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yokosu inu mekuru yoru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
菊池がちょっと可愛く見えてきました。この巻、ほとんど裸でほとんどヤリまくってます。私の脱いで&泣いて欲しい人ナンバーワン佐治ちゃんは裸足だけ見せてくれました。
この作品、やってる間全力で幸せそうな人がいない。菊池のはじゅかしいが1番幸せそうだったかな…幸せから遠い作品だ。菊池のモノが割に大きい。
ちょっとずつバックボーンが明かされてきました。生まれ育ちが原因ですよっていうのはありきたりな感もありつつ、新谷だけはナチュラルボーンではないかという一抹の恐ろしさ。
この作品が、凄すぎて〜他のマンガが面白くてない事がしばしばあるんだよね。
それだけ、気持ちを持っていかれるストーリーなんだけど・・・
この3巻は、3人がぶつかり合いってるような、描写が凄くて。
1ページ読んで、1ページ戻るとか夢中で読んでしまう。
すごく内容が切なくて、悲しくて、クライマックスに向けての起爆剤。
私は、どちらかと言うと〜3人で仲良く暮らして欲しい派かも・・・
最後のストーリーは、分かってるんだが。
菊池も救われて欲しいけど、どちらかと言えば、個人的に須藤さんと新谷さんがくっ付いて欲しいと、3巻では思ってしまう。
みんなの壊れっぷりがね・・・言葉に出来ないわ。心を保つって、大変だもんね。
神評価で4巻へ行くぞ!
1巻を読んだときに後味が悪くてもう読むのをやめようと思っていたのです。でも最後まで読めば全然違う印象になるかもしれないと思って2巻と3巻も一気に読みました。でもやっぱり私には合わなかったです。
特に最後の受けの2人が新谷にいたしてるシーンが特にダメでした。別に3pがダメとかではないのです。後味の悪い作品が全部嫌いって訳でもないのです。でもこの作品の独特の後味の悪い感じが合わなかったのです。私の好きな漫画家さんの好きなのばら先生の作品だから好きになりたかったのですが、この作品は合いませんでした、すみません。
前半は菊池のミッションが行われる前の束の間の幸せな時間。
幼少期から下の名前で呼ばれるのは叱られる時や、兄弟に万引きなどの犯罪をやらされる時だけだった菊池が新谷に優しく名前を呼ばれて、優しく抱かれて、好きだと言ってもらえて「このまま しんでもいい」と涙を流す場面が最高に切なかった…。
その後は新谷に拒絶された須藤が暴走し始める。
美由紀を人質にとって、菊池の前で行われたプレイは見てられませんでした。その後もウワァ…でしたし。
それでもいいと言った春真、そんな春真が可愛い新谷、2人を見て孤独を思い知る須藤…特に受け2人には生き地獄ですね。
胸が痛い3巻ラストでした。
や〜何とも辛い。泣
新谷が菊池と須藤の間で揺れている?と不安だったけど、菊池に応えて菊池に「好き」と言ってあげて、前から抱きしめ合えてよかった。涙
菊池が「これだけでいきていける」「しあわせ です…」と言えてよかった。まずはここがよかった。
菊池が新谷に「いい名前だな」「春真」と呼んでもらえたこともよかった。菊池の反応がうれしそうでね。そらがたまらんですよ。涙
新谷がその後すぐに春真呼びになったのは罪な男やなと思ったけどw でも菊池、や、春真が喜んでいるからいいよ。
菊池が言うように、初めてちゃんと自分を見てくれたのが新谷だった、やさしくしてくれた、初めてやさしく名前を呼んでくれた。
佐治が言っていた、自分の存在意義を初めて感じられた。
新谷に認められ、やさしくされ、好きと言ってもらって初めて、生きていてよかった、と思えた。
だから、死んでもいいとも思える。
そして、新谷はけじめをつけ、須藤の願いを断った。男だわ。ここもよかった。
が、こっからですよね!
