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shitateya to bocchan
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
(1~2巻まとめてのレビューです)
5~6年ぐらい前に読んだかもめさんの「チキンハートセレナーデ」が文句なしの私的神作でした。
他にもどれか読みたいなと思った時に、本作もかなりの高得点を叩き出してたのがずーっと気になってたんですよね。
でもずっと先延ばしにしちゃってて。で、2年前に読破。
いやぁ〜もんんんのすごい良かった!
「なんで今まで読んでなかったんだろう?こんなに良かったのか!」と当時はかなり衝撃を受け、大いに感動しました。
<好きな点>
2人とも性格上、魅力的でない部分があります:
・攻め:要らないものばかり大量にプレゼントして見返りを求める
・受け:正直に気持ちを言わないし、相当めんどくさいし、フツーにウソつき
これらがだんだん成長してちょっとずつ変わっていくんです。
でも変わらない部分もあって、それらの描き方、魅せ方がすごい。
多くは文字で語られなくても、自分に対する劣等感、相手を思いやる気持ち、愛しいと思う気持ち etc. 2人の心情が手に取るようにわかります。
もー良い。やっぱかもめさんすごいです。
他の作家さんとは一線を画す "なにか" をお持ちの方。
しかもユーモアもある。素晴らしい作家さんです。
<やや不満な点>
「チキン~」より3年も前なので、1巻の絵柄が…
2巻でちょっとチキン~に近づくのでだいぶ読みやすくはなりますが、1巻はパースとかデッサンとかバランスとかが時々…です(私はギリ許容範囲内でした)。
でも片山さんの色気はダダ漏れで美しい!
そして他要素が不満点を補って相当余りあるので、なんの問題もありませんでした。
以上、とにかく試し読みだけでもしてみてください。
めっっっちゃくちゃオススメです。
(そして「チキンハートセレナーデ」もぜひ!)
続き出してくれてよかった~
1巻ではただただすげない片山さん(仕立屋)にアタックし続ける坊ちゃんが、ごくたまに垣間見せる片山さんのデレ(?)にキュンとするお話でしたが、2巻では二人の人生がしっかり描かれていてよかったなあ~
しばらく時間が空いたからか、片山さんがとっても渋いおじさまになっていて萌え。
2巻では、その腕を認められて、間男的役割となった同業者の寺島にロンドンに誘われる。ここで、ただひたすらに片山を追いかけてきた坊ちゃんの成長が見られます。
跡継ぎとしての自覚が出来、人間として大きくなっただけでなく、相変わらず片山一途だけれど、それをすべて押しつけるのではなく相手のことも考えられる、素敵な青年に。
ラストも素敵で、ここで来たか~と、坊ちゃんと一緒にほろり。
番外まで美味しく、ぜひ特典付きを購入されることをおすすめします。
片山彰…なんてずるい男なんだ。
髪を整えて、額を出すテーラーモードになればかっこ良く。
髪を無造作に下ろして、無防備に酔っている姿はなんだか隙があってかわいらしい表情を見せる。
こんな姿を見せられたら坊ちゃんだってたまらないでしょう。
読み手からすれば、どこからどう見ても坊ちゃんのことを好ましく思っているようにしか見えないというのに、坊ちゃん視点で見ればそれがなかなかの分かりにくさなのだからずるい。
表情をあまり変えず、いつも通りに淡々と。
デレはほぼありませんが、坊ちゃんの前では微妙〜に!表情が前巻よりも緩んでいるような気も。
でも、この分かりにくさが良かったりもするんです。
坊ちゃんこと秀一郎が一途で健気にひたすら片山のことを愛しているので、これくらいがちょうど良い。
秀一郎の愛情表現がどストレートな分、片山の控えめさというのか…本当はものすごく愛情深そうなのに本音をはっきりと言わず、ほんのちょっとまわりくどく伝えてくる不器用さと面倒くささがクセになってきてしまうなあ。
愛が深いのに素直に言わない・見せないずるい大人が好きです。
そして、片山も良かったけれど、何より秀一郎が少しずつ大人の階段を登って成長していく様子が見られてうれしい。
片山にぺったりとくっついて尻尾を振って懐く年下攻めの印象が強かったはずが、一生懸命さと素直さと一途さはそのままに、相手の将来や自分の将来のこと…この先を見通して、ぐっと我慢をして一皮剥けた男になりつつある彼のことが好ましくて仕方がありませんでした。
作画はより美しく、ストーリー展開も成長や愛情を深く感じられる無理のないもので、番外編もたっぷり。
1巻よりもさらに素敵な2巻でした。
番外編に片山の愛の深さが詰まっていて、不器用すぎる彼の愛し方がなんとも愛おしいです。
前巻で見事な振り回されっぷりを見せてくれた、攻めである高宮君。
この二巻では、新たな人物寺島の登場もあり、高宮君と片山さんの二人の関係性にも少しずつ変化が見られます。
心境の変化は、まずは片山さん側に現れるように思います。例えばロブスターの日の夜。結構酔ってるかも、と言ってに妖艶に微笑む姿。完全に誘っています。
いつもの棘や気取りは影をひそめた、やわらかでセンシュアルなその微笑みを浴びた高宮君が急沸騰するのは道理でしかありません。最高のシーンでした。
その後、高宮君側にも変化が見られます。少しずつ大人になる高宮君。相手のことを考える、相手を深く想うという段階に入る高宮君。愛ですね。
二巻は更に絵が美しく、片山さんの目の皺など見惚れてしまうほどです。美しいスーツやシャツも存分に堪能できます。ストーリーのみならず絵を楽しむこともできる素晴らしい物語でした。
前巻でちゃんとイタすことは出来た秀一郎ですが、お坊ちゃん故の天然が片山とは理解し合えない部分もあったりでどうなっていくのか?と思ってましたが。
今回はちゃんと当て馬くんが出てきます(笑)
有名テーラーにいる寺島。
独立するにあたり、片山をイギリスに誘ったとか言う!なんてこった!
