君に恋するはずがない

kimi ni koisuru hazuganai

君に恋するはずがない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神107
  • 萌×2108
  • 萌34
  • 中立6
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
37
得点
1075
評価数
258
平均
4.2 / 5
神率
41.5%
著者
須坂紫那 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
君に恋するはずがない
発売日
電子発売日
価格
¥690(税抜)  
ISBN
9784403667497

あらすじ

少女マンガのような恋に憧れるイケメンリーマン・北大路。
同期の有馬と趣味友達となるが、実は2人の間には大きな誤解があって……!?

表題作君に恋するはずがない

28歳,リーマン
28歳,リーマン

その他の収録作品

  • 北大路が俺に夢を見すぎている件について
  • おまけページ(描き下ろし)
  • 番外編の仲直りのあとの話(描き下ろし)
  • 有馬姉弟の話(描き下ろし)
  • カバー下「初期ラフ設定」

レビュー投稿数37

笑っちゃった~楽しい~

少女漫画好きを隠してるリーマン
ってわりと見慣れてきちゃってて、
お話もよくある感じだとは思います。
でも絵が!イイんですよね~、全ページうっとり。
特に有馬の作画がめっちゃ好き。

名前から少女漫画みたいな北大路。
有馬の勘違いを念頭に置いて一話を読み返すと、
めっちゃ笑ってしまいました。
たしかに!すごい勘違いさせる言動してるー!

一人でぐるぐるするのも、悩み方とかも、
明るいので軽く読めて助かります。
くっつくときはモブから略奪の王道♡
北大路こういうの好きそう~とか思いながら見ちゃってました。

描きおろしの北大路もめっちゃ少女漫画してて笑いました。
こんな男子いないって!て言いたくなる系少女漫画ヒーロー(笑)

0

最高のラブコメ♡

何度読み返しても飽きない作品で私にとっては宝物のようなシリーズです。
実はちるちるさんでレビューするのが初めてなのですが、まっさきに感想を書きに来ました。北大路さんと有馬さん、どちらも目が眩むほどのイケメンで、それなのに展開はしっかり胸キュンラブストーリー。
北大路さんがとにかく可愛くて、有馬さんは男らしい!
こちらをご覧になる読者の皆さんはこのページの情報でもう分かってるかもしれませんが、本当ならどちらが受けか攻めかは読んでみてのお楽しみにしてほしいなぁ。
須坂紫那先生の絵がとても綺麗で本当に大好きです。
それでいてエッチなシーンはしっかりエッチで、がっつり濡れ場を描いてくださるので、可愛いストーリーとのメリハリがあって本当最高です。
いつまでも続いて欲しいシリーズです。

0

少女漫画

少女漫画みたいな恋がしたいイケメンモテモテサラリーマンの北大路と、少女漫画のヒーローみたいな同僚有馬のお話。

定期的に挟んでくる双方の少女漫画ヒーロームーブにジワジワ来る面白さがありました。

しかし有馬の北大路に対する片想い事情がよく分からず残念。
いつどうやって落ちて、どのくらいの期間片想いをしていたのか、かなりフワッとしています。
優しさの積み重ねで好きになったのだろうとは推測出来るのですが、何か一つくらいエピソードが欲しかった。そもそも冒頭の飲み会以前、二人にどの程度交流があったのかもよく分かりませんでした。
最初のキスと終盤の展開から有馬が遊び慣れていそうなこともあり(それ自体は良いのだが)、描写に北大路への特別感がありませんでした。そのせいで片想いの切なさが薄く、キャラ設定として上手く機能していなかったと思います。

少女漫画ネタ部分は面白かったので、もっと全力でコミカルなストーリーの方が個人的には楽しめたと思います。

0

キーワードは少女漫画

表紙のピンクカラーのイメージ通り
恋が始まるトキメキとドキドキがミックスされている可愛いお話です。
可愛いだけで終わりではなくしっかりしたキャラ設定とストーリーに毎回新鮮な気持ちで読み返しています。

少女漫画好きの北大路は高身長、高学歴、高収入、性格も顔も良く実家も太く欠点がない。
過去に漫画オタクなところを知った彼女に引かれてからちょっと女子が苦手になったノンケ。

そんな北大路が同期の有馬に少女漫画オタクがバレて個人的に仲良くなっていきます。
勘違いやすれ違いをコメディ要素を混ぜながら丁寧にストーリーは進んでいき読んでて口角上がりっぱなしでした。

王子北大路が太陽のような魅力だとしたら有馬は月です。男前で北大路のことが大好きなのに普段はクールな感じがすごく可愛いです。

作中に出てくる漫画のキャラデザが中学生くらいに読んでいた作品と似ていて懐かしいと同時に最初見た時は吹き出して笑っちゃいました。
寝る前になにか読みたいなって時によく手に取る作品で満足してぐっすり眠れます。

0

少女漫画のような恋愛に憧れて…

面白かったです!
ハイスペイケメン北大路。寄ってくるのは肉食女子ばかり。しかし彼は少女漫画が大好きで素朴なデートをしてみたい夢見る28歳なのだった…。

ほとんど話したことのない同期の有馬。
彼も少女漫画を読むとわかり、初めて打ち明け漫画部屋にも招待しコラボカフェに行ったり、自分の趣味を知っても引かない有馬と楽しく念願のオタクライフを楽しんで。

受け攻め見ないで読んだので、有馬の登場したときはどっちだ?と謎でした。
北大路が乙女思考だし、理想のデートも叶ってこれは…こちらが受けかな?有馬も男前だしと思ったら!

有馬が切ないよ〜。友達をやめるか付き合うなら抱けるかの2択なんだね(泣)
全体的に王道感がありますが絵がとてもキレイで読み応えがありました。

北大路が恋人になると王子様キャラになって有馬をお姫様扱いするなんて!でも好きだからなんだよね!

