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让最想被拥抱的男人给威胁了
舞台[血の婚礼]でダブル主演ですって。
そこでフラメンコシーンがあって自分の踊りに満足いかない高人は本場のスペインに飛ぶんですって。
スペイン編って何でスペイン?って思ったらそういう理由なんね。
チュン太まわりの新キャラがたくさん出てくる。チュン太のおじいちゃんめちゃイケメンセクシー。ありゃモテるわ。
チュン太の幼馴染のアントニオ。情熱的にチュン太に何度もアタックして破れてただと。その割には高人に対して紳士的に接してくれるし、過去の話もしてくれるし、いい奴やん。
あんな見た目だからてっきり抱きたい方だと思ってたら抱かれたい方だったのが驚きでした。
あぁ、卯坂さんとアリス気になる〜。あんなアバズレっぽいのを強姦しただとー?そんなことあったのにヘラヘラ現れたのは何でなの?
早く教えて?
描き下ろしのアントニオから貰ったパンツ。大変よろしかったです。恥ずかしがりながらあのポーズいい感じに見えてしまうじゃないの。高人は無自覚に煽るなー。
今回ネトラレトライアングルなくてショックだったけど、あとがきでまだ描きたい的な事言われてたからこれからもあるんですよね?
若手俳優:東谷准太×ベテラン俳優:西條高人です。今回はスペイン編です。
前巻では高人さんの過去の話でしたが、今回は准太の過去の話で、祖父母と幼馴染みが登場します。
准太のルーツが分かる話でした!
高人さんは准太の足手まといにならないために1人でやろうとする、准太は高人さんの力になろうと思ってスペインまで追いかけてきたので少し揉めます。
でもアントニオ(准太の幼馴染み)と祖父のおかげで仲直りして大団円でした。
というか、アントニオが良い奴すぎて…。
ぜひとも救済してあげてください…!って思いましたね。
で!!卯坂さんと在須の話ですが、どうやら、
大学の先輩、後輩の仲らしく…(卯坂さんが後輩)正直、准太×高人のCPよりもこちらが気になりますね!!
ただ、ストーリーは全体的嫌いではないのですが、やっぱり濡れ場シーンの描写が苦手なのは変わらなかったです…(ごめんなさい)
読み返しです。1巻と比べるとエロメインから内容メインに変わった気がします。まあどっちにしろエロは多いので私は満足でした。もうフラメンコと2人の相性が良すぎて眼福だった...!初めはちゅん太の追っかけから始まった2人の関係も、今こうして振り返るとちゃんと高人さんもちゅん太に惹かれているんだなと感じて感慨深かったです。そして、2人の恋人としての関係だけではなく、俳優として、ライバルとしての関係も描かれていてエモかったです。
万人受けするBLだと思いました!!年下攻めと年上受けってところでもう万人受けだと思う!(個人的な意見)。あと高人さんの性格がしっかりしてるけどちょっと抜けてるところありみたいな感じですごく可愛い。強引さと年下の甘えたな感じを上手く使ってるちゅんたもすごく好き。ちゅんたか最高です!!!買い続けたいと思いました!!!それと綾木くんのだんだん丸くなっていく感じがすごくいいなと思いました!!!綾木くんも応援したい
映画化の記事を見て買って読んでみました。
前巻の二人舞台が決まったところで終わりでいいのでは?広げて新しい登場人物増やしてもなあ…。
と思って買わなかったんです。
スペイン人に俺はなる!
二人舞台は情熱的なスペイン人の元恋人と新郎さん。
高人はこれまでのやり方ではフラメンコが小綺麗で情熱や感情が出せない。
これではチュン太と対等に並べない!
と単身スペインへ武者修行に。
チュン太の子供時代やセレスさんのルーツなど。
なんだか高人は1日で情熱的に踊れるように?
その後のエッチは何ページはぁはぁ言ってるんだろうとハラハラしました。外だよね?
卯坂さんとアリスさんはあんまりそそられず。今後はこのカップルがメインになってくるのかな?