でも秀一郎は止めることもできずにモヤモヤしたまま。行ってほしくないけど、枷になるのは嫌だっていうのわかります…
だって揃い過ぎてますよね。腕のいいテーラーならイギリスでやりたいって思うだろうし、自分はまだ何もできない学生だし。「肩書きがあるのは武器」って言うの秀一郎も大人になったんだなって思いました。
で、意を決してイギリスへ向かう秀一郎。一皮剥けた感じで絵も大人びて描かれてます。そして帰国した片山のお帰りなさいへの「うん」の表情がなんとも素敵でした。
番外編はクスッと笑える二人のストーリーでこれまた楽しめます。ちょっと嫉妬する片山も見れます〜
1巻〜2巻と再読して、、、
大島かもめ先生のストーリー素晴らしい。
この片山って人物は、根っから硬派?とも違うか・・・全く気持ちにブレがないんだな。
とても魅力的なのに〜他の男の影すらなく、仕事もプロ意識が強く親の跡を継ぐ、手料理を作ってくれる人は1人でいい。
最初から最後まで、坊ちゃんだけ。
そして、坊ちゃんも片山だけ。
坊ちゃんが、自分の未来を想像して誰かと結婚し子供のシーン・・・その後の涙・・・
片山が、自分には帰りたい場所がある〜発言・・・泣けた・・・。
坊ちゃんの粘り勝ちかと思いきや・・・
いや、ぜんぜん違ったね。
片山には、坊ちゃんと同じレベルの愛がそこにあった。
少しの焼きもちはあるものの、静かに受け止めて行動する〜懐の深い愛情深い男だな。
そして、坊ちゃんが少しづつ大人に成長する姿が良かった。
1巻を上回る凄さでほぼ放心状態です。感動しすぎて涙も出ないというか漫画の表現としての最高峰というか、ちょっと自分の一位を超えてきたんじゃないかという感じがします。真っ直ぐなBL漫画なんだけど、大人が恋愛をすることの意味、仕事もあって独立した大人が恋愛に求めているものが真正面から静かに言葉少なに描かれていて感動しすぎて本当に放心状態です。リアルな心情を描くのがうますぎる。坊ちゃんが片山さんを深く深く愛しているのが、片山さんが坊ちゃんにどういう想いを描いているかが本当に手にとるように分かって、実在する二人の物語のようなリアルさに打ちのめされました。多くが語られないのに、事の後の坊ちゃんのモノローグだけで二人の関係性の全てを語らせるこの手腕。恐れ入りました。このモノローグを思い出すだけで胸が詰まります。絵の巧みさ物語の紡ぎ方の巧みさ、それを超えたところにある何かが伝わってくるそういう作品でした。
なんか泣けてくる〜。
秀一郎が良い子過ぎる(泣)片山一筋で慕って恋して尽くして世話して。押し付けず縛らずわきまえて。
片山の無反応さ、暖簾に腕押しさにも負けないで頑張ったね!
離れ離れになっても片山にはやるべきことをやってほしい。でも忘れないずっと好き!
片山も実はけっこうほだされてるんですがね。そこのところも少しは秀一郎に伝わってますよね。
相手の皺がキメの荒くなった手が愛しい。
年下ヘタレ尽くし攻め№1じゃないですか?
