先生は仏頂面してやってくる

sensei wa bucchouzurashite yattekuru

先生は仏頂面してやってくる
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神37
  • 萌×250
  • 萌24
  • 中立5
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
19
得点
462
評価数
117
平均
4 / 5
神率
31.6%
著者
来栖ハイジ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
狼パパは羊ヅラしてやってくる
発売日
価格
¥639(税抜)  
ISBN
9784832290280

あらすじ

会社帰りに保育園に甥っ子をお迎えに行く由良には天敵がいる。
それは無愛想極まりない保育士・加持先生。
子ども達には優しいのに、保護者には笑顔のひとつもないのだ。
そんな男に、ゲイの自分がつらい失恋のせいで、恋に臆病になっている事を見抜かれてしまう。
憎たらしく思っていたのに、失恋相手から「ホモヤロー」と罵られる由良を、加持は恋人のフリで庇ってくれて…!?
無愛想保育士×サラリーマンの恋❤
36P大幅描き下ろしは『H❤禁止令』!?

表題作先生は仏頂面してやってくる

加持豊,保育士
由良彰人,リーマン

その他の収録作品

  • 幼馴染は恋人ヅラしてやってくる
  • 先生は仏頂面してやってくる~同棲編~
  • あとがき

レビュー投稿数19

仏頂面失礼な奴だけど、”健気枠” に入れていいと思う!

知人が2巻発売に浮かれていたのを見て、興味があったので、私も前作『狼パパは羊ヅラしてやってくる』からおさらい。

来栖ハイジ先生初読み!と思ったけど、廃刊したWeb雑誌『miere』で旅館の話を読んでました!
受け(と思われる)がなかなか素敵で続きが読みたいんですけど、上巻が出たっきり動きがないんですよね…
『miere』掲載作のその後ってどうなってるんだろう?


ほぼ一冊まるごと、不愛想な保育士・加持と、ゲイのリーマン・由良の話です。
プラス甥っ子・奏太が大きくなったらのショートも収録されています。


由良の甥が通っている保育園の保育士・加持は、子供には優しく笑うのに、大人にはとっても不愛想。
(クールイケメンには不愛想な感じが似合うから、私は加持の見た目好きです♪)

由良は加持に挨拶するのも憂鬱だけど、たまのお迎えで会うだけだしと我慢していたら、子連れ彼氏とお迎えにやってきた同僚に片想いしていることを見透かされ、
「失恋した相手を見てて何がおもしろいんだ」と、直球失礼な言葉を!
もっちろん由良は激怒です。
(※子連れ彼氏と由良の同僚の話が『狼パパは羊ヅラしてやってくる』です)


でも預かってる奏太が熱を出して、慌てて加持を頼ると、病院に連れて行ってくれて、落ち込んでる由良のことをさりげなく励ます。
あれ?仏頂面失礼な奴、意外と良い奴なんじゃ???

そう、加持は愛想は無いし、言葉は直球で失礼だけど、ちゃんと気づかえる良い奴なんですよ!

そうして印象最悪だったはずの加持が近くにいると由良は安心するようになるし、子供にしか見せなかった笑顔で「かわいいよ」なんて言われると、気になってしまって…


由良は元カレに「重い」って振られたのがトラウマで、同僚のことも気持ちを伝えずに見ていただけ。
加持に惹かれても、男のカラダがダメだったら?と踏み出すのが怖い、臆病な男です。

でも加持が由良に踏み込んできたのは、由良が同僚を見つめていた目が綺麗で気になったから、その目で見つめられたいと思ったから…
加持は最初っから、由良に特別な感情があったんじゃないですか!
それがわかると、加持の失礼な数々の言葉が、告白の言葉にリプレイスされて、仏頂面が愛おしく見えてきます!


このお話のさらに好きなところは、付き合ってからのことが描かれていること。
想いが通じても、由良は昔のことがあるから、加持に素直に好きって言えない。
でもちゃんと伝わっているっていうか、由良のデレを見逃さずに嬉しそうにしてる加持は仏頂面だけど ”健気枠” に入れていいと思う!

さらに、さらに「同棲編」で炸裂する加持の絶倫ぶり!
「素股でイクのは一回に数えないから」を決め顔で言うなw


2巻は付き合って一年、同棲して半年の続編です。
極甘になって、エロさも増して、とっても良かったです♪
1巻だけだと萌×2かなって感じなんですが、2巻の極甘さが神すぎて、それも1巻があってこそだと思うので、シリーズとして神評価を捧げます!

