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escape journey
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
自分たちの気持ちと向き合って、それぞれ本当に大切なモノはなにか?という部分の答えをだした最終巻。
ずっと一緒にいたいけれどそのための第一歩を踏み出すことは恐怖でしかなくて、そのせいで何度となくすれ違ってきたふたり。
でも彼らの周りはものすごくあたたかい人たちばかりなので、動き出す決心が鈍っていくのも仕方なかったのかもしれません。
なので、程よく冷たくて程よく敵な存在の仁科がいたからこそ、ふたりは前に進めたところがあったのかもしれないなと感じました。
学祭での出来事でみんなの前でカミングアウトするようなカタチにはなってしまったけれど。
その後のふたりの晴れやかな顔がすべてを物語っていて、心からの笑顔の美しさにすごく満たされました。
そして。ミカりんがすっぴんで駆け付ける場面はいつ読んでも泣けます…。
一見言葉は軽いのですが深刻な方向にばかり考えていたふたりにとって、「友達と友達が付き合うってよくあること」だとサラリと言ってくれたことにどれだけ救われたのだろうか。
こんな風に寄り添ってくれる友達がいるということもまた、彼らの背中を押したのかなと思いました。
少し視点を変えてみれば世界は全然違って見えて、辿り着く答えも過程さえも変わっていくことを彼らに気付かせてもらえたような気がします。
2巻でえぐられまくって大ダメージを受けていたけれど、読み終えてみれば文句なしのハッピーエンドで、読んで良かった…!と心から思える結末でした。
仁科もなんだかんだ憎めないキャラだったので、いつか彼が幸せになるお話が読めたら良いなと密かに願っています。
いや…もう…圧巻でした…。
一巻からすごかったですが、こうして完結すると圧倒されます。
社会人とは違った苦しさ、楽しさ、青さが絶妙に表現されていてBLが好きで本当に良かったと思いました。
本当におげれつたなか先生は漫画が上手い、上手すぎます。
個人的にはやはりハッピーエンドが素晴らしく良かったです。
しかもストーリーだけではなくエロもちゃんとエロい。
お互いの愛を感じる雰囲気が最高です。
全三巻を通して違和感が一つもありませんでした。
これは自信を持って人にオススメできる作品です。
エスケープジャーニーシリーズ全体の感想になります。
私はこの作品を読む前はエスケープジャーニーに対して、人気BLマンガランキングなどで常に上位に入っているな〜という印象を持っておりました。また、おげれつたなか先生については「ヤリチンビッチ部」や「ハッピークソライフ」などを読んだことがあったため大人気作家さんであることも認知しており、私にとっても大好きな作家さんのうちのひとりでした。読了後はこのマンガがなぜここまで人気作になり、発売となって5年以上の月日が経っても人気でい続けているのかの理由が分かりました。
ある日本屋でこの本を3冊手に取り、家で読みました。その日は泣きじゃくってしまい何も手につかなかったです。blを描く上で目を背けずにはいられない問題に対して紳士に向き合い、2人の人間とその愛を描いた作品です。同性をパートナーに選んだ場合、周りからの偏見、子供を授かれないこと、家族の理解など直面する問題はいくつかあります。それとどう向き合い、生きていくのかをこの作品では丁寧に描いていて、自分が今まで抱えていたモヤモヤを上手く言葉にしてくれたような気持ちになりました。
この作品を読んで、より自分が大好きなblに対して理解が深まった、より好きになったという人がたくさんいるのでは無いでしょうか。少なくとも私はそう思っている人々のうちのひとりです。エスケープジャーニーに出会えて良かったです。ありがとうございました。
今更ですが拝読しました。あまり話題になっている作品とは相性が悪いので悩んでいましたが作家さんを同人時代から存じており何度かそちらを読んでいましたので信頼もあって購入しました。
正直1話目で合わないなと思いましたので3巻まで一気に購入していなければ1巻で読むのを止めていたと思いますし2巻まででしたら「しゅみじゃない」評価になっていたと思います。でも3巻の久美家母の言葉には感動しましたし久美家とお友達の女子の温かさが好きだったので「中立」にさせて頂きました。萌を感じることはできなかったので、すみません…。ただ私には合わなかったというだけで、話題の作品なので合う方には面白いと思います。さすがたなか先生、世界観がリアルで素晴らしい。実際世の中まだまだ奇異の目で見る人が多いのだと思いますし、本人たちの葛藤、家族の反応…一つのドキュメントを読んでいるようでした!
何度も描きますが、「中立」ではありますが作品は素敵なものです!
エスケープジャーニーは数ヶ月前に読んだのですが、好きすぎて何度も読み返しています。私はどうしてもBLにエロを求めてしまうのですが、この作品を読んで考えが少し変わりました!
濡れ場は結構多めにあるんですが、それよりも内容に惹かれました。もちろん濡れ場も最高です。普段はチャラい直人から一気に色気が溢れるのが堪りません。太一も直人が好きで好きで余裕がない感じなのが刺さりました!
1巻で復縁し、喧嘩して分かれた後、太一がふみちゃんに告白された時、太一が直人への気持ちを語るシーンは本当に泣きました。その後、太一を待ち伏せした直人が太一が好きだと伝えた所で更に泣きました。笑
私は基本BLに出てくる女性キャラは苦手なのですが、ふみちゃんが良い子過ぎて心が温まりました。
2巻では、過去の恋愛のトラウマにより絵が描けなくなってしまった仁科というキャラが出てきます。仁科は直人が自分の絵を褒めてくれた事をきっかけに直人に惹かれていきます。ですが直人と太一がキスしているところを仁科に見つかってしまい、仁科は直人を脅し、絵のモデルになってもらう事を約束しました。
そして話は変わりますが太一と直人は2人で太一の母親に付き合っていることを話にいきます。ですが祝福されることは無く、自分のせいでこんなことになってしまった。と謝られ、直人は涙を流します。
3巻では太一が出場したミスターS大の最中、仁科に連れていかれた直人を見て、太一は2人を追います。その後、太一と直人が2人の気持ちを確かめあってキスをしたところを色んな人に見られてしまい、大学でバカにされたりしますが、2人とも堂々としていて、成長したんだなと思いました。
途中で集中力が切れて割愛しましたが、本当に最高なので読んでみてください!!!