2巻です。
巻頭から新たな登場人物が。
秀一郎より年上で、仕事が出来て、秀一郎の知らない片山を知っている男です。
秀一郎にすれば、ピンチな展開でしたが彼もかなり頑張ってた!
料理が出来ない片山に料理を振る舞い、病気になったら看病し、Hの後だってお水を渡すとか至れり尽くせり。
私が片山だったらもう秀一郎とずっと一緒に居て、甘やかされたい…とか思っちゃうけどな。
イギリスにだって行かせたくなかったけど、片山の事を思って背中を押すんですよね…。
片山を諦めて、女性との未来を思い浮かべて涙を流すシーンが刺さりすぎて泣けました…。子供の頃から片山との未来だけを思い浮かべてきたのに無理だよねって(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
そんな秀一郎が片山の帰りたい場所になれて良かったです。
片山は相変わらずクールで秀一郎の前でデレる様子はないのですが、もう矢印は完全に 秀一郎→→→←←←片山 になってるな、と。
描き下ろしで少しだけデレが見られますが、非常にクールであります。
クールではありますが萌えました!
前巻からの続きかと思ってたら、普通に新章開始~な一冊でした。当て馬?登場の2巻は、始まりからブレずに落ちてない素振りの仕立て屋さんが素敵。でも坊ちゃんの方は切なくて、応援しまくりながら読んでるからツラいのもあった…
まだ学生だから、当然片山さんにも片山さんの周りの人にも敵わないところがたくさんあって、それが全部見えて落ち込むエピソードが多くてもう辛い!しかも片山さん周りの大人たちはやたらと腹黒っぷりを披露してくるもんだからもうもう…。片山さん本人も分かり辛くて、一人で奮闘してる高宮君の精神が心配でしょうがなかったです。
ラストは片山さんの方が帰り着いたって心境だったのが何かじわっときました。決定的にココ!っていう陥落瞬間はなかったけど、大人らしくじわじわ染みていった結果のこのラストだったのが良かったです。
終わり方も素敵だし、番外編は笑えてほっこりできてじわっと泣かせてくるしで最高でした。ショタ坊ちゃんとの秘めたエピソードが明かされたところはマジで泣けて良かった!!片山さんもちゃんと気持ちを返してるエピソードに萌えた!この番外編がこの本の評価を爆上げしてくれました。
これからもばかみたいなことでケンカしつつ仲良く幸せでいて欲しい二人です。
身体を重ねても曖昧な態度のままの大人で難攻不落な受けが落ちた瞬間をそう表現したかッ!う~~~~~んッ!
唸っちゃいました
どストライクです
まぁ落ちたところでそこは22歳の年齢差 大の大人がコロッと態度変えるわけないんですが
がんばれ 温室育ちワンコお坊っちゃま
2冊を通して読まされるのは テーラーに恋をした7歳から13年にもおよぶ一途な想いをぶつけた青年の 突っ走っては去なされ 立ち止まっても怯まず 踏ん張りなおして不格好に飛びつく
デレないツン受けに果敢に挑む姿は まるでパン喰い競争 ちがうッ!お坊ちゃん成長記のよう?
はじめましての作家さんで 悪い人も出てこなきゃ 当て馬もない 大どんでん返しもなきゃ 思いの外お坊ちゃんが努力家でイヤミがない素直な好青年
正直 1巻読んだときは ワンコとは違うゆるふわ攻めを物足りなく感じてたんだよね
なのに2巻ときたら パッとしなかった好青年が 子どもの頃を知った大人に翻弄されながら 大人と子どもの間でひたすら相手の事だけを思い 考え ぐるぐるしながら ゆっくりと大人の男に仕立てあげられていく
想いを伝え 真正面で一筋縄ではいかない大人の男を受け止めたときのゆるふわ攻めを「いいな」って素直に思えた
そうだな 激しい恋より 育む恋を読みたいときにはコレだ!たぶん (*゚Д゚*)
番外編はパッとしない子に戻っちゃったんだけどねw
結論から言うと、高宮が成長して良かったw
片山を気持ちよく(表面上は)イギリスへ送り出したし。
片山もぐちぐち言ったり思ったりせずあっさりイギリスへ行ったし。
その間も高宮は片山を思い続けながら、自分がすべきことをして地に足ついた努力をして、イギリスへ片山に会いに行って。
片山は高宮の成長や自分への気持ちが変わっていないことがわかっただろうし、会いに来てくれたしうれしかっただろうね。
だから、片山は寺島の誘いを断って日本に帰ってきたんだろうな。
しかし、当て馬的なイケメン寺島が過去、片山とできていたの?と思ったらそうじゃなかった。
寺島が片山に気があって、片山がイギリスに来てからも手は出していなかったんやね。
さすが、紳士の国で一流の紳士服を作る職人…と変なところで感心したw
2巻で新たに登場する寺島克樹さん。
片山さんが30才くらいの時にお父様の知り合いのお店で武者修行をしていた時の同僚です。
「当て馬」というよりは1巻でまだまだ親に守られている子供だと自覚した秀一郎にとって
寺島さんは自分が思い描く「理想の大人」なのかな…と思いました。
仕事のパートナーとして片山さんの隣に立ちたいわけではないけれど
少しでも早く「対等な大人」として隣に立てるように努力してる秀一郎にとって
寺島から言われた「そんな決められた人生つまらなくない?」という一言は
一番言われたくない言葉だったんじゃないかな。
私、ここのシーン最初読んだ時めちゃくちゃムカついたんですよね!