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美形オタクのギャップ

ハイスペック美形の北大路のオタクっぷりが無邪気でかわおもしろかったです。

最初の方で有馬が北大路のことを好きだと気づいたし(そう描かれている)北大路が有馬を意識して好きになっていくお話だとわかりました。
偶然やラッキースケベが多いですが。
それでもおもしろく読めました。

北大路があんなに無邪気だったのに、有馬を恋愛対象として見るところは真顔でギャップあり。
悩んで少女漫画が読めないくらいだったんですもんね。

それで早速セックスするんですが、ノンケでオタクな北大路が、ベテランの攻め様みたいな顔してすいすい進むのが違和感やら、おもしろいやらw

有馬は北大路のことをずっと好きだったので、夢のように喜んでいるのはわかりました。

あの北大路が、有馬をちゃんと好きになり、らぶらぶな恋人同士に見えてきたのが、いいな〜萌えるわ〜とうれしくなりました。

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大人なのに可愛い二人

初めて読む作家さま。

とーっても絵が綺麗でした!一見少女漫画のようです。コマ割りなどもとても読みやすく背景の書き込みも綺麗で、ストーリー運びも破綻のない、大変こなれたマンガでした。こんなこと言うと失礼ですが、プロの作品!って感じでした。

何度も読み返すほど楽しめた作品だったのですが、ちょびっと気になる点も。
・少女漫画へのオマージュなのか?高い頻度ですっ転ぶ!
・タイトルの様な、恋を自覚して「そんなはずない」と戸惑う、ということはなかった。
・ホテルにて、初めての北大路が的確に指で攻め過ぎでは?「勉強した」的なフリがあれば違和感なかったのでは。

続編もあるので、一緒に購入をおすすめします!めちゃ可愛い二人でした!

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幸せあふれる読後感♡

少女漫画大好きなハイスペイケメンと、彼に密かに恋心を寄せるクールビューティなゲイの話。

二人は同期で、でもほぼ接点はなくて、ある日ハイスペイケメンくんが電車内で少女漫画をぶちまけたことで仲良くなる(運命だ!笑

ハイスペイケメンくんがクールビューティのことをずっと少女漫画のヒーローに重ねてるから「どっちが攻なの、、?」とドキドキしながら読み進めました。で、結局は受ちゃんから「お前に俺が抱けるのか?」と(おまえにサ●が救えるか?感…

そこからすれ違いもありましたが、お姉さまのナイスアシストで無事ゴールイン♡ラブラブエッチがすごく良いです。全体的に行為は少なめですが、楽しく読めました。

0

お似合いなふたり

自分自身が少女漫画の中の理想の王子様みたいなスペックなのに中身はちょっと残念な北大路とそんな北大路にずっと片想いしていた同期の有馬。
ふたりのやり取りはクスッと笑えるものからキュンとするものまで、漫画みたいだなと思える展開がたくさんありました。
少女漫画みたいな恋を夢見る北大路の振り切れたオタクっぷりは面白かったし、誰もが振り向く王子様みたいな外見とのギャップも良かったです。
落ち着きが無くてテンプレ的なミスというかドジを踏むような描写があったのは"漫画みたいな"というのを狙ってのことなのか…?
あまりにもおっちょこちょいで心配になりました(笑)

有馬は硬派な部分もありながら北大路に恋している表情はとても可愛くてその恋が実って本当に良かったなと思いました。


0

幸せな読後感

高身長、高学歴、お金持ちのイケメン×クールで優しい男前
と見せかけて、少女漫画大好きオタクな攻めと健気受け

サンプルを読んでみたら面白い設定に思わず笑っちゃって…楽しそうだなと気軽に読んでみました。
攻め受けどちらも外見中身イケメンで、なのに攻めのギャップには笑えるし、胸きゅん、あまあまで楽しい、というベースはラブコメなんだけど、同性愛故の難しさがしっかりと描かれている実は真面目なBLでした!

攻めと受け、二人ともが持っている自分と相手をとても大切にする価値観…相手を大切にするだけじゃなく、自分を大切にしているところが素敵で、きっと二人はちゃんと向き合って幸せになれるだろうなぁとしみじみ。
絵柄もマンガのテンポも良くてストーリーの良さ、二人の性格の良さも相まって気持ちよく読めました!読後はぽかぽか幸せ気分。

1巻目はえっちシーンは少なめですが、絵が美しくて肉体美に眼福。

1

かわいい恋のお話だがなかなか良い

イケメン仕事できるモテモテな主人公、北大路。イケ攻めか?と思いきや、実は少女漫画だオタクで、白馬の王子様に憧れる乙女なのです。
このあたりのギャップがきちんとキャラで描かれていて面白いです。

一方、同僚の有馬が、実は少女漫画が好きと知って、オタク仲間を得たと喜ぶ北大路。
無邪気な北大路のそばで、感情をおさえながらも北大路への想いを胸に秘めた有馬が、実は本当の乙女なのでは、と想いました。

コミカルながらも、二人の恋が丁寧に描かれていてよかったです。

0

すっかり有馬の味方になって読んじゃった

有馬の姉ちゃんになった気持ちで有馬に肩入れして読んでみると本当に可哀想なの
かっこよくて憧れてた同僚からお礼にかこつけて素敵なレストランで二人きりでの食事だよ?!
「もっとお互いによく知りたい」的なこと言われて部屋に誘われて!!夢のようじゃん
(女の子苦手ってもしかして…)とか(夜景の見えるレストラン!!)とか、ポーカーフェイスの裏で期待してドキドキ止まらなかっただろうなって思うし、肩透かしや無神経でどれだけ傷ついたろうって考えちゃうとマジで切ない

少女マンガで育てた心の機微をたどる能力生かして、これからは狙って喜ばせてあげてほしい

有馬は何に傷ついたのかきちんと話せるし、北大路はそれをちゃんと理解できる
だって、有馬の言ってること本当にそうなんだもん
理解できない変な思い込みとか拗らせがなくて二人の性格が良くて面白かった

やっぱり大人同士の話が面白い
あと、攻めが脱がないのが気になりだしちゃってるのでちゃんと脱いでくれて良かった
かたっぽ裸でかたっぽ局部のみ露出みたいなの、裸側が白けるだろうなって思っちゃうんだよな

3

夢見すぎでは…?

少女漫画のような恋に憧れるリーマンって
夢見すぎでは…?と思っていたら、ちゃんと理由がありました。笑

設定自体は面白かったけど、北大路がハイスペックなところが物語の最初の方しか出てこなかったり、北大路のことを好きになった理由とかが分からなかったり、惜しいなぁと思うことが何点かあったので萌評価。

とはいえ、北大路の単純少女漫画脳なところとか、
実はスパダリなところは好きでした!
あと、有馬姉はナイスアシストだったなー!

1

兎にも角にも絵が綺麗!

