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koubutsu wa kossori kakushite hara no naka
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
蔓沢つた子先生の作品は全て好きですが、このシリーズは繰り返し読んでは楽しみ幸せになっています。
好物はいちばんさいごに腹のなか、前作を読んでいなくても楽しめますが、読んでいるとより楽しめます。
そしてシリーズを揃えてぐるぐる回遊するように読むとより楽しめます。
シリーズ通して、家族同士の付き合いがあり、仕事の関係のあるカップルが出てきますが、寿命と年齢差だけが気になるところで、背徳感が一切ないのもこのシリーズの魅力です。
ノエルとコテツ
ネトゲ廃人となったノエルを、両親の仕事仲間のコテツが引き取り、同じマンション内の別の部屋で同居をしているお話。
子どものころからずっとコテツが大好きで、年齢差、立場の違いを乗り越えようとするノエル。
ノエルのがんばり、あきらめ、あれやこれやがとってもかわいいです。
そのノエルをずっと好ましく思いつつ、抑え続けてきたコテツの穏やかで大きな愛が素敵です。
両片想いで、それぞれの覚悟が、かっこよくてどきどきしました。
ルークとカズヤ
ノエルとコテツ同様、年齢差、立場の差がある2人です。
カズヤが赤ん坊のころから、慈しみ、可愛がってきたルーク。
成長して同じモデルになってからのカズヤはルークへの恋愛感情を抱きつつ、ルークの分離不安症という苦しみ、これまでの関係からの変化を穏やかに進めていこう、と、努力していきます。
かなりハラハラがありつつも、カズヤの覚悟と決断、それに根負けして、カズヤとの恋愛に飛び込むルークの覚悟に、胸打たれました。
メロとノリス
先の2組と違い、早々に恋愛感情を抱き、恋人関係を持ってきた2人。すんなり恋人関係になっている2人ですが、最も重たい関係でもあります。
ストレスによる血尿、痴話げんかでの脅し文句が去勢、と、なかなかおっかない2人です。
光源氏と紫の上のような関係の2人が、大人になって、改めて仕切り直して恋人関係を築きなおすお話でした。
ちょっとおっかないけどかわいい2人です。
ややネタバレありです。
前作のノア×カズイ、蓮太郎×米蔵、夜須田×直親の子供達のお話です(蓮太郎×米蔵の息子の正親はほぼ出番なしです。次作ではメインなのでそちらをどうぞ)
3カップル成立しますが、うち2カップルは父親の仕事仲間というのもあり年の差がある様ですが、見た目若いのであまり感じないです。
あと1つ目・2つ目に関しては、ちょっと受けが女の子っぽいなーって感じ(^_^;)
話の内容は好きなんですけどね。
今回もエロ多めです。
1つ目はノア×カズイの息子のノエル君の話。ノエル君のお相手は父のモデル仲間のコテツくん。幼い頃より好きだったコテツくんとノエル君は一緒に住んでいました。ノエル君はアプローチするもなかなかコテツくんは靡きませんが、ちゃんと我慢出来る男だったのです。まぁ、成人までは待ててないですが……!
2つ目はノア×カズイの息子のカズヤくんと、またまた父のモデル仲間のルークくん。ルークくんは分離不安があり恋人に依存しすぎることから何人もセフレがいる状況でした。ルークはカズヤが小さい頃から溺愛しており、カズヤもルークが大好きでした。ルークは自分の分離不安にカズヤを巻き込みたくないと拒絶しますが、カズヤはルークに依存されることが嬉しいといいます。ルークはなんだかんだ絆されてカズヤと結ばれました。ルークは結構女の子寄りの見た目で可愛いです。体格差もあります。
3つ目はノア×カズイの息子のノリスと夜須田×直親の息子のメロちゃんの話。メロちゃんはとても繊細でストレスを感じ易い男。そんなメロちゃんとノリスは相思相愛で両方とも執着強い恋人同士でした。特にメロちゃんは繊細な割に策士で強引。ノリスを言葉巧みに束縛します。他の2作品に比べ恋人スタートのせいか、エロも多めな気がしますです。メロちゃんもガタイがいいため、結構ガチムチカップルかな?顔は可愛いです。
個人的には今回のベストカップルです!