いくら才能があるからって人の人生をつまらないとは何だ!!
自分の人生に誇りを持ってる人間は他の人の人生の選択を馬鹿にしたりしないでしょ!?と。
ま~でもこれは後から考えると寺島さんの嫉妬だったのかな、と思います。
寺島さんの来日の目的は日本での受注会だったのですが
個人的な目的は独立するから自分と一緒に働かないかと片山さんを誘う事。
寺島さんは片山さんの才能と、片山さん自身に惚れていたんですね。
この話を寺島さんから先に聞いていた秀一郎は片山さんに
「いい話だと思う。行った方がいい」と伝えます。
本当は行って欲しくないという本心を隠して。
この時片山さんが言いかけた言葉は「それは 断ろうと思ってる」だったのか、
「それは店を立ち上げて落ち着くまでの期間限定だよ」だったのかは分かりませんが
片山さんはきっと秀一郎は自分を引き止めると思っていたのでしょう。
だってあの秀一郎くんですから。
タイミング悪くこの話をする前に秀一郎がバイト仲間の女の子と買い物してる所に
片山さんバッタリ出くわしちゃったんですよね。
相変わらず片山さんは心の声を全く聞かせてくれないので本当の所は分かりませんが
女性と並んでいる秀一郎を見た事がイギリス行きを決めた一つの要因になったのではないかと思いました。
秀一郎と彼女との仲を誤解したからではなく
「この姿が正しいんだ」「この方がいいんだ」って片山さん思ったのかなって…。
秀一郎が移り気じゃないのは片山さん自身が一番分かってる。
分かってるけど秀一郎が引き止めなかった事は片山さんにとって想定外の出来事だったんでしょう。
何も語らない片山さんだけど、たった数コマの回想シーンだけど、片山さんの動揺が伝わってきて切なかったです。
空港で片山さんを見送る時でさえお互いの本音を伝えないまま、一度二人は離れ離れになります。
そして一年後、インターンの経験で自信を付けた秀一郎は片山さんに会いにイギリスに向かいます。
その夜、イギリスの片山さんの部屋で初めて本音を伝えあうんですね。
本当は行って欲しくなかった
君は引き止めると思ったから正直驚いた
これって今までの二人からすると凄い事なんですよね。
お互いが同じように相手の未来を潰したくないと思って一度は離れる決断をした二人。
秀一郎には片山さんに相応しい大人になるんだという明確な目標があって突き進めたけど
何の約束も言葉もなく曖昧な一年を過ごしていた22才年上の片山さんの不安は大きかったと思うんです!
語らないけどね!語らないけどね!!!!
言葉で語らない分、抱きしめられた時に秀一郎の首に回した右腕が語ってるんですよ!
片山さんの想いの深さを!
同時収録の番外編は初デートのお話です。
この日の為に情報誌がボロボロになるまで読み込んでデートプランを立てた秀一郎ですが
どれもこれも片山さんは乗り気ではなく空回ってしまう秀一郎。
そんな中、情報誌の中から片山さんが選んだのは意外な事に遊園地でした。
この遊園地を選んだ理由の中に片山さんの秀一郎への深い愛が隠されているんです!
秀一郎が10才ぐらいの頃、お父さんに遊園地に連れて行ってもらう約束がダメになって泣いていた事がありました。
そんな秀一郎を片山さんは「僕も連れて行ってもらった事ないよ」と慰めるのですが
それに対して秀一郎は「じゃぁ僕が連れて行ってあげます!」と約束をします。
片山さんはそれを覚えていたんですね。
対する秀一郎は初めて来る遊園地に大はしゃぎで小さな頃の約束を思い出す様子はありません。
見てるこっちが吹き出しそうになるくらい、ほんと楽しそう笑
デートの帰り道、自分だけが楽しんでしまった、本当は楽しんでる片山さんを隣で見守りたかったと落ち込む秀一郎ですが
それは片山さんも同じなんだよ。と教えてあげたい気分でした。相思相愛ですね。
そんな落ち込む秀一郎に「今日寄ってくつもりなの?」と言い放つ片山さん。
言葉通りに受け取った秀一郎は「家まで送りたかっただけですから」と涙ぐみながら自分の家に帰ろうとします。
確かにね!?