映画化が決まった巻なので、また読み返してみました!
このシリーズの魅力は何かと聞かれたら、やはりストーリーとキャラの感情のわかりやすさ!
芸能界モノであるにも関わらず、複雑な設定を上手く使いこなし、ヒヤヒヤとさせられながらも、恋愛という主軸を忘れないところ。それが素晴らしいです。
今回、フラメンコを学びに本場のスペインに高人さんは単身で旅立ちますが、その役者としての真剣さと、ちゅんたに対する本気の愛がいい具合にミックスされて、高人さんの愛がものすごく伝わるんですよね。
役者として負けたくない。そしてずっと一緒に生きていくために、自分は何かを犠牲にしても頑張らなくてはならない。高人さんの不器用さが伝わってきます…。
そのせいで、途中ちゅんたをめちゃくちゃ不安にさせ、襲われてしまいますが…。それも美味しかった!!!拘束えっちっていいよね…最高…(脱線)
そして、ちゅんたの好きすぎて泣いちゃうほどの大切なもの。見つかって良かったです。人を本気で愛すと我を失うあのカッコ悪さ、高人さんを本当に愛してるんだなと伝わります。
生まれて初めて執着するちゅんたの相手が高人で良かった…。高人さんもちゅんたに見つけてもらえて良かったね…(涙)末永く2人で過ごしてよ〜泣
最後に、あんなに前までは好きというのを嫌がっていたのに、素面でも好きだ、と言えるようになった高人さんの成長に拍手!!!
映画楽しみにしてます!!!!
1巻まるまるスペイン編!続きものならではってかんじのお話ですね。
5巻では高人の身内について触れていましたが、6巻ではチュン太の親やらスペイン時代の友やらが出てきて、どんな環境で育ったのかが分かります。
高人の渾身のフラメンコの踊りからの、「はぁ」しか音がない6ページ半にもわたるエッチシーンはちょっと続きすぎて少し笑ってしまった(ご、ごめんなさい)
個人的に卯坂さんと在須さんの関係が気になる!
卯坂さん、見た目めちゃくちゃ好みなので、え、この人もblしちゃうの!と今後が楽しみです…
今回のお話はスペインが舞台です。
スペインはチュン太が小さい頃に育ったところなので幼馴染みのアントニオやお祖父様も登場し、チュン太の小さい頃のお話も出てきますし、アントニオは高人さんにライバル心めらめらで絡んできますので二人のフラメンコ対決などもありスピード感もあって、六巻目なのに飽きさせません。
もうすでにラブラブなんだから、どうせイチャイチャのろけばかり聞かされるんでしょ、と思って読むと又しても言葉足らずでチュン太を不安にさせてしまう高人さん。アントニオの「日本人は空気読めとか言うけど、空気は吸うもの!」みたいな話が面白かったです。途中で入る卯坂さんとアリスさんの話も続きが非常に気になります。
アニメ化もあり、ノリに乗っているだかいち。
5巻のパパラッチ編が終わり、マンネリ化になりがちな雰囲気でしたが、さすが桜日先生!!!!
6巻はチュン太のルーツ、スペインが舞台です。
今回の1冊を通じて、今まで准太→高人さんと、准太の高人さんへの思いの方が強いと思っていましたが、6巻を読み終わり、「高人さんむっちゃ准太のこと好きやん!!!!」と考えが変わりました。
もう、夫婦同然の2人を見て幸せな気持ちでいっぱい(^∇^)
そんな矢先、次回から芸能界の黒い闇に2人が飲み込まれていく予感・・・
2人ならどんな試練も乗り越えられる!!
次巻も楽しみにしています。
「二人舞台」がフラメンコと言うことで、東谷との差を実感し”東谷の才能に置いて行かれる”と感じた西條が単身スペインに行くも、勿論勝手についてくる東谷。
今回は東谷の祖父母登場。
おじいさまは色気のあるイケオジだし、おばあさまは超明るくて可愛い!
おばあさまの描かれる絵は斬新過ぎて爆笑でした!
