俺の番(つがい)になってくれ

Red Hood

Red Hood
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神49
  • 萌×241
  • 萌14
  • 中立3
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
19
得点
454
評価数
109
平均
4.2 / 5
神率
45%
著者
ハジ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Canna Comics
発売日
価格
¥700(税抜)  
ISBN
9784829685938

あらすじ

ウブな人狼x百戦錬磨な赤ずきん、魔女殺しの旅路ーーー
俺の番(つがい)になってくれ

赤いずきんを仇の印と勘違いされて、人狼のフェンに襲われた魔女殺しのゴルダ。
同じく魔女を標的とすると分かり、勘違いの詫びにとゴルダはフェンから口付けを奪った。
そうすることで、彼の持つ治癒能力を吸収できるのだ。
フェンは番以外とはしないと激怒するが、共に征くのは命を懸けた旅路。
襲撃を受け負傷すれば、体液の摂取が必要で──。

悪魔憑き。巨根。巨乳。
行為中の快楽は約束しよう。
地獄の底まで付いていってやる!

表題作Red Hood

人狼
ウィッチハンター

その他の収録作品

  • epilogue・Ⅰ
  • epilogue・Ⅱ
  • フェンリルヴォルフのひみつ
  • スカルフィーナ・ベルゼドラのひみつ
  • ゴルダさんは無自覚&天然
  • オオカミたちのひみつ+α
  • あとがき
  • カバー下/ゴルダのひみつ、ゴルダ+フェンイラスト)

レビュー投稿数19

ハジさんが赤ずきんをモチーフにBLを描いたらこれが出てくるのか…!

ハジさんの作品ってとにかくレビューが難しいんです。
だって書きたいことが山ほどあるから。
厳選してお伝えします。

某進撃のあのキャラを彷彿とさせるようなビジュの赤ずきんちゃん、その名をゴルディロックス。
(ファンの方スミマセン忘れてください)
他のレビュワーさんも書いてくださってますが、これは「三匹の熊」という世界的に有名な童話に出てくる少女の名前で、大中小の熊が暮らす家に忍び込んで、三種類の(熱すぎる・冷たすぎる・ちょうど良い温度の)お粥を味見して、3番目のを平らげるやつですね。
「不在の家に忍び込む」「少女」「猛獣と対峙する」
という共通点があるので選ばれたのかな?と思いました。

「狼(全身人型+尻尾のみ・獣化あり)xガチムチ・雄っぱいばいーん な赤ずきん」

2人ともめっちゃくちゃかっこいい!
十数年後の姿がまた年相応で超絶かっこいい…!
イケオジがーーー!!!
2人もーーー!!!(落ち着け)
(そしてそのバーが「Badass」の舞台!)

狼チームも大勢&1人なので、癒し系のアホ可愛いのやら もふもふ人狼やらでもう大変。
ハジさんの圧倒的画力に裏付けされた表現力、そしてアイディアの泉。
これもう普通のファンタジーじゃありません。
ストーリーも秀逸でした。非常に面白かった。

「少年誌のような作画・BLなのにバトルシーン・圧倒的画力・唯一無二の世界観」

似た作風の作家さんは、無知で申し訳ないのですが、私が知る限りでは存じ上げません。
そしてとにかくスタイリッシュ。
体の描き方が本当にしなやか。

ガチムチ受け・逆体格差(←というかこれも獣化で覆ります!)がお嫌いでなければぜひ。
ていうかそういうの受け付けない方でも地雷克服になるかもですよ(まさに私がそうだった)。
ギャグもおもろい!超おすすめ。

2

設定モリモリ

話数に対して設定やキャラクターが多く、そこにバトルとエロがぶち込まれているので、全体的にごちゃついた印象のお話でした。
ストーリーとして理解不能というわけでは無いのですが、詰め込みまくりで全ての要素が駆け抜けていくので心に残るものが少ないです。
話数増やすか要素を減らしてくれたら、めちゃくちゃ楽しめたのではないかなと思います。
主人公たちの重たい過去や、赤ずきんモチーフ部分の設定はすごく良かったので、もっとじっくり楽しみたかったなと思いました。

1

映像化されてほしい!