「今日寄ってくつもりなの?」って迷惑がられてるって思うよね!思っちゃうよね!
でも片山さんだからねー!
せめて「今日泊まっていくでしょ」にして欲しかったよ片山さん。
片山さんもまさかデートしたその夜に何もしないで恋人が帰るとは思わなかったみたいで
顔には出ないけど戸惑っているように見えました。
戸惑うというか…「自分はまた言い方を間違えたのか」って感じかな。
この後、片山さんが年下の素直すぎる恋人を部屋に誘うのですが
このシーンは私の中で歴史に残る名シーンになりました。
素直になれない22歳の年齢差。可愛くなんて誘えない。不器用な片山さんの精いっぱい。
最高に素敵なシーンなので是非見て下さい…!
当時32才だった片山さんが10才の秀一郎を恋愛対象として見ていたとは思えません。
だけど10年、片山さんは待っていたのかな。
目の前の少年が青年になった時に、今と同じ「あなたが大好きです」という目で自分を見つめるのか。
この10年特別な思いで秀一郎を見つめていたんですね。片山さん。
二人との出会いに感謝します。
大島かもめ先生一生ついていきます…!
前巻では片山さんを追いかけるばかりだった坊ちゃんですが、2巻ではかなりの成長にびっくり。
仕事もできて料理もできて、愛情たっぷりで片山さんにはもったいない程のいい男になってる!
相変わらず片山さんの釣れない態度はそのままですが、彼の頭の片隅にはいつもちゃんと坊ちゃんがいるんだなぁということが分かります。
具合が悪いときに見せた弱さや、遊園地に興味をもったり、老けを気にしたり…可愛いところもある片山さんにきゅん。
あと個人的にぐっときたシーンは、坊ちゃんが片山さんを抱くときに「いつも追いつけない大人の身体それが今は自分の下で思うがままだ」って考えていることが分かるよ〜そこが年上受けの萌えだよね!って共感しました。改めて片山さんが受けって素晴らしいですね。
片山さんには坊ちゃんしかいないと思う!本当に大好きなカップルです。
年の差の萌えがたっぷりつまった素晴らしい作品でした!
最高でしかない。
チキンハートセレナーデを読んで、ものすごく感動したので作者さん買いでした。
とにかく…読んでください!!
攻めの坊ちゃんが健気で、受けの片山さんのことが大大大大好きで、一生懸命でとにかく可愛い。
可愛いの洪水です。
おじさん受けの片山さんはツンツンしてるんですが、深層で坊ちゃんのことが大好きなのが所々で滲み出ちゃう。こちらも可愛いの渋滞。
一巻目では可愛い大型犬だった坊ちゃんが、こちらの二巻では立派な男に成長するその姿にもグッときました。
素直になれないおじさんが、ついつい感情を露わにしてしまう瞬間が最高です。
久しぶりに最高のお話を読みました。
ちょっとじれったくて、もどかしくて
けど、キュンとして温かみのあるお話
攻めは健気で、一生懸命で受けが大好き
ちゃんとしっかりした大人になる過程が
とても丁寧に描かれてます
受けは、ズルイ大人
ちゃんとカッコイイのに、可愛い
ちゃんと愛してるのに表現しない
影がありそうで、実は最初から好きだったんじゃないかと、ところどころでにおわすのに決定打がない
そこが、読んでいて気持ちのいいもどかしさでした
大人の男同士の恋愛で、なおかつお互いに自立してるといろいろあるんでしょうね
ましてや年の差
番外編てわ片山さんがベッドから高宮くん落とすの可愛い
ライバル出現かと思ってしまう冒頭は決して杞憂ではありませんが
それをなるべく態度に出さないようにするいじらしい秀一郎…。
片山さんが、有名どころだったりお偉いさんにミーハーになるタイプではないのは分かっていても
腕のいいテーラーである事には変わりないし
片山さんの事を想ってワガママ言わない秀一郎、よくふんばったね…!!
やっぱりお坊ちゃんだから気持ちぶつけるのかなと思っていましたけど。
そんな彼を知っていて、「待っていて」とも言わず出発する片山さんのいけず!!
でもそんなところも素敵!!!