絵が美しすぎて、ページを捲るたび…いえ、コマを追うたびに「絵が美しいな…」と思うほど美しかったです。
私の好みど真ん中だったというのはあるでしょうが、他にも絵が綺麗というレビューを見かけたので私の感性が異常ではなかったようで安心しました。

たまたま、ただなんとなく手に取った作品だったのですが、出会えて良かったです。
大満足の絵柄は横に置いておいても、良かったなと思うポイントが3点。

①登場人物の年齢が20代後半のサラリーマン
これは私の好みですが、BLを読み続けて早◯年…。歳の離れた学生モノを純粋に楽しめなくなってしまったのもあって、とっつきやすい年代でした。

②受けも攻めもどちらも男らしい
受けに対して「華奢」「か弱い」といった描写を美点として取り上げられるのが好きじゃないのですが、この作品は、ぱっと見どちらも攻めっぽくて(しっかりと男らしくて)良かったです。

③同性同士の恋愛に悩んでいる
私はこれが読みたくてBLを読んでいると言っても過言ではありません。いろいろな悩み方を見てきましたが、この作品でも同性同士の恋愛についてしっかり向き合ってくれます。いろいろ読んできましたが、個人的には新しい観点での悩み方だったので特に良かったです。
(悩むシーンは長すぎず、くどくなかったです)

これは私の判断ポイントなので、読むか悩んでいる方には参考にしてもらえたら嬉しいです。
もしちょっとでも気になっている方がいたら読んでみていただきたいです。

4

じっちゃんず

タイトルはお姉さんが探してた円盤です。どういう作品なんだ。

◾️北大路×有馬(表紙左/黒髪)
北大路のセリフ量が完全にオタクのソレ。

有馬はそうか別に好きってほどでもないってパターンの展開か〜そうか〜と思ったら2話ラストで投下される爆弾。ひゃ〜〜〜これは萌える。

3話のデート回はスパダリ×スパダリ的な美味しい展開。この本自体が少女漫画らしいドリームに溢れてます。

しかし北大路さん、少女漫画を読みまくってるだけあって、ありがちなおニブさんではなくしっかり有馬の思いに気づいてくれるという。一方で2人ともよく転ぶという漫画的お約束もあり、面白いバランス。

須坂先生初読みだったので、他も読んでみよう。

0

風見くん対決

美しい…。
問答無用に美しいです。
1話目の扉絵の有馬の肩から腰までの質感、痺れませんか。
腰に当てた指の圧がズボンにかかっている感じと言い、ワイシャツの皺の入り方、何もかも完璧すぎて、本編に入るまでに半日くらいかかる勢いで見惚れます。

家柄、ルックス、学歴、全て完璧な北大路。
彼を狙う女子は星の数ほどいるけれど、北大路が求めるのは少女漫画的恋愛。
理想と現実の差に打ちひしがれる中、同僚の有馬に少女漫画を読んでいることがバレてしまって…。

誰にも共感してもらえないと思っていた趣味に、理解を示してくれる人が現れたら。
あまつさえ、その趣味に付き合ってくれたりしたら。
一気に特別になりますよね。
自分の趣味を引くことなく認めてくれる、行きたかったコラボカフェに付き合ってくれる、しかも大好きな漫画のキャラにそっくりな行動と性格。
そんな有馬と仲良くなれたら、嬉しくて浮かれてしまうのがすごーく分かります。

だけどわりと早い段階で、有馬の隠していた部分がバレてしまいます。
ここからの流れがどきどきハラハラですよ。
有馬の嘘の上に出来上がった友情に、ただただ浮かれる北大路。
だけどところどころで漏れ出る有馬の本音が切ないんですよ。

さらに北大路は有馬の行動を風見くん(北王子イチオシの『君に恋する』に出てくる男の子)に重ねているけれど、北大路の行動もなかなか少女漫画の男の子。
水を跳ね上げる車から北大路を有馬が守るシーンでは、有馬が風見くん。
でもその直後に、びしょ濡れになった有馬にジャケットをかける北大路も、間違いなく風見くん。
そんな2人の風見くんなところを探すのも楽しかったです。

中盤で有馬姉の不用意な発言から、有馬が自分を好きだったと知った辺りからは北大路が相当コミカルでおかしい。
ほぼ1話コメディに振り切って描かれている分、そこからの展開との落差が激しいのも効果抜群で、切ない、もどかしい、早く先を!という気持ちでいっぱいに。
一気にラストまで駆け抜けた後、しあわせなため息が出ますよ。

描き下ろしはコメディ寄りのあまあま。
本当にイケメン同士で参りました。
有馬のアルバム、わたしも見たい。空手の写真、クリアファイルにしてほしい。

大変眼福な上に、ときめきもはらはらも堪能させていただきました。
最後に。
この会社のイケメン率、すごくないですか?
ここに勤めていたら仕事にならないかもしれません。

2

受け攻め両方のキャラがいい

須坂先生初読みです。
絵がキレイですね~。好きな絵です。表紙も可愛い。
あらすじ等を読んでいなかったので、しばらく受け攻め逆だと思ってましたw
ストーリーは王道だと思うんですが、受け攻め両方のキャラが良いですね。

攻め・北大路さんは実家はお金持ち・高学歴・容姿端麗のキラキラ王子様キャラかと思ったら、まさかの少女漫画好きのオタク。
実はオタクだったとか実は少女漫画好きっていう設定のキャラって今までにもいましたが、北大路さんが一番ギャップがすごかった!あの漫画部屋w
サイン会やコラボカフェでの言動がオタクそのものだし、イケメンなのに嫌味がなくてとても好感が持てます。
受け・有馬くん。どう見ても私の中では攻め様のキャラだったんですが、途中から可愛かったですね~。「俺のこと抱けるのか」って言ったとき、そっちなの??とちょっと衝撃でしたw
有馬くんのお姉ちゃんが脇キャラとしてナイスアシスト。

いろいろ予想を覆されて読むのがとっても楽しかった作品でした。

3

ギャップのある攻めが引き起こす最高に面白いお話

発売して随分経ってしまっているのですがこの作品はキャラ設定もお話の構成もボリュームも大満足なので読んでない人には是非読んでいただきたく…

金持ちイケメン高身長で会社でも優秀なサラリーマン北大路は実は少女漫画のような恋愛がしたい可愛いものが好きな男性。過去の経験(付き合っていた女性から趣味を全否定される…)から自分の趣味が否定されるのが怖くてそれをひた隠しにしていた北大路はたまたまプライベート時に同僚のサラリーマン有馬と会い、彼も少女漫画に理解があると知り喜び勇んで共通の趣味を持つ友人としての関係性を深めていく。しかし実は有馬は…というすれ違いが楽しいラブコメです。

