いちゃえろリバップルの同棲生活☆

ネコ×ネコ

neko neko

ネコ×ネコ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神74
  • 萌×283
  • 萌40
  • 中立7
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
28
得点
829
評価数
210
平均
4 / 5
神率
35.2%
著者
たつもとみお 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
シリーズ
ネコ×ネコ
発売日
価格
¥679(税抜)  
ISBN
9784040651408

あらすじ

高校時代、敬太は先輩の智史に告白。少女のような外見のおかげもあって、付き合う事に。
それから3年。交際は変わらず、同棲生活を始めた2人だったが、一つ大きな変化が――。
敬太が男らしく成長してしまったのだ!
エッチの間も、ノンケの智史がどう思っているのか気になり、集中できない敬太。
一方の智史も、昔のように敬太を抱いてやれないことを気にしていた。
そしてある日、欲情した敬太は智史に迫ってしまい!?

「こんなリバが読みたかった!」と連載開始から大反響☆
実力派作家・たつもとみおが描く最高のリバップル♪

描きおろしマンガ収録!

表題作ネコ×ネコ

左官見習い・高校の後輩
建築家を目指す大学生・高校の先輩

その他の収録作品

  • カフェ・オープン!
  • あとがき

レビュー投稿数28

リバ初心者ですが最高でした…

作家買いです。初リバなんですが、BLジャンル(?)の中では一番抵抗ないです。(お互い好きなら、どっちがどっちでもいいんじゃないの?的な発想なんですけど…)
可愛くて楽しくてほっこりして一気読みしてしまいました。
高校の先輩(ノンケ、ヤンキー、攻)×後輩(ゲイ、美人、受)だったけど、かっこいい先輩が大学生になってやんちゃがおさまりシュっとなり(?)、可愛い後輩が左官見習いになって筋肉がついて体格がよくなっちゃうことで「ああ、先輩ノンケなのに俺がかわいくなくなってしまった…そしてむしろ俺が先輩にムラっとしてしまう!」悶々…そして!という、リバへの道のりが自然な感じがして、ああもうお互い大好きなんでしょうね(ほのぼの)という印象しかしません!好きだからむしろリバ!なんですね。
決してドラマチックではないのですが、心理描写が丁寧に描かれていて自然に二人の世界に引き込まれていきます。おだやかで優しい二人の気持ちの交流を追うことで、温かい気持ちになれる素敵な作品です。

12

抱く側の気持ち、抱かれる側の気持ち。

とてもかわいらしくて、あまあまで、でもその中にいろいろなテーマが詰まったしっかりとした作品でした。

子供の頃から女の子と間違えられるほど小柄でかわいらしかった築地敬太。
早くから自分がゲイだと自覚していて、憧れるのは細いけど筋肉のついた男性的な体。
高校で2学年上の村上智史に恋をし、女装までして告白。付き合ってもらえることに。
それから3年。現在ラブラブ同棲中の2人ですが、この3年の間に敬太はすっかり成長し、かわいくなくなったことで、もともとノンケの智史がどう思っているのか気になってしまい…。

私自身は、あまりリバに対して抵抗がなく、そんなに深く考えたこともなかったのですが、この作品を読んで、抱く側と抱かれる側が逆になるまでこんなに葛藤や覚悟があるのだなと改めて実感し、泣く要素なんてないはずなのに、ふたりのお互いを大切に思い合う姿にちょっと感動して目が潤んでしまいました。

現在左官見習いとして働きながら修行中の敬太は、建築家を目指し大学生になった先輩より体も大きく逞しくなってしまって、ノンケの智史に「自分がこんな体になってしまってゴメン」って申し訳なく思ってるんですよ。「女の子みたいにかわいくなくてゴメン」って。
一方智史はちょっと痩せたかな…と筋トレしてみたり、でももう力では敬太に敵わないことも分かっている。
不安になっている敬太に対し、『お前を女の子と思ったことは一度もない』と気持ちを確かめ合う2人なのですが、ふと、敬太がオスの顔を見せてきて…。

