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先輩の身も心も造り変えて差し上げる…
sakurada senpai kaizou keikaku
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
最初から最後まで、息継ぎできないくらいフルスロットルに振り回されるハイパー変態マンガです!
腹よじれる程度じゃ済まなくて、頭をぶん殴られるような衝撃の連続!
M気質な方は、快感にドハマりすること間違いなしですよ~♪
「あー、私ってMなんだな」って、この作品で気付かされました…w
『桜田先輩改造計画』の電子単話をウキウキしながら追いかけていた途中で、『ラムスプリンガの情景』を読んだのですが、ツッコミが追いつかないハイパーギャグと、人生観に向きあわされる深い話、対極すぎて、本当に同じ人が描いたの???って頭かかえました。
別の人が描いたと思っていいレベルでまったく違います。
でも、やっぱり同じ人が描いてるって感じます。
表題作が4話、プラス重要人物のスピンオフが収録されています。
●「桜田先輩改造計画」
冒頭から、リーマンが学校の教室の中で、椅子に緊縛されていて目が点になります…
彼の名前は桜田、マスク越しでも女子社員をエロい目で見てるのがバレバレなクソダメ野郎です。
でも、中途入社なのに営業成績トップのイケメン後輩・壬生だけは、桜田のおかげでやってこれたと、桜田を立ててくれる超良い奴!
壬生は、顔も頭もパーフェクトなのに、性格まで良いのか!と思ったら、、、
シチュエーションラブホの椅子に桜田を括りつけたのは壬生!
鞭を片手にボンデージスタイルの壬生が「ピー」だらけで桜田を罵り、「何か思い出すことがあるでしょう?」と問いかけてくる。
壬生に胸を揉まれて、思い出される、男子校卒業間際の出来事。
脱童貞は無理でも、おっぱい経験値を積むため、デブ後輩のおっぱいを揉みしだいたこと…
まさかあの二等身おっぱい後輩が、イケメン壬生へと変わるなんて!
桜田にオモチャにされ、性癖に異常をきたし、高級SMクラブの帝王にまで上りつめた壬生!
壬生帝王様の言葉攻めは、SM用語の罵りもあるけど、敬語が基本で、SMの真髄を語る様はインテリジェトだし、自信満々に「僕の完璧なペニスを好きなだけねぶっていい先輩は幸運」とノンケに咥えさせるドSぶりが素敵すぎる~♥
そうして壬生帝王様の楽園で共に過ごせるよう、桜田の身も心も作り変えるべく、就業後の調教が始まります。
スケベな桜田はすぐに調教が気持ち良くなったのに、壬生が挿入してくれないのが不満。
一発やっちゃえば調教完遂なのに、なぜ壬生は桜田を抱かないのか?
壬生の失態を桜田がフォローした後、「今なら抱いてあげても構いません」って、キタ━(゚∀゚)━! と思うじゃないですか?
桜田も「とうとう男に抱かれるのか!」と期待値はMAXです!!!
なのに壬生帝王様ったら…
桜田を抱かなかった理由が衝撃的すぎるーーーーーっ!
しかも、その状況になった理由は愛おしすぎるーーーーーっ!
帝王にまで上りつめたドS様なのに、ピュアさを秘めて、桜田ごときを一途に想っちゃってるところに、惚れるわ、まぢで!
桜田を初めて抱く壬生帝王様の愛しき様子をじゅーぶんご堪能くださいませ♥
テカテカ素材の全身タイツ風のお衣装(※セパレートタイプ)の壬生帝王様をぜひ見て欲しいです!
上は胸元までまくり上げ、下はとーぜんそそり立ったものが…
素敵すぎて拝みました♥
あとね、桜田はドスケベで快感に流されるどーしよーもない男だけど、壬生の過去の男らしい藤崎が現れた時に、嫉妬するんじゃなくて、再会するまでの壬生が幸せに過ごせていたら嬉しいって、過去のことを思いやるのがけっこう良い奴じゃんかってほだされました^^
(ちなみに桜田は乳首がピンクなのがかわいい♪)
帝王様と下僕のあまあまっぷりもエロくて最高に楽しかった。
吾妻先生のくりだした衝撃波に思いっきりヤられました!
