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isshou ore ni tsuitekoi
シーモアさんの「ナルシスト特集」の中に入っており、試し読みして続きが気になり購入。
いや〜〜、面白かった!声出して笑いました。
めちゃくちゃ読み応えがある。大好き。
『カメレオンはてのひらに恋をする』の厘てく先生の作品なんですね。
(以下ネタバレあります)
デザイナーズマンションに越してきて、いそいそとダンボールを開けていた攻め。
そこで以前のこの部屋の住人でベランダから落ち、地縛霊となった昴とこんにちはしてしまう。
願いを叶えてくれれば成仏する、と言うのでその願いを聞いてみると、なんと自分を抱いてほしい、と言ってきてー
というストーリー。
この20歳の青年幽霊くんが可愛いいいいいい…!
カーテンの下からひょっこり逆さの頭を覗かせていたり、電子レンジを明けると顔があったり。(あ、これは普通に怖いか…)
夜中ふと目覚めると、いつの間にか隣に入ってすーすー寝てたり。
そして、いざ!攻めが決意のもとに抱こうとすると、この受け君。
ドキドキ興奮しすぎてポルターガイスト現象を起こしてしまい、成功には至らず…笑
しかしこれ、想いが成就したとしても幽霊と人間の恋だもんなあ〜どう決着つけるのかなあ、と思っていたら、いやー、そうきたかー!
受けの正体については、途中から薄々「そうなんじゃないかな」と思ってはいたのですが、過去の人間関係のつながりにはおお!と素直に驚きました。
あの部屋の地縛霊となっていた理由も見事に回収されてる。すごい。
笑いと萌えとミステリーと、全部が本当にちょうど良い配分で混ざり合っていて、大好きな作品の一つになりました◎
笑える箇所が色々あるので、元気ない時に読むといいかもしれない。
一癖も二癖もありそうな後輩との、「先輩疲れてます…?」「憑かれてるよっ!!」のくだりとか。
初めての時に受けが気持ちよさのあまりぴゅっと出してしまい、「さすが俺…」とキリっとするナルシスト攻めの表情とか。( ̄▽ ̄)
あと、最後のページに書いてあった2人の詳しいプロフィール。
誕生月は違うけど、日にちが同じなところに、こっそり萌えました❤︎
幽霊BL。
でもすごく可愛いお話でした!
主人公はイケメンリーマンの月尚(ノンケ)。
引っ越してきた部屋に地縛霊がいた、という設定。
その幽霊・昴は「男に抱いてほしい」という心残りで成仏できなくなってると言う。
昴は月尚に「抱いて抱いて!」とつきまとうが…
月尚は早く成仏してくれ〜とばかりに覚悟を決めて昴を抱こうとするんだけど、昴は月尚にときめいちゃって霊魂パワーマシマシ、家中の食器だの家具だのを宙に浮かせるポルターガイスト発生でHは失敗。
こんな感じで、この昴はなんとも憎めない。
こうして始まった月尚と昴の不思議な同居生活は、何だかドタバタして楽しそう。
月尚もなんだか昴に情が湧く。
でも抱いちゃうと昴は消えちゃうし…っていうジレンマ!
一方、月尚は「昴」の存在を調べて…
これが、私には思いがけない展開でした。えっそうだったの?という。
しかも月尚とも遠からず。
いや〜感動〜良かったね〜、、だとは思うんだけど。
この辺はツッコミ所もありつつ。(5年昏睡してたら歩けないでしょ、とか)
全体に可愛らしいお話で読後感は幸せ感。
絵柄も好みです。「萌x2」で。
幽霊モノってシリアスがコミカルか分かれると思うのですが、今回は受けがボケ、攻めがツッコミでコミカルな雰囲気でした。
そして嬉しいハピエン!
最後の展開は正直読めていましたが、やっぱり良かった!
受けのやり残した思いを叶えるために、なんだかんだ受け入れて最後まで付き合ってくれるナルシストツンデレ攻め…優しいなぁ。うん、いい奴!
