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anti alpha another
作家買い。
奥田作品の『アンチアルファ』の続編というかスピンオフです。前作未読でも読めないことはない気はしますが、できれば先に前作を読まれてから今作品を読まれると、より一層理解しやすいかと思います。
『アンチアルファ』はオメガバースものなので、今作品ももちろんオメガバースものです。以下ネタバレ含んでいます。ご注意ください。
2CPのお話が収録されています。
前半は表題作『アンチアルファアナザー』。
前作『アンチアルファ』の受け・礼の叔父で、有能な弁護士である静のお話です。
差別や人権侵害を侵さないように、5歳までに遺伝子検査を行い、その結果よりよい番を与えられ、成人となる18歳になった時点でその相手と番う、という世界が舞台です。
αで、有能で、温厚、冷静沈着な静は、ある日とある案件を受ける。
それは、番のΩを監禁し性行為を強要し、彼の生命すら脅かした罪で逮捕されたαの大学生の類次の弁護をすること。
類次は番であるそのΩ・天央を心から大切にしていたけれど、薬が効きづらく性欲のコントロールができない状態であった。なにより、類次は天央に激しい恋慕の想いを抱いていた。
が、番を大切にできなかったと判断された類次は、番は解消され天央を失うことになってしまう。意気消沈する類次だが、静の献身的なサポートもあり少しずつ心を開いていく。が、ある日仕事でΩの匂いをつけて帰宅した静に、類次がヒートを起こしてしまい―。
この静という男性がめっちゃ男前です。
大人の男っていうのかな。弁護士としても、人としても完璧な優しさと男気を感じます。
が、彼の心の闇も、少しずつ見えてくる。
彼の甥っ子である礼の存在を介して。
この繋ぎ方が素晴らしい。
薬を使いΩをαに偽装していた上代家。由緒正しい上代家から、Ωを出すわけにいかないから(というクソな理由で)。
今まで、静が番のΩにそれほど発情しなかった理由。
「アレルギーの薬」と称して医師から処方されていたもの。
そして、類次のヒートに中てられ、発情してしまった身体。
そこから導き出された答えは―。
そんな自身に葛藤し、苦しみあがき。そんな静が類次と出会い、「本当の自分」と向き合うことになる。向き合うことができるようになった、といった方が正しいかも。
早逝してしまったかつての番への懺悔の想い、αとしてこうでなくてはならないという固定概念、自分のあさましい欲望。
それらを、類次という存在を得て昇華していく、その姿がとても素敵でした。
一方の類次。
彼の執着心はどこから来るのかなあ…。天央、そして静。
「静だったから」という理由がもっとはっきり見えていたらなおよかったなと思いました。
後半は『アンチアルファアダルト』。
前作『アンチアルファ』の続編です。
大学を卒業し、25歳になった彼らを描いています。
家の方針からΩであることを隠しαとして生きてきた礼。
けれど、悠仁の番になるために、本当の自分の性をさらけ出すことにするけれど。
礼の実家。
悠仁のクソな(いや失礼)叔父の存在。
そして、何より悠仁との「これから」。
様々な障害を乗り越え、礼は前に進んでいく。
そんな礼をサポートするのが、叔父の静。
素の自分を理解し、サポートしてくれる存在が、人にとってどれだけ大切なのか。
そして悠仁。
なんていうのかな。まさにザ・俺さま!って感じ。
ちょっと悪っぽくて、態度も横柄で。でも、こういう男性がドツボに入るっていう女子は多いよなー。
そんな奥田先生の策略にまんまとハマり、ええ、カッコよかったですとも。とっても。一途に礼を想いサポートし続ける悠仁のカッコよさにKOされました。
このシリーズのツボポイントは、攻め・受けさんともに内面が男前なこと。困難にぶち当たってもそれに負けることなく前に進もうと奮闘する。そんな姿に、萌えが滾りました。
気の毒なΩさんが何人か登場しますが、その人たちも自らの力で這い上がろうとする描写が描かれ、総じてとってもハートフルな1冊でした。前作ありきではあるのですが、この1冊でこれだけ盛りだくさんなバックボーンを回収しつつ進むストーリー展開が素晴らしかった。
もちろん類次×静、そして悠仁×礼の2人の恋がベースになっているのですが、そこから彼らの複雑な家庭環境だったり内面をもきちんと魅せている。オメガバースものということもあってエロ度もかなり高い作品ではあるのですが、エロだけに振り切った作品でもない。
素晴らしい1冊でした。
『アンチアルファ』のスピンオフ+続編です。
前作は既読で読まれた方が良いかと思います。
誰もが当たり前のように「番」や「運命」を手に入れることができる世界で、その運命や性に抗う人々を描いた作品。
一冊ずっとドキドキしっぱなしで読みました。
強いΩと個性的なα、そして未だ残るΩ蔑視ーーと、今回も独特な世界観に引き込まれまくりました。
【アンチアルファアナザー】 108P
優秀な弁護士であり、皆から慕われる存在の静。
静は、運命の番を監禁し、犯し続けて命を危険に晒した大学生・多岐島類次の弁護人、及び身元引受人となります。
ある日、類次の体臭でヒートを起こした静は、「私をオメガにして下さい…」と跪きーー…!?