●「藤咲忍はかく語りき」
壬生帝王様の過去の男らしく登場しといて、目的はぜんぜん別のところにあった藤崎忍。
その正体は、壬生が勤めていた高級SMクラブのオーナーにして、壬生と桜田の間を引っかき回した挙句に、壬生帝王様の華麗なる足蹴りを賜るという悲願を成就させた変態ドMです。
壬生と桜田が、藤崎の死体を見つける。
『桜田先輩改造計画』で、まさかの殺人事件が起こるなんて…
死体の藤崎が半生を語り出す回想録。
藤崎は男同士のエッチな本を厳格な祖父に見つかり、庭で全裸で縛られ、密かに恋していた同級生に見られてしまった。
あぁ、もう恋も終わり…じゃなくて、興奮して覚醒しちゃったんだってw
そして、藤崎の側にずっと居て、藤崎を想っていた男に犯された後に嬲り殺され…
長い茶番の末の、とんでもないオチ…
表題作にまったく見劣りしないすごい話でした。
描き下ろし(1ページ)とカバー下に、壬生と桜田のキャラデザ初期が登場してます。麗人編集部のお達しで、現・帝王様になったようですが、お衣装が素敵な帝王様が採用されて良かった♪
「この作者さん頭おかしい!」って、最高級の褒め言葉を捧げたいと思いました。
でも電子単話から追いかけ、何度も読んでいると、計算しつくした上で描いているから、ここまでぶっとんだものができるんだと、作者さんの頭の切れ味が恐ろしくなります。
『ラムスプリンガの情景』だって、構成を練っているからこそ、あんなに考えさせられるストーリーになったんだと思います。
『桜田先輩改造計画』と『ラムスプリンガの情景』、作風はぜんっぜん違います。
でも、それぞれのストーリーに合った計算を的確にしたうえで描ける頭の良さ(才能)には共通点を感じます。
これからも吾妻先生に振り回されていきたいです!
―ドM読者より―
吾妻先生の新刊。雑誌連載で読んでいましたが、まとまるのを非常に楽しみにしていた作品です。
『ラムスプリンガの情景』のような作品を描かれる一方で、笑いありの本格SMも描く先生の創作の幅の広さには、本当に驚かされます。
しかもこのクオリティの高さ!
こちら、本編、同時収録のスピンオフ共に、楽しい仕掛けが満載♪
これはぜひ、ネタバレなしで読んでいただきたいなぁ〜。
とっても楽しい驚きに溢れているんですよ!
美形で仕事も出来るハイスペックな後輩、壬生に調教・開発されてしまう桜田先輩。
実は2人には過去に因縁があって…?
SM倶楽部でかつて「帝王」と呼ばれ、Sの頂点に君臨していた男、壬生のキャラが最高!
ドSでまさに帝王!という風格漂う一方、お茶目でキュートな一面もあり、お笑い担当まで担ってくれます。
さらに、真の姿はピュアで一途…
そんなスーパーキャラなのです。
エロはあまりに凄まじいため、エロい〜♡というより、す…すごいな吾妻先生…と魅せられてしまった。
桜田先輩、ドロドロにメスイキさせられています。
そして、帝王・壬生のコスチュームも見ものです!
彼が語るSMの美学も素晴らしく、まさに本質を理解し実践する「帝王」なのでした。
変態なだけでなく、想い通じ合ってからの2人のお互いに対する思いやりなど、愛情もたっぷりと描かれているのがまた素晴らしい。
SMセックスにあま〜い恋人セックス、どちらも最高♪
・藤咲忍はかく語りき
倶楽部オーナー藤咲忍を主人公にしたスピンオフ。
怒涛の展開を見せる30Pの小劇場。
恐ろしいまでのヤンデレの世界が繰り広げられたと思ったら…?
これは…すごいものを見た!!!という衝撃。
かつてこんなに濃すぎるスピンオフがあっただろうか。
とにかく構成が素晴らしいのです。
これはもう、ぜひご自身の目で読んで欲しい〜〜!
とにかく恐ろしく濃い一冊です。
エロもキャラも突き抜けています!
