」この作品は、洋風仕立てだけど、古事記の昼の世より先に夜の世を制した、という部分を想起させられる神秘的なファンタジーで、凄く面白い。
引き込まれるので、継続して読むつもり。
単行本3巻までと、小冊子2冊を拝読済。
買って良かった、読めて良かった、出逢えて幸せ、と思える素晴らしい作品!
圧巻の画力とストーリー。加えてキャラもとても魅力的。世界観と設定もしっかりしていて読み応えあり。ときめきもあり♡
いま一番続きが気になる作品でもあります。