当初、恋愛対象が男性である有馬は北大路への気持ちを隠して気丈に接しているのですがその気持ちが北大路にバレてからの二人の関係性の変化、そして北大路が漸く有馬への気持ちを自覚してからの関係性と全編通して二人の気持ちの揺れ動きも楽しめるし互いが知り得ない悶々としたモノローグが読者としては読んでいて楽しい!
一冊で綺麗にまとまり起承転結構成もよくしかも読み応えもあり満足感しか残らない作品です。聞くところによると続編がある?何にせよとてもお得な漫画です。ぜひCDにしてほしいなあ‥

あ、ちるちるアワードノミネートおめでとうございます!この作品は推せますよ!笑

4

ライトに楽しめる

受け攻めどっちもまさに少女漫画に出てきそうな違うタイプの王子様的キャラ。

攻めは少女漫画好きが影響してか思考や言動が何というか夢見る少女のような乙女思考で、外見のハイスペックイケメンとのギャップがあって面白かったです。
ただもうちょっと男らしい部分や雄みを感じたかったので萌えや内面のかっこよさはあまり感じませんでした。

受けはクールで寡黙、でも好きな相手の好きなものをもっと知ろうと努力したり恋人になれなくても側に見てられるだけで良いと健気に攻めを想い続けてます。

夢見がち攻め×男前受けでバランスがとれてて話も重すぎず、あっさり読めるのでライトに楽しみたい時にはちょうど良いと思います。

絵もキレイで読みやすくてキラキラしてます。
攻めも受けもカッコいいので眼福でした。

0

受けがめっちゃくちゃ可愛い!!

テンポ良し、キャラ良し、絵柄良し!
そして私の萌ポイントにズガンッと刺さりましたー!読み終わってすぐ神評価つけにきましたよ!

攻めくんの面白い感じと、それを微笑ましそうに見てる受けくんね、相性バッチリじゃないですか!
途中途中で出てくるお姉さんも好感度高いし、登場人物みんな好き♡

最近めちゃ当たりっていう作者さんが中々発掘できなかったので、久々にこの人の過去作読んでみようと思える作者さんに出会えて良かったです。

2

少女漫画だった

少女漫画BLは基本好きなので、試し読みしてからおもしろそうだったので購入しました。
どっかで読んだことありそうな内容でした。

黒髪受けの方が「もしかしてこのノンケ俺のこと好きかも」と勘違いして攻めは友達が欲しかっただけでモメるんだけど、てっきり受け攻め逆かと思ってた……(何年BL読んでんだ笑)
イケメン攻めもモロノンケなのに普通に男抱けるんだ…と疑問を残しつつ、、、

受けの腐女子ねーちゃんがいい仕事しました!

1

これからの続きに期待

はじめて買った作者さまです。
まず試し読みから興味があり購入いたしました。
表紙もかわいいし手にとりやすい。笑。
意外と大事だとおもう。笑笑。

ネタバレ少しあります!

一読後は、んーーー。でした。コマ数?と言うんですかね、かなり大きい感じでサラッと読み終えました。
結構びっちりが好きなので、物足りない感じがありました。
しかし何度か読み返すとなんかすごく続きが気になって気になって。。

キャラが2人ともすきです。誰にも言えない悩みがありキュンもあり、笑いも、うなずきもありました〜〜
少女漫画ヲタク度が良き!どちらかと言うと、笑い寄りな感じです。

北大路さん目線のみの話の展開で、有馬くんは寡黙なイケメン!寡黙だからこそ、有馬くん目線も欲しかったー!

エロの部分は有馬くんかわいい。エロい!あら?!
なんでどーして三回ねだったのが事後報告!!
古いけど朝チュン並みにえってなりました!
ページまだあるか、読み飛ばしたか何度も確認致しましたよ!笑笑。
残念ながらなかった。。別冊なのかしら??狙いなのかしら??

なので続きがあるのを知り、それを期待して厳しめな萌です。

5

リーマンたちの少女マンガ的恋愛譚♡

少女漫画の世界の住人ならば、モブでも当て馬でもなく確実に本命キャラになるであろうふたりのお話。

主人公・北大路は、少女漫画が大好きで、モテモテだけど少女漫画のような甘い恋を夢見るピュアリーマン。
今までずっと隠してきたその趣味を、ちょっとしたハプニングがきっかけで、同期の有馬に少女漫画の件を打ち明けることになります。
人生で初めて大好きな趣味について語り合える人を得た北大路。
しかも有馬は、少女漫画から出てきた王子様みたいな男前な性格で。
北大路はますます憧れと好意を寄せていくのですが…

実は有馬、長年北大路に片思いしているゲイ!
北大路の好意を自分と同じ種類のものだと勘違いしてしまうのです。
ここが切ないポイント。
友人としての付き合いを続けるため、有馬は「別に北大路のこと好きとかじゃない」と嘘をつくのですが、ふとした表情に本音が出ちゃってる〜(ToT)♡
基本的にクールなのに、北大路のこととなると顔が赤くなったり、とにかく有間の照れ顔が健気で可愛かったです。

ゲイがノンケを信じられなくて、ノンケは当て馬の登場で恋を自覚し…と、流れ自体はありがちかな?と感じますが、王子×王子という設定が面白かったです。
そしてその設定に違和感を感じさせない先生の画力よ。

あと、思わず笑っちゃったのが、北大路が漫画をべた褒めするシーン。
え!これが初連載?天才なのかな!?→まだ読んでいない作品を速攻でポチる。
まさにBL本を読んでる時のわたしそのもので笑っちゃいました。

後日談の「北大路が俺に夢を見すぎている件について」もよかったです。
少女漫画のようなエスコートをする北大路に、俺はか弱い女の子じゃないのに…と不安になる有間のお話です。
オチが面白かった!(笑)

2

少女漫画イケメンvs少女漫画イケメン

会社の同僚で、少女漫画が大好きだけど隠しているイケメン×攻に長年片思いしているゲイです。

まず、絵がとても綺麗です。攻も受もあまりにもイケメンなので、「こんな奴ら現実には存在しないわ!」と、外見的には非現実感が強くなりすぎたかも(笑)。ですが受の攻に対する思いや葛藤がよく伝わってきて、内面に共感できました!攻はノンケのようですが、攻のことを好きなことが隠し切れていない受の言動にぐらついたのでしょうかね。

