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芥先生デビュー作。
secret note
良かった~❤️
【ハイドランジア ケージ】を読んでみて、余りにも良かったので、もちろん前作である本作も即読んでみました。
と、言うか紙で購入しました。やっぱり、ページをめくってどきどきしたかった…
さて、西の屋敷の快晴様と双葉の話です。先にスピンオフの【ハイドランジア ケージ】を読んでいたので、むしろ双葉が西の屋敷に来ることになった経緯を納得して読み進めました。
性別不明の筈が、雨情様と四葩のセックスを目撃してしまってから発情期を迎えてしまった双葉。
とはいえ~快晴様は明らかに双葉を気に入っていますもんね。
寝入った双葉に触ったり、キスしたり。
これ、双葉が快晴様にときめくし、嫌じゃないからこそ良いけど、ちょっとしたセクハラ案件とも言えます。
でも、この2人はあと一歩なんですよね。
読みながら、あーもー、焦れったいぃ~!
と、読んでる私がモダモダしちゃう感じです。
快晴様素敵だわ…
兄の雨情様と違う格好良さです。
人間不信な引きこもりキャラかと思えば、双葉に対するツンデレ…っ。
双葉も健気で、快晴様を気遣いながら一生懸命仕えていて。
発情期にどうしようもなく、当て所もなく彷徨った双葉。危ういところで、現れた快晴様が、かなり良すぎです。
さっさと、番になることを選んだことも、あれこれ裏表無く率直な快晴様らしい。
双葉も、快晴様だけにエロく可愛い。
スピンオフ始まりでしたが、どちらも良かった。逆読みでも、良さが変わらないって素晴らしいです。
椿さん、四葩のこともエピソードと並行して芥先生の世界観で生きてる。
こちらと、【ハイドランジア ケージ】は私にとってループ読み決定でした。
何なんですかね、甘辛交互食べが止まらないみたいな感じですね!
快晴様には、陽の光の双葉が良く似合う。
読み終えてからも、充足感のある素敵な作品でした❤️
『ハイドランジア ケージ』を読んで、こちらのスピンオフ作品だったと知り読んでみました。
私はこちらの作品の方が好きでした。
双葉も15歳で身寄りが居なくなって住み込みで働いたりと不憫ではありますが、快晴とのやり取りに悲壮感がありません。
快晴も乱暴な言葉遣いだったり、俺様ですが雨情のようにアルファ以外を人とも思って無いような思考の持ち主ではなかったです。まともな感覚の不器用なだけの優しい人でした。
双葉を番にして高校に通わせてあげるなんて、カッコいいし兄カップルより断然好きですね。
出来れば続編で高校行ってる双葉と引きこもりでなくなった快晴。2人の子どもも見てみたいと思いました。
「ハイドランジア ケージ」から来ました。
どちらも凄く良かったんですけど、個人的にはこちらの作品の方がトキメキ大きめでした。
なにより双葉くんの健気さが良かったですし、境遇はよくないのに悲壮感が染み込んでなく、明るくて前向きな所が特に好きです。
雨情の弟の快晴は、他人を寄せ付けない、というキャラクターではありますが、憎めないツンデレちゃんというか…双葉に「引きこもり」二回言われてキレてるシーンはすごく微笑ましい。カッコいい場面はやっぱり、双葉がオメガだからひかれたんじゃないって力説してるところですね。
椿さんもいい味だしてますし、天宮兄弟を中心としたストーリー、続きが是非読みたいです。
ハイドランジア ケージが発売されたので再読
オメガバース
こちらを読んだときには分からなかった素性の兄とヨヒラが新作の方で掘り下げられているので、そちらを読んでからまたこちらを読んだら、初見では微妙なキャラだった兄とヨヒラが好きになっていたと(笑)
ハイドランジ~が何故先じゃあなかったんだろう??
αもβもΩも大嫌い引きこもり御曹司次男×発育が未熟で第二性がはっきりしない薄幸少年との恋
αの快晴さまのツンデレっぷりが可愛い(攻です)
Ωの双葉くんは健気で泣き顔が可愛いです
恋心を自覚してからの快晴さまの溺愛っぷりがよかったです
色々あって性別に後ろ向きな攻めと、天涯孤独な受け。主従モノという点でも王道で万人受けする設定なのではないでしょうか?(オメガバースなので入り口は限られてるかもしれませんが)
内容は非常に満足なのですが満足が故にページ数の問題か少々早足だったのが残念です。2巻くらいの分量で読みたかったな....笑 ページ数に関しては作者様がどうこうできる問題ではなかったでしょうしおまけ程度でいいのでもっとイチャイチャしてるふたりが見たいなぁ....
