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javbreaker
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
エロも濃い、人間関係も濃い。
同じ著者さんの有名作『スイートハート・トリガー』のように、海外の学生2人のお話です。
最初の展開から予想のつかないラストまでのストーリーに、終始ハラハラドキドキしっぱなしでした。
一筋縄ではいかない、他人や自分の感情に振り回される様子がリアルで、痛みすら感じます...。
20代前後の若者たちの迷いや葛藤が話の根幹にあり、綺麗なだけじゃない青春が味わえます。この感じ、癖になりそう...。
読み終えてからジョウブレイカー(飴)を検索しました。なるほど〜!タイトルがうまい...。
「スイートハート・トリガー」で、大好きになった〜ニャンニャ先生。
こちらも、面白かった。
作中にも、タイトルとおなじセリフが出てくるけど、意味が分からず訳してみたら、なるほど!
拗らせビッチ〜大好物だわ。
ダニエルが自分の欲望に忠実で〜言いたい放題、やりたい放題な所が面白い。
そして、自分の思考に外れてしまうと対応できないキャラの持ち主。
それに対して、ローガンが最初はダニエルとの初めてに憔悴しっぱなしだけど、順応性が高い。
ダニエル惚れてしまって、彼の行動に怒りはするけど、受け入れて諦めも肝心って感じなのかな。
ストーリーとしては、ドロドロ状態なのにニャンニャ先生が描くとさっぱりしたもんだ。
天才肌なダニエルだけど、相手ローガンしかはいないね。
ローガンを攻めにするところ、ダニエルのローガン父への気持ちの拗らせ具合なんかは、国内の作家さんにはなかなか描けないんじゃないかなと思いました。攻めのような図太さと淡々とした態度で、ローガンを翻弄するダニエル。今まで兄弟のように過ごしてきた親友に対して恋情を抱くのって一番難しいと思うので、ローガンがダニエルに惹かれるのにもう少し時間がかかる方が自然な気がしましたが、1巻完結なら妥当ですかね。個人的な好みでローガン受けの方が見たかったのと、ダニエルの性格にあまり萌えなかったというのもありますが、彼のような揺らぎは実に人間臭くてキャラとしては興味深かったです。
ビッチ受けのお話は好きじゃないんです。
自己破壊型より、自分を大切にしてほしい気持ちになるんで。
そしてそんなズタボロの受けに欲情する攻めもあまり好みじゃなくて。
でも、ダニエルの屈折した考え方は、なまじ天才型で人生のプランもすっかり見渡せるからこその諦念だろうし、いいひとの権化・エド(ローガンの父)からあふれんばかりの愛情を注いでもらい成長したローガンの芯がしっかりしているのと比較してみれば、同情の余地は十分にあります。
そう、ダニエルは親の愛に飢えていたのです(確信)。
きっと、エドに似た赤毛を世界中探してもどこにもいないし、仮にエド相手に思いを成就させられたとしてもダニエルならきっと途中で「気持ち悪い!」と突き放してしまうと思います。なぜなら、ダニエルは長い片思いの中で、勝手なエド像を作ってしまっていたから。ローガンが指摘したダニエルの本当の気持ちは、まさに自慰だったのです(確信)。
おしりはゆるいのに、自分の内面に踏み込まれることを殊の外嫌がるダニエルに、15年の幼馴染・ローガンは容赦なく入り込み、本心をえぐり出します。そこが痛快でした。しかも、本当に恋人同士になるまで「浮気はなしだ」とは言い切らないローガン、初めは童貞臭香る青年だったのがグッと大人になる瞬間のスピード感がめちゃめちゃ良かったです。
そして、コカインや暴力でボロボロになったダニエルを、孔から他人のザーメンを掻き出し自分の肉体で癒すローガンに、もう慈愛を感じました。こんな博愛ないよ。ローガン男前すぎる。
おまけでローガンにメロメロになっちゃったダニエルが描かれていますが、ダニエルのつまんない駆け引きも相手にせず、モノのように扱われることが大好物なダニエルの性癖までも熟知して、よがらせるローガン。カッコ良すぎる。結局、ローガンはまだまだ男として成熟していき、確実にダニエルの好みど真ん中に収まるでしょう。ふたりの未来はハッピーエンドです(確信)。
ここが、将来を考えると子どもが欲しい攻めと絶対にいらない受けであるスイートハートトリガーとは違うところです(完結してしまったので、自分の中で彼らの未来の落としどころを一生懸命考えてハッピーエンドに持っていってます)。
(スイートハートトリガーの方が好きなんですが)
読めば読むほど、発見があり深い意味を見出せる作品でした。
BL歴がまだまだ浅いのですが、安易にエロになだれ込んだり動機が不自然なんだと思っていたBLの考え方が変わりました。結局、ターゲットが男×男なだけで、人間同士の思いのやりとりなんだと、納得することができました。素晴らしい作品でした。
ダニエルはローガンの父・エドに想いを寄せていて
エドに似た人と寝て叶わない恋を間接的に満たそうとしていたんだと思いますが
その感情があまりにも表に出てこないので性に奔放に見えがち。
でもわりと長い間エドへの気持ちがブレずにいたところを見ると
逆にめちゃくちゃ一途なんじゃないかとさえ思えてくる不思議。
ローガンの気持ちもなかなか分かりづらかったけど
ダニエルへの感情を自覚してからの情緒の乱れがすごくリアルだったなと思いました。
不思議な関係性のふたりのちょっとズレた日常を淡々と描いているアンバランスな感じが面白かったです。
なんかみんな哀れで。
恋愛模様もそうだけど、差別が一番嫌でした。
隣の親子を見下してるのに息子に友達がいないから仲良くするのは仕方ない、でももう大きくなったから隣と付き合い止めなさいって言うダニエルの母親も。
隣のお父さんを見下す息子ダニエルも。
作者さんが嫌じゃなくて、こういう差別が本当にあるのだとしたらすごく嫌だ。
なのに隣のお父さんに助けてもらって惚れて。
お父さんと繋がってたくて息子ローガンと仲良くして。
子供のうちからそんな器用な真似ができるダニエルが最初は嫌でした。
息子のローガンがお父さんに八つ当たりするのも見てて辛かった。お父さん何にも悪くないのに。
賢くなくてお金持ちじゃないとしても、男手ひとつで息子を育てて立派に大学や寮に入れてあげて。
全然お話の趣旨とすり替えちゃってすみません。
哀れなダニエルに裏切られてたローガンはなぜそこまで彼に執着するのかな?