受はモロ少女漫画に出てくるタイプの、クールでそっけないけど実は優しい黒髪イケメン!作中でも、攻の大好きな少女漫画の登場人物にそっくり、とされています。
なるほど、こういうタイプのイケメンがBLに受として登場したらこんな感じかー、と新鮮な気持ちがしました(笑)。

対する攻は受にも勝るハイスペック男。イケメンで金持ちで、そこ目当ての女性ばかり言い寄ってくると嘆いていますが、かつての彼女に趣味を明かしてドン引きされた経験から、少女漫画オタクであるという本当の自分は隠して生活しているので、そりゃ簡単に気の合う女には出会えないだろという感じです。
それにしてもBLにはこの手の「実は少女漫画もしくはBLが好き」というイケメン、頻出しますね(笑)。オタクネタは読み手としても共感しやすいので、確かに楽しめます。

そんな攻がある日、少女漫画グッズを受の前でぶちまけてしまったことがきっかけで、受と少女漫画の貸し借りの関係ができ、受になら本当の自分を出せるかもと友人として期待するのですが、受は攻に片思いしていて…。

受は攻に長らく思いを寄せていますが、攻を好きになったきっかけは明かされていません。須坂先生のインタビューには「もっと丁寧に描きたかったので今回は謎のままです」との記載がありましたが、続編がスタートするのですね。正直なところ、個人的には、好きになったきっかけは、それがたいしたことでなくても、描かれている方が断然納得感が出てストーリーにのめり込めるので、1巻に何とかそのエピソードをねじ込んでほしかったですが…、意図してされたこととあれば、単純に自分の好みと合わなかっただけなので仕方ありません。

受を意識し始めた攻に、「付き合ってみるのもありなのかな」みたいなことを言われたときの、受の怒りが切ないです。ノンケにそんなこと言われても、後でやっぱ無理とか言われて傷付く可能性を考えたら、安易には受け入れられないですよね。この作品は攻視点ですが、受の方にばかり共感してしまいました(笑)。

ここで距離ができた二人に、受の姉の優しいサポート。弟思いの素敵なお姉さんです。

言い合いからの勢いでホテルに入った二人。セックス中の受のまあ可愛いこと。素直におねだりして、あ〜可愛い。

後日談は、少女漫画の英才教育を受けてきた攻が無意識のうちにやってしまう、恋人モードのときの王子然とした振る舞いが強烈でした…(笑)

6

理想すぎる男前受け!!!

待ってました!私はこういう男前受けが世に広まることを待ってました………最近では短髪受けやスパダリ受けなど、男らしい風貌の受けが増加しましたが、大半は美人や中性的なイケメンばかり………そういう受けも大好きなんですが、私の好みとは違いました。私はめっちゃ男らしい受けが、攻めに「かっこいい」とか「可愛い」とか言われて、ひたすらに甘やかされるのが大好きです。見た目がかっこいい奴ほど、可愛い〜受け〜って思ってしまうんです。故に毎回、商業BLを購入して、期待して読むんですけど、大抵好みの受けが攻めで………ネットとかで「ザ攻めでヤバい〜」とかいう評判を見ると、「私的には受けなんだが????」と悲しくなっていました。しかし、最近では、男前受けなんて言葉も生まれ、受けが男らしい見た目のキャラも増え、大変に眼福です。可愛い受けも綺麗な受けも大好きですけど、やっぱり男前な受けが世界で一番好きなんです。そして、私が妄想でしか保管できなかった願望を、「君に恋するはずがない」が叶えてくれました。まず、有馬くんの見た目がやばいです。すごい!男前!クールな感じで、誰にも心を開かない雰囲気がありますが、攻めの北大路くんには、めっっっちゃ可愛い表情します……破壊力が凄いです!私はこれを読み終えたとき、BL好きで良かったって泣きましたwww多分、マジで自分の理想に近かったんだと思います。攻めもイケメンで、受けもイケメンで……両方とも男らしいカプってなかなかお目にかかれません。本当に、本当に、有馬くんみたいな理想の受けに出会えて良かったです。長年の願望(ガチ)が叶ってくれて、幸せでした。男前受けが好きな人は是非読んでください!めっっっちゃ、良いです。本当に、出会えたことが奇跡!

13

可愛い

先生の作品は皆さんイケメン綺麗系ですが、今回は一段と綺麗でした!
そして、受けの有馬が可愛い!
2話のラストとかキュンキュンしちゃいます!
攻めも少女漫画が趣味ということで、なかなか誰にも言えなかったりと悩んでいます…が、天然の王子キャラ。
これは、誤解しちゃうのも無理はないですね。
受けのお姉さんも良い人でした!
少女漫画みたいな優しい漫画読みたいときにオススメです。












紙本購入
修正は白短冊です。(ページは少ないですが、よく見えて良いです)

2

頬の筋肉がゆるみます

須坂先生の作品の優しさって、私にとって癒しです。
ツンデレ王子に片想いされてた少女漫画王子が絆される話なのですが、
ユーモアたっぷりにキレイな絵で描かれ、テンポよく物語が進みます。

少女漫画好き男子は他にも加藤ススさんの「俺のアオハルは渡さない」が好きで、恋愛に夢見がちな男性というイメージなのかもしれませんが、なんとなくその行動パターン的に、共感しやすい主人公のせいなのかほのぼのするんですよね。男性ゆえに、周囲にその趣味が理解されず、一見恵まれているはずの主人公(北大路・攻)が実はそこにコンプレックス(孤独感)を抱えているわけで、そこに、初めて自分を偽らず好きなことを語り合える相手が出現して、毎日が楽しくなってくるという。自分を偽らないことで、自分を好きになることが恋愛の第一歩なのですね。
初めて腐仲間を得たときの自分と重なる(笑)。そのワクワクわかりみ~。

一方、自分がゲイであることがコンプレックスだった有馬(受)にとっては、ずっと片思いしていたパーフェクトイケメンからアプローチされても、夢見がちな男の一過性の感情かと自信が持てずに揺れるわけです。不安な気持ちの擦り合わせって大事なんですよね。そこを超えて盤石な関係性を築こうとする二人のドタバタがとにかく微笑ましいです。そして、頼もしい有馬のお姉ちゃんには、誰かモデルがいるのかなぁとか思ってしまいました。