復習せずに3巻を読んでしまったからかそこまで萌えまでいかず。
ただただ大好き同士の直人と太一が二人なら幸せでいいなあ。
ボーイズラブのゴールはどこなんでしょうね。確かにどこがゴールなのか。
学校や家族にバレたり話し合ったり。
反対はされても幸せを願ってくれたり、普通じゃないから認めなかったり。
偏見と立ち向かうのも二人が幸せなら、幸せになったもん勝ちですからね。
友達も良い子達で良かった。
3巻まで表紙がみんな自転車なんですね。二人のキーアイテムなのかな。
エッチも好きだから相手を求めてるからしたいって感じで、エロくても愛を感じました。
太一の一途さ岩をも砕く?良かったです。
まずはご完結おめでとうございます!
もう涙無しには読めない、素敵な作品でした。
ラストシーンが特に素敵でした。
不倫や浮気などの恋愛はまあまあ流されるのに、
同性同士の恋愛になるとバッシングを受けるのってなんでなんだろう。って改めて考えました。
好き同士、真っ直ぐ相手のことを見つめている2人が、これからも、ずっと幸せでいられますように。
というか、物語に登場する人たち全員幸せになって欲しいです!!
全員が心の底から2人を応援するのではなく、応援できない人もいる。そこがとてもリアルでした!
ありがとう…という気持ちで3巻を閉じました。
1巻を読み終えた後とのこの気持ちの違いは何なんだろう。
この作品が3巻まであったことに感謝したいです。
外階段でのキスがドラマチック過ぎて泣き、大切な友人たちに受け入れられた場面で泣き、ラストのチャリ二人乗りで泣きました。
家族には受け入れられたり、受け入れられなかったりでしたがそれもリアルで良かったです。
1巻ではちょっとエロ過ぎない?と思っていた私ですが、すっかり作者さんのエロのファンになってしまいました…照
推しの仁科が可哀想でしたが、あとがきで仁科も幸せにしたいとおっしゃっておられるので、とても期待しております。
はぁぁもっとまともなことを言えたらいいんですけど日本語めちゃくちゃなのデフォです♀️
あ、女性キャラもよかった。直人と太一との距離感や関係性もいい。
あと家族も。友達もよかった。
で、正直言いますと直人と太一にキャラ萌えはしなくてw
二人ともいい奴だけど私はキャラ萌えではないなと
正直ついでに、太一はイケメンなの?と思ってましたごめんなさい
でも父親から「変わったな」と言われた辺りから明るいいい顔になっておおイケメンと思いました(個人の感想です)
長くなりましたが最後に
私がいちばん好きなのは仁科です。
めっちゃ感情移入できる。
最初はなんだこいつ?だったけどw
最後に直人に会った時、別れた時の仁科の表情にもらい泣きしそうになり
あとがきで「仁科も幸せにしたいです…!」とあり是非!!と前のめりになったわね。
や〜しかしすごい作品!!
途中正直しんどい展開何度かあったけど都度スッキリしっぽりで乗り越え…オーラスのカタルシスたるや!!傑作✨✨
あ、あと
エロがエロいとしか言えていないですが、なんかナチュラルにこんな会話して突入してんのかなぁとか(ファンタジーだけどリアリティ大事)。
エロでも同じエロはなく。
その時の二人の感情とか距離感とか描きつつ雪崩れ込み方が自然でかつツボを全部押さえられる。
小コマでも考えられていて例えば局部をメインにしながら直人のぷっくりtkbをすみっこにしっかり入れ込む構図とか!!
最後の方なんて太一めちゃやさしいし。
エロ手前のいちゃいちゃ具合も激萌えで。二人の触れ合い方、手の位置、相手の服や体のつかみ方とかそうそこ!!て最高
そして、最後のセリフのボケツッコミが笑い的にいちばんツボで声出して笑ってしまい……最後の最後でこうくるんやぁぁぁと_| ̄|○
物語が終わってしまったことと感動と脱力と笑いと先生すごすぎるんですけどおぉとの畏怖の念のようなわけわからん状態になりましたよねエスジャすごいです(おしまい
ほんっとに感動しました。
同性愛への偏見や差別があるなか、周りの目を気にして2人の距離感が離れていってしまったこともあり涙したんですが、それでも2人で愛し合って生きていきたい!という懸命な姿に涙しない人はいないでしょう!(断言)
1巻からの伏線の描写もあり、とても綺麗でした。
おげれつたなか様の圧倒的な画力とそれに劣らないストーリー構成が本当にすごいです。
おげれつたなか様の絵は綺麗!美しい!
エロシーンのとろけ具合の描写、感動シーンの涙の描写、普段の笑顔の何気ない描写、すべてが美しいです。
こんな素晴らしい物語をこんな時代に読めて幸せです。
表紙からしてすごく幸せそうだなってまず思いました!!
友達以上になって2人崩れていく不安な場面もあったけど最後は2人で自分たちの幸せを掴んでいくともころが親感覚でみてしまい涙が止まりませんでしたw
この作品の何がいいって、現実に似せていて、2人の幸せだけでなく友達とも沢山楽しんでいるところや、嫉妬してイライラしてしまうところ、諦めきれない恋心なども沢山まとめてあるのに、ちゃんも話もわかりやすく、イチャイチャしたシーンが沢山あってほんとにこれ1冊でご飯食べれちゃうんじゃないかって思います、話が深いものが好きな私にとっては最強で最高なお話だと思います!!
太一と直人がこの先どうなっていくのか想像しただけでワクワクしちゃいますね、私は何より直人のノリノリな部分が1番この作品でたのしんでる感をだしていたんじゃないかなと思います!!