エロも少なめで最後のみで読みやすかったです。
この先の二人をもっと見たいなぁ~と思えた作品でした。
アンリミで拝読しました。
幽霊もののオチはどうしても皆同じだけど、これはハピエンにするためにはもう避けられないものだと理解しています。なので、そのほかのポイントでオリジナリティがあるかが大事かと思います。その点、この作品はちょっと独特に笑えて、キャラも立ってて面白かったです。受けの地縛霊が土下座で回転するところや攻めのキャラがナルシストなのが個人的にツボでした。
しかしちょっとあかんと思ったのが、受けの意識戻ってから身体回復するの早いな!ということ。普通に考えて起き上がるのも無理でしょ。あと受けの思考回路が結構ヤバい。
攻めの身体つきが程よい筋肉で素敵でした。
ずっと気になってた作品でした。やっと読みました。
すごく面白かったし良かった〜。
これはネタバレ見ないで読んだほうが絶対いい!
最後の十数ページで急展開します。
まさか!そうだったの?よく突き止めたね!
月尚が引っ越してきたデザイナーズマンションの部屋に幽霊、昴がいた。
享年20歳のゲイで、男に抱かれたら成仏するから抱いてほしいと。ベランダから落ちて地縛霊になってしまったと。
二人のやり取りや生活やエピソードがとっても面白くて。昴は明るくて可愛くてちょっと厄介で。月尚も意外とあっさり慣れてきて。
昴のために頑張って。
だんだんお互い好きになっていき…。
でももしエッチしたら昴は消えてしまう。どうしたらいい?からの月尚の行動。
はぁ〜良かった。後からわかる事実みたいなのって良いですよね。
ストーリーはテンポも軽快で、笑えるシーンも可愛くてきゅんとするシーンもあり、切ないシーンもありでとてもバランスが良かったです。最初は昴のテンションの高さに少しついていけなかったけれど、読み進めるうちに慣れてきて、無邪気な言動や素直なリアクションが愛おしく思えてきます。ノンケだった月尚が、少しずつ昴に絆されていくのも自然に描かれていました。1点だけ気になったのは、昴がベランダから落ちた流れ。そもそもベランダに出たきっかけもなかなかぶっ飛んでいるし、柵があるはずなのになぜ!?となりました。そこにもう少しリアリティがあると良かったなと思います。
引っ越した先の部屋
願いもしないオプションが憑いていたッ!
業者からの事故物件の説明もなく憑いていたそれ『お願い聞いてくれたら すぐ消える』とのたまう
浮遊してる幽霊が土下座するとそんな事になんのぉぉぉ??!!← あまりに可愛かったんで叫んでみたw
ありがち設定に何処まで飽きずに読めるか心配したんだけど とんでもないッ!
地縛霊がかわいくって かわいくってw
しかも 「よく思いついたな」って唸らされた
地縛霊が興奮すると ラップ音から始まって 興奮度合いからポルターガイストまで引き起こすという なんとも見事な展開
男に抱かれないと成仏できない地縛霊と 早く一人暮らしを満喫したいストレートの男 どっちが頭おかしいのか?の攻防戦
情が移る前にって言いながら 何だかんだ世話やいて 親友か兄弟みたいになっちゃってる
互いを理解し芽生えたキモチ そのキモチに素直になれば終わる関係
あぁ 無情……… なんたる理不尽
恋を実らせても抱いてしまったら成仏しちゃう
手にした瞬間に消えちゃう恋
でも ほら そこはラブコメ
100m圏内の呪縛をそう使うとわ
しかも そのあと起きるポルターガイストの使い方ッ!
『夏だ!ホラーだ!オカルトだ!』の勢い利用して積み本崩しするつもりが タイトルに魅かれてつい買っちゃったはじめましての作家さん 最後が若干強引だし四股の運動的ムリがあるけど こんなに笑わせてもらえるとは ← 地味に泣かされてもいます
ほんとラッキー たまには自分勝手なまつり開くのもアリよね ←いや罪本片づけろよ(怒
イケメンリーマン(ナルシスト気味)の月尚と自称地縛霊・昴のお話。
部屋に霊がいた、とか霊が視えるという展開は
何故かBLではよく見かける設定ですがありきたり感はなく、
グッとロマンチックなところもありコミカルなところもあり
厘てく先生らしい作品ですごく面白かったです。
イケメンなのにちょっと残念な月尚のキャラもすごく良かったし、
グイグイくるわりにすごく照れ屋さんな昴も可愛くて
ふたりともめちゃくちゃ推せる…!