続編が決まってワクワクです!おまけぺーバーでは、北大路の大好きな漫画の制作秘話に、頬の筋肉がさらにゆるみました。

4

すごく好きです

まず主人公のダブルイケメンが眼福でしかない。
攻め受けタイプ違いのイケメンで、
本当に感謝、感謝です。
時折描かれる2Dキャラも可愛くて可愛くて。
終始、キュンキュン、によによしてました。
有馬姉の目線は、読んでいる私たちの代理ですね。
ナイスなキャラ設定がありがたいです。
それに、ストーリーがとても丁寧に進んでいくので
展開がとても自然に感じられました。
もっともっとこのふたりのお話が読みたいー。
続編にも期待大です。

4

君に恋するはずがない

めちゃめちゃ眼福
とにかく美しかったです
それだけでも大満足ですが
お話もとても良かった

リーマンのお話
自他共に認めるハイスペックな北大路と寡黙な同僚の有馬
些細なきっかけから距離が縮まり、北大路の秘密がバレても変わらずわ側にいる有馬は実は以前から北大路に想いを寄せていて
よくある展開といえば、そうですが少女漫画のようにゆっくり気持ちを確認しながら進んでいくので新鮮でした
お話も面白かったなぁ
どっちが攻めなのか?とモヤモヤしましまがお話の通りですんなり
これからの2人がどんな恋愛をするのか覗きたくなりました

5

タイプの異なるイケメン同士が眼福〜!

作家さん買いです。
も〜、攻めもイケメン、受けもイメケンで眼福!!最高っ!!って感じ。
癒された。
Wイケメンに癒された。

攻めは少女漫画が大好きなガチ乙メンで、オタシャツを着ててもキラキラ感いっぱいの王子様系。
少女漫画について熱く語ったり、はしゃぐ姿がかわいすぎて、読んでて微笑みが止まらない。

で、対する受けは寡黙で硬派なところが、これまたすっっごく良き。
この受けが一見クールに見えるんだけど、抑えきれない攻めへの気持ちがチラチラ見え隠れするところがすっご〜く萌える。
ホテル入ってからなんて、かっこかわいすぎて最高。

お話は王道って感じなんだけど、甲乙つけがたいイケメン同士による組み合わせが最高すぎて、幸せ。

あと、須坂紫那さんのユーモアセンスが好き。
読んでてついつい笑ってしまうところが必ずあって、この作品もそう。

須坂紫那さんのいいところ全開な作品だと思うので、評価はちょいオマケして神。

4

王子 meets 王子。

須坂先生は元々きれい系の絵柄ですが、本作でますます綺麗が増しています!
きれいで非常に読みやすい。それは絵だけでなく、ストーリーの組み立てにも言えますね。

主人公の北大路は、正に「王子」。
家柄良し、ルックス良し、人当たり良し。
しかし北大路は自分が大の少女漫画好きで、少女漫画のような恋愛に憧れてる一種の「夢男子」であることを隠してる。
そんな北大路が少女漫画誌のイベント展に行った帰りの電車内で、会社の同僚・有馬に会うのだが、揺れたはずみでオタグッズで満杯の紙袋をブチまけて。すべて見られてしまった北大路はどうする⁉︎
…というどこかコミカルな出だしですが、読んでいくと有馬がゲイなこと、実は北大路に片想いしてる事などがわかってきて…
北大路側からは、全てを認めてもらえた安心感と今までの反動からか、少女漫画オタク丸出しのギャップ萌え。
有馬側からは、どんどん募る北大路への想いを隠して理解ある友人のフリ、その切なさ苦しさ。
この両視点のバランスも非常に良い。
北大路って育ちがいいんでしょうね…自意識過剰やナルシストでは決してなくて、有馬の自分への好意を知った後、有馬の気持ちは否定せずどうしようかと考え。
でも少女漫画恋愛脳の北大路の歩み寄りは、ゲイとしてリアルにキスもその先も、を求めてそして諦めてる有馬にとっては見当違いなものだった…
ほぼファンタジーなイケメン同士の恋模様に、ちょうどいい塩梅でリアルな悩みを組み込むタイミングも良い。
そしてついに本音を包み隠さず言い合う場面がやってきて…
おそらく初めて内なる激情を体感した北大路。
北大路とは真逆の意味で幻滅される事を怖れ続けてきた有馬が無防備になって全てを晒すその時。
2人のキスシーン・セックスシーンは、須坂先生の美麗絵が炸裂ですね!
続く描き下ろし部分は、恋の楽しさやほのぼのさが感じられて読後感良し。
私は紙で購入したのですが、帯に続編スタートとありました。これは楽しみですぞ。

6

安定の~

須坂先生のは安心して(笑)楽しめます♡

今回は少女漫画好きのイケメン北大路と北大路に長年片想いしてる有馬のカップル。

超イケメンな北大路は少女漫画好きで、「こんな恋が理想的~」と乙女の様なキャラクター。
可愛い!!はい!(笑)可愛い。
また片想いしてるけど、自分と同じ土俵に乗ってはいないと分かって友達として振る舞う有馬も!はい!(笑)可愛いよね!

少女漫画好きなのを隠さなくても良いと仲間が出来たと喜ぶ北大路に、LOVEではなくてLIKEだと知ってしまい友達を演じる有馬のズレた繋がりから、北大路の気持ちが変化するのは、ちょっと早いかな~??なんて思いながらも!
須坂先生のは良いのです!これで!(笑)
いやも~こうでなくちゃ♡

くっついてからの北大路の行動!笑っちゃった!そんなん、されてみたい♡♡♡

続編描かれると帯に書いてましたので今から楽しみです♡

5

本気で恋したら理想なんて関係ない!