すごい、ハジ先生のキャラクターデザイン力と躍動感が爆発している……!

特にゴルダのキャラデザにシビれました。

赤ずきん、三つ編み、巨乳

……のゴリマッチョとは。

「魔女ハンターのゴルダ」という通り名がつよそうで、本名は「ゴルディロックス」……もっとつよかった。ゴリゴリのゴリマッチョ感半端ないです。まさに名は体を表す。

(ちなみにゴルディロックスっていう名前の語呂のよさが気になってググったのですが、有名な童話『三びきのくま』に登場する女の子の名前なんですね! ゴリゴリしているけど、乙女だったのか……ゴルディロックスちゃん……。ゴルディ=金色の、ロックス=髪、で、ゴルディロックス。)

そして、ゴリラでしかも豊満な身に纏う衣装が、クラシカルでキラキラで乙女チックな趣のあるボディースーツなのがまた良く。はぁ、後ろ留めコルセットとか最高かょ……ウットリ

カラーページの赤ずきん取ったVer.も神々しいです。

そんなゴリマッチョ乙女系ゴルダさん、戦闘シーンでは可憐な薔薇の花弁を吹雪かせます。すごい美……ごめんなさい、拳で地面にクレーター拵える系かと思ってました……戦闘にも乙女の夢詰まってましたありがとうございます。

はぁ、これアニメ化されないかな……高予算でぬるぬる動いている所をめっちゃ見たいです。どなたか、コネも財も社会人能力も無な私の代わりに、この『Red Hood』のアニメ化企画書を書いてどこかのアニメ会社に売り込んでくれませんか……。


あ、ここまでひたすらゴルダさんのことばかり誉めちぎってますけど、全体的に面白い漫画でした! とても面白かったです! 誰かアニメ化してください(土下座)

2

無自覚天然ゴルダさん

ハジ先生のファンタジーものはかなりしっかりしています。一次創作が好きな方っぽい雰囲気がある。それでいてガタイがっつり、アクションもお上手なのが嬉しい。線が細い可愛いファンタジーではなく、劇画調でもなく(この類の絵柄のファンタジー一般漫画は大好きです)、程よいBL感で読みやすいてす。1巻でファンタジーの舞台設定や、人物の生い立ちなど含めて描き切るのは大変難しいと思うし、あまりBL誌で描かせて貰えるジャンルでも無さそうなので、頑張ってほしいな。

寡黙系攻め×キャンキャン騒がしい受けだと思うじゃないですか…逆なんですよ。表紙右の赤ずきんちゃんが受けです。寡黙系ながら世間知らずで羞恥心もたまにある。そして胸が大きい(重要)。攻めは人狼なのでケモナー歓喜。色々と美味しいです。

エピローグの雰囲気がまためちゃくちゃよくて…もっと欲しい

3

メチャクチャパイオツカイデー!!!

〖DMM電子書籍〗
修正 : 白抜き
カバー折り返し : あり
カバー下 : ゴルダのひみつ(必見‼︎)、ゴルダの故郷の一族の衣装を着た2人
帯 : なし
裏表紙 : あり
カバーデザイン : SAYAKA HASHIMOTO
電子限定特典 : なし
備考 :
四言 : ゴルダめちゃ可愛い。フェンもくそ可愛い。(おまけにテオもバカ可愛い。)なんなんだこの愛くるしいカップルは!!!!!涎

〖紙媒体〗
未読

1

攻めが可愛いの

 ストーリー、キャラの作り込み、戦闘シーンの表現力の高さはさすがハジ先生といったところで、1冊でお腹いっぱいになれる作品でした。唯一少し残念だった点を挙げるなら、フェンの受けているところが見れなかったところ。先生と私の攻め受けの好みはどうも逆なようで、私はせめてリバでもいいから一度フェンが抱かれているところを見たかったなぁと思ってしまいました。常に一生懸命で、ゴルダを思いやる気持ちを忘れないフェンがとっても可愛かったので。ただ、これは私の個人的な好みの問題なので、評価を下げるほどのポイントではありませんでした。朴訥としたゴルダも物語が終盤に進むにつれて、徐々に魅力を開花させていったのは素敵でしたね。

