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kimi niwa fureruto narutoko ga atte
本棚整理をしていて取り出し、読み耽ってしまったこちらの本。
表紙からして夏!!という感じなのですが、冬に読んでもやっぱり良かった…胸に沁みます。いいものは、いつ読んでもやっぱりいいものなんですね。。(当たり前
早寝先生の描き出す独特の空気感が大好きで、ほぼ全作集めています。(電子では全部、紙本は本当のお気に入り作品だけ。。)
早寝先生の作品って社会人ものが多いと思うんですが、こちらは高校生同士の青春もの。とっくに通り過ぎてしまった青い春を、これでもか!と肌の近くに感じさせてくれます。
もう、序盤のお祭りのシーンから、世界観に引き込まれます。
攻め視点で見る、お祭りの日の櫓に立つ”神様”(の格好をした)受け。
ハッと目を奪われていると、そこに「チリーン」と風鈴の音が響いてー。
そこで場面は”今”に変わり、電車の中で受けのイヤフォンコードが攻めのボタンに絡まってしまうシーンになるんですね。
個人的に一番萌えたのが、とあることから攻めを避けるようになった受けと話をしようと、攻めが懸命に受けを追いかけて自販機の前で「逃げないで…」と言うシーン。
切羽詰まった表情で攻めが必死になってるの…いい!!!
あと、なぜか分からないんですが読み返すまで私、こちらの作品は「エロなし」だと思い込んでいたんですね。
でも読み返してみたら、少なめながらもちゃんとそういったシーンはあり…
これは自分の中でより強く印象に残っていたのがエッチシーンではなく、二人の関係が構築されていく過程とか、心の動きとか、そういうことだったからじゃないかな、と思います。
とにかく夏じゃなくてもぐーーーっと心を掴まれること間違いないので、ぜひ沢山の方に読んでいただきたいです・:*+.
とても良かったです。
早寝先生はちょっとした非日常(今回は祭と山)をモチーフにして、ストーリーに織り交ぜる展開が絶妙にお上手ですね。
おじいちゃんの言うように
「祭りは山も人も全部つなぐ」
お話だった。
冒頭、樹がお祭りで灯司を見たシーンが、終盤2人が抱き合い、お祭りに一緒に出る流れにつながるのがおおお!!と気持ちよかったです。
子どもの頃の2人がお祭りで出会い直したんですもんね。
その間の2人のお話もとても良かった。
樹は言葉にせずとも、灯司に触れたくて仕方がない、好きなんだなとわかったし。
灯司が樹に惹かれていくのも手にとるようにわかって。
キャンプの中での2人もかわいかった。
とてもいいシーン。流れがすばらしい。
いいムードの中、思わず零れた灯司の言葉を聞いて抱きしめちゃう樹。萌え〜。
照れる樹もかわいい。
その後、樹が灯司にキスをして手を出しちゃうところもわかるし、戸惑う灯司も自然に感じました。
こちらもドキドキいいシーンでした。
セリフやコマ割りがいいですね(この場面だけじゃなくて全部に言えますが)
ただ、気持ちが通じ合った(ここもめちゃくちゃいいシーンでした)後、いきなり最後までしちゃって灯司大丈夫?!とは思いましたが(大きなお世話w)
灯司の
「相手のことを本当にわかることはない」
「から こそ きっと 好きになるのかもしれない」
や、その他彼の考え方にも共感しました。
いちばん、さりげにかっこいい〜と思ったのは、1章のラスト
「初夏の気配」
「どこかで気の早い風鈴の音がした」です。
灯司が樹と出会い、勇気を出して向き合って、相手が自分のことを知っていた…何かが始まる、変わるような…この時の心境をこう表現しますか〜と痺れました。
灯司の妹ちゃんがナイスキャラでした。
描き下ろしは、らぶらぶな2人が見られてたいへんうれしゅうございました。
完全に好みですが(5☆満点)
すごい ☆☆☆☆
面白い ☆☆☆☆