須藤の攻撃。
そりゃ新谷の大切な菊池と妹を狙ってくる。
佐治が「須藤には気をつけろ」と忠告していた通りになってしまった。
菊池の借金返済のため新谷は須藤の話に乗ったので、致し方なかったのではとか、新谷だけが悪いとは思わないと思うんだけど。
新谷は、始まりのカードを寄越したのは菊池、その先は俺のせい、と考えているんですね。
言い訳や人のせいにしないのが新谷のいい所だな。
タイトルの寄越す犬は菊池のことなのね。
菊池を犬みたいだと新谷が言っていたけど「寄越す」はカードの意味だったのか。ディーラーだしね。
そういえば新谷と菊池が致している時、近所の犬がやたら吠えていたのはこの先のことを暗示していたのかな。
じゃ、タイトルの「めくる夜」は須藤のことか。夜をめくる、のか。闇から抜けられる、てことか。
須藤は薬物中毒だし、このままいくと破滅しかないようなんだけど、更生の道はあるのかな。
新谷と須藤のプレイを見せられ、2人の仲を知らされ、新谷が愛しているのは「カワイソウ」だけと聞かされた菊池が新谷に裏切られた…と心が離れるのではなく
「それでもいい〜俺にやさしくしてくれたのは ほんとうだから 俺には新谷さんだけだから……」
に菊池の気持ちが痛いほど伝わった。
それを見て涙を浮かべる須藤がね。これまたかわいそうですよね。ひどい悪魔みたいな奴だと思ったけど、結局ラストのセリフですよね。
バカなのは俺
愛されたいけど愛されてこなかった。誰も愛さない、と自分の気持ちを偽ってきた。でも新谷には「愛してるよ」と言った。
その新谷は菊池を春真と呼び抱きしめる。2人は愛し合っていると知らしめられ、須藤は自分がほしかったものが手に入らないと虚しく悲しくなったのかなと。
いちばんまともに見えた新谷の、実は複雑な心理描写が秀逸だと思います。
ただのやさしい人ではなく、新谷にも歪んだ一面があることが、2人の間を揺れ動くことによって伝わる。
それでも病んだりすることなく、須藤が言うように自分を信じて、前を向いて、菊池と妹を守ろうとするのが彼の強さだと思う。
新谷の性癖や性格を見抜き須藤によって語らせるのもいい。
今までW受け、といううたい文句が付いていたこのシリーズ。でも本当は、新谷と菊池の物語に感じられていました。
それが、この3巻でクライマックスを迎えたという印象です。
新谷と妹、そして菊池。つかの間の幸せな一幕が、余計に不安を誘います。
須藤からそばにいてと言われた新谷。しかし、菊池を愛しいと、放っては置けないと突き放す新谷。
しかし、須藤は妹のいる新谷の自宅まで押しかけてくる。
危険を感じる新谷。「始まりのカードを 寄越したのはお前」その新谷のセリフで、ようやくタイトルがしっくりきました。
須藤は菊池を拉致し、その目の前で新谷に自分を抱かせる。菊池はどんな思いでしょうか。けれど、それでもいい、それでも新谷のことが特別だという春真。健気すぎて涙が出ます。
そしてラスト、誰にも愛されない、という須藤も哀れです。
いやあ、久々にこんなにハードなプレイを見ました。受け×攻め×受けという3Pが、単なる眼福で終わらずここまで凄惨なシーンになるとは。菊池の哀れさには思わず目を背けたくなるほどですが、歪みきった3人の関係を濡れ場でも徹底して描いてくださったのばら先生には拍手。菊池視点から見れば、どこまでも鬼畜な須藤。菊池は今まで散々男達に体を痛めつけられてきたでしょうけれど、言葉だけでこんなに追い詰めてきた人間は須藤の他にいなかったでしょうね。それでも新谷を憎まず、彼の過去の優しさは本物だったと宝物のように思い返す菊池には、胸が締め付けられました。