東谷のストーカー気質はおばあさま譲りな事も判明(笑)
今回は5巻で掘った指輪の彫刻の意味が判明するのがかわいくキュンってしちゃいました!!
卯坂さんと街で再会した先輩の関係がちょっと明るみになったけど・・・
これは同時進行で進むのかな?
二人に絡んでくるんでしょうけど、もしこの二人の恋愛が同時進行で主人公二人に絡まない単独で進むならちょっとごちゃごちゃしちゃちゃいそうで不安です。
ラストになにやら次巻で問題を起こしそうな二人が出てきましたが、
個人的に前作の週刊誌事件で綺麗に終わっていた気分だったので、この後「二人芝居」「真昼の星(続編)」と、お話が続くのがちょっと・・・不安。
先日、久々にだかいちの新刊を購入いたしました。
正直シリアス風味だった少し前のお話よりも
ギャグ多めで初期のだかいちを思い出させてくれる
ような感じがとても良かったです。(シリアスも苦手ではないのですが)
ネトラレトライアングルなどの他の作品が
収録されていないのは残念でしたが
今回に限ってはチュン太とトータカさんの
お話に絞って良かったと思います。
チュン太がなぜトータカさんに惹かれたのか
という理由がとても丁寧に描写されていました。
幼少期のチュン太はあんな感じなのですねー。
現地の人々も個性豊かで優しい方々でした。
(個人的にアントニオはかなり好きです)
最後の引き的に芸能界で2人が
安心して過ごしていくのを難しくさせそうな
男の娘?と思われる新キャラもいましたが、
チュン太もトータカさんも大丈夫でしょう()
強い人ですから。
(むしろそこで揺らいだら困ります)
個人的にはうさありも好みで、小出しに出てくる
過去の話がとても気になるので
スピンオフでしっかりと掘り下げてほしいです。
(本編と並行すると話に集中できないので)
あと年下彼氏の恋愛管理癖の続きは
いつ出ますかね…打ち切り…ではないですよね?
ともかく桜日先生を応援してます、長文失礼致しました。
待ってましたダカイチ最新刊!
今回もエロエロです
幼なじみの顔が濃すぎてインパクトがかなり強め
それが一番印象に残ってるってどうなんでしょう笑
そろそろマンネリ化して来てるかな……って思わなくもないけれど次の感が楽しみです!
5巻でふたりが収まるべき場所に収まり、ドシリアスな展開も一旦は終わり新しいステージへ。
そんな期待に満ちて始まったスペイン編。
と、いうよりフラメンコ!!
いつも、良い意味で裏切ってくれる頼もしさを感じていますが、斜め上いきすぎです。
西條高人には、到底持ち得ない情熱を体で表現するダンス。
もう何を見てもギャグにしか感じられず、西條高人の崩壊ぶりに真剣に読むべきか笑って良いものか。
時おり放り込まれる准太の不安や、卯坂の過去など、気持ちはシリアスに受け止めたいのですが。
どうしてもアントニオとセレスに引きずられてしまい、情熱と陽気さに振り回されて、本編の印象が薄く感じられてしまいました。
今回はネトラレの収録はなく。
それはそれでなんだかとっても悲しい気持ちに。
次回はトライアングル模様も期待して待ちたいと思います。
読み終わった感想を一言。893!?!?!?
血の婚礼に、うさありに、エロ下着に、893…気になることが多すぎます。キャパオーバーします!
ちゅんたのおじいさんイケメンっ!!おばあさんは「あぁ。。。ここからか(納得)」という感じで可愛いですね。
漫画なのにフラメンコのシーンの迫力が凄くて踊ってる音が聞こえてきそうな感じがします!
スペインの街並みも素敵!漫画片手に旅行に行きたいです。
ちゅんたの幼少期は今以上に天使です。羽とキラキラが足りないくらい!
とーたかはいつも通りえっちぃです!
