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nikurashii kare
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
いやもう清居が可哀想だよーと何度思ったことか。
平良の無自覚俺様っぷりに清居可哀想やんとヤキモキしましたーでもこの2人だからこそそこが面白くもあって、とにかく面白かったです。
そして野口さん、いいですねー平良と野口さんの関係も大好きです
待望の美しい彼の2巻目、楽しみにしてました。
個人的、各項目5段階で
もどかしい 3
俺様 3
エロ 2
な感じだと思います。
前作に引き続き、平良くん×清居くんのカプです。
紆余曲折を経て、恋人同士となった平良くんと清居くん。だけどやっぱりすれ違い、というか変なところで上手くいかなくて、もどかしかったですね。前作の「美しい彼」は清居くんのことでしょうが、今作の「憎らしい彼」は清居くんから平良くんへの想いでしょうね。
2人の仲や関係性もですが、今作は特に、俳優として仕事を熟す清居くんとカメラマンとしてのビジョンがモチベーションに戸惑う平良くんのお仕事や将来についての要素が多かったり、脇役キャラも絡んできての芸能人とファンの距離感や無関係な人達の誹謗中傷など、読む人によって色々と刺さる描写が違ってくるのかなと思いました。
それとは別で、清居くん視点での解読困難な平良くんのある意味俺様な脳内や独自の帝国など、なかなかにもどかしい距離感と何だかんだ平良くんのことが好きな、清居くんの想いに切なさも相俟って、少し心苦しくもなりました。好きな相手からの、別れる前提の将来を見据えられてたり、両親と関わることはない、なんて言われたら…そりゃないよ、俺様平良くん。
相変わらず、言わずもがなの平良くんと清居くんの心理描写とそれぞれが抱える想いや葛藤。置かれている状況や周囲の環境など、読者すらも考えさせられる物語りの展開なので、是非とも読んでほしいです。
ついこないだ、美しい彼のドラマ第2期を観て、続きどんなんだっけ?とすごく気になり「憎らしい彼」を今しがた読み返したところです。
初めて読んだのは2年くらい前だったかな。レビューしてなかったのでこのタイミングとなりました。
再読なのでストーリーは知ってるはずなのに、新たに読んだときのように読み入ってしまいました。そして、クライマックスのシリアスシーンも涙してしまいました。
平良の頭のネジがぶっ飛んでるとこや清居の乙女的な思考、脇役の面々の濃い〜存在感に、時にクスッと誘う笑いのスパイス……何年経とうが色褪せなく、読み返しても初読みのような気持ちを湧き上がらせてくれました。
あまりにも面白く楽しいので、私の鼻の下もデレっと伸びっぱなしでグフフと笑っちゃう。
こんな私も平良に劣らず十分キモい部類に属しているようです(笑)
平良の清居に関わる思考はある意味哲学的で、彼の言葉にはブレない一貫性と惹きつけるパワーがありますね。
キモくとも「清居」という絶大な信仰対象があれば、それくらいの考えは普通かもですね。清居を始め周囲はドン引きだけど、私はクククッと笑ってしまいました。
それでこそ清居教の平良教祖。
この「憎らしい彼」は、平良の進むべき道が示された大きな意味のある巻でした。
写真を趣味じゃなく仕事にすると決まった平良の今後の行動が以降とても気になります。奇跡的に関わりの近い職種になったことが2人の結びつきを強くさせそうです。
平良は清居を美しく撮れるようにカメラマンとしてがむしゃらに努力していくだろうし、清居も平良に撮られるに相応しい俳優になるため頑張っていくのだと想像できました。お互いの存在がいい刺激で目標になってるところが、唯一無二の関係なんだなと感じざるを得ませんでした。
タイトルは「憎らしい彼」なのに、読み終えてみれば清居の平良への愛情が濃く深い…まるで「愛しい彼」だと訴えているようでした。
清居の平良大好きが溢れていて、美しい恋人からのラブレターみたいな一冊に、最後の最後まで2人の愛に満たされ幸せな気持ちです。
前作「美しい彼」はあまりの面白さに瞬足で読み終えました。そしてこちらも速攻で読み終わりました。はっきり言って面白い。「美しい彼シリーズは巻を追うごとに面白くなる」と聞き、本当にそうなのだろうか…と半信半疑で読み進めましたが、まさにその通りでした。前作より最高でした。