そして、現時点ではまだ悪役の域を抜けきれない須藤。しかし、この巻では満たされない心を抱えている彼の弱さも、所々で垣間見えてきました。自分からけしかけておきながら、新谷と菊池の激しくも幸せそうな情事をまざまざと見せつけられ、涙を流した須藤の孤独の原因は何なのか。4巻で明らかになりそうなので楽しみです。私は彼の孤独に惹きつけられつつも、菊池と比べるとまだ魅力を理解しきれてないので、過去を知ることで印象が変わったらいいなぁと思います。彼の心も満たされて欲しいけれど、菊池を1人にはできないし…。新谷視点で思わず悩み込んでしまうくらい、改めて選び難いとんでもない受け2人だなぁと思いました。
まだ全然すすみません。
菊池が会長殺しを依頼されて、
その展開になるかと思いきや須藤に拉致されてしまいました。
美由紀の誘拐を盾に、
そこで行われたのは新谷・菊池・須藤の3P…
クスリを使用し、新谷を脅して従わせる須藤。
美由紀を助けたいあまり、
菊池にも従うことを強要する新谷が哀れです。
〝かわいそう〟が好きな新谷…
そう思われても新谷が好きだという菊池と、
本当は人一倍愛してもらいたい須藤。
いびつな三角関係はまだまだ続きそうです。
菊池の幼少期は悲惨でした。
きっと、須藤もそうなのでしょう…
全てが明らかになるのを待ちたいと思います。
うぅー、一気に読んじゃった。
ここで、ここで終わるかー
新谷をはさんで、菊池と須藤の3人が一部屋に、
愛し方も、愛され方も知らなかった、そもそも、愛の存在さえ知らなかった3人が、
愛すること、愛されることを知ってしまった幸福と不幸。
この先に待っている結末って、誰かが幸せになったとしても、誰かは幸せを得られそうもない。
それよりも、誰一人として、幸せになったりしそうもない。
いったい、どんな結末になるのかしらね。
菊池萌えな私は2巻で少なめだった新谷との絡みを希望していました。
うん、希望は叶った。いとしい、好きだ、とも言ってもらえてた。だけどそれ以上に切なく苦しくて見てらんない…菊池のモノローグが健気すぎて泣ける。ああ菊池はただおバカなだけなのにこんな事になっちゃって…。
3巻では佐治も言っているように会長暗殺前の束の間の(最後のかも)新谷との時間が中心に描かれていました。控えている事が事なので全然安らげない安らぎの時間でしたけど(泣)
終盤に須藤が美由紀と菊池を拉致しますが、これはやはり今後の展開に繋がるのでしょうかね…。好転するのかそれとも益々ややこしくなるのか、気になる所です。
…須藤は、うーん過去アリで同情の余地はありそうなんだけど、結局ヤクチュウじゃない?って所に行き着いてしまう。新谷への思いが例え本物で菊池と新谷の関係に嫉妬や寂しさを覚えてるとしてもクスリをやってる時点でちょっと信用できない、彼の何が本当なのか。
今後須藤の過去を掘り下げれば少しは好きになれるかしら…
それにしてもblの刊行ペースの遅さがもどかしい作品だなぁ笑。ツライ展開を待つモチベーション維持って難しい、歳のせいか年々重たいテーマを読むのが精神にクる笑。続きは完結してからにしようかな。
某書店でたまたま目にして気になったので、1巻からまとめて3冊購入
一気読みして後悔。続きが気になりすぎる…一気にラストまで読みたい作品だった
愛情と安らぎを求めている受け二人と与えるふりして与えていない攻め
本当にどう転がるのか先が見えない。ハピエンになるのかなー安易に行ってほしくないなーでもそうなるのかなっていうのと、誰も救われない鬱展開で終わるのもいいなという気持ちが混ざる
容赦ない展開がいいかな
最初から須藤が気になってこのキャラじゃなかったら途中で読み捨ててた。好きな人には申し訳ないけど、菊池も新谷も好みじゃない
それだけに須藤がここまで新谷に惹かれてるのがわかるようでわからない。須藤、新谷はやめて他のちゃんと須藤を見てくれる人を探せよ…
って3巻読み終えて最初に思った
カワイソウな姫が好きな王子とか、姫がカワイソウじゃなくなったら速攻で違うカワイソウな姫に乗り換えそう
須藤サイドがまだはっきりしないのも気になるところ。芦田もこの先絡んでくるのだろうか。