4

ギャップ萌えが半端ない!2人ともデレてからが本番です!!

前作「狼パパは羊ヅラしてやってくる」で主人公の同僚だった由良さんが今回の主役。
前作は家族モノの癒し系でしたが、こちらはがっつり恋愛モノ、そして激しくギャップ萌え出来る大人メインの作品です。

シングルマザーの妹の代わりに甥っ子・奏汰を保育園に迎えに行く由良さんの前に立ちはだかる敵。それは無愛想な保育士・加持豊。子供達にはキラキラ笑顔なのが余計にイラっときます(笑)。
そこにやはり子供のお迎えにやって来た会社の同僚カプ。実は由良さんはこの同僚にずっと片思いしていました。
ふと見せた由良さんの悲しげな表情に気づき、無神経に指摘してくる加持先生。由良さんは当然激怒。その後も「自分から告白もせず、傍観できる程度の恋だったんでしょ?」と言われ加持先生に対する印象は最悪に。

ところがそんな時、預かっていた奏汰が夜に突然熱を出し焦る由良さん。
妹にも連絡がつかず動揺している所に偶然メールをくれた加持先生に助けを求めます。
完全に焦ってしまっている由良さんを心配し、車で迎えに来てくれる加持先生。
加持先生に対し、少しずつ違ったイメージを持ち始め…。

実は由良さん、前の彼氏に尽くしすぎ「鬱陶しい」と言われた過去があり、恋愛に臆病になっていました。だから同僚にも告白出来なかった。でももう引きずるのは止める、と言う由良さんに「いじらしくて可愛いと思うよ」と慰める加持先生。
はい、デレ来ましたー!!!
更に、子供にしか見せないはずの笑顔を見せ「かわいいよ」と見つめる加持先生。
真っ赤になって乙女顔になってしまっている由良さん。
加持先生もギャップ萌え出来るんですが、何よりツンツンしたイメージが強かった由良さんのギャップが本当に萌えます。

加持先生のことを思い出し一人赤くなる姿も、休日加持先生と雨の中待ち合わせして、一緒の傘に入るシーンも「なんだこのかわいさは!!始めの由良さんどこ行った!!!」というぐらい可愛らしい。

いい雰囲気になる2人でしたが、そこへ偶然声をかけてきた元カレ。
「俺、ホモじゃねーし。つきあってるフリしてただけ」と絡んでくる元カレから庇い、由良さんに「好きだから守りたい」と告げる加持先生でしたが、「男なんか抱いたことないくせに、俺を期待させるな!!」と泣かせてしまいます。(このセリフをいう由良さんの大ゴマがすごいです。思わずこちらまで泣いてしまいそうな程切ない表情…。)

逃げ帰った由良さんを追い、家までやって来た加持先生。
由良さんをお姫様抱っこしベッドへ。
ここからの加持先生のデレも堪らないです。
同僚を見つめるキレイな由良さんの目で見つめられたら俺はどんな気持ちになるだろうとずっと気になっていた事を告白し、由良さんを押し倒します。
この2人、何をするにもちゃんと言葉で確認する所が本当にいい。
「俺とシタいの?シタくないの?」とちゃんと由良さんに答えさせてからのH。
顔をちゃんと見てHしたいと真っ赤になる由良さんが本当にもうかわいくて堪らないです。
トロトロにされた後、寝落ちしてしまう由良さん。そしてそんな由良さんに優しくキスする加持先生に激しく萌えました。

ここからの2人は本当に激あまです。
体力がなくてHの度に寝落ちしてしまう由良さんを気遣う加持先生。
この後2人同棲を始めることになるのですが、ともかくお互いを思いやる姿がたくさん描かれていて、読んでいるこちらも幸せな気持ちになれます。
2人とも、どんどん表情が変わっていくんですよ。
あの無愛想だった加持先生が赤面するようになるなんて…。

同棲編では、絶倫すぎる加持先生が由良さんの体力を心配し、一週間Hを我慢するというお話。こちらもあまあまでした。

ギャップ萌えと激あまとかわいらしいちびっこが詰まった一冊。
幸せな気分になりたい時にオススメです♥

4

好きすぎてつらい

はぁー
何回読んでも好き♡
切なくてキュンとして、大好きな一冊です!