最初はあんなに拒否っていた月尚が
どんどん昴に惹かれていくキラキラした感じ、すごくキュンとしました。
昴が生きていてくれて安心したし
それを月尚が探しだしてくれて本当に良かったです。
〖DMM電子書籍〗
修正 : トーン、白抜き
カバー折り返し : なし
カバー下 : 2人のプロフィール、先生関連の4コマ
帯 : なし
裏表紙 : なし
カバーデザイン : 不明
電子限定特典 : 漫画1P
備考 :
ふた言 : 抱かれたいのにピュアっピュアすぎる昴が段々可愛く思えてくる不思議。そんでもって結末にびっくり。
〖紙媒体〗
未読
久々に、どうしてもっと早く出会えなかったんだ…!と思った最高の作品でした。
二人のドタバタは滅茶苦茶楽しくて笑えて、願いが叶ったら消えちゃうってちょっと切なくて、意識し始めたらポルターガイストしちゃってドタバタ、恋にキラキラフワフワ。
お話もキャラも本当に魅力的で読んでいて楽しい…相手に巡り会って待ってたこともロマンチック。
お盆の今の時期にぴったり以上の作品でした。
あまりに完璧で言葉にレビューにしづらいです…
これ、タイトルが秀逸だと思う。
幽霊がらみで、そしてナルシーなんだけど、面倒見の良いキャラなんだなというのもわかる。
だって、「一生」ですよ!
兄貴!一生憑いていきます!みたいな。
この作品は、pixivで長年連載を追ってて完結まで見届けたんです、無料で。
普通ならそれっきりなんだけど、お金出してもいいからまたあの二人に会いたい!とコミックスを買って、たまに読み返してる。
だって攻めも受けもどっちもいいキャラしてるんですよ。
まず地縛霊の昴がどこか天然でかわいい。
笑顔がほわほわ〜で、かわいい。
攻めの月尚はナルシストなんだけど、なんだかんだ言って人がいいんですね。
「男の人に抱いてもらえるまで成仏できない!」とか無茶なこと言う地縛霊の昴を相手に、なんだかんだ言いつつもあれこれ奮闘しちゃう。
せっかく抱いてもらおうとしたのに、ドキドキしすぎてポルターガイスト現象を起こしてしまった昴が
「月尚さんが かっこいいからドキドキしちゃったじゃん!」と言うと、
すかさず、「君、わかってるね」と月尚がキリッとしちゃう、みたいなところがおかしくて。
お話は想像範囲内なんですね。
かなしい結末ではなく、こうあってほしいなぁという願いがちゃんと叶えられる。
ナルシストだけど面倒見の良い攻め×天然ほわほわ地縛霊によるラブコメで、好き。
面白かったです
一筋縄でいかないのにテンポが良くて満足の一冊です
受けが可愛い
女の子風の可愛らしさというより人としての可愛らしさが素敵
攻めはナルシストなので、いけ好かない感じかと思いきや、こちらも良い人
厘てく先生の作品はキャラクターが魅力的で可愛らしくて好きです
今作も良かった
だんたん、2人の距離が近くなってくるにつれてラストはどうなると少しソワソワしながら読みました
ラストも裏切られることなく、満足です
ありそうでなかった設定かなと思います
webマガジン掲載されていた第0話から第5話プラス描きおろしのあとがきです。
コミック裏のあらすじに「イケメンナルシスト×童貞粘着っ子のドタバタラブ」とありましたが、見事に表していると思います。
第0話では、引っ越し先の地縛霊・昴(すばる)に「男の人に抱いてもらいたい」とねだられて、無理だと即答した月尚(つきひさ)でしたが、最終話ではがっついてしまうまでに至る過程がすごく自然で、ノーマルだったのに?!みたいな違和感がなかったです。
5年間寝たきりだった昴が4日で月尚の前に戻ってきたのも「奇跡だね!」の一言があればすんなり受け入れられた気がする楽しいストーリーでした。最後の幽霊気分が抜けない二人まで面白かったです!
少々ナルシストぎみの美形サラリーマンの月尚さん(攻)と元気で可愛い地縛霊の昴くん(受)の笑いあり涙ありのドタバタラブコメディです。
昴くんの愛くるしさに終始悶えていました!!月尚さんに生活に干渉しないで姿を消していてほしいと頼まれたのにテレビに映ってくるし電子レンジの中に居るしベッド入ってくるし…まったく月尚さんの言う事を聞いてくれないのですが何故か憎めないのです!元気で面白くておっちょこちょいでとても魅力的な地縛霊です。個人的に序盤の土下座する時、宙に浮いているため回転しちゃってる姿が可愛すぎて何回も見返しています。
このまますんなり両思いになって成仏じゃ物足りないし2人が離れてしまうのは嫌だ!!!!と怯えていたところに朗報です。なんと昴くん生きてました…5年間眠ったままでした…しかも月尚さんと同い年でした…ありがとうございます…
同じ大学の月尚さんに一目惚れした昴くん。月尚さんに抱かれるためにウキウキでシーツを干そうとしたら落ちてしまったんですね。まさかこの死因が本当だと思いませんでした。本人が忘れているだけでもっとドス暗い死因があるのかと…なんともドジっ子昴くんらしい……
無事に魂が身体に戻った昴くんは愛の力でたったの4日で月尚さんのもとに戻ってきました!!あっぱれ!!これぞ執念!!念願叶って月尚さんに抱いてもらえました。本当におめでとう。糖度高めハッピーエンドを好む方に全力でオススメします!!!