『好物はいちばんさいごに腹のなか』でノアとカズイの間に産まれたノエル、カズヤ、ノリスと夜須田と直親の間に産まれたメロのお話です。
コテツ✕ノエル
ノリスの未成年飲酒は咎められてほしかったです。
コテツはノエルが成人するまで待っているつもりだったのにノエルがその気持ちを踏みにじってしまったのが残念でした。
カズヤ✕ルーク
ルークがカズヤ以外に抱かれているので苦手な方はご注意下さい。
カズヤが一途にルークを想って童貞を貫いていたことに好感が持てました。
ノリス✕メロ
ストレスに弱いメロにわざとストレスを与えるノリスには全く共感できませんでした。
ノリスにはこれから大人になってほしいです。
DMMは白抜き修正です。
シリーズもの。猫を祖先に進化した猫人さんたちの恋のお話。
この巻は、年の差カップルが2つ。
お世話係だった随分年上のコテツくんに憧れて10年。小さかったノエルは青年になって。。
小さかった頃にフェロモンを出してみたが、コテツには全く効かず、失恋したと思ったまま成長したノエル。でも実は。。
というお話。
他に、一人になると不安になるという分離不安症のルーク。幼いカズヤに懐かれていたが、大きく成長しても恋の対象として熱烈にアタックしてきて。。
というお話があります。
常に誰かにそばにいてもらい、Hもしてしまうというルークですが、ヤキモチをやいて独占してくるカズヤに。。
レーベルというか作者さんお得意のHシーンは健在。
『好物』シリーズ第二弾です。
読む順番としては『好物はいちばんさいごに腹のなか』→『好物はこっそりかくして腹のなか』になります。
『好物はいちばんさいごに腹のなか』に出てくるノアとカズイの子供や
夜須田と直親の子供が出てくるので
最初にこちらを読んでから読むのをおすすめします(*´▽`*)
どのお話も可愛くて、幸せがいっぱいです♪
ノリス×メロのお話に関しては当て馬が出てきて
メロちゃんの貞操の危機がありハラハラしました。
ノリスー!!!!って怒りたくなります。
でも、それ以外はほんとに基本的に甘々で
ほのぼのとした気持ちで読むことが出来ます。
甘くてエッチも多くて最高でした(*´▽`*)
作家買い&シリーズ一作目「好物はいちばんさいごに腹のなか」が大好きなので、レビューもあまり見ずに購入しました。
今作は一作目のCPノアとカズイ、二人の子供たちのお話です。
他CPの子共との絡みもあるので、
どんな物語だったっけ?と前作を読み返す良いきっかけにもなります。
子供から大人になっていて、最初は誰が誰だか分からずに戸惑ったので、帯裏にある家系図がとてもありがたかったです(笑)
また、三作品が同時収録されていることもあってか、カップルになる速度も速めでどこか駆け足感があり、一話一話に少し物足りなさを感じました。
話の割合的には
「好物はこっそりかくして腹のなか」2.5割
「好物はあまくとかして腹のなか」2.5割
「好物はゆっくりじっくり腹のなか」5割(前編・後編あり)
という感じです。
描きおろしは「好物はあまくとかして腹のなか」です。
私的には最後の「好物はゆっくりじっくり腹のなか」が、三つの中では一番好みでした。
年下攻めが泣いちゃうのに弱くて、キュンキュンしました。
今回のお話はどれも、受けの方が攻めを好き!な印象でした。
でも攻めもちゃんと受けの好き、という蔓沢つた子先生のCPだなぁと思いました。
いつもハッピーで終わらせてくれるので安心して読めます。
雰囲気も好きですので、
期待も込めて次巻「好物は真夜中のうちに腹のなか」も購入します。
わたなべあじあ先生の「ライカン」と似ていて違う、アジア先生の猫人は生殖機能が退化している。つた子先生の猫人は、望むと埋めちゃうらしい。オスもメスも区別なく子供を産むことができる、猫を先祖に進化を遂げた「猫人」。
獣人が主に狼の他作品の設定と比較すると、お人よしで可愛らしい顔と身近な動物=猫の世界は、とても可愛らしい。
▼登場人物:複雑だから巻末の相関図必読。「好物はいちばんさいごに腹のなか」の続編。
カズイ(雑種猫)とノア(メインクーン純血)の子が、沢山増えていた。
双子の男子:ノエル、カズヤ、
男子:ノリス、
三つ子の男子 ・・計六名、みんな父親似で毛並みがよくてかわいい。
▼以下、あらすじ。
巻末の相関図見ながらじゃないと、こんがらがっちゃう。
▽好物はゆっくりじっくり腹のなか:主人公はノエル
フェロモンを相手が認めてくれなかった時=気持ちを伝えることなく終わる恋=無言の失恋、という
ノエル君は、かわいいのに好きな子と相愛になれない。
ノエルはモデルのコテツ(ボンベイ純血)君が初めての発情相手。ノエルのフェロモンにコテツ君は反応しなかった。無言の失恋を経験。
その後、好きな子にアプローチフェロモンを出したら、「臭い」と拒否されて、再び失恋。
そして、ネトゲとネットビジネスにはまって、引きこもりになったノエル君。
見かねたコテツ君が、一緒に住もうと誘われて、成人するまでという約束で、同居を始める。未成年のノエル君は、またたび酒をコテツ君に勧めて・・
★ノエル君が作ったソシャゲの足踏み操作盤、ホントに作った人が居るらしいのですが、著者がソレを知っているなら、伝説の猛者ギルドに居た人かな?