平良と清居が同棲を始めましたね。いや〜平良が良い奥様になっております。実家では全くしていなかったとは思えないくらい、完璧に家事をこなしていてすごいです。私も見習いたい。清居が芸能と大学を両立させるために生活を支え、キングを一途に思う平良、素晴らしいです。
それなのに「不審くん」とあだ名をつけられて、清居や関係者、ファンから気持ち悪がられてるの、なんか可哀想になってきましたよ笑
それと、平良と清居ってまだ大学生だよな…。お互い仕事も大学も両立してるってすごいわ。性格は全く違うけど、なんだか大人びていて自立している感じがします。それは2人の愛がそうさせているのかもしれませんが…。もちろんまだまだ若くて幼いところの方が多いですけどね。
私が一番好きなのは、後半で清居が安奈のファンに襲われるシーンです。清居のピンチを聞きつけ、すぐに命懸けで助けにきてくれる平良がカッコ良すぎる。そして鼻血と涙と鼻水でぐちゃぐちゃになりながらも平良に縋る清居が逆に綺麗で、2人の愛の美しさが眩しかったです。でもハラハラしたシーンでしたね。
そして、愛を確かめ合うかのようなエッチシーン。病院から抜け出すって、なんだかスリルがあって良いですね。鏡越しでお互いの体を見ながらエッチ、良いですね。変態おばさんは興奮しながら読みましたよ。こんなおかしなアラサーに読まれているなんて、2人は思ってないでしょうね。
とにかく素晴らしかった。語彙力に乏しく大変申し訳ありませんが、この言葉につきます。平良と清居がもっと幸せになりますように。そしてこのような素敵な作品を生み出して下さった凪良先生、本当にありがとうございます。
『美しい彼』の続編です。
今回も全編通して平良がいい感じに気持ち悪かったです。
ネガティブになるのはわかるけど、ここまでネガディブが突き抜けると
謎の尊敬心をもって平良を見てしまいます。
そんなどうしようもなくネガティブな平良のことが
どうしようもなく好きな清居。
これがまたいいんですよね。
普段のツンツンキングの清居と、エッチの時の清居のギャップが凄すぎてもう…!
それは平良にも言えるんですけど、ギャップが凄い…!!!!!
キングが完全に陥落したところを見れて大変満足でした(*´▽`*)
続きも読むのがすごく楽しみです♪
一言で表すならキングがキングでありながら、一兵卒に完全に振り回されて陥落するお話です…(違う)。
1巻の美しい彼でも散々キングである清居を振り回してあろうことが告白までさせちゃった平良ですが、この2巻でも完全に清居を手玉に取っちゃったな〜、しかも無自覚に!という、凪良先生にしか書けないんじゃないかという、素晴らしい展開でした。
ついに芸能活動が本格化してきた清居の彼氏なのに、清居の追っかけをし続ける相変わらず謎でキモい平良。でも、芸能事務所にもファンの巨塔と言われるほど、ファンとしての一線をしっかり守りつつ、でも私生活では家事を完璧にこなし、清居を完璧に支えていて、平良のプロ彼氏感がすごく増してたなって感動を覚えました。もちろんそんなキャラじゃないんだけど、SNSで清居の私生活を晒すことも匂わせることもしなければ、家では抱き合っていたとしても一歩家から出たらファンとしての節度ある行動(不審くんですが)!これ、完璧にプロ彼氏ですよね?
ここまで尽くされたら、そりゃキングだって陥落しちゃうよな〜ってニヤニヤしながら読んでしまいました。
そして、1巻のときより清居の心情をより描写されているからでしょうが、清居がより人間臭くなったというか、一方で平良はネガティブオレサマ帝国の王により近付いてる感じがするのも面白かったですね。たしかにここまで来ると最強の俺様。交わりそうでなかなか交わらない、交わらなさそうでより絆を深める、確実に1巻よりパワーアップした2人が拝めて幸せでした。
もどかしい!!!!くっついてるのに!相思相愛なのに!なんでこんなにもどかしいの!!
キングなキヨイくんが、ヒラの前ではぐずぐずになっちゃうところが本当に萌えます。プライド高い受が欲しくてたまらなくなって、自分から折れて、請うように攻に求めるシーンが!たまらなく好き!
1巻ではヒラくんが気持ち悪い、というかナヨっとしているのが気になって神はつけませんでしたが、、この本、ページを捲る手が止まりませんね…!これを神と言わずしてなんと言うか!
正直、小説ってちょっと読むの面倒だな、と思っていたんですが(遥か昔は小説ばかり読んでいたけど)『美しい彼』を読み始めてから、自分の好きなように情景を想像できるって無敵だなあ、と。そして、挿絵の有り難み!!紙で読んでいた頃は挿絵のページだけ先に見てしまう派だったんですが、電子ではそれができず(できるのかな?)、不意に現れる挿絵が本当に尊い…!
