条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
俺の為にセックス覚えたんだろ?
twilight
自暴自棄になった陽平を助けようとして稜は事故に遭う。
そのせいで稜は足に怪我を負い、決まっていたインターハイ出場も適わず、陽平は自分を責める。
というお話です。
感想むずかしいです。
お話としては、よくあるといえばよくある。シンプルに「好き」だけでなくて、そこに負い目とか執着とか引け目とか色々な感情が絡み合って複雑になっていて。昭和のドラマっぽい感じを受けました。
高校生のときは、活発でサッカーの才能があって人気者でとキラキラしていた稜は、大人しくて地味で友だちがいない陽平にとっては眩しくて、天と地ほどの差を感じていたでしょう。
憧れてもいて、仲良くしてくれるから嬉しくもあり、それだけに彼に対する自分自身の感情を自分が許せなかったりして。
でも大人になったらどうか。格差は果たしてあるのか?
大人になった後の二人については、怪我というパワーワードで縛り縛られ一緒にいるわけですが、時が止まっています。作中、お互いの感情や負い目引け目についてはかなり丁寧に描いていますが、高校生のときと大人になった今との格差については敢えて描いていなかったように思いました。おそらく二人の間で時が止まっていることを表しているのだと思います。
でも、読んでいると一面的でちょっと物足りないのです。
勤務するホストクラブでは遅刻常習、片付けしないで早く帰るという傍若無人な稜の陰口をたたく同僚が出てきますが、背景に留まっていますし、陽平と少しだけ接触した新人のホストも当て馬にもならない背景に留まっていて、勿体ないと思いました。
二人の関係にスポットを当ててばかりで、俯瞰が足りないというか、そういう意味では担任の先生が再登場した5話で、やっと他の人の視点が来た、とほっとしました。
まあそれも子供同士のこじれた関係に大人がアドバイス、という形で、元教え子達と教師、という関係性からすると、不自然かもしれないけどこれが限界だったかもしれないです。
それから、本作は西本先生の絵柄が、今のタッチ、キャラの顔立ちと全然違うので少し驚きました。
明るくお調子者で人気の攻めと、友達もいない陰キャ受け。
とあることがキッカケで仲良くなり、友情が愛情に変わっていくお話です。
序盤は互いに惹かれ合ったいい雰囲気でしたが、キスしているところを見られたことで偏見を受け、更に受けを庇った攻めに一生ものの傷を負わせてしまってから物語は不穏に…。
そしてすごく良かったのは、大人になった描写の後半。
大好きなサッカーが出来なくなった攻めに罪悪感を抱きながらも、二人はずっと一緒。
受けは両親が居らず愛に飢えていて、辛い心情でした。
それゆえに自分の想いを伝えられず、すれ違ってしまう二人。
お互いを大切にしているからこそ伝えられない切なさ。
けれどその分、愛を自覚して自らが踏み出した時の描写がとても良かったです。
攻めがスポーツマンで受けが不憫な地味メン‥この設定は好物です。
少し知ってる作品を思い起こしてしまったのと、受けがやたらと転ぶので病気なのかなー、と気がそれてしまったのがあって萌評価です。
ちょっとドラマチック展開すぎて所々醒めてしまう自分がいました。
大人になってまで両片想いは年季入ってるし、セフレのような痛々しい関係になってからは入り込めました。
BLならでは、の思いやるあまりに言葉足らずになり、結果愛してるのに酷くしてる、みたいな感じの昼ドラ的な展開は面白いです。
受けの家族のことはよく書かれてますが、攻めの家族に関してはホストクラブにコネがあって、特にすれ違いとかない家族ってどういうこと‥?
