条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
ore wa tayorikata ga wakarimasen
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
主人公の性格にやや難アリのラブコメ。面白かったです。
この作品スピンオフなのですが、スピンオフ元は未読です。
未読でも問題なく読めましたが、スピンオフ元のカップル吉武と守屋がちょこちょこ出てくるので読んでいた方がより楽しめそうです。
私は吉武と守屋に興味が持てずコチラから読み始めてしまったのですが、コチラを読んだ結果吉武と守屋の話も読みたくなりました。めちゃくちゃ良い人たちなんですよこの二人……。本作主人公の牧野を心配し、色々気にかけてくれる良い友人でした。
牧野が絶妙にリアルな挫折屈折人間で良かったです。
言動やモノローグからメンタルやられてるのがヒシヒシと伝わってるんですよね……。
急に怒ったり泣いたり、痛々しいです。
わりとウザキャラなのですが、憎めないウザさというか、反省してちゃんと謝罪出来るし、ヤバイ発言とかしても根が悪人では無いと伝わってくる絶妙なキャラでした。
というか色々と面白可愛かったです。天然で(笑)
吉武と守屋がやたら牧野の世話をやいているのも、牧野がただのダメ人間では無い事を裏打ちしているというか、きっと今が調子悪いだけなんだな、と思える要素になっていて良かったです。
で、この牧野が天然爆弾すぎて面白い。
ゲイを警戒しすぎて(しかし清宮の接触は普通にキモイと私も思った)、初対面かつ命の恩人である清宮相手に失礼発言をかまし、キレられて無理矢理キスをされた牧野。
そんな経緯があるにも関わらず、清宮が自分に性的興味が無いと知るや超絶とんでもないド天然無防備男になります。
無防備通り越して無神経なのですが(笑)
まず最初のとんでも行動、妖怪チンコミテクレにめちゃくちゃ笑いました。いや、最低なのですが。牧野が必死すぎて笑ってしまった。
その後もド天然で清宮を振り回す牧野。本人には一切悪気がないところが逆に厄介です。
ただ、ちょっとずつ元気になってるが故の暴走というか……可愛いんですよね。
そして終盤畳み掛けるような萌え行動を連発してとんでもなかったです。
めちゃくちゃ意義のある1カメ、2カメ、3カメだった。
清宮のキスせがみ発言は無神経な牧野への意趣返しだったと思うのですが、見事なカウンター食らってて笑いました。
もし清宮が主人公だったらハーレム漫画のラッキースケベ主人公みたいになってただろうなと思いました(笑)
そして無防備な牧野に対して、牧野から近況報告される吉武(多分ゲイ)が清宮のことめちゃくちゃ警戒してるのも面白かった。守屋共々かわいい。
下宿先の福くんも良い感じのクソガキで可愛かったです。
福くんは何処の馬の骨とも知れない人に大好きなお兄ちゃん取られたくないのかな? と思いましたが実際のところは不明。
とにかくテンポが良くてコミカルなので暗い話題でも重くなりすぎず楽しく読めました。
腰乃先生の作品で好きな受けといえば『滅法矢鱈と弱気にキス』の静香先生がダントツだったんですが、こちらの作品の牧野は彼と並ぶほど魅力的で、最初から最後まで読んでいて楽しく、たくさん笑い、萌えさせてもらいました。腰乃先生のキャラ作りが本当に素晴らしい。男性でも女性でも牧野みたいな人、実は結構いると思うんです。いわゆる器用貧乏で何でもそれなりにできたのに、突出したものや熱中できるものが特になく、いつの間にか他人に遅れをとっていることに気付き愕然とする人。
牧野の場合はニートにまで転落してしまったわけですが、そこから友人に会う勇気を出したのも、彼らの厚意を素直に受け取ったのも私はすごいと思いました。元が優秀だっただけに、プライドが邪魔してそれすらできない人がたくさんいると思うんです。複数カップルがいる作品だと、恋人には甘く他は邪険にするキャラが多い気がするんですが、吉武も守屋も恋人に良く思われたいからとかではなく、2人とも心から牧野のことを心配しているし、就職引越しを終えた後も気にかけ続けていて、カップル以外の関係性が温かい作品でもあるなと。
そして、牧野が引越し先で新しく出会った清宮と福。言動が大雑把でちょっと無神経だけど根は優しい清宮と、意図せず毎回いちゃつく形になる清宮と牧野を淡々と冷やかす恐るべき中学生の福。強烈な2人の性格に振り回されて今までにないほど喜怒哀楽が表に溢れ出てしまう牧野。そうそう、彼のようなどうしても人前で我慢してしまうタイプには、これくらいの人をぶつけるのが荒療治になっていいんです(笑)。徐々に強烈な鈍感さや無防備さ、人付き合いの下手さを露わにする牧野も2人に負けていません。牧野の人生や人格が1つの魅力でもあり、尚且つBLとして萌えるシーンもたくさんある、期待が高まるしかないシリーズの1巻でした。
『部活の先輩に迫られてます』のスピンオフ。
部活の〜は、だいぶ前に読んでいました。主人公が、あまりの変貌ぶりに、誰?!となり、上記の作品を読み返すほど。
何でもテキパキこなして、バリバリバスケをしていた牧野が、あんなガリガリ、ネガティブ男になるなんて。
という感じのところから始まります。
腰乃先生のスピード感ある展開がホント読んでいて心地よく、楽しい!!