ぬうううう。基本大好きなのに一点だけもや。
受けが幽霊→生霊だった→肉体に戻る→からの攻めの元に戻ってくるまでがたったの4日!!!
4日!!!
大文字と太文字にするHTMLタグで囲みたいよ!!
病院で5年意識なくて寝たきりで目が覚めて4日で一人で元の場所に行くってありえないでしょ…(涙)
せめて車いすで理学療法士説き伏せて付き添ってもらって、とかだったらまだしも。リハビリどうすんのよ~!
BLファンタジーだから?気にしちゃ駄目なの?気にする自分がオカシイ?
でも攻めは「来るまでに何年かかってもいいから」って覚悟してるじゃん。
だったらそれ生かしましょうよ~!(泣)
実は上田にくさんの「氷が溶けるのを待ってる」収録の”迷子くん”前後編と流れは一緒なんです。
もちろんキャラクターも違うし細かい設定が違うし展開も違うので似てるとかいう話ではなくて、オチが一緒なんです。でもこっちは再び現れるまでに1年掛かってるんです…。
だから説得力あったんですよね…。
あーんこれさえなければ文句なく神なのに~!!
厘てく先生大好きです!
連載はpixivで追っていましたが、やっぱり紙の御本で所持したい。
こちらは今までにない設定でした。
ちょっとナルシストが入る会社員、月尚。でもイケメンでモテてます。
そんな月尚が、新しく引っ越したマンションに入居して、超常現象が起きまして。
挙げ句、地縛霊の昴が登場するって❗️
最初の昴はマジで登場が恐い。
ちょっと自分に当てはめると、結構恐いんですよ~
テレビに出たり、鏡から覗き込んでいたり。湯船から、ゆらゆら出たり❗
だけど、昴の望みは男の人とのえっち…❤️
だんだん順応していく月尚が素晴らしい。
昴との掛け合いも息(?)ぴったりに成っていきまして。もちろん、情も湧きますよね。
まだ地縛霊時代の昴は、マンションからきっかり100Mで、マンションの部屋に引き戻されます。花火を観たがった昴は花火会場に当然行けないのです。
でも、月尚が昴の可愛い望みを叶えて上げるんですよ~❗マンションのベランダからちゃんと花火が見えて。
その時の昴がほんとに照れて嬉しくて、可愛い…
昴と過ごすうち、えっちも挑戦しますよ!でも出来ないわけです!当たり前。月尚の後輩も絡んできますが、実体の乗っ取りしたいわけじゃなく。
ほんとに昴は月尚が好きになっている。感情がちゃんと動いているんですよね。
月尚の疑問から、昴の真実を突き止めて。
地縛霊じゃなくて、生き霊だとわかるんです。
昴は、事故にあって。(まあ、昴らしい浮かれた理由です)
月尚と昴が現実に会うことができて。
昴が、ちゃんと昴の実体として生きていく。
昴の健気な月尚への恋心があったからこそ。
現実世界で巡りあった二人が念願のえっちが出来て、昴が可愛くて良かった❤️
ただですね~昴が目覚めてから月尚に逢いに行くまでが短い…
さすがに寝たきりだから筋力ないしね、もうだいぶ時間が空いてからの再会でも良かったかもしれませんね~
まあ幸せな恋人になれて良かったです。
月尚と昴が、地縛霊時代の習慣を引きずっているのも、いとおかし。
昴が可愛く照れる顔が、ほんとに良いので是非とも観ていただきたいですね❤️
えっちは、可愛い…感じですよ!
とにかく、昴くんが可愛くて堪りません!!