エスケープジャーニー、1巻完結でも神だったなと思いますが、続けて下さってありがとうございます。
1巻読んだ時に、私には太一と直人は相性抜群、友達でも恋人でも最高に見えました。
友達ではガマンできない(性的に?)ため、一緒にいると恋人になろうとしてしまう二人。
そもそも何で些細な事で喧嘩しまくっていたの?と不思議に思う程相性が良いように見える。
結局、嫉妬深い(最高!)太一が、DDの直人の誰彼構わずじゃれつく姿に一々嫉妬し、からみ
恋愛の機微に疎い直人が大雑把に対応して
ますます太一をイラつかせたりヤキモキさせたりしていたからなのかな~と思いました。
で、3巻ですが。冒頭の映画のワンシーンのようなドラマチックな告白…最高です。
太一ってこういう事を臆面もなくやってしまうくらい盲目的に直人が好きですね。
太一の重い愛は私は本当にドストライク過ぎて胸がギュンギュン締め付けられます。
で、今作のメインテーマ、親へのカミングアウトですが、1年5か月程前に出版されたこの本ですが、もう現在の私の目にはミカの反応が大騒ぎしすぎだよ…と思えた。
太一のお母さんの偏見具合は、さもありなんと思った。
自分に負い目のある人間の反応としてはそうなるよな…と。でもやっぱりLGBTへの感覚が古すぎる。
そして直人のお母さん(と家族)。正直、私は直人のお母さんの反応が一番嫌だったしあまり意味が分からなかった。
「養子縁組したいのは不安だからだ」と決めつけて「なら断固反対」って、パワハラかよと思ってしまった。
「あなたたち二人がそういう目を気にしないようにならなきゃ意味がない」
「養子縁組は最後の仕上げにしろ」
「養子縁組をしなくてもへっちゃらだと思った時にすれば?」
「私のいう事を聞けって言ってるわけじゃない」
本当にこの母親のいう事が全て意味不明でした。(2回目)
いわゆるノーマルの結婚ですら不安でいっぱいなのに、同性の場合不安を感じたらいけないのかと
憤ってしまった。
直人の真摯で純粋で真っすぐな愛情が久見家を動かすと良いなと思いました。二人が世間の目や普通じゃないという言葉に傷付かなくて良いように
普通に恋人同士として暖かく迎え入れて欲しいと思いました。
おげれつ先生がこういった所まで踏み込む姿勢に敬意を表したい。
当て馬担当の仁科が霞むくらい、親と友達達がめんどくさい巻だった。
2015年パートナーシップ制度が渋谷区と世田谷区を皮切りにスタートし、2019年4月には大阪、九州、横浜など全国9自治体が同性パートナーシップ証明制度をスタートさせた。
今後もどんどんLGBTへの理解が広まり制度も拡大するだろうと予想できる。
太一と直人の未来は明るい。幸せになってほしい。
願わくば結婚式&初夜シーンを見たい…同人誌でも何でも良いですどうかお願いします。
泣きそう!!
幸せになれて良かったねぇと、母な気分での読後です。
自分たちだけで完結の幸せじゃなくて、この先、一生一緒にいたいとから。家族やみんなにも理解してもらいたい。でも、男同士という事で簡単にはいかないし、逆に非難されるかもという怯え。
太一が言った『俺なおのこと絶対幸せにするよ。けど、他人からみたら不幸にもすると思う』このセリフが彼らを表していて、その後のなおのセリフも心にきました!
喧嘩もしてきたし、別れもして、色々乗り越えてきた二人だからこそ、最後の自転車の場面では、泣けました。
この巻は、読む前まで薄いと感じましたが、読み始めたらものすごく内容の詰まった一冊でした。エロも充実していて、ここまで内容の深いお話が描けるおげれつ先生に感服しました!!
出会えて良かったと思う作品です。
大人気作品、完読したので今更ながら感想を。太一と直人の大学四年間の青春(エロ)ストーリー遂に完結です。3巻というボリュームなので大学の人達へのゲイばれ、家族へのカミングアウトというシリアスなテーマまで盛り込んでいたのが良かったです。
2人の仲がギクシャクしている時に、太一がミスターS大に選ばれ、最初は応援していたのに涙が止まらなくなった直人のシーンは泣けた。あと太一の母に直人が怒ったシーンも。当て馬で登場した仁科もいい奴だったので彼にも次は素敵な人が現れるといいな。
大学でも2人の関係が噂で広まってしまった時、いい友人が数人味方に残ってくれて本当に良かった。本当の友人って片手の指で足りる位の数でいいって言うしね。表紙に3巻とも自転車が登場してるのがいい。社会人になっても人生という旅を自転車の2人乗りみたいに甘酸っぱく続けていってほしい。
ストーリーも良いですが、この作品の魅力は濃厚なエロシーンにもありますよね。直人のエッチの時の蕩けた顔めっちゃ可愛いです。攻め目線になって萌えるというやつです。
1,2巻と続けて読んでいたので、完結編の3巻も手に取ってみました。
何か、2巻からのもやもやをどうするのかな、という3巻ではあるのですが、説明台詞ばかりで読み進むのが大変だし、お互いがだんだん素直になって和解していく過程も何かリアルな感じがなくて、だんだんと要むのがつらくなっていきました。
作家さん自体は、作家買いしていて、他の作品でここまでつまらないと思ったものはないので、やはりレーベルとか続巻の性とか、そういった兼ね合いなのでしょうか。ちょっと残念でした。
大好きな作品です。
男同士だと言うだけで周りにも家族にもなんだか後ろめたい、悪いことをしているわけではないのになんで言えないんだろう?って言う、これぞBLの葛藤、切なさ!
さらに、学生同士と言うのも爽やかだし、キラキラしてるし、男の子って感じのノリとか会話とか、なにもかもが可愛い二人です。
二人の家族も何だかんだで優しい。特になおのお母さんの意見とかジーンときました。養子縁組と言う形に拘るのは自分達に自信が持ててからでもと言うのも、親らしいし、大人ならではの冷静な意見で、そう言いつつも太一を温かく迎え入れて晩酌をみんなでする家族っていいなぁと思いました。それに、二人の大学の友達も!ふみちゃんもミカリンもゆうぽんもみんな今まで通り普通の友達として接していて、いい子達ですねぇ。現実の世界もこうありたいですね。
仁科くんがちょっと可哀想だったけど、太一となおを見て、みんながみんなダメになる訳じゃないと希望を持ってくれたら嬉しいですね。
おげれつ先生の作品にハズレがないのは分かっていたが、これはもう文句の付け所が見つからない。
おげれつ先生の作品のいい所は、毎回周りの反応がリアルなところ。(ヤリ部は別)
男同士のアレコレはまだ周りから偏見が持たれているというのをリアルに描いてくれる。
2人が付き合ってるというが大学に広まったときの生徒の反応、太一の親の反応、なおの家族の反応。全てがリアルで自然と感情輸入してしまう。
本当の幸せとは何か。家族の概念とは何か。
男同士だからこその問題を通して深く考えさせられる話。
これはもう、読んでみないとわからない。
絶対に損はしない。
これだけは断言できる。
ものすごく泣きました。
リアルでした。
共感できる部分が沢山あって、読むのが苦しかったです...
でも、それを乗り越えていく二人を見て安心しました。周りの友達も、素敵な友達たちで感動しました...本当に良かったです。
これからも色んな事があると思うんですけど、また何とか乗り越えていけると良いですね..