安定感がすごいです。面白いとは思いますが、さすがに長い作品になってきたので、いろいろと事件を起こさないといけないのかな……と感じてしまいました。
まるっと一冊ちゅんたか、というのも悪くはないですけど、ネトラレトライアングルが無いのも寂しかった……一度ネトラレの長めの話を読んでみたいです。
本屋さん行ったら新刊が平積みですごくスペースとってたので、人気あるんだなーと改めて感じました。表紙もきれいだし、レジに持っていくのも恥ずかしさがなくて助かります。
今回の巻は、チュン太のルーツである国のスペインを舞台にしたお話でしたね。
今巻はチュン太と共に並んでいくために、高人さんが自分の殻を破ろうと、「情熱」を学ぶためにスペインに行くところから始まっていきます。
ところで毎回思うのですが、本当に仕事に関しての高人さんの判断力と行動力は素晴らしいですよね。
今までも決して慢心することなく自分を高め続けていましたが、今回のように自分に足りないものがあると感じたらすぐに行動できる所や、例え気にくわない相手であっても教えを乞うのを躊躇わない所は本当に凄いと思います。
それは誰にでも出来るようで出来ないことですし、だからこそ高人さんは芸能界で生き残ってこれたんだなと改めて感じました。
まあ、それが今回チュン太の不安を煽ることになってしまうのですが・・・。
そして、スペインで出会った人たちもまた・・・。
ことあるごとに美人の高人さんにチョッカイをかける、物腰が柔らかくてお茶目なチュン太のおじいさんのセレスさんや、そのセレスさんの事が大好きな元祖ストーカー天使な気質を持つ、すてきな画力のおばあさまのヤチヨさん、プロのパイラオールでチュン太が大好きな、幼なじみのアントニオ(ちなみに初恋はセレスさんだそうです)など、中々濃いキャラの人たちが沢山出てきます。
色々とエピソードはあるのですが、やっぱりアントニオやセレスさんから見た、チュン太の話が印象深かったように思います。
アントニオの方は、泣くほど人を好きになれる自分をステキだと言って羨ましがっていたガラス玉みたいな目をしたチュン太のことを、一方セレスさんは昔の自分の話も含めながら、周りに恵まれていても自分の中で何も動くことのなかったチュン太の内面についての話をしていました。
言われてみれば、三巻の冒頭のチュン太がまさにそんな感じでしたね。
まるで同じ動きを繰り返す機械みたいに、自分の感情が一定で凪いでいるというのは、一見落ち着きがあって好ましいように見えます。
でもそれは、平穏に見えても本当は孤独なことであり、本人も言っていたように自分の中に何も見つけられていない状態でもある、ということなんだと思いました。
だからこそ、それを動かした高人さんの存在はチュン太にとって「全て」であり、失うことが本当に怖いのだと、今回初めて高人さんに弱味を見せることになります。
そしてそんなチュン太の弱さを受け止め、自身の覚悟をフラメンコを見せることで示そうとする高人さんが本当に素敵でしたし、やっぱり年上なだけあるのか、いざというときは高人さんの方が強くて包容力があるんだなと感じました。
卯坂さんのことも気になりますし、これからの展開も何か不穏さが漂ってますが、これからも二人一緒に頑張って欲しいです。
待ちに待った最新刊!!