1

マッチョな赤ずきんちゃんと人狼さん

戦闘もの?合間に二人のふれあいやお互いの過去話もあり。

うーん。難しくてなんだか。戦闘物も初めてだし、人狼のフェンの方はまだ生い立ちから力や治癒能力など理解できたのですが、ゴルダがいまいち理解できず。聖霊?が説明してくれるのですが理解力がなくて、で?どういうこと?という感じで。
お互いに魔女を倒そうとしてるのはわかりました。

しかしまさかゴルダが受けとは。あんなにマッチョなのに。情緒もなく精液摂取と言ったり、中に出せなかったら時間の無駄だったとか。
でもだんだんフェンにはゴルダが可愛く見えてきて。
俺の番になってくれって。
家族だとか番だから他の家族に会わせろとか。
情緒のなかったゴルダもだんだん変わっていきましたね。
しかし狼姿でマックスのサイズのフェンとよくできるなゴルダ。

なんとも強くて無自覚天然マッチョな赤ずきんちゃんと人狼さんのお話でした。

1

人外×異世界アクションファンタジー

表紙を見た時はBLとは思えなかったし赤い帽子って 訳分からん…とスルーしてたのですが人外苦手はクリアしたし ちょっと変わったものが読みたくて買ってみました。

初読みの作家さんで、絵柄はさほど好みではありませんが素晴らしく迫力があり上手い方だと思います。
オオカミ描くの毛並といい めちゃくちゃ上手いですね。
ああ…私も、もふもふしてみたい♥
人間の姿だとゴルダの方が受とはとうてい思えないんですけど、フェンがMAXの姿になると大小の差で途端にゴルダが可愛く見えて堪らない。
このギャップがいいんでしょうか?
BLは基本ファンタジーであっても人間同士でないと!っと頑なに思っていた自分が今となってはとっても愚か、童話と異世界ファンタジーとBLがこんなに面白く融合するなんて本当に素晴らしい。
平面な漫画だとアクションシーンはイマイチどうなったのか分からず見直す事もあるのですがその分じっくりと読み返してみるのと更に奥深くて、読みごたえがありました。
設定がとても良く作りこまれていて、主人公CP以外のキャラも際立っていて魅力的でした。
私的にはテオがお気に入り!セリフが某声優さんの声で脳内再生されました(笑)
アニメになったらめちゃめちゃ面白そう。
ストーリーがホントに良かった、このお話は非BLの方が面白いかも。
エネルギー摂取はよくある設定だけど口からとか血までにしといた方が品があって良かったかなっと。
魔女もラスボスって訳でわないので魔女退治しながら旅をする2人のお話とか‥シリーズ化しても充分面白そう。

と、いうことで恋愛要素少なめでもBLを楽しみつつ‥変わったものが読みたい方には是非お薦めデス。

1

アクション・戦闘もの、みたい

ハジ先生初読みです。
人外や尻尾ものなど元々好みですが、本作は際立って異色。
人外・ケモミミ・ファンタジーBLというより、もっとアクション寄り。
また、戦闘に関わり主人公のガチムチ男と人狼を援護・共闘するのが2人の女性だ、というのも面白い。
女性、と言っても2人とも「人間」ではありません。
片や、外見はダイナマイトバディなセクシーお姉さん、露出過多の蝿の女王・最強悪魔ベルゼドラ。
片や、一見清楚な村娘風、守護精霊・スカルフィーナ。
魔女や食屍鬼(グール)との闘いでの彼女たちの活躍は、女性の私たちから見てなかなかスカッとしますよね。
だからこの作品がBLであることをつい忘れてしまう。
途中から別にBLでなくても…みたいに思えてくる。
主人公の魔女殺し・ゴルダは「体液の摂取」により「他者の能力を吸収する力」を持つ。一方、人狼のフェンには治癒能力が。だからダメージや怪我をすぐに治すフェンの能力を吸収するために、フェンから唾液や精液の摂取を、という設定がこの作品を「BLにするためになんとか考えた設定」みたいに私には見えてしまったのが残念。
まあ、フェンがあまりひねくれずに素直にゴルダを好きになって、自分の意思でゴルダと一緒にいたい、となるので、ハッピーエンドでよかったね、という読後感にはなります。
最終ページの「十数年後のマジョゴロシーズ」の2人の雰囲気(と外見)は凄く良いです、カッコイイ!