▽好物は甘くとかして腹のなか:モデルのルークとカズヤ
分離不安症、依存症のルークは、酷くなると自傷行為をしてしまう。
恋人を作れないので、恋人役を雇っていた。
赤ん坊の時になついていたカズヤとモデルの仕事で一緒になる。
色々あって・・・ルークと結婚してモデルを辞めるというカズヤ。
▽好物はコッソリ隠して腹のなか:メロちゃん(夜須田の子)とノリス
夜須田の子、めろちゃんはストレスに弱くてすぐ血尿が出る
メロちゃんは、ノアの三番目の息子;ノリスが好き。
ノリスに食べさせたくて料理人になっためろちゃん。
パパのノアに似て背が高い美男子猫人に育ったノリスに
親譲りの非モテフェロモンのめろちゃんは、嫉妬すると濃いフェロモンが出る。
ノリスがメロちゃんに嫉妬させようと仕組んだら・・・
▽好物は愛して育てて腹のなか:ルークとカズヤの続き。
ルークは、カズヤと距離を置くテストをする
ルークのフェロモンを辿って、カズヤはすぐに見つける・・
どれも、とても可愛らしくて面白かった。神評価。
今回はノアとカズイの子どもたちの成長が読めるのですが、どのCPも甘くてかわいいが過ぎて興奮でダメージがすごいです。ありがとう。
私は表題作であるノリス×メロが特に好きです。
ノリスはノアとカズイのところの三男ですが、メロは夜須田さんと直親の子どもです。幼馴染カップルですね。メロちゃんはストレスに弱い繊細な性格なので、騒がしい他の兄弟たちよりもノリスのことを構ってることが多かったので、ノリスが絵本のパンケーキを食べたいって言った時には作ってあげようと頑張ったりしていました。勝手に火を使ったことを両親に怒られたりもしましたが、失敗したパンケーキをノリスが笑顔で食べてくれてその顔でときめいてしまったメロちゃんはノリスと結婚することを決めます(こういうところが夜須田さんに似てる)まだ小さなノリスと結婚の約束をし、成長する中で性的な教育はメロちゃん自身がするというとんでもなくツボな展開で口から砂糖でも出てきてしまうと錯覚するほど萌え転がりました。そんなかわいい幼馴染カップルなのですが、ノリスは普段メロちゃんがあまりフェロモンをくれないことを不満に思っていて、メロちゃんは元々そんなに体質的にフォロモン出る方ではないことや、ノリスが年下なので制御してくれてたんですけど伝わらないんだよな~かわいい。で、メロちゃんのフェロモンが嫉妬で出やすくなると気づいてしまったノリスは、フェロモン欲しさにメロちゃんを嫉妬させるようなことしまくるんですが、メロちゃんのそれはストレスで調整不能になってるだけなので、他の雄に抱かれそうになります。それでノリスは反省して仲直り。メロちゃんマジでストレスに弱いんだから長生きさせてあげてくれよ、ノリス。あと、メロちゃんとのほのかにえっちな幼少期本当にサンキューな。お互いしか知らない体と心というシチュが最高過ぎた。
ノアとカズイの長男のノエルや、次男のカズヤのお話ももちろんよかったです。二人は小さいころから面倒見てくれていたノアのモデル仲間とイチャイチャしています。
コテツ×ノエルも結構好きで、色々なトラウマが積み重なってノエルはこんな感じの子に成長したんだろうなというのと、でもなんだかんだで両想いなんじゃん!!おめでとう!!!幸せになって!!!って気持ちです。
カズヤ×ルークもかわいいのですが、ルークの疾患のことがどうにも気になって話に集中できなかったので、かわいかったよという程度の感想になってしまいました。
ベビーちゃんたちが成長して大好きな人と結ばれるというつながりがとても心を温かくするとてもいい作品だなと思います。えっちでハッピー!
正しい順番は↓なのですが、最初にこの作品を読んでしまいました。大きな問題はないですが、既読で挑んだ方が序盤の関係性がつかみやすいし、成長を楽しめるかと。
・好物はいちばんさいごに腹のなか
・好物はこっそり隠して腹のなか
・好物は真夜中のうちに腹のなか(未読)
カップリングのバラエティが豊かなので、属性の好み(年上×年下とか)より、蔓沢先生の絵柄が好き、ケモミミが好き、むちむち体系のエッチが好きな方がより楽しめるかと思います。
◾︎コテツ(モデル 黒髪 短髪)×ノエル(長髪 年下 ゲーマー)
収録されているCPでは一番好きでした。ノエルがコテツ大好きなのが伝わる一方で、コテツもノエルのこと大事にしてて激甘です。
◾︎カズヤ(モデル)×ルーク(可愛い系)
ビッチ受け好きなのですが、こちらはハマらず。病気設定があまり好きではないからかも。
◾︎ノリス(表紙右)×メロ(表紙左)
CPの左右は自分は大正解大満足でした。メロが好き〜
ノア×カズイの子供たちの双子ノエル、カズヤ。
三男ノリスのそれぞれの恋のお話。
ノエルとカズヤはノアの仕事仲間と幼い頃から
募らせていた恋が成就。
ノエルはコテツに、カズヤはルークにかなりのご執心。
ノリスは夜須田さん×直親の息子メロに幼い頃から
ロックオンされメロからフェロモン教育を受けてそのまま
脇目も振らずメロ一筋に。
メロのオッドアイ、好きなんですがあんまり目立たなくて残念…
登場人物が多いし、関係が絡み合いすぎて
ここまででも息切れ状態(笑)
全部読んで思ったのは『依存・執着』が感じられる
お話だったなあ〜と。
みんながみんなお互いを好きすぎて両想いで、
好きメーターがぶっ飛んじゃってました。
特にカズヤが爽やかな顔をして一番粘着質〜!
描き下ろしのどエロいシーンでのルークへの言葉責めが…
まあ〜ねちっこかったー!