お互いリバOKとか、初めてでよくわからないけどリードされてリバというのはよくある展開だと思います。特にゲイ同士ならあまりハードルは高くないかもしれない。
でも今まで3年もタチ×ネコ固定(しかも智史はノンケ)できたのに、体格の差から逆の感情が芽生えてしまい、お互いがお互いをすごく好きな気持ちは変わらないのに、体の関係だけを変化させなくてはならないという設定が非常に複雑で同時に新鮮でもありました(というかこれリバじゃなくてタチ×ネコ交代のお話なのかな?ともちょっと思ったり…)。

ちょいちょい智史にムラムラしている敬太もかわいらしかったし、お互いがお互いをすごく大事にしているところ、智史に負担をかけないよう時間をかけて体を慣らしてあげている敬太の姿や、2人で同じ夢に向かって進んで行こうと約束するラストにもなんだかじ~んときてみたり。
あと、最近の流行なのか、半脱ぎH(シャツだけ着てたり、攻めだけ服着てたり)が多い中、この2人はきちんと全部脱いで相手の体温を感じながらHしているような描写がとても好きでした(半脱ぎは半脱ぎで萌えるんですけどね)。男性の体のラインを綺麗に柔らかく描かれる先生だなぁと。

さらっと深いテーマを盛り込みつつも読んでいて心がほっこりするような、幸せな気持ちになれる作品でした。

8

二人の成長記録。

フルールさん連載中から楽しみに読ませていただいてました。
リバに至る経緯が丁寧で、どっちが抱くか?という部分よりも、敬太と智史がお互いを思いやり、カフェの改装を通して成長していく様子が素晴らしかったです。まさに、相手の立場になって考える、を実践してるなあ、と思っていました。
リバの作品は、リバであることを強調されがちですが、この作品の中には、恋人同士の成長記録が詰まっていて、リバの問題もその中のひとつだと感じます。
絵もきれいですし、基本甘々ですし、おすすめします。

8

これぞ求めていた理想のリバ!

敬太と智史のお互いに対する思い遣りが素敵すぎます!
小さい頃から可愛く、高校生になっても華奢で可愛い敬太が好きになったのは、自分がなりたい理想が服を着ているようなかっこいい先輩の智史。
ゲイの自覚があり、智史を好きになった瞬間から「ひんむきたい」と思いながらも、ノンケである智史に惚れてもらうため自分の外見を活かした告白をし、ネコ側に回った敬太に想いの強さと健気さを感じました。
そんな敬太の決死の告白に対し、「かわいいな」と優しい笑顔で想いを受け入れた智史。智史のその「かわいいな」を敬太は外見のことだと理解していましたが、あれは中身の話だとわかります。でも、敬太がそう理解してしまうのもわかる。その描き方が絶妙でした。

上記した導入部分はさらっと描かれているのですが、とても重要。
大学生になった智史と左官見習いとなった敬太の本編の根底にあるものなので。
あの頃から変わった部分、今でも変わらない部分。
そのどちらもが智史にも敬太にもある。
それらをお互いに探り探り、時には擦れ違いながらも、自分のためではなく相手のために行動しようとする、お互いに。
その遣り取りの中で見つけた落としどころが、リバだった。

智史と敬太がどうしてリバを選んだのかがとても丁寧に思い遣りに溢れた優しい空気の中で描かれていて、こんなにも幸せな優しいお話があるのか、とあたたかい気持ちに満たされました。
憧れの理想だった身体を手に入れて嬉しいはずなのに、智史のことを思うと喜べず、更には智史を抱きたいと思ってしまう敬太の苦悩。
敬太の想いを知り、けれど決して「敬太のため」という恩着せがましさはなく、自分もネコになることを選んだ智史の決意。
きちんと二人で話し合って時間をかけて解決していく姿がとてもよかったです。
男だから、女だから、などではなく、敬太だから、智史だから好きなんだという共通理解のもと、これから先の未来も一緒にいることを望み、明るい未来の話をしている二人がとても眩しかったです。

ネコの敬太もタチの敬太もネコの智史もタチの智史もどこにも違和感がなく、これが彼らなんだとするりと受け入れていました。
私自身はリバに元々抵抗感がない、むしろ好きなので参考にはならないかもしれませんが、この作品はリバが苦手でも挑戦してみたいと思っている方なら挑戦してみる価値があるのでは、と思います。

3

とにかく神

すっごくいいでえええええええええええす!笑笑笑
ダブルイケメン万歳井(∩´∀`)∩ストーリー神(∩´∀`)∩とにかく神(∩´∀`)∩
ストーリーもキャラもとにかく神。神としか言いようのない神なので気になった方はとりあえず試し読み読んでください←
めちゃくちゃ個人的には敬太の中学時代の同級生のアフロ気に入ってる←

1

いや!もうマジで好きです!!