2

黒髪、長髪ゴルダにグッとくる

フェンの巨根、ゴルダの陥没tkbに萌えっぱなしでした。戦闘シーンが多く、ファンタジーとしても読み応えがあります。欲を言えばもっとエロがみたい!
最初はゴルダに注目してなかったのですが、どんどんかわいくなります。黒ゴルダのときのエロと無自覚天然な笑顔にやられました。

こんなに満たされたのは初めてというゴルダにめちゃくちゃ俺のこと好きじゃんそれ!かわいい!ってフェンと同じ気持ちになります。豊満熟女の悪魔、犬っぽさ全開のアホさに和まされるテオなど脇キャラも魅力たっぷり。パイオツカイデーに笑いました(笑)

カバー下やあとがき、登場人物の設定、十数年後の2人のイラストなど盛りだくさんで大満足の1冊でした。十数年後の2人の話も読みたいです。

1

ヒロインは赤ずきんちゃん

この作品の何が面白かったって、ヒロイン(受け)の赤ずきんちゃんが目つきが悪くて無口なガチムチ人間キャラで、その赤ずきんに振り回されるのがウブなツンデレワンコ(人狼)で、この恋愛初心者な二人が、初めての恋に戸惑いながらお互いに近づいていく正統ラブストーリーと、血みどろみどろでグールや魔女と闘うファンタジーストーリーがしっかりした絵でちゃんと両立している所だと思う。
ゴルダの雄っパイやガッツリ張ったヒップが色っぽかった。

3

気になっているなら、読んでみるべし!

やーハジさんの作品はホント楽しいですね〜vvv
でも、どの作品もただドタバタと楽しいだけでなく、
どこか哀を背負っているところもあり、
そしてそれを救う何かがある。

今回のお話もしかり。

最初はこの二人が(特にゴルダが)どう相手に惹かれ、
それを恋愛まで昇華させていくのかわからなかったのですが、
最後には見事………vvv
まぁまだゴルダの方には昇華の余地がありそうですが!

ちょっと少年誌っぽい展開(女性キャラ多し!)に絵柄ですが、
何よりもそんなこと気にならないくらい、テンポよく面白いし、BL♡
でも、反対にそこがネックになって、ダメの方もいらっしゃるかも⁉︎

しかしどのキャラクターも、魅力的で愛すべき奴らなので、
迷っている方は一読をお勧めします。

ハジさんファンとしても文句なく「神」で!

4

カップリングネタバレあり

赤ずきんを下地としたBLファンタジーです。
実際の『赤ずきん』との違いは、こちらの赤ずきんは少女でなくガチムチの兄ちゃんであり、狼は悪者ではなく赤ずきんと共闘する相手だということ。

カップリングは狼×赤ずきんです。人狼である攻めは、赤いずきんをかぶった受けを母親の仇と間違えて襲いかかり、凄まじい戦闘力を持った受けに敗北。
人違いだと判明したあと、冤罪で襲われて怪我をした受けは、治癒能力のある攻めの体液を摂取するため無理やり攻めにキスしてきます。
キスなんてつがいとしかしない、と怒る攻めと、さっさとよこせ、と言わんばかりの受けとでケンカップルのように言い争いながらも、共通の敵である魔女討伐のために同行することに、という展開。