『隣の嘘つき』に続いて読んだ須坂紫那先生の作品です。

大手飲料メーカー勤務 北大路 理史と同期の有馬 千景のお話。

イケメン、高身長、高学歴、金持ち、大手飲料メーカーの商品企画部に勤めている北大路。
女性にモテモテで派手に遊んでいるかと思いきや、北大路には誰にも言えない秘密がありました。
それは…「少女漫画」をこよなく愛していることです。
専業主婦の影響で少女漫画にハマり、今ではサイン会などのイベントに参加し、部屋は少女漫画の宝庫となっていました。
ある日、大好きな作家先生のサイン会から帰る電車で同期の有馬と会ってしまい…。

もともと須坂紫那先生は綺麗な絵柄でしたが、さらに美麗になっておりました(汗)
うーん、すごいな。
北大路も有馬もイケメンで、最初から最後まで眼福にあずかれます。
さらに、2人の心理描写も丁寧に描かれているので物語に惹き込まれました。
恋しているからこそ起こるスレ違いもモダモダも上手にまとめられていて読みやすかったです。

北大路は、お金や外見ではなく趣味を理解してくれる人と理想の恋をしたいと思っています。
…が、いつまでたっても理想の相手に巡り合えません。
一方、何年も北大路に片想いしているゲイの有馬。
北大路を見ているだけでいいと思っていた有馬ですが、あるキッカケから友達になりたいと考えるように…。

作品を読みながら、何年も北大路に恋している有馬を全力で応援していました!
しかも、普段はクールな有馬のふとした瞬間に見せる表情がとても良いんですよ~。
恋しているからこそ隠し切れない有馬の顔がめちゃくちゃ可愛い♡

途中、有馬が北大路に本音を話すエピソードがあるのですが、その有馬の全セリフが胸に刺さりました。
「お前の理想の恋に俺を巻き込むなよ」
自分の感情を抑えれば北大路と付き合うことも出来たのに…。
うぅ、有馬の想いが純粋で切なすぎる(泣)

このお話には、当て馬は登場しません。
脇キャラでは、有馬のお姉様 千草さん、本庄夢子先生、有馬の好きな人(仮)で、光浦部長、同僚の森岡くん、同期の沢村くんが登場します。
とくに、需要なのは千草さんです。
月刊ふりるの編集で、北大路が大好きな本庄夢子先生の担当なんですよ。
さらに、ゲイの弟を理解し尊重し、お互いに恋愛相談も出来るほど仲良し。
千草さんの存在もあってこそ、2人の距離が近づいたんでしょうね~。
個人的には、光浦部長、同僚の森岡くん、同期の沢村くんをもっと見たかった(笑)

Hシーンは、とてもいいです!
北大路の綺麗な身体と空手で鍛えられた有馬の肉体美がどちらも美しい。
そこに、好きな人に抱かれる有馬の初々しさでエロさと可愛さが倍増しています。
ゲイである有馬の苦しみに感情移入していたので、2人が結ばれた時には感極まりました。
残念だったのは、セックスのコマ数が短かったことです(泣)
もっと甘い2人を堪能したかったよ~。

描き下ろし
『北大路が俺に夢を見すぎている件について』
『おまけ』
『番外編の仲直りのあとの話』
『有馬姉弟の話』
どれも「愛」があって良いお話でした。

BLなのに少女漫画のときめきも味わえる素敵な作品です。
「もうそんなものどうでもいいかな お前と恋が出来るなら」
いや~ん、恋って素晴らしい!
この先も、ラブラブ♡イチャイチャする2人を見守りたいな。
須坂紫那先生、担当編集者様、続編をお待ちしております!

キュンキュンしたい方はもちろん、BL初心者の方にもおすすめです。

7

少女漫画がきっかけで恋が始まる

あらすじを読んで面白そうだなと思いましたが、期待通りの面白さで満足でした!
終始、北大路(攻)の天然タラシ発言に、逐一照れて赤面し翻弄されてる有馬(受)が可愛かった〜!

さすが先生。
心情の移ろい具合が実に丁寧で、感情移入がしやすく読みやすい!!

特に、最初の方に出てくる"気まずい"シーンでは、沈黙する二人が1コマ描かれるだけでなくさらに続けて、「気まず!」と二人の顔ドアップのコマが来るところは面白く、心理描写の丁寧さを感じました。

さらに有馬が北大路に俺を抱けるのかと問うシーンでも、
有馬がシャツを脱ぐまでの描写がプチプチと脱いでいく1コマだけじゃないんです。その脱いでいる間を数コマ使い、その間に、北大路が困惑して焦っている声が入っている点がポイント高い!北大路に感情移入しやすくてすごく萌えました。

さて、このお話には有馬のお姉さんが出てきますが、見事な恋のキューピッド役っぷりを発揮されてました。
出しゃばりすぎず、二人の進展には欠かせない、そんないいキャラだったなと思います。

物語の最後では、最初の頃には考えられないほどあまあまでイチャイチャな二人が見られて尊いのでオススメです。
夢を見られる素敵な作品でした!

7

見つけた、俺の王子様…。夢見る様な、少女漫画的な恋。

イケメンが可愛いったらない‼︎ すんごく可愛い。なので、私はちょっと攻め受け逆を期待したんですよー。だって、はやる気持ちを抑えられなくて、キスかましてくるのは有馬の方。そんな有馬が抱かれたがってるだなんて。しかも、須坂紫那先生の作品だと、北大路のルックスって、充分「受け」ですからね。そんなわけで、勝手にミスリードされながら読み進めてました。

高身長イケメン、優秀、エリートで実家もお金持ち。いわゆる優良物件の北大路は、肉食系ガツガツ女子に狙われがちなんだけど。本当は根っからの少女漫画オタク。自身も少女漫画の様な、甘くて爽やかでくすぐったい様な恋をしたいと望んでいる。
ガツガツ女子に迫られる飲み会の席で「俺はああいうの、苦手。」と漏らした北大路に、これはチャンスか⁈ と、期待した有馬は、かねてから北大路に片想いしていたので、余裕無く迫ってしまう。
互いの想いをすれ違いさせながら、近づいて行く気持ち。有馬の思いがけない王子様力にときめいてしまう北大路。ええ、ええ、そりゃ北大路が抱かれるんだと思ってしまいましたよ、私は。ある瞬間から形勢逆転。有馬の思わぬ可愛らしさと、自分が天然煽りをしていた事に気付いた北大路は、自分が少女漫画の王子様になって行くんです。
んー。北大路は壁目線で少女漫画を読んでたんですかね。
終始カッコ良かった有馬が急にモダモダと女の子しだしたのは、ワタシ的には受け入れ難かったんですけど。北大路的にはウェルカムだったみたいで。
めでたく収まりました。

少女漫画的な、手を繋いでピクニックデート、なんてのに憧れてた筈の北大路なんですが、エッチはガツガツめ。修正は短冊ですので、ガッツリ見せてます。
事後、『すごく…良かったな。』なんて喜んじゃう程に、男同士への葛藤は無い。
ノンケに恋する事をモダモダしていた有馬の逡巡なんてどこ吹く風です。
恋は読むよりする方がずっといい。そう気付いた北大路の、少女漫画的王子様っぷりがくすぐったい番外編付き。

7

無自覚で期待フラグ立てる罪作りな男萌え

すっごく面白かった!!!