こちら全3巻なので、二人の関係はかなりゆっくりモードですが、ラブだけじゃなく、生活、自分の身体、気持ちを立て直していく牧野を見ているだけでもホクホクします。
ノンケがどう恋に落ちていくのか、ゆっくり見守れる作品です。
なんというか、ちゃんと生きてる人の動きだ…!!!って感動します。それから【間】を感じる時のコマを端折ってないから緩急が凄くて動きを感じる。すごいです。
台詞とか人の描き方とか受け攻めの関係移り変わりと心理描写が秀逸で、あとエロちゃんと細かく描いてくれてるのがすっっごく好きです。
名作でした、、。
「部活の後輩に迫られています」に登場した守屋の友人である牧野のスピンオフ!!
「部活の~」は一、二位を争うくらい好きな腰乃先生の作品でなので、まさかここで読めるなんて~!
「部活の~」の時の牧野はこんなキャラだとは思わなかったですが、一冊の本になると途端に腰乃先生の受けっぽいキャラになるんですね…す、すごい…。
元、世話焼きで頼られることをステータスだと思っていたが就活で挫折し自身を失くした受けが新天地で攻めに出会い、段々と成長していくお話です。
この受けが感情豊かでグルグルしていて天然で可愛い!
意地っ張りかと思えば、ウサギのようにプルプルしたり…攻めが思わず構ってあげたくなるタイプ。
対する攻めは腰乃さんの作品ではあまり見かけないキャラで新鮮でした。
また、珍しく二人の関係を荒らす第三者「福」が初めから出てきました。
一巻では何が目的が分かりませんでしたが、このキャラによってもっと物語が面白くなっていくんだろうな…。
腰乃先生は描き込みも多いので読んだ体感では二冊読んだくらいに満足感がありました。
相変わらずの、わちゃわちゃ感がすごく好きで落ち込んだ時にはピッタリの賑やかさと明るさ。
書き下ろしは、なんと本編では一切なかったエロシーン!
攻めによる妄想がエロい…。
あと紙媒体の方が修正甘めだと思うのでオススメです。
牧野はちょっと面倒臭いタイプの主人公です。器用貧乏で今まで大きな挫折もなくやってこれたがゆえに頼り方が分からない、んでプライド高くて自分で自分を縛って雁字搦めになってる。そんな主人公が田舎にやってきたところからお話が始まります。
セリフもモノローグも文字がめちゃくちゃ多く内容もグサグサ来る感じで、丁寧に読んでくと超しんどい!共感性羞恥を感じるタイプだったら無理かも?と思いました。あと牧野とシンクロする悩みを持ってる時期に読むのも止めた方が良いかも…私の場合ですが。
田舎で少しずつ元気になってく牧野を見られて、だんだんほっとして温かい気持ちになります。すぐに明るく清宮を翻弄するあほのこっぷりを披露するとこは笑えて好き。まだ牧野の中に恋らしきものは見られませんが、次もとても楽しみです。
ちょこちょこ顔を出してくれる「部活の後輩~」の二人も可愛くて癒されます。牧野を心配する友人の存在に救われる心地…。福ちゃんも可愛くて良かった!次巻以降も活躍を期待したい推しキャラ。
ドーテー・ニート・イ●ポという三重苦な主人公が親戚のコネで田舎の小学校の先生になって、そこで親切なゲイと大人びた中学生にであってあーだこーだする話
内容ぐっと詰まっているせいか、マキノがどうしようもないせいか、読んでいてとっても疲れます、、そして1巻の時点ではBがLな要素があまりない。エッチ「少なめ」というか、モーソーの中で一回ヤってるだけじゃんそんなの詐欺じゃん…!と思いながら読みました
続き物なので、面白くなるのはここからかな?