恐らく私の既読作品の中で最高に可愛い受けです。
オメガバースの設定はストーリーの重要部分ではありますが、二人の恋愛というか関係には性別は無関係です。こんなこ(受け)ほっとけないよ!
オメガバースです。
前に試し読みで絵がイマイチかな〰っとスルーしてしまったのですが、やはりα×Ω設定好きといたしましては読まずにはいられないといいますか‥。
読み出しますと絵柄はそんなに悪くなく読みやすくて良かったです。
オメガバースのわりには大人しい表紙なので比較的買いやすいかと思われます。
恥ずかしそうに目をそらす男の子がΩの双葉くん、そこへ覆い被さっている目付きの悪い黒髪がαの快晴さんでございます。
最初、性別不明な双葉くんや、αなのに間違ってΩ判定が出てしまいそれが人間不信の原因となり引き篭もってしまう快晴さんなど、なかなかテイストが変わっていて面白く飽きずに最後まで読めました。
従者もので執事がいて、豪邸で東と西と建物がありそれぞれ兄弟が住んでいる、なんていう物語背景がなんか現代なのに何処の時代か分からないようなのが好きです。
攻めが黒髪寡黙である事、受けの事を最初は冷たくしていたのにだんだん健気な受けにほだされめっちゃ可愛がるようになるなんてのも毎度ながらツボにハマります٩(♡ε♡ )۶
兄カップルも、この物語りには描かれませんが、ヨヒラくんの想いが最後には成就するといいな〰なんて思います。
久々、面白く読めました!
軽い感じのオメガバースなので初心者さんにも向いているかと思います。
再読です。
面白いと思うオメガバース作品の一つです。
身体が未発達で〝性別不明〟の双葉が主人公です。
唯一頼れる存在だった祖母を亡くし、
進学を諦めて住み込みで働くことになった双葉。
天宮家の次男・快晴(Ω)の世話係になるも、
快晴はとても扱いにくい人物で……
双葉は恵まれない境遇ながらも、前向きで頑張り屋です。
とても愛らしく好感の持てるキャラだと思います。
対する快晴は性別検査でΩの誤判定を下されたことがあり、
Ωと分かって周囲の人々が離れていってしまったことから、
人間不信……特にΩ嫌いになのです。
ここは普通、離れていったα嫌いになるんじゃないのかな?
……なんて思うのですが^^;
快晴と双葉の距離が近付いていく過程が自然で、
寝ている双葉にチュッチュする快晴が可愛い^^
なんで惹かれるか分からない快晴ですが、
双葉はΩなんですよね……
Ω判定が下された双葉は屋敷から追い出されてしまいます……
ここがとても切ないのです。゚(゚´ω`゚)゚。
そして、そんな双葉を迎えにくる快晴に萌え萌えです♡
かかっていた霧が晴れていくような素敵なラストです。
〝快晴〟の名前の意味にも納得!
描き下ろしがまた最高‼︎
サブキャラの快晴の兄・雨情(α)と使用人・四葩(Ω)のお話は、また別の作品です。
「イノセント ベル」が読みたくて、シリーズの祖から。
身寄りがなく進学を諦め、住み込みの使用人として住む場所と着る物と食べる物を与えてくれるご主人様に仕えて、これからとにかく一生懸命に働くんだ…
そんな不憫で健気な15才・双葉が主人公。
年齢的にも体格的にもまだ第二性の性別がつかず、性別不明として生粋のα名家・天宮家の別邸で天宮快晴(α)のお世話係となるが…
…と始まります。
はじめは、気難しい快晴にクソガキと怒鳴られドツかれ、コミカル系?とも思えるような出だしなんだけど。
でも結局は正統的なオメガバース。
人を寄せ付けないα男は愛を知り、哀しいΩ少年は愛を得る。定型的ではあります。
なら陳腐なのか?というと全くそんな事はなく、「ザ・オメガバース」的な美点に漏れはない。
大事にしたい思いと、押し寄せる本能。奪うαに震えるΩ。アノ快晴様が双葉にはこうなる?という萌え。
Ωのフェロモンに惑わされるだけでは決して無く、双葉の15才としての時間をちゃんと考えてくれる快晴。
ストーリーの起承転結、オメガバースの基本、その上でスピンオフの芽もきっちり入っていて、かなり巧みな作品だと思います。