ダニエルに思い込みを指摘してダニエルは自業自得なのに。
またすり替わっちゃいますが貧富の差が差別に繋がるんですね。幸せな方が勝ちだと思うけどな。
タイトルのジョウブレイカー。ググると、顎を壊すほどの巨大なキャンディがヒットするが、キモはその構造。幾重にもなる味の違う層でできており、舐めていくと味の変化を楽しめるという。
この作品では、二人の関係が変化するきっかけとしてまず登場する。そして関係性の変化そのものが、味変するこのキャンディを暗喩的に思い起こさせる。
ニャンニャ先生の作品を読むのは初めてだったが、こんなにも心情描写に秀でた作家さまとはつゆ知らず。なんとももどかしい二人の恋を、丁寧に描いている。表面上はドライにくっついた二人だが、ラブラブなのが良かった。
ビッチ受けが大丈夫な方には是非読んでほしい作品。絵も上手い!
ニャンニャ先生初読み。
幼なじみがひょんなことから体の関係を持って意識し始める…王道ストーリーだけれども、中身が独特。
キュンとか萌えが変化球な気がする。
まず、ダニエルが変わり者で考えていることがよくわからない。
でも思ったことをストレートに言うので、そこまでややこしくはない。
ローガンが一般的な考え方なのでまだ理解できた。
ダニエルのことを意識し始めて、自分の父親に嫉妬して、ダニエルが好きだと自覚して。
でもダニエルが一筋縄ではいかない性格なので、この2人がどうなるんだろうと思っていたら、割とあっさりそうなるのねと。ハピエンでよかった。
ほぼ2人の会話なのに全く飽きることなくどうなるんだろう?!とドキドキしながら読めました。
絵も好き。
先生の他作品も読んでみたいです。
距離が近づくことで、知っていくことで絆されるってことをその渦中にいながら理解してダニエルに話して聞かせるってすごい
恋って本当に理屈じゃなくて、きっかけはなんでも近くにいることが心地よく当然になって、色んな自分や相手を見せあって、それぞれを受け入れて大切にする中で絆されていくことを言うんじゃないかなってすら思った
ローガンに気づかされた
本当はエドを好きなんじゃない
まずいグミを買って食べていたのと同じことをしていただけだってローガンに突きつけられて、実際にエドをなんか違うって感じてしまって、ダニエルの弱りきった様は痛々しかった
翻って甘えるとなると凄い変わり身でビックリした
ローガンもダニエルに抱いていたイメージが壊れたんだけれど、思い込みが激しく人を見下す性格のダニエルに絆された自分を認めて恋人になれる器のデカさはなかなかだと思う
エドに育てられただけある
ちょっと体鍛えたらダニエルの理想のまんまのおじさんになりそうな気もしなくもない
人生を壊すようなダメージを受ける前にローガンとキスできて良かった
あっさり描いてるけど、すごい深い話ですよね?
受けのダニエルがとっても病んでると思います^^;
大学生になったらヤリまくれると思っていたのに全くモテず、
当てが外れやさぐれるローガン。
幼なじみのダニエルに愚痴ると、キスの練習台になってもいいと言い出してーー…
ダニエルが驚くほどビッチ!
赤髪好きなのですが、それはローガンの父親の事が好きだから。
父親に近付く為だけにローガンと交流してきたダニエル。
手に入らない父の代わりにローガンとHするのですが、
ダニエルの性格が本当に悪い!
普通思っていても言わないよね?ということもズケズケ言っちゃう( ̄O ̄;)
ローガンがダニエルを好きになってしまい、
その途端に突き放してサヨナラ……
今まで見だビッチの中でも本当に嫌なタイプの男でした。
結局ローガンに依存していくダニエルにザマァと思ってしまいました。
長い付き合いの中で友だちですらなかった二人が、
色々すっ飛ばして恋人になる不思議な展開ーー
それでも、替のきかない関係には萌えます♡
ローガンが大きく成長したなぁ〜という印象。
身体も大きくなったし、Hは相当うまくなったよ!