おげれつたなかさん
素晴らしい作品をありがとうございます。
色んな人におすすめしたい作品です。
2巻で新キャラとして登場した仁科との決着に時間をかけるのかと思いきや、仁科に関しては結構序盤でかたがつきます。ストーリーの要はそれよりも、太一と直人それぞれの家族、更には周りの友人たちにどう受け入れてもらうのかというところ。相手に認めてもらうまでとことん話すのか、別に無理に認めてもらわなくてもいいと割り切るのか、相手にもある程度の理解を求めるのか。それぞれに対していろんなカミングアウトの方法があると思います。どれが正解というわけでもなく、その都度自分たちが納得できるような結論に落ち着けば十分なんだということを改めて考えさせられた気がします。これからもそういう場面にたくさん出会うと思いますが、この2人ならきっと乗り越えられるんだろうなぁと感じられました。現実世界でも、直人の家族やミカりんみたいな人が増えますようにと願うばかりです。
演出としては、やはりこの作品を象徴する自転車の二人乗りのシーンが最後にもう一度あったのが最高でした。高校生の時と1巻では、直人が漕いでいましたよね。太一は口下手なのもあって、まだ受け身な部分が多かったように思います。でも、この最終巻では太一の方から誘い出し、後ろに乗った直人に振り向くんです。その太一を見た時に浮かんだ直人の涙に、思わずもらい泣きしてしまいました。このシーンだけで、この作品を知って良かった、好きになって良かったなぁと感じました。素晴らしい作品を完成させてくださったおげれつたなか先生に感謝です。
おげれつたなか先生 ありがとう!
ついに最終巻です。
新参者なファンながら、待ちわび、
うれしくもあり、さびしくもあり、
でも、ホントに良かったよぉ〜と、感涙です。
直人と太一が選ぶ道は、
全ての人に理解をして貰えることは難しいことかもしれない。
それでも2人がこれから育む時間の中で、
ミカリンやふみちゃんの様な人に沢山出会うことを願いたい。
直人ファミリーや太一父 達の、揺らがぬ絶対の愛が根幹にあれば、
それは2人の力となり、拠り所となり、
どんな壁にぶち当たろうとも、
信じ、愛し合う2人ならば、歩み進んで行けるのだと思う。
2人の人生はここから、新たなスタートで、
彼らの今後を読んでみたいとも思うけれど、
綺麗に結んだお話を、今は噛みしめたいです。
直人の笑顔や泣き顔に会えなくなるのは淋しいが、
きっと、2人の旅は続いて行くから。
是非に、各々が3巻を
手に取り、読んで、感じて、考えて、
あなたのエスケープジャーニーを堪能して下さい。
ホント、良い作品に出会えて良かった。
これからも、
おげれつたなか先生の作品を楽しみにしております。
ついに終わってしまってさみしいです。
この二人ならっていうか直人が相手ならきっと大丈夫。
直人っていい子っていうか懐深くて広いですよね。可愛いし。
そりゃ惚れるでしょう。
太一が誰にも取られたくないって気持ちわかる。
ミカりんは素敵な女の子ですよね。BLに出てくる女の子でダントツ好きです。
でも現実にはミカりんタイプはモテないの。かっこよすぎて。
何年後か養子縁組した二人が見たい気もする。
一緒に生きていきたい。ってもうっ。生きて~
お幸せに~ 祝福です。
とうとう最終巻です。
おげれつたなか先生の作品は全て読ませていただいていますが この作品は完全に学園モノですし社会人的要素は皆無でしたのでBLという事も勿論ですが完全に社会人(大人)となってしまった自分にはとても清々しいキラキラした作品だったんです。
一巻の最初から一貫していた直人の悩み(想い)が解消され、そして形を変え、また悩み…
正に人生を送っているなーとおもえます。
最初の頃はチャラいキャラが際立っていた彼の根底には(太一じゃないとイヤだ!)という想いが見え隠れしている様はチャラさが【鎧】のように見えていました。
直人視点で語られていた分、太一の言動や行動が不思議に写った方も居られたようですが、太一の側に立つと見えてくるものが違うのに気付くでしょう。
BLで親(家族)を出されるのは…と思われる方も多いかもしれない。もっとライトにBLというジャンルを楽しみたい!と。
わかります。
ですが何故そう思うのか?
それはきっと現実ではこの作品のように最終的には(BL=同性愛→カミングアウト)という縮図がその方の中に普通の常識としてあるからだと思うんです。
BLはあくまでフィクションであって ノンフィクションはいらない。そういう方が多いのも事実でしょう。
今ではBLにも多種多様なジャンルが存在します。
おげれつたなか先生が何故こういうエンディングをチョイスされたのかまでは計り知ることは出来ませんが、自分はこのエンディングは最高にHappyなものだったと思います。
確かにテーマがシフトしたように感じる要素は多々あります。ですが描き手側からすると描いていくうちにキャラが語りかけてきて…の このエンディングの様に思えてならないのです。
あと仁科は必要?の意見が多いみたいですが、必要だから出し、あとがきで先生御自身も「仁科も幸せにしたいです…」と書かれているように登場するキャラに無意味なキャラ等は存在しないと思います。
いらなければ名前を与える必要もないですからイチモブとして粉掛け役で良かったはず…。
でも先生は彼に(仁科)という名を与え 直人を想い…故に嫉妬させ 直人の幸せを願う役を与えた…
つまりは[必要]だったんです。
自分はサイドストーリーでもいいから仁科が幸せを掴む様を見たいです。
エスケープジャーニー。
今はまだ学生の二人ですが
ジジイになってからの二人も見てみたい(笑)と思えるとても温かい作品でした。
良かった〜の一言です。作品としても物語の決着にしてもです。太一の母親だけが自分勝手でしたが、将来あかりちゃんにガツンとやられそうですね。直人の家族に至っては適応能力早かったし。笑。お母さんの気持ちも納得です。形だけ整えても通りすがりの他人には見えませんよね。自立して揺らがない気持ちが育つのが大切です。友達もみんないい奴で、すっぴんで走って来たミカちゃん男前でした。普段の直人の周りとの繋がりが本物だったからでしょう。他人にどう思われようが、自分達の本当に大切な人達に受け入れて貰えれば強く居られるんだと思いました。年末には太一の父親に会うみたいだし、いつか社会人になった2人のお話も読んでみたいです。仁科の話も読みたいです。
1~2巻、おげれつたなか先生の作品のなかで一番好きだったのでついに最終巻かぁ~とドキドキしながら発売を待ってました!正直、終わって寂しいです。作品のファンとしての希望ですが、社会人になってからの二人(それから)も見たいなぁ。
二人をとりまく人々のやさしさににぐっときます。会話の一言一言に今まで以上に重みがあり、じーーんとしました。好きだからずっと一緒にいたい、という当たり前でシンプルな気持ちをオープンにして社会とかかわることの想像以上の難しさにぶつかる二人の葛藤が手に取るようにわかる描写、素晴らしいです。太一と直人の家族のリアクションの対比も面白かったですし、都合のいいことだらけのラストでないところもいいです!まぁいろいろあるけど続くんだよ、という自然な流れから二人のきっかけに回帰してくラストは感動的でした。
ただ、二巻からの流れでこの感じだったら仁科くんって…?もっと絡んでほしかったな?と。いろんな意味でキーパーソンだと期待してたので、なんとなく、、仁科がいなくても二人はこういう答えを出せたんじゃないのかなぁ~と思ってしまって「あれ?」という感があったので、、の評価になりました。1巻ずつ読んでしまっているので、こうなりましたが1~3巻まっさらな状態で一気に読んだら、作品に含まれる様々な問いかけの意味の大きさなど、やはりBLを語るに外せない作品にはなっていると思います。
これぞBLと言われるのではないでしょうか?