3巻、勿体無いですが早く読みたい。ドラマも、もう終わりなんて悲しすぎるけど早く観たい。素晴らしい作品です。
こちらも再読です。
発売当時に評価ボタンを押していたのですが、どうして萌2にしていたのか悔しいです。
プロローグが前作の電子限定描き下ろしSSの「Chestnut」の清居視点という感じでした。
そして「神さまのミスジャッジ」が、二人の同棲までのあれやこれやが書いてありました。
実家に戻らないで友達と暮らすと告白した時の両親の喜びから母親の戸惑いまで、清居を褒められたことからスイッチが入ってしまった平良がイタくてキモくて流石でした。
そして平良のネガティブ俺様帝国に振り回される清居が気の毒で可哀想でした。
でも格好良いバージョンの平良を社長に褒められて、スカウトを阻止する清居がとても可愛いんです。
この章で平良の運命の師匠となる野口との出会いがあるのですが、二人のやり取りに爆笑してしまいます。
そして「憎らしい彼」では一転して清居視点のお話になります。清居視点で野口との出会い後の平良の動向が分かるのが面白いです。
「憎らしい彼」っていうタイトルが、このお話の内容を一言で表してピッタリでした。
安奈のスキャンダルでの平良の彼氏力にビックリで、平良の新たな魅力にヤラれた清一緒が微笑ましかったです。
思わぬ平良の両親との対面などクスッと笑える面も多くて、ファンには堪らない一冊でした。
でも清居と平良のラブ度は高くなってると思いました。恋人同士ですもんね。
「エピローグ」は再び平良視点で、ここで平良のカメラマンへの道が定まったのもあり、清居の新たなチャンスを掴んだと知れて、短いながらも読み応え充分でした。
そして、ここで一気に野口ファンになりました。
早く4巻でないかなと思ってます。泣
美しい彼シリーズは先日出た番外編も合わせて計4作出てますが、私は1作目の美しい彼と憎らしい彼がダントツ&同じぐらい好きです。
美しい彼での平良の行動って後半の清居目線ではただただ意味がわからないように思えたんですが、今作は意味がわからない+ちょっと面白いので、美しい彼よりいい意味でライトに読めます。美しい彼は最初の平良視点で平良の世界観にグッと引き込まれるので、良くも悪くも読むのに体力使うタイプの作品です。2作目も体力使う系だとどう頑張っても1作目のインパクトには勝てないので、このテイストで大正解だと思います。さすが凪良先生。
ライトといっても話は全くもってライトではなく、特に終盤はまあまあお腹いっぱい展開です。平良の清居に対する愛とその愛を前にしたらもう敵わない清居にグッときます…幸せになってねきみたち…
それにしても平良と清居という魅力的なキャラクターを考案し、そして平良の独特の気持ち悪さをここまで表現できる凪良先生って何者なんでしょう…平良はもちろんネガティブなんだけど、"どんより"していなくて、でも暗い。そのギリギリを攻められる文才が恐ろしいし、一般文芸で本屋大賞とられたのも納得です。
とにかく素晴らしいので迷ったら読んでくださいぜひ。
CD発売前に読み返し、CD聞きながらページをめくりました。
たまらなくかわいくて愛しい2人です。
受け様の若手俳優清居と、攻め様の大学生でカメラマンの元でバイトを始めた平良。
前作でようやく恋人同時になったのに、相変わらずな2人。
家に帰ったら暗い部屋で、彼氏が丸まって何やらブツブツ呟いてたら、マジで怖い。
でも、きっと今までもこんな平良と幾度となく遭遇してきたんでしょうねぇ、清居は。
煌めく星、絶対的存在として清居を崇め奉って、恋人となった今でもファンである事を大事に死守している平良。
『ネガティブ・オレ・サマ帝国』とはよく言ったものだと拍手です。
ニュースタイルな関白宣言とか、凡人の私には思い付きもしない思考回路。
こんな素晴らしくきもうざな平良を世に送り出して下さった凪良先生、凄いです。
ありがとうございます。
そしてそんな平良に振り回され、ジレンマを抱えて地団駄を踏む清居。
ホントよね…
仕事ではバッサリな強いメンタルでいけるのに、恋愛面では本当に普通の男の子でかわいいわ〜(*^^*)
平良、キングな清居しか見ないなんてもったいないよ!
こんなかわいい清居を気付こうとしないなんて、もったいない!!( ´△`)
同じ事務所の女優との熱愛報道に巻き込まれて、信奉的ファンに清居が拉致された時。
清居を助けるため乗り込んできた平良が、清居をどなりつけて逃がそうとするシーンが大好きです。
そして倒れた平良に泣いてすがる清居も。
必死な2人の姿にキュンが限界突破ですσ(≧ω≦*)
やっと変わっていかねばならないこれからを見据え始めた平良。
それでも、静かに今の幸せにたゆたっているラスト、とてもじんわりしみました。