連載中は一話一話のインパクトの強さに驚かされていましたが、まとめて読むとインパクトの中に甘さもあり、より楽しい一冊となっておりました。
何度でも言います!
ぜひご自身の目で、存分にこの吾妻ワールドをお楽しみください♪
ただし、『ラムスプリンガ…』とは180度異なる世界なのでご注意を^_^
大変誤解しておりました…。
いや、『ラムスプリンガの情景』があれだけロマンス映画のような美しいお話だったのに
今回SMなの……??だなんて思った読む前の私に言ってやりたい。
「おま、バッカ、最高に笑えるぞ!!!!」と。
SMはSMなんですけど、あまりにいきすぎたプレイだと
痛そうだったり苦しそうだったりで苦手なんです。本当は。
家畜扱いとか嫌だなぁ…だったり。
ところが、ちゃんとプレイだっていうユニークなオチがしっかりあって
安心して読めるのです!
安心してっていうのも変ですけどもww
桜田先輩がただだらしない男ではなく、
壬生は完壁過ぎる男ではない事に非常に魅力を感じました。
壬生のドS設定がどっかいってしまったシーンと
尿道ブジーのところだなんて
ブフォッって声出て笑っちゃいましたからねww
更に壬生と再会した藤咲さんがこれまたクセ強いんだろうなぁと思ったら
期待を裏切ることないの人物でしたし!
さすが壬生のお墨付き……。
お相手は意外でしたがそこもまた楽しませていただきました!!
かなりふっきれた今作、大好きです!!
もちろん面白いだけじゃなくHもエロいですしやっぱり笑えますwww
カバー裏まで最高なので透明カバーがかけられない…。
ギャグにも合う合わないがありますが
とにかく凄かった!!!
あと某メイトの店員さんにレジで
「こちら良かったですよ」とにっこり微笑んでいただけて
「はい、楽しみにしてました」と無事平静を装えた事が個人的に嬉しかったです。
エロコメディ大好き人間なので、迷いなく神作品です!(*^◯^*)
初めて読む作者さんでしたが、絵が綺麗ですし、エッチ度も申し分ありませんでした。
話の流れを読み、瞬時に偏差値を2まで下げる機能が備わってる腐女子の方なら楽しめるのではないかと思います。
私は1話目で、話が急展開する所で声を出して笑ってしまいました!
壬生さんのインパクトが強すぎて…笑
元気になれるエロっていいですよね!( ̄∀ ̄)笑
しかし、エロコメディの割には(と言ったら失礼かもしれませんが…)お話がしっかりしていて、とにかく突然始まるエッチなシーン!という感じはなく読みやすかったです。
胸キュンあります…( ˘ω˘ )
設定も、「後輩×先輩」というのがいいですし、アブノーマルな性癖を持つ後輩が普段は仕事の出来る美男として通っているのも◎…(*⁰▿⁰*)♡
さらに、「残念な攻め」という設定も加わり文句なしです…( ˘ω˘ )
作者さんのコメントにもありますが、また疲れた時に読み返します!笑
少しでもご参考になりましたら幸いです。
さあ、気になってたBLも読んだし、いよいよ楽しみにとっておいた「ラムスプリンガの情景」を読もうかな~と思った頃に突如現れたこの本。表紙があまりに凄すぎて、普通に二度見しました。いろんな意味で私の心を鷲掴み。恐ろしい表紙バキュームです。
第一印象は「いやぁ、この表紙は流石に上級者向けだから私無理だわ~」でした。
数日後、どうしても我慢出来なくてこの本を買ってしまっている自分がいました。あれ?「ラムスプリンガ」は…?
最高でした!吾妻先生の作品初読みだったんですけど、もうこの作品のイメージしかないです。
もちろんSM調教がメインなのでそういったシーンは多いのですが、このぶっとんだストーリー、濃すぎるキャラ達、そして意外にもしっかりしたストーリー。読んでみて純愛だったのは驚きでした。いや、なんていうか、この作品そのものが大体驚きで出来ていました(笑)。
ボンテージ壬生・初登場のシーン。私も桜田先輩と同じ表情でドン引きしましたよ。っていうか、あの二頭身からどうやってあんなに伸びたんだ。恐るべし、成長期!!!
