お前の恋はおれのもの

omae no koi wa ore no mono

お前の恋はおれのもの
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神39
  • 萌×244
  • 萌29
  • 中立9
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
16
得点
467
評価数
126
平均
3.8 / 5
神率
31%
著者
ときたほのじ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS THE OMEGAVERSE PROJECT COMICS
発売日
価格
¥675(税抜)  
ISBN
9784865894820

あらすじ

ゴリラ相手に欲情するかよ!

柔道部主将・持月と空手部主将・石尾は犬猿の仲。
狭い武道場を奪い合って、いさかいを起こす日々。
ある日、着替えをしている持月の裸体を見て顔を赤くした石尾。
どうにかして石尾にひと泡吹かせたかった持月は、とある作戦を思いついた。
それはお色気作戦で石尾を動揺させること。
ところ構わず抱きついたり押し倒したり迫ったりetc.…。
純情で熱血漢な空手部主将×一途だけど不器用者、
ガタイの良い男子たちがドタバタしながら紡ぐラブストーリー。

表題作お前の恋はおれのもの

石尾龍司(α),高校生,空手部主将
持月 椿(Ω),高校生,柔道部主将

その他の収録作品

  • とくべつな朝の話
  • カバー下漫画

レビュー投稿数16

バッキバキ

DK同士のケンカップルオメガバース。
久々に読み返しましたが表紙の持月の腹筋、すごいですね…!
でもこのバッキバキ、作中ではあまり拝むことができませんので表紙でしっかり堪能させてもらいました。

オメガバースとしてはややあっさりめで、最初バチバチにいがみ合っていた理由さえふんわりとしていますが。
石尾のバレバレな態度に気付かない持月の鈍感で脳筋なところも可愛く見えて、なんだかんだ微笑ましいカップルなのが良かったです。

石尾の許嫁のあり得ない言動には引いてしまいましたが、大事になる前に石尾が登場してその後甘い絡みを見ることができたので結果的に良かったのかな、と。
番になる約束も果たし、相変わらずギャーギャー言いながらも幸せそうなふたりにほっこりできた作品でした。

0

対等なオメガバ

筋肉系DKの対等なオメガバース。攻のリュウジくんが恋愛面においてαらしからぬヘタレなのでなかなか進展せず、、よく言えばピュア、悪く言えば「おい!はやくエッチしろ!」な甘々BL

珍しいのは女αが横恋慕(古い)しようとするところ。αのリュウジくんの許嫁という噂の(名前なんだっけ)が、ツバキくんに絡んできたり、首噛んだり…慣れない展開にビクビク

やっときた!エッチ!は二人とも筋肉でむちむちなのでなかなかエロかった

最終的にはあまーいハッピーエンドです

0

この作者さんを好きになりました

オメガバースがこんな風に描かれているのはとても好ましいと感じました
マイノリティであるオメガのための薬はよく効くように作られているみたいだし、オメガであるためにベータよりも頑張って血反吐吐く思いでゴリラになったんでもなさそうに見える
生まれ持った能力の差がほとんどないのかアルファが変に畏れられていたりする歪さもない
もしかしたらこの作品の中でも椿は偶然に恵まれているってことなのかも知れないけれど、部長になって問題なくやれているのだから、彼だけが特殊ってこともないのだと思いました
オメガでもアルファでもベータでも、頑張った人が活躍しているってのが良い

ただ、妊娠したり番にされたりする危険があることは変わりないからオメガを気遣う必要はあるってことで、もともと育ちもいい石尾が気遣うがそれが椿のプライドを刺激してケンカになってしまっていたけれど、接近して困らせる作戦に変えたりした椿はどうなったら勝ちだと思っていたんだろう
きっと何も考えてないせいで噛まれるハメになったんだろうけれど、距離を取られる方向じゃなくって良かったよ、本当

ときめいたり体が熱くなったりするのはオメガバース関係なく、好きな相手といたら誰にでも起こることだからそこら辺もオメガだからと大げさに描かれず良い
ここの薬はよく効いて本当に素晴らしい

女性のアルファが出てくるところも良かった
いつも他のオメガバース作品読んで女アルファはどこにいるんだ?って思っていたので

ただ、男同士が恋愛、結婚することに邪魔がなくなっただけのオメガバース、ハッピーで最高でした
時代物ならいざ知らず、現代で性別を理由に差別され虐げられるお話はしんどいのでオメガバースはこんな風に描いてくれたら楽しいと思いました