期待が高かすぎたのか
いつもと少し内容が違って
あまり……という感じでした。
コメディ感が強くてエロも
いつもよりかは少なめ。
少しガッカリ…。
子役からずっと。いわゆる優等生的な役者として、常にトップを走って来た高人さんにとって。
自惚れる事なく、自分を「器用貧乏なタイプ」だと自己評価する、そのクレバーさに痺れます‼︎
自分の殻を破ろうと単身スペインへ飛ぶ高人さん。
ここに来て、何故スペイン遠征?とも思ったんだけど、高人さんが自分よりもチュン太の才能を認めていて。彼とこれからも肩を並べて生きて行く為に。
彼の細い華奢な身体とは裏腹に、役者にかけるストイックな情熱に惚れ直してしまいます♡
チュン太の下であられもない乱れ方をする高人さんは、メス堕ちの他ならないんですけど、こういう男前っぷりをちょいちょい魅せてくれるから。私たちは、その時々で、高人さんにときめかずにはいられない‼︎
「血の婚礼」とは、男版「カルメン」といったところか。
昂ぶった情念を表現する、雄臭いフラメンコ。華奢で綺麗な高人さんには、習得し難い。
スペインの地で、高人さんは人との出逢いを通して、それを掴みかけて行く。
そうか、ここで私たち読み手側は思い出す。チュン太は、スペイン人を祖父に持つ、クォーターだったのだと。あのストーカーもビックリな高人さんへの執着と情念は、その血に脈々と受け継がれているのだと。
チュン太のお祖父様、セレスさんは確かに美形で色気のある人だったけれども、
幼馴染で、チュン太に横恋慕するアントニオが不細工だったのが、残念‼︎
いや、スペイン男らしくクドい感じに描きたかったんだろうけど、鬱陶しい不細工にしか見えない‼︎
情熱の国スペイン人らしいイケメンに描いて欲しかったよ。
そして、どっちかというと、お嬢さん=ニーニャ、に見えたんなら高人さんを好きになって、チュン太と高人さんを取り合って欲しかったかもー。
だってまた、チュン太に横恋慕してくる新人が巻末に出て来て、次巻はその話になりそうな。
この巻で、卯坂GPとアリスとの因縁の恋を描くのかと思いきや、その話はどうやら次巻へと持ち越され。あまりにもスピンオフ的なこの二人には興味が持てないので、気を持たせないで、サッサと終わって欲しい。(卯坂の顔は好き。)
話があちこちに逸れて行く様な気がして、そろそろメインの二人が何処へ向かって行くのか、迷子になりそうです。わたし的には、ドキハラのスキャンダル、からのその後がピークだった気がする。
物語的にはどうなんだろう。もっと私たちに感動を与えてくれるかな。
あと、「ネトラレトライアングル」のお休みが寂しい。
私は固定カップルとして、優也 × 先輩 を応援してるし、優也も先輩を離さないと思ってもいるけれど。決着が着くのかどうか。先輩が二宮に絆されそうな気もしていて。こっちもドキハラが止まりません‼︎
今回は高人さんとちゅん太の関係が大きく変わる、とても重要な物語でした。
今まで見たことのなかった高人さん、
そして、やはり初めて見るちゅん太の姿が描かれています。
5巻のパパラッチ編でのイメージ回復のため、卯坂GPが用意した二人芝居は「血の婚礼」。スペインのアンダルシアを舞台にした戯曲です。
作中のフラメンコが見どころになるのですが、
祖父がスペイン人のちゅん太の力強い踊りに対し、
キレイなマニュアル型の踊りしか出来ない高人さんは焦りを抱きます。
ちゅん太と一緒に生きると誓った高人さん。それなのにこのままではちゅん太の才能においていかれ、対等の立場で歩めなくなってしまう。本場のフラメンコを直接感じるため高人さんは行き先も告げず、単身スペインに飛びますが…。
スペイン編にはたくさんの魅力的な面々が登場します。
隙あらば美人の高人さんまで口説こうとする、おちゃめなイケおじ・セレスさん(ちゅん太のおじいさまです)。
そして猛牛のように気性が荒く、顔の濃い、ちゅん太の幼馴染・アントニオ。
ちゅん太を好きで堪らないアントニオはちゅん太をかけ高人さんにフラメンコで勝負を挑んできますが、実はプロの踊り手であるアントニオに高人さんはあっさり完敗。