イタズラ好きなところも、月尚さんの後輩が遊びに来たとき嫉妬も、感情が昂ぶると起こしてしまうポルターガイスト現象も……全てが可愛いのです。
次第に昴くんに心を惹かれてゆき、彼の正体を突き止め「俺はずっとこの部屋で待ってる 何年かかってもいい 思い出したらいつでも帰ってこい」と送りだす月尚さん。
ただのナルシストかと思いきや、優しくて格好良い人でした。
2人が再開する場面では、何度読んでも涙腺が緩みます。
「他にはない 全く新しいBLを読みたい!!」という方にオススメしたい1冊です。
先生のコミカルなノリ大好きです♪
初っ端から昴には爆笑だったし終始かわいかった。。。
悪乗りしちゃう感じも可愛いし、
照れてポルターガイストしちゃうのも可愛いし、
ヤキモチで後輩の頭にかぶりついちゃうのも可愛いし、
アホなのも可愛かった!!
とにかく可愛かった♡
そして月尚!!!
カッコイイかと思いきや!!
ナルシストっぷりは可愛かったデス♡
気持ちを改めて自覚してから
好きなのにセックスしたら成仏してしまうと言う
なんともできない先にぶち当たってしまった時の月尚は
もぉぉぉ切なかった(悶)
寝ている昴にキスするシーンはもぉ・・・ホント・・・
たまりませんでした。
やっとこさ始まった本当の二人の生活ももう少し見ていたかったです♡
愛はきっと。色々救ってしまうのだ。
この世に未練があるのは、男に抱かれてみたかったから。というゲイの地縛霊、昴くんに懐かれてしまい、ドストレートなイケメン、月尚さんは受難の日々を送る。というドタバタ・コメディです。
早速お祓いしなければ‼︎という月尚さんをどうにか押し留め、抱いて欲しいと懇願する昴くんがとにかく怖いです。いや笑えるんだけれども。逆さに吊り下がって現れたり、TVの画面に現れたり(貞子⁈)レンジから顔を出したり。浴槽に沈んでいたり。考えてみて‼︎ コレやられたら絶対めっちゃ怖いから‼︎ けれど、ぐるんぐるん土下座する昴くんはやっぱり可愛らしくて、何だかんだ言って月尚さんは割と早目にほだされてしまう。
え⁈ ちょっと待って。コレ、ダメなヤツかも。死ネタってヤツ⁈ と、読み進めていくうちにちょっと切なくなって来る。だって 恋が成就したら、昴くんは消えてしまうのでは⁈ 早くも泣く準備に入る私。
ところが、なかなかそう上手くは行かない。昴くんは、月尚さんをホントに好きになり過ぎて、月尚さんをいざ前にすると、ドギマギが過ぎてポルターガイスト現象を起こしてしまうのだ。椅子は壊れ、グラスは割れる。包丁も飛んでますよね⁈ なので、昴くんの初エッチはなかなか成就しない。
月尚さんも次第に解ってしまう。自分の気持ちと、もし、昴くんが消えてしまったら…。それはどんなに哀しいことかという事を。
物語は少ーしだけ、ミステリーの様に展開して行きます。昴くんはこの部屋にどんな未練があるのか?
昴くんとは何者なのか。
作者が用意してくれた、温かな結末にジワリ来ます。そうか、そんな風に持っていくのね‼︎
と、ホッと胸を撫で下ろす。
ただ、あーっ!という間に解決してしまうので、もぅちょっとそこは感動させて欲しかったかもー。
昴くんも忘れてしまっていた、淡い恋の記憶。月尚さんにしてみれば、自分が見初められていたという事実にも気づいて無かった程の、日常の一コマ。
キッカケはほんの小さな事だったんだけど、遠い記憶は確かに恋の予兆だったのだという、ここが霊感的なロマンスになってるんですよね♡ 大事なとこ!
恋に落ちる一瞬だったんだなぁっていう。
昴くんが目覚めるのは、何と5年の歳月を経ているので。家族も心配したであろうし、ここは私を大泣きさせて欲しかったところです。
担当編集さんも言う通り。笑わせてくれて、切なくて。また笑わせてくれる。ドキワクとジワリ可愛いストーリーでした。
重力を得て、フワフワしなくなった事に慣れない昴くんが可愛いので、後日談もっと見たかったです。
メチャクチャ面白くて、直ぐに読み返してしまった。
登場キャラが全員おもしろくて味があるんですが、気付けばボケだらけ?