内容が好き ☆☆☆☆
絵が好き ☆☆☆
キャラが好き ☆☆☆☆
萌える ☆☆☆☆
高校生の灯司は人付き合いが苦手。
幼い頃から山に入る機会が多く、山では自分らしく過ごせることを知っているので
人との距離感や温もりにどうしても戸惑ってしまい、コミュニティに溶け込めないことに不甲斐なさすら感じる日々。
一方、ひょんなことから友達になった同級生の樹は
相手の気持ちを汲み取り、気遣うことの出来る人。
うまく言葉に出来ない灯司の気持ちを察してくれたおかげで
灯司が変わっていくきっかけにもなったのに
樹は樹でそんな自分を肯定しきれないところがある、と。
ふたりとも悩みを抱え、それは時に心に影を落としながらも
彼らなりの答えに辿り着く様子は
とても高校生とは思えない大人びた道程だったなと感じました。
ふたりの物事の捉え方に感動し、そしてまたこのふたりだからこそ辿り着けたんだろうなとも思いました。
場面ごとの音も印象的で、風鈴の音や祭囃し、風の音はその情景が目に浮かぶようだったし
恋するふたりが纏う空気はキレイな音が聞こえてきそうなほどキラキラしていて眩しかったです。
表紙の爽やかさから、高校生の甘酸っぱいお話なのかと思っていましたが
大人めなお話で早寝先生らしい美しい表現がたくさんつまった作品でした。
全体を通しての雰囲気は好みだったのですが、祭りの幻想的なシーンが何度か描かれてるにも関わらず、良くも悪くもストーリーが普通であまり心に残るものがなかったというのが正直な感想です。別にもっと根の深いトラウマを抱えていて欲しかったわけでも、キャラクターの性格に癖があって欲しかったわけでもありません。ただ、祭り、自己否定、恋心、欲情という1つひとつの要素が自然と絡まっていく感じがなかったかな。今までの流れでこうなるか?という違和感を覚えてしまったり。
2人の性格上、体の関係を持つまではもっと時間がかかっても良さそう、むしろ高校生の間はなくてもいいくらいだったと思います。プラトニックな恋愛の方が余程自然だったのではないでしょうか。まだピュアな関係性、少し触れれば壊れてしまいそうな脆い関係性の時に、突然性的なシーンが訪れるので、いまいち心情を上手く掴めずに少し引いてしまいました。私にはもはや恋愛かどうかも曖昧なまま、ゆっくり距離を詰めていく、いつの間にか相手が隣にいると心から安心できるようになっている、というような関係性が自然なように思えました。最初に2人から受けた印象と、期待したものがずれてしまったようです。
青空をバックに水彩風タッチで、お友達距離の高校二人。
このタイプのカバーイラストの本には、積極的にホイホイされがちなんですが、
まあ、これに私の好みが集約されているのは間違いない。
同性の友人のラインを、どこで、どこから、どうやって越えるのか、揺れ動く気持ち。
自分の気持ちを、ちゃんと恋愛感情だと認めて、お互いの間にあるのは恋愛感情だと認め合って結ばれる。
それを素直な高校生で描いたハッピーエンドの物語。
重要なエピソードに絡むアイテムの選択も、さりげなくっていいです。
ええい、もう、神にしちゃえ。
全編通して爽やかです。
早寝電灯先生の作品はBL漫画なんだけれど、BL漫画的過ぎないところが好きです。
この一冊で完璧に完成されているのですが…特にラストシーンなんて最高の終わり方です。祭りのざわめきや緑の匂い、風鈴の音色や吹く風まで伝わってくるようでした…彼らの冬や、これからが見たいと思う。
登場人物には人間的に嫌な部分もあって欲しいのだけれど、自分のダメな部分を開示できる素直さがある、純粋すぎるほど純粋な高校生2人です。同級生は少し人間味が見える子がチラホラいたな。
もっと2人のいやらしい面も見たかったけれど、この作品の良いところでもありますね。人間的な毒が見えたのは、樹(表紙左)が突然 灯司(表紙右)を押し倒したところぐらいかな?