不安になりやすくて寂しがりなルークにはあれぐらいの
熱量が丁度良さそうですけどね(*´`*)
前巻のカップルのノア×カズイや、夜須田×直親の息子達の恋愛が3作品収録されています。皆キャラはそれぞれ異なるのだけど、ストーリーの雰囲気はそんなに差がないというか、お互い好意を持っているのが最初から分かるし、濡れ場への移行も躊躇いがなくスムーズだしという感じで、正直どれも似たような話に感じてしまいました。私は前巻の方が、各CPにしっかり独立した魅力があって、より印象に残る作品だったかなと思います。前巻のカップルの後日談が2組くらいと、新たな子供達の話が1、2組収録されているとかの方が良かったかもしれないですね。
前作「好物はいちばん最後に腹のなか」のこどもたちの話です。前作を読まなくても大丈夫かとは思いますが、読んでいた方が世界観がわかりやすいですし、ちょっとした親CPの萌え要素も楽しめると思います。
CPのこども時代の描写もあってかわいいです(特にカズヤ)。
個人的にやすださんCP(前作のCP)の夫婦っぷりが板についてたのが萌えました・・・!!そのこどものめろちゃんもかわいい!!
それと前作よりエッチ度・・・というかグチャグチャ音は多めだと思います。
男も女も関係なく「フェロモン」で子どもを作る猫人間世界シリーズの続編。
新刊が出てたのは知ってたけど、予約して買っていたような、実は買っていなかったような、どっちかわからないままずるずると今日まで来てしまいましたが、ようやっと読みました。
猫ちゃんたちはかわいかった。
かわいかったけど、まとめて続けて読むと、最初の方はいいんだけど、登場キャラが変わっても、お話の結末自体は同じような感じなので、それぞれちゃんと両想いでハッピーエンドになってよかったねとは思っても、微妙に飽きてくるというか、なんというか、、、
エチシーンの描き込みがごちゃごちゃしてるっぽいのも、読み飛ばしちゃいたくなるというか、、、
ハッピーエンドのエロエロばっかり読みたいって気分の時にはいいと思うよ。
前作で結ばれたカップル達の、お子様方の物語。
前の方々が書かれていらっしゃる通り、
読み終わった後、どれが誰だっけ?と、ごっちゃになってしまい、
改めて一作目を読み直してしまいましたよ!
全体的にハイテンションで、ぱたぱたぱたとお話が進んで行くので、
飽きずにテンポよく読めるのですが、
なんかこう……ちょっと似たような展開で、ホント、どれが誰?状態。
でも、そんな時はカバー下を見ればすぐわかる関係図がありましたよ!
なので私みたいに一巻から読み直さなくても大丈夫!
(電子にも付いてます!v)
しかし今回のお話は、至極切ない展開に、きゅんとさせられました。
寂しがりが救われるお話に弱い私……v
残念なのは、エロいシーンが男性向けのように読めてしまって、
私的にはちょっと萌えなかったところ。
男性向けはあまり読んだことないので、どこがどうとは言えないのですが……
うーん……要するに、受けが女の子っぽいってことでしょうかね……
見た目ではなく、扱いが。
オメガバースとか読んでいても、そう感じたことってなかったのですけれど、
なぜでしょう?
ストーリー的には悪くないのに、エロいシーンでちょっと萎えてしまうという……
なので、ちょっと厳しいかもしれませんが、評価的には「中立」で!
でも、猫っぽい描写は好きですv
ストレスに弱くてすぐ血尿出るとか、
尻尾が感情を語ってるところとかv
『好物はいちばん最後に腹のなか』で夫婦になったノアとカズイの子供たちのお話が短編で収録されています。
まずは長男のノエル。ノエルの好きな人はコテツくんでパパと同じモデル事務所所属。同じマンションに住んでいるのでノエルが引きこもりになって弱りきっていたときに引き取ってコテツくんのところでノエルは間借りさせてもらっています。
次はそのノエルと双子の弟カズヤとパパの仕事仲間でモデルのルーク。カズヤも赤ちゃんの時からルークにだけベタベタになついていて、月光浴の時にルークの尻尾をべしょべしょになるまでなめてるカズヤは最高に可愛いです。ルークは一人になるのが不安になってしまう病気なので夜の相手を常に何人かキープしているような子です。
最後のカップルは先の双子の弟、ノリスと幼馴染みのめろちゃん。めろちゃんの方が年上なので小さい頃にパンケーキを作ってあげたら、美味しそうにノリスが食べてありがと♥と言われたことからコックを目指して大人になってからも日々ノリスのお腹を満たしています。この二人だけは年も近いので最初からカップル設定です。そして、こちらがタイトルになっているお話です。
双子のお話の方はノエルもカズヤも赤ちゃんの時に今のパートナーはすでにモデルをしていて、その時から双子になつかれていてと言うパターンなので少しショタっぽさがあり、苦手な人もいるかもしれません。私は子猫時代の二人ともの可愛さが勝っていたのでそこら辺は気になりませんでした。
とにかく全編あまーい、いちゃいちゃな内容で癒されました。
前作のノアとカズイの長男編。
フェロモンで告白よりも先に相手に好意を伝えられるせいか、相性によっては無言で拒絶されてしまうなど。
トラウマを生んでしまう設定にすんなりと感情移入。
父親の華やかさとは対象的なのが尚孤独を感じてしまいます。
なのに自分のダメな部分を誰のせいにもしない優しさ。そしてズルさ。それを見守るコテツの自分本意な愛情表現など、マニアックな個性ばかりなのに、物語としては愛着を感じてしまいます。
そして次男、三男と小さい時から出会っていた運命の相手との恋模様。
やはり、少し際立つ個性を上手に表現される作家さんだなと実感しました。
妊娠、出産と、BLとは程遠い単語が頻繁に出てくるせいか、どうしても頭の片隅で唸りながら読み進めましたが、前作で免疫がつき、更にそのお子達ということで。
幸せな家族の片鱗を見届け、独特の世界観を楽しむことができました。
三組のカプが登場するけど、わちゃわちゃ感がすごくて読み終わった直後ですら、三組のカプの違いが思い出せない…ごっちゃになってしまう。
三組とも、ノアとカズイの息子&それを幼少時から可愛い可愛いしてる年上という組み合わせで、モデル率も高いので誰が誰状態になっちゃうんです。(カバー下に相関図があるのでそれに目を通すことをおすすめ)
はっきりと思い出せるのは、どれもエロが濃ゆかったぁ……ということでしょうか。
ほんと甘エロで正直お腹いっぱい感あります…。
そのなかで一番好きだったのが冒頭の【好物はゆっくりじっくり腹のなか】モデル×長男ノエルカプ
思春期の初アプローチで出したフェロモンを「クサイ」と言われた不憫な過去を持つノエルのいじらしさと、ノエルを大切に思っているからこそ、ノエルから漏れ出るフェロモンにぐっと耐えて手をださないイケメン攻めという構図に萌えました。
発情設定についてはこちらの作品では最後まで説明がなかったけど、受けしか発情・フェロモン出さないんでしたっけ?(攻めが出してる描写がない)
そしてフェロモン出さないと攻めはエッチする気にはならないんでしたっけ?