付き合って、喧嘩して、それでも好きで、そしてまた喧嘩して、悩んで。
BLならではの壁がすべて書かれていると思いました。
みんなに認められなくても好きなことは変わらない。けれど認めてほしい。胸がギュッとなりました。
1.2巻と比べてボリュームが少なかったのは少し残念ですが変に長くしても意味も無いしおげれつたなか先生は忙しいですもんね。
人生で読むべき作品だと思います
※辛口レビューですので、嫌な方は飛ばして頂けると幸いです。
この作品は読む方の年齢、学生か、社会人かによってかなり評価が異なると思います。社会に出てだいぶ経つ私からすると、うーん、この2人はまだ若いんだなと。
恐らく太一は「前に進みたい」「家族になってやれない」と悩んでいた直人のために養子縁組や、家族に合わせようと焦っていたのかもしれないのですが、まだ学生で自立出来てない段階でそれを考えるのはあまりにも早すぎる。
この辺のもやもや感をずばっと言ってくれた直人のお母さん、流石です。養子縁組という形にすがって一応の安心は得られても、二人がしっかりしていなければ関係を上手く続けるのは恐らく難しい。
大学はとても自由な空間です。ミカりんやふみちゃんをはじめ、同性愛をカミングアウトしても困惑しつつ認めて支えてくれる友達がいる。
作品としてはハッピーエンドで終わりましたが、多分これは序章でしかなく、社会に出てからきっといろいろあるであろう2人のスタートまでを描いた作品なのだと私は思っています。
「BLの本質に挑んだ名作」と本の紹介には書かれていますが、どこかまだ浅かったかなと。
2巻から仁科を出して流れを変える必要はあったのか。1巻完結のほうが上手くまとまったんじゃないだろうか。3巻まで続けるのならもっと違う形で同性愛について掘り下げて欲しかったというのが正直な感想です。
おげれつ先生の作品は全部読んでいますが、おげれつ先生自身、まず同性愛に抵抗のない作家さんだと私は感じています。登場人物は同性愛者前提(ネオンサイン・アンバーの緒方除く)。その中で各キャラが辛い過去を抱えていたり、同性愛とは別の部分で闇を抱えている。太一と直人も同性愛者であるという点では悩んでないように見えてしまう。いかにお互いが傷つかずに一緒にいられるか、家族や友人に認められるか、そちらへテーマがシフトしてしまい、読んでいる側はやや置いてけぼりにされたように感じるというか。
確かに家族に認められるのは大事かもしれませんが、BLで親御さんを出されてしまうとやはり見てて辛い。だって2人とも異性愛の結果生まれた存在だから。
親御さんへの挨拶はBLものではよく見ます。ある意味見せ場です。挨拶する側は相手方の両親に憎まれても殴られてもかまわない覚悟で、スーツ着て、菓子折り持って、人一人の人生を変えてしまった重みを抱えつつ挨拶に行く訳です。太一と直人にそこまでの発想はあっただろうか。いつか認めてもらえるという甘い考えが透けて見えなかっただろうか。
これはやはりもっと歳を重ねてからやって欲しかった。今回単純にエロに萌えられなかったのはその辺がひっかかっていたせいかもしれません。
せっかく若いんだからもっと今を楽しもうよ!!!
と、ここまで納得いかないことばかりを書きましたが、太一と直人が思い出させてくれた真っ直ぐすぎる青春物語。まぶしくて懐かしくて苦しかった。
二人乗りで見せてくれた海の景色、ありがとう。
表紙で向い合い泣き笑いしているように見える二人、これから何があっても一緒に進んで行こうなってちゃかし合いながら言っているようにも見えます。
裏表紙に「ボーイズラブのゴールはどこか」と書いてあるのですが、BLのゴールなんてものはそもそもないと私は思っています。2人が悩んで、葛藤して、一生かけて模索していくのがBL、同性愛。
2人の長い長い人生という旅へのスタートがこれからきっと始まるのでしょう。
重くしすぎず、バランスを取りながら、若い方にもBLのあり方を訴えたこの作品は確かに素晴らしく、でも非常に評価の難しい作品でした。
萌にするか神にするかさんざん悩んだのですが、これから未来へ向かっていく二人へのご祝儀という意味合いも込めて、神評価とさせて頂きます。
(※7/18 加筆し、再評価させて頂きました。)
1巻だけで大満足な作品でした。
2巻の終わりでは、続くことに対して
もどかしい気持ちでした。
だけど 今は 全3巻にありがとう!!
カミングアウト、家族、友人 色々あって
そんなテーマにしては あっさり…、とか
そういうご意見もあるようですが。
この作品は この先何度も何度も繰り返し読みたい。
思い出したときに読む、じゃなくて
BLのバイブルとして常に読みたい。
だから この深み(浅み) 明るさ が良いんだと思います。
とはいえ、やっぱり 1巻が1番好きです 苦笑。
直人の明るさは全3巻に渡って太陽のようで、
それに対しての太一は月かな?