ちゅん太の足手まといになりたくなくて一人でスペインまで来たのに、結局合流してしまった2人。「キレイ」な踊りしか踊れない、自分を変えることの出来ない高人さんは泊めてもらっていたちゅん太の元を去ろうとしますが、その後姿を見たちゅん太は自分に別れを告げた高人さんを思い出し、犯すように高人さんを無理矢理抱いてしまいます。
高人さんを二度と失いたくないちゅん太。
ちゅん太と共に歩むため自分一人の力で殻を破りたい高人さん。
少し言葉が足りないだけですれ違ってしまう2人の姿が本当に見ていてもどかしかった。
途中ちゅん太のモノローグが入ります。
子供の頃から何でも人並み以上に出来たのに、いつも心が凪いでいて、何をしても感情を揺さぶられることなくただ息をして生きているだけ。そんな自分を変えてくれたたった一人の人が高人さんだった。
ちゅん太にとって高人さんは「生きる意味そのもの」なんだと感じました。
アントニオの家を訪れ特訓を積んだ高人さんは、ちゅん太の元へ向かい、タブラオで「お前のためだけに踊る」と、台本を持たない、ちゅん太を想うだけの「西條高人」としてのフラメンコを踊るのですが、このシーンが圧巻です。
感情のままに、まるで無様に溺れるように、時折よろけながら、ただただちゅん太への想いに突き動かされるように踊る高人さんの姿に目を見張るちゅん太。
想いが通じ合った2人は、スペインの月明かりの下まるで貪りあうように体を重ねます。
桜日先生といえば擬音多めのHが印象的ですが、今回は擬音も喘ぎ声も一切なく、吐息のみで描かれるセックス。まるでスローモーションで見るような、それでいて激しく官能的な2人の行為。とても美しい「絵」で魅せる素晴らしいシーンでした。
翌朝、ちゅん太は自分の胸の内を語ります。
自分には世界と交わるための心がないと諦めていたこと。
高人さんに出会い、こんなにも世界は鮮やかだと教えられたこと。
そして、恋をするとこんなにも弱くなることを、と言って涙を流します。
まるで体の大きな子供のようなちゅん太を細い腕でしっかり抱きしめる高人さん。
泣き続けるちゅん太を「ずっと一緒に生きる為には、ずっと一緒じゃだめだ」と諭します。でも俺は絶対お前のもとに帰るし、お前も帰ってこい…と。
ちゅん太が「すきです」「すきです」とひらがなで繰り返すのに対し「俺も好きだ」と唇を重ねる高人さん。
高人さんのためなら何も怖くない。誰よりも強く見えていたちゅん太。
いつもちゅん太のペースに流され、恥ずかしがってばかりいた高人さん。
一緒に時間を重ねるうちに、こんなにも成長し、変わっていった。
役者としてアドバイスすることはあったけれど、恋愛に関してちゅん太を支え、包み込む高人さんの姿を初めて見たような気がします。
『2人とも恋をして弱くなった。
でもそれはこの温もりと生きていくための弱さだ。』というモノローグは涙で滲んでしまい、よく読めませんでした。
もちろん、コミカルで楽しい場面もたくさんあります。
描き下ろしの「セクシー下着H」では、いつものエロエロな2人をたっぷり堪能出来ます(ありがとう、アントニオ)。
けれど、スペインの美しい街並みの中繰り広げられた高人さんとちゅん太が初めて見せる切ない成長物語は今までのどのお話よりも強く心に残りました。
ちなみに、あちこちで登場するオレンジ。
スペインのことわざで「あなたは私のオレンジの片割れ」という言葉があり、生涯愛する人であることを意味するそうです。
セレスさんとヤチヨさんの馴れ初め、高人さんとアントニオのコミカルなやりとり、ショタちゅん太の強烈なかわいらしさ。
萌えという言葉では表しきれない沢山の想いをありがとう。
読み返す度にまた違う想いがこみあげてくる、宝物のような1冊でした。
(※注:「チュン太と呼んでいいのは高人さんしかいないだろう」という超・個人的理由から「ちゅん太」と呼んでいます。気にされる方いらっしゃったら申し訳ありません。)