よくある設定ですが、おもしろストーリー展開に、構成の上手さで一気読みでした。
そして、画がお上手。躍動感のある伸びのある画というか、表情描写もよかったです。
ナルシストリーマン月尚が引っ越した先には、ゲイの地縛霊 昴が…。
昴の登場場面が最高でした。そんな地縛霊いないでしょって感じです。
コミカル描写が本当に上手くて、二人のやり取りや、日常風景だけで満たされる面白さ。
抱かれたら成仏すると言う昴に、ノンケ月尚がことに及ぼうとすると心霊現象で未遂。
抱かれないと成仏できない地縛霊と、一人暮らしを満喫したいノンケ男、
二人の攻防戦が始まるんですが、どう見ても楽しい同棲生活なんですよ。
月尚も元々面倒見のいいタイプなので、気付けば昴が喜ぶことをしている。
花火大会に行きたい昴ですが、行動範囲が限られている昴の為に、何とか実現しようと奔走する月尚。
一緒に見た花火シーンが美しい…アングルが秀逸で花火描写が素晴らしかった。
影や白が映える描写は紙より電子の方がキレイに見えます。
このボケ二人にツッコミ担当?として月尚の後輩、大地が登場しますが、
嫉妬にかられた昴が大地に取り憑いて、いいようにされる…結局大地もボケじゃないか。
この三人がボケとツッコミを回しながら、やんややんやと大騒ぎのドタバタですが、
この嫉妬心が発端となり、人間に恋した地縛霊になる昴。
昴がとにかく可愛くて、コロコロ変わる表情も好きですが、素直な子どもっぽさもいい。
その昴を上手くいなす月尚が、けっこう格好よくみえてくる。
元々イケメンなんですが、キャラがどうしても三枚目な、残念なイケメン月尚です。
大地の除霊騒ぎで、月尚もすっかり昴にほだされている自分に気付き…。
そして、昴は地縛霊ではなく、よくある展開の生霊だったんですが、
月尚と昴のそもそもの関係がピュアで、しっかり花火大会も繋がっている。
伏線回収と月尚がみせる昴への想いが、けっこうせつなくてジワリとさせられました。
幽霊ものは生霊になってエロ三昧な作品が多いですが、
この作品は「抱かれたいゲイの地縛霊」から始まりながらも、全然エッチしないのが斬新。
もちろん、意識が戻った人間として戻ってくる昴とあまイチャエッチですが、
童貞処女の昴がウブでカワイイ…ステキな初エッチでした。
ナルシストの月尚が時折りみせる、振り返りウィンクが昭和ぽくて笑いが…。
そして、人間に戻っても最後まで幽霊気分が抜けない二人の小ネタが面白い。
せつなさたっぷりですが、それ以上に二人の日常に笑わせて貰いました。
コミカル要素だけでなく、怖い場面はしっかり怖く描かれているのもよかったです。
恋人になった二人で続刊になりませんか?
二人共大好きなキャラで、後輩の大地も可愛かったなぁ…もっと見たい作品です。
※シーモア:修正は白抜きです。
とても面白かったです!
ナルシストリーマンの月尚と童貞地縛霊・昴の同居?ラブコメディです。
引っ越し先の部屋には何と地縛霊がいた!
昴と名乗る霊は、ゲイで童貞のまま死んでしまったため成仏できず、月尚に抱いて欲しいといいます。
祓いたい月尚は覚悟を決めるが、いざ事に及ぼうとするとポルターガイスト現象が起こり…
家からどこまで移動できるか試す2人が面白すぎます!
シュワ!って感じで、100m以上離れると昴の魂が家に戻ってしまうんですよね。
相当強い思いが家に残ってるのかなー、と思いました。
お話の流れ的には私の想像通りでした。
昴は生霊だったのです…
想像の範囲を出ませんでしたが、そうだったらいいなと思う流れだったので満足です。
月尚は顔が良いけどナルシストで初めは好きになれなかったけど、意外にも面倒見が良くて優しいです。
だんだんと昴に絆されていってるのが分かりました。
生きている頃から月尚が気になっていた昴は、地縛霊というより月尚に執着があったように思います。
昴は自分が何者か知った時、自分の体に帰ることができました。
そして、会いに来てくれることを望む月尚の元に戻ってきてようやく念願叶えることに…
だけど、霊体だった頃の生活が染み付いている2人はポルターガイストを警戒してしまいます(笑)
ストーリー自体は新しいものではありません。
だけど、2人のキャラだったり厘先生の表現だったりが面白く、とても楽しく読ませていただきました!