直人の光に照らされていますね。
だから、時に見せる直人の涙は辛かったです。
3巻まで読んで、ほっとしている今
さらにラブラブな続きが読みたい というのが
私の勝手な希望です☆
BLってジャンルで求められる類いを考えると1巻だけでスパッと終わっておくのが良かったんじゃ?という思いもありつつ、2-3巻は別のものさしで見て「神」かなやっぱり。
重くて息苦しい内容でしたけど、たなかさん自身、現在進行形で頭悩ませながら描かれてるんだろうなって感じがしました。
若い作家様らしい感覚で描かれたキャラ達の等身大さが何より良かったです。
この作品を読んでて1巻からずっとキツいなーと思ってるのは直人の家族と太一の家族の差。
典型的な正反対の家族像が描かれていて、この親にしてこの子ありだなってキャラの太一と直人がいて、子のカミングアウトに対する親の反応もやっぱり正反対な感じで・・・
太一のこの極端な考え方とか余裕のなさといった人間的未熟さの原因がどこから来てるのかが実感を持って解る自分としては、なかなか読んでてキツかったです。
太一が1回目で見切りを付けずにもう一度母親に会ったのは私は偉いと思いました。
結局行き着いた答えは「母さんとはもう会わない」だったけど。
こういう親の元に生まれてしまって自分を貫こうと思ったらこうするしかないのかなぁ?
子が譲歩するか、諦めて見切りをつけるか。どっちにしても子供としては悲しいよね。
対する直人母はかっこよかった。
ズバッと物申すところもそうだけど、ああいう言い方もなかなか誰もができるもんじゃないと思う。
自分の親からは貰えなかった言葉を直人の両親からは貰えて不意に流れてしまった太一の嬉し涙にこっちまで嬉しくなりました。
唇を噛む癖、なくなっていくかな?
周りの友達もみんな良い子ばっかり!
現実はこんなふうにトントン拍子になんていくはずないけど漫画の中ぐらいではね。
直人と太一がちゃんと当たり前のように祝福されているのがいいなと思いました。
ミカりんのすっぴんが男前過ぎて、ミカりん実は女装子だった?!と一瞬思ってしまったのはたなかさんとミカりんに謝りますw
こじらせ男子仁科くんの憑き物が落ちたような吹っ切れた顔にもホッとしました。
仁科くんはスピンオフ来るかな?幸せになってほしい。
この作品を一言で言うならやっぱりこれなんじゃないかな。
─The journey not the arrival matters.(旅とは、どこかに辿り着くことが重要なのではない。)
進めば後ろには軌跡が残る。
最後のコマの絵と直人の台詞はそんなことを物語っているよう。
2ケツで「どっこまっでもー‼︎」行けるよきっと!
【電子】ebj版:修正○、カバー下なし、裏表紙○
1、2巻のレビューで書いたかもしれませんが、リアルな悩みや問題が真正面から描かれていて、男同士の恋愛は難しいよ、みたいな流れで仁科くん登場、正直この二人大丈夫かな?と思っていました。
結果、仁科くんはそっと去り、大学の同級生はいい奴ら、直人と太一それぞれの家族にも紹介できた、という、まるーく収まっての完結でした。それはそれでホッとした反面、違う展開も期待していたダークな自分もいました。すみません。
全体としては青春だなあ、としみじみ思います。
死ぬまでに完結して欲しい作品の一つが遂に完結!
最近の商業誌みてると、付き合って、子どもができないことや家族になれないことに悩んでって話が多いし(時代の流れかな)、そうお話大好きだけど、その中でも特に太一の気持ちにも直人の気持ちにものめり込める作品でした。
1巻と2巻の厚みが凄かったから3巻を手にした瞬間薄くて無事に完結するのか心配になってしまったけど、読んでみて満足しました。
内容もしっかりしてるのに相変わらずエロもしっかりありまた読み返したいです。
そして個人的に彼氏がいて友だちがゲイでそれを見守れるふみちゃんの立ち位置羨ましい(笑)
ずっと見守ってきた二人もついに完結……!
寂しく思いながら読みました。
おげれつたなか先生の作品は、BLの本質的な部分や同性愛に対する世間の目など"リアル"なところまで描かれているものが多く、エスケープジャーニーはまさにそんなリアルが詰まった作品でした。
男二人暮しができなかったり、母親に否定されたり、周りから白い目で見られたり……喧嘩もたくさんしたし、お互い傷つけあった。それでも好き。それでも離さない。心から惹かれていて、もうこの人しかいない。お互いがそう思うからこそ、どんな困難も乗り越えていけるんだと思います。
これから苦労することも沢山あるだろうし、そのぶん泣くことも増えると思う。でも、この二人だったら死ぬまで一緒にいる気がします。
素敵な作品に出会えて本当に本当に良かったです。
こういうのを名作っていうんだなって心から思いました。ありがとうございました!!
仁科くんのハッピーエンドも見たいから、かんちゃんみたいに別の作品にくっつけてちょっとやっくれたら嬉しい!仁科くんも幸せになってね!
ネタバレあり!!!
よかったね、良かったよぉ( ;∀;)
1、2巻ほどの切なさ、もどかしさはないけど太一と直人の笑顔が見れるだけで幸せだよ。
つらいこともあるかもしれないけど、幸せが多いといいな。
ふたりのこの先をいつか見れたら嬉しいです。
仁科くんにもいつか幸せになってほしい、髪くしゃっとするとこ好きでした。
おげれつ先生の漫画はいつも表情がリアルでひとつひとつが心にグッときます。
これからの作品も楽しみにしています。
うーん…。賛否分かれるかと思います。2巻のラスト、ドラマティックだと思っていたんですよ、私は。太一の見上げた先に、涙を流している直人、その顔を見せない様にして頭を抱く仁科。三角関係とまでは行かずとも、仁科の横恋慕。太一の焦燥。どうなって行くのか⁈ は、もう少し味わいたかったんですが…、それは意外にもこの3巻の冒頭でアッサリ終結します。それはもぅ、アッサリと。
物語的には、そんなことよりも‼︎ っていうのが主題でもあって。(そんなことってあなた‼︎) ええ、そうでしょうとも‼︎ と一旦は納得もするんです、するんですけどね!っていう。
マイノリティである、ゲイカップルを取り巻く家族や周りの人たち、友人、友人でない人達からの好奇や嫌悪の目、などなど。沢山の障害。二人でいれれば それでいいと思っていたのに。
お互いの大事な人には知っていて貰いたい、出来れば解って貰いたいと。太一はもう一度母に会いに行き、直人も家族に話します。直人のお母さん、素敵なんです。さすが母!二人の不安な気持ちも見抜いて、諭します。母親として、家族として。不安になって急ぐ事では無いと。