やなっこ様
コメントありがとうございます。
だかいちはこちらではなぜか評価が低くて、違うよ?エロだけじゃないんだよ?とずっとずっと伝えたかったのですが、上手くレビューが書けず何度も諦めました。
やなっこ様のコメントに本当に救われた気がします。
こちらこそ拙い文章を読んで頂きありがとうございました。
すごく素敵なレビューだと思いました。
こちらのレビューを読んで、2巻で止まっていた「だかいち」全て買い揃えました。
ののみさんのレビューを読んで作品を読むと、理解が加速度的に上がり特にチュン太の行動の理由がよくわかりました。唐突に見えた高人さんの行動も…。
今まで私が読んでいたのは何だったのかな?と思うくらい見方が変わりました。
「だかいち」の素晴らしさに気づかせていただきありがとうございました。
だかいちスペイン編。
「東谷のルーツが明かされる」と裏表紙に書いてありますが、ぶっちゃけるとそこまで深刻なものではないのでご安心ください。
チュン太の祖父母、幼馴染が登場します。
2人でいちゃいちゃスペイン旅行するのかなと思いきや、案外しんどい展開でした。無理やりするシーンもあるので、なんだかんだラブラブな2人が好きな私にとってはちょっと辛かったです。
前巻までの騒動で高人がチュン太に「別れる」「離れる」というようなことを告げたことがチュン太にとっては相当のダメージだった模様。
幼少期は何にも興味を持たず、ただ毎日を過ごしたチュン太にとって、高人は世界を拓いてくれた最愛の人、愛することで(いつか別れが来るのではないかと)弱くなった…と明かします。
ここできちんと自分の想いを伝えてあげられる高人、さすがでした。このスペインでの出来事が2人にとってのターニングポイントになったんじゃないかな。
卯坂GMと在須の話も若干ですが出てきました、過去に何があったんだ。
次巻予告がどう考えても全然ハッピーじゃないんですけど、、、楽しみにしています。
やっと読めました!地方なうえに列車事故で入荷が遅れていて今日、ついに手に入れました。
正直5巻で決着がついて、そんなに引っ張らなくてもと思っていたけど、そんな過去の私を殴りたいです。
スペイン編、すごく良かった。チュン太、トラウマになってたんですね。お互いの気持ちが丁寧に描かれていたし、ちゃんと想いが通じあってよかった。
ミテゾーロの意味、私なんて5巻ですぐに調べちゃったけど笑。高人さんにも伝わって良かった。照れてる高人さん可愛い!
そして、今回は少しエロ少なめだったけど、だからこそエロが映えて良かったです。言葉責めのないチュン太が最高でした。
いつもは一話ごとに激しめえっち!って感じだったのが、今回は俳優業や人生の新たなステップを踏み出すといった内容で濃かったです。
わたしも情熱を注げるような、自分の皮が一皮剥けるような体験やレッスンなどをしたい!と考えさせられました。
発売を楽しみにしていた「だかいち」6巻!
スペイン編との事で、色鮮やかな表紙が印象的です。
3、4ヶ月毎にチョイスした新刊をまとめてネット買いしている私にとって、発売日に書店に走る数少ない作品でございます。
買いに走った甲斐があった!(^O^)/
私的には文句なしの神作品でございました!
巻を増す毎に桜日先生も益々クオリティが高くなっていらっしゃるといいますか‥。
最初の頃はただ、キャラの魅力と絡みシーンが上手くて人気なのか程度(すみません)に思っていたのですが‥。
18話でこんな情景のあるお話も描けるのか!と感動!
今作も、チュンたかさん2人のリズム感ある掛け合い、アニメのように声がぽんぽん脳内再生され読んでいてとても面白いし、それでいて2人の心情になるとじっくり、ゆっくりページがめくられていくし、2人の想いが重なるシーンは思わずうるっと来てしまうほど物語に引き込まれましたし、絡みシーンは相変わらずの迫力です。
マンガって若い子を描くのは比較的簡単なんです。
年配者のビジュアルが如何に上手いかで作家さんのクオリティの高さが分かります!