代々優秀なαを輩出してきた上代家。
Ωで生まれた子はαと偽装され、抗アレルギー薬として抑制剤を投与されてきました。
礼だけでなく、静もαとして生きてきたΩだったのです。
Ωに寄り添い、誰からも尊敬される静の突然の発言に度肝を抜かれました;
αとしてΩと番い、立派なαであろうと生きてきた静ですが、抗えない本能に引きずられるように本当の欲望を曝け出していきます。
自分の小さなtnkと大きな類次のモノを比べて恥じる静が妙にエロくて、「怖い」と泣く表情にはキュンとしました♡
類次に寄り添い、彼の暴力ともいえる性欲と向き合ってきた静。
その真摯な静の思いが、着実に類次に根付いていくところがすごく良いんです。
気絶した静を綺麗にしてパジャマを着せて寝かせたところ。類次の優しさがうかがえて好きでした。
類次の番だった天央も可愛くて良い子。
今なら二人はやり直せるのでは?と思う反面、類次と離れたくないと願う静。
αとΩ、運命と非運命……いろんな葛藤を感じる中で、「私を置いて行かないで」と泣いて頼む静にグッときました。
運命じゃなく、自分で掴んだ未来。
決められた番じゃなく、自分で選んだ相手。
偽りの「性」じゃなく、本当の自分で生きる「生」に意味があると思わせてくれるラストも素敵。
ただ、番になるまでがあっという間だったので、全体的に性急であっさりした印象になってしまったのが残念。
もっとじっくり読んでみたかったかも。
天央のその後も気になります。
【アンチアルファアダルト】前・後篇 71P
前作、悠仁の叔父に発情させられた礼の続きからです。
他の男に発情するのが許せない礼は、悠仁と番契約を結びます。
運命の番と違い、α側には変化が起きない行為。
もっと強く自分を感じさせて縛りたいのに、Ω側からはαを変化させることができないもどかしさ。
礼は、α優位の関係に不安を抱きます。
というのも、また登場する悠仁のクソ叔父。
Ωを差別し、道具としてみなすこの男が今回も最低αであることに変わりはありません。
そして、Ωの礼を受け入れない母親。
この母、狂ってます。
すごく怖くて、ある意味、悠仁の叔父より恐ろしい。
母親らによって監禁された礼を救うのは、悠仁と静。
礼をさらいに来る悠仁が、かっこよすぎた!
αのオーラを感じました!!
「好き」だとか「愛してる」なんて言わなくても、態度で示し合う二人の関係に萌えまくりました♡
悠仁の独占欲もたまらん!
二人の姿を見て立ち上がるΩもいたり、その結果、クソ叔父はザマァ展開になるんですけどね。ここ、最高!
私は、努力でαを納得させる、媚びないΩがとても好きです。
その点では、礼が理想!
相変わらずかっこよくて痺れました!!
前作の「アンチアルファ」が非常に面白く主人公の二人も素晴らしかったので続編に小躍り♪
でも表紙絵をみて(あれ‥なんか違う‥(˙˙*)?)スピンオフですと!
_| ̄|○ガックシ・・
でも、アダルトの方で彼らの続編もあるとの事で小躍り♪♪♪。
相変わらず‥めちゃくちゃ好きな絵柄ではないんですよ。
裸も前作同様美しくなくて苦手です‥(T_T)
も〜!類次くん?だっけ?
αの攻めの子は欲望満たす為に番のΩ監禁して殺しかけちゃうっていう‥病的で目の下くまっぽいし‥
そそられるイケメンではない!