先生の既刊でも感じましたが、原風景を作品に落とし込むのが非常にうまいです。一般誌に行ってしまいそうでヒヤヒヤ
※電子書籍ひかり 局部描写無し
カバー下、裏表紙無し
いいお話だった…
甘酸っぱくて爽やかで、リアリティとファンタジーのバランスがすごくいい作品でした。
受の灯司くん、可愛い…でもわかりづらい可愛さで、そこに気がつく樹くんはさすがだなあと(笑)やはり神様の導きなのか。
妹のあかりちゃんや樹くんのお友達のコーロギくん鉢山くん、脇のめんめんも魅力的でした。
個人的に宿題と予習は自分で!の竹内くんが好き。いい味出している。
早寝電灯先生の作品は、リアルとファンタジーのバランスの良さが魅力ですね。
作家買いする先生が増えました
灯司に共感しました。でも彼はお祭りで大切な役目を果たせたし、山では生き生きとしてるから自分とは違うなと。
樹いいやつですね。樹も灯司に興味や好意があったからこんなに親切にしてくれたのかな。羨ましいな。
人に出来て自分に出来ないことがあっていいんだよって、救われますね。私も出来ずに落ち込むことが多いので。
わりと障害もなく友情から恋愛に進んで行きますね。本格的な祭や大家族や山など世界観もいいですね。
樹の兄の気持ちも共感してしまう。後から入った人が自分よりグイグイ行ったり出来ると複雑ですよね。でもそれを弟に言うかな。
しかし毎回思うのですが高校生なのに進んでますな。
以前読んだ「明日、起きたら君は」がとても良かったので、こちらの作品もずっと気になってたんですが、学生ものってあまり刺さらないので迷ってました。
が、今回割引だったのと改めて皆さんのレビューを読んで購入。
いやあー買って良かった…!
凄く良かった!
もっと早く読むべきでした!
手の平挟んでチューとか、普段なら「あーハイハイ」な私なんですが、もうこの二人はギュンギュンきてしまいました。
色々読んでると、末永く幸せに暮らして欲しいなと思わせるカップルって、皆さんいらっしゃるかと思いますが、そんなカップルがまた一組増えました。
完全に自分にハマった作品に会えた時、最高に幸せですよね。
二人の5年後10年後を盗み見たい〜。
個人的に、夏のDK祭りやってます。
以前から大好きで、何度か読み返してしまうお話。
引っ込み思案と、察しちゃう頼れるくんの恋。
タイトルが、良いですよね。「君にはふれると鳴るとこがあって」
高校生の、ぐちゃぐちゃしちゃう自己の、他人が気がつく良さや、心の琴線にふれる部分。
これらが、田舎にすむ高校生の日常で巡っているんです。
樹と灯司が、互いについて語り合って近づいていく感じが良い❗
前に自覚した樹が、我慢出来なくて衝動的に灯司を押し倒しちゃう。キスされて、あまりの衝撃に灯司が突き放して、走り帰る場面。
そう、そう、なんだよ!ビックリするよ。急な性的なリアクションだもん。気持ちが追い付かないよね~すごく、自然な反応ですよね!
灯司の妹ちゃんが、なかなか兄想いのかっこよさをみせてくれます。
そこからインターバル。ちゃんと気持ちが何なのか、考える灯司。樹も一端、距離が出来たことで冷静になるんです。
心の琴線が触れて、互いが鳴りあった二人。
高校卒業後まで、一緒に居たいと思う仲に成れて良かった!
個人的に、たびたび入る地元のお祭りと、テントのえっち場面がお気に入りです。
テントの中って❤️不自由そうだけど盛り上がるんだろな~
夏に本当に読んでいただきたい作品ですね~