約一年で成長を見せた秀一郎が頼もしくてね……。
ただひとつの恋がここまで男前にさせるものだなんて。
喜んだ顔は見せないけど片山さんは絶対嬉しかったに決まってるし
自分からは「僕も会いたかった」とは言わないけど
熱い交わりと翌日の報告だけで充分秀一郎にも伝わってますもんね。
帰ってきてからもすんなり家に上げないし素直じゃないんだからなぁ。
意地悪なところも片山さんなりの愛情表現で
それを幸せだと感じるのは秀一郎の長所のひとつですね。
なんといっても、イギリスへ行く前のあの視線で誘う片山さんの壮絶な色気ときたら…!!
やべぇ……あの表情だけで勃………。
描き下ろしでも、ストレートに「君しかいないよ」って言わないし
抱きしめられた最後の一言でさえ素直じゃないのがなんとも痺れる!!余韻!!
秀一郎だけだよ、片山さんに生涯寄り添ってあげられるのはさ……。
神と言いたいところですが秀一郎がデート先の遊園地ではしゃぎすぎたので
(でも幼いころの可哀想な秀一郎を片山さんがちゃんと覚えてくれていて嬉しい)
神寄りの萌×2です。
”チキンハートセレナーデ”から、かもめワールドにはまっています。語りすぎず、飾りすぎず、切なすぎず、エロ過ぎず、、このいい塩梅はちょっとクセになります。すっかり独特の雰囲気の虜です。
”仕立て屋と坊ちゃん”を読んでしばらくして続刊があることを知り(^^;
どちらにレビューしようか迷ったのですが、2人の関係性が発展するというところもあり、こちらのほうが好きだな~と思ったので”2”を評価することにしました。
第一印象、「憂鬱な朝」が好きな人はきっとこの作品も好きだろうな、ということでした。42歳の魔性(?)のテーラー杉山と、そんな彼を小学生のときから好きで好きでずっと慕っている高宮、身体の関係はあるものの、恋人同士といえるほどの仲でもない。セフレよろしく、宙ぶらりんな関係を保っている(それはそれでそこそこ幸せ♪)二人それぞれに人生の選択の時期がくるのですが…という展開。互いに気持ちは通じ合っているし、ずっと一緒にいたいなぁと心の底では思うけれど(それは心に秘めて)、恋愛だけが人生じゃないので(笑)、お互いの目標やキャリアに磨きをかけながら気持ちを整理して、その後にやっぱり互いが必要だったねと気づくことで、さらに素敵な関係に発展させる、成熟したラブストーリーですね。当て馬テーラーとの一波乱も軽く期待していたけれど…、なんかこちらはこちらで結構いい男だなと思いました。
番外編では”さすがに年の差が!?”という切なさを感じつつも、、お茶目で心優しい(わかりづらいけど)片山さんや、年齢ごと彼を愛する高宮くんの一途さにじんわり萌えで低温火傷しそうでした。
レビューとても参考になります!最近「チキンハートセレナーデ」からこの作者さんに興味を持って検索してたのですが、私は「憂鬱な朝」が大好きなのでレビューを読んでこの作品の購入即決しました。もどかしく、口には出さないけれどお互いを大切にしている… そんな作品大好きです!
こんにちはー☆
確かに‼︎ 私も「憂鬱な朝」が大好きです♡
だから好きになるんですかね。
「チキンハートセレナーデ」は実は未だ迷い中なんです。
好きになれるのかな、と。何か「仕立て屋と〜」とは毛色が違う気がしていて。
久々に再読して、何となく思い違いをしていた事に気づく。
よく物語であるのは、年上の方が年若い方に対して「彼の未来を潰したくない」と思うものだが。高宮くんはイギリスのテーラーに誘われた片山さんの未来を潰したくないと思い、自分も女の子と付き合って家族を作り、子供が生まれたら片山さんに抱っこしてもらうんだ…などと想像しようとして。想像しようとして、そんな未来を選択出来ないのだと一人泣くのだ。(切なくて、涙。)片山さんしか好きにはなれないと。ここから‼︎ 高宮くんはめちゃめちゃいい男に成長して行きます♡ 髪型を変えて大人っぽい顔付きになるのも素敵なんですが、そもそもの目的が「片山さんと肩を並べられる恋人になる!」だったのが、本当にそれをやり遂げる。男としてちゃんと成長するのが素敵なんですよね。
私の記憶では、この2巻ではもっと片山さんのターンになっているかと思ってたんです。読み手側にはダダ漏れてくるんですが、高宮くんには出し惜しみしているようで。そんな表現もニクいです。
「最後に片山さんは大きくため息をついた。長い旅を終えた人が家に帰り着いた時にこぼれ出る、あの深いため息のようだった。」