でもね〜。誠実なんですよ。
第2性に翻弄されながらも必死で普通の人間であろうと贖ってるんですよ。
また。登場人物はほぼエリート!Ωもしかり、オメガバースではΩは身体を売るしか生きるすべがなく男娼なんていう設定が多いんですがこの作品はそれがなくΩが肉体だけを武器にしないお話が良い。
運命の番を医学的にセッティング?して頂ける進化した社会、運命の番は簡単に出会えるという設定。
表面では平等をうたいながらも根強く残るα主体の思想に囚われΩを見下す人々。
胸糞悪くなるなかで、正義は勝つ的なとってもスッキリする!ラスト。
オメガバースという仮想世界ではあるけれど、リアルに現代の人種差別問題に類似する。
この展開は人間心理を良く理解して読み手の意識をがっつり掴む!
もちろん、絵柄やストーリーに好き嫌いはあり好みは分かれるとはおもいますが、数々のオメガバースを読んできて、ここまで良く考えられ完成された世界観のオメガバースはなかなかないと思います。
苦手な絵柄だろうがなんだろうがこのブレないストーリー展開に気がつくとどんどん引き込まれていつの間にかどの登場人物も好きになっている‥
特別、ひねった設定でもない、比較的素直なオメガバース。それなのに面白い‥。
先のお話はストーリー展開が少し早いので残念なところもありますが、どうせくっつくと分かっているのを理性がどうとか社会性がどうとかっと、うじうじくどくど長引かせるよりはいいかな!っと思います。
決断が早いのも自立しているΩだからこそ!
このΩの強さが良い!
それからアンチアルファからの二人。
もう揺るがない絆の強さがたまらなくいい!
カースト的な思考が強いエリート社会のなかで、既に噛むと云う番の意味をなさなくなったのにあえて項を噛む事を選ぶ二人。
そこにはもう、常にΩに影を落とすオメガバースではなく、第二性があるその世界を受け入れ楽しむかのような二人‥
礼さんの強さと美しさ、悠仁さんがちょ〜イケメン!
お互いを認め合うこの二人は大好きです。
ああ‥続編が読めて幸せでした。
前作の主人公・礼の叔父、静のお話です。
スピンオフ自体は全3話。
コミックの後半は前作CP・悠仁×礼の続編になります。
2組分のお話が収録されている分それぞれのページ数は少ないですが、礼と静の対比がいい。
Ωに生れながらαとして生きてきた礼と静。
同じ境遇でも、違う形の幸せを手に入れるふたりの結末がすごく良かったです。
2つのお話から、このシリーズの世界観をより深く理解することができたと思います。
『アンチアルファアナザー』
類次×静
静は礼と同じでαとして生きてきたΩ。
バース性の偽装はオメガバあるあるですね。
でも上代家のやり方はまるで洗脳で、周囲を欺くだけでなく、本人にさえ自分の本当の性を認めさせないところが残酷です。
Ωに激しく欲情しないこと、αに憧れることなどに違和感を感じながらも、自分はαなのだと言い聞かせて生きてきた静。
静は優秀な弁護士で、偏見を持たないαとして皆から尊敬されています。
そんな彼をΩとして開花させてしてしまうのが、類次です。
類次は生まれつき薬が効きにくく、強い性衝動に苦しんできたαです。
この世界では、5歳までに義務づけられている遺伝子検査で最良の番相手、つまり運命の番を判別し、成人とみなされる18歳になったらその相手と番うことになっています。
類次は自分の番のΩを監禁・性行為を強要した罪に問われ、弁護人の静と出会うのです。
家族から見放され、被害者のΩとは番関係を強制解除されて絶望する類次でしたが、静の言葉によって前向きになります。
そして当然、いつも優しく励ましてくれる静に心惹かれていきます。
一方で静は、自分をΩとして受け入れてくれた類次に惹かれつつも、10年前に他界してしまった番・美弥(Ω)への罪悪感を抱えていて…
うーん…元番との悲しい過去を持つ者同士なので、決して明るい話ではないんですよね。
でも、じんと心に沁みる台詞が多くて、読後は優しい気持ちになれました。
特に、静が美弥への気持ちを打ち明けた後の類次の台詞が素敵でした。
子どもじみた嫉妬をするわけでもなく、独占欲を見せないわけでもなく。
年下わんこ感満載な類次だけど、決めるところでは決める男の子でした。