3巻で菊池の会長殺しの件は片付くのかなーと思ってたらまだ引っ張るのかー
とにかく色々気になるし、最後まで読んだら評価変わりそう
まとめ買いしたのでフェアのペーパーが付いてきたけど、犬耳はやした菊池と猫耳の須藤が可愛かった
前巻を読み終わった時点で先が全然見えないなーと思っていたら、なんと今巻がようやく折り返し地点とのこと。
そんな長丁場の作品だと思っていなかったのでインタビューを読んでびっくりしました。
彼等の先行きはまだまだ闇の中な第3巻です。
さて、「神」〜「中立」の間をフラフラして未だ評価を決めかねている本作、今回もかなり評価付けを迷いました。とりあえず萌2にしておこうかという感じです。すみません。
1巻に手放しで「神」を付けれたのは、正直ここまで人間の残酷な心理を抉ってくる作品だと思っていなかったからなんですよね。
今はあまりのエグさに心がざわついて仕方ない。面白いと感じる自分に吐きそうにもなる。
すごい作品だと思うけど、今にも振り落とされそうです。
今巻を読んでぼんやりと思ったこと。
2人の受けが「カワイソウ」を競って王子様の愛を取り合っている。新谷に選ばれるのは菊池か須藤か。
実はシンプルにそんな話なんじゃないの?と。
そんな視点で読み直すと、また新しい面白さが生まれてくる。
今回、須藤がハッキリと言うんです。
「「カワイソウ」がおまえと…俺の 新谷くんにとっての価値
哀れんで 見下して 欲情してくれる」
須藤のセリフを読んで、
菊池は底の見えない真っ暗闇に宙吊りになりながら頼りない腕一本で新谷という命綱に縋っている。
須藤は真っ暗な沼の底で手を伸ばして助けてと叫んでいるがこの声は地上には届かない。
こんな2人のイメージが今私の頭の中には浮かんでいる。
新谷の目にはどちらがより「カワイソウ」に映るんだろうか。
現時点で優勢なのは菊池だけど、それはまだ須藤にどんな「カワイソウ」が隠れているのかを新谷が知らないからな気もする。
3巻ラストの菊池の告白は胸を打つ。
だけど最後の1ページをめくった時、私は揺らいでしまった。
あえて嫌な言い方をします。
新谷はどちらの「カワイソウ」が好きなんだろう。
そして、
「カワイソウ」が好きな新谷は、目の前にカワイソウな人間が複数現れた時、誰かを選び、誰かを切り捨てるんだろうか。
救いの糸口見いだせないなー
内容は今まで通り、真っ暗闇です。
でも3巻目まで来ると、そんなことはどうってことないんです!
今巻は、菊池が特別に可愛くて可愛くて最高なんです。
1巻の時から大好きでしたが、今まで以上に好きが止まらない。
もう菊池受けを見たいがために、この暗くて怖い漫画を読んでると言っても
過言じゃないです。
今巻の菊池は、佐治くんからの「鉄砲玉」というアシストが功を奏して、
前巻で完全に須藤に持っていかれた感のあった新谷を、自分側に
グッと引き寄せる程、すさまじい悲愴感を溢れさせてます。
さすが菊池。
家庭環境まで痛々しい。
だからこそ余計に、献身的な生き方の菊池が不憫で不憫で。
健気に懐いてくるあんなヤンキー、猛烈に可愛いからできる限り
幸せになって欲しい、ていうかもう普通に生活してよ、って感じ。
前巻までの展開で菊池の幸せな様子なんてもう描かれないんだろうと、
勝手に絶望してたので、今巻でまた新谷と抱き合ってる菊池を見れただけで
感無量です。
12話が読めて本当に良かった。
そして、この幸せ12話から一転。
はなっからどん底にいる菊池を、さらに落とす須藤との地獄の3P。
2輪挿しならぬ、2口挿し??のシーンは、思わず笑ってしまいました。
こんなシリアス展開中に男性向けエロ漫画みたいな構図、面白すぎる。
そして、ここまで来ても菊池は新谷命の健気な姫だった。尊敬。
ここまでやるなら、100%ないとわかっていても佐治×菊池とか
見たくなるゲス心。
菊池見守り隊として、4巻も楽しみです!