桜田先輩はアホでダメリーマンとのことなのですが、いざという時頼りになったり、基本明るくて深く考えない、いい人なんじゃないかと私は思っていて、そんな自分にない面を持つアホな(笑)桜田先輩に結局は壬生も安らぎを貰っているというか。
なんやかんや言いつつ、プレイしてない時も2人の掛け合いが面白く、普通にしていてもくっついたんじゃないかな~と思うぐらい仲良しなのも見ていて楽しかったです。
そして、最初は超ハイスペックな後輩だった壬生。2話でまさかのDT発覚!!なんなんだその乙女ちっくな表情!そして受けより喘ぐなって!!!更に「初めてのHは好きな人と」と実は思っていたことを指摘され真っ赤になったり、どんどん可愛らしいキャラになっていくところも好きでした。
で、結局なんの道具も使わず、ノーマルにしたHが一番良かったというオチ(笑)。
桜田先輩の体が心配で尿道ブジーを手動バイブにするほどビビッてしまう壬生(笑)。
本当にツッコミが追いつかない…。
桜田先輩の調教と共に育った2人の恋心。最後のコマの笑顔満開の2人に何故か感動している自分もいて、本当、こんなすごい作品めったにお目にかかれないぞという気持ちでいっぱいです。
同時収録のスピンオフも非常に凝ったギャグ…、いや、純愛でした(多分)。
自分でもだんだん何書いてるのかよくわからなくなってきたのですが、ともかく面白い作品なので、表紙で躊躇してる方、SMはちょっと…という方、大丈夫です!!基本、ギャグありのちょっとだけ普通じゃないラブストーリーなので、是非是非読んでみて下さい。病みつきになること間違いなしです(…恐らく)!!
吾妻先生を「ラムスプリンガの情景」で初めて知ったのですが振り幅がでかい、でかすぎる!
表紙からして結構えぐいSMなのかな?と思ったのも一瞬、17〜18p目くらいでもうすでに声出して笑いました。ハイテンションラブコメSM…もう何が何だかわからねえ…
桜田がダメダメすぎずちゃんと良いところもあり、逆に壬生もスーパー完璧人間ではなく頭がおかしいところもあるので(失礼)バランスが取れてて良いんでしょうね。ギャグも濃いですがきちんと純愛なので安心して読めます!!
番外編の「藤咲忍はかく語りき」、めちゃめちゃビビったんですが、ビビり損でした。笑
最初から最後まで、果てはカバー裏まで大充実、
エロとギャグと純愛ぜんぶ味わえる欲張りな一冊なので濃ゆいエロとSMさえ苦手でなければめちゃめちゃおすすめします!
この作品が電子連載されていた当時からずっと吾妻先生のツイートを読みながら「?」と思っておりました...。(褒めてる)
ミーハーなので「ラムスプリンガ」で初めて知ったのですが、こんなお話も描けるんですね...!振り幅えぐすぎますよ流石です...。
内容は、エロラブコメって感じで、SMプレイについてこと細かく説明してくれる壬生にゲラゲラ笑ってしまいましたwwww
桜田先輩は女好きのクズなのに簡単にほだされてて大丈夫か?!となりました(笑)ちょろくて、仕方ないところもあるけど、男前受けなところも垣間見えて大変よかったです!
また、突然出てくるサブCPの存在や予測のつかないストーリー展開に振り回されっぱなしでした。
読み終えてからは大好きなセン〇ーオブジ〇ースに3回連続で乗った気分です(笑)
アニメイトで丁寧に対応して下さった女性店員さん、感謝しております...。特典のリーフレットもカバー裏の初期案も最高でした!
表紙を拝見した時から絶対にこれは買うしかないと思い、ちるちるさんのインタビューさえ読まずにひたすら読める日を待ちわびていました…
強ッ烈でした
受け止められない人はいると思いますが、このブッ飛び感はクセになります、ずっとこの人達が喜怒哀楽してるのを見守り続けたいとさえ思う程です。
痛くて楽しくてヒヤヒヤして気持ちよくて、なんてヤバイ漫画だこれは…!!