1

ケンカするほど仲がいい

『そうして僕は恋を知る』に続いて読んだ ときたほのじ先生の作品です。
ときた先生は丁寧な絵で読みやすいです。

オメガバース設定です。
高校生で空手部主将 石尾 龍司(α)と高校生で柔道部主将 持月 椿(Ω)のお話。

同じ高校の空手部と柔道部のそれぞれの主将の2人。
顔を合わせれば、ケンカばかりしています。
いつも龍司くんにバカにされている椿くんは、なんとか一泡吹かせたいと思っていました。
ある日、椿くんは、龍司くんが自分の裸を見ると顔が赤くなることに気が付きます。
「嫌がらせの路線を変える」
椿くんが考えた嫌がらせは、龍司くんに「スキンシップ」をすることでした。

Ωで生まれたため、小さい頃から嫌な思いをしていた椿くん。
自分の身は自分で守ると強くなりました。
でも、龍司くんに首を噛まれ、キスされたことにより、気持ちと身体が変化します。
一方、前から椿くんを好きだった龍司くん。
普段からいい匂いがするΩの椿くんに、必要以上に近づかないようにしていました。
ところが、龍司くんの婚約者 能勢志津香(α)が現れます。
この志津香の登場で、龍司くんと椿くんはお互いの気持ちを伝えることが出来ました。
しかし、昔から龍司くんを妬んでいる志津香は、椿くんを自分のモノにしようと策略します。

龍司くんの硬派で一途なところがいいですよね。
ヘタレな部分もありますが、将来のことも含め、椿くんのことを大切にしているって感じます。
ただ、龍司くんがなかなか手を出さなかったので、椿くんが可哀想でしたが(涙)
椿くんも不安になっちゃいますよね~。
でも、最後は、ちゃんと結ばれますよ!
龍司くんが、椿くんに「卒業したら お前を番にする」と宣言します。
男らしくて、カッコいいぞ!
椿くんも嬉しかったですよね。

当て馬の志津香の性格がなぜあそこまで歪んでいるのか?
詳しいエピソードが読みたかったです。
思ったよりも、あっさり身を引きましたね。

ときた先生のキャラは、どの作品もイケメンでお身体の筋肉も素晴らしいです。
体格がいい同士のHは、エロさや色気がないことが多いのですが、この作品はそんなことはありません。
エロさもありますし、椿くんが色っぽくてドキドキしますよ。

描き下ろし『とくべつな朝の話』
高校を卒業しても、進学や就職、お互いの親への報告などで、まだ番になっていない2人。
ようやく準備が整い、椿くんは抑制剤を飲むのを止めていました。
そして2人は…。
椿くんが本当に嬉しそうで、おめでとう!!と呟きました。

ときた先生のTwitterには、椿くんが女の子(α)を出産し、親子3ショットのイラストがupされています。
龍司くんは娘ちゃんを溺愛ぷりがやばいそうです(笑)
こんなにイケメンでケンカも強い両親の血を受け継いだ娘ちゃん。
両親はもちろん、両祖父母からも溺愛されて育つことは間違いありません。
娘ちゃんの未来の彼氏は大変ですね(汗)

オメガバース設定に潜む仄暗い部分がなく、全体的にはラブコメディです。
ときた先生の丁寧な絵と読みやすいコマ割りで、オメガバース初心者の方にもおすすめの作品です。

個人的には、椿くんの親友の「長田くん」のスピンオフがあったらいいなと期待しています♡

0

最後の短編に萌え

オメガバース物でした。
でもいつものと違ってΩでも堂々としていて、体格も良く柔道部の主将までつとめて。

空手部主将の石尾(α)と柔道部主将の持月(Ω)は毎回道場を巡って犬猿の仲?かと思いきや実は…で。

Ωを思いやるα。
対等でケンカもしてでも本当は好きで。

あのお嬢様は必要?なんだか存在に違和感。しかも女の子のαでも男の子のΩの首を噛むんですね。
持月への石尾への気持ちの揺るがせ要員なのでしょうが変な子でした。
手近なαを本能的に求めてるだけじゃ?な揺さぶりに持月は悩みますが…。

きっちりしてる石尾がきちんと身辺整理をつけて何年もかかってやっと持月と番になる所は良かったです。って最後の短編じゃん!

0

喧嘩ップル好きにおすすめの一作!