最後まで読んだけど思い出せなかったので、やはり出来れば前作を読んでからこの本を手にしたほうがいいと思います。
「ノアとカズイの子供たちの話」とあったので、前作を読み直してまいりました。
復習は完璧です。でもあの頃はあかちゃん〜幼児でストーリーに絡んできていなかったので、読んでいなくても大丈夫だと思います。
ただ読んでいる途中で「これは誰だった?」と思うことが数回。
最後にカバー裏にある相関図を発見して、「先にカバー取ってみればよかった…」と思いました。
【好物はゆっくりじっくり腹のなか】
父ノアのモデル仲間・コテツと長男ノエル
前作で「この子だけ顔がカズイ似…」と気がかりだったんです。
ノエル目線です。幼い頃のエピから学生時代の出来事が切ない…。
フェロモンに当てられたコテツに「そんなにもくさかったですか」と声を絞り出すように訴えるノエルの姿で涙腺崩壊。いじらしい。コテツの気持ちも分かるだけに切ない。それだけにしあわせ感も倍増でした。
【好物はあまくとかして腹のなか】
次男カズヤと父ノアのモデル仲間・ルーク
分離不安、思わず調べました。すごく厄介な障害なんですね…。親が愛情を注ぎすぎた結果がこの状態なんてやるせないですが、友人宅を転々としてもいい。だけど肉体関係は結ばないとだめなの?とまた潔癖すぎる悪い癖が出てしまって、ルークに同情しきれなかったです…。
カズヤは本当にいい男に育ちましたね。
【好物はこっそりかくして腹のなか】
三男ノリスと夜須田×直親の長男メロ
あの赤ちゃんがこんなに立派に!しかも相手が夜須田と直親の子供!こういう楽しみがある作品っていいですよね。読者も一緒にみんなで見守ってる感じがします。
メロの体がひたすら心配でした。
このシリーズは作者さんのタイトルの付け方が素晴らしすぎて感服します。
「好物は〜腹のなか」という縛りの中で、読む前は「今回はどういうこと?」という期待感を煽って、読んだ後にはすとんと落ちて「なるほどー」となる。
タイトルも楽しみのひとつにできるってすごいことだ!!
相関図で蓮太郎と米ちゃんのお子さんが「今回出番ナシ!?」になっていたので、続きがあるんですよね!?今度はどんなタイトルになるのか楽しみです。
前作既読です。
前作に出てきたCPもみんなそれぞれ個性がきちんと立っていて、魅力があったのですが、
さすが、今作も付けさせて頂いたタイトルの通り…この親にしてこの子あり!!って感じです。
そしてケモミミ可愛い。最高。モフモフ(*´Д`)
特に私は表題作ではなく、同時収録作品の『好物はゆっくりじっくり腹のなか』が長髪好きということもあり、どんぴしゃで好きでした。特にノエルが。
ストーリーは予想の範囲の展開なのですが、この作品の中では重要となる「フェロモン」が好きな人にきかなくて、大胆な行動に出てしまう受けちゃんがとっても好きです。
そしてゲーム機の制作、操作で活き活きしているノエルが可愛い♡
全てエロ度も高めなので、人恋しくなるこの時期にはぴったりな一冊かと思います
前作が良かったので購入。個人的には前作以上に萌えました。
キャラクターがたくさん出てきますが、それぞれ個性的なのでキャラ被りすることもなく楽しめます。
私的にはカズヤとルークのカップリングが一番ツボでした!ルークが分離不安症っていう特殊な設定で、1人では生きていけないのにカズヤのために好きなのを必死に我慢してるのが健気で可愛いです。それがバレバレなのも萌えました。
カズヤはおっとり攻めって感じなんですが意外とガツガツしてて見え隠れする男らしさがツボでした(*^^*)
それぞれのカップリングの幼少時代がわちゃわちゃしててとにかく可愛いです。
エロ度がかなり高めでガッツリなのでそれ目的の方も満足できると思います!
可愛くて大満足でした!