大学生:村上智史(先輩)×左官見習い:築地敬太(後輩)の高校の先輩×後輩のリバップルです。
いやー、とりあえず思ったのは、めちゃくちゃ好きです!!

元々、智史×敬太の固定だったのですが、あれから3年経ち、敬太は小柄だった体がしっかり筋肉がつき、男らしくなって智史は満足しているのだろうか?と不安になっていました。

ある日、智史が女性と親しくしているのを見て、やっぱり女の子がいいんだと思い、少し揉めますが、わりとすぐに話し合って解決するのですが、そこで敬太が智史を押し倒してしまって、智史が自分を抑えて抱かれていたのか?と思い、敬太は初めてここで智史を抱きたいと認識します。

最終的には無事に敬太が智史を抱くのですが、紆余曲折あっての初Hが本当に良かったです!智史がめちゃくちゃ可愛くて!!
もちろん、敬太も可愛かったです!!

しかもちゃんと均等に受けポジションをしているので!本当に良かったです。

あと、おそらくシーモアの描き下ろしの2p漫画も良かったです!智史×敬太の初Hの話でした。
ページ数は少なかったのですが、智史のイケメン具合が良かったです!

いやー、今までリバが大好きで色んな作品を読みましたが、ダントツで好きです!!
今までのリバ作品も良作でしたが、やっぱりちょっとギャグめいていたり、Hシーンがあまりなかったりだったのですが、この作品は丁寧に描いているので終始ニチャニチャしながら読んでいました。
ドラマCDになっているみたいなので、是非とも聴いてみたいです!

1

たまらない…!

読み返し。
『ネコ×ネコ wedding』を読んでからこちらを読み返すと、色々と心に来るものがあります。

子供のころから女の子にばかり間違われていた、可愛い男の子の敬太。
自分の理想の人(智史)に出会ってなりふり構わず告白して付き合うことになります。
そこから3年経ち、すっかり可愛くなくなってしまった敬太。
智史はノンケだから色々と気にする敬太。
そしてー…。


敬太がとっっっっっても健気なんですよね…。
元々自分がグイグイ押して、付き合ってもらったって言うのもあるんだと思うんですけど
智史はノンケだからって気持ちもきっと強くて
色々なことを考えてる敬太にすごく切なくなっちゃって…。

敬太が色々と誤解して、家を出て行く時に「智史はノンケなんだしこの方がいい」って言うんですけど、この言葉に智史は傷ついただろうなぁって思いました。
自分の気持ちを信用して貰えてなかったわけだから。
二人のすれ違いが切なくて、胸がぎゅっとなりました。

敬太と智史の気持ちのすれ違いの他にも、
タイトルが『ネコ×ネコ』なので、智史が抱かれることになるのはわかってたのですが
どのような経緯で抱かれるんだろうか…と初めて読んだ時、わくわくしたのを思い出しました(*´▽`*)
リバが好きな人からしたら、この作品たまらないと思うんです(*´▽`*)
久しぶりに読んで沢山きゅんきゅんしました!
あぁ~!(*´▽`*)続きも読もう!(*´▽`*)

0

可愛くって大好きな作品です。

もともとラブコメ、ラブラブが大好きなのですが、この作品も始終ラブラブで、当て馬とかよりも、仕事や生活をしっかりとしていて、読んでいて好感が持てます、大好きです。二人の職業も良くって、働く男の私生活が見れる感じで、私の好みでした。高校生の頃の二人と、今の二人の見た目の変化が私の絵の好みでもありました。可愛いけどカッコいい!!絵柄って大切ですよね、大人の男性になっても、二人の関係が素敵で、最後まで読んで感動でした。