最強の喧嘩ップル!
硬派な空手部主将α×強気受け柔道部主将Ω

自分の身は自分で守る!書いて字の如く”強い”Ωの椿は空手部主将の石尾とは犬猿の仲。顔を合わせれば喧嘩ばかりで馬が全く合わないいけ好かない男・石尾にどうにか一泡吹かせてやろうと目論んだ椿は、あることをすると石尾が面白いくらいに反応を示すことに気が付く。
それから椿は石尾を追いかけ回し、しつこく迫って面白がっていたが、遂に我慢の限界に達した石尾の行動に驚きながらも何故か心臓はうるさく鳴っていてーー



抑制剤で完璧にヒートを抑え、且つ自身も強く、たくましくあることでΩというハンデをもろともせずに生活してきた椿。しかし石尾に項を噛まれ(ヒートではなかったため番は不成立)、自覚を促されたことをきっかけに自身のΩという性に向き合い始める。
石尾はといえば、椿が気になって気になって仕方がないといった様子だが、実は婚約者がおりそのことから椿と拗れることに……
拗れた原因は主にこの婚約者にあるわけですが、蓋を開けてみれば石尾はいつだって椿のことを一番に考えて先回りし、行動しようとしていたことに愛の深さを感じます。
また、この婚約者は女性なのですが拉致した椿の項に噛みつくシーンがあります。そしてそのままα女性に椿が抱かれてしまうかと思いきや、そこはしっかりと助けにくる石尾のキレ顔がとても良かったです。
その後、1話の自覚させるために項を噛んだ件以降、全く手を出す素振りのなかった石尾は椿を家に連れて行き初めて繋がります。ここでグッときたのは石尾の婚約者であった女性の歯形のついた項に石尾が何度も噛みつくシーン。石尾は見るからに椿大好き!ですが、ここまであまりその愛情を椿が理解し受け取れる場面がなかったのでこの独占欲と嫉妬心の見えるカットには思わずにやりとしてしまいました。
その後、高校を卒業したら番になると石尾は椿に宣言しますが、現実的にはなかなか難しかったようで実際に番になったのはそれから数年後。長い間続けてきた為、癖で薬をうっかり飲みそうになってしまう椿ですが、具合的にはヒートはもうすぐのよう。
「先に始めてようぜ」と石尾を誘う椿は男らしいものの、ベッドでは堪らなく可愛い姿を見せてくれるギャップが最高です!そうして、遂に番になった二人は、喧嘩をしつつ仲良くしつつ、素晴らしいパートナーとして歩き始めるという締め括りでした。

番が成立した後、ショーウインドウに映る項の咬み痕に嬉しそうに微笑む椿が愛おしくて、胸がギュッとなりました。というのも、その少し前のページ、石尾が椿の項を噛む前に椿が今まで自身がΩであることで苦しんだ姿が描かれています。前向きに生きてきた椿にも涙を流し、傷付いた過去があったことにとても切なくなりました。なので、石尾という最高のパートナーを見つけ、彼と番になるために今までがあったのだと言える椿は力だけでなく本当の意味の強さを持ったキャラクターなのだなと少し目頭が熱くなりました。

それにしても石尾の我慢強さは半端なかったですね!なんて硬派な男なんだ……と思いつつカバー裏を覗くと、あのシーンやこのシーンで石尾がどんな思いでいたかが読めて最高だったので私は紙推奨です!また、ときたほのじ先生の描く身体が本当に素晴らしくて……パーフェクトボディをなぞりながら「これはお前に抱かれるための身体だ」と言う椿のエロさといったら……!
絵が本当にお上手で眼福です。今後のご活躍にも期待しております!

余談ですが、椿はその後女の子を産んだそうです(先生のツイッターより)

5

オメガバースを活かせてない

 肉体的にも精神的にも強い男同士のオメガバースということで期待して読み始めました。結論から言うと、受けでΩの椿の方が常に一枚上手な感じは良かったのですが、肝心のオメガバース設定がゆるゆる過ぎたように思います。椿は抑制剤がちゃんと効くΩで、普段学校のα達から欲情されることがないほどなのに、龍司に近付いた途端体が火照ったような気がしたり、龍司もそれに当てられたりします。ということは結局フェロモンが出ているのでは? それともこの時点で2人とも既に相手に好意を持っていたからなんでしょうか。フェロモンも抑制できていて且つ魂の番でなくても、好意があれば発情する設定だったんですかね。また、その後すぐに龍司が椿のうなじを噛むんですが、そこではなぜか番になることは避けられます。火照ってはいたけれど発情していたわけではないからか? 噛み方が軽かったからか? ちょっと疑問を感じる部分が多かったですね。

 あとは椿を襲うピンチとして、男ではなく女のαを登場させるところは新しくて良いなぁと思ったのですが、彼女が発情を誘発させるために椿のうなじを噛んでも、椿の中で本能と理性の間での葛藤がまったくなく、龍司が好きだから他のαからは何されても影響はない、と淡々とシーンが流されてしまい、オメガバース設定は必要だったのかと再び疑問を抱きました。