猫好きの私には、前より猫度(?)高めで、ちらほら入れられてる猫特有の描写がたまらなかったです。
今作は前作の主人公たちの子どもたちのお話ですが、前作のキャラがしっかり印象に残ってて覚えていたので、それほど混乱せず読めました。
前作でカズイの子猫たちが走り回ってるのを見た時から可愛さに心惹かれガン見してたくらいなので、可愛く美しく成長した姿を見るのは楽しかったです。
しっかり両親の特徴を受け継いでるのが見られて、思わずにやり。すでに世界観に慣れているのもあって話の展開に意外性はないけど、前作のモチーフを見つける楽しみがあって関係性萌え、オタク気質な私にはとても楽しめました。
にゃんこだけに、ライフサイクルが速いし、老化があまり顔に出ないのかな。可愛い年の差カップルでした。
お気に入りは、長男のノエルくん。
顔はカズイそっくりの敬語キャラなのに、毛並みはノアさん似でとっても可愛かったです。控えめなのに意外と押しが強くて、しっかり両親の特徴が見られますw いちばんカズイ似なので、ノアさんが溺愛するのも分かる(*´艸`*)
次男カズヤくんと三男ノリスくんは文句なしの美形に育ったけど、2人とも病み気味なカップリングw センシティブなパートナーなので、あまりいじめず大事にしてあげて欲しいです^^;
可愛い話だけど、かなりエロが多いので、その点は注意ですね。
前作を読んでいないとわかりづらいかもしれない今作。
ノアとカズイの子供達のお話ですがとにかくてんこ盛りです。
相関図必須です。
蔓沢先生の作品ではコンプレックスを抱えているキャラが多く、そこがとっても好きなので・・
今回もそれぞれのCPでいじいじ、もじもじしているダウナーキャラ達が幸せになっていく様を見てニヤニヤしていました。
ラブラブなネコちゃん達を読んでほっこりしたい方にはぜひお薦めします。エロは多めです。
前作のカップルから生まれた子供たちがそれぞれ、ノアさんのモデル事務所つながりの相手とくっつく話です。カバー裏(電子版だと一番最後)に一覧があるので、それを見てから読んだ方が良いと思います。
一覧には載っていませんがノアとカズイの間には、前作に出てきた3人の下に三つ子がうまれたようです。はじめに約束した通り子だくさんになっているようで微笑ましい。
はじめにうまれた双子が本作でノアと同じ事務所の純血モデルさん達とくっつくのですが、彼らモデル仲間の中でノアが一番年下というセリフがありびっくりしました。いくら見た目は変わらなくても、父親より年上の人とくっつくってスゴイ。
3組の中では表紙のカップルが一番好きです。他は体型や髪型のせいか、ちょっと男女っぽく見えたのが残念。ヤンデレちゃんは正直面倒くさいかな。
何でもない会話のシーンでも長いふさふさの尻尾が表情豊かに動いていて癒されます。蔓沢先生は本当にネコがお好きなんだろうな〜。⬅︎先生のお名前、蔓(つる)が読めなくて変換できず今調べました。勉強になりますね。
エッチなシーンは前作以上にきちんとあります。
全体的に前作以上かと言うとちょっと怪しいですが、前作が好きだったら是非。子煩悩パパになったノアさんも見られますよ。
「好物はこっそりかくして腹のなか」からのその後の
スピンオフですね!!
待ってました!とばかりに早速買いに走りました。
子供たち世代のにぎやかな1冊☆
あんなに苦労して小作りしていたころからは信じられないくらい
子だくさんになった前作の受カプ含め
子供世代がラブラブイチャイチャな展開なのです。
なのですが、
なのですが・・・・正直キャラも増えすぎて
兄弟だの友達だのなんだの。
わちゃわちゃしすぎて誰がどのポジションに
いる子なのかがわかりにくい。
カバー下の相関図見てから読む方がわかりやすいかな。
もちろんこっちもかわいかったのですが
正直前作のほうが好きでした。
相関図確認してもっかい読む。
前作が大好きだったので期待大だったのですが、全体的にテンション高めでついていけませんでした。。
このワチャワチャ感が先生の魅力の1つだとよく分かっているのですが、個人的に今回はハマらず。。
キャラがどんどん出てくるのでなかなか感情移入がしづらかったのと、予定調和なところが多くて、あまりキュンキュンできませんでした。
短編ではなくもう少しじっくりした作品が好みです。
スピンオフとか関係性を楽しむのが好きな方にはオススメです。
これはこれは♪
すぐにでも孫編が読めそうな勢いの甘っぷり&エロっぷり!
蔓沢さんのキャラと言えば…という感じの難儀な子達揃いで濃ゆ〜くって、とっても蔓沢作品でした。
子供達ひとりひとりが両親のDNAをいろんな形で引き継いでるのが読んでて楽しい!