作中のチュンたかさん達の才能も未知数ですごいんだろうけど、桜日先生の才能も計り知れないな〰っと思った作品でした。
熱狂的なファンの方が沢山いらっしゃるでしょうから私なんかが語るのもおこがましいのですが‥m(__)m。
でも、率直に素晴らしい、イチオシ!のオススメ作品です。
上がったり下がったりホント飽きさせない満足な作品でした。
見所はセレスおじいさまと、タカトさんのフラメンコ!!、チュン太の幼少期が可愛くてハナジものです。
次回はホラーのような予告が載っておりました!
ちょこちょこ出て来て爪跡を残していく卯坂さんとアリスさんのお話も非常に気になりますね〰((o(´∀`)o))ワクワク
何か事件が起きそうでまたまた次が楽しみです(≧∇≦)
『抱かれたい男1位に脅されています。』の6巻目。5巻でパパラッチとの決着もつき、甘々な二人が帰ってきました。
6巻では卯坂プロデューサーが演出する舞台「血の婚礼」をチュン太と高人さんが出演することに。
「血の婚礼」はスペイン人のガルシア‐ロルカが書いた戯曲。
という事で、舞台の演出としてフラメンコがあるわけです。
祖父がスペイン人のチュン太にとっては楽勝。
が、高人さんにとっては…。
チュン太とともに生きていくことを決意した高人さんは、チュン太とともに歩んでいくために負けていられない。フラメンコを習得すべく本場・スペインまで赴くが―。
という展開でした。
もともとコミカルなお話でしたが、ここ最近は不穏な空気が漂うことも多かった「だかいち」。
が、6巻では本来のドタバタコメディ感あふれる1冊になっていました。
スペインで高人さんが出会う人物。
それは、チュン太の祖父・セレスさん。
そしてチュン太に想いを寄せているチュン太の幼馴染のアントニオ。
アントニオに宣戦布告され、チュン太をかけてフラメンコで勝負をするが、アントニオは実はフラメンコのダンサーさん。という事で、勝負は完敗に終わります。
アントニオに勝つため。
そして、フラメンコを取得するため。
そのためにフラメンコの特訓に明け暮れる高人さんですが、なんでもそつなくこなしてきた高人さんが、フラメンコを通してチュン太への想いを再認識する。
と、ざっくり言っちゃうとそういう展開なんですが。
6巻はセレスさんがとにかくいい味出してます。
情熱の国・スペインのイケオジなのでこれがまたクッソカッコいい。
カッコいいし、彼がさらりと言う言葉がまた素敵。
ちょいちょいと高人さんに粉をかけることも忘れず。
そして、そんなセレスさんに対抗意識を燃やし嫉妬するチュン太もお約束のわんこっぷりでした。
が、甘々なだけでもなかったのが非常に良かった。
「器用貧乏」と呼ばれ、「綺麗なだけ」の自分とは決別したい高人さん。
高人さんに別れを告げられたことがトラウマになり、より一層高人さんを自分に縛り付けておきたいと願うチュン太。
そんな二人の、相手を想うが故のすれ違いに、激しく萌えてしまいました。
「だかいち」は、今まで終盤に『ネトラレトライアングル』といった短編が収録されていることが多かったですが、6巻は丸々一冊「だかいち」が収録されています。
いますが、今巻は終盤に卯坂さんと前巻にも登場した在須との絡みが出てきます。
過去に、卯坂Pが在須をレイプした…?
という何やら一波乱ありそうな展開で、彼らの今後も気になります。
あと忘れちゃいけないカバー下。
表紙側も、裏表紙側も、思わず爆笑します。
ぺらりとカバーを外して、堪能してください。
桜日さんの描かれるイケメンさんたちってカッコいいのですが、なんていうんだろうな。
どうよ、これ。
カッコいいでしょ?
っていう雰囲気がすんごい漂ってる、っていうのかなあ…。
いや、確かにカッコいいんです。そういった雰囲気がお好きな方は多いと思いますし、私も嫌いじゃないんですけどね。
ただちょっと食傷気味、というのか…。
なので、泥臭い展開になりそうな卯坂P×在須のCPにちょっと期待しつつ、次巻を楽しみに待っていようと思います。