 また、私はオメガバースの世界でうなじを噛むという行為は一歩間違えれば番になってしまう重大な責任を伴うものだと思っていたので、椿が2回も軽く噛まれてしまう上に何の影響もなかったところがストーリーとして安直過ぎるかなとも感じました。発情期中でさえなければ無責任にいくら噛んでも、また軽い気持ちで噛まれても平気なのでしょうか? 全体的に複雑な設定はないものにして、ストーリーに都合の良いところだけオメガバース設定を用いたような、そんな印象を受けてしまいました。

0

真っ直ぐ誠実な奥手男前×雄っぱいが眩しいお色気泣きぼくろ

オメガバース設定ですが、αΩどちらもガッチリ体型の男前なのが大変良い。
でも受けの持月の方はいう程ゴリラではないです。(戦闘力のことを言っているならゴリラかもしれない…笑)
腰細いし腹筋エロいし雄っぱい肌蹴すぎだし無意識に色気だだ漏れで石尾を煽るし…。
そのくせ料理が上手くて弟妹の世話をする家庭的な面もあります。
個人的にはこういうギャップに弱いのです…。
石尾の方も実は好きな子になかなか手を出せない奥手さんで、意外でした。
弱みを見つけたとばかりにぐいぐい来る持月に対して
真っ赤になってわたわたしてしまう所がとても可愛い。
帯にはケンカップルと書かれていたので、どんなものかと思っていたのですが
激しいのは序盤の方だけで、そこまで始終喧嘩しているわけではありません。
喧嘩というよりは石尾に構ってほしいとかΩは弱者だからと変に構えられるのが嫌だとか
そういう感情から、持月の方が積極的に絡みに行っているだけなように見えました。

そんな、表面上は強そうに見えて本当はΩ特有の悩みも抱えている持月の内情が
この物語の軸になっている印象です。
Ωに生まれたことで起こる様々な苦難に今まで必死に耐えてきた持月が
石尾から向けられる真っ直ぐな想いのおかげで、やっと報われた気持ちになる…
そんなラストシーンにはグッときました。
ポンコツだけれど、肝心な時にはやる男!な石尾に感謝です。

4

ガタイ良い×ガタイ良い 男子高校生オメガバース

この作品のcpは、
石尾くん(空手部主将α)×望月くん(柔道部主将Ω)

ガタイの良い者同士を描いたオメガバース作品です。
赤面石尾のポンコツで誠実なところ、望月の滲み出る色気に、頭がくらくらしました。
石尾くんの「卒業したらお前を番にする」宣言が、甘酸っぱくて、とても可愛いです……!!

ほのじ先生の描く男子高校生は、可愛いの暴力です……!!
次回作でも可愛らしい男子高校生をたくさん見ることができたら嬉しいです!!

1

もうちょっとエロくてもよかったなぁ~(笑)

裏表紙『ゴリラ相手に欲情するかよ!』の素直じゃない可愛い一言につられて、にやにやしながらジャケ買いしてしまった1冊。

空手部長と柔道部長のケンカップルなので、はだけた道着の間からガチムチの雄っぱいを惜しげもなくさらしてくれるのは、筋肉大好きの私にはおいしい展開ではあったものの、その先が長かった…。オメガバース設定なので、早いうちから濃厚な絡みがガンガンあるのかと思いきや、攻めが頑ななまでの奥手くんで、ゴリラ受け君が疼く身体をもて余している状態。

これはこれでなかなかおいしいシチュなのですが、行為中に相手をひどく傷つけてしまうかもしれないという優しさからきているからとはいえ、ここまで我慢されてしまうと、気づかいを通り越して相手は拷問だろうなぁ~と思いました。確かにポンコツだ(笑)

途中、話を盛り上げるためか許嫁(女性)が入るのですが、ちょっとゴリラ君に精神的ダメージを与えるくらいで引っ掻き回すというほどではなかったので、たいして気にはなりませんでした。

腕っぷしも気も強いゴリラ君になったのはΩとして辛い過去を過ごしてきたからというのが切なくなる反面、心から好きだと思える相手に巡りあえて番になったことで、Ωで本当によかったと思えるくらい甘々に心も身体も愛されて幸せになってほしいと思わせる、ピュアで可愛いガチムチ君たちの話でした!

ううう〰️、でもやっぱり私にはエロが足りないなぁ〰️。せっかくのガチムチ受けなのに〰️。濃厚な絡みもっと見たかった(笑)

1

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