カップリングがバラエティに富んでいるのも◎
「好物はいちばんさいごに腹のなか」からのシリーズ2作品目ですが、カバー下に相関図が収録されていますので、前作未読でも関係性はざっくり掴めるかと思います。
↓カップリングはこんな感じ。
「好物はゆっくりじっくり腹のなか」
コテツ(ノアの同僚/前作にちらっと出てます)×ノエル(ノアとカズイの長男)
年の差カプで年上攻め。
ノエルは双子ちゃんの白い髪のほう。
コテツは前作でカズイが初めて事務所に行った時にノアと一緒にお出迎えしていた4人の中の黒髪の短髪くんです。
「好物はあまくとかして腹のなか」「好物はあいして育てて腹のなか」
カズヤ(ノアとカズイの次男)×ルーク(ノアの同僚/前作にちらっと出てます)
年の差カプで年下攻め。
カズヤは双子ちゃんの黒い髪のほう。
ルークは前作の同上のコマでコテツの右隣でアイス舐めてる美人ちゃんです。
「好物はこっそりかくして腹のなか」
ノリス(ノアとカズイの三男)×メロ(夜須田と直親の息子)
幼馴染みカプで年下攻め。
表紙の2人。左がメロ、右がノリスです。
このカプは攻め受けが予想と逆で嬉しい誤算でした!
前置きだけで長くなっちゃったので、一番ツボだった長男カプ・コテツ×ノエルについてちょろっと。
このカップルはちょっぴり切なめストーリー。
ノエルは小さい時からコテツが好きだったんだけど、フェロモンがコテツには効かなくて・・・というお話。
ですます口調のノエルがとってもかわいいです( ´∀`)
フェロモンの効かないコテツを一生懸命誘惑しようとしてるのもかわいくってきゅんきゅん。
ノエルのかわいい襲い受けキャラがとにかくめちゃツボでした!
髪が長いから女の子みたいに見えちゃうシーンもあるんだけど、蔓沢さんのキャラは不思議と私あんまり気にならなくて、ただただ可愛かったです♪
ノエルのことばっかり書いてしまいましたが、コテツはコテツでイイ男前キャラですよ♡
電子特典の描き下ろしは三男カプ・ノリス×メロのエロショートでした。
メロくんの大サービスショット!騎乗位でM字開脚ですよ…!////
これ電子限定でいいのかしら?!
煽るのもすっかり上手くなって…!
ノリスも赤面してたけど私も赤面しました(//∇//)
それにしても蔓沢作品はエロが激しい。これまでに増してエロエロじゃないかなこれ。
中でも描き下ろしの次男カプは仰け反るレベルのドエロさでしたね////(好きです♡)
あ、ノアとカズイにはさらに3つ子ちゃんが生まれていましたよ!
この子たちのお話も読めるのかな?
期待してます!
【電子】レンタ版:修正○、カバー下○、裏表紙○、電子限定特典(4p)付き
(前作「好物はいちばんさいごに腹のなか」は、件の条例で指定されてしまった影響でレンタやKindleでの配信がありません。他のストアでなら買えますよ)
「好物はいちばんさいごに腹のなか」続編
前作CPの子供世代、ノア×カズイの3人の息子を中心としたオムニバスです。
前作がめっちゃ好きだったので楽しみにしてました!
が、低評価になってしまった理由は先入観とのズレ(´•̥ ω •̥` )
以前作者さんのツイッターで子供ちゃん達が登場してて、
色々とCPや攻め受けを妄想してたのですが見事に撃沈orz
特に打撃食らったのは、
夜須田さんの息子が夜須田さんそっくりで受け。゚(゚´Д`゚)゚。
子供時代のイラスト見て、絶対攻めだと思ってた…。
加えて、子供の時から餌付けしてる萌えシチュは『攻め』で見たかった…。
ノアとカズイの息子のお相手も思ってたのと違ってて結構な打撃orz
私の先入観が悪いだけなんですけど嗜好から外れてしまいました(T ^ T)
前作に引き続き、尻尾の動きは可愛いし、発情設定萌えるし、猫ちゃんの世界は可愛いし、
子供世代を読めたのは嬉しかったです(﹡´◡`﹡ )
赤ちゃんの時のエピソードとかめっちゃ可愛い!
回想も盛り込んでるのでケモミミチミっ子も楽しめました♪
◆好物はゆっくりじっくり腹のなか(前後篇)
攻め:ノアと同じ事務所所属のモデル・コテツ(ボンベイ純血)
受け:ノア×カズイの長男 ・ノエル
子供の頃からずっとコテツが好きだったノエル。
初めてフェロモンを出した時にコテツには通じないと知り失恋。
その後、別の恋をするもトラウマが出来てしまい、ネトゲ廃人・引きこもりへ…。
心配したコテツが一緒に暮らそうと申し出てくれたのをキッカケに立ち直ります。
仲良く同居生活を送るけれど、コテツのことを諦めきれないノエルは、マタタビ酒で誘いーー。
コテツは成人猫鍛えたモデル、
ノエルは成人より1歩手前の在宅ワークゲーマー、
明らかな体格差は萌えた(∩´///`∩)
子供なりに一生懸命誘う姿可愛かったです♪
◆好物はあまくとかして腹のなか(単話+描き下ろし)
攻め:ノア×カズイの次男・カズヤ
受け:ノアと同じ事務所所属のモデル・ルーク
カズヤがまだ赤ん坊の頃からすごく可愛がってたルーク。
カズヤもルークにとても懐いています。
月日が経ち、ルークは分離不安症で依存しやすい性格を自覚し、セックス依存の気もあって、理解ある相手の元を転々。本当はカズヤが好きだけど、カズヤに依存するのは怖くて避けています。
しかしカズヤの方から執着してきてーー。
ちょっぴりヤンデレさもあるような一途な年下攻め!
「(ルークに)依存してもらえるようがんばる」とニッコリ笑顔だけど、
カズヤの方がルークに依存してる気がしないでもない。
24時間ベッタリしたいのはカズヤの方…だよね?