赤ずきんのほうがガタイがいいので、最初は赤ずきんが攻めなのかなと思っていました。でも逆でした。ガチムチで、雄っぱいバイーンな受けです。
でも、とっても可愛らしい受けでした。ひどい過去のせいで情緒に問題があるキャラですが、それが何らマイナスになっていない感じ。
攻めは、仲間の狼たちを家族として守っている男前キャラ。人狼なので、人型だったり狼(巨大)の姿になったりします。人型のときは受けよりも小柄ですが、狼姿のときは受けの3倍くらいの大きさになります。その状態での獣姦もあり、受けのお尻は大丈夫なのか心配になったりもしました。

悪魔や魔女、精霊などが出てくるファンタジーです。画力がとんでもなく高いので、世界観の描写がすごかったです。ちょっと分かりにくい設定もあったので萌×2にしましたが、絵のレベルは神です。

2

いろいろ美味しくてメチャクチャはまった一冊!

ガチムチ好きな方から「これ、すごいいいよ~」と超オススメされたこの作品。たしかに図体の大きい方が受けってだけでも私好みだけど、えっ赤ずきんちゃん…。どんな話なのこれ?ってドキドキしながら読み始めましたが、本当にすごくいい〰‼ファンタジー好きな私には超ドストライク‼メインの二人はもちろんのこと、脇を固めるキャラたちがしっかり描き分けられているし、ストーリーとしてもファンタジー漫画としてしっかり練られているので設定だけでなく中身もメチャメチャおもしろかったです!

そしてもちろんメインの二人がかなり魅力的!受けが赤ずきんを被ったパイオツカイデーボディ(笑)を持った魔女ハンターで心を閉ざしちゃってる表情薄めな子(たまらん…)、攻めは人狼でウブで直情型で情が深いせいか後悔しちゃうほど甘々な告白しちゃう受けと全く正反対のタイプ(こっちもたまらん…)
もうそれだけでもおいしいのに、さらに狼のときはかなりのサイズになるので体格差も楽しめるモフモフで、ちょっと命令口調になるところにきゅん…とさせられるのに、人間に戻ると自分より図体の大きいゴルダが可愛くてしかたなくてしっぽ振ってるただのワンコになってしまうという〈一人で二度おいしい〉うえに、このギャップがまたたまらない…。
さらにはそんな攻めといるうちに、ちょっとずつ受けが表情を出せるようになっていくところが、きゅん…可愛い〰っ(悶絶)

二人の旅も、恋も、始まったばかりなのでこれからがとっても気になります。ぜひぜひ続刊出してほしいなぁ〰!
狼さんの長~い舌でするキスと、ゴルダのはち切れんばかりの雄ッパイと、フェンの背中から腰にかけてのエロ~いラインに悶えた(笑)とても読みごたえのある作品でした!

6

めちゃめちゃ面白い

ハジさん初読み。
人気作家のハジさんですが、設定がちょっと特殊なイメージというか。ちょっと手が出ずにいたのですが、そんな自分を殴りたい。

めっちゃ面白かった…!

内容はすでに書いてくださっているので感想を。

魔女に母親を殺され、以来魔女に復讐する機会をうかがっている人狼・フェン。
特殊な能力を持ち、その能力を駆使し魔女狩りをしているゴルダ。
二人で手を組み魔女狩りに赴くのだけれど。

まあ、一言で言っちゃうとそういうお話なんですが。

なんていうんだろうな。
もちろんストーリーも面白いのですが、バックボーンや設定が何しろ面白い。
そしてハジさんて画力がめちゃめちゃ高いので、戦闘シーンとか濡れ場とか、そういった場面場面の描き方がとても魅力で惹きつけられました。

タイトルの『Red Hood』と言い、人狼(オオカミ)といい、童話「赤ずきんちゃん」をベースにしているのは間違いないのだろうけれど、そこからこういうストーリーが紡ぎだせるってすごいよなあ、と感心しきり。

個人的にガチムチ受けってあまり好きではないので、ゴルダが受けってどうかなあと思いながら読みましたが、めちゃんこ可愛いです。ガチムチ受けに目覚めそうです。
性行為が治療行為の一環でしかなかったゴルダが、フェンと出会い恋に目覚めていく過程に激萌えしました。