フクくんも絡んでくるかな?と思いつつ、さすがに中学生はないか〜
BでLなのは脇に置くとして、マキノのあれやこれやは、なんか、リアルでつらいです。がんばれ
今年初のBLやっっっと読めた!!
久々の腰乃先生作品で、これこれ〜と⤴︎⤴︎
かわいいしおもしろいし腰乃先生ワールド好き〜と思い出した。
「部活の後輩に迫られています」のラストの方で存在感出ていた牧野がこんなにボロボロになるなんて!?と。
コンタクトにして痩せてまるで別人?!と驚いた。
で、中身まで弱っちゃってこじらせて…今まで周りに頼りにされてきた人がダメになるとこうなっちゃうよねと。
それをかわいらしく、おもしろおかしく描くのがさすか腰乃先生!
全3巻だから、じっくり進む。
清宮が確実に牧野を好きになってきて、2巻が楽しみ。
福ちゃんが清宮を好きそうで気になるけれども。
牧野のことを愛しまくっている吉武×守屋夫婦がちょいちょい出てきて、笑うしほっこりする。
だんだん打ち解けてきた牧野と清宮のぎゃーぎゃーやりとりがおもしろい。
腰乃先生のこういうところも大好き。
1カメ、2カメ、3カメにも笑ったw
久々に腰乃先生作品読んで、ああ、この感じやっぱり好きだ〜となりました。
擬音の使い方が特に好き。
スマホ触る音がムイムイとか、食べる音がもきもきっとか。
2.3巻が楽しみ!
◾︎清宮哲司(ゲイ)×牧野(ニート→田舎で小学校教諭)
ふぐり風船で空を飛ぶ発想がすごい。一生かかってもたどり着けない。
「部活の後輩に〜」から読むと、牧野の落ちぶれ(言い方悪い、ごめん)っぷりがめちゃくちゃ辛くなります。部長やって、大学でもお世話係やって、でも要領はあんまり良くなかったんだろうなっていう…就活うまくいかない漫画や受験失敗漫画はBLでもたまに見ますけど、ほんと苦しいですね。突然泣き出すところとか見ると牧野さんほんとに病んじゃってたんだなぁと。日の光浴びないと人間急速に衰えますから。あんまり読み返せてなかったのかこの辺リアルにしんどかったからでした、そうでした。
でもBL漫画は大丈夫!最終的にカッコいい攻めが抱いてくれるか、カッコいい受けが尻で抱いてくれるかで万事解決よ!!
牧野が暗い空気読めない人から、明るい空気読めない人になってきたあたりでだいぶ心安らかに楽しめるように。これこれ!これぞ腰乃先生のテンポ!!
ところで、あの狼であることを隠せてはいないが愛想の良い狼だった吉武が、ちょっと性格変わってて不思議な気持ちに。苛立ちを隠してませんね。守屋さえ手に入ればある守屋とそれ以外ってか!
はじめに、このシリーズすっっごく好きなんです。
でも1巻は中立。
東京→東北に教師として赴任してきた牧野。
赴任当初は卑屈で捻くれてて、自意識の塊で、プライドは高いのに自信がなくて、すんげ〜〜めんどくさい男だった牧野。
ゲイの清宮を変に意識して突っかかったと思えば、自分は無防備という名の無神経で清宮を煽りまくる。
2人の関係性とか、新天地での生活や清宮との出会いによってどう牧野が変わっていくか!?が作品の肝だとわかりつつも、自分の人生の行き詰まりからくるストレスを他人にぶつける牧野がどうしても苦手で。
就職が決まらず、インポになり、引きこもり、激痩せし、今まで築いてきた自分というものがガラガラと崩れていく。
その恐怖、絶望、焦りはすっごく共感出来るんだけどね。
『部活の〜』が未読なせいもあって、既読の方と牧野観が全然違っている気がします。
「あの牧野先輩がこんなことに!」的観点が全くないので、ギスギスした嫌な部分ばかりが目についてしまいました^^;
ストーリーや細かい描写はさすが腰乃先生!といった感じで、面白いし上手い。
早く本来のスーパー牧野さんが見たい!と思った1巻でした。