本当の意味で、高宮くんの恋が成就した瞬間でした。
何より好きな人の幸せを願うこと、そして自分の気持ちにも素直でいること。想い慕うということ。
じわじわと温かな読後感でいて、大人っぽいラブストーリーだと思います。
番外編が、貴重な片山さんのデレ。(デレと言っていいのか、分かりにくいけど‼︎)もっともっと見ていたいよ。
あ、それと。おそらく当て馬くんとして、登場した寺島さんが、イギリスまで片山さんを連れてって手出ししてなかった(させなかった?)紳士だったのにも驚き。意外と彼はいい男だった。
chikakumaco様、こんばんは~。
コメントありがとうございます!(返し方がわからずコメントさせていただきました…)
「憂鬱な朝」ファンから言うと、確かに「チキンハート~」は毛色が違いますw(ぶっちゃけ、”仕立て屋”のほうが好きでした…)”本当は大好きなくせに”、愛情表現が不器用な受け(美人)、というところが共通ポイントですかねぇ!でも作品としては面白かったですよ。
今回は少し大人になった高宮くんが、
片山さんを想い倒します。
や、一巻の頃からもうずっと想い倒してたんですけれどね。
ライバル(らしき)片山さんの友人や、高宮くんのバイト先の女の子など、
二人の間にもいろいろ定番のエピソードがやって来ますが、
もろもろをどう乗り越えていくのか。
今回は、片山さんの方にもその気持ちが見えて、
ちょっと安心しました(笑)
確かに、今後高宮くんにはさらに厳しい現実が襲ってくると思いますが、
彼ならなんだかそれさえも乗り越えられそうな気がします。
その辺、片山さんの方が心配だなぁ……
一巻の頃から少し絵の雰囲気が変わった気がします(良い意味で!)
相変わらすベッドの上の片山さんは別人のように色っぽいですv
さらに続きを期待しつつ、評価は「萌×2」!
『純情な御曹司×手強い大人』(帯より)。
1巻時点ではなんとなくまだ落とせていない…難攻不落の恋。
歳の差20+のふたり、その後が読めてうれしいです。
7歳で恋をした年上の相手に、13年後想いを伝え結ばれたものの、まだカラダだけの関係という気がしている坊ちゃん。彼目線多めで進む2巻でした。そろそろワンワンガツガツ行くのかな〜、それで手強い片山さんもほだされる時がくるのかな…なんていうのは私の予想だけ。坊ちゃん成長したなぁという印象が強い今作でしたが、片山さんのほうも、坊ちゃんにだけは隙や弱っている自分を見せたり、"したい"時にはサインを出す意外な場面も見られて満足でした。
ところでふたりの関係、これが低温調理したお肉みたい。ちゃんと火通ってるのかな?って疑いつつ包丁入れるんだけど、大丈夫なんですよ、ちゃんとできてる。健気で、尽くすのも好きなタイプの坊ちゃんが、その純情さで片山さんの心を開いてゆく運びがステキでした。片山さんはセリフやモノローグも少なく、ラストまで読んでもまだ見えていない部分が多いような気もするんです。見たいところを見せてくれないな〜とも感じるし、あえて見せてくれないからいいんだろうな、という気もします。私はそれが好きでした。
これから先、親とのことなどさまざまな難関が待ち受けているとしても、この坊ちゃんならタフな日々にも負けないでしょうし、きっと大丈夫だと思える。早く名前呼びになってほしいふたりです♡
描き込まれている背景に関して少し。テーマのせいもあるのでしょうが、ロケーションが全体的に日本じゃないみたいに感じられるのが、私はちょっぴり残念でした。今作では特に海外に行く場面もあるので、インテリアや、あの窓枠から見える景色まで日本なのか向こうなのか…って。片山さんの趣味もあってそこも"あえて"なのかもしれないけれど、どこをとっても上品でオシャレすぎて、逆に気になってしまうんです。そんなわけで、途中からいろいろと気が散ってしまったこともあり、評価は迷って中間をとっています。
あとがき・カバー下なしでした(紙本)。
スーツ最高!オジ受け最高!
いやー良いツンデレだった、と思ってこちらに書き込もうと思ったらクーデレ設定が。そうですね片山さんはツンというよりもクールでした!冷静で落ち着きある大人の色香漂う良いクーデレでした。
2巻を読む前に1巻を読み返したのですが、片山さんは好意について最後まで絶妙に曖昧な態度でしたね、そうでした。片山さんのいけずぶりに再萌え。
そして今作で…高宮くんの忠犬ぶりを鑑みるに胸熱な展開でほっこり安心しました。
後は要所要所で思わず浮かれる高宮くんの可愛らしさに萌える!