でもさ、ワタクシは言いたい!
流石にでっかいオオカミに変身したフェンのtnkは入らないと思うんだなwww

フェンの母親を魔女(というかグール)に食い殺されてしまった過去とか。
ゴルダの孤独な過去とか。
魔女に連れ去れさられてしまった少女たちとか。
流血シーンはそれなりにあるしシリアスなストーリーに分類されると思うのだけれど、そこかしこに撒かれているギャグが良い感じに働きシリアスすぎず、でもギャグ過ぎないのも良かった。

最後の描き下ろしのゴルダさんの天然最強!のページに爆笑し、そして10年後のマジョゴロシーズの二人のビジュアルが!
めっちゃカッコよくて悶えた。

あと忘れちゃいけないテオ。
いい味出してます☆

この二人の「これから」をぜひ読んでみたい。
続編希望です。

2

バトル多め、雄っぱいたわわ、赤ずきんちゃん感マントのみ

相変わらず画力がハンパないです、ハジさん。
1ページ1ページの密度が高い!
濃い!激しい!ハジけるおっぱい!!狼デカい!!!!

タイトルまんま、童話「赤ずきん」をベースにしたお話。
ただし、赤ずきんちゃん要素は赤いマントくらいしか残ってません。中身は安定のハジけっぷりで突き進む本格バトルファンタジーです。
「狼×赤ずきんのBL描こう!」でなんでこんな話が出来上がるんだw(褒めてる)
ちなみに、赤ずきんちゃんで、バトル漫画で、狼と赤ずきんが結託してたら敵は一体誰なんだ?って話ですが、敵は魔女です。
あれ、赤ずきんちゃんに魔女って出てきたっけ?(・・?)

主人公の〔ゴルダ〕は「ウィッチハンター(魔女殺し)」の通り名を持つ赤いマント(と巨乳)が目印の男。
お相手〔フェン〕は赤い頭巾を被った化け物グール(食屍鬼/魔女の手下)に母親を食い殺された人狼(巨漢で巨根)。
森で出会った2人は、双方の標的が同じ「魔女」であることを知り、魔女打倒を掲げて協力し合あう仲に。
お供の悪魔や精霊や魔狼達を引き連れて、敵を倒しながら愛と絆を深めていく、というお話。
これまでのハジさんの作品は少年マンガ要素のあるBLって感じでしたが、今回は完全にバトルの方がメインになっています。
迫力ある画面のカッコイイこと!
色んなむっちりボディが画面狭しと暴れまくってます!

BがLする展開の方は、と言いますと、
フェンの体液を摂取するとゴルダの傷が治癒するってことで、
先に身体でラブはあとから、ウブ系男子と恋愛疎い系男子のもだもだじれじれラブストーリー。
あれ?文字で説明すると超王道BLっぽいね??
褐色、人外、モフモフ、巨根、ガチムチ、雄っぱい、陥没乳首と腐女子の大好きな王道要素も盛りだくさんで、ガチ獣姦(!)のオプションまで付いてます。

やー、読むたび思うけど唯一無二な作家様ですね。
文字で説明しづらい面白さがある。
独特のノリだったりセリフ回しだったりのハジ節が確立されすぎてて、なんかこう「待ってましたー!」的なお約束感が面白いというか。
それでいてこの画力なので、目も幸せ!(♡▽♡)

体液摂取=治療だって言うからエッチしまくるのかと思いましたが、意外とエロは少なめです。
その代わりに唾液を頻繁にあげていて、これが思いのほかエロス(//∇//)
ゴルダのギャップ反則!
途中で線が細めのイケメン(黒ゴルダ)に変身するのも反則!
十数年後のゴルダさん美人!
一方、大きい狼の身体で怪我を負ったゴルダに唾液あげたり血あげたり甲斐甲斐しく手当てしてるフェンは可愛いったらない。

読後に気になってさらっと狼の生態ググってみたら、あら?狼ってめっちゃスパダリじゃね?と狼萌えが一層高まりました。
そして何気にめちゃくちゃしっかり狼の特性を活かした人狼設定だったことを知って、ハジさんすげーと感心しております。
ということで、狼好きさんにもオススメの1冊。

3

本編もあとがきも面白かった~

期待していましたが、はるか斜め上、最高でした!