『アンチアルファアダルト』
悠仁×礼
ついに悠仁がうなじを噛み、番契約を結ぶふたりのお話です。
礼にとっては、番うこと=Ωになること=上代家から出ることなので、番う件に関しては慎重になっていました。
しかし、強い力を持つ悠仁の叔父に強制発情させられたのがきっかけで、礼は番契約を結ぶことを決めます。
悠仁に噛まれ、離れている時でも悠仁を感じられることに安心する礼。
でも、「君はアルファの支配下に置かれたんだね」という悪意ある叔父の言葉が、礼の心に影を落とします。
もちろん悠仁は礼を支配下に置いたなどとは思っていませんが、実際、αだけは番契約後も他のΩと性行為できるんですよね。
自分が悠仁に縛られるように、自分だって悠仁のことを縛りたいのに、それが叶わぬ礼が切ない。
けれどその気持ちは悠仁も同じでした。
礼が願うのと同じように、悠仁も対等でありたいと思っていて…
「少しの寂しさを 共有している」
というモノローグが印象的でした。
深く愛し合っていて、だからこそもどかしさを抱えるふたりにぴったりな美しい描写だなと思いました。
運命の番ではないこと、家のこと、世間の価値観、いろいろな壁がありながら、最終的には悠仁と礼とでしか築けない関係を見つけることができてよかったです。
この強気×強気コンビ、やっぱりめちゃくちゃ好きだ。
特に悠仁の好きなところは挙げたらきりがないので、ひとつだけ。
ネクタイ!(笑)
一般的なストライプやドット柄じゃないところが非常に悠仁らしくてツボでした。
前作は制服だったから、こういうのも続編ならではの萌えですね。
こんなに素敵な続編をありがとうございました!
「アンチアルファ」のスピンオフの前半と、続きである後半でとても読み応えありました。
相変わらず身体の描き方は気になるものの、それが気にならない程の迫力がありました。
オメガだと知らずに生きて来て礼が相談した事により、自らの性の秘密に気が付いた上代静。
彼は類次の弁護を引き受けた事で運命も変わって行きます。
諦めてしまうかと思っていましたが、類次に一緒に居て欲しいと懇願する様子に安堵しました。
後半の礼と悠仁カップルも相変わらずカッコよくて好きです。
そして鬼気迫る礼の母親が気持ち悪いし、その母親を溺愛する父親が不気味で何とも言えませんでした。
実家で拘束された礼を助けに来た悠仁に知らせてくれたのが静で、車の中で静が言った「それぞれの番の形」で礼は自分の望む形を考えます。
お互いに対等で在りたいと思う2人がやはりカッコよくて好感が持てました。
アナザーでは礼の働きぶり、アダルトでは静と類次のその後もちょっと触れられているのも楽しめました。
最後にあの叔父のザマァ展開に胸がスッキリしました。もっと落ちぶれた姿も見たいので、続巻希望します。
表紙とあらすじを読んで、表題作が半分しかないのが残念だと購入を悩みつつ、やっぱり気になるので購入しました。
受けの静さん。めっちゃかわいいです。とにかく、家の外で弁護士として働く姿は、かっこよくてスマートで、できる男そのもの。なのに、攻めの類次の前では、可愛い。
本当にかわいいので、もっと類次と静さんのお話が読みたかった…!!
3話にスマートに収まってるけれど、やっぱりボリュームは物足りなく感じる。
でも、エリートで模範的な人が、ワンコ攻めのせいでどんどん変わっていく姿が好きな人には、是非読んで欲しい一冊。
年上眼鏡エリート受け好きの私には、めちゃくちゃ刺さりました。最高です。
もっとこの二人のお話が読みたーい!
お恥ずかしい事に、続編が出ていたなんて全く気付かず……バカなアタシ。
新たな二人が登場の巻だとは知っていましたし、チョロっとアンチアルファの二人が(大人になってる姿)見られるなら最高と期待し。
漸くアナザーを手に入れ、読む前にアンチアルファを読み直し、そして今作へ突入。
はぁぁぁぁっ₍ᐡ⸝⸝ට ̫ ට⸝⸝ ᐡ₎♡♡"
こんなに凄くて良いのか!!!
神の上の神ってないの?????
と聞きとぉございます。
この二組の愛し合う(いや、こんな生ぬるい言葉じゃ表せない!)ペア、こんな風になって欲しい、きっとこうなるんだろう…とは思っても、そのラストたるや、その工程たるや! 恐れ入りました!