甘々ベタベタな共依存でした(^^)
◆好物はこっそりかくして腹のなか(前後篇)
攻め:ノア×カズイの三男・ノリス
受け:夜須田×直親の長男・メロ
親の繋がりで小さい頃から遊ぶ機会が多かった子供たち。
メロはノリスを一番に可愛がり、将来はノリスと結婚する!と決め、
小さなノリスにコツコツと言い聞かせ、せっせと餌付けし、成長とともにセックス指南してます。
しかし、メロは些細なストレスですぐに血尿になるメンタルが敏感な人。
ノリスが他の男と一緒にいるのを見ただけでイライラし、不安を募らせ情緒不安定に。
無自覚にフェロモンのコントロールがきかなくなってーーー。
上にも書いたけど、夜須田さん息子は絶対攻めだと思ってた…(・ω・`)
子供時代のエピソードはめっちゃ萌えたし、ロックオンの仕方が父親そっくりでワクワク。
だがしかし!ナゼに受け!!!。゚(゚´Д`゚)゚。
ノリスも攻めっぽかったから良いんだけど。
年下攻め可愛かったし、萌えもあるから良いんだけど。
でもメロは攻めで見たかった…。
完全に嗜好の違いですね、すみません。
ノリスの年下攻めはキュンキュンしました。
泣いちゃう年下が可愛いくて、とてもエロかったです。
作家買いです。蔓沢さんの新刊は『好物はいちばんさいごに腹のなか』のスピンオフ。前作が未読でも理解できると思いますが、ちょっと特殊な設定なので読んでいた方が理解は深まると思います。
全部で3つのCPのお話が収録されていますが、いずれも、『好物はいちばんさいごに腹のなか』のノア×カズイの息子たちのお話。
ネタバレ含んでいます。ご注意を。
『好物はゆっくりじっくり腹の中』
ノア×カズイの長男・ノエルのお話。
ノエルはゲームが好きすぎて廃人になりかけた過去を持つ。そんな彼の現在の仕事は、趣味を生かしたオンラインゲーム専用のマシンを作って販売すること。
なぜノエルが廃人になりかけたのか、という所を軸にストーリーは展開していきます。
ノエルの父・ノアと同じ事務所に所属する人気モデルのコテツのことが子どもの頃から好きで、でもフェロモンがきかず告白する前から失恋してしまったノエル。その後違う人に恋するも…。
過去の恋から、自分に自信を無くしてしまったノエル。そんなノエルが、めっちゃ健気で可愛いです。でもノエルは受け身なだけではない。コテツに振り向いてほしくて頑張るというガッツも持っている。
そして一方のコテツも。
いい意味で、大人で、そして紳士で。めっちゃカッコよかった…。
ノエルを大切にしたいという気持ちに満ち溢れている攻めさんで、とってもツボな攻めさんでした。
『好物はあまくとかして腹の中』
ノア×カズイの次男・カズヤのお話。
『好物はゆっくりじっくり腹の中』はノエル視点ですが、『~あまくとかして~』はカズヤのお相手のルーク視点のお話。
ルークもノアと同じくモデル。子だくさんなノア×カズイ夫婦のために子どもだったカズヤを預かることが多く、カズヤに懐かれ、そしてルークもカズヤを可愛がってきた関係。
ところがルークはある病を抱えていて、そのため恋人を作ることをあきらめている。
日に日に自分好みのイケメンに育っていくカズヤに、秘めた恋をしているけれど…。
カズヤの、ルークに対する執着心がヤバいです。
一見、ルークの方がヤバそうに見えるけれど、カズヤも相当ヤバいです。
完全にバカップルです。
王道ともいえる片両想いの彼らですが、すれ違いを経て恋人同士になる彼らに激萌えしました。
表題作『好物はこっそりかくして腹の中』
『好物はいちばんさいごに腹のなか』に収録されていた『好物はきづいた時には腹の中』の夜須田×直親の長男・メロと、ノア×カズイの三男・ノリスのお話。
親同士のつながりでノエル・カズヤ・ノリスの三兄弟と子どもの頃から付き合いがあったメロ。
その中で、少しずつ育んでいったノリスへの恋心。
パパ(夜須田さん)似の強引さでもって、ノリスと恋人になったけれど。
コテツ×ノエル、そしてカズヤ×ルーク、のCPとは異なり、この二人は序盤から恋人同士という関係。
なのだけれど、様々な試練が彼らを襲い…。
どのCPのお話も、めっちゃ、エロいです…!
蔓沢さん、絵柄が綺麗になりましたねえ。それもあって、濡れ場が超エロい。
フェロモン。
耳。
そしてしっぽ。
猫を祖先とした「猫人」という設定がフルに生かされ、そういった身体のパーツで発情している様がこれでもか!と描かれています。
そして、基本的に、どの恋人たちも、お互いを欲している様がきちんと読み取れるので、エロいだけではなくって、読んでいて優しい気持ちになれる。
登場人物が多いので読んでて人間関係が分からなくなる時があるのですが、カバー下に「好物シリーズ 相関図」が描かれています。これを見るとサクッと理解できるようになりますので、一度目を通されるとより深く作品に没頭できるんじゃないかな、と思います。
「猫人」という、ちょっと特殊な設定なので、もしかしたら好みが分かれる作品かもしれませんが、個人的にはとってもツボな作品でした。