1,2巻と読んだ後、この作品の感想を何て言ったらいいのかとても考えました。
ただ単純に「好き」とか「面白かった」という表現とは合わなくて、やるせない重たい雰囲気に締め付けられるようで苦しかったけど、とても深く胸に刺さったというのが、一番私の中では近い表現だったのかと思います。
どうしたらこの雁字絡めの三つ巴の関係がほぐれるのか、一筋でも希望が見えるのか、とても気になっていたので3巻が出るのを心待ちにしていました。
会長暗殺を前に大好きな新谷に抱かれるのも最後かもしれないと健気に尽くす菊池が「いとしい、好きだ」という言葉とともに抱かれるシーンではぐっと胸が熱くなる一方で、新谷に救いを求めながらも拒絶される須藤が「愛してるよ」と言った一言があまりに悲しくてやるせない思いでいっぱいになりました。
どちらかを幸せにするためには一方を切り捨てなくてはならないとわかっていながらも、一旦は須藤を拒みながらも捨てきれない新谷のもがけばもがく程深みに嵌まっていく姿も印象的でした。
複数プレイ大歓迎の私ですが、不快というのではなく、こんなにも悲しくてツラい3Pってこの作品が初めてかなぁ…
受け二人の過去や背景も少しずつ明らかにされてきたので、4巻では少しでも3人が幸せな方へ向かってくれるといいと思いつつも、取り巻く状況もそれを許さなそうなので、せめて一時だけでも、暗い欲望などと考えずに心から愛し愛される幸せに満ちあふれた時間を過ごしてほしいと思いました。
1・2巻を読んで三人の着地点が読めなかったんですが、3巻でもやはり読めません。
三者三様の感情が痛く辛い。
菊池の新谷へ向ける愛情が、健気でひたむきで切なくてたまらなかったです。
殺しを命じられ自分には先が無いと思ってる中、新谷から返して貰う愛情がどんなに嬉しく悲しいか…。
須藤の方はクスリに溺れつつも新谷に執着してます。
拉致した新谷の妹を盾に、自分の前で菊池を抱くよう脅し、そして菊池の前で自分が新谷に抱かれる。
そんな須藤が最後に言った言葉と涙が、須藤の悲しい生き様を表してて胸に迫りました。
今巻が折り返しとの事、先に光が全く見えません。
次巻がどんな展開になるか、ビクビクワクワクしながら楽しみにしてます。
闇社会での三角関係を描いた作品の3巻です。
3人が何を選び(選ばされ)、どう生きるのか、続きが気になっていました。
少しネタバレです。
脅迫され、殺しを命じられている菊池。新谷に好きだと告白する。
新谷からもいとしいと言われ、このまま死んでもいいとさえ思う。
全身で縋ってくる菊池を放っておけず、裏切りたくない新谷は、いっしょにいて欲しいという須藤を突き放す。
須藤は、新谷に執着し、新谷の妹を人質に自分と菊池がどう違うのか、どう抱くのか見せろと迫る・・。
新谷、須藤、菊池の関係性が一気に露呈する後半は、圧巻だと思います。
酷いことをする須藤ですが、最後に見せた涙は、やりきれない気持ちになります。
危険と知りつつ関わって、一番傷つけたくない妹も危ない目に合わせることになってしまった新谷も、イカサマで借金抱えたチンピラの成れの果てである菊池も、自分の本心を偽って薬に溺れる須藤も、それぞれ自業自得だと思う反面、人の弱さを見ているようで、どうか救われますように、と願ってしまいます。
菊池は、この巻で新谷に好きだと言われたことでもう救われたのかな・・
次巻が待ち遠しいです。
久しぶりの新刊、待ってました!!