そしてミカりんやゆうぽん達、大学の友達との友情も変わりなく。大団円。(「恋とはバカであることだ」の佐山も出てきて欲しかったですけどね。同じグループの筈。それに彼もまだマスターと仲良くしていて欲しいし。)
全て解決してから、甘い甘いエチシーンが延々と。描き下ろしはお約束、二人だけの卒業旅行と題して、温泉エッチです。甘くて(ねちっこくて)逆上せそう♡
めでたし! は、めでたし! なんだけど、直人ママの言うようにこれからだって「通りすがりに嫌な目で見てくる人」はいるだろうし、太一も言うように「色々あって…これからもあんのに」だけど、二人で乗り越えて行くから大丈夫、と思わせてくれるラストでした。
思ってたよりアッサリと終わった感もあるので、寂しい気持ちです。またどこかでこの二人に会えたら、と思います。社会に出て、今より大人になった、彼らの終わらないエスケープジャーニーを見せて欲しいです。
ネタバレありで失礼しますm(_ _)m
まず、結論から言うと、めちゃくちゃ感動しました。直人くんや太一くんの葛藤だったり、仁科の失恋だったり、それが重なって、重なって、泣いてしまいました。
本の厚み的には、1、2巻よりも全然薄いですが、内容的にはけっこう濃いです。
ストーリーがめちゃくちゃよき。
ここからは詳しく↓↓↓
太一くんと直人くんを比べてみると、太一くんの家族(お母さん)の方が否定的(二人の関係に)かな、という感じがします。そのせいか、太一くんは怖気付いてしまうことが多く、そこが2人の喧嘩の原因でもあったようです。
友達にばれることも心配していた太一くんですが、今回の巻では吹っ切れてました!直人くんも!怖いもんなしって感じですね笑
そして、仁科。はじめっから仁科出てきます。結果、仁科は失恋してしまったけれど、そのあとの表情がとても印象深いです。あと、仁科の描いた絵。マンガの後半に出てくるのですが、どんな気持ちでその絵を直人くんに渡したんだろう、と思いました。仁科にも幸せになって欲しいです(><)
1、2巻をお読みになった方は印象深いと思いますが、2人が自転車でニケツをしてるシーン。3巻目にもそのシーンが出てくるのですが、やっぱり号泣してしまいました。
(1、2巻を持っている方は1度読み直してその流れで3巻を読むのがオススメです。)
本当に言葉では表せないくらい良い作品でした。
まちにまった完結ですが、これからの2人も気になります!(´˘`*)
エスケープジャーニーが完結してしまった……。
3巻を購入し読みました。読んだ後すぐに1.2巻を読み返し、再度3巻を読みました…。
1.2巻が手元にあって、今から3巻を読むぞーー!って方は、1.2巻を先に読み返してから3巻を読んでください。
読んだことない人は、ぜひ1巻から3巻までを続けて読んでください。
自転車2人乗りのシーンで直人くんと一緒に涙目になりました……。
ハッピーエンドです。面白かったです!エロのバランスもめちゃくちゃいい感じです!
しかし、仁科のことを思うと胸が痛いです……。
当方からは以上です。
ネタバレありで失礼します。
全三巻通して、まさに殿堂入りにふさわしい作品だと思います。男同士の同級生からの恋の芽生え、家族との葛藤、友達との絆、全ての集大成を見事にまとめられた素晴らしい作品だと思います。私おげれつたなか先生大好きで、この作品も大好きすぎてうまく感想が書けませんが、おもしろい・ときめく・切ない・感動する・エロいが全部詰まってます。もう、エロはめちゃめちゃえろいです。さすがおげれつ先生です。口でしてて鼻から出てくるって、よくそれを描こうと思いましたねと。ちょっとした営み中のハプニングもえろい。さすがおげれつ先生です(2回目)。もうとにかく今回は舐めプレイ全般ヤバいです。でも一番印象に残ったのは最後の描き下ろしの温泉旅行のえっちで、直人が終始ノーメガネだったことです!一瞬外したとか外れたとかのシーンは今までありましたが、こんなに長く直人がノーメガネだったことはないはず。しかも営み中終始ずっとノーメガネですよ!!なんか新鮮だし、直人ってメガネ外したらこんな顔なんだ・・・ってメガネ外した顔あるあるみたいな現象に陥りました。尚且つメガネ外した直人のエロ姿が可愛い。
ごめんなさいあまりにもエロがエロ過ぎて(?)先にそっちの感想になってしまいましたが、本編の内容的には下記となります。
色々あって学校の校舎内の学生がいる前てお互いに公開告白アンドダイナミックキスで学校中の噂になる二人。学校や友達の事は気まずいし気になるけど、とりあえず一緒に生きていきたい、家族になりたいっていう気持ちが強くて、お互いの家族に話そうとか、養子縁組の話とかそんなことで頭がいっぱいで。太一は以前(2巻の時)に自分の母親に直人と一緒にカミングアウトしに行った時に拒否反応をされてそれからずっと悩んでいたけど、また再度母親にあって直人が自分にとって必要な存在だと宣言をし、自分は違う家庭を作って幸せに暮らし太一を理解しようとしない母親に決別をした。一方直人は家族に思いがけずカミングアウトしてしまい、その流れで太一も合流し、養子縁組を考えていることを直人の両親に報告する。直人の母親は社会人にもなっていないのに今決めるのは早すぎるし、不安だからってその方法を取ったとしても養子縁組になったって世間の見る目は変わらないのだから、それが全て吹っ切れてからしたらいいのではと意見する。ここまでの流れで言うと、本当に直人ママその通りですよね。あまりにも二人での関係が頭の中で大きくなりすぎちゃって、今後一生って言っても、今の自分たちしか見てないんですよね。今どうするかっていっても、20歳越えていてもまだ社会に出ていない学生さんで、バイトはしているかもしれないけど自立はしてないわけだし、大人だけどまだ子供ですよね。普通に男女の結婚話だったとしても反対するでしょうね。だって、養えないでしょまだ!ってなりますよね。太一のお母さんと直人のお母さんでは、二人とも反対はしていたけど反対の理由が全然違うとこが良かったです。直人ママはセクシャリテイに関しての否定はしなかったのです。反対はしたけど認めてくれる直人ファミリーに思わず太一も涙。そんな中連絡を途絶えていた大学の友達の一人のミカリンが二人の元に駆けつけ、噂になってることはどういうことなのか詰め寄ります。そして、今まで知らずに無神経なことしちゃったと泣きじゃくるミカリン。本当にミカリン良い子だよなぁ。こんな友達が欲しい。大学に戻るとやっぱりひそひそと噂話されたりもするけど、仲の良かったゆうぽんたちも今まで通り接してくれました。よかったー;;ゆうぽん好き!もうなにより直人が素敵キャラ過ぎるんですよね。そりゃー友達多いわって位明るいしノリ良いしチャライし面白いし本当に魅力的!そんな彼が男とましてや共通の友達と付き合ってても、魅力的な彼には変わりないんですよ。だから離れていく友達がいないっていう部分も納得できましたね。ただ3巻(2巻もだったかな?)では高校の時に付き合ってた話が出てなかったので、説明すんのめんどいから省いたのか、なんで伏せてるのかがわからなかったです。でもトータル3巻通して、本当に良い作品に巡り合えてよかったです。おげれつたなか先生の作品これからも出たら全部買います。エロがエロ過ぎるので初心者にはちょっと過激だと思うけど、めっちゃ良作なので超オススメです。