身体の関係はありながらもラブラブとは言うには厳しい関係の、坊っちゃん・高宮と仕立て屋・片山の続編です。
相変わらずな高宮のワンコっぷりが可愛くて仕方ないです。
対しての片山も、何考えているか分からない温度の低〜い感じは変わらずとも、ふとした時に見せる高宮に対して心許している感じにキュンときます(*´Д`*)
そんな2人の前に現れた、片山の前の仕事仲間の寺島。
片山に迫ったりするあからさまな当て馬ではないが、仕事のできる寺島に高宮は劣等感と嫉妬が入り混じった複雑な感情を持ちます。
寺島は片山にイギリスで一緒に働くことを誘うのですが、それに対して高宮が片山を引き留めずに送り出すのはには驚きでした。
自分が片山の枷になってはいけない、という高宮の想いが何とも切なかった。
片山がイギリスに旅立った後の展開は萌えまくりです…!
高宮の成長と、分かりづらいが片山の高宮への想いが感動にも似た気持ちに。
本っ当…高宮頑張ったね…良かったね…と。
面白く読めたが、やはりラブ面に少々不満が残っていた前作。
今作も一般的にラブラブ〜とは言い難いのだけど、明らかに愛がありました!!
前作を読んだ方は今作読まないと勿体ないと思います(*´ω`*)
13年越しの思いを伝え、身体の関係は結ぶようになり、何となくテーラーの店主・片山もきっと悪くは思っていないんだろうなぁ…というのがほんのり伝わってきた一巻。
この二巻は、寺島という片山の元同僚が登場します。
彼はイギリスの名高い老舗テーラーの元で働く若手実力派で、片山の腕を知ってる彼は、町のテーラーとして埋もれている片山のことが歯痒くてイギリスに連れて帰りたいと日本にやってきて…。
この寺島は片山と対等な関係であり世界で活躍している人物なので、学生の坊ちゃんにとっては自分にないものをもっていて何となく焦燥感を覚えてしまう…という大人の壁を感じさせる存在というんでしょうか、ただの単純な恋の当て馬ではないキャラが良かったです。
坊ちゃんは相変わらずワンコだけど、二人のやり取りを見聞きしていた寺島から「高宮くんてお母さん?」と評されたとおり少しオカン気質も加わりました。
酔っ払った片山の面倒を見たり、風邪を引いて熱を出した片山の看病をしたり…。セックスの時以外は隙のない顔を見せていた片山が弱りきって坊ちゃんに全てを委ねているんです。萌える。
そしてその時の坊ちゃんが可愛い。片山がだるくて肩にもたれてきたら「オッホゥ♡♡」と声あげてみたり、熱でうなされる片山のほっぺに手を添えて「しばらくこうしてて 冷たくて気持ちいい…」と言われたときに全力で「はいっ」と答えているところとか声あげて笑っちゃった。
一巻のような押せ押せパワーは少し控えめになり、相手のことも考えられるようになってきた坊ちゃん。
イギリス行きの話も自分の気持ちは抑えて、にこやかに「いい話だと思います。」と片山の背中を押した坊ちゃん。
少しずつ大人になりつつあります。父から紹介された会社でのインターン生活。片山に仕立ててもらったスーツもだいぶ板につき一巻のときのような七五三感もなく、自分の立場ややるべき道を見据えている様子で頼もしい。
そしてイギリスでの再会での二人の様子&坊ちゃんの少し落ち着いた雰囲気や、帰国して抱き合ったときの片山の笑顔(坊ちゃんからは見えないけど)、描き下ろしの「僕にはそういう人は一人だけでいいよ」がとっても良かったー。
良かったの一言で済ますのはいかがかと思うけど、好きとは言わないけど片山の心情、それにこれが彼の愛情表現だっていうのが伝わってきました。
そして片山にとっての「帰りたい場所」になった坊ちゃんに、がんばったねと言いたいです。
ところで片山がお客さんからお土産でもらった活ロブスターを「目玉焼きを焼くくらいに簡単」と言った坊ちゃん。あんた凄いわ…。
どうしたらいいのか私も知らなかったので思わず「活ロブスター レシピ」でググってしまいました。一番簡電子限定のおまけは、寺島と食事した?と尋ねる片山。二人きりだったということを知り、なんだか面白くな単なのは茹でるといいそうです。
というわけで、坊ちゃんは片山の胃袋も掴んですごい。仕事も有能そうだし、賢く素直で素敵なスパダリになりそうです、というか、なりつつある。