一冊まるまる表題作、ファンタジーで戦闘モノ、世界観は言わずもがなで、
髪型、衣装もセンス抜群、シリアスながらも笑いやほっこり要素しっかりの
ストーリー、さすがのハジさんです!

まず、表紙パッと見、ゴルダが受けなら神だと思ったら受けだった(/・ω・)/
基本無表情で、性的行為にも感情を伴わせない(後に理由判明)陥没乳首巨乳ゴルダと、人の話をあまり聞かないが情が深くまっすぐな人狼フェンが、徐々に心と身体を交わらせていきます。
とはいえ性的行為は当初から能力摂取行為として行うのですが、そこには気持ちはまだ伴っておらず。
最後の方は、フェンが激甘、ゴルダが激カワなのでもっとイチャイチャが見たかったなー。

人外が好みというわけではないですが、これはよかった(^^)
獣型、人型、どっちもえっちシーンありで、どっちもイイ(*'▽')
舌をチュウチュウするのが、とってもえっちです。

ストーリー全体としては重い内容なのですが、脇のキャラ達や絶妙な笑いがバランス良くて、何よりキャラの心情や背景が丁寧に描かれているところがまさしくハジさん色満載!とっても面白かったです(*^^)
欲を言えば、二人のイチャイチャが物足りない・・もっと見たかった!
旅を続ける形で終わるので、旅の続きも見てみたいなー

10

とっても強い赤ずきんちゃん♪

童話の赤ずきんちゃんをモチーフに
少年誌のようなバトル漫画できっちりBL+゚。*(*´∀`*)*。゚+

読み始めはバトル色強くて、BL薄め…?と思ったのですが
グイグイ引き込まれた時にはBLの園なって萌えたーーーヾ(*´∀`*)ノ
さすがハジさん。押さえるとこは押さえてます♪

ちょこーっと残念だったのが、エッチがフェードアウト多し(´・ω・)
邪魔が入ったり敵地で時間なかったり獣姦で物理的なモノだったり。
じっくり見たかったなぁ…。

まぁその分キスがエロかったですけどね!!!
攻めが大型獣化して時に、デッカい舌で弄ってて、
小さい口でチュウチュウしてる受けがエロかった!!!
人型も獣型も両方楽しめました( ´艸`) むふ


魔女殺しの旅路ーー。
ウブな人狼×百戦錬磨な赤ずきんちゃん受けです(﹡´◡`﹡ )

魔女殺しの依頼を受け森に入った受けは人狼と出会います。
突然襲いかかる人狼の言葉に誤解があると気付いた受けが戦いを止め、経緯を聞くと、人狼の親を殺した憎い赤ずきんが居るといいます。標的が同じと知り、一緒に魔女を倒しに向かうお話です。


人狼は2足歩行の獣化します。
通常で人間の倍、MAX時で3倍ぐらいの大きさ。すごくデッカい。
(それで獣姦ありの驚きw人外好きには堪らんくて萌えます///)

赤ずきんちゃんはすごく強い。
人狼より余裕で強い。
ガチムチ体系なので、パイオツデカイ(ФωФ)
そして髪の毛は編み込みv可愛いv

設定を見るだけでも、
ハジさんの萌えをギッチリ詰め込んで楽しんで描いたんだろうなぁというのが伝わります♪

受けには体液摂取で相手の能力を使えるという不思議な力が。。。
人狼の能力は【回復・治癒力】…ということは!