受けと同棲してることとかどうなっているのやら、と気になってしまいました。
当て馬くんはただの当て馬くんだったり、先生登場遅くない?だったり惜しいかなーと感じるところもありましたが、読み応えある作品でした。
「気持ち悪い!!あんた男でしょ!?」
朋美のセリフ、BLそのものを否定するかのような
言葉で少々ダメージがありますね。
その稜と陽平の写真を見た教師達は困惑するも、
そもそも人の写真を勝手に載せる行為と
学校裏掲示板がある事自体を、
問題視していなさそうなのも不愉快でした。
でもこれはリアル寄りの反応を
描いているのかもしれません。
写真はやり過ぎとしても、彼氏を陰キャの、
しかも男子に取られたも同然な女子校生の反応は
こんな感じに成り得るでしょうね…。
二人をくっつける為に読者に反感を食らう
キャラに利用される女子もある意味可哀想とも思う。
学校もネット中傷など細事は見て見ぬ振りでしょうな。
二人の出会いと距離を縮めて行く過程には萌えつつも、
上記の不快感から前半は読み返しにくいのですが、
時が流れて後半は良かったです。
稜の本心が解らず本当に陽平を恨むように見せて、
実は全部陽平の為に…と、最後にやっと解る方が
感動が大きかったのでは無いか?と最初は思いました。
でも、稜の本音が描かれるからこその良さもあります。
陽平の居場所を守りたい稜と、
償いと一緒に居る為尽くす陽平、
一見献身的、自己犠牲的な裏に、
本当は自分の欲望や汚い感情も含まれている。
心情描写が多く表現豊かに描かれている為、
考えさせられる部分もあって読み応えがあり、
結ばれるまでの切ない過程にも十分萌えがありました。
結ばれた後のHは甘く、描き下ろしで癒されました。
これからは一緒に幸せのレールを歩み続けて欲しい、
そう思わせてくれる二人でした。
高校の同級生同士、学年でも目立つ存在の稜とおとなしめの陽平。
ひょんなことから仲良くなり、やがて恋をするけどすんなり両想い、とはいかず…
様々な苦しい出来事を乗り越えて、ふたりともが幸せだと思えるまでの数年が描かれています。
本能に忠実な稜とおっとりめな陽平のやり取りは本当に微笑ましく、その恋が静かに育まれていたら未来は全然違うものになっていたんでしょうね。
怪我をしてからの稜は人が変わってしまったようで、陽平との関係も温かさがなくなっていてすごく切なくて…
再び想いが通い合うまで、お互いにその糸が途切れてしまわなくて本当に良かったです。
出会いからかなり衝撃的なのですが、その後の展開も結構激しいというか目まぐるしいというか…
現在と過去を行ったり来たりするので少し混乱するところがありました。
そして場面の切り替わりが唐突で、脈絡なく感じてしまうところが多かったかな。
怪我をした後、稜がいきなりホストになっていたので学校を辞めてしまったのかと…(汗)
そういう部分が気になってしまったので、もう少し前後で繋がりがあれば良かったかなと思いました。
西本先生初読みです。
先生初単行本にして、絵がいいですね。
青年漫画風?な新鮮さと、背景にあまりトーンを使わず手書きなんですかね。味わいがあり好きです。
2人のお顔や瞳に艶っぽさがあり、かわいらしさ、男の子らしいカッコよさがあるとこが好きです。
DKもの、キスシーンがいいわね〜なんて思っていたら、何と急展開。
陽平の辛い境遇だったり、盛大なすれ違いだったり、罪だの償いだの重い展開になりましたが、2人が思い合っていることは間違いないわけで、乗り越えながらくっつく場面にほっとしました。
ちょこんと座る陽平がかわいいし、健気受けいいてますね。
稜が見た目だけでなく中身も男前で惚れてしまいそうですww
番外編も楽しみに読みます。
とても心が揺さぶられるストーリーで面白かったです。
絵も綺麗でしっかりしていて好みでした。
帯の「俺の為に~」から想像していた感じより、いい意味で裏切られた気がします!
俺様ホスト×地味健気…なぜ二人がその様な関係になったのかが描かれた前半や、陽平の生い立ちから置かれている環境まで、どこをとっても心が痛くなりました…。
これじゃ人を信じたり、自分の気持ちを口に出したりなんて出来なくなりますよ!
切ない…。
稜と出会って、少しずつ変わっていく陽平を暖かい気持ちで読んでいたら、心無い人間のせいで事件が起き、まさに人の人生を狂わせる事になってしまうのですが、階段から落ちる陽平を体を張って守ってくれる稜はヒーローのようでした。
事故後に稜が責任とって面倒みろと陽平に言いますが、本当にそうでもしないと消えてしまっていたんじゃないかと思います。
高校時代の先生に会うシーンがありますが、先生もまたこの事件でずっと心を痛めてたんだなぁと思いました。
陽平が自分の気持ちを伝えるシーンがかなりグッときます!
稜の今までが報われて、やっと二人が一緒に歩き出せるのかと思うとしんどさが報われます。
本当に言葉にしないと伝わらない事ばかりだなと改めて思いました。
しんどいシーンも沢山ありますが、トラウマや不憫系が好きな自分には凄くたまらん作品でした!!
この作品は高校生の同級生同士の作品です。後半からは高校生から社会人編へと移ります。攻めはサッカー好きで上手な人気者の稜(りょう)、受けは引っ込み思案で友達が少ない陽平です。
たぶん前半の感じは皆さんが予想するような展開です。よくあるやつだなーって感じのやつでした。でもやっぱDKものはいいですね!かわいくてキラキラしてて。そっからの社会人になってからが本題です。あんなにサッカー好きで人気者だった稜がホストになり、私生活もどよーんとしてるんですよ。こじらせまくってます。
両片思いのうだうだと悩んで遠回りしちゃうのが好きな方には、おすすめです!!
最近、西本ろうさんの「このキスは記事にできない」を読んでハマったきっかけで、もっと他の作品も読みたいなと思い、購入しました!
このトワイライトはデビュー作だったんですね^^!
絵が綺麗で繊細な感じで好きです。描く人物も美しく受けも攻めもタイプです。笑
陽平の不幸体質?か弱いところがたまに焦れったいというかなんというか……悩ましくなりました。助けてあげたくなるタイプ。でも、そんな陽平を助ける稜も助けられているんだな、と。
陽平が徐々に過去のトラウマから自分を変わろうとしているところにはグッときました。
最後は丸く納まってくれて安心しました^^*
西本ろう先生の他の作品もまた読みたいと思います!