衝撃が強くてその日仕事中かなりの頻度で思い出してしまいました。
先生は頭がイかれてるんじゃないのか…?
(大絶賛しています)
個人的に、受け攻めが対等なの位置にいる、という所に最大の魅力を感じました。どちらも負けないくらいエロくて、ピュアなんですよねえ〜。
ちょくちょく挟まれるギャグに噴き出しつつ、だっばだばのエロスに大興奮できました。忘れられない漫画の一つになることでしょう…。
桜田先輩の昔のいたずらは、壬生に変な癖をつけて、先輩に片思いしていた。そして、先輩は壬生にSMの世界に連れられていた。SMといっても2人はMだと思います。変態みたいですが、二人ともとても甘いですよ。
『ラムスプリンガの情景』がとても良かったので作家買い。
『ラムスプリンガの情景』とは作風が一変、コミカルでエロ度の高い作品です。表紙からして凄い。表紙も、裏表紙もそして帯も、逃げ場なしのエロさでリアル書店で購入するのをためらったほど。
そして中身も、そのイメージを覆すことのないエロ度の高い作品でした。
内容はすでに書いてくださっているので感想を。
主人公は桜田くん。
イケメンでチャラ男な彼は女の子が大好きな遊び人。が、「結婚相手」として見たときに彼は優良物件とは言えない。そのためか、最近は女の子と遊べない日々が続いている。
仕事も今一つ、女の子のおっきいおっぱいを見て鼻の下を伸ばすのを隠すためにマスク着用、と、なんとも情けない男子です。
そんな彼には最近できた後輩が。中途採用された壬生くんだ。
イケメンでハイスペックな彼は、先輩である桜田くんを立てることを忘れず常に腰が低い。だから、桜田くんも壬生くんを可愛がっている。
ところがある日、壬生くんと飲みに行った彼がふと気づくと、椅子に縛りつけられている。状況が理解できない桜田くんですが、そこへやってきたのは普段の温厚さのかけらもない壬生くんでー。
正直、序盤、桜田くんに全く萌えを感じない。
こういうだらしのない(仕事面でも、女性関係でも)男性が、個人的にあまり好きではないんですね。
一方の壬生くん。
彼も、桜田くんに復讐するために近づいた。
じつは彼らは、同じ高校に通っていた先輩後輩という関係だったのです。この時の桜田くんの行動が、これまた外道で壬生くんの怒りに激しく共感してしまう。
が、そんな彼らの印象が、読み進めていくうちにどんどん変化していく。彼らの内に秘めた優しさとか恋心が少しずつ見えてくるからなんです。
タイトルが『桜田先輩改造計画』という事で、桜田先輩は壬生くんによって改造されていきます。M気質に。
副業でSMクラブの帝王をしていたという壬生くんのSっぷりがかなり本格的。
緊縛あり、イマラチオあり、プジーあり。
という事でエロ度はかなり高い。
そして、自分の意に反してどんどん開発されていく桜田先輩が気の毒でもある。
が。
壬生くんの行為のどれもに、桜田くんは快楽を拾う。
されていることは結構ひどいのに、要所要所で入るギャグが爆笑を誘う。
という事で、シリアスさはほぼない。
エロくもあり、笑いもあり、そして切ない恋心あり、とてんこ盛り。
なので、正直、どのスタンスで読んでいいのか悩みました。
ギャグもの?
それともSMもの?
あるいは長年の恋をこじらせた男の恋の話?
エロに没頭して読んでいると急にギャグ色てんこ盛りになり、あるいは切ない恋心に萌えを感じつつ読んでいるとドSの展開になったり。
が、なんていうのかな。
噛めば噛むほど味がある、といえばいのだろうか。
この不思議な世界観を放つ作品に、ぐっと引き込まれてしまうのです。
どこまでもギャグ。
そしてどこまでもエロ。
けれど、恋心も忘れない。
不思議な魅力のある作品でした。
エロ度の高い作品が苦手な方にはちょっとお勧めしづらい作品です。
『ラムスプリンガの情景』のイメージを持ったまま読まれるとびっくりする方もいらっしゃるかも。
が、最後の最後まで気を抜けない、最後の最後までどんでん返しのある、非常に面白い作品でした。