と土下座するしかありませぬ!!
アンチアルファを描かれる奥田先生
糸永くんの恋の糸を描かれる奥田先生
この振り幅が広過ぎて、嵐の中に居るようです。
凄いとしか言いようがない。
奥田先生を読んだことない方が居られたら、それは腐の沼の住人に取って最大の損失でございますな。
枠先生、これからもよろしくお願いします。
そしてこんな御本を出して下さる新書館さま、ひたすらありがとうございます。
『アンチアルファ』のスピンオフと続編が収録されています。
『アンチアルファアナザー』
優秀な弁護士の静が、番を一ヶ月監禁してしまった類次の弁護を担当するというお話。
キャラも設定もとても良かったです。でも、ちょっと展開が急だったなぁ~という印象。お互いに惹かれあうのはアルファとオメガなので特に気にならないし、静が若い類次の将来を気にして番になろうとしないのも分かる。
でも、物足りない!ページ数が少ない中でもちゃんとキャラの心情が伝わるのはさすがと思うのですが、展開がギュン!と次々進んでいる印象がどうしても抜けなくて少し物足りなかった…類次の薬が効かず性欲をコントロールできない設定をもう少し活かして欲しかったな、とも思います。
『アンチアルファアダルト』
前作『アンチアルファ』の続編です。これ単品だったら神評価でした。
前作では悠仁の叔父や礼の実家等々、色んなしがらみが多々ありましたが今作で一応の決着がついたように思います。
もう悠仁の男前っぷりがすごい。実家で拘束されてた礼を颯爽と連れ去るシーンとか最高でした。礼の首筋を噛んで自分の首にも痕をつけてもらって、痕をつけられて恥ずかしくないのか!と憤る叔父さんに愛の証とどや顔する悠仁は何回見ても素晴らしい。
礼も情緒不安定がすぎる母親にきっぱり言い切るとこも、悠仁と濃厚セッしてるのに静(叔父さん)の電話に躊躇なく出るとこも彼らしくて好き。
しっくりくると言われたときの礼の表情がもうっ!良かったね。幸せになってね。
続編待ってるよ←
あとこれだけ、ゲス叔父ざまぁwww
表題アナザーのほうは、前作のスピンオフで攻撃的なアルファとアルファの家系に生まれたオメガ、学生と弁護士、歳の差、と盛りだくさんな設定のお話でした。
わたしは糸永くんシリーズが好きだったのでアンチアルファシリーズも購入したのですが、前作に比べてどうしたことか体の書き方が異様に気になってしまいました。
なんだろう…筋肉質の体が苦手…?体格のよい体が苦手なのかすごく不自然です。
糸永くんのときは感じなかったし、すごく好きな感じの絵柄だなーと思っていたので、少しびっくりしました。
オメガバース作品の中でも激しいぶつかりのある作品なので元気のあるときじゃないとキツいかも。
ガツンとくる愛です。
でも理性的なカップルなので痛々しくても受け入れる側が幸せならいーのか、と思えます。
内容がいいだけに、画力が残念。。。
前作『アンチアルファ』よりも闇色が濃くなってて、いい…!この闇を摂取するために読んでる気すらします(笑)
【アルファとオメガが遺伝子検査で運命の番と結ばれる世界。上代静はアルファの弁護士だが、甥の話から自分がオメガである可能性に気付く。ある事件で担当したアルファの多岐島類次を預かることになり、静はオメガとしての欲望を抑えきれなくなる…】
いやー、やっぱりおじさん受けは最高ですね!目の下のシワ!色っぽい!!若干たるんだムッチリ体型が好きな私ですが、静さんのような引き締まった身体も大好物です。受けのガタイはでかければでかいほど良いものです。
さてね、この闇深さよ。
アルファとして生きてきて、自分への違和感がはっきりと『オメガ』であることに気付き、類次に跪いて「オメガにしてください」と乞うその姿よ。素晴らしい。そしてエロい。普段の静さんの穏やかさや冷静さとのギャップもエロい。静さんはアルファとして生きてきた人生に思うところがあるだろうけど、本能に沿った生き方を類次と一緒にしていけばこれからもきっと幸せだよね。あとはもう、2人で仲良くやってくれてるので、よし。
『アンチアルファ』の続編もあり。こちらは相変わらずの二人で安心。しかし上代家の闇も深い。お母さん、元男だったり、運命の番からの略奪だったり、もっと闇病みしてないかな(笑)