ネタバレ含みます。
2巻の最後に殺人を頼まれてしまった菊池くん…
やっぱり裏社会から抜けられず、どんどん沼にハマっていく様子が見てて辛い…
そして2巻で新谷さんに抱きつけなかった菊池くん、今回は抱きつけた…!!
ラブラブなエロシーンあります。
そして須藤さんは絶賛暴走中って感じです…
クスリの影響で嘔吐やら幻覚やら…
そして、新谷さんの事を本気で好きなんだろうけど、好き故の行動がとってもクレイジー…
終盤の3Pはなんというエロさ。
そして最後の須藤さんの涙…見ているこっちまで泣いてしまいそうなほど切ないです…。
4巻は1年後くらいかな…早く読みたいです。
『寄越す犬、めくる夜』の3巻目。
なんちゃってではなくがっつりな裏社会を描いた作品で、暴力シーン有り、レイプ有り、人を殺めたのでは?と思えるシーン有りのかなり痛い展開。
という事で、苦手な方もいらっしゃるんじゃないかな、と思う作品ではあるのですが。
この世界観にどっぷりと飲み込まれ、圧倒される。読み始めると一気にストーリーに引き込まれます。
ネタバレ含んでいます、ご注意を。
2巻の終わりで、新谷を守るため、そしてこれからも共にいたいがために殺しを引き受けた菊池。
それだけ、新谷に依存している、という事でもあって。
そんな全身全霊で自分を慕ってくれる菊池に、徐々に心を持っていかれる新谷ですが、自分の気持ちを受け入れ、愛してくれた新谷との別れが少しずつ菊池を襲う。自分が引き受けた、これから犯すであろう犯罪によって。
切ない…。
菊池という青年は、本当にアホな子です。
なぜ、こんなにアホな子なのか。
なぜ、チンピラのようなことをしているのか。
それが、少しずつ見えてくる。
彼の子ども時代の劣悪な家庭環境。
彼はおそらく「学ぶ」という機会に恵まれることがなかったんだろうな、と。
1巻の序盤では、どうしようもないクズな男に見えましたが、新谷という存在を得て、本来の優しく甘えたがりの性質が出てきたように思います。
新谷に「愛おしい」と告げられるシーンには思わず落涙。
なんとなく2巻までは新谷の優しさに嘘っぽさがあったというか、なんか裏がありそう、と思って読んでいましたが、この時の、新谷の告白はまごう事なき真実だったと思うのです。
だって、いつも隠れドSのように受けさんたちを抱く新谷が、この時のセックスの時は優しかった…。萌えた…。
けれど、新谷にはもう一つ守るべき存在が。
実妹の美由紀。
美由紀を守るために菊池の目の前で須藤を抱く。
新谷は美由紀を守るため。
そして菊池は新谷のそばにいるため。
けれど、須藤は…?
彼の気持ちが見えてこない。
新谷が菊池を愛したのは菊池が「カワイソウ」だからだ。
というセリフがありますが、それは、言い換えれば、どんなに「カワイソウ」な立場であっても、自分を愛してくれる人はいない、という須藤の慟哭のようにも思える。
須藤の、少しずつ見えてきた彼の過去。
自分を囲っているやくざの親分との、本当の関係。
そして、新谷に固執する理由。
見えてきそうで、見えてこない、彼の気持ちが、4巻で出てくるのか。
すでに続きが気になって仕方ない。
早く4巻が読みたいです。