ええ、もう、これ最高でして。
怪我をするたびに体液摂取のためにチュッチュしてるんですっ(///Д///)
そして、体液の効果は【唾液<血液<精液】
早い治癒を欲する時はエッチが一番という美味設定♪

そういった行為に対して、
受けはあくまで「治癒のためでそれ以外の意味はないでしょ?」とあっけらかん。
対して人狼は「キスにもセックスにも意味がある」と受けの淡白さにショック。
この気持ちのすれ違いが大変萌えました。

物語が進むにつれ、受けは能力を得るのに引き換えにしたモノの大きさや、なぜに淡白になってしまったのか…という理由が明らかになり、切なかったです。。。
表には出さないけれど受けが抱えてたものは計り知れなかったな(´•̥ ω •̥` )

人狼も悲しい過去を持っていますが、狼の群れに拾われてめいっぱい愛情を貰ってたんでしょうね。
仲間を大切にする感情や人を好きになる感情は真っ直ぐで、心根がとても優しい。
そんな人狼の愛情に触れ、淡白だった受けが少しずつ感情を取り戻すのがすごく良かった!!!

後半に進むにつれ受けはどんどん可愛くなり、人狼はデレ大放出。
ニヤニヤしながら楽しめました(∩´///`∩)
面白かったー!!!

脇キャラもとてもいい味出してます。
受けには守護精霊と契約悪魔がいるのですが、
立ち位置が全く違うので意見の相違が多々あるのに仲間っぽさもあってほのぼの。
人狼を慕う狼のテオがアホ可愛くて和み役です。
テオのアホ可愛さには癒されました(﹡´◡`﹡ )

ハジさんの世界観で童話シリーズ良いですね!
第2弾で違う童話ver.も読んでみたいなーと思いました。

【追記】
とっても重要なことを書き忘れてました。
受けのガチムチ赤ずきんちゃんは陥没乳首です*。゚+
吸い出しありますw

3

何だこれすげー楽しい。

読み終わった瞬間、そう呟いていました(夜中テンションだったことは否定しません)。シリアスとアホエロの狭間の紙一重のところを漂う、ある意味奇跡的なバランスの作品。いやもう、いろいろ盛りすぎでしょ(笑)。楽しかったからなんでもいいけど(笑)!たぶんこの妙な面白さは、あらすじでは伝わらないと思います。

毎度のことながら、ハジさん作品の真髄は、全体のストーリーではなくデティールにあるな、と思います。ストーリーラインという枠組みの中に、そこから予想されるものとはどことなく違うものが目一杯詰め込まれている感じなんですよね……。話は、というか設定は、どシリアスでめちゃくちゃ重いはずなんですが、全編に漂うこのアホエロ感は、一体どうしたことでしょうか……。純情×無感情天然、えらいことになってます。萌えはもちろんあるのですが、それ以上に、BL的な意味じゃないツッコミ、必要!

そういう意味では、攻めも頑張ってますけど、今回もサブキャラたちが実にいい仕事しています。そばかすお下げと爆乳熟女の女性陣2人組と、狼3人衆(特に駄狼1匹)が、引っかきまわすだけ引っかき回しーの、的確なツッコミを入れーの、ツッコミどころ更に増やしーの、馬に蹴られないようとっとと避難しーの、といったことを主にしています。しかし今回は、受けもアレなのでおっぱい要員通常比2倍ですね。「パイオツカイデー」という単語がこんなに出てくるBLは、きっと後にも先にもこれしかあるまい……(笑)。

あらすじに書いてあるので書いてしまいますが、人狼攻め、赤ずきん(笑)受けです。そうです、表紙向かって右の彼です、赤ずきん。巨乳の天然赤ずきん、すごいです。攻めにはゴリラ呼ばわりされていますが、しれっと三つ編みカチューシャだったりさりげなく谷間アピールしてたりして、割に女子力高いです(笑)。

そこはかとなくヒロイン感漂う線が細めの攻めと、なんとなくスパダリ感漂うガチムチ受けというこのとんでもない組み合わせは好き嫌いが分かれそうですが、私はツボでした。というか、設定萌えとは何か違うものが、そこにはある。いや、逆体格差も、攻めが獣化したら解消するんですけども、それはそれで地雷の方がいそうな気配。作中、獣化時のキスシーン(えちシーンも)が複数回出てきますが、これがめちゃエロい。冒頭にも書きましたが、何だかいろいろ盛りすぎでお腹いっぱい、ご馳走さまでした。

11

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