仏頂面の保育士・加持先生と、園児の叔父・由良。
嫌味な加持に反発しながらも、次第に加持のうちに秘めた優しさや包容力に惹かれていく由良が可愛い^^
そして、初めは本当に嫌な印象の加持ですが、表現力に不器用さがあるだけだということが分かる。
そこが分かってくると、そんな不器用さも愛しくなってくる!
加持の愛情表現大好きだなぁ〜♡

由良の過去の恋が切なくて、相手の男には憤りしかない。
でもその分も、それ以上も加持が由良を愛してくれるんだと思うと、胸がいっぱいになります。

2人ともいい男だよ!
スピンオフですが、単体でも全く問題なく読めます。
むしろ、こちらの作品の方が断然好きです‼︎
これからも何度も読み返すと思う。


3

あまーーーーい!!

狼パパのスピンオフ作品ですが、個人的にはこちらの方が好きです。
紙でも持っていますが、ふと読み返したくなるときがあるので、電子でも再購入。

由良さんのツンとした態度の裏側のいじらしさとか乙女なとことかが大好きで、加持先生の無愛想なんだけど恋人には優しくて絶倫なところがホントに大好きです!

初エッチの由良さんのお願い、いじらしくてヤバすぎません?ああいうのが大好きです。今まで雑に扱われていたり遠慮していたので希望のハードルが低いっていうのが、ホントにたまらないです。

二巻の方は嫉妬や甘えでデレる由良さんがかわいいんですよね~。

2

好き♡

最新刊「激甘カレシは仏頂面してやってくる」がもう少しで発売なので読んでみました。最新刊の試し読みと比べると絵がちょっと荒いのが気になりました。

ただ、加持は格好良いですね。誰にでも良い顔する男より、恋人だけに特別甘い攻めが大好物な自分には理想的な攻めでした。大好きです。

初めは頑なな態度の由良に腹が立っていたんですが、あの糞な元カレのせいかと思うと納得でした。あいつもう登場しないのかしら?社会的に抹殺してやりたいです。

由良にとても理解ある妹の応援もあり、加持と上手く行ってましたが、甥の奏太くんの加持に対する態度が凄く気になってます。www

そして奏太くんが高校生の「幼馴染は恋人ヅラしてやってくる」のキラキラ美形具合に目が離せません。幼馴染の子がスピン元の「狼パパは羊ヅラしてやってくる」の律くんだと知って、読む順番間違えてたのを知り今から読みたいと思います!

1

仏頂面だから良いんです

仏頂面な保育士・加持と、甥っ子のお迎えをしている由良との恋愛ストーリーは、切ないけどとても幸せな気持ちになる素敵なストーリーでした(´∀`*)

由良はゲイで、加持はノンケ。
しかも加持は、由良の恋愛にダメ出ししてくるプライベート度外視の有りえへん保育士です。こんな保育士おるかいな?って感じなんですけど…これ、最後まで読むと、加持のちょっとした嫉妬だったのかなって思いました。

同じ保育園に子どもを預ける由良の同僚・真木がいて、真木の恋人は由良が恋する相手・萩原。由良の視線が萩原に向いてることへのヤキモチ失礼発言だと思ったら、加持の失礼極まりない言動も納得しました。


傘の中で"キスしたい"と気付いた、と。加持はそう言っていたけど、前々から恋愛の土台があったんですよね(^^)
キツめの発言に加えて無愛想な加持だけど、実は実直で芯の通ったナイスガイ。スパダリの素養すら感じされてくれます。

仏頂面だからこそ、裏表のない態度が逆に信用できる男なんだと私は強調したい╰(*´︶`*)╯♡
無愛想な恋人が自分にだけ甘くてデレるって最高じゃないですか!?(//∇//)

加持は、過去の恋愛にトラウマがある由良にピッタリのパートナーだと思います。愛される喜びを存分に与えてくれる最高の恋人にいっぱい甘やかされて、恋愛のトラウマを幸せな記憶と経験で上書きしていって欲しいですね^ ^


要所要所で、奏汰くんが良い味出しています。
由良のことが大好きなせいか、加持にちょっとキツめの態度をとるのが笑っちゃう。私は電子購入しましたが、電子おまけの奏汰くんの加持への仕打ちに声出して笑ってしまいました!