0

胸にぐっとくる攻め受け交代

たつもとみお先生の綺麗な絵柄とストーリーが大好きで、紙と電子、両方で揃えてしまったシリーズです。

先生の新刊が出たのでそちらのシリーズを読もうかなーと思っていた時に思い出し、読み返し始めたら止まらなくなりました…

攻め受けの交代がリアルで(もちろん本当のリアルは知らないのですが;)胸に迫るものがあり、ちょっと泣きそうになる。

受け入れる側の大変さがね、ものすごく伝わってきます。

その大変さや羞恥心、タチとしての矜持を振り払って、敬太のために覚悟を決めて体を許す智史が、もうめっちゃくちゃにかっこ良かった。これぞ本当の男前。

リバに至る心情や過程が丁寧に描かれていて、何度読んでもじーんとしてしまう、大好きな作品です。

0

リバは二人の二度目のはじめて。

『ネコ×ネコ』ってタイトル、タチ対決の逆バージョンの話なのかなって思いましたが、高校生から大人になって、抱く・抱かれる側が変化する展開で、ゲイとノンケだからこその悩みや、カラダの気持ち(欲求)まで描いた、とってもセンシティブなストーリーでした!

※リバ有り作品です。
でも、”抱いていた” 男が ”抱かれること” を決意するまでの気持ちの変化を丁寧に描いた作品なので、リバ苦手だけど克服したいって人には良い入門書になる気がします。


敬太は女の子みたいにかわいくても、女の子にはなりたくない、憧れてるのは男らしい筋肉のあるカラダ。
そして理想のかっこいい先輩・智史に出会って即告白、なりふり構わず女装までして智史を落とします!

それから3年経って、智史は建築家を目指す大学生に、敬太は左官見習いになって、一緒に暮らしてます。
かわいかった敬太も男らしく成長して、今では智史よりも逞しくなり、ノンケの智史が ”男の体” に嫌悪感を持たないか怖くてしかたない…

いっぽうで智史も、以前だったら敬太をベッドに連れて行って抱くことも簡単だったのに、今の敬太はビクともしなくて、自分が敬太のカラダを満足させてやれてるのか心配になる…

高校の時は、かっこいい先輩×かわいい後輩のノーマルカップルの枠に擬似的に収まっていられたのに、敬太が男っぽく成長すると、どうしたって男×男を意識してしまい、ゲイとノンケの間にある壁をお互い想像して不安になってしまう。
でも、それはお互いを思っているからこその不安だから、読んでいて微笑ましくなりました。

そんな不安だった敬太も、智史が自分をパートナーと認めているとわかると、嬉しさで愛情も欲望も暴走し、智史を「抱きたい」と思うように!
(敬太は初対面から智史を「ひん剥きたい!触りたい!」って思ってたから、もともとタチ気質だったんじゃないかな?)
ノンケの智史は、男に抱かれるのはもちろん怖い。

カラダの悩みを抱えた恋人達は、知人からの頼まれ仕事でカフェ作りを一緒にするうちに、お互いの良さと自分の気持ちに改めて気付いていく…


智史が抱かれるまではそんなに簡単じゃありません。
でも、智史は敬太が自分を受け入れてくれた時のことを思い出す。
そして敬太も、もし智史が抱かれても感じられないなら今まで通り自分が抱かれれば良いと思う。
このお互いがお互いを思いやるのが優しくて、いじらしくて、なんてステキな恋人達なんだろう!

智史が抱かれるシーンは、二人とも緊張していて、まるで初めてみたいにドキドキします^^


あとがきによると「最初から最後までイチャエロかわいいを目指した」とのこと。
初めて読んだ時の感想はまさに ”イチャエロかわいい” でした。
想い合ってる二人が、生活をともにしながら、カフェも一緒に作って関係を深めていく、甘くて幸せな気分にさせてくれる本です。

でも何度か読み返していくと、ゲイとノンケの間にある意識の違いによる不安や、恋人間にあるカラダの関係と欲望にも真正面から向き合っている、とってもセンシティブな作品だなと感じました。

大事な人の気持ちを想像して、カラダの関係も含めてパートナーになろうとする、とても良い作品です。


※智史×敬太の初めてのエッチは電子の限定特典で読めます。
そちらのエッチもかわいいですよ^^

11

この作品が収納されている本棚

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