攻めも受けもイケメンで眼福なんですが、
それ以上に中身がイケメンというか…。
振る舞いが少女漫画から出てきたヒーローなんですよ!!∑(゚◇゚///)ドキュ-ン

◉攻めはキラキラ王子様系
◉受けは寡黙な硬派王子系
カッコイイとカッコイイが合わさってBLになる展開は
少女漫画で育った者としては…クゥゥゥゥゥ(>////<)堪らん!!!
切ない片想いの部分もキュンキュンですごく良かったです♡

さてさて。

攻め:北大路は、イケメン・高学歴・金持ちの三拍子。
その上性格も良くて人当たりも良く完璧な男。
少女漫画が趣味なことが誰にも言えず隠れオタクをしています。

受け:有馬は寡黙で硬派な男前です。
北大路とは違う方向のイケメン力有りヾ(*´∀`*)ノ
健気さやいじらしさを隠し持つギャップが可愛い人。

お話はあらすじにもあるように、
少女漫画がキッカケで誤解が生じて始まっていきます。
(現在立ち読み増量で1話丸っと読めますよー)
(北大路の無自覚で罪な男っぷりで萌えた方は是非…!)

ひょんなことから北大路の少女漫画趣味を有馬が知ることとなります。
初めて趣味を話せる相手が出来て北大路は舞い上がり、
無自覚で有馬を誤解させる行動を取り…。
(お礼にって夜景の見えるレストランとかもうwww)
(天然で王子だから行動にズレがあるのが面白いッ!)

勘違いに気付いた有馬はゲイを告白しながらも
「北大路のこと好きとかじゃないから」と言い…。

この言葉を信じた北大路はその後も友達として付き合いますが
有馬の好きな人はやっぱり自分なんじゃないかと気になってーーーと展開します。


何このイケメン合戦~~~~~(∩´///`∩)
北大路は有馬を「圧倒的王子様では!?」と見てるし
有馬は北大路を「少女漫画のような男」と見てるし
読者的には「はい!どっちも正解~!」となる♡♡

車道の水溜まりを車が跳ねるシーンが良かったですねぇ。
有馬が咄嗟に庇ってびしょ濡れになるんですが、
北大路はすかさず上着を脱いで有馬の肩にファサ~。
どっちも少女漫画の王子感があってキャーキャーしちゃう。

んで系統の違う王子と王子のLOVEが始まるのに
あ…ッ…∑(゚◇゚///)トゥンク…♡

そんなこんなで序盤はコミカルなんですが、
少女漫画を抜きにして北大路と有馬が対面するのは
物語の締まりがあって切なくグッときました。

北大路視点で展開されるんですが
有馬の片想いっぷりが伝わるからキュンキュン。
ふとした表情や、耳だけが赤いのとか。

如何せん北大路は罪な男なので期待フラグを無自覚で建てまくるのですね。
あまり表情には出さないけれどそれに振り回される有馬の心情たるや…!(;///;)
傷つき萌え属性持ちなので有馬の反応には痛いぐらいに萌えたッ!

北大路の言う「理想の恋」への有馬のリアルな気持ち。
北大路のことが好きだからといって流されない有馬の強さ。
凛とした言葉が印象的でとても良かったです。

北大路は…あれですね。
何度も書くけど罪な男。無自覚だからタチが悪いw
感情表現豊かで、いちいち距離が近いんですよ///

例えば一緒にご飯食べるシーンで、
椅子をガコガコ動かしながら有馬に寄っていくんですね。
少女漫画の話をするために近寄ってるのはわかるんですが、
椅子の位置が不自然で近すぎるゾ!(腐女のツッコミ)
(この食堂に腐女がいたら絶対ワクテカで見てるハズ)

BLの切なさも、少女漫画の甘さも、
一挙両得でたっぷり堪能出来て良かったです(∩´///`∩)
須坂さんの描く残念イケメンは鉄板ですね…!
今回もナイスキャラでニヤニヤさせてもらいました♡

評価は神寄り。読み返し度は満点です( ´艸`) ♪

7

笑えて萌えて癒された〜

作家買いです。
可愛くて最高!

大人になると、好きなことを好きという事が若い時より難しくなる気がします。
ましてや自分の趣味を後ろめたく思っていたら尚更誰にも言えないし、引かれたり否定されたりして傷つくのが怖いと思う。
本作の主人公・北大路は、少女漫画に夢中のイケメンリーマン。
もちろん、この趣味は誰にも内緒。
そんな北大路が友情に躓きながら、本当の恋を見つけていくハッピーなラブコメです。

偶然にも同期の有馬が少女漫画を読む事を知った北大路。
はじめての趣味友に浮かれる北大路でしたが、ゲイの有馬は北大路に片想いしていて……と、いうお話。

北大路のギャップ〜♡
家の本棚は少女漫画で溢れ、推し作家のサイン会に出向いたりグッズを買い漁ったりと、完全なオタク。
北大路が漫画を読んで感動の涙を流す場面、心の中での萌え語りには共感!
この作家さん天才なの?他に既刊本は?あったー、速攻ポチり……って、分かりみか深すぎる(笑)

二人でコラボカフェに行く姿は可愛く、ゲーセンでぬいをゲットしてホクホクなイケメンにめっちゃ癒された♡
しかし、趣味友に浮かれる北大路に対して、有馬は複雑な感情を抱いています。
有馬の心の揺れや北大路に対する気持ちが、ふとした表情に表れていて胸がキュっとしました。
男らしい有馬は、実は健気で一途。このギャップも堪らん!

そんな有馬の気持ちに気付かされた北大路は、次第に有馬のことで頭が一杯になるものの、不用意な発言で有馬を傷付けてしまい……と、続いていきます。

「少しの間でもお前と友達になれて嬉しかった」と言う有馬にも、立ち尽くす北大路の姿にも泣きそう( ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )

恋に恋する北大路と、片想いを拗らせた有馬。
切なくすれ違いながらも、抑えきれない嫉妬と独占欲を見せる北大路に萌えまくり♡
北大路にキスされてトロンとなる有馬が可愛過ぎるし、「入れて」のおねだりにはキュンとした〜
普段の男らしい姿とのギャップがヤバいよ〜

少女漫画のような恋が素敵な作品です。
有馬の姉も良いキャラで、姉目線の描き下ろしは泣けたー
まるまる表題作なので読み応えありの一冊!オススメです‼︎

9

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