いつかみんな家族になると良いなって思いながら、幸せいっぱいのエンディングに温かい気持ちを感じました。

0

可愛らしいです

初読み作家さんです。
絵が綺麗めで可愛くて惹かれました( ˊᵕˋ )

保育園に甥っ子の迎えに行っている由良さん。
そこにいるのが無愛想な加持先生。
そんな由良さんは同僚の達海に想いを寄せるも口にできずに見つめていて、
そんな様子に気づいた加持先生がぶっきら棒に口を出してきます。

加持先生の無愛想で生意気な感じは全然ありなんですが、突然思いっきりタメ口なところに最初違和感が…(゚ロ゚;)でも読み進めるうちに、気にならなくなりましたが。

初めはお互いにとげがありましたが、加持先生に助けてもらったこともあって少しずつ気持ちに変化が。
加持先生の強引さも由良さんは嫌じゃなくて。
もう由良さんが思っていたより恋愛に可愛くなりすぎで、とにかく可愛かったです(*´ `*)
素直に甘えられなくて気を使ったり、でも本当はあまあま大好きでもう可愛すぎます♡
加持先生もぶっきら棒だけど、由良さんを受け止める包容力が良かったです。
描き下ろしでも由良さんのために我慢する加持先生が良かったです(^^)

全体的にあまあまで、ラブになってからの2人により萌えました♡

電子で購入。修正も甘く、カバー下、裏表紙、電子特典1p付きです。

3

押しの強いノンケ×恋に臆病なゲイ

ノンケの保育士とゲイ(甥っ子あり)のお話。
子供以外には無愛想。なのに自分にはいつの間にか子供に向けるのと同じような笑顔を向けてくれるって、惚れてしまいますよね?!
主人公の由良が昔の恋愛のせいで臆病になってるのが可愛いし守りたくなる。
押しの強いノンケ×恋に臆病なゲイ
大好きです。

3

幼児が可愛い!

『狼パパは羊ヅラしてやってくる』のスピンオフです。
狼パパ〜の受け・達海の同僚且つ相談相手だった由良が受けで、由良の甥が通う保育園の先生が攻めでした。

狼パパ〜での由良は苦言を呈しつつも達海の相談相手という印象しか残ってなかったんですが、密かに達海の事好きだったんですね…シラナンダ(´・ω・`)
真木に達海を奪われひっそり失恋の由良の痛い所をつく保育士の加持に、前々から無愛想な加持に良い感情を持ってなかった由良は反発する。
しかしそんな加持とあるキッカケから優しさに触れ惹かれていき、いつしか付き合う事になり…。

由良が見た目に反して(?)健気なんです。
そのため「鬱陶しい」と前彼に言われ別れるという過去持ち(;ω;)
でも加持がそんな由良の健気さをちゃーんと分かってくれるイイ男で!!
正直、加持はいつ由良を好きになったのか?元はノンケだよね??と思う点はあります。
そんな引っかかりを覚えつつも、絶倫なのがたまに傷な加持の懐の深さが良かったです。

前作と今作で可愛らしい存在感ある、狼パパ〜の真木の子・律と、由良甥の奏汰が高校生になったお話が収録。
奏汰が律の事を好きで…という内容で「うひょ〜」と思ってたら、それは達海の夢というオチでショボーンとなりました(笑)
幼児奏汰&律は可愛いけど、高校生奏汰の格好良いこと!(律はあまり変わらずw)
このスピンオフも読みたいです!!

前作を読まずとも今作だけでも話は分かります。
個人的好みでは、前作よりこちらの方が好きかな。
登場する幼児は可愛いし、サクサクお話が進んで読みやすい作品でした。

2

あまい!!

序盤は加持(保育士 表紙 攻め)が社会人としても失礼過ぎるように思えて、由良(受け 甥っ子のお迎えをするサラリーマン)も対抗するしイマイチかなぁと思っていたのですが、付き合ってからの甘々が尋常じゃなく大満足でした。
もはや仏頂面はどこいったって感じの加持が、由良を見る幸せそうな顔。お付き合いに慣れていない由良の、相手のことばかり気にしてしまう可愛さ。2人がすれ違っても、読者はお互い大好きなのを分かってるので安心してハッピーエンドを待ち構えられます。
36頁も描き下ろしって来栖ハイジ先生凄い!漫画への愛と情熱が伝わります。

スピンオフ元の作品を読んでいなくても充分楽しめます。
※電子書籍 booklive
裏表紙・カバー下(ミニキャライラスト)有り
限定おまけ漫画 ギャグ1枚

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