若い主人公2人が、自分たちの気持ちと
家族の気持ち、友達の気持ち
世の中の反応…
いろんなものをひっくるめて
考えていく。
ただこの先もずっと一緒にいたい
一緒にいるためにどうすることが最善のなのか
若い2人なりに考えて、いろんなものにぶつかって
また考えて、少しづつ自分達に合った答えを見つけていく。
たとえ親であっても、親友であっても
みんな違う考えを持った人間だから
自分達が望むような答えばかりを出してくれるわけもなく
だからこそ、壁にぶち当たりながら
悩んで、迷って、答えを探して行くのかな。
もしそれが必ずしも正解ではなくても。
同性を愛してその人と一生を共にしたいと思うのは
間違ってはいないし、人の気持ちを否定することはできないけどまだまだ理解されない部分もあるということ。
学生の2人がいきなり養子縁組というのも
周りの大人は、冷静に考えて意見を言っています。
周囲の様々な反応が、2人を少しずつ冷静に
そして大人にしていくのだと思います。
結果的に大団円だったので、よしよしと読み終えましたが、3巻で急にいろいろ展開し過ぎなところはありましたね。
単なる恋愛から更に一歩踏み込んだ内容に
読み手の意見も分かれるところでしょうね。
仁科も案外あっさり引いちゃったし…
次は仁科のスピンオフでしょうか?(笑)
う〜〜ん…正直拍子抜け、という感想です。
ファンの方、ごめんなさい。
「2」のレビューにて、仁科にもっと存在感を!って書いていて、そこがすら〜っと流れてしまったところや。
仲直りイコール学内でのカムアウト的なドラマ性は良しとして、その後すぐ「養子縁組」の話題が出てきたり。(それだけ太一が前のめりだっていう描写だとも言えますが…)
「普通でない」結びつきを受け入れられない太一母との決別だったり。
反対に、一家総出で話を聞く姿勢の賑やかな直人一家へのカムアウトだったり。
友達が温かく迎えたり。
「2」に比べてボリューム的に薄いのに、いっぺんに大団円に向かってしまった感です。
総じて、若いです。
これを言っちゃおしまいかもだけど、一生を持ち出しちゃうのが早いわよ。
愛を誓うのは素晴らしい事です。それはわかってる。
でもこの展開で10代後半〜20代くらいの方向けだな、と弾かれた感を感じちゃった。
若さの輝きと愛への希望は美しい。それは間違いないので、遠くから応援してるよ。
愛は積み重ね。
一歩づつ、ひとつづつ、気付いたら一生だった。そんな愛を続けてください。
『エスケープジャーニー』の3巻にして完結編。
1巻、2巻と紆余曲折あったものの、3巻でやっと深いところで結ばれたかな、という大団円でした。
男同士という葛藤があったり、周りの目が気になったり、家族からの理解が得られるか悩んだり。
大学生という、まだ若く青い彼らの恋の行方が、非常にまぶしかった。
今までぐるぐる悩んだ分、3巻は優しく甘い空気が漂っていてすごく良かったです。
太一は家族に恵まれず、だからこそ「家族」という枠に憧れがある。
仲がいい家族がいるからこそ、「幸せな家族」という形を太一にあげたいと直人は願う。
二人の相手を想う気持ちが、優しく、そして温かかった。
太一はお母さんに認めてもらうことは叶わなかったけれど、でもその分、種違いの妹のあかりちゃんとは良い未来が築けそう。
彼らの友人たち、そして仁科も、様々な思いを抱え、でも二人を祝福する。
そんな周囲の人たちに囲まれて、ずっと幸せでいてほしいと願ってやみません。
おげれつさんにしては(と言って良いのか)エロは少なめかな…?
でも、甘々な濡れ場なので気持ちがほっこりします。そして、相変わらず綺麗!
時に喧嘩し、すれ違い。
それでも、ともに歩いていこうと決めた二人に、萌えが滾りました。
エスケープジャーニー完結。
2巻に比べると本の厚さは薄めです。
描き下ろしは大量29P!温泉エッチ♥が楽しめますヾ(*´∀`*)ノ
家族がテーマになっていて重苦しさを感じました。
家庭の愛情に恵まれなかった太一。
そんな太一の家族になってあげたかった直人。
大なり小なり偏見の目にさらされる中で、
ずっとずっと先の未来まで一緒にいられる形を模索して。
友人の反応・家族からの様々な言葉etc.
個人的には思い詰めたような息苦しさを感じました。
2人の世界で完結させないために、
太一と直人は家族に認めて貰うことを選んだ。
それは悪いことじゃないし前向きな行動だと思う。
でも太一の言動は前向きに見えなかったです。
常に重苦しさを纏うというか、なんでそんなに思い詰めちゃうんだろうか。
こう!と決めたらその1点しか目に入らない余裕の無さで押しつぶされそう。
そのせいで過去には直人を傷つけたわけだし、もう少し成長は見たかったかも。
個人的に太一の性格はちょっと苦手かな…。
でも最後の最後で不安に揺れる直人を「大丈夫だよ」と支える形が見られたのは良かった!
養子縁組の話が出たときに、
えええ…今の状態で養子縁組とか無理あるでしょ
何の解決にもならないよ…と思ったので、
直人母の言葉はスッキリしました。
対して太一母ね…。
色々な考えがあって当然なのでこういう人物も必要ですが、
あまりにも太一に対して無神経すぎて太一が不憫に感じました。
ミカリンやゆうぽんの友情は良かった!!!
ふみちゃんもだけど脇が光ってますな。
若いんだし思い詰めないで恋愛楽しめばいいじゃん!と
太一の背中を叩きたいシーンもありましたが、最後は爽やかな結末で良かったです。
直人株は常に上がりっぱなしでした。チャラいけどイイ男だと思う!!!
ただ、私の萌え嗜好的に1巻の中盤までが萌え最高値だったので萌え評価で…。